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【中京記念2023予想】本命におすすめしたい3頭+中位人気で買いたい穴馬2頭はこちら!

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中京記念2023予想の最終買い目を更新しました!

中京記念2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

中京記念2023の予想ポイント

  • 5歳馬が強く、4歳馬は過去10年で連対なし
  • 馬体重の重たい馬ほど好走傾向
  • 上位人気馬は苦戦気味
  • 6~8枠の外枠の馬は評価を上げたい
目次(読みたい項目をタップ)

中京記念2023の概要

中京記念は中京競馬場で開催される芝1,600mのレースです。

サマーマイルシリーズの第2戦に指定されている中京記念は、夏の時期に開催されるマイル重賞です。

秋に向けて賞金加算したいマイラーが多数参戦するのが特徴的ですが、メンバーレベルの差は非常に大きいです。

重賞クラスの馬が出走することもあれば、オープンでくすぶっている馬やクラス戦上がりの馬も参戦しています。

なぜこんなに能力の差が激しいかというと、中京記念がハンデ競走に指定されているからです。

上がり馬やオープンでなかなか勝ち切れない馬は軽ハンデの恩恵が得られるのでそれを活かして勝利をつかもうと考える陣営も少なくありません。

人気のない馬が勝つケースもしばしばみられるので予想は容易ではないのです。

しかし、逆にいうと配当妙味に期待できるレースなので、穴党や一発当てたい人には向いています。

過去10年の好走データを基に、有力情報をまとめました。

ぜひご閲覧ください。

なお、中京記念は2020年度が阪神芝1,600mで、2021年と2022年は小倉の芝1,800mで開催されました。

今年からはもとの中京マイルに戻りましたが、うましるでは別会場で行われた2020~2022年の期間も含めた過去10開催からデータをまとめています。

2022年 中京記念(GⅢ) | ベレヌス | JRA公式

中京記念2023の開催内容

開催日7月23日(日曜) 15:35発走
格付けG3
開催競馬場中京競馬場 中京11R
コース芝1,600m
性齢3歳以上
斤量ハンデ
1着賞金4100万円

中京記念2023が開催される中京の芝1,600mの特徴

中京競馬場 芝1600mのコースで特徴を解説
スタート地点1.2コーナー間の奥ポケット
コース左回り
Bコース使用
1周の距離1,724.8m
直線距離412.5m
高低差3.5m
フルゲート16頭

中京の芝1,600mは1.2コーナーの中間にある奥ポケットがスタート地点となっています。

スタートから最初の2コーナーまでの距離は約400mで、コースロスなくインを狙える内が有利に感じます。

しかし、中京は3.4コーナーが外に膨らんだ形状になっているため外枠でもそこまで不利はありません。

向こう正面に入るとすこしばかり上り傾斜を駆け上がり、向こう正面半ばあたりから今度は長くて緩い下り傾斜に切り替わります。

この下り坂は3.4コーナーを過ぎてスタンド前直線入り口まで続いています。

3.4コーナーは外に膨らむ形で作られているので大回りです。

極端にブレーキをかけなくても立ち回れるようになっています。

また、4コーナーに差し掛かったあたりにラスト3ハロンの標識が立っているため、各馬はペースを引き上げながら最後の直線に入ります。

最後の直線は約412mです。

直線は長いため長く脚を使えますが、直線入り口でこれまで長々と続いた下り傾斜は終わり、今度は一転して上り傾斜に切り替わります。

この傾斜を駆け上がるにはそれ相応のパワーが必要なので、スピード一辺倒の馬は坂道で息が上がります。

この上り坂はゴールまで続いています。

中京の芝1,600mは平坦⇒わずかな上り⇒長い下り⇒上り坂というコースになっていて非常にタフです。

特に最後の上り坂は中山に次ぐ傾斜となっていて、距離以上にスタミナが重要です。

また、最後の直線は終始上り坂といっても過言ではなく、坂を駆け上がるだけのパワーも重要になるのです。

中京の芝1,600mはここをチェック!

  • 差しや追い込み馬が有利
  • 消耗戦になりやすい
  • 総合力が試される

中京記念2023の出走馬

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【参考レース】2023年 中京記念|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1ヴァリアメンテ牡555.0西村淳也
2シュリ牡757.0荻野極
3アドマイヤビルゴ牡657.5岩田望来
4メイショウシンタケ牡557.0藤岡康太
5ワールドウインズセ656.0幸英明
6セルバーグ牡455.0松山弘平
7アナゴサン牡555.0国分恭介
8サブライムアンセム牝455.0三浦皇成
9ホウオウアマゾン牡558.0坂井瑠星
10ウイングレイテスト牡657.0松岡正海
11ディヴィーナ牝554.0M.デムーロ
12ダノンスコーピオン牡459.0横山和生
13ベジャール牡455.0菅原明良
14カイザーミノル牡756.0横山典弘
15ミッキーブリランテ牡757.0和田竜二
16ルージュスティリア牝453.0川田将雅

中京記念の過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2022
114ベレヌス6谷川岳ステークス(L)2
211カテドラル10安田記念(G1)18
315ファルコニア1マイラーズカップ(G2)3
2021
13アンドラステ1マーメイドS(G3)4
28カテドラル6安田記念(G1)12
311クラヴェル5マーメイドS(G3)2
2020
114メイケイダイハード18欅ステークス(OP)11
213ラセット6米子ステークス(OP)2
318エントシャイデン9安土城ステークス(L)1
2019
稍重
15グルーヴィット3NHKマイルカップ(G1)10
26クリノガウディー6NHKマイルカップ(G1)14
37プリモシーン1ヴィクトリアマイル(G1)2
2018
116グレーターロンドン1京王杯SC(G2)4
212ロジクライ5マイラーズカップ(G2)7
34リライアブルエース4京王杯SC(G2)6
2017
13ウインガニオン5パラダイスS(OP)1
26グランシルク2パラダイスS(OP)2
315ブラックムーン1米子ステークス(OP)1
2016
113ガリバルディ7米子ステークス(OP)5
27ピークトラム6谷川岳ステークス(OP)1
312ケントオー4米子ステークス(OP)1
2015
16スマートオリオン6パラダイスS(OP)1
21アルマディヴァン13パラダイスS(OP)8
310ダローネガ3湘南ステークス(1600万)1
2014
稍重
115サダムパテック7安田記念(G1)7
214ミッキードリーム11都大路ステークス(OP)5
38マジェスティハーツ5エプソムカップ(G3)6
2013
116フラガバッハ5京王杯SC(G2)15
212ミッキードリーム13米子ステークス(OP)6
35リルダヴァル3エプソムカップ(G3)4
※2020年は阪神芝1,600m、2021年と2022年は小倉芝1,800mで開催されました。

【年齢】連対皆無の4歳馬

年齢成績単勝率連対率複勝率
3歳【1-1-0-7】11.1%22.2%22.2%
4歳【0-0-4-15】0.0%0.0%21.1%
5歳【6-6-4-45】9.8%19.7%26.2%
6歳【3-2-2-29】8.3%13.9%19.4%
7歳【0-1-0-20】0.0%4.8%4.8%
8歳以上【0-0-0-11】0.0%0.0%0.0%

過去10年の中京記念の好走馬を年齢別に見てみると、もっとも好走していたのは5歳馬でした。

5歳馬は6頭の勝ち馬がおり、3着内には16頭が絡んでいます。

出走数が少なかった3歳馬には勝率や連対率こそ敗れていますが、複勝率は全年齢で最多でした。

続いて好走馬を輩出していたのは6歳馬です。

対して、4歳馬は19頭が出走しましたが馬券に絡んだのは4頭、しかもこの4頭はいずれも3着でした。

4歳馬の連対実績は皆無だったのです。

また、7歳以上の馬もこれまで32頭が出走しましたが馬券に絡んだのは2014年のミッキードリームだけでした。

中京記念では5.6歳馬を評価したいです。

今年の出走馬で4歳馬は5頭、7歳以上の馬は3頭いました。

4歳
・サブライムアンセム
・セルバーグ
・ダノンスコーピオン
・ベジャール
・ルージュスティリア

7歳以上
カイザーミノル(7歳)
シュリ(7歳)
ミッキーブリランテ(7歳)

【脚質】大きな差はない

脚質成績単勝率連対率複勝率
逃げ【1-0-0-11】8.3%8.3%8.3%
先行【3-3-1-29】8.3%16.7%19.4%
差し【3-5-4-52】4.7%12.5%18.8%
追込【3-2-5-36】6.5%10.9%21.7%

過去10年の中京記念の好走馬を脚質別に見てみると、先行・差し・追い込み馬はそれぞれ3勝していました。

これら3つの脚質は複勝率を見ても大きな差はありません。

逃げ馬だけは成績が悪く、過去10年で馬券に絡んだことがあるのは昨年の勝ち馬ベレヌスのみでした。

今年はこれといった逃げ馬が不在なので、脚質における大きな差はなさそうです。

【馬体重】大型馬ほど好走している

馬体重成績単勝率連対率複勝率
458kg以下【0-0-1-21】0.0%0.0%4.5%
460~478kg【2-0-2-44】4.2%4.2%8.3%
480~498kg【3-8-6-34】5.9%21.6%33.3%
500~518kg【4-2-1-20】14.8%22.2%25.9%
520kg以上【1-0-0-9】10.0%10.0%10.0%

過去10年の中京記念の好走馬を馬体重別にまとめました。

もっとも好走していたのは馬体重500~518kgの馬で、これまで4勝していました。

複勝率がもっとも高かったのは馬体重480~498kgの馬で、実に17頭の馬が馬券に絡んでおり、複勝率は33%でした。

520キロ以上の馬は10頭中1頭しか馬券に絡んでいませんが、その1頭はしんがり人気で勝利した2020年のメイケイダイハードです。

対して、馬体重460kg~478kgの馬は2頭の勝ち馬こそいますが、48頭が出走して馬券に絡んだのは4頭のみです。

458kg以下はもっと成績が悪く、過去10年で22頭が出走したものの馬券に絡んだのは2021年のクラヴェル1頭のみでした。

中京記念は馬体重の重たい馬ほど好走傾向にありますよ。

今年の出走馬で前走馬体重が500kgを超えていたのは3頭、458kg以下の馬は3頭いました。(かっこ内は前走馬体重です。)

前走馬体重500kg以上
シュリ(512kg)
ベジャール(560kg)
ホウオウアマゾン(514kg)※前走海外競馬で馬体重が表記されていなかったので前々走のレース時における馬体重を掲載しています。

前走馬体重458kg以下
アドマイヤビルゴ(450kg)
セルバーグ(436kg)
ディヴィーナ(422kg)

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中京記念の過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【2-0-3-5】20.0%20.0%50.0%
2番人気【0-1-0-9】0%10.0%10.0%
3番人気【1-0-2-7】10.0%10.0%30.0%
4番人気【0-0-2-8】0%0%20.0%
5番人気【2-1-2-5】20.0%30.0%50.0%
6番人気【2-4-0-4】20.0%60.0%60.0%
7番人気【2-0-0-8】20.0%20.0%20.0%
8番人気以下【1-4-1-82】1.1%5.7%6.8%

上位人気馬は苦戦気味

過去10年の中京記念好走馬を人気別にまとめました。

1番人気は複勝率こそ50%ですが、単勝率と連対率は20%でした。

3番人気は1頭の勝ち馬と3着に2頭しか着ていません。

2番人気に至っては10頭中1頭しか馬券に絡んでいませんでした。

上位勢が揃って凡走しているのです。

中京記念は上位人気の信頼度が低いレースといえるでしょう。

注目したいゾーンは5~7番人気

過去10年の中京記念で注目したいのは5~7番人気の馬です。

それぞれ2頭ずつ勝ち馬がでており、5.6番人気の複勝率は50%を超えており、人気の割には複勝率が高いです。

また、中京競馬場で開催されていた2013~2019年の7開催のうちの5開催で5~7番人気の馬が勝利していました。

中京記念は中位人気馬の活躍が目立つレースです。

中京記念の過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【0-1-0-18】0.0%5.3%5.3%
2枠【1-0-1-16】5.6%5.6%11.1%
3枠【3-2-1-13】15.8%26.3%31.6%
4枠【0-1-2-16】0.0%5.3%15.8%
5枠【0-0-1-19】0.0%0.0%5.0%
6枠【0-4-1-15】0.0%20.0%25.0%
7枠【3-2-0-16】14.3%23.8%23.8%
8枠【3-0-4-14】14.3%14.3%33.3%

外枠が強い

過去10年の中京記念を枠順別に見てみると、好走しているのは6~8枠の外枠でした。

6枠は勝ち馬こそいませんが、20頭中5頭が馬券に絡み、複勝率は25%です。

7枠と8枠はそれぞれ3頭の勝ち馬を輩出していました。

また、2.3着にも数頭馬券に絡んでいて複勝率は20%以上の水準です。

中京記念の舞台となる中京芝1,600mは枠の有利不利がそこまでないので外枠の馬も台頭しやすいのでしょう。

外枠に入った馬は評価を上げたいですね。

中京記念の過去10年の前走レース別成績

前走レース前走競馬場前走回り成績単勝率連対率複勝率
パラダイスS(L)東京左回り【2-2-0-13】11.8%23.5%23.5%
安田記念(G1)東京左回り【1-2-0-9】8.3%25.0%25.0%
米子S(L)阪神右回り【1-2-2-22】3.7%11.1%18.5%
谷川岳S(L)新潟左回り【1-1-0-3】20.0%40.0%40.0%
ヴィクトリアM(G1)東京左回り【0-0-1-8】0.0%0.0%11.1%

前走左回り競馬場を使った馬が好走している

過去10年の中京記念の好走馬を前走レース別にまとめてみました。

好走していたのは前走パラダイスステークス組や安田記念組、谷川岳ステークス組でした。

とくに谷川岳ステークス組は出走数こそ少ないものの勝率、連対率、複勝率いずれの数値もトップです。

パラダイスステークス組は2頭の勝ち馬がでているだけではなく、連対率も24%近くありました。

前走がG1レースの安田記念だった馬も複勝率は25%です。

これら3つのレースはいずれも東京や新潟で開催されていました。

どちらも左回りの競馬場です。

右回りの競馬場では前走米子ステークス組がそこそこ健闘しているものの、パラダイスステークスや安田記念組には見劣っています。

中京記念は前走で左回り競馬場を走った馬が活躍していますよ。

今年の出走馬で前走が左回り競馬場ではなかった馬は8頭いました。

アナゴサン
(前走米子ステークス【L】/5着)

ウイングレイテスト
(前走米子ステークス【L】/4着)

セルバーグ
(前走米子ステークス【L】/12着)

ホウオウアマゾン
(前走オールエイジドステークス(G1)/7着)
※オーストラリアのロイヤルランドウィック競馬場(右回り)でレースを行いました。

ミッキーブリランテ
(前走安土城ステークス【L】/5着)

メイショウシンタケ
(前走米子ステークス【L】/1着)

ワールドウインズ
(前走米子ステークス【L】/7着)

ヴァリアメンテ
(前走小倉日経オープン【OP】/3着)

中京記念2023の有力馬3頭

中京記念は上位人気馬の信頼度が低いレースです。

しかし、2018年のグレーターロンドンのように、1番人気馬でも実績のある馬なら勝ち切ったケースもありました。

今年も人気馬には注目したいです。

今年の出走馬の中から上位人気に支持されそうな有力馬を3頭まとめました。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ルージュスティリア

主な勝ち鞍

・長篠S (3勝クラス) 2023年

ルージュスティリアは新馬戦でのちに桜花賞とオークスを制するスターズオンアースに先着した馬です。

チューリップ賞とフローラステークにも出走しましたが、馬券に絡むことはできず、条件戦からオープン入りを果たしました。

今年は阪神牝馬ステークスとヴィクトリアマイルに出走しましたが、どちらも馬券外に敗れているように、重賞成績は乏しいです。

しかしながら、条件戦時代の活躍ぶりを見ると、中京で2戦2勝しているので中京記念の舞台とは合うはずです。

実績の割には斤量も53キロと優遇されています。

騎乗する川田騎手もリーディング上位の騎手ですし、ここで初重賞タイトルを手にしても全くおかしくない馬です。

★評価点
・中京と相性がいい
・川田騎手が騎乗
・軽ハンデで挑める

▼課題
・重賞では一度も馬券に絡んでいない
・データと相性の悪い4歳馬

ダノンスコーピオン

主な勝ち鞍

・NHKマイルC (G1) 2022年
・アーリントンC (G3) 2022年
・萩ステークス   (L) 2021年

昨年のNHKマイルカップ勝ち馬ダノンスコーピオンは差しの競馬を得意としています。

NHKマイルカップでは中団から直線にかけて、末脚をフルに活かして見事G1タイトルをつかみました。

その後の活躍にも期待されましたが、なんと昨年の秋初戦に挑んだ富士ステークスの3着を最後、全く馬券に絡んでいません。

特に2走前の京王杯スプリングカップはG2戦ということで1番人気に支持されましたが、距離が短すぎたのか、全く出し切ることなく11着に敗れてしまいました。

近走の凡走を見る限り、もしかしたらスランプに陥っているのかもしれません。

今回は久々のG3の舞台ですが、斤量も59キロと重たいですし、不調が続いているようでしたら危険な人気馬になり得るでしょう。

最終追い切りを見ながらジャッジを下したいです。

★評価点
・G1馬
・前走が左回りのコース

▼課題
・近走がぼろぼろ
・データと相性の悪い4歳馬
・スランプに陥っている可能性が高い

ディヴィーナ

主な勝ち鞍

・豊橋S (3勝クラス) 2022年

ディヴィーナの魅力は血統背景です。

父は名マイラーモーリスで、母ヴィルシーナは現役時代にヴィクトリアマイルを連覇しました。

超良血の両親を持つディヴィーナはクラシックに無理に出走させずに条件戦で実績を重ねました。

昨年の春の段階でオープン入りを果たしましたが、重賞ではなかなか結果を残せていません。

それでも前走のヴィクトリアマイルは15番人気の低評価でしたが後方から上がり最速33秒1の末脚を使って4着に入線しています。

勝ち馬ソングラインよりも早い上がりでソングラインとの着差は0.2秒でした。

展開次第では馬券内もあり得たのです。

今年で5歳馬になりますが、父モーリス同様晩成の香りがしています。

ここは久々の牡馬混合戦となりますが、ヴィクトリアマイルのときのような脚を引き出すことができれば、面白い存在となるでしょう。

★評価点
・ヴィクトリアマイルで4着
・前走左回りのコースを走った
・調子を上げてきている

▼課題
・データと相性の悪い小柄な馬

中京記念2023の穴馬2頭

中京記念は穴馬の台頭が目立つので激走する穴馬を探し出す値がありますよ。

今年の出走登録馬で配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ウイングレイテスト

主な勝ち鞍

・ニューイヤーS (L) 2023年

今年のニューイヤーステークスを制してオープンクラスでも頭角をあらわにしているウイングレイテスト。

前走の米子ステークスはメンバー唯一の関東馬でしたが、長距離輸送を苦にしない競馬で4着入りしました。

その前のダービー卿チャレンジトロフィーにおいても先行競馬で5着入りしており、展開がかみ合えば重賞でも馬券に絡めるだけの実力はあるでしょう。

中京競馬場は約2年ぶりになります。

中京マイルはスロー傾向になりやすく、ウイングレイテストの脚質的にはスローのほうが出し切る傾向があるため、ハマれば一発あるかもしれません。

★評価点
・オープン入り後も活躍している
・輸送も苦にしない

▼課題
・重賞の勝ち星がない

ワールドウインズ

主な勝ち鞍

・関門橋S (OP) 2021年

ワールドウインズは2年前の関門橋ステークスを最後、勝ち星をつかんでいません。

昨年の中京記念は小倉で開催されましたが、全く見せ場なく13着に敗れています。

なかなか勝利することはありませんが、昨年のポートアイランドステークスとリゲルステークスではともに4着入線しました。

特にポートアイランドステークスは中京マイルで代替開催されており、その舞台で上位入選したのは一定の評価ができます。

また、どちらも勝ち馬との差はコンマ2秒でしたし着順以上に強い競馬ができていました。

前走の米子ステークスは7着に敗れましたが半年ぶりのレースを考慮すればそこまで悲観することはありません。

1年ぶりに挑む重賞戦ですが、中京の舞台とは合いそうですし、展開次第で台頭もあり得そうです。

★評価点
・ポートアイランドステークスとリゲルステークスが悪くない競馬だった
・スロー競馬のほうが出し切れる

▼課題
・1年以上勝利がない

中京記念2023追い切り評価

中京記念2023追い切り評価はこちらの記事でご確認ください。

中京記念2023予想の最終買い目

中京記念の予想(晴れの良馬場想定)

中京記念が開催される日曜日の中京競馬場界隈の天気を見てみると、晴れの予報が出ていました。

前日土曜日も晴れで芝は終日良馬場だったので、間違いなく良馬場でレースが行われるでしょう。

ただし、土曜日の芝レースを見てみると、5レースの新馬戦(芝1,600m)の勝ち馬ルクスノアの時計が1分37秒台、メインレースの豊明ステークス(芝1,400m)の勝ち馬サマートゥリストの勝ち時計が1分20秒8なので決して高速馬場ではなく、むしろかかっています。

開催最終週の影響もあるのでしょう。

うましるでは晴れの良馬場、時計のかかりやすい馬場を想定しながらレース予想をまとめました。

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◎本命 10 ウイングレイテスト

スクリーンヒーロー
グレートキャティ
母父サクラユタカオー
主な勝ち鞍ニューイヤーS(L) 2023年
前走米子S(L) 4着

本命はウイングレイテストにしました。

数少ない関東馬ですが、ウイングレイテストは直前輸送を避け、事前に栗東に乗り込んで調整されています。

追い切り映像を見ても積極的に前に動こうとしていますし、騎乗予定の松岡騎手が調教に騎乗するために2週続けて栗東に足を運んだことからも、ここに対する勝負気配が感じられました。

近走はなかなか馬券に絡んでいません。

しかし、かみ合えばもっと上位も狙える馬だと思うので今回は注目したいです。

〇対抗 16 ルージュスティリア

ディープインパクト
ドライヴンスノー
母父Storm Cat
主な勝ち鞍長篠S(3勝クラス) 2023年
前走ヴィクトリアマイル(G1) 10着

対抗はルージュスティリアにしました。

中京コースはこれまで2戦2勝していますし、斤量53キロも恵まれています。

リーディング上位の川田騎手が騎乗しますし、データと相性のいい外枠を引くことができました。

データ的には4歳馬は連対実績がなく、ルージュスティリア自身重賞の舞台で馬券に絡んだことはありませんが、それを補うほどの好条件がそろいました。

ただし、ルージュスティリアは時計の出る馬場のほうが出し切りやすいと思うので、現在のタフな中京でどれだけやれるかはわかりません。

その点が欠点に感じたので評価を一つ落としました。

▲単穴  2 シュリ

ハーツクライ
エーゲリア
母父Giant’s Causeway
主な勝ち鞍谷川岳S(L) 2021年
前走東京新聞杯(G3) 15着

単穴はシュリにしました。

近走はまるで結果を残せていませんが、昨年の関屋記念を見てもわかるようにシュリは夏馬で、暑い時期になると力を発揮できる馬です。

最終追い切りだけ見たら特に目立つ時計は出していませんが、直前まではばんばん時計を出していて調子を上げています。

近走が凡走続きなので全く人気しないと思いますが、中京でも2勝挙げているので出し切れれば面白い存在になると思いました。

△連下  1 ヴァリアメンテ

ドゥラメンテ
ヴァリディオル
母父Dynaformer
主な勝ち鞍ストークS(3勝クラス) 2022年
前走小倉日経OP(OP) 3着

ヴァリアメンテは連下にしました。

1年ぶりのレースなので休み明けは課題ですが、最終追い切り映像を見る限りは久々のレースに向けて順調に仕上がっている感じはします。

また、騎乗する西村淳也騎手は昨年の中京記念をベレヌスとともに制しています。

ヴァリアメンテ自身は久々でレース勘が鈍っているかもしれないので、西村騎手がブランクをカバーできるような騎乗を行ってくれればと思います。

△連下 11 ディヴィーナ

モーリス
ヴィルシーナ
母父ディープインパクト
主な勝ち鞍豊橋S(3勝クラス) 2022年
前走ヴィクトリアマイル(G1) 4着

ディヴィーナは連下にしました。

クラシックのころは特に目立つ活躍はしていませんが、晩成型のモーリス産駒らしく、近走は調子をあげています。

特に前走のヴィクトリアマイルは母ヴィルシーナもびっくりの激走で4着入りしているように、明らかに良化の一途をたどっていました。

しかしながら、ヴィクトリアマイルは時計の出やすい馬場で好走しました。

土曜日のレース傾向を見る限り、日曜日はたとえ晴れたとしても時計はかかりそうなので、末脚勝負は少し厳しいかもしれないです。

条件はそろっているのですがトラックバイアスを考慮して評価を落としました。

△連下 12 ダノンスコーピオン

ロードカナロア
レキシールー
母父Sligo Bay
主な勝ち鞍NHKマイルC(G1) 2022年
前走安田記念(G1) 13着

ダノンスコーピオンも抑えます。

近4戦はすべて馬券外とはいえ、そのうち3戦がG1で残りの1戦は慣れない短距離レースでした。

今回はG3なのでメンバーレベルは楽になりますし、得意のマイルが舞台なのでチャンスは十分あります。

調子を落としている可能性もありましたが、最終追い切りではしっかりと脚を引き出していてむしろ良化していました。

斤量59キロを背負うので抑えまでにしておきますが、G1馬らしい末脚を伸ばすことができれば勝ち負けもありえると思います。

単勝

10 ウイングレイテスト

馬連流し

軸馬:10
相手:1、2、11、12、16

三連複フォーメーション

1頭目:10
2頭目:1、2、11、12、16
3頭目:1、2、11、12、16

以上になります。
中京記念の予想の参考にしてみてください!

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