【秋華賞2024追い切り評価/全頭診断】ステレンボッシュを上回る最高評価「S」はアノ馬!
秋華賞2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では秋華賞の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
10月9日の馬場状態
美浦
この日の美浦は坂路、ウッド、ポリトラックすべてが不良馬場でした。
坂路は1番時計がフェズカズマの4F52秒2で表記通り時計がかかっています。
ウッドは1番時計がボーンディスウェイの6F80秒2でこちらもそこまで時計は出ていません。
ポリトラックは統計が少ないので何とも言えませんが、秋華賞に出走するコガネノソラが併せ馬を置いて馬なりで5F73秒0-上がり1F12秒1なのであまり出ていないように思います。
栗東
この日の栗東は坂路、ウッドともに稍重でした。
坂路の1番時計はダノンマッキンリーが出した4F50秒5ですが、50秒台で走破した馬は3頭だけでした。
もっとも、4F51秒台で走破した馬は多く、表記のわりに時計は出ています。
ウッドの1番時計はミスタージーティーが出した6F78秒9ですが、そのほかの馬は80秒台を超えていますが、全体としてはまずまずといったところでした。
秋華賞2024追い切り評価/全頭診断コメント
秋華賞2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アドマイヤベル
アドマイヤベル 10月9日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(不良) | 69.5 | 54.2 | 39.3 | 12.6 | 馬なり | |
1週前 | 美浦南W(良) | 82.6 | 66.2 | 51.0 | 36.7 | 11.0 | 強め |
前走最終 | 美浦南W(良) | 69.9 | 54.7 | 40.0 | 12.8 | 馬なり |
フローラステークス(G2)の勝ち馬アドマイヤベルは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の2分どころから馬なりで5F69秒5-上がり1F12秒6の時計で走破しています。
1週前の2日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはグランプリショット(牡3、1勝クラス)と併せています。
主戦の横山武史騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を8馬身追走する形で強めに追われ、6F82秒6-上がり1F11秒0の自己ベストで1馬身先着しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
コーナーの段階から機敏な動きで動けています。
久々でも身体は軽いですし、トモの張りも立派でした。
夏を挟んで大きく成長したように感じますし、自己ベストを更新できたのも良いでしょう。
最終追い切りは軽い調教でした。
馬場の内目を回った割に時計自体はほとんど出ていませんが、1週前に強く追ったので問題ないでしょう。
むしろ、1週前に強く追ったことで馬体も締まりましたし、確かな脚取りで走破できていました。
オークス(G1)からのぶっつけとなりますが、もともと追い切り映えする馬だったことを考慮してもここメイチで仕上がっているように感じます。
キャリア初の関西輸送さえクリアできればこれまで通りのパフォーマンスに期待できそうでした。
クイーンズウォーク
クイーンズウォーク 10月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 57.0 | 41.3 | 12.8 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 83.3 | 67.5 | 52.5 | 37.4 | 11.2 | 直強め |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.1 | 39.9 | 12.7 | 馬なり |
前走のローズステークス(G2)を勝利したクイーンズウォークは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時57秒0-上がり1F12秒8の時計でまとめています。
1週前の2日には栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
主戦の川田騎手が追い切りに騎乗し、外ラチ沿いから直線強めに追われて6F83秒3-上がり1F11秒2で走破しました。
1週前追い切り映像は直線に入ってからしか公開されていませんでしたが、直線強めの指示通り、終いは2F11秒9から1F11秒2で鋭く追うことができ、差し馬らしい走りができていました。
ただ、道中追い込むまではふわっとした場面も見られ、少し集中力に欠いた場面も見られます。
末脚や追い切りフォームは問題ありませんが、それまでの折り合いと集中力が維持できていればなお良かったでしょう。
1週前に強く追ったので最終追い切りは坂路で軽い調整でしたが、軽めながらも軸のブレない動きでリズムよく動けているのは問題ないでしょう。
時計は全然出ていませんが、ステップも軽快ですし、1週前に負荷を掛けたことで良化の気配が感じられます。
しかしながら、前走ローズステークスの1週前追い切りのほうが力のある走りで最後まで追えていました。
今回も決して悪い出来栄えではありませんが、個人的には前走ローズステークスのほうが好仕上がりに見えました。
クリスマスパレード
クリスマスパレード 10月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 53.2 | 38.7 | 12.7 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 54.5 | 40.1 | 12.5 | 馬なり |
紫苑ステークス(G2)を制したクリスマスパレードは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F53秒2-上がり1F12秒7の時計でまとめています。
クリスマスパレードは関東馬ですが、今月3日から早めに栗東インし、栗東の坂路で中間追い切りを4本行っています。
最終追い切りも坂路で軽めの調教を行いましたが、軽い脚取りで登坂していることから状態は悪くなさそうです。
ただ、特別大きな上積みは見られませんでした。
前走最終追い切りも坂路で目立った時計を残していない中で勝ち切っているので、クリスマスパレードにとって時計は必要ないかもしれませんが、勝利した前走紫苑ステークスは中間に坂路を12本行って入念な調整が行われていました。
今回は輸送があったとはいえ時計は軽めのものが4本なので前走時よりも少ないです。
前走レースとの間隔が約1カ月のため現状でも問題ないかもしれませんが、大きな良化は確認できなかったので及第点までとさせていただきます。
コガネノソラ
コガネノソラ 10月9日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦PT(不良) | 73.0 | 57.1 | 41.9 | 12.1 | 馬なり | |
1週前 | 美浦南W(重) | 82.5 | 66.5 | 51.3 | 36.9 | 11.3 | 末一杯 |
前走最終 | 函館芝(重) | 52.9 | 38.4 | 11.9 | 馬なり |
札幌で開催されたクイーンステークス(G3)を制したコガネノソラは美浦のポリトラックコースでピクシレーション(牝4、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりでピクシレーションより5馬身先行し、5F73秒-上がり1F12秒1の時計で同時併入しています。
1週前の3日には美浦ウッドでダノンブレット(牡6、3勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。
このときは前走に引き続きコンビを組む丹内騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からダノンブレットを5~6馬身追走する形で末一杯に追われて6F82秒5-上がり1F11秒3の時計で2馬身先着しました。
前の2頭に照準を定めつつも機敏な動きで並び、直線で手前を替えてからも淡々としたリズムで追いつつ、促されてからは終い2F12秒3-から1F11秒3で瞬発力ある動きで僚馬に先着できました。
久々のレースとなりますが、全体を通して問題なく動けていますし、特に終盤促されてからの伸びは見事でした。
もともと追い切りで時計を出すタイプでしたが、中間追い切りでもしっかりと好タイムを記録し、状態はとても良さそうです。
最終追い切りは雨の影響を考慮してウッドからポリトラックに切り替えて3頭併せを行いましたが、首の動作は少し大きいものの、1週前同様直線でスムーズに伸び脚を活かせており、コガネノソラらしい動きができていました。
ポリトラックはもともと時計が出やすいため、タイムは目立ちませんが不良馬場だったことを考えたらそこまで悲観しなくても良さそうです。
むしろ、この馬らしい安定した動きができていたのが良く、特に1週前の反応は見事でした。
直線の短い京都内回りが舞台の秋華賞でも高いパフォーマンスに期待したいです。
ステレンボッシュ
ステレンボッシュ 10月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(稍重) | 81.3 | 66.1 | 50.6 | 36.3 | 11.4 | 稍一杯 |
1週前 | 栗東坂路(良) | 52.2 | 38.0 | 12.9 | 一杯 | ||
前走最終 | 美浦南W(良) | 83.6 | 66.7 | 5.9 | 35.6 | 11.4 | 馬なり |
桜の女王ステレンボッシュは栗東のウッドチップコースで秋華賞に出走するミアネーロ(牝3、オープン)とモスクロッサー(セ3、1勝クラス)と3頭併せを行いました。
前走に引き続きコンビを組む戸崎騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からミアネーロより2馬身先行する形で稍一杯に追われ、6F81秒3-上がり1F11秒4の時計で同時併入しています。
ステレンボッシュは関東馬ですが、先月19日に美浦を経ち、早めに栗東入りしたことで直前の長距離輸送を回避しています。
1週前の3日の追い切りでは栗東坂路でモスクロッサーと併せました。
助手が騎乗して僚馬を5~6馬身追走する形で一杯に追われましたが、4F52秒2-上がり1F12秒9で時計は平凡でした。
ステレンボッシュは昨年の阪神JFや桜花賞(どちらもG1)においても栗東で調整されましたが、坂路で行われた中間追い切りは脚取りこそ悪くないものの、道中首の使い方も悪いですしどこか本調子ではなさそうです。
何よりも、一杯に追われたにもかかわらず時計が出ておらず、特に終い1F12秒9ははっきりいって悪いです。
近走とは考えられないほど悪い出来栄えでしたが、あくまでも1週前の追い切りのものなので、一杯に追ったことで最終追い切りまでに良化していることを切に願いたいです。
その最終追い切りはいつものようにウッドチップコースでミアネーロとモスクロッサーの3頭併せを行いました。
2頭の真ん中から追われましたが、シャドーロールの効果もあって前方に集中できていますし、1週前に強く追ったこともあってある程度の良化は見られます。
ただ、併せたミアネーロが馬なりに対し、ステレンボッシュは稍一杯に追われながら先行したにも関わらず、直線ではミアネーロに並ばれて同時併入でした。
桜花賞馬としてはもっと突き抜けて欲しかったところで、この点は物足りなさを感じます。
1週前よりは良くなっているのでこの一追いでさらなる良化にも期待できそうですが、最終追い切りの時点で仕上がり具合はまずまずといったところでした。
セキトバイースト
セキトバイースト 10月9日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(稍重) | 50.3 | 35.9 | 11.4 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 83.1 | 67.9 | 52.5 | 37.1 | 11.3 | 一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 56.0 | 39.5 | 12.5 | 馬なり |
ローズステークス(G2)で3着入りしたセキトバイーストは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
主戦の藤岡佑介騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで4F50秒3-上がり1F11秒4の自己ベストで走破しています。
1週前の2日にも栗東ウッドで調整し、このときはダンツドール(牝3、1勝クラス)と併せていました。
ここでも藤岡騎手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を4~5馬身追走する形で一杯に追い、6F83秒1-上がり1F11秒3の時計で2馬身先着しています。
僚馬の内から立ち回りましたが、少し首を振る場面がありながらも直線では終い2F11秒8から1F11秒3の加速ラップで走破しています。
促されてからの反応や伸びも良いですし、しっかり負荷がかかったことでしょう。
最終追い切りは単走で調整しましたが、4F追いということもあって序盤からスピードに乗っています。
直線で手前を替えた際もスピード感のあふれた走りで走破していますし、四肢の使い方もきれいでいい動きができていました。
高速馬場の京都がかみ合うかは分かりませんが、2週続けて良い動きを見せており、順調に仕上がっていました。
タガノエルピーダ
タガノエルピーダ 10月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 56.4 | 39.9 | 12.0 | 強め | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 55.3 | 39.3 | 11.9 | 強め | ||
前走最終 | 栗東CW(良) | 83.9 | 67.2 | 52.3 | 37.4 | 11.5 | 直強め |
昨年の朝日杯FS(G1)で3着入りしたタガノエルピーダは栗東坂路でダズリングブレイヴ(セ4、1勝クラス)と併せました。
久々にコンビを組む団野騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を2馬身追走する形で強めに追い、4F56秒4-上がり1F12秒0の時計で1馬身先着しました。
1週前の2日にも坂路で調教を行い、このときはマルチャレアル(牡3、2勝クラス)と併せています。
助手が騎乗して僚馬を3~4馬身追走する形で強めに追い、4F55秒3-上がり1F11秒9の時計でクビ差先着しています。
僚馬の右から追い切りを行いましたが、バランスの良い動きで追うことができています。
促されてからもじわりとペースを引き上げて差し切っているように、反応もよいでしょう。
ただ、強めに追われた割に全体時計は551秒3で平凡でした。
もう少し時計を出すことができればなお良かったです。
最終追い切りも引き続き併せ馬を置いて坂路で強めに追われましたが、全体時計56秒4は稍重だったことを考慮しても目立ちません。
ただ、直線で仕掛けられてから動けていたのは1週前と変わらずで、状態維持はできていました。
派手さはないものの、タガノエルピーダらしい動きは健在だったのでレースでも自身の走りはできそうです。
チェルヴィニア
チェルヴィニア 10月9日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(不良) | 83.6 | 67.8 | 53.0 | 38.1 | 11.7 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(良) | ⑦96.4 | 65.4 | 50.9 | 37.0 | 11.4 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 84.4 | 67.8 | 52.6 | 38.2 | 11.6 | 馬なり |
樫の女王チェルヴィニアは美浦のウッドチップコースでティファニードンナ(牝4、1勝クラス)とセブンマイスター(牡3、1勝クラス)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりでティファニードンナを2~3馬身追走し、6F83秒6-上がり1F11秒7の時計で同時併入しています。
1週前の2日も美浦ウッドで追い切りを行い、ココクレーター(牝4、3勝クラス)と併せました。
このときも助手が騎乗し、馬場の2分どころから馬なりで僚馬を1~2馬身追走し、7F96秒4-上がり1F11秒4の時計で同時併入しています。
オークス(G1)以来のレースとなりますが、首をやや引きながらも推進力のある動きでコーナーを周回しています。
脚取りも軽く、手前を替えてからは先に抜けた僚馬をじりじりと詰めて最後は終い1F11秒4の時計で併入まで持ち込みました。
馬なりながらも終いは加速ラップを刻んで走破していることからG1馬らしい走りを見せており、状態は良いでしょう。
最終追い切りもウッドチップコースで併せ馬を置いて調整しましたが、2頭の僚馬に挟まれながらもリズムよくコーナーを周回し、直線に入ってからも変わらない走法で併せ馬と併入しました。
併せ馬にしては時計が出ていないものの、この日の美浦ウッドは不良馬場だったのでその影響は割とあるでしょう。
これまでとは違った馬場状態でもいつも通りの動きができていることから精神的な成長もうかがえますし、ブレのない動きで立ち回れたのが印象的です。
前走オークスの最終追い切りと比較しても、同じくらいの仕上がりに見えましたし、この馬なりに好状態に仕上がっていることでしょう。
長距離輸送を問題なくクリアすることができれば、二冠達成にも期待ができそうです。
チルカーノ
チルカーノ 10月10日(木) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 56.8 | 40.9 | 12.2 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 56.4 | 40.3 | 12.2 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(重) | 57.0 | 41.2 | 12.4 | 馬なり |
前走長久手特別(2勝クラス)の勝ち馬チルカーノは木曜日に栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F56秒8-上がり1F12秒2の時計で走破しています。
1週前の2日にも栗東坂路で単走を行い、このときは初コンビを組む鮫島克駿騎手が追い切りに騎乗して一杯に追い、4F56秒4-上がり1F12秒2で登坂していました。
道中は一杯に追われましたが、時計は正直目立ちません。
もっとも、チルカーノはこれまで坂路で一杯に追われたときも時計は地味だったので、その点は意外と気にしなくても良いかもしれないです。
ただ、追い切りに関しては頭がやや高かったですし少しもたれる場面もあり、安定感に欠けていました。
強く追ったことで最終追い切りまでに良化したいところです。
その最終追い切りは坂路で軽い調整でしたが、ここでも頭は高くて舌を出しながらの登坂でした。
走りに集中できているようには思いません。
歩様自体はスムーズで悪くないのですが、折り合いは難しそうで、少し操縦性が難しそうでした。
ホーエリート
ホーエリート 10月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(不良) | 85.2 | 68.8 | 53.4 | 38.6 | 12.4 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(良) | 80.9 | 64.9 | 51.0 | 36.9 | 11.2 | G前仕掛け |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 83.0 | 66.5 | 51.6 | 36.7 | 11.4 | G前仕掛け |
春のフラワーカップ(G3)で2着入りしたホーエリートは美浦のウッドチップコースでフェンスブレイカー(牡2、新馬)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりでフェンスブレイカーを2馬身追走し、6F85秒2-上がり1F12秒4の時計で同時併入しています。
1週前の2日には美浦ウッドでグランドカリナン(牡4、3勝クラス)と併せました。
このときも助手が騎乗して馬場の3分どころから僚馬を半馬身追走する形でゴール前仕掛けが行われ、6F80秒9-上がり1F11秒2の自己ベストで同時併入しています。
早朝の映像で少し確認しづらいですが、立ち回り自体は綺麗です。
直線で手前を替えてからはゴール前仕掛けの指示通り、強く脚を伸ばして終い2F12秒4-1F11秒2で鋭く追うことができました。
反応も良かったですし、馬場の内目を回ったとはいえ、従来の自己ベストを1.3秒も更新していることから、調子を引き上げている可能性は高いでしょう。
最終追い切りも併せ馬を置いて美浦ウッドで調整しました。
2頭の僚馬に挟まれる形で追い切りを行いましたが、前駆の筋肉量が豊富でしたし、コーナーの動きも良いでしょう。
直線では少し外目によれるようにも見えましたが、外から動いたフェンスブレイカーと併入する形でゴールしています。
馬なりながらも活気のある動きで最後まで一貫とした走りを見せていましたが、外から動いた新馬のフェンスブレイカーに併入まで持ち込まれたところをどう評価するかがポイントでしょう。
フェンスブレイカーもホーエリートと同じく馬なりだったので、格下に並ばれているのは気になるところです。
1週前に負荷を掛けた影響もあり、ホーエリートの動きも悪くないですが、今回はG1の舞台ということで、力関係を考えたらまずまずの仕上がりといったところでしょうか。
ボンドガール
ボンドガール 10月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(不良) | 54.0 | 40.0 | 13.9 | 一杯 | ||
1週前 | 美浦南W(良) | 82.7 | 66.8 | 52.3 | 38.4 | 12.0 | 強め |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 68.0 | 51.4 | 36.5 | 11.9 | G前仕掛け |
素質馬のボンドガールは美浦坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して一杯に追い、全体時計54秒0-上がり1F13秒9の自己ベスト時計でまとめています。
1週前の2日には美浦ウッドで単走を行いました。
このときも助手が騎乗して馬場の外目から強めに追い、6F82秒7-上がり1F12秒0の時計でゴールしました。
道中いつものように首の高い姿を見せていますが、ダイワメジャー産駒らしく、前駆が発達しており身体も締まっています。
道中の動きも良いですし、脚さばきも軽快で最後まで脚色衰えずに追うことができていました。
最終追い切りは美浦坂路で一杯に追いましたが、不良馬場の坂路ということで時計は平凡です。
それでも道中は回転の速い脚さばきで動けていましたし、自己ベストを記録していることから調子は上げてきてそうでした。
ただ、ラスト3F12秒9-2F13秒2-1F13秒9と段階的に減速しており、使える脚はそこまで長くなさそうです。
今回の最終追い切りは終い3F目から飛ばしていたため、おそらく芝2,000mに対応できる調整が行われていたいと考えられますが、タフな馬場でも動けていたのは悪くないですし、負荷を掛けたことでレース前までに良化している可能性もあるでしょう。
ただ、終盤は明らかに失速していることから、最終追い切りの時点での評価はまずまずといったところでした。
ミアネーロ
ミアネーロ 10月9日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(稍重) | ⑦97.9 | 65.6 | 50.0 | 35.7 | 11.3 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 68.3 | 52.2 | 37.4 | 11.2 | 馬なり |
春のフラワーカップ(G3)の勝ち馬ミアネーロは栗東ウッドチップコースで桜花賞馬のステレンボッシュ(牝3、オープン)とモスクロッサー(セ3、1勝クラス)と3頭併せを行いました。
主戦の津村騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を2馬身追走し、7F97秒9-6F80秒9-上がり1F11秒3の時計で同時併入しています。
ミアネーロは関東馬ですが、秋華賞に備えて早めに栗東入りして調整されています。
中間追い切りは栗東坂路で2本、栗東ウッドで3本確認できました。
最終追い切りは桜花賞馬と併せましたが、跳びのある動きでコーナーを立ち回り、直線に入ってからも前2頭にじりじり詰め寄り、最後はステレンボッシュと並んで併入できました。
直線に入ってからしばらくは、ステレンボッシュとモスクロッサーと馬体が重なっていたので動きは分かりませんでしたが、稍一杯に追われたステレンボッシュ相手に引けを取らない走りができたのは良かったでしょう。
また、ステレンボッシュが稍一杯に追われていたのに対してミアネーロは馬なりで好時計を記録することができました。
この日のステレンボッシュが決して最良の動きを見せたわけではありませんが、それでも桜花賞馬相手に楽な手ごたえで併入、しかも時計も良いことから前走紫苑ステークス(G2)に引き続き好調はキープできてそうです。
早めに栗東入りしていることから、秋華賞に対する意欲も感じられますし、なかなか良い仕上がり具合でした。
ラヴァンダ
ラヴァンダ 10月9日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(稍重) | 54.4 | 38.6 | 11.8 | 強め | ||
1週前 | 栗東CW(良) | ⑦96.6 | 65.0 | 50.1 | 36.4 | 11.7 | 馬なり |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 51.0 | 36.6 | 12.1 | 末強め |
フローラステークス(G2)で2着だったラヴァンダは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して強めに追い、全体時計54秒4-上がり1F11秒8の時計で登坂しています。
1週前の3日には栗東ウッドチップコースでヨドギミ(牝2、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
このときは田中騎手が騎乗(レース当日は岩田望来騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から馬なりでヨドギミを2馬身追走し、7F96秒6-6F80秒0-上がり1F11秒7の自己ベストで1馬身半先着しています。
3頭併せのもっとも外側から追い切りを行いましたが、直線ではじりじりとペースを引き上げて楽に2頭をかわして先着できています。
動きもいつもどおりのラヴァンダの動きでしたし、自ら加速して自己ベストを記録できたのも良いでしょう。
最終追い切りは坂路で強めに追われましたが、馬場の真ん中からバランスの良い動きで登坂できています。
中盤以降に鞭が入ってからはさらにペースを引き上げて終い2F12秒5-1F11秒8の加速ラップで走破しているように、反応も良くて雰囲気も良さそうでした。
2週続けて派手な動きは見せていませんが、それでも1週前は時計が優秀でしたし、見た目以上に好調をキープできてそうです。
ラビットアイ
ラビットアイ 10月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(稍重) | 86.0 | 69.7 | 54.2 | 38.4 | 11.3 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(良) | 84.4 | 68.1 | 52.4 | 37.2 | 11.7 | 強め |
前走最終 | 栗東CW(良) | 88.4 | 72.3 | 56.3 | 40.5 | 11.9 | 馬なり |
主な勝ち鞍未勝利戦ながらも定員割れの関係で出走が確定したラビットアイは栗東のウッドチップコースでベルサ(牝2、未勝利)と併せました。
助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を1馬身半追走する形で馬なり追いを行い、6F86秒0-上がり1F11秒3の時計で同時併入しています。
1週前の2日にも栗東ウッドで追い切りを行い、このときはアブー(牡2、新馬)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
ここでも助手が騎乗して馬場の真ん中からアブーを2~3馬身追走する形で強めに追い、6F84秒4-上がり1F11秒7の時計で1馬身先着しています。
1週前は2頭の併せ馬の最内から立ち回りましたが、頭を前に出しながらもストライドの利いた走りで先着できています。
手前の切り替えは少し遅れてしまいましたが、悪くない動きでした。
最終追い切りは馬なりで僚馬より外目から追走を開始しましたが、1週前とは違って回転の早い脚さばきで動くことができ、終いも1F11秒3の加速ラップで併入しているように、悪くない走りです。
時計は目立ちませんでしたが、動きは悪くなく、未勝利上がりの馬にしては好内容の追い切りを見せました。
ランスオブクイーン
ランスオブクイーン 10月9日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東PT(良) | 84.3 | 67.2 | 51.8 | 38.2 | 11.7 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(良) | 81.9 | 66.1 | 51.8 | 37.5 | 12.1 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(良) | 83.4 | 66.4 | 51.9 | 37.2 | 11.1 | 直強め |
前走の夕月特別(2勝クラス)で3着入線したランスオブクイーンは栗東のポリトラックコースでワイドクリーガー(牡2、新馬)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
今回初コンビを組む松山騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりでワイドクリーガーを8馬身追走し、6F84秒3-上がり1F11秒7の時計を記録しましたが1馬身遅れていました。
1週前の3日には栗東ウッドでランスオブサウンド(牝4、1勝クラス)と併せています。
このときも松山騎手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を5馬身追走し、6F81秒9-上がり1F12秒1の時計を出したものの、僚馬に1馬身遅れています。
1週前の追い切り映像は直線の動きしか公開されていませんでしたが、馬体は締まっていましたし、脚の使い方も良いでしょう。
ただし、併せ馬には届かなかったので、欲を言えば差し切れていればなお良かったです。
最終追い切りはポリトラックコースで3頭併せを行いましたが、こちらはコーナーで舌を出しながらの追走で、少し集中力は落ちてそうです。
直線ではじりじりとペースアップしたものの、2頭の僚馬には届きませんでした。
直線入りの段階で僚馬との差は縮まっていたので、相手が新馬だったことを踏まえて、ここは出し切ってほしかったです。
1週前は悪くない動きでしたが最終追い切りは物足りず、もう少し良化できていれば良かったです。
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秋華賞2024追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | アドマイヤベル |
A | コガネノソラ セキトバイースト チェルヴィニア ミアネーロ ラヴァンダ |
B | クイーンズウォーク クリスマスパレード ステレンボッシュ タガノエルピーダ ホーエリート ボンドガール ラビットアイ |
C | チルカーノ ランスオブクイーン |
D | |
E(測定不能) |
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