【平安ステークス2023予想】おすすめの有力馬3頭を紹介!関東馬の馬券内はゼロ!
平安ステークス2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータと傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
平安ステークスの予想ポイント
- 過去10年関東馬は全て馬券外
- 勝ち馬は4歳、5歳馬から
- 1番人気は軸向け
- 外枠は不利
平安ステークス2023の概要
平安ステークスは京都競馬場で開催されるダート重賞です。
中央競馬でダート重賞はほとんどありません。
基本的には地方競馬の交流重賞が中央のダート重賞の役割を担っています。
ところが、この時期開催される地方交流重賞は短距離やマイル、もしくは年齢制限のあるレースがほとんどです。
そのため、中距離実績のある古馬は出走できるレースが非常に少ないです。
そんな中開催される平安ステークスはこの時期としては貴重な中距離ダート重賞です。
近年、G1馬のオメガパフュームやテーオーケインズが出走したように、G3でも一流ダートホースの参戦が見られるのです。
なお、この平安ステークスで一戦使った後、6月末に開催されえる帝王賞に向かう馬も少なくありません。
先ほど挙げたテーオーケインズやオメガパフュームはまさにここで一度叩いて帝王賞に向かいました。
有力馬にとっても、条件上がりの馬にとっても平安ステークスの役割は大きいのです。
今年はG1馬の出走こそありませんが、重賞馬やオープンレースで結果を残した馬が昇級初戦でこのレースに使われています。
ここで結果を残すのはどの馬でしょうか?
なお、平安ステークスは京都競馬場改修工事のため、2021,2022年度は中京競馬で行われていましたが今年から京都競馬場でレースが行われます。
うましるでは、中京で代替開催されていた2年含めた2013年から2022年の過去10年のデータをまとめました。
平安ステークス2023の開催内容
開催日 | 5月20日(土曜) 15:35発走 |
格付け | G3 |
開催競馬場 | 京都競馬場 京都11R |
コース | ダート1,900m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | 別定 |
1着賞金 | 3800万円 |
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平安ステークス2023が開催される京都のダート1,900mの特徴
スタート地点 | 4コーナーの出口付近 |
コース | 右回り |
1周の距離 | 1,607.6m |
直線距離 | 329.1m |
高低差 | 3.0m |
フルゲート | 16頭 |
スタート地点は4コーナーの出口付近です。
ダート1,800mよりも100m後方の位置からのスタートとなり、最初の1コーナーまでの距離は380ほどになりました。
スタンド前、1.2コーナーは起伏がほとんど存在しません。
向こう正面に入ると3コーナーに近づくにつれ上り坂を駆け上がります。
3コーナー手前が坂の頂上となっており、3コーナーからは終始下り坂です。
ここで慣性を活かして4コーナーを通過、その勢いで直線入りするのがセオリーとなっています。
最後の直線は約329mです。
スタンド前には直線がないため純粋なスピード勝負になりますよ。
京都競馬場のダートコースは3コーナー前後を除いたら坂道がありません。
同じ近畿地方にある阪神競馬場はスタンド前に直線がありますが、京都は直線上に坂がないのです。
そのため、阪神で結果を残した馬が京都で凡走することもあれば、逆も然りで、一方で活躍しているからもう一方でも好走するとは限らないのです。
京都のダート1,900mはスピード勝負になりやすいため、スピード力に定評のある馬が活躍しますよ。
京都のダート1900mはここをチェック!
- 1,800mから100m後方の位置からスタート
- コースを1周強回る
- 坂があるのは3コーナーあたりのみ
- 直線に上り坂が存在しない
- スピード勝負になりやすい
平安ステークス2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | サンライズホープ | 牡6 | 57.0 | 幸英明 |
2 | グロリアムンディ | 牡5 | 58.0 | 川田将雅 |
3 | ハイエンド | 牡4 | 57.0 | 鮫島克駿 |
4 | ホウオウルパン | 牡5 | 57.0 | 内田博幸 |
5 | ノットゥルノ | 牡4 | 59.0 | 武豊 |
6 | デルマルーヴル | 牡7 | 57.0 | 松岡正海 |
7 | カテドラル | 牡7 | 57.0 | 西村淳 |
8 | ロードヴァレンチ | セ4 | 57.0 | 永野武蔵 |
9 | メイショウフンジン | 牡5 | 57.0 | 酒井学 |
10 | タイセイドレフォン | 牡4 | 57.0 | 団野大成 |
11 | ハギノアレグリアス | 牡6 | 57.0 | 岩田望来 |
12 | テリオスベル | 牝6 | 55.0 | 古川吉洋 |
13 | カフジオクタゴン | 牡4 | 57.0 | 坂井瑠星 |
14 | ゲンパチルシファー | 牡7 | 57.0 | 藤岡佑介 |
15 | ヴァンヤール | 牡5 | 57.0 | 荻野極 |
16 | メイショウカズサ | 牡6 | 57.0 | 浜中俊 |
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平安ステークスの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2022 良 | 1 | 4 | テーオーケインズ | 1 | サウジカップ(G1) | 8 |
2 | 3 | ケイアイパープル | 7 | アンタレスS(G3) | 5 | |
3 | 5 | メイショウハリオ | 3 | マーチステークス(G3) | 1 | |
2021 重 | 1 | 5 | オーヴェルニュ | 2 | フェブラリーS(G1) | 13 |
2 | 16 | アメリカンシード | 1 | マーチステークス(G3) | 14 | |
3 | 11 | マルシュロレーヌ | 3 | エンプレス杯(Jpn2) | 1 | |
2020 良 | 1 | 5 | オメガパフューム | 3 | 東京大賞典(G1) | 1 |
2 | 11 | ヴェンジェンス | 5 | フェブラリーS(G1) | 10 | |
3 | 7 | ゴールドドリーム | 2 | サウジカップ(G) | 6 | |
2019 良 | 1 | 7 | チュウワウィザード | 1 | ダイオライト記念(Jpn2) | 1 |
2 | 6 | モズアトラクション | 12 | 仁川ステークス(L) | 11 | |
3 | 1 | オメガパフューム | 3 | フェブラリーS(G1) | 10 | |
2018 稍重 | 1 | 9 | サンライズソア | 7 | ブリリアントカップ(OP) | 14 |
2 | 14 | クイーンマンボ | 3 | マリーンカップ(Jpn3) | 2 | |
3 | 10 | クインズサターン | 5 | アンタレスS(G3) | 3 | |
2017 良 | 1 | 9 | グレイトパール | 1 | 仁川ステークス(L) | 1 |
2 | 4 | クリソライト | 6 | ダイオライト記念(Jpn2) | 1 | |
3 | 1 | マイネルバイカ | 15 | ブリリアントカップ(OP) | 5 | |
2016 良 | 1 | 14 | アスカノロマン | 1 | アンタレスS(G3) | 2 |
2 | 11 | クリノスターオー | 3 | マーチステークス(G3) | 5 | |
3 | 6 | クリソライト | 4 | アンタレスS(G3) | 4 | |
2015 良 | 1 | 1 | インカンテーション | 4 | フェブラリーS(G1) | 2 |
2 | 11 | クリノスターオー | 3 | アンタレスS(G3) | 1 | |
3 | 12 | ローマンレジェンド | 5 | アンタレスS(G3) | 6 | |
2014 良 | 1 | 10 | クリノスターオー | 12 | アンタレスS(G3) | 16 |
2 | 6 | ソロル | 7 | アンタレスS(G3) | 12 | |
3 | 16 | ワイルドフラッパー | 4 | マリーンカップ(Jpn3) | 1 | |
2013 良 | 1 | 1 | ニホンピロアワーズ | 1 | アンタレスS(G3) | 2 |
2 | 7 | ナイスミーチュー | 8 | アンタレスS(G3) | 5 | |
3 | 6 | ナムラタイタン | 5 | ブリリアントカップ(OP) | 4 |
【重賞実績】重賞馬が好走している
年 | 着順 | 馬名 | 重賞実績 |
2022 | 1 | テーオーケインズ | チャンピオンズC(G1) |
2 | ケイアイパープル | 佐賀記念(Jpn3) | |
3 | メイショウハリオ | マーチS(G3) | |
2021 | 1 | オーヴェルニュ | 東海S(G2) |
2 | アメリカンシード | なし | |
3 | マルシュロレーヌ | エンプレス杯(Jpn2) | |
2020 | 1 | オメガパフューム | 東京大賞典(G1) |
2 | ヴェンジェンス | みやこS(G3) | |
3 | ゴールドドリーム | かしわ記念(Jpn1) | |
2019 | 1 | チュウワウィザード | ダイオライト記念(Jpn2) |
2 | モズアトラクション | なし | |
3 | オメガパフューム | 東京大賞典(G1) | |
2018 | 1 | サンライズソア | 名古屋大賞典(Jpn3) |
2 | クイーンマンボ | 関東オークス(Jpn2) | |
3 | クインズサターン | なし | |
2017 | 1 | グレイトパール | なし |
2 | クリソライト | ダイオライト記念(Jpn2) | |
3 | マイネルバイカ | 白山大賞典(Jpn3) | |
2016 | 1 | アスカノロマン | 東海S(G2) |
2 | クリノスターオー | アンタレスS(G3) | |
3 | クリソライト | コリアカップ(G1) | |
2015 | 1 | インカンテーション | みやこS(G3) |
2 | クリノスターオー | シリウスS(G3) | |
3 | ローマンレジェンド | 東京大賞典(G1) | |
2014 | 1 | クリノスターオー | なし |
2 | ソロル | マーチS(G3) | |
3 | ワイルドフラッパー | エンプレス杯(Jpn2) | |
2013 | 1 | ニホンピロアワーズ | JCダート(G1) |
2 | ナイスミーチュー | シリウスS(G3) | |
3 | ナムラタイタン | 武蔵野S(G3) |
過去10年の平安ステークスの勝ち馬8頭がダートの重賞レースを制していました。
また、馬券に絡んだ25頭も過去に重賞タイトルを手にしています。
平安ステークスはグレード問わず、ダートの重賞タイトルを手にしている馬が上位争いに加わる傾向がありますよ。
今年の出走馬でダートの重賞を制した馬は9頭いました。
【東西別】関東馬は全滅
所属 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
関西馬(栗東) | 【10-10-10-95】 | 8.0% | 16.0% | 24.0% |
関東馬(美浦) | 【0-0-0-32】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の平安ステークスで馬券に絡んだ馬はすべて関西(栗東)所属馬でした。
関東馬はこれまで32頭が出走しましたが、1頭も3着以内に入選していません。
関東馬の最高着順はアナザートゥルース、サンマルデューク、ジェベルムーサ、アメリカンウィナーの4着です。
ちなみに、1番人気を背負って5着に敗れた2015年のアジアエクスプレスも関東馬でした。
平安ステークスでは関東馬は大きく評価を下げてよいでしょう。
今年の出走馬で関東馬は4頭いました。
【年齢】若い馬が強い
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 【4-3-1-29】 | 10.8% | 18.9% | 21.6% |
5歳 | 【5-2-4-36】 | 10.6% | 14.9% | 23.4% |
6歳 | 【1-3-1-32】 | 2.7% | 10.8% | 13.5% |
7歳 | 【0-2-3-15】 | 0.0% | 10.0% | 25.0% |
8歳以上 | 【0-0-1-15】 | 0.0% | 0.0% | 8.3% |
過去10年の平安ステークスの好走馬を年齢別に見てみると、勝ち馬の9頭が4,5歳馬でした。
また、3着内に入選した30頭のうちの19頭も4,5歳馬だったのです。
ダートレースは瞬発力よりも経験値がものをいうので高齢馬のほうが好走しやすいです。
しかし、平安ステークスに限ってみると、高齢馬よりも若い馬の活躍が目立ちます。
平安ステークスでは若い馬を評価したいですね。
今年の出走馬で4,5歳馬は9頭いました。
なお、上記で上げた「重賞馬」「関西(栗東)所属馬」「4歳~5歳馬」の3つ全てに該当する馬は3頭いました。
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平安ステークスの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【5-1-0-4】 | 50.0% | 60.0% | 60.0% |
2番人気 | 【1-0-1-8】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
3番人気 | 【1-3-3-3】 | 10.0% | 40.0% | 70.0% |
4~6番人気 | 【1-2-5-22】 | 3.3% | 10.0% | 26.7% |
7~9番人気 | 【1-3-0-26】 | 3.3% | 13.3% | 13.3% |
10番人気以下 | 【1-1-1-64】 | 1.5% | 3.0% | 4.5% |
1番人気は軸向け!
過去10年の平安ステークスで1番人気は5勝を挙げていました。
単勝率50%はダントツで高いです。
複勝率は60%なので1番人気は1着軸に向いていますよ。
7番人気以下も好走している
過去10開催のうちの6開催で7番人気以下の馬が1頭以上馬券に絡んでいました。
平安ステークスは穴馬も頻繁に上位争いに加わっています。
馬券予想の際は人気落ちの馬にも目を通したいですね。
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平安ステークスの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【2-0-2-14】 | 11.1% | 11.1% | 22.2% |
2枠 | 【1-2-0-16】 | 5.3% | 15.8% | 15.8% |
3枠 | 【1-2-2-15】 | 5.0% | 15.0% | 25.0% |
4枠 | 【2-1-1-16】 | 10.0% | 15.0% | 20.0% |
5枠 | 【3-0-2-15】 | 15.0% | 15.0% | 25.0% |
6枠 | 【0-2-2-16】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
7枠 | 【0-2-0-18】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
8枠 | 【1-1-1-17】 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
外枠は不利
過去10年の平安ステークスの好走馬を枠順別にまとめました。
勝ち馬の9頭が1~5枠から出ています。
複勝率を見ても、内~中枠が20%以上に対し、7,8の外枠は10~15%でした。
平安ステークスの舞台となる京都ダート1,900mは最初のコーナーまで距離があるので枠の差はなさそうに感じますが、実際は外枠が不振傾向にありました。
平安ステークスは内もしくは中枠に入った馬が活躍しています。
外を引いた馬は評価を下げてもよいかもしれません。
平安ステークスの過去10年の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 Jpn1 | 【3-1-1-5】 | 30.0% | 40.0% | 50.0% |
G2 Jpn2 | 【1-1-1-11】 | 7.1% | 14.3% | 21.4% |
G3 Jpn3 | 【3-7-5-63】 | 3.8% | 12.8% | 19.2% |
OP・L | 【2-1-2-29】 | 5.9% | 8.8% | 14.7% |
3勝 | 【0-0-0-18】 | 0% | 0% | 0% |
海外 | 【1-0-1-1】 | 33.3% | 33.3% | 66.7% |
前走重賞組が好走している
過去10年の平安ステークスで馬券に絡んだ23頭が前走重賞を使っていました。
特に、前走がG1もしくはJpn1だった馬は3頭が優勝、5頭が馬券内に入選しており、単勝率30%、複勝率は50%でした。
平安ステークスは前走重賞組、それもグレードが高いほど好走していますよ。
今年の出走馬で前走が重賞だった馬をまとめました。
3勝クラスから挑む馬は全滅
過去10年の平安ステークスで前走が3勝クラスだった馬は18頭いましたが1頭も3着以内に入選していませんでした。
3勝クラスから挑む馬も少なくありませんが、平安ステークスはG1馬の参戦も見られるレースで、重賞クラスの馬相手に勝ち負けは非常に厳しいです。
前走クラス戦を使われていた馬は評価を下げてもよいでしょう。
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平安ステークス2023の有力馬3頭
平安ステークスはこの時期に開催される貴重な中距離ダート競走です。
G1馬からオープン馬、条件戦上がりの馬まで各路線から出馬を表明しています。
混戦になりそうですが、能力の強弱が見えやすいレースともいえるでしょう。
今年の出走馬で上位人気しそうな有力馬を3頭まとめました。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
グロリアムンディ
今年人気を集めそうなのがグロリアムンディです。
前走のダイオライト記念の舞台は船橋のダート2,400mです。
ダートコースの中でも非常に長いコースを走るレースでしたが、中団でじっくり脚を溜めて内から早めに動き出すと直線ではあっという間に先頭に立ち、余裕の走りでゴールしました。
2着に入選したテリオスベルに9馬身差をつけて楽勝したのです。
昨年はチャンピオンズカップと宝塚記念で大敗していますが、どちらもG1レース(宝塚記念に至っては芝レースでした)で相手関係が手ごわかったです。
それ以外のレースでは安定した走りを見せているので信頼しやすいですね。
ダイオライト記念の内容を見る限り地力は一枚以上上でしょう。
人気の一角になると思いますがここは本命候補です。
ハギノアレグリアス
ハギノアレグリアスは今年の名古屋大賞典勝ち馬です。
名古屋大賞典では前半中団で控えましたが2周目の3コーナーあたりから先頭集団に加わり、最後の直線ではケイアイパープルとのたたき合いを制しています。
キャリア初となる重賞タイトルをつかみましたが、ケイアイパープルに辛勝だった点をどうとらえるかです。
ケイアイパープルもダート重賞を手にしている馬ですが、近走は人気を裏切る結果が続いていました。
ケイアイパープルは今年7歳です。
ピークは過ぎつつある馬に辛勝は高く評価しづらいです。
もっとも、3着に入選したバーデンヴァイラーには3馬身差突き放しているのでこのメンバーの中では能力上位だったのも事実です。
今回はグロリアムンディを筆頭に、個性豊かな重賞馬が揃いました。
前走で重賞制覇しているので人気しそうですが、川田騎手がグロリアムンディを選択したのも気になりますね。
枠次第ですが、あまり強くは狙わない予定です。
ヴァンヤール
前走アンタレスステークスでは後方から末脚を伸ばし、プロミストウォリアに半馬身差まで詰め寄りました。
前々走の東海ステークスの落馬のイメージが強いですが、重賞でも上位争いしているのでここでも人気するでしょう。
2着に入選したアンタレスステークスは晴れでしたが前日までの雨で重馬場のなかレースが行われていました。
ダートは稍重や重馬場だと砂が締まって時計が出やすくなるので差し有利になります。
そのため、末脚勝負が決まりやすかったです。
なお、このときの勝ち馬プロミストウォリアは重賞連勝で帝王賞に向かいます。
馬場の恩恵があったとはいえ強い馬相手にぎりぎりまで迫った競馬は評価したいです。
データと相性のよくない非重賞馬ですが、京都のダートコースは直線に坂がないためスピードを活かした差し切りが行えます。
はまれば一発あるかもしれませんよ。
平安ステークス2023の穴馬2頭
過去の平安ステークスの好走馬を見てみると、7番人気以下の馬も馬券に絡んでいます。
伏兵も台頭しやすいレースなのです。
今年の出走登録馬で配当に期待できそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ノットゥルノ
ノットゥルノは昨年のジャパンダートダービー勝ち馬です。
若くしてG1タイトルを手にし、世代のダート王としての一歩を歩んだのですが、そこからは凡走が続きました。
しかしながら、昨年末に開催された東京大賞典では2着に入選しています。
メイショウハリオやサンライズホープら相手に先着したのでした。
この時の勝ち馬ウシュバテソーロには1馬身半近く差をつけられ完敗していますが、ウシュバテソーロはのちにドバイワールドカップを制しているので相手が強かったと考えられます。
大井と京都は最後の直線上に坂がありません。
京都は初めてですが、直線上に坂がないコースでは好走しているのでかみ合えば上位争いするかもしれませんよ。
ソリストサンダー
8歳馬のソリストサンダーは2年前の武蔵野ステークスを制した馬です。
末脚勝負が得意な馬なので、スピード勝負になりやすい京都と相性がよさそうです。
近走も凡走が続いていますが、常にG1レースに挑み続けていてレベルの高い相手としのぎを削っていました。
今回は久々のG3戦なので相手関係は楽でしょう。
ただし、平安ステークスと相性の悪い8歳馬です。
また、ソリストサンダーはこれまでダート1,700mまでしか走ったことがありません。
8歳馬にしてダート1,900mは初挑戦となります。
スタミナが持つかは分かりませんが、G1レースで培った経験を活かした競馬に期待したいです。
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平安ステークス2023予想の最終買い目
平安ステークス予想(晴れ良~稍重馬場想定)
平安ステークスが開催される土曜日は終日晴れ予想で気温の27度近くまで上昇する見込みです。
初夏を感じさせる気温で絶好の競馬日和ですね。
馬場状態を見てみると、前日の金曜日が日中雨で、時間帯によっては1時間当たり3mmの雨量もあるようです。
前日は本降りの雨となるため、翌日のダートにも少なからず影響を及ぼすでしょう。
幸いにも土曜日は晴れで気温も高いので馬場が乾く可能性も非常に高いですが、うましるでは晴れの良~稍重馬場、標準くらいの時計馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
◎本命 2 グロリアムンディ
父 | キングカメハメハ |
母 | ベットーレ |
母父 | Blu Air Force |
主な勝ち鞍 | ダイオライト記念(Jpn2) 2023年 |
前走 | ダイオライト記念(Jpn2) 1着 |
本命はグロリアムンディにしました。
前走のダイオライト記念はスタミナ勝負のレースになりましたが、2着のテリオスベル相手に9馬身差のインパクトある勝ちっぷりを見せました。
テリオスベルは今年の川崎記念でテーオーケインズやウシュバテソーロ相手に4着入選している実力馬です。
前走はスタミナがものをいう一戦だったとはいえ、G1の舞台でも好走している馬相手に圧勝したのは評価できます。
過去のレースを見ても凡走したレースはチャンピオンズカップくらいで、昨年のアンタレスステークスでもG1馬のオメガパフューム相手に接戦を演じました。
今年の平安ステークスも例年同様有力馬が多数参戦していますが、そのなかでも実力上位の馬なので強く推したいです。
【参考レース】1番グロリアムンディ 1着
〇対抗 15 ヴァンヤール
父 | タートルボウル |
母 | ブライトエルフ |
母父 | ブライアンズタイム |
主な勝ち鞍 | 九州スポーツ杯(3勝クラス) 2022年 |
前走 | アンタレスS(G3) 2着 |
対抗はヴァンヤールにします。
前走のアンタレスステークスは逃げたプロミストウォリアがハイペースの競馬を演じました。
ヴァンヤールは中団よりやや前目で競馬しましたが最後の最後に末脚を伸ばしてプロミストウォリアに半馬身差まで詰め寄りました。
惜しくも届きませんでしたが強い相手を追い込んだ姿勢は評価できますし、3着のキングズソードには2馬身差突き放して先着しているので地力の高さを感じました。
近走を見ても重賞レースで馬券に絡んでいていつ勝利をつかんでもおかしくありません。
今年のメンバーを見ても実力上位の馬ですし、馬券内にも大いに期待できるでしょう。
【参考レース】9番ヴァンヤール 2着
▲単穴 1 サンライズホープ
父 | マジェスティックウォリアー |
母 | オーパスクイーン |
母父 | スペシャルウィーク |
主な勝ち鞍 | みやこS(G3) 2022年 |
前走 | アンタレスS(G3) 10着 |
単穴はサンライズホープにしました。
つかみどころが難しい馬ですが、昨年のみやこステークスは後方一気の競馬で重賞2勝目をあげています。
スピード型の馬なので時計の出やすい京都競馬場でレースできるのは歓迎材料ですし事実、
過去の京都成績を見ても【2-1-0-1】と相性はよいです。
サンライズホープにとっては待ちに待った京都開催でしょう。
近2戦は二けた着順に敗れていますが、アンタレスステークスは馬体重を大きく減らしての参戦でベストな条件ではありませんでした。
その前のマーチステークスは不良馬場で末脚を活かせない条件だったのでこの2戦はそこまで悲観しなくてもいいでしょう。
今回はもっとも出し切りやすい条件下でレースできますし、近2戦で人気を落とすようでしたら面白い一頭になるでしょう。
△連下 5 ノットゥルノ
父 | ハーツクライ |
母 | シェイクズセレナーデ |
母父 | Unbridled’s Song |
主な勝ち鞍 | JDD(Jpn1) 2022年 |
前走 | 川崎記念(Jpn1) 8着 |
ノットゥルノは正直悩みましたが、過去のレースを見る限り右回りの競馬場のほうが好走しています。
京都競馬場は右回りの競馬場なので、立ち回りやすいのではないでしょうか。
脚質的にも末脚勝負を得意としていて直線に上り坂がない京都とも相性がよいはずです。
トップハンデ59キロを背負うのはマイナスですが、かつてG1タイトルを手にした馬ですしここで捲土重来を見せてほしいです。
△連下 7 カテドラル
父 | ハーツクライ |
母 | アビラ |
母父 | ロックオブジブラルタル |
主な勝ち鞍 | 京成杯AH(G3) 2021年 |
前走 | マーチS(G3) 9着 |
はまれば怖そうなのがカテドラルです。
もともと芝レースでも時計の出やすい馬場で好走していました。
前日の雨が残るようでしたら、ほどよく馬場が湿って時計勝負になるでしょう。
スピード勝負になるようでしたら芝レース時代に活かした末脚を思う存分活かせるはずです。
時計の出やすい京都競馬場もカテドラルの脚に合うでしょう。
稍重の高速馬場になるようでしたら上位争いにも期待できます。
単勝
2 グロリアムンディ
馬連流し
軸馬:2
相手:1、5、7、11、15
三連複フォーメーション
1頭目:2
2頭目:1、5、7、11、15
3頭目:1、5、7、11、15
以上になります。
平安ステークスの予想の参考にしてみてください!