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【中京記念2023追い切り評価/全頭診断】ルージュスティリアに並ぶ最高評価「S」はアノ馬!

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中京記念2023追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では中京記念の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

7月19日の馬場状態

栗東
この日の栗東は曇りの良馬場でした。
坂路は全体的に時計が速く、特に開門直後は時計が出ていました。一番時計はダンシングニードル(3歳2勝クラス)の4ハロン49秒9です。
Cウッドチップコースやポリトラックも全体的に時計が出ています。

目次(読みたい項目をタップ)

中京記念2023追い切り評価/全頭診断コメント

中京記念2023の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アドマイヤビルゴ

アドマイヤビルゴ 7月19日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東ポリ(良)85.067.252.439.011.9馬なり
1週前栗東CW(良)⑦97.666.752.437.611.7一杯
前走最終栗東坂路(重)  55.339.011.9馬なり

最終追い切りは栗東のポリトラックコースにて、単走で行われました。

助手騎乗の元、馬なりで追われて6ハロン85秒0~ラスト1ハロンは11秒9で走破しています。

1週間前追い切りがウッドチップコースにおいて、一杯に負荷がかけられていたので今回は暑さも考慮して軽めの追い切りです。

ポリトラックコースはウッドチップと比較すると時計は出やすい傾向にありますが、馬なりとは言え全体時計、上がり1ハロン時計は正直平凡です。

しかしながら、軽快でリズミカルな走りは健在ですしフォームも綺麗で、状態自体は悪くなさそうでした。

アナゴサン

アナゴサン 7月19日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.237.611.8一杯
1週前栗東CW(重)82.466.552.037.011.6強め
前走最終栗東坂路(良)  53.438.411.8強め

最終追い切りは栗東の坂路にて、単走で行われました。

助手騎乗の元、一杯に追われて4ハロン52秒2-上がり1ハロンは11秒8でゴールしています。

1週間前追い切りは栗東のウッドチップコースにおいて、強めに追われました。

このときはピッチ走法で回転の速い脚さばきでコースを駆け抜けていて、良い状態でした。

今週の坂路においても脚さばきは速かったですし、何よりも時計が優秀です。

一杯に追われていたとはいえ全体時計と上がり1ハロン時計は今回坂路で最終調整された中京記念組のなかでもっとも速い時計を出していたのです。

アナゴサンにとってここは初めての重賞チャレンジとなりますが、例年に比べれば今回は小粒なので、出し切ることができれば勝ち負けもあるかもしれません。

ヴァリアメンテ

ヴァリアメンテ 7月19日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)85.369.153.537.911.6馬なり
1週前栗東CW(重)85.769.153.237.511.1一杯
前走最終栗東CW(良)82.666.651.836.611.3強め

最終追い切りは栗東のウッドチップコースにて、コスモブライアー(4歳1勝クラス)と併せ馬を行いました。

西谷騎手が騎乗し、馬なりで追われて全体時計85秒3-ラスト1ハロンは11秒6で走破しています。

1週間前追い切りが3頭併せで行われていたのですが、11か月ぶりのレースの影響もあってか、走りに覇気が感じられませんでした。

ところが、最終追い切りは時計こそ目立たないものの、直線で脚を伸ばしており、1週前比較で随分と調子を上げてきています。

僚馬には後れを取っていますが、レースに向けて勝負気配は感じられました。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)

ウイングレイテスト

ウイングレイテスト 7月19日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)80.966.452.837.911.3強め
1週前栗東CW(重)86.669.854.138.211.5馬なり
前走最終美浦南W(良)83.666.752.037.411.0馬なり

最終追い切りは栗東のウッドチップコースにて、単走で行われました。

レース当日も騎乗する松岡騎手が手綱を握り、強めに追われて6ハロン80秒9-上がり1ハロンは11秒3の時計を記録しました。

ウイングレイテストは関東馬ですが、今月の9日から栗東に滞在し、1週前追い切りも栗東のウッドチップコースで行われています。

しかも、関東所属の松岡騎手が2週連続で騎乗していることから、中京記念に対する熱意が感じられました。

調教映像を見ても、1週間前より時計を出していましたし直線に入って自分から前へ前へ突き抜けようとする意欲が感じられました。終いの動きも上々です。

余談ですが、今年は宝塚記念で連対したイクイノックスやスルーセブンシーズ、マイラーズカップの勝ち馬シュネルマイスターのように、栗東で滞在調整した関東馬が結果を残しています。

ウイングレイテストもこの流れについていけるか注目したいです。

カイザーミノル

カイザーミノル 7月19日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.639.713.0馬なり
前走最終栗東坂路(良)  55.439.412.1馬なり

最終追い切りは栗東の坂路コースで単走にて行われました。

助手が騎乗し、馬なりで全体時計53秒6-上がり1ハロン13秒0でゴールしています。

中3週と短い間隔で使うため、軽く流していますが調教映像を見てみると、頭が高くてテンションも少し上がっている印象を受けました。

また、北出調教師曰く上がり重点の指示を出していたようですが、上がりタイム13秒0前走最終時よりも0.9秒遅いです。

例え軽めの流しだったとしても時計は優秀とはいいがたいですし、本番で勝ち負けするには厳しいように感じました。

サブライムアンセム

サブライムアンセム 7月19日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.538.712.6強め
1週前栗東坂路(良)  56.040.212.7強め
前走最終栗東CW(良)  49.434.911.0馬なり

最終追い切りは栗東の坂路コースで単走にて行われました。

助手が騎乗し、強めに追われて全体時計54秒5-上がり1ハロンは12秒6で走破しています。

先ほど話したグランデマーレ同様、サブライムアンセムも追い切りでは暴走しがちな馬です。

そのため、今回は坂路で折り合いを意識しながら追い切りを行ったようです。

その影響もあってか、今回の最終追い切りではこの馬なりに折り合うことができていました。

ただし、時計自体は平凡ですし、前々走阪神牝馬ステークス時の最終追い切り時のほうが仕上がりはよかったです。

ピーク時と比較するとどうしても見劣りしていましたし、今回は買い時ではない気がしました。

シュリ

シュリ 7月19日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.540.813.0馬なり
前走最終栗東坂路(良)  52.538.112.0馬なり

最終追い切りは栗東の坂路にて、単走で行われました。

助手が騎乗し、馬場の真ん中あたりから馬なりで追われて全体時計55秒5-上がり1ハロンは13秒0で追い切りを行っています。

時計自体は正直平凡ですが、16日の日曜日にも追い切りを行っており、その時は4ハロン52秒1-1ハロン11秒7の好タイムを記録しています。

すでに時計を出した後の追い切りだったため時計は全然出ていませんし、調教映像を見てもこれといって目立った動きはしていませんが、実はかなり順調に仕上がっている感じがします。

シュリは昨年8月に開催された関屋記念で2着入りしているように、夏場のほうが体調はよく、今回もうまく調整できてそうなので、意外とチャンスはあるかもしれません。

セルバーグ

セルバーグ 7月19日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.038.212.3強め
前走最終栗東坂路(良)  54.038.512.1一杯

最終追い切りは栗東の坂路にて、単走で行われました。

助手が騎乗し、馬場の外目から強めに追われて4ハロン54秒0-上がり1ハロンは12秒3で坂路を駆け抜けました。

終い重点的に追われていて、ラストの伸びも悪くありませんがややコントロールが難しそうな印象を持ちました。

前走米子ステークスのときと比較するとラスト1ハロンのタイムは前走最終時のほうが0.2秒速いですが、前走最終追い切りは一杯なので一概に比較できません。

それでも時計は特別目立ちませんし、ほかに追い切りの動きがよかった馬は何頭かいるのでここは及第点までにしておきます。

ダノンスコーピオン

ダノンスコーピオン 7月19日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.939.711.9馬なり
1週前栗東坂路(良)  53.438.211.9一杯
前走最終栗東坂路(稍重)  54.239.312.1馬なり

G1馬のダノンスコーピオンは栗東坂路で単走を行いました。

助手騎乗の元、馬場の真ん中から馬なりで追い切りを行い、4ハロン55秒9-上がり1ハロンを11秒9でまとめました。

今回の中京記念にあたって、ダノンスコーピオンは終い重点的に追い切りを行っています。

1週前も一杯でラスト1ハロンを11秒9でまとめました。

一杯にしては終い時計は目立ちませんでしたがこの時のダノンスコーピオンは管理する安田隆行調教師曰く「いい時と比べると物足りない」状態だったそうです。

そのため、最終追い切りも状態面がポイントとなりましたが幸いにも動き自体はよいですし、終い時計も出ていました。

調教の指示通り、11秒台を出し続けていることからレースでは末脚勝負で挑む可能性が高いです。

映像を見ると少し首が安定していませんが、過去の調教映像を見てもそのような傾向があったのでそこまで気にしなくてもよいでしょう。

昨年のNHKマイルカップにおける最終追い切りが良馬場坂路で4ハロン54秒2-上がり1ハロン12秒5だったので、全体時計こそ見劣りしていますが上がり時計は今回のほうが上ですし、1週前と比べるとずいぶん状態は良くなっています。

斤量59キロは非常に重たいですが、その中でG1馬らしい末脚を見せることができるか注目したいです。

ディヴィーナ

ディヴィーナ 7月19日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.537.012.0強め
1週前栗東CW(良)⑦95.965.651.537.111.7一杯
前走最終栗東坂路(良)  55.038.512.1馬なり

良血馬ディヴィーナは栗東坂路で最終調整を行いました。

助手が騎乗し、強めに追われながら全体時計52秒5-上がり1ハロンは12秒0でまとめました。

スタート直後から生き生きとした走りで坂路を駆け上がっていて気持ちはものすごく乗っています。

肝心の動きも1週間前追い切りで思いっきり負荷をかけた影響もあってか、力強く坂路を駆け上がっていて気持ちの面では全頭中1番レースに向けて良化しているように感じました。

4ハロン52秒5でまとめているのもよいですし、順調に仕上がっています。

ただし、ディヴィーナは抽選対象馬なので1/2でレースに出走できない可能性があります。

これまでの4勝はすべて中京のものですし、追い切りもよかったので抽選を突破して好走を見せてほしいです。

ベジャール

ベジャール 7月20日(木) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 67.552.037.811.7強め
1週前美浦南W(稍重)83.867.052.037.711.6馬なり
前走最終美浦南W(稍重)86.069.654.839.912.7馬なり

最終追い切りは美浦の南ウッドチップコースにて、単走で行われました。

助手が騎乗し、強めに追われて5ハロンを67秒5-上がり1ハロンは11秒7で走破しています。

1週間前も美浦の南ウッドコースで追い切りを行いましたが、このときはパーカッション(4歳2勝クラス)と併せて同時併入しています。

最終追い切りは強めの単走でしたが、時計を見ると馬なりで行われた1週間前追い切り時のほうがでていました。

最終追い切り後の田中博康調教師も「正直、いつもよりいいフォームで走れていない」とコメントされているように、最良の出来とはいいがたいです。

前走最終時よりは良化している感じがしますが、今回は相手関係が強化されるので、その中で上位争いは厳しいかもしれません。

ホウオウアマゾン

ホウオウアマゾン 7月19日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)82.767.052.237.411.5一杯
1週前栗東CW(良)83.267.652.837.711.7一杯
前走最終海外競馬出走

海外帰りのホウオウアマゾンは栗東のウッドチップコースにて、併せ馬を行いました。

国分優作騎手が騎乗(レース当日は坂井瑠星騎手が騎乗)し、僚馬ホウオウプロサンゲ(2歳新馬)の内から一杯に追われ、6ハロン82秒7-上がり1ハロン11秒5で走破しています。

1週前追い切り時も一杯で追われていて2週続けて負荷がかけられています。

前半から中盤にかけてはどこかもっさりとした動きでしたが直線に入ってからは一気に末脚を伸ばして半馬身先着しているように、重賞馬らしい伸びは見せました。

それでも全体的にはもっさりした印象があったので休み明けの影響があるかもしれません。

時計自体は出ていますし、終いのキレもありましたが全体としてはまずまずといったところです。

ミッキーブリランテ

ミッキーブリランテ 7月19日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.538.712.6馬なり
1週前栗東CW(良)83.567.953.137.911.8一杯
前走最終栗東CW(良)83.667.351.737.011.7強め

最終追い切りは栗東の坂路コースにて、単走で行われました。

助手が騎乗し、馬なりで全体時計53秒5-上がり1ハロンは12秒6でまとめています。

淡々とした動きで特にキレはありません。

しかし、歩様を見るとピッチ走法でしっかりと坂路を駆け上がっています。

時計も目立ちませんが、ミッキーブリランテは間隔を詰めてレースを使っているので無理はさせていませんし、馬なりながらも終いの反応は悪くありません。

年齢を感じさえない走りはいまだ健在ですし、前走に引き続き状態はキープしています。

メイショウシンタケ

メイショウシンタケ 7月19日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)87.270.854.838.511.3強め
1週前栗東CW(良)87.970.955.039.111.5馬なり
前走最終栗東CW(良)88.272.056.039.511.5馬なり

最終追い切りは栗東のウッドチップコースにて、単走にて行われました。

助手が騎乗し、強めに追われて全体時計87秒2-上がり1ハロンは11秒3でまとめています。

前半から中盤にかけての時計は決して速くない…それどころか遅いです。

コーナーから直線にかけて手前替えを行いましたが、こちらもスムーズではありませんでした。

しかし、直線で促されてからはぐいぐいと加速し、上がり1ハロンでまとめている点は評価したいです。

追い込み有利の展開になるようでしたら、チャンスはありそうです。

ルージュスティリア

ルージュスティリア 7月19日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良) 63.449.435.511.2馬なり
前走最終栗東坂路(良)  54.739.012.0馬なり

牝馬のルージュスティリアは栗東ウッドチップコースにて、併せ馬を行いました。

騎乗したのは元パートナーの福永祐一技術調教師で、併せたのはジェムフェザー(5歳2勝クラス)です。

馬なりで追い切りを行い、5ハロン63秒4-上がり1ハロンは11秒2の好時計で走破しました。

終い時計11秒2を叩き出しているのは非常に良いです。

この時計は栗東のウッドチップで調整された今回の出走馬の中で最速で、しかも強めに追われたわけでもなく、馬なりでこれだけ動けているのも好感が持てます。

序盤から積極的な走りで目立っていましたし、身体もしなやかでした。

ルージュスティリアはこれまで坂路で最終調整を行うことが多かったのですが、今回はウッドチップコースで調整しているように、中京記念を獲るための工夫がされています。

この判断が吉と出るか凶とでるかは分かりませんが、最終調整だけ見たら非常にいい仕上がり具合でした。

ワールドウインズ

ワールドウインズ 7月19日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.838.612.4強め
前走最終栗東坂路(良)  51.738.012.5一杯

最終追い切りは栗東の坂路にて、併せ馬で行われました。

併せたのはアイアンムスメ(5歳2勝クラス)で、助手騎乗の元、強めに追われて4ハロン52秒8-上がり1ハロン12秒4で走破しています。

派手な動きは見せていないものの、前を向いて集中した走りを見せています。

前走最終時の坂路時計が4ハロン51秒7で今回が52秒8なので、時計だけ見たら前走時のほうが優秀です。

しかしながら、今回の全体時計も優秀で、坂路で最終追い切りを行った今年の出走馬の中では3番目に速い時計を出していました。

前走時と同じくらいの状態には仕上がっていると思うので、包まれないポジションで競馬できればいい線いくかもしれません。

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中京記念2023追い切り評価ランキング

評価馬名
アナゴサン
ルージュスティリア
ウイングレイテスト
シュリ
ダノンスコーピオン
ディヴィーナ
アドマイヤビルゴ
ヴァリアメンテ
セルバーグ
ホウオウアマゾン
ミッキーブリランテ
メイショウシンタケ
ワールドウインズ
カイザーミノル
サブライムアンセム
ベジャール
 

中京記念2023追い切り映像

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