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【京都金杯2024追い切り評価/全頭診断】ドーブネに並ぶ最高評価「S」はアノ馬!

京都金杯2024追い切り評価記事のサムネイル画像

京都金杯2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では京都金杯の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

1月3日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路は比較的時計がかかっており、ウッドチップは標準くらいの馬場です。

栗東
栗東の坂路とウッドは良馬場です。
坂路は全体的に時計がかかっていましたが、ウッドチップは平均以上に時計が出ています。

目次(読みたい項目をタップ)

京都金杯2024追い切り評価/全頭診断コメント

京都金杯2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アヴェラーレ

アヴェラーレ 1月3日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(良)  54.439.011.9一杯
前走最終美浦南W(良) 68.953.538.111.1馬なり

昨年の関屋記念(G3)を制したアヴェラーレは美浦坂路で単走を行いました。

助手が騎乗し、馬場の外目から一杯に追われて4ハロン54秒4-上がり1ハロン11秒9でまとめています。

31日は稍重で強めに追われて4ハロン53秒0-上がり1ハロン11秒9でした。

最終追い切りでは意欲ある動きを見せているものの、時計自体は目立っていません。

また、前脚の使い方も直近2戦はリズムよく動けていたのに対し、若干ですが脚の使い方も硬い感じがしました。

このため、直近2レースの追い切りほど好仕上がりではないと思います。

ただし、今回は一杯に追って負荷をかけています。

レース当日、輸送を乗り越えた先で激変するする可能背もあるかもしれないのでできれば当日のパドックなどで印を決めたほうがよいでしょう。

アナゴサン ※除外

アナゴサン 1月3日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)81.265.751.236.811.9G前仕掛け
前走最終栗東坂路(良)  54.038.811.9馬なり

アナゴサンは栗東のウッドチップコースにて最終追い切りを行いました。

助手が騎乗し、馬場の真ん中からゴール前で仕掛けられ、6ハロン81秒2-上がり1ハロン11秒9で駆け抜けています。

今年で6歳馬になりますが、終い6ハロンの時計はこれまでのウッドチップ追いで4番目に速いです。

また、昨年の11月29日にも6ハロン81秒1-上がり1ハロン11秒7という時計を出しており、この年になって少し調子を上げているのは評価したいです。

終い時計はそこまで目立っていませんし、少し太い感じもしますが全体時計は出しているので状態自体はよさそうです。

アルナシーム

アルナシーム 1月3日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.639.112.5馬なり
前走最終栗東坂路(良)  52.838.412.3馬なり

昨年のカシオペアステークス(L)を制したアルナシームは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて4ハロン53秒6-上がり1ハロン12秒5で駆け上がっています。

27日にはウッドチップで稍一杯に追われて7ハロン97秒0-上がり1ハロン11秒8でした。

序盤は少し頭が高くて気性の荒さも目立ちましたが、折り合いをつけてからはまっすぐきびきびと走ることができています。

しかしながら、前走と比較すると少し華奢な感じにも見えました。

もともとアルナシームは小柄なタイプなので杞憂の可能性もありますが、冬時期は少し太目になってもおかしくない中、体つきが細かったのは気になります。

ただ、動き自体は問題なさそうでしたし仕上がり具合は悪くないでしょう。

アンドヴァラナウト

アンドヴァラナウト 1月3日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.939.411.9馬なり
前走最終栗東坂路(重)  56.040.512.7馬なり

スランプからの脱却を図りたいアンドヴァラナウトは栗東坂路で単走を行っています。

助手が騎乗し、馬場の真ん中やや外目から馬なりで追われて全体時計54秒9-上がり1ハロン11秒9でまとめています。

12月の24日と31日も坂路で馬なりを行い、坂路を入念に行っています。

最終追い切りも馬なりということで、どちらかというと立て直しに力を入れている印象があります。

動き自体はもともと重賞を制しているだけの実力馬なのでバランスの良い動きを見せています。

終い1ハロンで少し伸びを見せていたのも意欲が感じられました。

追い切りは比較的動くタイプの馬ですが、あとはレース本番で力を発揮できるか、その点がポイントとなりそうです。

エンペザー ※除外

エンペザー 1月3日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.639.112.6馬なり
前走最終栗東CW(良)83.768.453.237.711.5稍一杯

最終追い切りは栗東坂路で中山金杯(G3)に出走登録しているリカンカブール(牡5、オープン)と2頭併せを行いました。

北村友一騎手が騎乗(レース当日の騎手は未定)し、僚馬より0.5秒先行する形で馬なり追いを行いました。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)

全体時計54秒6-上がり1ハロン12秒6でしたが、最後は0.2秒遅れています。

序盤からリカンカブールと併せていたものの、最後は1ハロン12秒6で少し末脚に欠けました。

しかしながら、もともとエンペザーは末脚に定評がなく、これまでの坂路でもラスト1ハロンのベストは12秒6なのでこの馬を基準に見たらそこまで悪くありません。

しかしながら、ラストは明白にリカンカブールに後れを取ってしまったのは気になるところです。

時計もそこまで目立っていませんし、現段階で上位争いは容易ではなさそうです。

コレペティトール

コレペティトール 1月3日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.938.912.9一杯
前走最終栗東坂路(良)  57.242.413.9馬なり

コレペティトールは栗東の坂路で最終追い切りを行いました。

助手が騎乗し、一杯に追われて4ハロン52秒9-上がり1ハロン12秒9でまとめました。

中間は坂路をメインに行い、先週の28日には坂路で一杯に追って4ハロン54秒2-上がり1ハロンは13秒1で負荷をかけています。

今回の最終追い切りは映像が公開されていないので、走法以外の面から評価します。

最終追い切りは1週前に引き続き一杯に追われました。

一戦強く追う度に時計を出していて、良化の気配は感じられます。

ただ、調子がいい時はもっと良い時計を出していたのでまだまだ良化の途中といったところでしょう。

管理する中竹調教師は「柔らかい動きでよかった」とコメントしているので決して悪い出来ではないようでした。

サヴァ

サヴァ 1月3日(水) 評価C       
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)86.671.155.639.311.6直強め
前走最終栗東坂路(良)  51.337.112.4叩き一杯

昨年の六甲ステークス(L)を制したサヴァは栗東ウッドチップで最終追い切りを行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から直線強めに追われ、6ハロン86秒6-上がり1ハロン11秒6でゴールしています。

12月24日と31日は栗東坂路でどちらも馬なりで調整されました。

全体時計86秒6はこの馬からしたら遅い部類で、コーナーではどこか覇気のない動きを見せています。

直線に入って手前を替え、残り2ハロンあたりで促されてからは伸びを見せていましたが、終い時計11秒6です。

サヴァのラスト1ハロンのベストは11秒3なので少し物足りない内容となっています。

今回はマイラーズカップ(G2)以来、実に9か月ぶりのレースとなりますが、休み明けで身体がなまっているのでしょう。

本調子はまだ先だと思いました。

シャイニーロック

シャイニーロック 1月3日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.337.912.7強め
前走最終栗東坂路(良)  52.737.312.1一杯

8歳馬のシャイニーロックは栗東坂路で最終追い切りを行いました。

助手が騎乗し、馬場の真ん中から強めに追われて4ハロン53秒3-上がり1ハロン12秒7でゴールしました。

1週前の28日にも栗東坂路で一杯に追われて4ハロン53秒2-上がり1ハロン12秒6です。

1週前に負荷をかけた影響もあってか、休み明けにしては意欲のある走りを見せています。

ただ、ラスト1ハロンは明白にスピードを落としている点はマイナスです。

強めにしてはそこまで時計は目立っていないものの、シャイニーロックはこれまで京都芝1,600mで掲示板を外していないのでコース適性は非常に高いです。

また、昨年のマイラーズカップでは勝ち馬シュネルマイスターとタイム差0.1秒の4着でした。

この時の追い切りも正直目立ちませんでしたが、それであの激走なのでこの馬は追い切りよりも舞台適性のほうが期待できそうです。

現時点では出走除外対象馬ですが、出走が叶うようでしたら台風の目になるかもしれません。

セッション

セッション 1月3日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.838.212.0末強め
前走最終栗東坂路(良)  52.138.312.4一杯

最終追い切りは栗東坂路にて、ヤマニンウルス(牡4、3勝)と併せ馬を行いました。

レース当日も騎乗する坂井瑠星騎手を背に、馬場の真ん中やや外から僚馬を1~2馬身追走する形で末強めに追い、4ハロン53秒8-上がり1ハロン12秒0でまとめましたが僚馬より半馬身遅れています。

最終追い切りでは終始頭が高い印象があります。

しかし、気持ちは前向きで終盤強めに追われてからは力強い走りで追うことができていました。

ヤマニンウルスには遅れてしまいましたがあちらが3戦3勝で無敗なことを考えると着差は気にしなくてもよさそうです。

追い切りを見た限りは積極的な動きができており、強気の競馬を得意とする坂井騎手との手綱もよさそうです。

現時点で除外対象馬ですが、出走できれば意外といいところいくかもしれないです。

セルバーグ

セルバーグ 1月3日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.039.012.5強め
前走最終栗東坂路(良)  54.339.712.4末強め

昨年の中京記念(G3)を逃げて勝利したセルバーグは栗東の坂路で単走を行いました。

助手が騎乗し、馬場の外目から強めに追われて4ハロン55秒0-上がり1ハロン12秒5でゴールしています。

マイルチャンピオンシップから約1か月半開けての実践ですが、走法自体は決してきれいではありませんし、舌も出ています。

ただ、好走した昨年の中京記念も追い切り自体は特別きれいなフォームで走れていたわけではありません。

そのため、走りのバランスに関しては対象粗削りなところがあっても出し切れると思います。

前走マイルチャンピオンシップの時ほどやる気は感じられませんでしたが、まずまず仕上がっているように感じます。

タイムトゥヘヴン

タイムトゥヘヴン 1月3日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)85.669.052.937.511.4馬なり
前走最終美浦南W(良)81.566.351.837.511.3馬なり

一昨年のダービー卿CT(G3)を制したタイムトゥヘヴンは美浦のウッドチップコースにて、単走を行いました。

草野騎手(レース当日は幸騎手が騎乗)が手綱を握り、馬場の外目から馬なりで追われて6ハロン85秒6-上がり1ハロン11秒4でまとめました。

24日と31日は美浦坂路で馬なりにて調整を行っています。

最終追い切りでは序盤から頭を低くしつつ、しっかりと乗り込んでいます。

道中安定感のある走りを見せていましたし、馬なりながらも直線に入って終い11秒4で伊豆から動くことができたのもよかったです。

ちなみに、タイムトゥヘヴンは6歳馬にして初の関西圏輸送です。

長距離輸送がどう出るかは未知数ですが、乗り込みは入念でしたし馬体も仕上がりつつあったので、無事に輸送をクリアできれば出し切れるんじゃないかと思います。

ダノンタッチダウン

ダノンタッチダウン 1月3日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.138.012.3強め
前走最終栗東坂路(良)  55.739.912.0馬なり

一昨年の朝日杯FS(G1)で2着のダノンタッチダウンは栗東の坂路で単走を行いました。

レース当日も騎乗予定の北村友一騎手を背に、馬場の外目から強めに追われて4ハロン53秒1-上がり1ハロン12某3で坂路を駆けあがりました。

24日と31日はウッドで調整されています。

最終追い切りではこれまでのキャリアで2番目の好時計を出しています。

終盤で一叩きいれてからは歩幅を広げてより伸びようとしていましたし、久々でもレース勘は鈍ってなさそうです。

好走していた朝日杯FSやNHKマイルカップ(G1)のころの追い切りと比較すると良くも悪くも落ち着きを身に付けている感じがしました。

久々も影響しているのでしょう。

精神的に大人になったいまのダノンタッチダウンが、京都の舞台でどのような競馬を見せてくれるのか注目です。

ダノンティンパニー ※除外

ダノンティンパニー 1月3日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  57.241.512.6馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.438.612.2一杯

素質馬のダノンティンパニーは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで追われて4ハロン57秒2-上がり1ハロンは12秒6でした。

先月末に坂路で一杯に追われて全体時計53秒4-上がり1ハロン12秒5という時計で負荷をかけたため、最終追い切りは馬なりで軽めでした。

ところが、序盤からバランスの悪い走法、クビも斜めに傾けながらの走りで見栄えあるフォームではありません。また、道中寄れる場面もありました。

馬なりで折り合い重視なので時計は全く出ていない点は考慮するとしても、正直走りは良くありません。

ダノンティンパニーは今回が初重賞ということで、過去の追い切り映像はありませんが、以前からこのようなフォームを取っていない限り現在の状態は決して良い感じはしませんでした。

競走除外馬にもかかわらずこれまでの戦績から上位人気に支持されそうですが、追い切りを見た限り、いい仕上がりとは言い難かったです。

トゥードジボン

トゥードジボン 1月3日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)  54.538.611.6馬なり
前走最終栗東CW(良)  54.138.411.4馬なり

オープン上がりのトゥードジボンは栗東ウッドチップで単走を行いました。

助手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで追われて4ハロン54秒5-上がり1ハロン11秒6でまとめています。

先月の24日と27日もウッドチップで追い切りを行っています。

最終追い切りを見た限り、序盤からリズムよく立ち回ることができていますし、直線に入ってからも軽快なステップで動けており、状態面はよさそうです。

四肢の使い方もよかったですし、最後の1ハロンは馬なりながらもしっかり脚を引き出していました。

条件戦上がりで相手関係は強化されますが、初重賞制覇に向けて意欲の感じられる追い切りを見せており、好感の持てる追い切り内容でした。

ドルチェモア

ドルチェモア 1月3日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)82.966.551.938.312.2馬なり
前走最終美浦南W(稍重)84.368.352.337.512.3馬なり

一昨年の朝日杯FS(G1)の勝ち馬であるドルチェモアは美浦のウッドチップでキツネノヨメイリ(牝2、新馬)と2頭併せを行いました。

金子騎手が騎乗(レース当日は団野騎手騎乗)し、僚馬を7馬身追走する形で馬場の真ん中から馬なりで追い、6ハロン82秒9-上がり1ハロン12秒2で同時併入しています。

最終追い切りでは、前脚が大きく広がっていてきれいなフォームではないですし、脚さばきも硬さが見られます。

今回キツネノヨメイリを7馬身追走して同時併入といったら響きは悪くありませんが、僚馬が馬場の外目を回ったのに対し、ドルチェモアは僚馬の内、馬場の真ん中から動いています。

そして、インから動いて一度先頭に立ちましたが同時併入、つまり直線で差し返された形となりました。

時計は美浦ウッドにおける自己ベストを更新しているものの、フォームや新馬に差し返されたことを踏まえると、良化はまだまだだと思います。

ドーブネ

ドーブネ 1月3日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)83.467.952.938.312.3G前仕掛け
前走最終栗東CW(良)83.567.452.537.612.2稍一杯

5億円ホースのドーブネは栗東ウッドチップで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の外側からゴール前で仕掛けられ、6ハロン83秒4-上がり1ハロン12秒3でゴールしました。

先週の28日はウッドチップで一杯に追われており、このときは6ハロン82秒3-上がり1ハロン12秒2でゴールしています。

1週前に一杯に追って負荷をかけましたが、最終追い切りでもゴール前で仕掛けられています。

道中はこの馬らしい頭を低めにした動きを見せており、状態面は悪くないでしょう。

時計に関して見てみると、ドーブネはもともとウッドチップで6ハロン79~81秒台の時計を出す馬なので、今回の83秒4は一見見劣りする感じがします。

しかし、近2戦の最終追い切りもウッドチップで6ハロン83秒5と、良い時期ほど出していない中で勝利しています。

いまのドーブネにとってタイムの速さはそこまで気にしなくてよいです。

今回は一杯に追われた28日、それだけではなく直近2戦の最終追い切りと差のない時計で入線しており、動きも近走と差がないことから、出し切れる状態に仕上がったことでしょう。

ビューティフルデイ

ビューティフルデイ 1月3日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(良)  53.138.312.5馬なり
前走最終美浦坂路(良)  54.140.813.2馬なり

昨年のパラダイスステークス(L)を制してビューティフルデイは美浦の坂路でボスジラ(牡8、オープン)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗し、僚馬より1馬身先行する形で馬場の外目から馬なりで追われ、全体時計53秒1-上がり1ハロン12秒5の時計で同時併入しています。

先月の24日と31日も坂路で馬なり追いを行っており、坂路で入念に調整されています。

その影響もあってか、最終追い切りでは頭を低くして、前を見据えながら集中した走りを行っています。

フォームも非常によいですし、風の抵抗を極力なくした動きができていたのも評価したいです。

京都は久々ですが、追い切りを見た限りは出し切れると思いますし、どのようなパフォーマンスを発揮するのか、期待したいです。

フリームファクシ

フリームファクシ 1月3日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)85.168.853.137.511.3強め
前走最終栗東坂路(良)  53.338.912.2末強め

昨年のきさらぎ賞(G3)を制したフリームファクシは栗東のウッドチップにて、今回出走登録しているリューベック(牡5、オープン)と2頭併せを行いました。

酒井騎手が騎乗(レース当日は未定)し、馬場の外目から僚馬より10馬身近く先行する形で強めに追い、6ハロン85秒1-上がり1ハロン11秒3の時計で2.5馬身先着しています。

先月の24日と31日は栗東坂路で馬なりにて、調整されました。

最終追い切りでは序盤から意気揚々とした走りを見せていて、気持ちは前向きです。

馬体もこれまでより大きくなっており、順調に成長している感じがしますね。

直線に入って内から立ち回ったリューベックに一度先を越されましたが、すぐにペースアップして巻き返しているように、メンタル面の勝負強さも見られました。

時計自体は2~3歳時のほうがインパクトはあったものの、それ以外の面ではいい動きを見せています。

あとは、キャリア初のマイルがかみ合うか、そこが最大のポイントでしょう。

プルパレイ ※除外

プルパレイ 1月3日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  51.938.212.2強め
前走最終栗東坂路(良)  53.038.612.5馬なり

一昨年のファルコンステークス(G3)の勝ち馬プルパレイは栗東坂路でベルクレスタ(牝5、3勝)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗して僚馬から0.1秒先行する形で強めに追われ、全体時計51秒9-上がり1ハロン12秒2で同時併入しました。

先月の24日と31日も坂路で馬なり追いを行っており、坂路で入念に仕上げています。

今回プルパレイは約8か月ぶりのレースとなりますが、追い切りの時計51秒9は休み明けにしては出している方です。

休み明けの影響もあって、前脚は多少硬さが残っている感じもしましたが、手前替え自体はスムーズでしたし、そこまで気になりません。

久々にしては動けているという印象で、悪い追い切りではありませんでした。

マテンロウオリオン

マテンロウオリオン 1月3日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)82.966.651.436.811.8馬なり
前走最終栗東CW(良)84.568.953.437.211.4末一杯

一昨年のシンザン記念(G3)を制したマテンロウオリオンは栗東のウッドチップで単走を行いました。

新馬戦以来の騎乗となる太宰騎手が現地に駆け付け、馬場の真ん中から馬なりで追い、6ハロン82秒9-上がり1ハロン11秒8でまとめました。

先月の24日と31日は栗東坂路で馬なり1回、一杯1回で追い切りを行っています。

最終追い切りは直線の映像しか公開されていませんでしたが、キビキビとした動きを見せていたうえ、毛並みも綺麗で状態面は非常に良さそうです。

久々のコンビを組む太宰騎手との折り合いも良かったですし、馬なりながらもこの馬らしい走りはできていました。

終いの末脚は少し足りない感じもしますが、元気いっぱいの動きは好走にも期待できそうです。

メイショウシンタケ

メイショウシンタケ 1月3日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)  54.238.211.8G前仕掛け
前走最終栗東CW(良)  54.938.511.9直強め

昨年の米子ステークス(L)で金星を手にしたメイショウシンタケは栗東のウッドチップコースにて、キミノナハマリア(牝4、2勝)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗し、僚馬を3~4馬身追走する形で馬場の真ん中からゴール仕掛けで追い、4ハロン54秒2-上がり1ハロン11秒8でアタマ差先着しています。

先月の24日は坂路で馬なり、31日はウッドチップで強めに調教を行いました。

序盤から回転の速い脚さばきで動けているのが印象的で、今回の出走馬の中でもっとも素早い走りができていたように感じます。

直線に入ってからはキミノナハマリアに詰め寄られましたが、粘りのある走りを見せて先着を許しませんでした。

約4か月振りのレースとなりますが、休み明けを感じさせない動きを見せていましたし、総合的に高いパフォーマンスを発揮できそうです。

10番人気で勝利した米子ステークスの時よりもきびきび動けていましたし、直近2戦も上位争いできているのでここでの立ち振る舞いにも期待したいです。

リューベック ※除外

リューベック 1月3日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)83.567.752.537.311.5稍一杯
前走最終栗東坂路(良)  50.937.512.4馬なり

最終追い切りは栗東ウッドチップコースにて、同レースに出走登録しているフリームファクシ(牡4、オープン)と2頭併せを行いました。

秋山真一郎騎手(レース当日はモリス騎手騎乗)を背に、馬場の真ん中から僚馬を10馬身近く追走する形で稍一杯に追われ、6ハロン83秒5-上がり1ハロン11秒5を記録しましたが僚馬に2~3馬身遅れを取りました。

先月の20日と28日は栗東坂路で馬なり追いを行っています。

今回はフリームファクシをはるか後方から追走する形で追い切りを行っています。

コーナーではフリームファクシよりも内で立ち回り、一度は先頭に躍り出たもののラスト1ハロンあたりで再び差し返されて結果的には2~3馬身遅れを取ってしまいました。

かなりの後方から追っていたので着順に関しては仕方ない面もあるでしょう。

今回はフリームファクシのほうがいい動きを見せていたものの、リューベックも決して悪い追い切りではなく、まずまずの仕上がりに感じました。

ルプリュフォール

ルプリュフォール 1月3日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)80.966.552.838.312.5強め
前走最終栗東CW(良)82.868.053.138.012.0馬なり

今年で8歳になったルプリュフォールは栗東のウッドチップコースにて単走を行いました。

助手が騎乗し、馬場の真ん中から強めに追われて6ハロン80秒9-上がり1ハロン12秒5でゴールしています。

ルプリュフォールは2週間前の阪神カップに出走したばかりなので、中間の追い切りはありません。

しかしながら、1か月スパンでレースを使われていることもあり、最終追い切りではスピード感のある走りを見せていました。

ルプリュフォールはもともとウッドで時計を出すタイプなので全体時計80秒9はこの馬にとってそこまで速い時計ではないものの、レースに向けて気持ちのこもった追い切りができていたのは良かったと思います。

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京都金杯2024追い切り評価ランキング

評価馬名
トゥードジボン
ドーブネ
タイムトゥヘヴン
ダノンタッチダウン
ビューティフルデイ
メイショウシンタケ
アヴェラーレ
アナゴサン ※除外
アルナシーム
アンドヴァラナウト
コレペティトール
シャイニーロック
セッション
セルバーグ
フリームファクシ
プルパレイ ※除外
マテンロウオリオン
リューベック ※除外
ルプリュフォール
エンペザー ※除外
サヴァ
ダノンティンパニー ※除外
ドルチェモア
 
同評価内は50音順になります。

京都金杯2024追い切り映像

京都金杯2024の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

【調教動画】2024年 京都金杯|JRA公式

京都金杯2024の最終予想

京都金杯2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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