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【東スポ杯2歳S2024追い切り評価/全頭診断】実力上位の〝アノ馬〟にトップ評価「S」

東京スポーツ杯2歳ステークス2024追い切り評価記事のサムネイル画像

東京スポーツ杯2歳ステークス2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では東京スポーツ杯2歳ステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

11月13日の馬場状態

美浦
この日の美浦ウッドは良馬場でした。
ウッドの1番時計はネイビースターが出した6F79秒2で、全体的に時計は速かったです。

栗東
この日の栗東は坂路、ウッドともに良馬場です。
坂路の1番時計はディタントスカイが出した4F49秒8で、ほかの馬も時計を出しています。
ウッドの1番時計はブエナオンダが記録した6F78秒6でした。こちらも時計を出す馬が多かったです。

目次(読みたい項目をタップ)

東京スポーツ杯2歳ステークス2024追い切り評価/全頭診断コメント

東京スポーツ杯2歳ステークス2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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クロワデュノール

クロワデュノール 11月13日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)85.569.754.638.311.3馬なり
前走最終栗東芝(稍重)82.865.349.035.311.5強め

クロワデュノールは栗東のウッドチップコースでフェンダー(牡3、2勝クラス)と2頭併せを行いました。

主戦の北村友一騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を7~8馬身追走し、6F85秒5-上がり1F11秒3の時計で僚馬にアタマ差先着しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

前走から5カ月以上間隔が空きましたが、中間追い切りは10月下旬から再開しており、坂路で14本、ウッドで4本の時計を記録しています。

なお、映像はありませんが1週前の6日には栗東ウッドでルシフェル(牝3、3勝クラス)と2頭併せを行っていました。

このときも北村騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を5馬身追走する形で一杯に追い、6F79秒6-上がり1F11秒5の自己ベストで僚馬に1馬身先着しています。

最終追い切りは僚馬の内から立ち回り、終い重視にまとめています。

終い重視ということで序盤は軽い脚取りでしたが、直線に入ってからはじりじりとペースを引き上げ、ラスト1F11秒3が示しているように、最後はトップスピードに乗って格上相手に先着しています。

ただ、直線に入ってしばらくは反応が鈍く、追い出し態勢に入っていなかったことからキャリアの浅さが露呈していました。

それでも1週前は一杯に追われたとはいえ6F79秒6の好タイムを記録しており、非凡な才能は感じられます。

この時期の2歳馬ということで若い部分はあり、追い切りも決して最良の内容とは言い難いですが、同時にポテンシャルの高さも見られましたので、能力を発揮できるようでしたら上位争いも可能ではないでしょうか。

サトノシャイニング

サトノシャイニング 11月13日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.937.911.8馬なり
前走最終栗東CW(良)  52.836.411.5馬なり

サトノシャイニングは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F52秒9-上がり1F11秒8の時計でまとめています。

中間追い切りは10月下旬ごろから再開しており、坂路で12本、ウッドで2本の時計を記録しています。

なお、映像はありませんが1週前の7日には栗東ウッドでリミットバスター(牡4、2勝クラス)と併せていました。

このときは主戦の松山騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を3馬身追走する形で強めに追い、6F81秒3-上がり1F11秒4の時計で半馬身先着しています。

最終追い切りは坂路で単走、軽い調整でしたが1週前に強めに追われた影響もあってパワフルな動きを見せています。

シャドーロールの影響もあって前方に集中できていましたし、確かな脚取りで登坂できています。

終いも加速ラップでまとめていますし、若駒ながらもセンスある動きができていました。

なかなかの好仕上がりといえるでしょう。

ジーティーマン

ジーティーマン 11月13日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.139.211.9馬なり
前走最終栗東坂路(良)  54.138.812.1馬なり

ジーティーマンは栗東坂路で単走を行いました。

今回初コンビを組む西村騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F54秒1-上がり1F11秒9の時計で登坂しています。

前走の新馬戦から約3か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは10月下旬から再開し、坂路で7本、ウッドで6本と坂路とウッドを平行しながら調整されています。

なお、映像はありませんが1週前の6日には栗東ウッドでレイナサグラーダ(牝2、新馬)と併せていました。

このときも西村騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を3~4馬身追走する形で一杯に追い、7F97秒8-6F81秒5-1F11秒5の自己ベストで3馬身半先着しています。

最終追い切りは坂路で軽めの調整が行われました。

手前替えも悪くありませんし、終盤になると脚の回転を早くして一気にまとめているように、終いの伸びも確認できました。

馬なりでもしっかりと脚を引き上げているのは調子の良い証といえるでしょう。

脚取りもしっかりしていましたし大きくもたれることもなく、順調に良化できています。

デルアヴァー

デルアヴァー 11月13日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.939.212.6強め
前走最終栗東坂路(稍重)  52.738.612.3末強め

デルアヴァーは栗東坂路で最終追い切りを行いました。

助手が騎乗し、強めに追って4F53秒9-上がり1F12秒6でまとめています。

前走の新馬戦から約5か月ぶりのレースとなります。

中間追い切りは10月上旬から再開し、坂路で16本、ウッドで10本の時計を記録しました。今年の出走馬の中では中間の本数は多めです。

なお、映像はありませんが1週前の6日には栗東ウッドでオメガタキシード(セ4、3勝クラス)と併せています。

主戦の三浦皇成騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を4~5馬身追走する形で一杯に追い、6F82秒0-上がり1F11秒8の時計を出しましたが僚馬に1馬身遅れを取っています。

最終追い切りは坂路で単走、強めに追われましたが少し頭は高くてフォームはそこまで良くありません。

また、今回は強めに追いましたが全体時計、終い時計もそこまで目立つものではありませんでした。

前走新馬戦の最終追い切りが坂路で単走、末強めに追って4F52秒7-上がり1F12秒3なのでその時よりも時計が見劣るのも気になるところです。

フォームもあまり目立つものではありませんし、入念に調整を行った割にはそこまで良化していませんでした。

ニシノイストワール

ニシノイストワール 11月13日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)85.069.254.138.711.6G前仕掛け
前走最終美浦南W(良)84.667.652.537.911.7馬なり

前走の未勝利戦を制したニシノイストワールは美浦のウッドチップコースで重賞馬のウインカーネリアン(牡7、オープン)と併せました。

助手が騎乗して外ラチ沿いから僚馬より4馬身先行する形でゴール前にて仕掛けられ、6F85秒0-上がり1F11秒6の時計で同時併入しています。

前走から2か月ぶりのレースとなりますが、中間は坂路で11本、ウッドで1本の時計を記録しています。

なお、映像はありませんが10日には美浦坂路で末強めに追い、4F55秒9-上がり1F12秒3の時計を残していました。

最終追い切りは重賞馬と併せましたが、全体的に軟らかな脚取りで立ち回ることができ、動き自体はスムーズです。

コーナーワークを周回している段階で手前を替えつつまとめていましたが、それでも終いは2F12秒6-1F11秒6で加速していましたし、終盤は鞭も入って気合も付けられました。

最後は馬なりで追われたウインカーネリアンに詰め寄られて併入でしたが、ウインカーネリアンは重賞レースを2勝している実力馬なのでそこまで気にしなくて良いでしょう。

フットワークも軽快でしたし、この馬なりに良化しています。

ニシノタンギー

ニシノタンギー 11月13日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 70.454.539.211.9馬なり
前走最終美浦南W(重)82.766.852.137.811.9馬なり

中1週でレースに挑むニシノタンギーは美浦のウッドチップコースでヴァイザーバルコ(セ4、1勝クラス)と併せました。

新馬戦以来のコンビとなる武藤騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を4馬身追走し、5F70秒4-上がり1F11秒9の時計で同時併入しました。

前走から中1週ですが、中間は坂路が6本(すべてキャンター)で現状維持に努めています。

最終追い切りは僚馬の内から併せましたが、コーナーワークの立ち回りを見る限り、気持ちはそこまで乗っていない感じがします。

直線に入ってからは少しペースを引き上げていますが、馬なりとはいえ力強さは感じられません。

デビューしてから今回ですでに5戦と、今年の出走馬の中ではもっともキャリアが多い馬ですが、間隔を詰めている影響もあるのか、本調子ではなさそうでした。

ファイアンクランツ

ファイアンクランツ 11月13日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)  50.836.211.9G前仕掛け
1週前美浦南W(良) 66.350.936.211.7一杯
前走最終札幌芝(重) 65.551.035.911.9馬なり

札幌2歳ステークス(G3)で3着入線したファイアンクランツは美浦のウッドチップコースでボルケーノ(牡3、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗し、馬場の外目から僚馬より1馬身半先行する形でゴール前にて仕掛けられ、4F50秒8-上がり1F11秒9の時計で同時併入しています。

1週前の7日には美浦ウッドでチザルピーノ(セ3、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

主戦の佐々木騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からチザルピーノより1馬身先行する形で一杯に追われ、6F66秒3-上がり1F11秒7の時計で同時併入しました。

3頭併せの真ん中から立ち回りましたが、一杯に追われたこともあって序盤から気持ちの乗った走りができています。

前走札幌2歳ステークスから2か月半ぶりの休み明けでしたが、全体を通して前向きな動きができていますし、一杯に追われてからもしっかり脚を引き上げるのも良いでしょう。

負荷を掛けたことでさらなる良化に期待したいです。

その最終追い切りはボルケーノと2頭併せで行われています。

序盤は少し首を引きながらの追走でしたが1週前に一杯に追ったことで躍動感のある動きができています。

終いもゴール前仕掛けで追われたことで、末脚を引き上げて僚馬に引けを取らない走りができました。

強く追ったことで推進力ある動きができましたし、反応も良く、好状態でレースに挑めるでしょう。

プレシャスデイ

プレシャスデイ 11月13日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)84.968.453.538.611.4G前仕掛け
前走最終美浦南W(良) 68.852.437.912.0馬なり

未勝利戦上がりのプレシャスデイは美浦のウッドチップコースでタナハシ(牡2、新馬)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

助手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を3馬身追走する形でゴール前にて仕掛けられ、6F84秒9-上がり1F11秒4の時計を記録しましたが僚馬に1馬身遅れを取ってしまいました。

前走から中3週でレースに挑みますが、中間追い切りは坂路で6本、ウッドで1本の時計を記録しています。

なお、映像はありませんが1週前の6日には美浦ウッドでロングウェイホーム(牡2、新馬)と併せていました。

このときも助手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬より3~4馬身先行する形で一杯に追い、6F81秒9-上がり1F12秒1の自己ベストを記録していますが僚馬に半馬身遅れています。

最終追い切りは3頭併せの最内から立ち回りました。

ゴール前仕掛けの追い切りということもあって序盤はそこまで負荷はかかっていませんが、全体的に前脚の動きは固そうです。

また、直線入りの段階で2回ほど手前を替えており、気持ちもそこまで乗ってない感じがしました。

なによりも、ゴール前で強く追われた割に、新馬のタナハシに遅れを取っています。

直線入りの段階ではほぼ横一列でしたが、最後は遅れていたので使える脚も限られているように感じました。

今回は2週続けて負荷を掛けたのでレース前に良化している可能性はありますが、追い切りを見る限り、あまり良い部分が見られませんでした。

レッドキングリー

レッドキングリー 11月13日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)83.367.552.337.511.4馬なり
1週前美浦南W(稍重)84.068.753.839.312.0馬なり
前走最終美浦南W(良)81.365.551.136.811.2馬なり

新馬戦を快勝したレッドキングリーは美浦のウッドチップコースでアトリウムチャペル(牝3、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

助手が騎乗し、馬場の3分どころから馬なりで僚馬を3~4馬身追走し、6F83秒3-上がり1F11秒4の時計で同時併入しています。

1週前の6日には美浦ウッドで単走を行い、このときは助手騎乗のもと、馬場の真ん中から馬なりで6F84秒0-上がり1F12秒0の時計でまとめていました。

1週前追い切りではコーナーは軽めに、終いは脚を伸ばして調整されています。

全体的に前脚の使い方に固さが見られましたが、スムーズに手前を替えてからはじりじりと脚を引き上げ、終い2F12秒8-1F12秒1の加速ラップでまとめているように、競馬センスは感じられました。

最終追い切りは3頭併せの真ん中から立ち回りましたが、1週前と比較すると少し首を引きながらの立ち回りでした。

直線ではじりじりペースを引き上げて格上相手に併入できているように、ポテンシャルはありそうですが、馬なりということもあって大きな上積みは見られません。

前走新馬戦の最終追い切りが美浦ウッドで併せ馬を置きつつ、馬なりで6F81秒3-上がり1F11秒2なので、全体時計、終い時計ともに新馬戦の時のほうが出ています。

今回もセンスの高さは垣間見ることができましたが、そこまで大きな良化は感じられませんでした。

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東京スポーツ杯2歳ステークス2024追い切り評価ランキング

評価馬名
サトノシャイニング
ジーティーマン
ファイアンクランツ
クロワデュノール
ニシノイストワール
レッドキングリー
デルアヴァー
ニシノタンギー
プレシャスデイ
 
E(測定不能) 
同評価内は50音順になります。

東京スポーツ杯2歳ステークス2024追い切り映像

東京スポーツ杯2歳ステークス2024の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

【調教動画】2024年 東京スポーツ杯2歳ステークス|JRA公式

東京スポーツ杯2歳ステークス2024の最終予想

東京スポーツ杯2歳ステークス2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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