【アルゼンチン共和国杯2024追い切り評価/全頭診断】上位人気の〝アノ馬〟に最高評価「S」
アルゼンチン共和国杯2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではアルゼンチン共和国杯の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
10月30日の馬場状態
美浦
この日の美浦ウッドは重馬場でした。
1番時計はアヴニールドブリエの6F80秒6で、いつもより時計はかかってそうです。
栗東
この日の栗東は坂路が不良馬場、芝は重馬場、ポリトラックは良馬場でした。
坂路の1番時計はカンバーランドの4F49秒2ですが、不良馬場ということもあっていつもより時計は出ていませんが極端にかかっているわけでもありませんでした。
芝とポリトラックは統計が少ないので何とも言い難いですが、芝コースは表記通りタフで、ポリはいつも通り時計が出てそうです。
アルゼンチン共和国杯2024追い切り評価/全頭診断コメント
アルゼンチン共和国杯2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アドマイヤハレー
アドマイヤハレー 10月30日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 81.2 | 65.8 | 51.1 | 36.7 | 12.1 | G前仕掛け |
1週前 | 美浦南W(稍重) | 82.6 | 66.7 | 51.7 | 37.2 | 11.4 | 馬なり |
前走最終 | 函館W(稍重) | 67.3 | 51.9 | 37.7 | 12.3 | 馬なり |
今年の迎春ステークス(3勝クラス)を制したアドマイヤハレーは美浦のウッドチップコースでアヴニールドブリエ(牡4、2勝クラス)と併せ馬を行いました。
助手が騎乗して馬場の3分どころから僚馬よりも先行する形でゴール前にて促され、6F81秒2-上がり1F12秒1の自己ベストで1馬身先着しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと
1週前の24日には美浦ウッドで単走を行い、馬場の真ん中から馬なりで6F82秒6-上がり1F11秒4の時計で走破しました。
今回は約3か月ぶりのレースとなりますが、1週前追い切りでは序盤から躍動感ある走りを見せています。
かなり早い段階から手前を替えていましたが、最後まで脚色を落とすことなく走破でき、久々でも前向きな走りができていました。
最終追い切りは併せ馬を置いて直線上で強めに追われましたが、1週前同様確かな脚取りで走破できています。
直線では少し頭が前に出ていましたが、助手の合図に応えるようにじりじりと脚を伸ばして自己ベストを記録できました。
終いも3F12秒6-2F12秒0-1F12秒1でわずかに減速していたものの、長く脚を維持できていたのは悪くないです。
久々でもこの馬らしい動きができていましたし、馬場の3分どころを立ち回ったものとはいえ従来の自己ベストを1.4秒も更新できたのも良いですし、近走の中では調子を引き上げているように感じました。
アドマイヤビルゴ
アドマイヤビルゴ 10月30日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(不良) | 55.4 | 40.1 | 13.1 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 82.3 | 66.9 | 52.1 | 37.0 | 11.5 | 一杯 |
前走最終 | 函館W(稍重) | 73.2 | 57.0 | 42.0 | 12.8 | 馬なり |
アドマイヤビルゴは栗東坂路で単走を行いました。
荻野極騎手が追い切りに騎乗(レース当日は北村宏司騎手が騎乗)し、馬なりで4F55秒4-上がり1F13秒1で登坂しています。
1週前の24日は栗東のウッドチップコースでセレシオン(牡5、オープン)と併せました。
このときは荻野琢磨騎手が騎乗し、馬場の外目から僚馬より2~3馬身先行する形で一杯に追われて6F82秒3-上がり1F11秒5の時計を出しましたが僚馬にアタマ差遅れていました。
馬場の外目からぶれない動きで追走できていましたが、一杯に追われた割にはそこまで気持ちは乗ってなさそうですし、脚色を見ても力強さが感じられません。
直線ではある程度脚を引き上げていますが、それでも強めに追われていたセレシオンに遅れていました。
全体時計82秒3もいい時期ほどの好時計ではなく、少し物足りない内容です。
一杯に追ったことで最終追い切りまでの良化に期待したいです。
その最終追い切りは栗東坂路において単走で行われました。
舌をぺろりと出しながら登坂していましたが、ところどころバランスを崩す場面が見られました。
不良馬場の馬なりだったとはいえ、全体時計55秒4も地味ですし、終いもそこまで目立つ時計ではありませんでした。
ディープインパクト産駒は早熟する馬が多いですが、アドマイヤビルゴにおいても例外ではないかもしれません。
クロミナンス
クロミナンス 10月30日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 82.4 | 66.1 | 51.7 | 36.8 | 11.6 | 強め |
1週前 | 美浦南W(稍重) | 65.7 | 51.2 | 36.8 | 11.4 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 82.4 | 65.8 | 50.6 | 36.2 | 11.1 | 強め |
重賞路線で善戦しているクロミナンスは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から強めに追い、6F82秒4-上がり1F11秒6の時計で走破しています。
1週前の24日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはレッドシュヴェルト(牡4、3勝クラス)と併せていました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬を4馬身追走し、5F65秒7-上がり1F11秒4の時計で同時併入しています。
道中は僚馬を後方から追走する形となりましたが、久々のレースにしては太目も感じられませんし、直線の動きも軽快でしたし、しっかり加速ラップを刻むことができたのも良いでしょう。
最終追い切りはウッドで単走、強めに行われましたが1週前と比較すると序盤から推進力ある動きができていて気持ちも前向きです。
ただ、前走目黒記念(G2)やその前の日経賞(G2)と比較すると全体時計、終い時計ともに少し見劣りしていました。
このあたりに休み明けの影響が出ているかもしれません。
決して悪い動きではありませんが、いい時期と比較するともう少し良化が見たかったです。
一回使って次走以降に変化が生まれることに期待したいです。
サヴォーナ
サヴォーナ 10月30日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(不良) | 52.3 | 37.7 | 12.1 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 81.1 | 65.4 | 50.6 | 35.9 | 11.3 | 一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.8 | 38.2 | 12.4 | 馬なり |
今年の日経新春杯(G2)で2着入りしたサヴォーナは栗東坂路で単走を行いました。
主戦の池添騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計52秒3-上がり1F12秒1の時計でまとめています。
1週前の23日には栗東ウッドで交流重賞を2勝しているチカッパ(牡3、オープン)と併せました。
このときも池添騎手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬より2馬身半先行する形で一杯に追われて6F81秒1-上がり1F11秒3の時計で4~5馬身先着しています。
前走オールカマー(G2)以来のレースとなりますが、大きな馬体を駆使しながら淡々とリズムよく動けており、直線では同じく一杯に追われたチカッパを完全に置き去りにする走りで着差を付けることができました。
1回使ったことでコーナーでもきびきびと動けていますし、手前を替えてからは少しエンジンのかかりは遅かったものの、一度動いてからの伸びは見事で、終い2F11秒2-1F11秒3で持続ある走りができたのは良かったでしょう。
最終追い切りは坂路で単走でしたが、馬場の真ん中からリズムよく登坂できていています。
一部モタれる箇所もありましたが、集中力の高い走りができていて、1週前に負荷を掛けたことで良化の気配も感じられました。
オールカマーを使ったことでさらなる良化にも期待できそうですし、前走に引き続き好調を維持できています。
ジャンカズマ
ジャンカズマ 10月30日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(不良) | 54.7 | 39.0 | 13.0 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東CW(良) | ⑦99.3 | 68.2 | 53.2 | 37.3 | 11.6 | 稍一杯 |
7か月ぶりのレースとなるジャンカズマは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計54秒7-上がり1F13秒0の時計で登坂しています。
中間追い切りは10月に入ってから再開し、坂路で7本、ウッドで5本記録しています。
なお、映像はありませんが1週前の23日には栗東ウッドで単走、外ラチ沿いから強めに追われて7F97秒1-上がり1F11秒7の自己ベストタイで走破していました。
最終追い切りは坂路で軽い調整でしたが、少しかかる場面はあったものの、終始左手前でバランスの良い動きを見せていました。
軸足もほとんど崩れることがなかったですし、久々でも自身の走りはできています。
終い2F12秒6-1F13秒0で最後は失速している点は気になりましたが、23日のウッド調教でも自己ベストタイを記録しているように、7か月ぶりのレースにしては悪くない仕上がりでした。
ショウナンバシット
ショウナンバシット 10月30日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(不良) | 54.0 | 37.5 | 12.1 | 一杯 | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 81.5 | 65.4 | 50.7 | 36.2 | 11.2 | 馬なり |
前走最終 | 札幌芝(重) | 66.2 | 51.3 | 37.0 | 11.8 | 一杯 |
夏の札幌で結果を残したショウナンバシットは栗東坂路で単走を行いました。
主戦になりつつある佐々木騎手が追い切りに騎乗し、一杯に追われて全体時計54秒0-上がり1F12秒1の時計で気合を注入しました。
1週前の24日にも坂路で単走、このときは見習い騎手が騎乗して馬なりで全体時計53秒6-上がり1F12秒8でまとめています。
今回は秋の緒戦となりますが、シャドーロールの影響もあって頭をやや低めにしながらも回転の速い脚さばきを見せています。
ただ、よく見たら少し舌を出しながらの登坂で集中力はやや欠いているかもしれません。
また、終いも2F12秒3-1F12秒8で失速しているように、休み明けの反動はありそうです。
最終追い切りまでの良化に期待したいです。
その最終追い切りは坂路で一杯に追われましたが、強く追った影響もあって序盤から気合が入った動きを見せていました。
馬なりで追われた1週前よりもキックバックも大きく、騎手の指示に応えるような動きができていたのは良いでしょう。
今回も終い2F11秒8-1F12秒1と減速していますが、終い2Fの11秒8はこれまでの坂路で最速です。
また、ショウナンバシットはたびたび減速ラップで販路をまとめることが多いので、この馬なりに現状でも力は発揮できるかもしれません。
セレシオン
セレシオン 10月30日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東PT(良) | 86.4 | 69.2 | 54.0 | 39.7 | 11.4 | G前気合付 |
1週前 | 栗東CW(良) | 81.8 | 66.3 | 51.6 | 36.7 | 11.4 | 強め |
前走最終 | 栗東PT(良) | 83.3 | 66.0 | 50.7 | 37.5 | 11.4 | 馬なり |
前走の新潟記念(G3)で2着入りしたセレシオンは栗東のポリトラックコースで単走を行いました。
助手が騎乗して外ラチ沿いからゴール前で気合が付けられ、6F86秒4-上がり1F11秒4で終いの脚が伸びていました。
1週前の24日には主戦の荻野極騎手が栗東ウッドで追い切りに騎乗し、同レースに出走するアドマイヤビルゴ(牡7、オープン)と2頭併せを行っています。
馬場の真ん中から僚馬を2~3馬身追走する形で強めに追われて6F81秒8-上がり1F11秒4でアタマ差先着することができました。
コーナーワークでは少し頭が高い素振りを見せていましたが、前走新潟記念の最終追い切りでも見られたのでそこまで気にしなくて良いでしょう。
直線では並走するアドマイヤビルゴに先を譲ったものの、すかさず差し返しているように勝負根性は相変わらず備えてそうです。
終いも2F11秒5-1F11秒4で長く脚を活かせていますし、差し馬らしい動きは健在でした。
最終追い切りは前走新潟記念の時と同じくポリトラックで調整されましたが、序盤はほとんどダクで脚を溜めつつ、直線では騎手の合図の元じわじわとペースを引き上げて走破し、瞬発力を確かめていました。
※ダク(ダグ):競走馬の歩く速度を表す言葉
中間までは全く時計を出していませんが騎手の動きに合わせて瞬時に動けているのは良かったです。
ただし、終い1F11秒4は馬なりで追われた前走新潟記念と同じタイムでした。
しかも、今回の最終追い切りは脚を溜めたうえでこの時計なので、前走新潟記念のほうが調子は良かった可能性があります。
決して悪い内容ではありませんが、どちらかというと前走新潟記念の時のほうが好仕上がりに見えました。
タイセイフェリーク
タイセイフェリーク 10月30日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(不良) | 57.6 | 42.2 | 13.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 58.5 | 42.8 | 13.0 | 馬なり |
飛び級で参戦するタイセイフェリークは栗東坂路でマーブルマウンテン(牝3、2勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬なりで僚馬より2馬身先行し、4F57秒6-上がり1F13秒2の時計で同時併入しています。
前走から中3週と間隔は短いですが、中間追い切りでは坂路で15本時計を残しており、間隔のわりには本数を重ねています。
最終追い切りも軽い調整でしたが、中間に本数を重ねた影響もあって、少し視線を下に向けながらも走りに集中できています。
前脚の使い方も軽く、現状維持はできてそうです。
時計は全く出していませんが、前走昇仙峡ステークスの最終追い切り時計も目立つものではない中で2着なので、この馬にとってはこれくらいの時計でも出し切れるのかもしれません。
飛び級チャレンジということで相手は強いですが、この馬なりに状態は悪くなさそうでした。
ハヤヤッコ
ハヤヤッコ 10月30日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 84.9 | 67.9 | 52.7 | 37.8 | 11.7 | 強め |
前走最終 | 札幌芝(重) | 64.7 | 49.7 | 35.4 | 11.9 | 一杯 |
白毛馬のハヤヤッコは美浦のウッドチップコースでモーソンピーク(牡7、3勝クラス)と併せました。
今回初コンビを組む吉田豊騎手が追い切りに騎乗し、馬場の3分どころから僚馬を2馬身半追走する形で強めに追い、6F84秒9-上がり1F11秒7の時計を出しましたが僚馬に半馬身遅れています。
中間追い切りは坂路で9本、ウッドで6本の時計を記録しています。
なお、映像はありませんが1週前の23日には美浦ウッドでシャンドゥレール(セ4、1勝クラス)と併せており、馬場の真ん中から強めに追って5F67秒3-上がり1F11秒6の時計を記録していました。
最終追い切りも引き続き強めに追いましたが、長くストライドの利いた走りを序盤から終盤まで行えているように、バランスのいい動きができています。
終いも2F12秒4-1F11秒7で加速できていますし、年齢に合った落ち着きのある走りができていました。
ただ、直線では外から立ち回った格下のモーソンピークに先着を許しています。
モーソンピークが馬なりでハヤヤッコは強めだったのでこの点は少し物足りませんでした。
8歳馬にしては悪い動きではありませんでしたが、年齢的な衰えは出ているかもしれません。
ここは及第点までにしておきます。
フォワードアゲン
フォワードアゲン 10月30日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 64.1 | 49.5 | 35.6 | 11.6 | 強め | |
前走最終 | 美浦南W(不良) | 68.0 | 52.5 | 38.2 | 12.0 | 馬なり |
フォワードアゲンは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の2分どころから強めに追い、6F64秒1-上がり1F11秒6の時計でまとめています。
前走から中2週ですが、中間追い切りは坂路で8本(すべてキャンター)、ウッドで2本、その他、23日は美浦でプール調教も行っていました。
最終追い切りはウッドコースで強めに追われましたが、中間追い切りで本数を重ねた影響もあり、序盤からスピード感ある走りで最後まで追うことができました。
フォワードアゲンはウッドで時計を出すタイプの馬ですが、それでも5F64秒1はなかなかの好時計です。
ただ、今回は馬場の内目を回ってこのタイムなので、数値ほど過大評価はしないほうが良いでしょう。
ちなみに、前走オクトーバーステークス(L)の1週前追い切りでは美浦ウッドで馬場の2分どころから強めに追われて6F78秒3-5F62秒1-1F11秒6の自己ベストを記録しましたが、結果は9着でした。
フォワードアゲンは調教で時計を出すタイプですが、数値以上の結果を残せていないのが実情です。
終い3F12秒5から2F11秒5-1F11秒6で長く脚を活かすことができたのは良かったですが、数値以上に期待しないほうが良さそうで、ここは当落線上までとします。
ペプチドソレイユ
ペプチドソレイユ 10月30日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東芝(重) | 66.5 | 51.0 | 37.6 | 12.7 | 一杯 | |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.4 | 39.9 | 12.6 | 馬なり |
今回初芝挑戦となるペプチドソレイユは栗東の芝コースでジューンノールック(牝2、新馬)ともう1頭の馬(名称不明)と3併せを行いました。
レース当日も騎乗する小崎綾也騎手が騎乗し、馬場の2分どころからジューンノールックを7馬身追走する形で一杯に追われて5F66秒5-上がり1F12秒7を記録しましたが半馬身遅れています。
前走から中1週ということですが、中間は坂路で4本(すべてキャンター)、ウッドで1本(こちらもキャンター)、軽く慣らす程度で調整されていました。
最終追い切りは一転して芝コースで一杯に追われていますが、この日の栗東は雨の影響もあって重馬場でした。
前に行く2頭を後方から差し切る格好で追走していますが、頭を低めにしながら大きな費用で追走できています。
ただ、終いの伸びは12秒7と物足りず、結果的に僚馬を差し切ることができませんでした。
重馬場も影響したかもしれませんが、併せたジューンノールックは新馬、しかも馬なりだったことを考えると、捕らえて欲しかったです。
動き自体はそこまで悪くありませんが、初芝でいきなりとなると難しそうでした。
マイネルウィルトス
マイネルウィルトス 10月30日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(不良) | 52.6 | 37.9 | 12.3 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 84.9 | 69.3 | 54.2 | 38.4 | 11.3 | 末一杯 |
前走最終 | 栗東CW(良) | 78.5 | 63.8 | 49.8 | 35.7 | 11.6 | 強め |
初重賞タイトルを手にしたいマイネルウィルトスは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで追い、4F52秒6-上がり1F12秒3でまとめています。
1週前の23日には栗東ウッドでアナザーエース(牡4、2勝クラス)と併せました。
このときも助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を4馬身追走する形で末一杯に追われて6F84秒9-上がり1F11秒3の時計でクビ差先着しています。
今回は5か月半ぶりのレースとなりますが、久々のレースということもあって道中の動きはどこかもっさりしています。
少し俯き加減で覇気も感じられませんでしたし、前脚の動きもどこか固さが見られました。
ただ、残り1Fあたりで手前を替えてからはこれまでの走りを思い出したかのように鋭い脚を引き出し、終い2F12秒4から1F11秒3で最後まで脚を伸ばすことができました。
レース感覚は鈍ってそうでしたが、終いの動きは健在で、決して衰えはなさそうです。
最終追い切りは一転して坂路で単走、軽めの調整でしたが1週前に一杯に追ったこともあって力強い踏み込みで登坂することができました。
1週前とは打って変わって気持ちも前向きです。
時計はそこまで出していませんが、休み明けや年齢を考慮したらいい追い切りでしたし、得意コースでどれだけやれるか注目したいです。
マイネルメモリー
マイネルメモリー 10月30日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(不良) | 56.5 | 40.6 | 12.6 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.8 | 39.6 | 12.9 | 馬なり |
今年のテレQ杯(3勝クラス)を制したマイネルメモリーは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計56秒5-上がり1F12秒6で登坂しています。
中間追い切りは10月に入ってから再開し、坂路で5本、ウッドで12本時計を残しており、ウッドベースで調整が行われていました。
最終追い切りは坂路で軽い調整でしたが、道中は少し首の使い方が悪い感じがします。
また、ところどころかかるような場面も見えました。
フォームもそこまでキレイとは言い難かったですし、何よりも前走最終追い切り時と比較すると時計面で大きく見劣っていました。
あまり本調子ではなさそうです。
ミクソロジー
ミクソロジー 10月30日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(不良) | 55.4 | 39.8 | 12.9 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.0 | 39.8 | 12.9 | 馬なり |
昨年のダイヤモンドステークス(G3)の勝ち馬ミクソロジーは栗東坂路でエアサンサーラ(牡3、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して僚馬より3~4馬身先行する形で末強めに追われ、全体時計55秒4-上がり1F12秒9の時計で同時併入しています。
中間追い切りは10月から再開しており、坂路で12本、ウッドで1本の時計を残していました。
最終追い切りは併せ馬を置いて末強めに追われていましたが、前走オールカマー(G2)を使ったこともあって四肢の動きは速いです。
ただ、今回は末強めに追われた割に終い2F12秒6-1F12秒9で減速してしまいました。
前走オールカマーの時も減速ラップでしたが、このときは坂路で馬なりに対し、今回は意図して末強めに追ったにも関わらず減速してしまったのはマイナスポイントです。
全体の動きは悪くありませんが、高速府中で末脚勝負となった際、出し切れるかというと少し難しいかもしれません。
メイショウブレゲ
メイショウブレゲ 10月30日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(不良) | 53.7 | 38.6 | 12.9 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.6 | 39.0 | 12.7 | 馬なり |
前走の京都大賞典(G2)で3着入りしたメイショウブレゲは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F53秒7-上がり1F12秒9の時計でまとめています。
前走から中3週となりますが、中間は坂路で11本、ウッドで2本の時計を残しています。
なお、映像はありませんが1週前の23日には栗東ウッドで単走を行い、馬場の外目から強めに追われて6F83秒3-上がり1F11秒8の時計を残し、負荷を掛けています。
最終追い切りは軽めの調整でしたが、ピッチの利いた走りを見せていました。
ただ、中盤以降は一杯になったのか、顎を上げつつ四肢の回転も遅くなり、終い2F12秒1から1F12秒9で大きく減速してしまっています。
前走京都大賞典の最終追い切りも減速ラップでしたが、4F13秒6-3F13秒8-2F12秒5-1F12秒7で序盤からハイペースで突き抜けたうえで減速なのでむしろ粘っていました。
しかし、今回は序盤がゆったりとした流れの中で終いが落ちているので、明らかに物足りません。
しかも、メイショウブレゲは差し~追込競馬を得意としているので、馬なりとは言え道中で明らかに失速したのはマイナスでした。
前走ほどの好仕上がりとは言い難いです。
ラーグルフ
ラーグルフ 10月30日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 84.2 | 67.4 | 52.5 | 38.2 | 11.9 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 82.2 | 66.1 | 51.8 | 38.1 | 11.2 | 馬なり |
ラーグルフは美浦のウッドチップコースでトロピカルライト(牝4、2勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
2年ぶりにコンビを組む丸田騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりでトロピカルライトを3~4馬身追走し、6F84秒2-上がり1F11秒9の時計で2馬身先着しました。
前走のオールカマー(G2)から約1か月ぶりのレースですが、中間追い切りは前走レース終了翌週から再開しており、坂路がなんと26本、ウッドで2本の時計を記録しており、坂路を中心に追い切りを重ねました。
最終追い切りは3頭併せで調整されましたが、序盤から四肢の回転が速く、推進力ある動きができています。
四肢より上の身体の部分をほとんど一定の高さで維持しながら、無駄のない追い切りができていました。
前足の動きも良く、地面を掻き込むような動きで最後までペースを引き上げられたのも良かったです。
時計に関しては前走オールカマーのときのほうが全体時計、終い時計ともに出ていましたが、動きに関しては今回のほうが良く見えました。
時計以上に好内容です。
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評価 | 馬名 |
S | サヴォーナ |
A | アドマイヤハレー マイネルウィルトス ラーグルフ |
B | クロミナンス ジャンカズマ ショウナンバシット セレシオン タイセイフェリーク ハヤヤッコ フォワードアゲン |
C | アドマイヤビルゴ ペプチドソレイユ マイネルメモリー ミクソロジー メイショウブレゲ |
D | |
E(測定不能) |
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アルゼンチン共和国杯2024の最終予想
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