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【マーメイドステークス2022予想】斤量50~53キロの馬は買い!前走重賞組は勝ち馬なし

マーメイドステークス2022予想

マーメイドステークス2022の注目馬3頭、穴馬2頭を公開しています。
コースの特徴や競走馬の血統、過去10年のデータから予想していきます!

マーメイドステークス2022の最終買い目予想を更新しました。

目次(読みたい項目をタップ)

マーメイドステークス2022の概要

マーメイドステークスは阪神競馬場で開催される牝馬限定ハンデキャップ競走です。

梅雨の時期に開催されるマーメイドステークスは牝馬限定のハンデ戦ということもあり、大いに荒れます。

過去10開催を見ても10番人気以下の馬がコンスタントに馬券に絡んでいて、三連単10万越えは8回飛び出しています。

非常に難解で難易度の高いレースなので重賞好きな方でも敬遠する人も少なくありません。

ただし、当たった時の配当は目を引くものがあるので穴党に好まれるレースです。

マーメイドステークス2022の開催内容

開催日6月19日(日曜) 15:35発走
格付けG3
開催競馬場阪神競馬場 阪神11R
コース芝2,000m
性齢3歳以上牝馬
斤量ハンデ
1着賞金3800万円

マーメイドステークス2022が開催される阪神の芝2,000mの特徴

阪神競馬場 芝2000mのコースで特徴を解説

荒れるマーメイドステークスの舞台となるのは開催回数の多い阪神の芝2,000mです。

レースは荒れる傾向が強いですがコースはメジャーですね。

スタート地点はスタンド側の旧坂の手前で、ゲートが開くと同時に上り坂を駆け上がります。

そしてコーナーを4つ回るため、ペースはスローになりやすいです。

今年のマーメイドステークスは開幕週開催となりますが、梅雨の時期と被るのでタフな馬場になることも不思議ではありません。

また、ゴール前の上り坂を2度駆け上がるため、距離以上にスタミナも求められます。

内回りのコースを使用しているため、最後の直線は350mほどしかありません。

外回りを使うマイル戦と違って瞬発力勝負にはなりにくく、どちらかというと持久力の方が試されやすいです。

マーメイドステークス2022の出走馬

馬番馬名性齢斤量騎手
1スルーセブンシーズ牝452.0秋山真一郎
2ゴルトベルク牝553.0荻野極
3ソフトフルート牝554.0川田将雅
4ステイブルアスク牝451.0藤岡康太
5トウシンモンブラン牝451.0高倉稜
6ヴェルトハイム牝451.0西村淳也
7ウインマイティー牝554.0和田竜二
8キムケンドリーム牝552.0小沢大仁
9ルビーカサブランカ牝555.0岩田望来
10アイコンテーラー牝453.0亀田温心
11クラヴェル牝555.0北村友一
12マリアエレーナ牝455.0坂井瑠星
13ハギノリュクス牝552.0酒井学
14ラヴユーライヴ牝553.0川須栄彦
15ホウオウエミーズ牝553.0松山弘平
16リアアメリア牝555.5幸英明

過去10年のマーメイドステークスのデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
201213グルヴェイグ1ホンコンJCT(1000万)1
26クリスマスキャロル7御室特別(1000万)1
 37メルヴェイユドール10パールS(1600万)7
2013114マルセリーナ7メイS(OP)6
212アグネスワルツ10都大路S(OP)8
 37アロマティコ1ヴィクトリアマイル(G1)10
2014113ディアデラマドレ1パールS(1600万)2
214コスモバルバラ13野島崎特別(1000万)1
 39フーラブライド2ヴィクトリアマイル(G1)13
201512シャトーブランシュ8パールS(1600万)4
212マリアライト1緑風S(1600万)1
 313パワースポット10モンゴル大統領賞(OP)7
2016112リラヴァティ6パールS(1600万)1
27ヒルノマテーラ7パールS(1600万)4
 31ココロノアイ5阪神牝馬S(G2)5
2017110マキシマムドパリ3大阪城S(OP)13
24クインズミラーグロ2福島牝馬S(G3)3
 31アースライズ6賢島特別(1000万)1
201813アンドリエッテ10パールS(1600万)3
21ワンブレスアウェイ9福島牝馬S(G3)6
 312ミエノサクシード4阪神牝馬S(G2)6
201913サラス7パールS(1600万)3
216レッドランディーニ10御室特別(1000万)1
 315スカーレットカラー5パールS(1600万)1
2020113サマーセント7下鴨S(OP)3
稍重26センテリュオ2大阪城S(OP)5
 31リュヌルージュ3福島牝馬S(G3)8
202111シャムロックヒル10寿S(3勝)14
213クラヴェル5シドニーT(3勝)4
 35シャドウディーヴァ6中山牝馬S(G3)5

【斤量】50.51.53キロの馬が強い

過去10開催のマーメイドステークスで馬券に絡んだ30頭のうちの18頭が斤量53キロ以下の馬でした。

また、斤量50~53キロの馬は15連対の記録を継続しています。

ハンデの恩恵を受けた馬がこの舞台で結果を残しやすい舞台といえるでしょう。

ただし、斤量49キロ以下の馬は【0-0-0-13】と全く馬券に絡んでいないことから、極端にハンデが軽い馬は割引したいところ。

また、斤量52キロの馬もなぜか【0-0-0-16】でした。

【脚質】人気に応じて好走する脚質は変わる

過去10開催のマーメイドステークスの上位勢を見ると、人気と脚質が結果に結びついています。

人気を背負って好走している馬の多くは前目~中団で競馬して、最後の直線で抜け出す先行馬や差し馬が多いです。

ところが、馬券に絡んだ不人気馬の多くは逃げ馬もしくは2番手くらいの位置で競馬をしている馬でした。

過去10開催で馬券に絡んだアグネスワルツ、コスモバルバラ、シャムロックヒルらはいずれも10番人気以下の馬で1.2番手で競馬をしています。

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過去10年のマーメイドステークスの人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【2-1-1-6】20.0%30.0%40.0%
2番人気【0-2-1-7】0.0%20.0%30.0%
3番人気【1-0-1-8】10.0%10.0%20.0%
7番人気【3-2-0-5】30.0%50.0%50.0%
10番人気【2-2-2-4】20.0%40.0%60.0%
11番人気以下【0-1-0-47】0.0%2.1%2.1%

上位人気の好走率は低い

過去10開催のマーメイドステークスで1~3番人気の馬は9頭しか馬券に絡んでいません。

この数値はほかの重賞レースと比較しても圧倒的に小さいです。

マーメイドステークスにおいては上位人気の好走率は低く、人気馬の信頼度は非常に低いのです。

不人気馬の好走率は人気馬を上回る

マーメイドステークスの過去データを見ると、人気馬よりも人気落ちの馬のほうが好走しています。

とくに、7番人気と10番人気の馬はなぜか好走率が高く、ともに勝率20%以上、連対率40%、そして複勝率は50%を超えています。

1番人気の馬よりも勝率、連対率、複勝率は高いです。

 11番人気以下の馬は割引

過去10開催のマーメイドステークスでは11番人気以下の馬は48頭がレースに挑みましたが、馬券に絡んだのは1頭のみでした。

荒れるイメージが強いマーメイドステークスですが極端に人気を落とした大穴は馬券に絡むことなく敗れることが多いです。

過去10年のマーメイドステークスの枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【2-1-3-8】14.3%21.4%42.9%
2枠【2-0-0-13】13.3%13.3%13.3%
3枠【1-1-1-16】5.3%10.5%15.8%
4枠【0-2-0-17】0.0%10.5%10.5%
5枠【0-1-2-17】0.0%5.0%15.0%
6枠【0-1-1-18】0.0%5.0%10.0%
7枠【3-2-2-13】15.0%25.0%35,0%
8枠【2-2-1-15】10.0%20.0%25.0%

内枠か外枠が好走している

過去10年のマーメイドステークスの好走馬を見ると、1.2枠の馬と7.8枠の馬が勝率10%です。

連対率20%を超えているのは1.7.8枠の馬で複勝率25%を超えているのも1.7.8枠の馬でした。

マーメイドステークスでは極端な内枠か外枠が当たり枠といえます。

中枠は死に枠

過去10年のマーメイドステークスの好走馬を見ると、3~6枠の馬は合計で1頭しか勝ち馬がでておらず、複勝率を見ても10%~15%ほどです。

合計で10頭しか馬券に絡んでいないところをみても、中枠に入った馬は不振傾向にあることが分かりますね。

過去10年のマーメイドステークスの前走別成績

前走成績単勝率連対率複勝率
G1【0-0-2-10】0.0%0.0%16.7%
G2【0-0-2-2】0.0%0.0%50.0%
G3【0-2-2-26】0.0%6.7%13.3%
OP(L)【2-2-1-14】10.5%21.1%26.3%
3勝【7-3-2-48】11.7%16.7%20.0%
2勝【1-3-1-16】4.8%19.0%23.8%
1勝【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%

重賞馬でも凡走傾向にある

過去10開催のマーメイドステークスの好走馬の内、前走が重賞だった馬は46頭出走しましたが、8頭しか馬券に絡めていません。

とくに不振傾向なのは前走がG1だった馬です。

前走G1組の多くは過去に10頭が挑みましたが、馬券には2頭しか絡めませんでした。

マーメイドステークス2022の注目馬3頭

今年のマーメイドステークスも骨のあるメンバーが揃いました。

ハンデ戦のため、どの馬にもチャンスがあるように思える重賞ですね。

今年のマーメイドステークスの中から有力馬を3頭紹介します。

クラヴェル

昨年は中京記念・新潟記念・エリザベス女王杯で3着に入線し、重賞路線でも頭角を現しました。

このうち、中京記念と新潟記念が直線の長い左回りの競馬場で行われ、後方から末脚を伸ばして馬券に絡んでいます。

末脚には期待が持てますが、今回は阪神の内回り、そして右回りなので出し切れるかは難しいですね。

それでも昨年のエリザベス女王杯では有力馬を差し置いて3着に入線しているように、展開があればチャンスはあるでしょう。

★評価点
・重賞でも結果を残している
・G1で3着の実績

▼課題
・右回りの内回りコースで自慢の末脚を伸ばせるか

ルビーカサブランカ

今年の愛知杯で悲願の重賞初制覇をしたルビーカサブランカが、2つ目の重賞タイトルを狙います。

今年の愛知杯は7番人気の支持ながらも軽ハンデを活かした差しの競馬で人気のマリアエレーナを差し切って勝利しました。

全兄(ゼンケイ)が安定感のあるユーキャンスマイルで、この馬もお兄さん譲りの安定感を持ち合わせていますが、ゲート難が課題です。

前々走の中山牝馬ステークス、そして前走の福島牝馬ステークスも出遅れて後ろからの競馬となってしまって敗れています。

また、重賞馬ゆえ今回は55.0という重斤量を課せられるのも課題です。

ゲート難とハンデのために勝ち負けは容易ではありませんが、ここを制することができれば大舞台でも通用するだけの力を持ち合わせていると思います。

★評価点
・全兄がユーキャンスマイル
・安定のある戦績

▼課題
・ハンデ55.0
・ゲート難

ソフトフルート

月曜日の段階で1番人気に支持されているソフトフルートは前走の都大路ステークスで4着、そして3走前の愛知杯も昨年のエリザベス女王杯でも4着に入線しています。

馬券には絡めていませんが、前走は先行競馬で、愛知杯や昨年のエリザベス女王杯は追い込み競馬で結果を残しているように、どんな展開になっても結果を残しています。

このマーメイドステークスは右回りの小回りコースで施行されるので、本音を言うと直線の短い今回はこの馬にとって脚が合うかどうかは微妙です。

ただし、前走の都大路ステークスのように先行競馬でも結果を残しているので前目で競馬を行うことができれば力を発揮できるかもしれないです。

★評価点
・ポテンシャルが高い

▼課題
・右回りの小回りコースで力を発揮できるだろうか

マーメイドステークス2022の穴馬2頭

毎年おもしろいくらい荒れるマーメイドステークス。

今年はどんな穴馬が激走するでしょうか。

マリアエレーナ

月曜日の段階で3番人気のマリアエレーナは穴馬というわけではありませんが、馬券に絡む可能性を秘めている馬です。

2走前の愛知杯ではルビーカサブランカとコンマ0秒差の2着で重賞タイトルを手にしていてもおかしくありませんでした。

近走を見ると左回り競馬場のイメージが強いですが、5走前の高千穂特別では小回りで右回りの小倉の舞台で先行競馬で推し切っています。

今回も小倉のイメージで競馬をすればチャンスありそうで、坂井瑠星騎手も先行競馬が得意なのでチャンスはありそうです。

★評価点
・先行できればチャンスはありそう

▼課題
・斤量55.0がどうでるか

スルーセブンシーズ

昨年の紫苑ステークスで2着に入線したスルーセブンシーズが牝馬限定競走で勝負をつかみます。

メイチとなるのはやはり紫苑ステークスで、勝ち馬のファインルージュの2着でした。

ここを制したファインルージュは古馬になってからもG1路線で活躍しているのでメンバーレベルは高かったです。

中山巧者の馬なのでコーナーの小さい右回りのコース適性が高いです。

マーメイドステークスも直線の勾配を2度駆け上がる舞台なので中山適性の高い馬が好走しやすいです。

また、斤量52キロで挑めるのもポイント。

マーメイドステークスはなぜか52キロの馬の好走率は低いですが、低ハンデの馬はコンスタントに馬券に絡んでいるので激走にも期待できます。

★評価点
・舞台適性がありそう
・軽ハンデで挑める

▼課題
・52キロはデータ的には相性が悪い

マーメイドステークス2022の最終買い目予想

◎本命 6 ヴェルトハイム

ロードカナロア
ワイルドココ
母父Shirocco
主な勝ち鞍四国新聞杯(2勝クラス) 2022年
前走シドニーT(3勝クラス) 4着

本命はヴェルトハイムにします。

この馬の今回の出走条件を見ると斤量51キロ、そして内枠、さらには前走非重賞と、マーメイドステークスの好走条件とかみ合っています。

もちろん、相手関係を見ると重賞路線で活躍している馬も多数参戦していますが、ヴェルトハイムも近走を見る限りは重賞でも通用するだけのパフォーマンスを見せています。

条件戦とはいえ阪神でも結果を残しているので初の重賞舞台でも通用するでしょう。

〇対抗 3 ソフトフルート

ディープインパクト
ストロベリーフェア
母父Kingmambo
主な勝ち鞍シドニーT(3勝クラス) 2021年
前走都大路S(L) 4着

対抗は金曜日の時点で1番人気に支持されているソフトフルートにしました。

好走と凡走を繰り返していますが、馬券から漏れたとしても常に掲示板に入線しているのはよいでしょう。

また、牡馬混合のレースでも上位争いできているので相手関係を見てもこのマーメイドステークスの面子のなかでは上位なのは明らかです。

舞台が阪神の芝2,000mなので直線は長くありませんが、一昨年の秋華賞も小回りの京都の舞台で末脚を伸ばして3着入選しているように加速力には長けています。

斤量はそこそこ重いですが昨年のマーメイドステークスのリベンジを果たしてほしいです。

▲単穴 1 スルーセブンシーズ

ドリームジャーニー
マイティースルー
母父クロフネ
主な勝ち鞍ミモザ賞(1勝クラス) 2021年
前走湾岸S(3勝クラス) 3着

単穴にはスルーセブンシーズを推しました。

開幕週で最内枠を引けたのは大きなポイントです。

昨年の紫苑ステークスも内枠からの競馬で好走しているので出し切りやすい枠に入ったといえます。

この馬は関東馬なので長距離輸送がどうしても引っ掛かりますが、出るレースは常に上がり最速で走っています。

日曜日の阪神競馬場界隈は晴れの良馬場で開催されそうなのでスピード勝負になればチャンスもあるでしょう。

単勝

6 ヴェルトハイム

馬連流し

軸馬:6
相手:1、3、11、14

ワイド流し

軸馬:6
相手:1、3、11、14

三連複フォーメーション

1頭目:6
2頭目:1、3、11、14
3頭目:1、3、11、14

以上になります。
マーメイドステークス予想の参考にしてみてください!

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