【毎日王冠2024追い切り評価／全頭診断】実力上位の〝アノ馬〟にトップ評価「Ｓ」

2024年10月4日

毎日王冠2024追い切り評価／全頭診断になります。
当記事では毎日王冠の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

10月2日の馬場状態

美浦
この日の美浦ウッドは良馬場でした。
1番時計はフォワードアゲンが出した6F78秒3です。
全体的に時計は出ていました。

栗東
この日の栗東も坂路、ウッドともに良馬場です。
坂路の1番時計はジャスパーディビネが記録した4F49秒0で、時計は出ています。
ウッドの1番時計はドウジギリとミスティックロアが出した6F77秒4でここ数週間の中でも特に時計は出ています。

目次（読みたい項目をタップ）

毎日王冠2024追い切り評価／全頭診断コメント

毎日王冠2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からＳ→Ａ→Ｂ→Ｃ→Ｄ→Ｅ(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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エアファンディタ

エアファンディタ　10月2日(水)　評価Ｃ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			53.8	38.9	12.6	一杯
1週前	栗東坂路(良)			56.8	40.9	12.8	馬なり
前走最終	栗東CW(良)	85.4	71.0	56.1	39.9	11.6	強め

久々に勝利を手にしたエアファンディタは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して一杯に追われて全体時計53秒8-上がり1F12秒6の時計で登坂しています。

1週前の25日には栗東坂路でノヴァエスペランサ(牡2、新馬)と併せ、このときも助手が騎乗して僚馬を3～4馬身後方から追走し、全体時計56秒8-上がり1F12秒8の時計を記録しましたが、半馬身遅れてしまいました。
※僚馬：りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)

馬なりということもあって馬場の真ん中から淡々としたステップで登坂しています。

9月に開催された京成杯オータムハンデ(G3)を叩いたこともあって、まっすぐ登坂できている点は悪くありません。

ただ、馬なりとはいえ併せ馬を置いて4F56秒8はかなり遅いです。

馬なりだったことを考慮してももう少し時計は出て欲しかったです。

最終追い切りは一杯に追っていましたが、1週前同様そこまで大きな変化はありません。

鞭が入って脚の回転は速くなっていましたが、道中モタれる箇所もあり、いい動きではありませんでした。

一杯に追った割に全体時計53秒8も目立ちませんし、もともと坂路で時計を出すタイプではないにしても、高ポイントはそこまでありません。

前走京成杯オータムハンデ同様、あまり好仕上がりとは言い難いです。

エルトンバローズ

エルトンバローズ　10月2日(水)　評価Ｓ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			52.9	38.0	11.9	馬なり
前走最終	栗東坂路(稍重)			55.3	39.9	11.8	馬なり

昨年の毎日王冠の勝ち馬エルトンバローズは栗東坂路で単走を行いました。

主戦の西村騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F52秒9-上がり1F11秒9の時計でまとめています。

前走中京記念から2カ月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは9月中旬から再開し、坂路で12本、ウッドで2本の時計を記録しています。

なお、映像はありませんが1週前の25日は栗東ウッドでプラーヴィ(牡4、3勝クラス)と併せています。

このときも西村騎手が騎乗し、馬場の外目から僚馬を5馬身追走する形で一杯に追われて6F79秒7-上がり1F11秒1の好時計で僚馬に3馬身先着していました。

1週前に強く追ったため、最終追い切りはソフトな調整でしたが、終始左手前ながらも前方に集中しながら力強い動きができています。

首を上手に使った走り方はいつものエルトンバローズの走りでした。

前駆の筋肉量も豊富ですし、成長性が伺えるのもポイントが高いです。

少し尻割れしていますが、昨年の毎日王冠でも見られたので、そこまで気にしなくても良いでしょう。

1週前は自己2番目に速い時計を記録しており調子を上げていますし、西村騎手が2週続けて追い切りに騎乗しているのも好感が持てました。

叩きの一戦かもしれませんが、昨年以上の出来栄えでしたので連覇にも期待できそうです。

オフトレイル

オフトレイル　10月2日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			53.5	38.8	12.2	末強め
前走最終	栗東坂路(稍重)			54.6	39.2	12.2	馬なり

ラジオNIKKEI賞(G3)を制した3歳馬のオフトレイルは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して末強めに追い、全体時計53秒5-上がり1F12秒2の時計で走破しています。

中間追い切りは8月下旬から再開し、坂路で23本、ウッドで1本と、念入りな調整が行われています。

なお、映像はありませんが1週前の25日は栗東ウッドで単走、外ラチ沿いから一杯に追って6F81秒4-上がり1F11秒6、自己2番目に速い時計を記録しています。

1週前に思いっきり追いましたが、最終追い切りも末強めで終い重視の追い切りを行いました。

しかしながら、今回オフトレイルの追い切り映像はJRAレーシングビュアーに公開されておらず、肝心の動きは確認できませんでした。

そのため、限られた情報でしか評価できませんが、時計に関しては1週前に自己2番目に速い時計を残していたのは良いでしょう。

最終追い切りに関しても、自己3番目に速い時計を出しています。

中間は坂路で本数を重ねたことで、調子を上げてきてそうで、久々でも力を発揮できそうです。

カラテ

カラテ　10月2日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			52.6	38.5	12.6	馬なり
1週前	栗東坂路(良)			52.3	38.0	12.4	馬なり
前走最終	栗東坂路(稍重)			53.6	38.2	12.0	一杯

最年長のカラテは栗東坂路でラインオブソウル(牡5、オープン)と併せ馬を行いました。

助手が騎乗して馬なりで僚馬を半馬身追走し、全体時計52秒6-上がり1F12秒6の時計で1馬身先着しています。

1週前の25日には栗東坂路でスマートルシーダ(牡6、2勝クラス)と併せました。

このときは松若騎手が追い切りに騎乗(レース当日は杉原騎手が騎乗)し、馬なりで追って全体時計52秒3-上がり1F12秒4の時計で半馬身先着しています。

久々の追い切りでしたが、馬場の外目から歩様の大きな動きで追うことができ、脚取りは軽いですね。

少しモタれる場所もありましたが、これまで実戦経験が豊富ということもあって、この馬らしい動きができていました。

ただ、最終追い切りは少し頭を横にする場面もあります。

大きな馬体を駆使した走りは健在でしたが、少し集中に欠いているように見えました。

1週前はそのような場面はなかったので、たまたまかもしれませんが、少しかかり気味な点はマイナスです。

もっとも、終いは2F12秒5-1F12秒6で脚を維持しながら併入しており、カラテらしい動きができています。

まずまずの仕上がりといえるでしょう。

シックスペンス

シックスペンス　10月2日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)		64.3	50.3	36.4	11.6	馬なり
前走最終	美浦坂路(良)			52.2	37.7	12.1	馬なり

今年のスプリングステークス(G2)を制したシックスペンスは美浦のウッドチップコースでノットファウンド(牝4、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の3分どころから馬なりで僚馬を1馬身半追走し、5F64秒3-上がり1F11秒6の時計で同時併入しています。

5月下旬に開催された日本ダービー(G1)以来、実に4か月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは9月に入ってから再開し、坂路で12本、ウッドで6本の時計を記録しています。

今回は久々のレースで新馬戦以来となるウッドで最終追い切りを行いました。

道中は僚馬の内目から頭をやや低くしながら動きくことができ、直線入ってからもスムーズに手前を替えてきびきびとした内容で走破しました。

自己2番目に速い時計で追うことができていますし、久々にしては動けています。

しかしながら、前走ダービーの1週前追い切りが今回と同じく美浦ウッドで馬場の3分どころから併せ馬をおいて調整し、5F63秒8-上がり1F11秒3だったので、このときと比較すると全体時計、終い時計ともに劣っています。

直近3戦と違ってウッドで最終追い切りを行ったことで、どのような結果になるか分かりませんが、前走ダービーの時と比較すると少し物足りない仕上がりでした。

シルトホルン

シルトホルン　10月2日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)	83.9	68.0	52.9	38.0	11.2	馬なり
前走最終	美浦南W(良)	80.9	65.5	50.7	36.4	11.3	G前仕掛け

今年のエプソムカップ(G3)で3着入りしたシルトホルンは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

今回初コンビを組む津村騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追って6F83秒9-上がり1F11秒2の時計で終いが伸びていました。

中間追い切りは9月中旬から再開し、坂路で13本、ウッド4本の時計を記録していました。

なお、25日と29日は美浦ウッドで併せ馬を置き、どちらも馬なりでソフトな調整が行われています。

最終追い切りは単走で引き続き馬なりでしたが、ほかの馬の外目から立ち回りつつ、直線入りの段階で手前を替えてからは脚の回転を一気に引き上げて、終い1F11秒2の好時計で走破しています。

前脚を大きく伸ばしながら、ウッドを掻き込むような走りが印象深く、久々でも動けていました。

シルトホルンはもともとウッドで終いの時計を出すタイプでしたが、今回は馬なりで1F11秒2の好時計をだし、しかも追っているときの動きも良かったです。

なかなかいい仕上がりといえるでしょう。

ダノンエアズロック

ダノンエアズロック　10月2日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)	82.4	65.5	50.2	35.0	11.2	G前仕掛け
前走最終	美浦南W(良)	82.0	66.1	51.1	36.3	11.4	馬なり

今年のプリンシパルステークス(L)を制したダノンエアズロックは美浦ウッドチップコースでルコルセール(牡6、オープン)とカフェクロニクル(牡5、1勝クラス)と3頭併併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中からルコルセールを5～6馬身追走する形でゴール前にて仕掛けられ、6F82秒4-上がり1F11秒2の時計で同比併入しています。

中間追い切りは9月半ばごろから再開し、坂路で8本、ウッドで3本の時計を記録しています。

なお、映像はありませんが1週前の25日には美浦ウッドで土曜日に開催されるサウジアラビアロイヤルカップ(G3)に出走登録しているヒシアマン(牡2、1勝クラス)と併せており、このときは馬場の3分どころから強めに追って5F64秒9-上がり1F11秒2の時計で走破していました。

最終追い切りも1週前追い切り同様強めに追っていましたが、コーナーワークから回転の速い脚さばきで追うことができています。

立ち回りも器用ですし、直線で手前を替えてからも持続力のある脚質でゴールすることができました。

強く追ったとはいえ、終い2F11秒1-1F11秒2でまとめているのは良いでしょう。

2週続けて終いの伸びを見せていましたし、かつての骨折の影響はなさそうで、開幕週の東京コースともかみ合いそうでした。

いい状態でレースに挑めそうです。

トップナイフ

トップナイフ　10月2日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(良)	84.6	68.7	53.0	37.1	11.5	馬なり
前走最終	札幌芝(重)		64.2	49.7	35.6	11.9	G前仕掛け

G2レースで2着が4回のトップナイフは栗東のウッドチップコースでマテンロウサン(牡2、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を2～3馬身追走し、6F84秒6-上がり1F11秒5の時計を出しましたがアタマ差遅れています。

中間は9月10日から再開し、坂路、ウッドともに11本と、バランスよく乗り込んでいます。

なお、映像はありませんが1週前の25日には栗東ウッドで単走を行い、馬場の外目から一杯に追って6F81秒3-上がり1F11秒8の時計で負荷を掛けています。

最終追い切りは併せ馬を置いて軽い調整を行いましたが、1週前に負荷を掛けたこともあって馬体は締まっていましたし、推進力のある動きで淡々と動けています。

直線に入ってからも脚色衰えることなく綺麗なフォームで追うことができていました。

トモの張りも良かったですし、終いも2F11秒5-1F11秒5で持続性のある走りができたのは好印象です。

開幕週の東京競馬場がトップナイフの脚質に合うかは分かりませんが、追い切り自体は良かったです。

ニシノスーベニア

ニシノスーベニア　10月2日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)	80.4	64.3	50.5	36.6	11.7	馬なり
前走最終	美浦坂路(良)			53.7	37.8	12.1	馬なり

今年のエプソムカップ(G3)で2着入りしたニシノスーベニアは美浦ウッドで単走を行いました。

レースでコンビを組む大野騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで追われて6F80秒4-上がり1F11秒7の自己ベストでゴールしています。

今回は4か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは坂路、ウッドともに3本ずつと控えめです。

なお、映像はありませんが25日には美浦ウッドで馬場の3分どころからゴール前で仕掛けられて6F82秒2-1F11秒3の時計を出していました。

最終追い切りは軽めの調整でしたが、1週前の負荷を掛けた影響もあって道中跳ぶような走りを見せています。

序盤から力強い動きを見せていて、気持ちも乗っていました。

ただ、コーナーから直線までの間は気持ちが全面的に乗りすぎているのか、やや荒々しい騎乗で、少し力みも感じられます。

もっとも、直線に入って手前を替えてからは落ち着きを取り戻しつつも、力いっぱい動けているので悪くはないでしょう。

ウッドの最終追い切りは昨年の紅葉ステークス(3勝クラス)以来で、この選択が吉と出るか分かりませんが、追い切り自体は活気があったので久々でも力いっぱい動けそうでした。

ノースザワールド　※取消

ノースザワールド　10月2日(水)　評価Ｃ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦坂路(良)			52.8	38.5	12.4	馬なり
1週前	美浦坂路(良)			54.6	40.1	12.4	馬なり
前走最終	美浦南W(稍重)	80.9	65.1	50.2	36.4	11.6	馬なり

ノースザワールドは美浦坂路でラックスアットゼア(牝4、3勝クラス)と併せました。

田辺騎手が追い切りに騎乗(レース当日の騎乗騎手は水曜日の時点で未定)し、馬なりで僚馬を4馬身追走し、全体時計52秒8-上がり1F12秒4の時計で同時併入しています。

1週前の25日にも美浦坂路でフルオール(牡5、3勝クラス)と併せました。

このときは助手が騎乗し、馬なりで僚馬を3馬身追走し、全体時計54秒6-上がり1F12秒4の時計で同時併入しています。

僚馬の左側から追い切りを行いましたが、ピッチの利いた走りで登坂しているものの、頭が高くて僚馬のほうを向きながらの追い切りで、前方に集中できていません。

四肢にも力強さが感じられず、あまりレースに向けての良化は感じられませんでした。

最終追い切りも併せ馬を置いて坂路で軽い調整が行われましたが、1週前より時計は出しており、少しはましになりました。

ただ、本選に入る際は頭を横に降る場面もあったので、気性面が気になるところです。

直線に入ってしばらくしてからは前方を意識しながら僚馬を突き放すような動きを見せていたので1週前より良くなったものの、本調子と比較すると物足りない追い切りでした。

ホウオウビスケッツ

ホウオウビスケッツ　10月2日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(良)	82.3	65.4	51.1	36.9	11.2	馬なり
前走最終	函館W(稍重)		67.0	52.1	38.5	12.4	G前仕掛け

今年の函館記念(G3)を制したホウオウビスケッツは美浦のウッドチップコースでリュケイオン(牡3、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を2～3馬身追走し、6F82秒3-上がり1F11秒2の時計で僚馬に半馬身先着しています。

8月の下旬には美浦トレセンに帰厩しており、中間追い切りは坂路で20本(すべてキャンター)、ウッドで9本との時計を記録していました。

最終追い切りは僚馬を置いて調整されましたが、コーナーワークでは首を器用に使いながら、リズムよく動けています。

直線に入って手前を替えてからも四肢を長く活かして終い1F11秒2の好時計でまとめることができました。

ホウオウビスケッツは逃げ～先行競馬が得意な馬ですが、ウッドでは意外と終い時計も出しています。

今回は馬場の外目から馬なりで好時計を記録しているように、北海道からの輸送も問題なさそうでした。

僚馬と比較しても馬体は引きしまっていて充実していましたし、なかなかの好状態でレースに挑めそうです。

マテンロウスカイ

マテンロウスカイ　10月2日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			53.2	38.5	12.7	末強め
1週前	栗東CW(良)	⑦95.7	65.9	52.1	38.3	12.7	馬なり
前走最終	海外出走

今年の中山記念(G2)を制したマテンロウスカイは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して末強めに追い、全体時計53秒2-上がり1F12秒7の時計で登坂しています。

1週前の25日には栗東ウッドで単走を行っていました。

このときも助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで7F95秒7-上がり1F12秒7でまとめていました。

マテンロウスカイはこれまで坂路に特化した追い切りを行っていましたが、今回は2年ぶりにウッドで調整を行いました。

1週前の追い切りは久々のウッドでしたが、ほぼ外ラチ沿いからこの馬なりに追うことができています。

ただ、舌を出しながらの追い切りでしたし、終いの伸びも1F12秒7と目立ちませんでした。

慣れないコースだったのも影響しているかもしれませんが、そこまで良化している感じはありません。

最終追い切りはいつものように坂路で調整しましたが、ここでは外ラチ沿いから首を大きく動かしながらも力のある脚色で登坂できました。

1週前のウッド追いよりもいい動きです。

ただ、末強めに追われた割に終いは12秒7と目立ちませんでした。

もしかしたら海外帰り＋休み明けの影響が残っているかもしれません。

現状も悪くありませんが、一回叩いたほうが良化するかもしれないです。

ヤマニンサルバム

ヤマニンサルバム　10月2日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			51.2	37.1	12.3	一杯
前走最終	栗東坂路(稍重)			51.8	37.4	12.2	馬なり

重賞2勝馬のヤマニンサルバムは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して一杯に追われ、全体時計51秒2-上がり1F12秒3の自己ベストで登坂しています。

今回は約5か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは坂路で10本、ウッドで2本を記録していました。

なお、映像はありませんが、20日には坂路で一杯に追い、26日はウッドで外ラチ沿いから叩き一杯に追って6F80秒0の自己ベストを記録しています。

最終追い切りも引き続き一杯に追っていますが、馬場の真ん中からフルスロットルで追い、力いっぱい脚色を見せています。

少し大柄な助手が騎乗していましたが、一杯とはいえこの条件下で自己ベストを記録できたのは良いでしょう。

中間も目いっぱい追って、26日には外ラチ沿いから立ち回って自己ベストを記録しており、まるでこの毎日王冠をメイチに調整しているようにも見えました。

道中少し首が横を向く場面もありましたが、間髪入れずに思いっきり負荷を掛けている中でしっかりとした脚取りで追えていたのは悪くありません。

これまで手にした2つの重賞がどちらも左回りという点も面白いですし、メイチに仕上げている感じが見えたので、少し警戒したくなりました。

ヨーホーレイク

ヨーホーレイク　10月2日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(良)			54.0	39.2	12.7	馬なり
1週前	栗東CW(良)	81.5	66.6	51.9	36.7	11.1	一杯
前走最終	栗東坂路(稍重)			55.5	39.9	12.3	馬なり

前走の鳴尾記念(G3)を制したヨーホーレイクは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒0-上がり1F12秒7の時計で軽くまとめています。

1週前の26日には栗東ウッドでハーパー(牝4、オープン)と併せました。

このときは主戦の岩田望来騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を1馬身半追走する形で一杯に追い、6F81秒5-上がり1F11秒1の時計を記録しましたが、僚馬にクビ差遅れてしまいました。

1週前追い切りはハーパーの内から立ち回りましたが、直線で先に抜け出したものの、最後はハーパーに差し返されています。

併せたハーパーが馬なりで、ヨーホーレイクが内から立ち回って且つ一杯に追ったことを考えると、せめて同時併入したいところでした。

もっとも、ハーパーは昨年のオークス(G1)で2着、秋華賞とエリザベス女王杯(どちらもG1)でも3着の実力馬なので、相手の実績を考えればそこまで気にしなくても良いかもしれません。

時計も一杯に追われていたとはいえ、終い2F11秒3-1F11秒1で長くスピードを維持できていましたし、久々でも悪い内容ではありませんでした。

最終追い切りは坂路で軽い調整でしたが、1週前に一杯に追った影響もあって気持ちも乗ったのか、回転の早い脚さばきを見せています。

ウッドも蹴り上げを見ても力強さが見られましたし、やる気も感じられました。

ところどころよれる箇所もあったので本調子ではないかもしれませんが、気持ちは乗っていましたし、現状でも出し切れそうです。

ローシャムパーク

ローシャムパーク　10月3日(木)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(重)	80.6	65.1	50.8	36.8	11.5	馬なり
1週前	美浦南W(稍重)	80.3	65.4	51.2	37.4	11.4	馬なり
前走最終	美浦南W(重)	80.7	65.3	51.4	37.3	11.5	馬なり

昨年のオールカマー(G2)を勝利し、今年の大阪杯(G1)でも2着入りしたローシャムパークは木曜日に美浦ウッドでデンクマール(牡2、新馬)と併せ馬を行っています。

助手が騎乗して馬場の3分どころから馬なりで僚馬を3～4馬身追走し、6F80秒6-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。

1週前の26日にも美浦のウッドチップコースでアッシュルバニパル(牡3、3勝クラス)とリチャ(牡4、3勝クラス)と3頭併せを行っています。

このときは上野騎手が追い切りに騎乗(レース当日は戸崎騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から馬なりでアッシュルバニパルを4馬身追走し、6F80秒3-上がり1F11秒4の時計で半馬身先着しました。

3頭併せの最内から立ち回りましたが、少し頭の動作は大きいものの推進力のある動きで追うことができています。

ただ、コーナーから直線にかけては首が斜めに向いていて前方に対する集中力は少し欠いていました。

直線でも3頭横並びでほとんど差がなかったので、もう少し突き抜けても良かったことでしょう。

最終追い切りも引き続き併せ馬を置いて美浦ウッドで調整されていますが、1週前同様スピード感あふれる動きで立ち回っていました。

1週前と異なり、直線に入ってからも前方に集中できており、1週前より良い動きを見せています。

馬なりながら終いも伸びていますし、この1週間で立て直しています。

久々でも好時計を出していることから、時計勝負になればよりベストを発揮できそうです。

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毎日王冠2024追い切り評価ランキング

評価	馬名
Ｓ	エルトンバローズ
Ａ	シルトホルンダノンエアズロックトップナイフホウオウビスケッツヤマニンサルバムローシャムパーク
Ｂ	オフトレイルカラテシックスペンスニシノスーベニアマテンロウスカイヨーホーレイク
Ｃ	エアファンディタノースザワールド　※取消
Ｄ
Ｅ(測定不能)