【新潟大賞典2024追い切り評価/全頭診断】実力上位の〝アノ馬〟にトップ評価「S」
新潟大賞典2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では新潟大賞典の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
5月1日の馬場状態
美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに重馬場でした。
坂路は最速がユイノダンディズムの4F51秒3で、1頭のみ51秒台を記録していました。時計は掛かっています。
ウッドは最速がハーツコンチェルトの6F77秒7です。ウッドは坂路と違って好時計を出す馬が多く、平均よりも時計は出ていました。
栗東
この日の栗東は坂路、ウッドともに稍重でした。
坂路の最速はヘクトパスカルの4F50秒2です。ここ数週間と比較すると時計はかかりがちでした。
ウッドの最速はファントムシーフの6F78秒6です。全体的に時計を出す馬が多くていつも通りの時計馬場でした。
新潟大賞典2024追い切り評価/全頭診断コメント
新潟大賞典2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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ヴァンケドミンゴ
ヴェンケドミンゴ 5月1日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(稍重) | 66.6 | 51.7 | 36.6 | 11.2 | G前一杯 | |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.8 | 38.7 | 12.1 | 末強め |
ヴェンケドミンゴは栗東のウッドチップコースでヴェールランス(牡5、3勝クラス)と併せ馬を行いました。
レース当日も騎乗する角田大和騎手を背に、馬場の真ん中から僚馬を6~7馬身追走する形でゴール前一杯に追って5F66秒6-上がり1F11秒2の時計で半馬身先着しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
映像はありませんが、1週前も栗東ウッドチップコースで強めに追い、5F68秒4-上がり1F11秒3の時計を記録しました。
今回の最終追い切り映像はJRAレーシングビュアーに上がっていませんでしたので限られた情報からまとめます。
時計面に関しては全体時計66秒6から1F11秒2を出していますが、過去のウッド追いが9本ある中で、今回の最終追い切り時計は5番目に速いです。
調子がいい時は64秒台も出しているので時計面は目立ちません。
終い時計は2F11秒6-1F11秒2で加速ラップを刻んでいますが、序盤の時計がそこまで速くないので比較的出し切りやすかったことでしょう。
負荷をかけた割に時計は出ていないです。
2週続けて負荷をかけたため、レース当日での一変にも期待できそうですが、追い切りを見た限りは調子を上げているようには見えませんでした。
カラテ
カラテ 5月1日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 54.1 | 39.2 | 12.8 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.2 | 38.6 | 12.2 | 馬なり |
昨年の新潟大賞典を勝利したカラテは栗東坂路でフェルンマンボ(牝5、1勝クラス)と併せ馬を行いました。
助手が騎乗して馬なりで僚馬より1馬身半先行し、4F54秒1-上がり1F12秒8の時計で1馬身先着しています。
映像はありませんが、先週の24日にはレースで騎乗する国分優作騎手が騎乗して栗東ウッドでロードオルデン(牡5、2勝クラス)と併せました。
このときは馬場の外目から僚馬を6~7馬身追走する形で一杯に追い、6F84秒5-上がり1F11秒7の時計で1馬身先着しています。
1週間前に負荷をかけたため、最終追い切りは馬なりで軽め、併せ馬を置いて行っています。
外ラチ沿いから追って手前替えの際は若干ペースダウンしているもののすぐに持ち直して力のある走りを見せています。
8歳馬ですが馬格もよいですし、毛ヅヤもよくて上体もよさそうですね。
久々ですが、悪くはなさそうです。
キングズパレス
キングズパレス 5月1日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 71.3 | 55.1 | 39.1 | 11.5 | 馬なり | |
1週前 | 美浦南W(稍重) | 82.7 | 66.8 | 51.6 | 37.1 | 11.1 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 66.2 | 51.0 | 36.8 | 11.3 | 馬なり |
前走美浦ステークス(3勝クラス)を勝利したキングズパレスは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
主戦の松岡騎手を背に乗せて、馬場の外目から馬なりで5F71秒3-上がり1F11秒5の時計で軽く調整しています。
1週前も美浦のウッドチップコースでラストドラフト(牡8、オープン)と併せました。
この時も松岡騎手が手綱を握って馬場の外目から馬なりで僚馬を2~3馬身追走し、6F82秒7-上がり1F11秒1の時計で併入しました。
後方から追走する形でアタマは少し前に出ています。
末脚は問題ありませんでしたが視線がやや右を向いていて、走りに集中できているかというと難しいところです。
しかしながら、馬なりで終い1F11秒1の時計を出し切れたのは良いですね。
最終追い切りも引き続き美浦ウッドで馬なりを行っています。
1週前と比較するとやや前脚に固さが見られましたが早めに手前を替えてからはペースアップして走破することができました。
1週前ほど終い1Fは鋭くありませんが、手前を替えたと同時にペースアップできていて加速力のある走りを見せていたのは良かったです。
少し腹回りが丸い感じもしますが、仕上がりはまずまずよさそうです。
シーズンリッチ
シーズンリッチ 5月1日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 67.5 | 51.8 | 36.5 | 11.0 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(重) | 82.2 | 65.9 | 51.3 | 37.7 | 12.1 | 馬なり |
昨年の毎日杯(G3)を勝利したシーズンリッチは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追い、5F67秒5-上がり1F11秒0の時計で伸びを見せています。
映像はありませんが、1週前にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはルドヴィクス(牡6、3勝クラス)と併せました。
田辺騎手(レース当日は大野騎手騎乗)が手綱を握って、馬場の外目から一杯に僚馬を8~9馬身追走する形で追い、6F82秒0-上がり1F11秒1の時計で半馬身先着しています。
最終追い切りは1週前に負荷をかけたため軽めの調整でした。
少し足下を気にしながらの走りでしたが長い脚を活かした大きな跳びを見せており、活気のある動きができています。
ただ、前から見る限り前脚がややばらつきのある動きで綺麗な動きとは言い難いです。
それでも、1週前に負荷をかけた影響もあって気持ちの乗った追い切りを見せていました。
最後の直線では馬なりながらも終い1F11秒0でキレのある走りを見せていますし、久々の新潟でも力は発揮できそうです。
セルバーグ
セルバーグ 5月1日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 55.4 | 39.7 | 12.4 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.3 | 39.9 | 12.2 | 末強め |
昨年の中京記念(G3)を勝利したセルバーグは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、全体時計55秒4-上がり1F12秒4の時計で登坂しています。
映像はありませんが、1週間前の24日には栗東ウッドチップで一杯に追いました。
この時は助手が騎乗して外ラチ沿いから追って6F82秒9-上がり1F11秒8の時計を記録しています。
1週前に負荷をかけましたが、最終追い切りでも末強めに追われました。
前脚は一本の線の上を走るようなバランスのいい動きを見せています。
淡々とリズムよく走ることができているのもよいでしょう。
末強めに追われたわりには終い時計はそこまで目立ちませんが、前走小倉大賞典(G3)における最終追い切りでも似たようなラップ推移の状態から3着入りしているのでこの馬なりに調子は維持できているように見えました。
ダンディズム
ダンディズム 5月1日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 52.2 | 37.4 | 12.4 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.3 | 39.2 | 12.2 | 馬なり |
今年の小倉日経オープン(OP)を勝利したダンディズムは栗東坂路でジェネラーレ(牡3、1勝クラス)と併せました。
レースで騎乗する富田騎手が騎乗し、僚馬を半馬身追走する形で一杯に追い、4F52秒2-上がり1F12秒4の自己時計更新で同時併入しています。
前走から2か月半ぶりのレースとなります。
4月中旬ごろから追い切りを再開し、坂路で14本、ウッドで1本の時計を記録しました。坂路中心で調整されています。
中間追い切りはほとんどキャンターでしたが、最終追い切りは一転して一杯に追いました。
僚馬とほとんど並んでの追走で、併せたジェネラーレがややふらつきを見せる中でも淡々と前に集中して登坂できています。
四肢の動きを見ても力強さが感じられますし、8歳馬とは思えないほど動けているのもよいでしょう。
この年にして坂路の自己記録を更新したのも大したものですが、終い2F11秒8から1F12秒4に減速してしまったのは差し馬として減点材料です。
年齢以上の走りを見せていましたが、もう少し終いのスピードを維持できていたらなおよかったです。
デビットバローズ
デビットバローズ 5月1日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(稍重) | ⑦99.1 | 68.1 | 53.0 | 37.6 | 11.4 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(稍重) | 85.1 | 70.0 | 54.5 | 38.4 | 11.5 | 馬なり |
大阪城ステークス(L)で2着のデビットバローズは栗東のウッドチップでセオ(牡4、オープン)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
レースで騎乗する横山典弘騎手を背に乗せて、馬場の外目からセオを2馬身追走する形で馬なり追いを行い、7F99秒1-上がり1F11秒4の時計で併入しています。
映像はありませんが、1週前にも栗東ウッドチップで横山典弘騎手が騎乗し、マコトヴェリーキー(牡4、3勝クラス)と併せました。
このときは馬場の外目から僚馬を2馬身追走する形で一杯に追って、7F97秒5-上がり1F11秒8の時計で1馬身半先着しました。
1週前に負荷をかけたため、最終追い切りは軽めの調整です。
2頭の真ん中から追い、直線ではやや後ろに位置していましたが、じわりと加速して最後は併入しています。
馬なりということもあって軽めの動きでしたが、直線に入って2頭の間からじりじりと脚を伸ばしており、レース感覚は引き続き研ぎ澄まされています。
時計も前走最終時より出ていますし、状態面は上向きです。
横山典弘騎手が2週続けてデビットバローズに騎乗しているのも好感が持てますし、このレースに対する意欲が感じられました。
ノッキングポイント
ノッキングポイント 5月1日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 67.3 | 51.9 | 37.1 | 11.0 | 馬なり | |
前走最終 | 栗東CW(重) | 85.4 | 68.7 | 53.4 | 38.0 | 11.3 | G前気合付 |
昨年の新潟記念(G3)を勝利したノッキングポイントは美浦のウッドチップコースでココクレーター(牝4、3勝クラス)とフランクエフェクト(牡3、未勝利)と3頭併せを行いました。
今回初コンビを組む杉原騎手を背に、馬場の3分どころからココクレーターより1馬身半先行する形で馬なり追いを行い、5F67秒3-上がり1F11秒0の時計で併入しました。
映像はありませんが、1週前の24日にも美浦ウッドで追い切りを行い、この時はソニックスター(牡3、オープン)と併せています。
助手が騎乗して馬場の真ん中から強めに追い、7F95秒3-上がり1F11秒1の時計で先行導入していました。
1週前に強めに追ったため、最終追い切りは馬なりでソフトな仕上げを行いました。
2頭の真ん中から追われていましたが、前脚の使い方に固さが見られ、やや高めです。
しかし、直線に入ってからは先に抜け出した僚馬を追い詰めるように脚を引き延ばして導入しました。
直線の動きは外から動いたフランクエフェクトと重なっていたのであまり動きは確認できませんでしたが、馬なりで終い1F11秒0はこれまでの追い切りの中で最速です。
身体のしなやかさこそ確認できませんでしたが、時計を見る限りは今回も末脚を引き出せそうな気がしました。悪くない仕上がりです。
ファユエン
ファユエン 5月1日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 67.3 | 51.6 | 36.6 | 11.4 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 80.3 | 65.0 | 50.8 | 36.8 | 11.4 | 馬なり |
ファユエンは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の3分どころから馬なりで追い、5F67秒3-上がり1F11秒4の時計で走破しています。
前走から中1週ということで中間はウッドで1本のみとなっています。
最終追い切り映像がJRAレーシングビュアーにあがっていなかったので評価が難しいところですが、時計面に関して前走最終時よりも全体時計は出ていません。
今回は馬場の3分どころから調教を行いましたが、前走最終時は馬場の真ん中から動いており、その点からしても時計が目立っていないのはマイナスです。
前走も最終追い切りはウッドで馬なり追いを行いながら、レースでは13着に敗れていました。
前走最終時よりも時計が出ていない中で、特に新潟実績がない馬が好走するのは容易ではないでしょう。
ブレイヴロッカー
ブレイヴロッカー 5月1日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(稍重) | 84.1 | 67.8 | 52.5 | 37.4 | 11.7 | 直強め |
前走最終 | 栗東CW(良) | 83.5 | 68.1 | 52.7 | 37.2 | 11.5 | 末一杯 |
前走の大阪-ハンブルクカップ(OP)で2着入りしたブレイヴロッカーは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
泉谷騎手が騎乗(レース本番では太宰騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から直線強めに追って6F84秒1-上がり1F11秒7の時計でまとめています。
映像はありませんが、1週前に24日には栗東ウッドで一杯に追われました。
この時の時計は馬場の外目を回って6F84秒3-上がり1F12秒1と目立っていませんが、負荷は掛かっています。
最終追い切りも強めに追って最後まで負荷をかけました。
しかしながら、頭がやや出ていてそこまで優雅なフォームではありません。
直線強めに追ったため、前走最終時より終いの時計は伸びていましたが、いい時期は終い1F11秒4~11秒5の時計を記録していたため、そのころと比較すると少し物足りません。
大きな上積みも感じられず、良化は見られませんでした。
ホウオウアマゾン
ホウオウアマゾン 5月1日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(稍重) | ⑦99.9 | 68.9 | 53.9 | 38.6 | 11.9 | 一杯 |
1週前 | 栗東CW(稍重) | 83.8 | 67.3 | 52.4 | 38.2 | 12.0 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(良) | 88.1 | 72.3 | 56.8 | 40.6 | 12.1 | 馬なり |
中距離路線にシフトしつつあるホウオウアマゾンは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から一杯に追い、7F99秒9-上がり1F11秒9の時計で走破しています。
1週前の24日にも栗東ウッドで一杯に追われました。このときはジーベック(牡3、未勝利)と併せています。
助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を7~8馬身追走する形で追われ、6F83秒8-上がり1F12秒0の時計で併入しています。
1週前追い切りは前傾姿勢で押していこうという気持ちは見られましたが、反応はそこまでよくありません。
直線で僚馬より先に立ったものの、最終的には格下のジーベックに詰め寄られて逆に併入まで持ち込まれていました。
反応が鈍いことから、この時点での状態はよくありません。最終追い切りのいっぺんに期待したいです。
その最終追い切りでは単走で引き続き一杯に追われました。
しかし、1週前とそこまで変わった様子は見られません。
残り2Fは2F12秒0-1F11秒9でこの馬なりに動いているようでしたが一杯に追った割に時計は目立っていません。
2週続けて一変する可能性もありますが、追い切りを見た段階では鋭さもあまり見られなかったのでいい時期と比べると物足りない内容でした。
マイネルクリソーラ
マイネルクリソーラ 5月1日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 84.1 | 68.0 | 53.0 | 38.3 | 11.5 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(重) | 69.2 | 54.5 | 38.8 | 11.9 | 馬なり |
前走中山記念(G2)で5着入線したマイネルクリソーラは美浦のウッドチップコースでヤングローゼス(セ4、1勝クラス)と併せ馬を行いました。
津村騎手が騎乗(レースでは丹内騎手が騎乗)し、馬場の外目から馬なりで僚馬を3~4阿新追走し、6F84秒1-上がり1F11秒5の時計で併入しています。
前走から中9週空きましたが、中間は4月上旬から再開し、坂路で9本、ウッドで7本の時計を記録して併用しながら調整されています。
最終追い切りは馬なりで併せ馬を置きながら軽めの調整を行いました。
馬なりでしたが前傾姿勢で前へ前と進む姿勢が見られます。
また、前脚の掻き込み具合を見ても力強い走りができていました。
ただし、直線で手前を替えてからも伸びようとしていましたが外から動いたヤングローゼスのほうが手ごたえはよく、先に前に抜け出したものの併入まで持ち込まれています。
ヤングローゼスが1勝クラスの馬でなおかつマイネルクリソーラよりも外を回って差し返されているのは気になりました。
動き自体は良かったので追えば力は発揮できるかもしれませんが、追い切りを見た限りは一長一短ある内容でした。
ヤマニンサルバム
ヤマニンサルバム 5月1日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 51.8 | 37.4 | 12.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(重) | 54.2 | 39.0 | 12.3 | 馬なり |
昨年の中日新聞杯(G3)の勝ち馬であるヤマニンサルバムは栗東坂路において、京都新聞杯(G2)に出走するハヤテノフクノスケと追い切りを行いました。
田中騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を2馬身追走する形で馬なり追いを行い、4F51秒8-上がり1F12秒2の時計でクビ差先着しています。
映像はありませんが、1週前の25日には栗東のウッドチップコースでハヤテノフクノスケと併せました。
この時はレース当日騎乗する斎藤騎手を背に乗せて、馬場の外目から僚馬を2~3馬身追走する形で一杯に追い、6F81秒5-上がり1F11秒2の時計で併入しています。
1週前に負荷をかけたため、最終追い切りは坂路で馬なりです。
軽めの手ごたえでしたが全体時計51秒8はこの馬にとって自己3番目に速い時計でした。
併せた僚馬を追走して最後はクビ差先着しているのも良いでしょう。
終い時計は2F12秒1-1F12秒2なので多少落ちていましたが目立って減速していません。
前走最終時も好時計を記録しているように状態面はよくなっています。
前走以上に好状態でレースを迎えることができるでしょう。
ヨーホーレイク
ヨーホーレイク 5月2日(木) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 54.2 | 39.4 | 12.4 | 末強め | ||
1週前 | 栗東CW(稍重) | ⑦97.1 | 65.6 | 51.7 | 37.3 | 11.1 | G前一杯 |
前走最終 | 栗東CW(重) | 81.7 | 66.6 | 51.8 | 36.1 | 11.5 | 強め |
前走の金鯱賞(G2)で3着入線したヨーホーレイクは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、4F54秒2-上がり1F12秒4の時計で登坂しています。
1週前の25日には岩田望来騎手が騎乗してアドマイヤソラ(牡3、1勝クラス)と併せています。
この時は馬場の真ん中から僚馬を10馬身追走する形でゴール前一杯に追い、7F97秒1-上がり1F11秒1の自己2番目に速い時計を記録しています。
1週前は3頭併せの最内から動きました。
全体的に馬体は張りを見せていて好調をキープしています。きびきび動けているのも良いですね。
手前を替えてからの歩様はやや悪かったもののすぐに持ち直して、ラスト2Fを過ぎてからは後ろから追走する僚馬2頭を一切寄せ付けずにゴールしました。
全体時計97秒1-6F80秒4-1F11秒1と時計面でも鋭さを見せています。
1週前に一杯に追いましたが最終追い切りでも末強めに動きました。
序盤から迫力のある動きを見せています。特に後ろ脚からみられるウッドの蹴り上げ量は豊富で踏み込みに力が入っているのが伝わりました。
末強めにしては終い時計は出ていませんが、ヨーホーレイクはもともと坂路で時計を出すタイプではありません。
そのため、時計は目立ちませんがそのなかでも全面的に気持ちのこもった動きができています。
1週前は好時計を刻んでいるように状態は良いでしょう。
トップハンデ59キロは大きなマイナスですが、厳しいハンデを乗り越えて2つ目の重賞タイトルを手にできるか注目したいです。
リフレーミング
リフレーミング 5月1日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 52.8 | 38.6 | 12.7 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 51.5 | 37.2 | 12.1 | 一杯 |
前走の福島民報杯(L)を勝利したリフレーミングは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、4F52秒8-上がり1F12秒7の時計で走破しています。
前走から中2週と間隔が短いものの、中間は坂路を8本挟んで現状維持に努めています。
最終追い切りは坂路で末強めに追いました。
馬場の内から登坂しましたが、四肢の回転はよいですね。
序盤から中盤にかけて、少し寄れる場面もありましたが、それ以降は持ち直してまっすぐ走ることができています。
ただ、末強めの割に終い2F12秒3-1F12秒7の減速ラップになっているので最後は少し苦しくなっているかもしれません。
終いの伸びがよければ評価を上げたかった1頭です。
レーベンスティール
レーベンスティール 5月1日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 82.3 | 66.9 | 52.2 | 37.4 | 11.3 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(稍重) | 82.2 | 66.5 | 51.0 | 36.2 | 11.1 | 馬なり |
前走最終 | 海外出走 |
昨年のセントライト記念(G2)の勝ち馬レーベンスティールは美浦のウッドチップコースでソプラニスタ(牡3、未勝利)と併せ馬を行いました。
助手が騎乗して馬場の3分どころから馬なりで僚馬を3馬身追走する形で追い、6F82秒3-上がり1F11秒3の時計で併入まで持ち込みました。
1週前の25日には今回初コンビを組む津村騎手が騎乗し、美浦ウッドでバジオウ(牡6、オープン)と併せています。
この時は馬場の真ん中から馬なりで僚馬を2~3馬身追走する形で追い切りが行われ、6F82秒2~上がり1F11秒1の時計で併入しました。
コーナーの段階からバランスの取れた走法で追走することができ、直線に入ってからも終い1F11秒1の好時計で脚を引き上げました。
前走が香港ヴァーズ(G1)だったので約5か月ぶりのレースでなおかつ海外帰り緒戦となりますが、その影響は特になさそうでした。
最終追い切りも引き続き馬なりで軽めの調整を行っています。
ここは3頭併せの最内から動きましたが、1週前よりやや重そうな動きを見せています。
しかしながら、直線ではじりじりと脚を引き上げて併入しているように、底力は健在でした。
今回は2週続けて追い切りを行いましたが、全体的には1週前のほうが好仕上がりでした。
しかしながら、どちらも馬なりで末脚を引き出しているように、力は発揮できそうです。
S評価を付けた昨年のセントライト記念の時に比べるとやや見劣りしますが、現状でもある程度は力を引き出せそうでした。
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新潟大賞典2024追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | ヨーホーレイク |
A | デビットバローズ ヤマニンサルバム レーベンスティール |
B | カラテ キングズパレス シーズンリッチ セルバーグ ダンディズム ノッキングポイント マイネルクリソーラ リフレーミング |
C | ヴァンケドミンゴ ブレイヴロッカー ファユエン ホウオウアマゾン |
D |
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