【阪急杯2023予想】穴党におすすめしたい“激走”に期待できる2頭を紹介!
阪急杯2023のおすすめの注目馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
コースの特徴や競走馬の血統、追い切りや過去10年のデータから予想していきます!
阪急杯2023の概要
阪急杯は阪神競馬場で開催される芝1,400mの重賞競走です。
1,400mという非根幹距離が舞台ですが、参戦するほとんどの馬はマイラーではなく短距離馬です。
なぜなら、このレースを制した馬は翌月に開催される高松宮記念の優先出走権が与えられるからです。
そのため、出走馬のほとんどが高松宮記念の叩きとして挑みます。
また、牡馬の参戦がほとんどで牝馬が少ないのも阪急杯特徴です。
その理由は、前週に開催される京都牝馬ステークスが全く同じ距離で開催されるうえ、グレードも同じなので牝馬にとっては京都牝馬ステークスのほうが勝ち負けしやすいからです。
そのため、出走馬のほとんどは牡馬ですが、あえてメンバーレベルの高い阪急杯で結果を残そうとする牝馬もいます。
例えば、ダイアナヘイローやレッツゴードンキ、レシステンシアなどは牡馬に混ざりながら馬券内に入選しました。
スプリンターにとっては始動戦としても有力な阪急杯。
ここを制して高松宮記念に駒を進めるのはどの馬でしょうか。
阪急杯2023の開催内容
開催日 | 2月26日(日曜) 15:35発走 |
格付け | G3 |
開催競馬場 | 阪神競馬場 阪神11R |
コース | 芝1,400m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | 別定 |
1着賞金 | 4300万円 |
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阪急杯2023が開催される阪神の芝1,400mの特徴
阪神競馬場は内・外周りコースが存在しますが、阪神の芝1,400mでは内回りを使用します。
スタート地点は2コーナーの出口付近で、芝1,200mのゲートをそのまま200m後方に移した場所がスタートです。
スタートから最初のコーナーまでは向こう正面を駆け抜けます。
この間、起伏はほとんどありません。
最初のコーナーまで443mある各々のペースで走り、コーナーに向かいます。
阪神の内回りは外回りほどではありませんが、コーナーは大きく作られています。
また、4コーナーに入るあたりからにわかに下り傾斜になるため、ペースは早くなりやすいです。
最後のコーナーはAコース使用時で約356m、Bコース使用時で約359mです。
内回りコースを使用しているため、4大馬場の中では直線は短く、各馬は3.4コーナーの地点でスパートを仕掛けます。
最後の直線は前半こそ下り傾斜ですが、残り200mの地点で高低差2mの上り坂が待ち受けています。
この上り坂までにスタミナを切らした馬は坂を駆けのぼる前に失速してしまいますよ。
坂を上り切ったら100mほど先にゴールがあります。
阪神の芝1,400mはスタンド側にある急な上り傾斜を除くと、平らもしくは下りのコースが占めています。
コーナーも大きいため、各馬はペースを引き上げながら競馬しやすいです。
ただし、ゴール前の上り坂のために、必ずしもスピードに特化した馬が好走するとは限りません。
坂を上りきるだけのスタミナとパワーも兼ねそろえないと好走は厳しいです。
また、春開催前期の阪神は馬場の状態が極めて良いので、スピード要素も求められやすいです。
これまでの上がりタイムなどを考慮しながら馬券予想を行いたいですね!
阪急杯2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | メイショウベンガル | 牡6 | 57.0 | 高倉稜 |
2 | メイショウチタン | 牡6 | 57.0 | 荻野極 |
3 | サトノラムセス | 牡5 | 57.0 | 池添謙一 |
4 | ホープフルサイン | 牡7 | 57.0 | 幸英明 |
5 | ダディーズビビッド | 牡5 | 57.0 | 浜中俊 |
6 | ロードベイリーフ | 牡6 | 57.0 | 酒井学 |
7 | グレナディアガーズ | 牡5 | 57.0 | 岩田望来 |
8 | ショウナンアレス | 牡5 | 57.0 | 戸崎圭太 |
9 | メイショウケイメイ | 牝7 | 55.0 | 角田大河 |
10 | リレーションシップ | 牡6 | 57.0 | 岩田康誠 |
11 | アグリ | 牡4 | 57.0 | 横山和生 |
12 | ミッキーブリランテ | 牡7 | 57.0 | 和田竜二 |
13 | ラルナブリラーレ | 牝6 | 55.0 | 鮫島克駿 |
14 | グレイイングリーン | 牡5 | 57.0 | 団野大成 |
15 | ホウオウアマゾン | 牡5 | 57.0 | 国分優作 |
16 | ルプリュフォール | セ7 | 57.0 | 横山典弘 |
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過去10年の阪急杯のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2013 | 1 | 3 | ロードカナロア | 1 | 香港スプリント(G1) | 1 |
良 | 2 | 2 | マジンプロスパー | 2 | シルクロードS(G3) | 4 |
3 | 6 | オリービン | 11 | 阪神カップ(G2) | 15 | |
2014 | 1 | 1 | コパノリチャード | 2 | 阪神カップ(G2) | 10 |
良 | 2 | 6 | サンカルロ | 8 | 阪神カップ(G2) | 4 |
3 | 7 | レッドオーヴァル | 5 | マイルCS(G1) | 8 | |
2015 | 1 | 13 | ダイワマッジョーレ | 2 | 阪神カップ(G2) | 3 |
不良 | 2 | 5 | ミッキーアイル | 4 | 阪神カップ(G2) | 7 |
3 | 6 | ローブティサージュ | 9 | 京阪杯(G3) | 14 | |
2016 | 1 | 13 | ミッキーアイル | 1 | 香港スプリント(G1) | 7 |
良 | 2 | 11 | オメガヴェンデッタ | 4 | 京都金杯(G3) | 12 |
3 | 3 | ブラヴィッシモ | 5 | タンザナイトS(OP) | 5 | |
2017 | 1 | 2 | トーキングドラム | 7 | 洛陽ステークス(OP) | 4 |
良 | 2 | 4 | ヒルノデイバロー | 4 | シルクロードS(G3) | 4 |
3 | 12 | ナガラオリオン | 12 | 大和ステークス(OP) | 5 | |
2018 | 1 | 13 | ダイアナヘイロー | 7 | シルクロードS(G3) | 16 |
良 | 2 | 17 | モズアスコット | 1 | 阪神カップ(G2) | 4 |
3 | 6 | レッドファルクス | 2 | マイルCS(G1) | 8 | |
2019 | 1 | 17 | スマートオーディン | 11 | 京都金杯(G3) | 10 |
良 | 2 | 1 | レッツゴードンキ | 4 | JBCスプリント(Jpn1) | 5 |
3 | 3 | ロジクライ | 2 | 東京新聞杯(G3) | 9 | |
2020 | 1 | 14 | ベストアクター | 6 | 雲雀ステークス(3勝) | 1 |
良 | 2 | 6 | フィアーノロマーノ | 2 | 阪神カップ(G2) | 2 |
3 | 3 | ダイアトニック | 1 | 京都金杯(G3) | 2 | |
2021 | 1 | 8 | レシステンシア | 1 | マイルCS(G1) | 8 |
良 | 2 | 6 | ミッキーブリランテ | 10 | ニューイヤーS(L) | 1 |
3 | 13 | ジャンダルム | 4 | 阪神カップ(G2) | 7 | |
2022 | 1 | 10 | ダイアトニック | 1 | 京都金杯(G3) | 4 |
良 | 2 | 1 | トゥラヴェスーラ | 9 | 京王杯SC(G2) | 2 |
3 | 8 | サンライズオネスト | 6 | カーバンクルS(OP) | 1 |
【年齢】高齢馬の活躍も目立つ
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 【2-2-3-24】 | 6.5% | 12.9% | 22.6% |
5歳 | 【3-2-2-32】 | 7.5% | 12.5% | 20.0% |
6歳 | 【3-3-2-39】 | 6.4% | 12.8% | 17.0% |
7歳 | 【2-2-1-24】 | 6.9% | 13.8% | 17.2% |
8歳 | 【0-1-1-10】 | 0.0% | 8.3% | 16.7% |
9歳以上 | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の阪急杯の好走馬を年齢別にまとめました。
阪急杯の勝ち馬は4歳馬から7歳馬まで、過去10年内でそれぞれ2~3頭ずつ出ています。
4歳から7歳までの単勝率・連対率・複勝率はそこまで差がありませんね。
また、8歳馬も勝ち馬こそゼロですが3着以内に2頭入選していて複勝率は16%です。
阪急杯は年齢問わず好走する馬が多いレースなのです。
【所属】関西馬が強い
所属 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
関東 | 【2-1-1-28】 | 6.3% | 9.4% | 12.5% |
関西 | 【8-9-9-104】 | 6.2% | 13.1% | 20.0% |
過去10年の阪急杯の好走馬を所属別にまとめると、馬券に絡んだ30頭のうちの26頭が関西馬でした。
阪急杯は芝1,400mの短距離レースということで、関東馬の参戦も少なくありませんが実際には関西勢が圧倒しています。
阪急杯では関東馬は軽視してもよさそうです。
【脚質】後方馬が好走している
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【4-0-0-6】 | 40.0% | 40.0% | 40.0% |
先行 | 【1-3-5-29】 | 2.6% | 10.5% | 23.7% |
差し | 【3-5-3-57】 | 4.4% | 11.8% | 16.2% |
追い込み | 【2-2-2-41】 | 4.3% | 8.5% | 12.8% |
過去10年の阪急杯の勝ち馬5頭が差しもしくは追い込み馬です。
また、馬券に絡んだ30頭のうちの17頭が差しと追い込み馬が占めていました。
阪急杯は短距離競走ですが、逃げや先行といった前の馬よりも、差しや追い込みといった後ろから競馬する馬のほうが好走数は多いです。
なお、逃げ馬は過去10頭が出走し、4頭が勝利。残りの6頭が着外に敗れました。
来るか来ないか極端なので、あえてアタマで押さえるのもいいかもしれませんよ。
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過去10年の阪急杯の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【4-1-1-4】 | 40.0% | 50.0% | 60.0% |
2番人気 | 【2-2-2-4】 | 20.0% | 40.0% | 60.0% |
3番人気 | 【0-0-0-10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
4番人気 | 【0-4-1-5】 | 0.0% | 40.0% | 50.0% |
5番人気 | 【0-0-2-8】 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
6番人気 | 【1-0-1-8】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
7~9番人気 | 【2-2-1-25】 | 6.7% | 13.3% | 16.7% |
10番人気以下 | 【1-1-2-68】 | 1.4% | 2.8% | 5.6% |
上位か下位かで分かれる
過去10年の勝ち馬6頭が1,2番人気に支持された馬です。
ところが、残る4頭は6番人気以下の馬でした。
また、複勝率でみても、3番人気は過去10年一度も馬券に絡んでいません。
4番人気は複勝率50%とそこそこですが、5番人気も【0-0-2-8】で成績は振るわないですね。
阪急杯は1,2番人気の上位勢と6番人気以下の下位勢が強く、中位人気馬は意外と凡走することが多いのです。
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過去10年の阪急杯の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-3-0-14】 | 5.6% | 22.2% | 22.2% |
2枠 | 【2-0-3-13】 | 11.1% | 11.1% | 27.8% |
3枠 | 【0-4-3-12】 | 0.0% | 21.1% | 36.8% |
4枠 | 【1-1-1-16】 | 5.3% | 10.5% | 15.8% |
5枠 | 【0-0-1-19】 | 0.0% | 0.0% | 5.0% |
6枠 | 【1-1-0-18】 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
7枠 | 【4-0-1-19】 | 16.7% | 16.7% | 20.8% |
8枠 | 【1-1-1-22】 | 4.0% | 8.0% | 12.0% |
ラッキーナンバーは7
過去10年の阪急杯で最も勝ち馬を輩出しているのは7枠でした。
実に4頭もの勝ち馬を輩出しています。
勝ち馬の中には7番人気のダイアナヘイローや6番人気のトーキングドラムといった人気落ちの馬も勝利をつかんでいました。
勝ち馬を探す際、7枠を引いた馬は評価を上げてもよいかもしれません。
複勝率は内枠有利
過去10年の阪急杯で複勝率が20%を超えているのは1~3の内枠です。
勝ち馬こそ3頭にとどまりますが、2,3着には13頭も絡んでいたのです。
阪急杯ではアタマに7枠の馬、相手に1~3枠の馬を絡める買い方も面白かもしれませんよ。
過去10年の阪急杯の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【3-1-2-9】 | 20.0% | 26.7% | 40.0% |
G2 | 【2-5-2-23】 | 6.3% | 21.9% | 28.1% |
G3 | 【3-3-3-54】 | 4.8% | 9.5% | 14.3% |
L | 【0-1-0-12】 | 0.0% | 7.7% | 7.7% |
OP | 【1-0-3-28】 | 3.1% | 3.1% | 12.5% |
3勝 | 【1-0-0-7】 | 12.5% | 12.5% | 12.5% |
前走重賞組が中心
過去10年の阪急杯の好走馬を前走クラス別にまとめました。
馬券に絡んだ30頭のうちの24頭が前走レース重賞だったのです。
いいかえれば、前走が非重賞だった馬は6頭しか絡んでいません。
阪急杯では前走のレースクラスから馬券予想を考えてもよいでしょう。
今年の出走登録馬で前走重賞だった馬は4頭います。
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阪急杯2023の注目馬3頭
今年の阪急杯は有力馬のピクシーナイトが回避したため、例年以上にメンバー層が小粒です。
その分混戦模様となっていますが、その中から上位人気を集めそうな馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
グレナディアガーズ
今年の中心はグレナディアガーズです。
3年前の朝日杯FSの勝ち馬で、一昨年の阪神カップも勝利しました。
昨年の阪神カップは連覇がかかっていましたが、ダイアトニックをぎりぎり捉えきれず2着。
それでも展開がかみ合えば勝利もあり得た競馬で中身の濃いレースでした。
かつては先行馬でしたが近年は追い込みも得意としていてどんな展開でも出し切れています。
阪神芝1,400mも【2-1-0-0】と得意です。
もともと出走予定だったピクシーナイトが回避したため、実質1強となってしまいました。
よっぽどのことがない限りは本命候補です。
ホウオウアマゾン
もともとはマイルでデビューした馬ですが、近走を見る限りマイルで敗れることが目立ち始め、1,400mの舞台にシフトしつつあります。
芝1,400mで挑んだ昨年のスワンステークスは1番人気に支持されたものの、出遅れが影響したのが直線で鞭を入れても思うように脚を伸ばせずに10着に敗れてしまいました。
このスワンステークスの敗因は気になりますが、ゲートをうまく飛び出していたら結果は違っていたかもしれません。
近走は凡走が続いていますが前走の根岸ステークスはダートですし、その前のマイルCSや安田記念はG1の舞台だったことを考えたらまだまだ挽回にも期待できるでしょう。
流れる競馬でも最後まで脚を活かせるので、距離短縮も合いそうです。
アグリ
条件戦から挑むアグリも今年のメンツでは上位人気しそうです。
前走の六甲アイランドステークスでは流れる展開にも関わらず2番手くらいの位置で競馬を行い、上がり35秒2の末脚で勝利をつかみました。
これまでの戦績を見ても常に上位争いしている安定した走りは魅力的です。
今年の阪急杯はグレナディアガーズを除けばメンバーレベルは低いのでいきなりの重賞でもチャンスはありそうです。
阪神はこれまで【2-0-2-0】で相性もいいですね。
また、管理する安田厩舎が地味に阪急杯と相性がよく、過去10年で7頭出して【2-1-2-2】、複勝率71%の好成績を残しているのです。
今年の出走馬で安田隆行厩舎の馬はアグリだけです。
初重賞挑戦ですが好走データもいくつかあるので、いきなりの重賞制覇もあり得るかもしれませんよ。
阪急杯2023の穴馬2頭
阪急杯は穴馬も頻繁に馬券に絡みます。
今年の出走馬で配当に期待できそうな2頭の馬を紹介しましょう。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ミッキーブリランテ
一昨年の阪急杯は10番人気の低評価ながらも粘りの先行競馬で2着に入選しました。
その後は大敗することが多いものの、時々馬券内に絡んで相変わらず波乱を演じています。
昨年は凡走率が高かったものの、中山で開催された京成杯オータムハンデと東風ステークスで2着入選しました。
この2戦はいずれもスロー競馬で押し切った形になっています。
今年の阪急杯は差しや追い込み馬の割合が大きいので、ゆったりとした流れになればチャンスはあるかもしれません。
ショウナンアレス
ショウナンアレスはこれまで先行競馬で賞金を加算しました。
近2戦を見ても前目で競馬を行い3着に入選していますね。
条件戦だけ見たらそこそこ安定していて、今年の阪急杯はグレナディアガーズを除けばメンバー層が薄いのでチャンスもあるかと思います。
また、今年はこれといった逃げ馬が不在なので思い切って逃げても面白いかもしれません。
課題はいくつかあるかもしれませんが、ノーマークからの強気競馬が決まれば上位争いもできるかもしれませんよ。
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阪急杯2023予想の最終買い目
阪急杯の予想(晴れ良馬場想定)
土曜日の阪神は午前中稍重馬場で開催されたこともあり、平均よりは時計がかかっていました。
しかし、すみれステークスが開催されるころには良馬場に回復しています。
このすみれステークスを制したシャザーンの時計2分15秒台は例年よりも遅いですが、稍重馬場から良に変わった直後のレースだったので時計はかかっていました。
阪急杯が開催される日曜日の阪神は終日晴れの予報なので土曜日よりも馬場は軽くなるでしょう。
ただし気温は最高でも8度くらいしか上がらないようですし、風速もあるので極端な馬場回復は見込めないでしょう。
うましるでは晴れの良馬場、やや高速馬場を想定しながら予想を行います。
◎本命 7 グレナディアガーズ
父 | Frankel |
母 | ウェイヴェルアベニュー |
母父 | Harlington |
主な勝ち鞍 | 朝日FS(G1) 2020年 |
前走 | 阪神C(G2) 2着 |
本命はグレナディアガーズにします。
本命にした理由はシンプルにすべての出走馬で一番能力が高いからです。
もともと出走予定のピクシーナイトがいたら評価が変わっていましたが、回避したため実質グレナディアガーズ一強になってしまいました。
グレナディアガーズ自身阪神が得意ですし、騎乗する岩田望来騎手も阪神巧者です。
今年の阪急杯はメンバーレベルが低いので、よっぽど調子が悪くない限りここは勝ち負けして当然だと思います。
〇対抗 11 アグリ
父 | カラヴァッジオ |
母 | オールドタイムワルツ |
母父 | War Front |
主な勝ち鞍 | 六甲アイランドS(3勝クラス) 2022年 |
前走 | 六甲アイランドS(3勝クラス) 1着 |
今年の阪急杯はグレナディアガーズを除くと大混戦ですが、そのなかで対抗にしたのはアグリです。
条件戦とはいえ近3戦を3連勝しているのは評価したいですし、阪神も【2-0-2-0】と相性はよいです。
また、阪急杯は逃げ馬が意外と結果を残しているのも注目したいです。
アグリはどちらかというと先行馬ですが、2走前の2勝クラス戦では逃げの競馬で勝利しました。
今年の阪急杯はこれといった逃げ馬がいないので、思い切って逃げを行っても面白いかもしれません。
▲単穴 16 ルプリュフォール
父 | ロードカナロア |
母 | マイノチカラ |
母父 | サンデーサイレンス |
主な勝ち鞍 | 朱鷺S(L) 2022年 |
前走 | 阪神C(G2) 13着 |
単穴はルプリュフォールにしました。
追い込み競馬を得意としていて、昨年のスワンステークスや朱鷺ステークスでは最後方から上がり最速33秒台の末脚で馬券内に入選しました。
現在の阪神も馬場が乾けば時計は出やすくなると思うので、ルプリュフォールの末脚を存分に活かせるはずです。
大外16番に入りましたが、ルプリュフォールは典型的な追い込み馬なので外から邪魔されない外枠はかえってプラスといえるでしょう。
鞍上の横山典弘騎手が騎乗するのも不気味ですし、ここは激走に期待できそうです。
△連下 15 ホウオウアマゾン
父 | キングカメハメハ |
母 | ヒカルアマランサス |
母父 | アグネスタキオン |
主な勝ち鞍 | アーリントンC(G3) 2021年 |
前走 | 根岸S(G3) 12着 |
連下1頭目はホウオウアマゾンにしました。
近4戦は二けた着順に敗れていますが、そのうち2つがG1レースでひとつはダートレースなのでそこまで悲観することはありません。
ただし、3走前のスワンステークスは1番人気に支持されながらも10着に敗れているのは見過ごせません。
この時の敗因はゲートで後手を踏んだことなので、スムーズに飛び出すことができていたら結果は違ってたかもしれないです。
近走の着順から評価を落としていますが、データと相性のいい前走重賞組ですし、ベストを尽くせれば馬券内も十分あり得そうです。
△連下 12 ミッキーブリランテ
父 | ディープブリランテ |
母 | エピックラヴ |
母父 | Dansili |
主な勝ち鞍 | ニューイヤーS(L) 2021年 |
前走 | 京都金杯(G3) 9着 |
ミッキーブリランテも馬券に絡めます。
近走は好走と凡走を繰り返していて狙いどころがまるで分かりませんが、実は2走前の阪神カップは7着に敗れたとはいえ勝ち馬のダイアトニックにタイム差0.2秒なので悪くありません。
その前のスワンステークスは今回と全く同じ舞台で15着に敗れていますがこのときは普段行わない先行競馬が裏目に出て敗れています。
一昨年の阪急杯でも2着に入選しているように、舞台適性は決して悪くないです。
近走を見ても走れていますし、前日の段階で9番人気と配当妙味も高いので抑えておきます。
単勝
7 グレナディアガーズ
馬連流し
軸馬:7
相手:10、11、12、15、16
三連複フォーメーション
1頭目:7
2頭目:10、11、12、15、16
3頭目:10、11、12、15、16
以上になります。
阪急杯の予想の参考にしてみてください!