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【朝日杯FS2025追い切り評価/全頭診断】実力上位の〝アノ馬〟に最高評価「S」

朝日杯フューチュリティステークス2025追い切り評価記事のアイキャッチ画像

朝日杯フューチュリティステークス2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では朝日杯フューチュリティステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

12月17日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッドどちらも良馬場でした。
坂路の1番時計はサンタアニタが記録した4F51秒6です。時計は出ています。
ウッドの1番時計はシルトホルンが記録した6F80秒1でした。こちらも時計は出ています。

栗東
この日の栗東も坂路、ウッド、ポリはいずれも良馬場です。
坂路の1番時計はイツモニコニコが記録した4F50秒0です。平均以上に時計は出ています。
ウッドの1番時計はミュージアムマイルが記録した6F78秒5です。いつも通りの高速馬場でした。
ポリトラックは統計が少ないですが、今回出走するレッドリガーレの時計を見るといつも通り時計は出ていました。

目次(読みたい項目をタップ)

朝日杯フューチュリティステークス2025追い切り評価/全頭診断コメント

朝日杯フューチュリティステークス2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アドマイヤクワッズ

アドマイヤクワッズ 12月17日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.839.912.9馬なり
1週前栗東CW(良)82.967.652.436.311.2末強め
前走最終栗東坂路(良)  55.340.212.5馬なり

前走のデイリー杯2歳ステークス(G2)で強い勝ちっぷりを見せたアドマイヤクワッズは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒8-上がり1F12秒9の時計で軽くまとめています。

1週前の11日は栗東ウッドでラヴェニュー(ラヴェニュー牡2、1勝クラス)とジョーカー(牡2、未勝利)と3頭併せを行いました。

主戦の坂井騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からラヴェニューを13馬身近く追走する形で末強めに追い、6F82秒9-上がり1F11秒2の時計を記録しましたが、ラヴェニューに届きませんでした。

2頭の僚馬を後方から追走する形で単騎気味にコーナーを周回しましたが、馬体は充実していますし、頭を上手く使って折り合いも上手くできています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

直線で強めに追われた際はそこまで迫力があるわけではありませんが、終いは2F11秒3から1F11秒2で長く脚を使っており、見た目以上にスピードのある走りができていました。

僚馬ラヴェニューには届いていませんが、13馬身以上後方から追走したものなので悲観しなくて良いでしょう。

馬体も良いですし、最終追い切りまでのさらなる良化に期待したいです。

最終追い切りは坂路で軽く調整しました。

馬場の真ん中からの登坂でしたが、頭を上手く使いながら軽快且つ踏み込みの強い走りで登坂しています。

この時期の2歳馬なので多少モタれもありますが、力強い脚質を維持しており、気持ちも乗っていました。

時計は目立ちませんが、1週前にしっかり負荷をかけているので問題ないですし、馬体の仕上がりも上々です。

いい状態でレースに挑めるでしょう。

エコロアルバ

エコロアルバ 12月17日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦W(良) 66.151.237.311.7馬なり
1週前美浦W(良) 65.350.636.311.4一杯
前走最終美浦W(良)83.166.551.737.611.3馬なり

前走のサウジアラビアロイヤルカップ(G3)で強い競馬を見せたエコロアルバは美浦のウッドチップコースでディーズゴールド(牡3、2勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬より半馬身先行し、5F66秒1-上がり1F11秒7の時計で僚馬に2馬身先着しています。

1週前の10日は美浦ウッドで単走を行いました。

このときも助手が騎乗し、馬場の真ん中から一杯に追われて5F65秒3-上がり1F11秒4の時計で負荷を掛けました。

馬場の真ん中からの単走でしたが、久々も影響しているのか、前駆のボリュームが豊富でマイラーらしい身体に仕上がっています。

久々ということで少し太くも見えますが、脚取りは軽快でしたし、スムーズに手前を変えてからはじりじり脚を伸ばし、最後は3F12秒9-2F12秒0-1F11秒4で長く脚を使っています。

久々でしたが四肢の動きも軟らかいですし、それでいて筋肉量も豊富で成長性が感じられました。

一杯に追ったことで最終追い切りまでのさらなる良化に期待したいです。

最終追い切りは美浦ウッドで僚馬と軽く併せています。

ここは僚馬の外目から先行する形で追い切りしましたが、道中冷静な脚取りでリズムを取りながら楽にコーナーを周回していました。

直線に入ってからは特に大きな動きの変化はなかったものの、スムーズに僚馬を交わしつつ、四肢を大きく伸ばしながら楽に突き抜けて先着しています。

ほとんど動きの変化がないにもかかわらず、最後はスムーズに加速してまとめており、センスの高い走りが見られました。

久々でも休み明けの反動はありませんし、むしろ久々でも充実した馬体が印象的です。

2週続けて追い切りを確認しましたが、動きも全く問題なく、しなやかでいい走りでした。

関西圏のレースは初となるので輸送をクリアできるか課題となりますが、仕上がりは非常に良かったです。

カヴァレリッツォ

カヴァレリッツォ 12月17日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  58.042.614.5馬なり
1週前栗東坂路(良)  58.943.314.1馬なり
前走最終栗東坂路(良)  56.841.913.6馬なり

前走のデイリー杯2歳ステークス(G2)で惜しい2着だったカヴァレリッツォは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計58秒0-上がり1F14秒5の時計で軽めにまとめています。

映像はありませんが、13日には栗東ウッドでブルーアイドガール(牝4、2勝クラス)と併せています。

助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を4馬身追走する形で一杯に追い、6F80秒3-上がり1F11秒8の自己ベストで僚馬と併入していました。

1週前の10日は坂路で単走を行い、馬なりで全体時計58秒9-上がり1F14秒1の時計で軽く調整しています。

道中は外ラチに近いところからの追い切りでしたが、直線に入るまでは頭が低く、直線に入って頭の高さを戻しています。

直線では右手前で丁寧な走りを見せていますが、少し左前脚が高い感じがします。

デイリー杯2歳ステークスの最終追い切りと比較しても、このときのほうが脚取りは軟らかい感じがしました。

大崩れなくまとめているのは良いものの、もう少し柔軟性があればなお良いでしょう。

なお、時計に関してはもともと坂路で時計を出さなくても結果を残すタイプなので気にしなくて良いです。

最終追い切りも馬なりの単走で、相変わらず時計は出ていません。

しかしながら、13日にウッドで強く追われた影響もあるのか、10日の坂路追いと比較すると気合の乗った走りができていました。

少し頭は俯き加減でしたがリズムよく登坂しているのも良いですし、前から見ても前駆のボリュームが多く、マイルのこの舞台と合いそうです。

1週前よりもはきはきした動きは好感触ですし、現状の仕上がりなら好走にも期待できるでしょう。

カクウチ

カクウチ 12月17日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.439.312.6馬なり
1週前栗東CW(良)⑦94.464.950.936.611.6末一杯
前走最終栗東坂路(良)  55.639.712.8馬なり

カクウチは栗東坂路でキャンドルマス(牡4、1勝クラス)と併せました。

前走に引き続きコンビを組む岩田望来騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで僚馬を2馬身追走し、全体時計53秒4-上がり1F12秒6の時計で僚馬に2馬身先着しました。

1週前の11日は栗東ウッドでワンダーデリエール(牝2、新馬)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。

ここでも岩田望来騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を17~18馬身追走する形で末一杯に追われ、7F94秒4-6F79秒0-上がり1F11秒6の自己ベストでワンダーデリエールに3馬身半先着しました。

1週前は3頭併せの最内からの追い切りでしたが、久々にしてはコーナーの段階から行きっぷりが良いです。

今回は約3か月半ぶりとなりますが、末一杯に追われた影響もあって、直線では四肢を大きく動かしながら2頭の僚馬に先着しました。

気合はしっかり乗っていますし、終いも2F-1Fともに11秒6の時計で持久力のある走りができているのも良いでしょう。

カクウチらしい走りは健在だったので、この状態を最終追い切りまで維持したいです。

最終追い切りは坂路で僚馬を置いて調整しました。

僚馬を追走する形で登坂していますが、左手前で多少もたれはあるものの、四肢をしっかり動かして登坂し、調子の良さは健在です。

全体時計53秒4はそこまで目立つものではありませんが、最後まで気持ちの乗った動きを維持しているのは良いでしょう。

終いも2F12秒8-1F12秒6の時計で最後までまとめていますし、しぶとい走りは追い切りでも健在でした。

2週続けてカクウチらしい走りができていますし、中間・最終追い切りともに岩田望来騎手が騎乗しているのも好印象です。

相手は手ごわいのでどこまで結果を残せるか難しいですが、追い切り内容はとても良かったです。

グッドピース

グッドピース 12月17日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.440.312.5馬なり
1週前栗東坂路(良)  54.339.112.1一杯
前走最終栗東坂路(良)  56.741.212.6馬なり

デイリー杯2歳ステークス(G2)6着から巻き返したいグッドピースは栗東坂路で単走しました。

主戦の西村淳也騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計55秒4-上がり1F12秒5の時計で軽めに調整しています。

1週前の10日も坂路で単走し、ここでも西村騎手が騎乗して一杯に追い、全体時計54秒3-上がり1F12秒1の時計で負荷を掛けました。

1週前は馬場の真ん中から一杯に追われましたが、四肢を小刻みに動かしながらきびきびとした脚取りを見せています。

ただ、終始左手前も影響しているのか、中盤以降は少しもたれが目立っていました。

それでも、最後まで一定の脚取りで追えているのは悪くないですし、強く追ったことで最終追い切りまでにどこまで良化しているのか注目したいです。

最終追い切りも1週前と同じく、馬場の真ん中から単走しました。

ここは馬なりでしたが、脚の回転は速く、1週前に一杯に追われた影ことで良化の気配が感じられます。

後ろ脚もしっかり踏み込んで登坂しているように、気持ちも前向きさが伝わりました。

ただ、中団以降は多少もたれがあるように、安定感はそこまで長けていません。

脚取りを見ても、現在の時計が出やすい阪神芝コースと合うか難しいですが、2週続けてグッドピースらしい走りはできているので、この馬なりに状態は良さそうでした。

コスモレッド

コスモレッド 12月17日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)87.270.755.138.811.7馬なり
1週前栗東坂路(良)  54.738.212.1馬なり
前走最終栗東坂路(良)  52.438.412.4一杯

新馬戦上がりのコスモレッドは栗東のウッドチップコースでヨッシーリオ(牡2、未勝利)と併せました。

レースでコンビを組む藤岡佑介騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を1馬身半追走し、6F87秒2-上がり1F11秒7の時計で同時併入しています。

1週前の10日は坂路でシャインゴーツ(牡2、新馬)と併せました。

この時はジェルー騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで僚馬を半馬身追走し、全体時計54秒7-上がり1F12秒1の時計で僚馬に1馬身先着しています。

僚馬の右側からの追い切りでしたが、馬なりでも一定の脚色を最後まで維持しながら登坂しています。

併せたシャインゴーツは一杯に追われていたのに対し、コスモレッドは馬なりでしたが、最後は終い2F12秒2-1F12秒1の時計で加速し、僚馬に楽に先着しているのも良いでしょう。

大きなもたれもありませんし、最後まで安定した走りで登坂できているのは良かったです。

最終追い切りはウッドコースで僚馬と併せました。

ここは僚馬の内目からの追い切りでしたが、1週前の坂路追い切り同様脚取りは安定しています。

直線に入ってからは僚馬に迫られましたが、並びかけられたところで脚を伸ばして併入で抑えているように、勝負強さも感じられました。

前脚の踏み込みは少し浅いですが、脚取りは軽くて現在の時計勝負になりがちな阪神コースと合いそうですし、現在の仕上がりでも力を引き出せそうです。

コルテオソレイユ

コルテオソレイユ 12月17日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)85.569.854.538.711.4直強め
前走最終栗東CW(良)89.272.356.439.611.2G前仕掛け

前走のベゴニア賞(1勝クラス)で2着入りしたコルテオソレイユは栗東のウッドチップコースでエリカドリーム(牝5、2勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

初コンビを組む川田騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目からエリカドリームを2馬身追走する形で直線強めに追い、6F85秒5-上がり1F11秒4の時計でエリカドリームと併入しています。

前走から中2週と間隔を詰めており、中間は坂路で軽めの追い切りを6本確認できました。時計は出していません。

最終追い切り映像を見てみると、少し頭は高い感じがしますが、脚取り自体は悪くありません。

直線に入ってからは少し外の馬の方に頭が向く場面もありましたが、じりじり脚を伸ばして最後は終い2F12秒6-1F11秒4の加速ラップでまとめていました。

中2週ということで時計は目立ちませんが、2勝クラスの僚馬と遜色のない動きでまとめているのは悪くないでしょう。

前走同様調子は維持できてそうです。

ゴーゴーリチャード ※取消

ゴーゴーリチャード 12月17日(水) 評価E(測定不能)
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  58.643.013.3馬なり
前走最終栗東坂路(良)  52.838.612.3一杯

前走の新馬戦を制したゴーゴーリチャードは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計58秒6-上がり1F13秒3の時計で軽く慣らしています。

前走から中1週ということで、中間追い切りは坂路で軽い調整を2本のみ行っていました。

最終追い切りは坂路で軽めに行われましたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が上がっておらず、馬体や動きの確認が取れませんでした。

時計に関しても前走から中1週ということで全く出しておらず、参考になりません。

判断材料がほとんどないため、ここはE評価(測定不能)にします。

サンブライト ※取消

サンブライト 12月17日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(良)  54.640.712.8馬なり
1週前美浦W(良)83.967.052.638.011.5馬なり
前走最終美浦W(良) 69.253.538.311.6馬なり

先週開催された阪神JF(G1)で抽選漏れし、朝日杯FSにシフトしたサンブライトは美浦坂路でマリノレーヴェ(牝2、新馬)と併せています。

助手が騎乗して馬なりで僚馬より3馬身半先行し、全体時計54秒6-上がり1F12秒8の自己ベストで僚馬に1馬身先着しています。

1週前の10日は美浦ウッドで馬なりの単走を行い、助手が騎乗して馬場の真ん中から6F83秒9-上がり1F11秒5の自己ベストで走破していました。

道中は少し頭を下げながらの追い切りでしたが、馬なりでもきびきびとした脚取りでまとめており、直線に入って手前を変えてからは自ら脚の動きを伸ばし、稍前傾姿勢になりながら終い2F12秒9-1F11秒5の時計で伸びていました。

馬なりでしたが、積極的な走りが見られたのは良いですし、追い出しフォームも差し馬らしくていい内容でした。

最終追い切りは坂路でマリノレーヴェと併せています。

僚馬の右側から追い切りましたが、僚馬比較でみても集中力の高い走りができており、最後まで楽な姿勢で先着しています。

全体時計54秒6-上がり1F12秒8はそこまで目立つものではありませんが、サンブライトの自己ベストですし、最後まで一定のフォームでまとめているのは良かったです。

この馬なりに仕上がっていました。

スウィートハピネス ※取消

出走取消

ストームサンダー

ストームサンダー 12月17日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  58.441.412.6強め
1週前栗東坂路(良)  57.841.412.7馬なり
前走最終栗東CW(良)80.966.252.638.512.3G前気合付

今年のクローバー賞(OP)を勝利したストームサンダーは栗東坂路で単走を行いました。

久々にコンビを組む岩田康誠騎手が追い切りに騎乗し、強めに追って全体時計58秒4-上がり1F12秒6の時計で登坂しています。

1週前の10日も坂路で単走し、ここも岩田康誠騎手が騎乗して馬なりで全体時計57秒8-上がり1F12秒7の時計を記録しています。

馬場の真ん中からの追い切りでしたが、少し頭の動きが良くなく、掛かっている感じがします。

ただ、中団以降になると馬なりでも自ら脚に力を入れて地面を蹴り上げながらパワーのある走りができていました。

ストームサンダーはもともとタフな舞台で結果を残しており、1週前追い切りでも力強く登坂しているのは好印象です。

もう少し折り合い面で安定すればより一層良くなることでしょう。

最終追い切りも坂路で単走でした。

ここは強めに追われましたが、1週前で気になった頭の動きは相変わらずよくありません。

それどころか、ハミ受けも悪くて強く追った割に全体時計58秒4は1週前の全体時計57秒8よりも遅いです。
※ハミ受け:競走馬がジョッキーの手綱からの支持を受け入れてくれる状態のこと

脚取り自体は力強いものの、最後までよそ見するように登坂していて集中力に欠けていました。

2週続けて岩田康誠騎手が追い切りに騎乗しているので、このレースに対する意気込みは感じられますが、もう少し走りに集中してほしかったです。

スペルーチェ

スペルーチェ 12月17日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦W(良) 68.052.437.411.6馬なり
1週前美浦W(良) 67.151.937.811.5馬なり
前走最終美浦W(良)85.668.853.839.111.8馬なり

初めての関西遠征であるスペルーチェは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

主戦の三浦騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで5F68秒0-上がり1F11秒6の時計でまとめています。

1週前の11日も美浦ウッドで単走し、ここは馬場の3分どころから馬なりで5F67秒1-上がり1F11秒5の時計でまとめていました。

道中は少し頭の動きが大きい感じはするものの、軽い足取りで楽にコーナーを周回しています。

馬体はそこまでボリューム感はないものの、直線に入って手前を変えてからは機敏に四肢を動かしながら加速ラップでまとめていました。

ステップを利かせてきびきびまとめていますし、最後まで軽快な動きだったので引き続きスピード馬場にも対応できそうです。

最終追い切りは三浦騎手が手綱を握り、ウッドコースで単走しました。

ここは少しハミ受けが悪そうでしたが、1週前同様軽快な走りでコーナーを周回しています。

直線に入ってからは手前替えにワンテンポ遅れましたが、しばらくして加速し、ラストは2F12秒2-1F11秒6の加速ラップでまとめています。

1週前と遜色のない走りができていましたし、終いもしっかり伸びており、スペルーチェらしい走りができていました。

初輸送&初の右回りとなりますが、ここ2週の追い切りは右回りのウッド調整でうまく立ち回っているので、輸送さえクリアできれば力を発揮できそうです。

ダイヤモンドノット

ダイヤモンドノット 12月17日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.338.212.5馬なり
1週前栗東CW(良)81.065.851.937.011.5強め
前走最終栗東坂路(良)  52.638.412.6馬なり

前走の京王杯2歳ステークス(G2)を完勝したダイヤモンドノットは栗東坂路で単走を行いました。

福永祐一調教師自ら手綱を握り、馬なりで全体時計52秒3-上がり1F12秒5の自己ベストを記録しています。

1週前の10日は栗東ウッドでレッドダンルース(牡5、2勝クラス)と併せました。

ここも福永調教師が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を5馬身半追走する形で強めに追い、6F81秒0-上がり1F11秒5の時計で僚馬に3馬身先着しています。

僚馬の内側からの追い切りで、コーナーから直線に掛けて、頭が高いです。

この時期の2歳馬らしい幼さが見られましたが、直線に入ってしばらくするとペースを引き上げ、僚馬を楽に引き離すと最後は終い2F-1Fともに11秒5の時計で力強い伸び脚を見せました。

最後の手応えは抜群ですし、前走京王杯2歳ステークスのラストを彷彿させるような伸びはとても好印象でした。

最終追い切りでも好状態を維持したいです。

最終追い切りは坂路で馬なりの単走でした。

ここも福永調教師がチェックしていますが、相変わらず頭は高いものの、脚取りは非常に良く、馬なりでもパワフルな走りで登坂しています。

終いも2F-1Fともに12秒5の時計で長く脚を維持しているのも好材料でした。

馬体や精神的なものを見る限りは、短距離の方が合いそうですが、持続力ある走りができているのは悪くありません。

レース当日に冷静さを保つことができれば、高いパフォーマンスを引き出せるのではないでしょうか。

タガノアラリア

タガノアラリア 12月17日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.938.912.2馬なり
1週前栗東坂路(良)  54.839.312.0末強め
前走最終栗東坂路(良)  55.139.511.9馬なり

前走の秋明菊賞(1勝クラス)を制したタガノアラリアは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒9-上がり1F12秒2の時計で登坂しています。

1週前の11日も坂路で単走し、ここは末強めに追って全体時計54秒8-上がり1F12秒0の時計を記録しています。

馬場の真ん中からの追い切りでしたが、序盤から中盤にかけては頭が少し低くてあまり覇気が感じられない動きでした。

ただ、末強めの脚色通り、促されてからは前方に頭を向けつつ、この馬なりに脚を伸ばして登坂しています。

全体時計54秒8はいい時期ほど目立つものではありませんが、終いは2F12秒8-1F12秒0で加速しているように、陣営の意図通りの動きができていました。

強く負荷をかけたので、最終追い切りまでにもう少し前向きさが見られることを期待したいです。

最終追い切りも坂路で単走でしたが、序盤から中盤にかけては1週前同様あまり前向きさが感じられませんでした。

ただ、今回は馬なりでしたが終盤になると自ら前方に頭を向け、終い2F12秒6-1F12秒2の加速ラップでまとめていることから、少しはやる気がありそうです。

いい時期ほ度時計は目立ちませんが、時計を出しているときは強め、もしくは一杯に追われていたので、馬なりならそこまで悲観しなくても良いでしょう。

まずまずの仕上がりです。

ホワイトオーキッド

ホワイトオーキッド 12月17日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  56.039.712.6馬なり
1週前栗東CW(良)86.470.655.138.711.8馬なり
前走最終栗東CW(良) 70.654.939.011.3馬なり

先週の阪神JF(G1)で抽選漏れしたため、朝日杯FSにシフトしたホワイトオーキッドは栗東坂路で単走を行いました。

レースで騎乗する北村友一騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計56秒0-上がり1F12秒6の時計で軽くまとめています。

1週前の10日は栗東ウッドでエイカイマッケンロ(セ6、3勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

このときは西塚騎手が手綱を握り、馬場の外目から馬なりでエイカイマッケンロを1馬身半追走し、6F86秒4-上がり1F11秒8の時計でエイカイマッケンロと併入しています。

3頭併せの真ん中からの追い切りでしたが、道中軽い脚取りできびきびと追えています。

馬なりということで終始リラックスした走りでしたが、特に踏み込みの強さは感じられませんでした。

馬体は毛ヅヤが良くて調子は良さそうですが、この1週前追い切りではそこまで積極さも確認できませんでした。

最終追い切りは坂路で単走でしたが、道中のバランスは良く、左手前で安定した走りを見せています。

1週前同様踏み込みはそこまで力強くなく、楽な走りでまとめていました。

そこまで負荷は欠けていませんが、大きな欠点もありません。

全体としては、可もなく不可もなくといったところです。

リアライズシリウス

リアライズシリウス 12月17日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(良)  54.139.612.3馬なり
1週前美浦W(良)81.866.451.537.111.7一杯
前走最終美浦坂路(良)  53.938.812.0馬なり

新潟2歳ステークス(G3)を鮮やかに制したリアライズシリウスは美浦坂路で単走を行いました。

主戦の津村騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計54秒1-上がり1F12秒3の時計でまとめています。

1週前の10日は美浦ウッドでレッドレナート(牡4、1勝クラス)と併せました。

ここでも津村騎手が騎乗し、馬場の外目から僚馬を7馬身半追走する形で一杯に追い、6F81秒8-上がり1F11秒7の自己ベストを記録していますが、僚馬に1馬身遅れを取っています。

このウッド追いは阪神コース同様右回りで行われています。

僚馬の内目から行われましたが、コーナーワークは問題なく立ち回れています。

ただ、直線では僚馬よりも前に立ったものの、手前変えができておらず、最後は外から差し脚を伸ばしたレッドレナートに交わされて1馬身の遅れを取りました。

全体時計81秒8は自己ベストでしたが、これまで左回りの競馬場でしか結果を残していないことが影響しているのか、もしくは休み明けが響いているのか、直線では思った以上に出し切れていませんでした。

特に手前変えができずに差し返されているのは致命的で、このあたりをクリアできなければ本番でも力を引き出せないでしょう。

最終追い切りは坂路で単走でしたが、1週前に一杯に追われた影響もあるのか、道中は右手前で外ラチに近いところからきびきびとした脚取りを見せています。

最後まで一定のリズムでまとめているのは悪くないですし、身体の使い方も良いでしょう。

総評すると、最終追い切りは問題なく動けていましたが、1週前のウッドの立ち回りが気になるところでした。

2週続けて津村騎手が追い切りに騎乗しているのは好印象ですし、最終追い切りの動きも悪くないので仕上がり自体は良いですが、右回り適性があるかというと、少し懐疑的です。

仕上がりは悪くないものの、右回り適性を考慮してここは厳しい評価にします。

レッドリガーレ

レッドリガーレ 12月17日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東PT(良) 66.250.737.211.6強め
1週前栗東PT(良) 72.355.040.011.8末強め
前走最終栗東CW(良)83.667.251.736.311.0一杯

レッドリガーレは栗東のポリトラックコースでタンテドヴィーヴル(牡3、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

レースで騎乗する吉村誠之助騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目からタンテドヴィーヴルより4馬身先行する形で強めに追われ、5F66秒2-上がり1F11秒6の時計で同時併入しています。

1週前の11日もポリトラックでタンテドヴィーヴルと2頭併せしました。

ここでは亀田騎手が騎乗し、外ラチ沿いから僚馬より半馬身先行する形で末強めに追い、5F72秒3-上がり1F11秒8の時計で併入しています。

僚馬の外目からの追い切りでしたが、末強めということでコーナーワークから直線に掛けては楽な態勢で追っています。

直線に入って促されてからは脚を伸ばして先に抜け出したタンテドヴィーヴルに迫りましたが、終いは1F11秒8でそこまで伸びは良くありませんでした。

ポリトラックは全体的に時計が出やすいので、もう少し時計を出してほしいところでしたが、それが確認できなかったのは気になります。

最終追い切りもポリで行われ、ここは3頭併せの真ん中からの調整でした。

ここは強めに追われていたので最初からきびきび動けていますが、直線で内から抜け出したタンテドヴィーヴルを捉えようとするものの、そこまで伸びがなくてここも併入までです。

前走レースの最終追い切りがウッドコースで終い1F11秒0を記録しているので、もう少し伸びがあっても良かったように感じます。

前走から中2週なので、もしかしたら蓄積疲労が残っているかもしれません。

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朝日杯フューチュリティステークス2025追い切り評価ランキング

評価馬名
エコロアルバ
アドマイヤクワッズ
カヴァレリッツォ
カクウチ
スペルーチェ
グッドピース
コスモレッド
コルテオソレイユ
サンブライト ※取消
ダイヤモンドノット
タガノアラリア
ホワイトオーキッド
ストームサンダー
リアライズシリウス
レッドリガーレ
 
E(測定不能)ゴーゴーリチャード ※取消
同評価内は50音順になります。

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