【エルムステークス2023追い切り評価/全頭診断】上位人気の〝アノ馬〟は最高評価の「S」
エルムステークス2023追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではエルムステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
8月2日の馬場状態
札幌
晴れの良馬場で、ダートは砂ぼこりが舞うほどにパサパサに乾いていて力を要する状態でした。
外目から追い切りを行いラスト1ハロン12秒台前半なら好時計といえます。
函館
札幌と同じくこちらも晴れの良馬場です。
ウッドチップコースは時計が出ていて、ダートコースの時計は標準くらいでした。
エルムステークス2023追い切り評価/全頭診断コメント
エルムステークス2023の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アシャカトブ
アシャカトブ 8月2日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館W(良) | 68.6 | 53.5 | 39.4 | 12.6 | 馬なり | |
前走最終 | 函館W(良) | 68.3 | 52.6 | 39.1 | 12.6 | 馬なり |
最終追い切りは函館のウッドチップコースにて、併せ馬で追い切りを行いました。
併せたのはデビュー前のウインマクシマム(2歳新馬)で、助手騎乗の元馬なりで行われ、5ハロン68秒6~1ハロン12秒6で走破しています。
最終追い切りだけ見てみると、新馬のウインマクシマムに半馬身遅れていて、直線でも口から泡を吹いているように本調子ではありません。
最終追い切り時の全体時計を比較しても今回は0.3秒遅れているので時計的にも目立つものはありませんでした。
ただ、アシャカトブは前走終了後にいったん美浦トレセンに戻され一本叩いたのち、再び北海道に戻ってきています。
臨戦過程を考えると無理はしていませんし、口元の泡は輸送疲れも影響しているかもしれないです。
レース当日騎乗する丹内騎手が最終追い切りでまたがったことも踏まえると、レースに向けて何か策を設けているかもしれませんし、少し不気味な存在です。
オーソリティ
オーソリティ 8月2日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館W(良) | 68.1 | 53.4 | 39.6 | 12.1 | 馬なり | |
1週前 | 函館W(良) | 68.2 | 53.0 | 38.7 | 12.0 | 馬なり | |
前走最終 | 海外出走 |
最終追い切りは函館のウッドチップコースにて、併せ馬を行いました。
併せたのはメイショウミズモ(5歳2勝クラス)で、助手が騎乗し馬場の内側から馬なりで追われて4馬身先着。
全体時計68秒1~ラスト1ハロンは12秒1でした。
久々のレースということもあってテンションの高さは気になりました。
特に直線に入ってからは頭が高いですし、助手が抑えるような形で追い切りを終えています。
しかしながら、全体68秒1~上がり12秒1の時計は今回の出走馬の内、函館ウッドチップコースで追い切りを行った全頭中最速ですし、やはりジャパンカップやドバイシーマクラシックといったG1で馬券に絡んだだけの実力は秘めています。
初ダートなので強くは狙いづらいですが、血統的にはオルフェーヴル産駒はダート適正が高いです。
事実、オルフェーヴルの仔であるウシュバテソーロやマルシュロレーヌは芝出身ながらもダートG1を手にしました。
追い切りだけ見たらテンションの高さこそ気になりましたが好タイムを残していましたし、かつてのクロフネのようにダートレースに向けて才能を開花させるかもしれません。
カフジオクタゴン
カフジオクタゴン 8月2日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館W(良) | 68.8 | 52.4 | 38.5 | 12.3 | 一杯 | |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 51.7 | 37.2 | 12.5 | 一杯 |
最終追い切りは函館のウッドチップコースにて、併せ馬を行いました。
助手が騎乗し、併せたレディベル(4歳1勝クラス)を追走する形で一杯に追われ、5ハロン68秒8~上がり1ハロン12秒3で2馬身先着しました。
走りに気合が乗っていますしフォームも綺麗ですね。
直線に入ってうながされてからもぐいぐいと力強く走っている姿はレースに向けて順調に仕上がっている印象を受けました。
一杯だったとはいえ時計も出していますし、好仕上がりです。
シルトプレ
シルトプレ 8月2日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 門別坂路(良) | 36.7 | 12.4 | ― | |||
前走最終 | 門別坂路(良) | 37.1 | 12.4 | ― |
最終追い切りは門別の坂路コースで行われ、3ハロン36秒7-ラスト1ハロンは12秒4で駆け抜けました。
なお、門別の坂路コースは調教映像がなく、馬の追い方も表記されていなかったため簡潔にまとめます。
前走巴賞時と比較すると、全体時計はわずかに今回のほうがでています。
また、騎乗した石川倭騎手曰く、「前走の反動は感じられない」とコメントされていました。
管理する米川調教師曰く、前走巴賞は「直線で走る気を失った感じ」といっていますが、初の芝コースだったので戸惑いもあったと思います。
今回は実績のあるダートコースなので出し切りやすいでしょう。
相手関係は手ごわくなりますが、前走よりは出し切りやすい舞台だと思います。
セキフウ
セキフウ 8月2日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌ダート(良) | 59.5 | 43.1 | 12.7 | 馬なり | ||
前走最終 | 函館W(良) | 67.0 | 52.9 | 39.1 | 12.9 | 馬なり |
最終追い切りは札幌のダートコースにて、併せ馬を行いました。
併せたのはランフリーバンクス(3歳1勝クラス)で、武幸四郎調教師を背に馬なりで追われ、4ハロン59秒5-上がり1ハロンは12秒7でした。
中3週と間隔が短いため、軽めの追い切りだったため時計は出ていませんが、軽めの調整を考えればそこまで悲観しなくてもよいでしょう。
軽めながらも自分から積極的に動こうとする気配は感じられましたし、前走の反動は見られませんでした。
騎乗した武幸四郎調教師も精神面のたくましさを評価していましたし、状態は維持できています。
タイセイサムソン
タイセイサムソン 8月2日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌ダート(良) | 85.7 | 69.6 | 53.6 | 38.8 | 12.6 | 馬なり |
1週前 | 札幌ダート(良) | 65.2 | 51.4 | 37.5 | 12.1 | 馬なり | |
前走最終 | 函館W(稍重) | 83.8 | 66.9 | 52.0 | 37.6 | 11.8 | 馬なり |
最終追い切りは札幌のダートコースにて、単走で行われました。
助手が騎乗し馬なりで追われて6ハロン85秒7-上がり1ハロンは12秒6で走破しています。
1週前が馬なりながらも5ハロン65秒2-上がり1ハロン12秒1という好タイムを叩き出していたため今回は軽めの調整でした。
そのなかでも綺麗なフォームで動けていましたし自分からハミを取っていたことも踏まえてやる気が感じられました。
走りに集中していましたしコーナーから直線にかけての手前替えも非常によく、順調に仕上がっているように感じました。
ファルコニア
ファルコニア 8月2日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌ダート(良) | 53.2 | 38.4 | 12.5 | 馬なり | ||
前走最終 | 函館W(良) | 70.7 | 54.2 | 39.6 | 11.9 | 強め |
最終追い切りは札幌のダートコースにて、単走で行われました。
レース当日も騎乗する吉田隼人騎手を背に馬なりで追われて4ハロン53秒2-上がり1ハロンは12秒5で走破しています。
ディープインパクト産駒らしく、軽快な脚さばきは6歳になっても健在でフォームも整っています。
ただし、軽快ゆえに本質的にはやはり芝のほうが合っていると思いました。
前走のマリーンステークスは初のダートレースで58.5キロを背負った影響もあって8着に敗れてしまいましたが、引き続きダートを使っているようにダートにおける活路を模索しているようにも感じます。
ダート適正はいまだに分かりませんが、本質的には芝のほうがよいように感じました。
ペイシャエス
ペイシャエス 8月3日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌ダート(良) | 72.8 | 56.1 | 40.9 | 12.7 | 馬なり | |
1週前 | 美浦南W(良) | 67.9 | 51.9 | 37.3 | 11.9 | 一杯 | |
前走最終 | 地方競馬出走 |
最終追い切りは札幌のダートコースにて、単走で行われました。
助手が騎乗し、馬なりで追われて5ハロン72秒8-上がり1ハロンは12秒7で走破しています。
1週間前に美浦の南ウッドチップコースにて一杯に追われていました。
このときは5ハロン67秒9-上がり1ハロンは11秒9としっかりと負荷がかけられています。
最終追い切りは輸送のため予定より1日ずらして追い切りを行いましたが、時計自体は目立っていません。
ただし、軽めに調整されているので時計に関しては問題ないでしょう。
動きに関してはこの馬らしくきびきびとした脚さばきを見せているので輸送疲れは見せていません。
極端に気配は感じませんでしたがレースに向けて、状態面はしっかりとキープしている印象を受けました。
ペプチドナイル
ペプチドナイル 8月2日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌ダート(良) | 68.8 | 53.9 | 40.2 | 12.4 | 馬なり | |
前走最終 | 函館ダート(良) | 70.8 | 55.9 | 41.2 | 13.1 | 馬なり |
函館の大沼ステークスとマリーンステークスを連覇したペプチドナイルは札幌のダートコースにおいて、最終追い切りを行いました。
レース当日騎乗する富田騎手が手綱を握り、馬なりで5ハロン68秒8-上がり1ハロン12秒4で走破しています。
前走函館ダートで行った最終追い切り時よりも大幅に時計を更新しています。
札幌は平らで函館は起伏があるので、どちらかというと札幌のほうが出し切りやすいのですが、その点を踏まえても1秒近く時計を出し切れたのはポイントが高いです。
調教映像を見ても、大きな馬体から砂を掻き込むような走りは相変わらず健在で、前走や前々走と同様の動きを見せていました。
少なくても前走マリーンステークスと同じくらいの状態には仕上がっていますし、初の札幌でもベストを尽くせそうです。
キャリア初の重賞戦となりますが、このエルムステークスを制することができれば北海道ダート1,700m3連戦を制することになるので、注目したいです。
ベレヌス
ベレヌス 8月2日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館W(良) | 55.1 | 40.0 | 12.4 | 強め | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 84.8 | 68.8 | 53.0 | 37.0 | 10.8 | 馬なり |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.2 | 38.6 | 12.5 | 馬なり |
最終追い切りは函館のウッドチップコースにて、単走で行われました。
助手を背に単走強めに追われ、4ハロン55秒1-上がり1ハロンは12秒4でした。
ダートレースはいまから4年前の2歳時以来となりますが、慣れない馬場も影響しているのか、随所に身体の固さが目立ちますし頭が高いのも気になりました。
そしてなにより、輸送の影響か1週前よりも明白に時計が劣っています。
調教コースで違うので比較しづらいですが函館ウッドチップコースにてラスト1ハロンが12秒4は強めに追われたことを考慮すると高く評価できません。
ファルコニアと同じく、本質的には芝のほうが合っている馬だと思うので、ここでの激走は難しいと感じました。
ルコルセール
ルコルセール 8月2日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館ダート(良) | 68.6 | 53.3 | 38.4 | 11.9 | 馬なり | |
前走最終 | 函館ダート(良) | 69.7 | 53.0 | 38.1 | 12.3 | 馬なり |
最終追い切りは函館のダートコースにて、ドゥレイクパセージ(2歳新馬)と併せ馬を行いました。
助手騎乗の元、僚馬を追走する形で馬なりにて追われ、5ハロン68秒6-上がり1ハロンは11秒9でゴールしています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
動きが機敏で脚さばきも軽快です。
ドゥレイクパセージの内から立ち回りましたが、走るに気持ちは乗っていましたしうながされてからの反応もよく、最後の伸びもよかったです。
マリーンステークスから間隔を詰めてこの舞台に挑んでいますが、前走の反動はなさそうですしここでも好仕上がりで挑むことができるでしょう。
ロッシュローブ
ロッシュローブ 8月2日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館W(良) | 54.6 | 40.9 | 12.4 | 馬なり | ||
前走最終 | 函館W(良) | 68.2 | 53.7 | 39.7 | 12.8 | 馬なり |
最終追い切りは函館のウッドチップコースにて、単走で行われました。
北村友一騎手が騎乗(レース当日は浜中騎手が騎乗)し、馬なりで追われて4ハロン54秒6-上がり1ハロンは12秒4で走破しています。
間隔が広くないため馬なりの調整でしたが、直線でもスムーズに加速していて前走の反動は見られません。
脚さばきもきびきびしていましたし、体つきもボリュームがあるように感じました。
間隔は短いものの前走時と同じくらいの状態には仕上がっています。
余談ですが、ロッシュローブは馬場が湿ったほうが好走しているので、週末の雨予報はロッシュローブにとって恵みの雨になるかもしれません。
ロードブレス
ロードブレス 8月2日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館W(良) | 74.6 | 59.7 | 44.2 | 14.4 | 馬なり | |
前走最終 | 栗東CW(良) | 84.7 | 67.7 | 52.0 | 37.0 | 11.8 | 強め |
最終追い切りは函館のウッドチップコースにて、単走で行われました。
助手が騎乗し、1ハロン15秒くらいの時計を刻む15-15をイメージしながら馬なりで追われ、全体74秒6-上がり1ハロン14秒4で走破しました。
追い切りタイムは非常に遅いですが、意図して軽めに追われているのでその点は気にしなくてもよいです。
走りはどこかリラックスしていてゆとりも感じました。
ただし、ロードブレスが激走するときというのは最終追い切りで好時計を出していたのも事実です。
今回は軽めの調整でしたがこの方針が吉と出るか凶と出るか、注目したいです。
ワールドタキオン
ワールドタキオン 8月3日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌ダート(良) | 72.4 | 56.1 | 41.2 | 12.7 | 強め | |
1週前 | 美浦南W(良) | 83.5 | 66.8 | 52.6 | 38.1 | 11.6 | 強め |
前走最終 | 美浦南W(良) | 67.4 | 52.5 | 38.2 | 11.6 | 馬なり |
中央に移籍してから3連勝であっという間にオープン入りを果たしたワールドタキオンは、最終追い切りを札幌のダートコースにて、単走で行いました。
レース当日も騎乗する斎藤新騎手を背に、強めに追われて5ハロン72秒4-上がり1ハロンは12秒7でゴールしています。
時計は正直目立ちませんが、リズミカルな脚さばきで状態は悪くなさそうです。
騎乗した斎藤新騎手も「在厩で調整しているので高い状態をキープしている」とコメントされているように、前走と同じくらいには仕上がっていると感じました。
父斎藤誠調教師とともに親子鷹で重賞タイトルをつかみたいです。
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エルムステークス2023追い切り映像
エルムステークス2023の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。
エルムステークス2023の最終予想
エルムステークス2023の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。