【紫苑ステークス2023追い切り評価/全頭診断】最高評価「S」の〝確勝級〟はこの2馬!
紫苑ステークス2023追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では紫苑ステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
9月5日の馬場状態
美浦
晴れの良馬場でした。
ウッドチップコースは標準的な時計が出ており、芝コースはいつも通り時計が出ています。
栗東
栗東も晴れの良馬場でした。
坂路は良馬場でしたが意外と時計は出ていません。
ウッドチップコースも坂路と同じく、目だった時計は出ていません。平常時よりも少しかかりがちでした。
紫苑ステークス2023追い切り評価/全頭診断コメント
紫苑ステークス2023の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アグラシアド ※取消
アグラシアド 9月6日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.3 | 37.7 | 12.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 51.8 | 37.1 | 12.3 | 馬なり |
ラジオNIKKEI賞からの巻き返しを図るアグラシアドは栗東坂路でヤマニンアラクリア(2歳未勝利)と併せ馬を行いました。
助手が騎乗し、馬なりで僚馬を追走し、全体時計52秒3-上がり1ハロン12秒2で同時併入しました。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
力強く坂路を駆け上がっていて気持ちも乗っていますが若干身体が固い感じがします。
一杯に追われた併せ馬には後方から追って併入しているので能力の差を証明していますが、ヤマニンアラクリアは3戦レースを使ってまだ未勝利の馬なので高く評価しづらいです。
しかしながら、今回紫苑ステークスに出走する馬で坂路調整された馬の中では全体時計は最速、上がり1ハロン時計も最速タイでした。
3日前の追い切りと比較したら幾分か状態は上向きましたが、この最終追い切りでさらに良化すればレースでも面白い存在になりそうです。
アップトゥミー
アップトゥミー 9月6日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 66.6 | 51.5 | 37.2 | 11.5 | 強め | |
1週前 | 美浦南W(良) | 65.8 | 51.0 | 36.3 | 11.4 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 67.4 | 52.1 | 36.7 | 11.4 | 馬なり |
最終追い切りは美浦のウッドチップコースで2頭併せを行いました。
併せたのはシックスペンス(2歳新馬)です。
レース当日も騎乗する田辺騎手が手綱を握り、僚馬の内側から強めに追われ、5ハロン66.秒6~上がり1ハロン11秒5で同時併入しました。
1週前は3頭併せを行っています。
このときは併せ馬の一番内側から追い切りを行いました。
四肢のストライドに力が乗っていて、1歩の歩様が大きくアップトゥミーの走りができています。
直線に入ってからは僚馬に負けないとぐいぐいと力の乗った走りができていたのも印象深いです。
最終追い切りは2頭併せでしたが、このときも歩様が大きくて自身の走りができていました。
直線に入ってから促されると、すかさず反応して加速したのも良かったです。
1勝クラスの馬ですが、2走前には中山の舞台で連対していますし、出し切れる態勢は整いました。
アマイ
アマイ 9月6日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 67.4 | 51.8 | 37.2 | 11.6 | 馬なり | |
前走最終 | 連闘のため中間軽め |
最終追い切りは美浦のウッドチップコースで今回紫苑ステークスに出走するニシノコウフク(3歳1勝クラス)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗し、僚馬の外から馬なりで追われ、5ハロン67秒4-上がり1ハロン11秒6でゴールしました。なお、ニシノコウフクには0.1秒遅れてしまっています。
映像はありませんが、1週前も美浦のウッドチップコースで馬なりにて調教を行い、5ハロン71秒3-上がり1ハロン12秒5で走破しています。
その時と比較すると時計は出していますが、動きを見た感じ良くも悪くも目立ちません。
直線に入ってからの映像を見ても、併せたニシノコウフクのほうが手ごたえは良かったです。
最後の最後に差し返そうとする姿勢は見せていましたが、そこまで劇的な変化は感じられませんでした。
前走と同じくらいの状態だと思います。
エミュー
エミュー 9月6日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 69.2 | 52.6 | 38.4 | 12.6 | 馬なり | |
1週前 | 美浦南W(良) | 69.2 | 53.7 | 38.5 | 11.9 | 強め | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 85.5 | 69.0 | 53.0 | 38.1 | 11.7 | 馬なり |
フラワーカップ勝ち馬のエミューは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗し、馬場の外側から馬なりで追われて5ハロン69秒2-上がり1ハロン12秒6でゴールしています。
休み明けの影響もあるのか、少し太目残りな感じがしました。全体的に重たい感じがします。
直線に入って促されてからはペースを引き上げましたが、少なくても勝利を手にしたフラワーカップの最終追い切り時と比較したらきびきびとした動きは見られませんでした。
エミューは不良馬場のフラワーカップを制しているように、時計のかかる馬場のほうが得意なので、開幕週で高速馬場の可能性が高い中山で瞬発力が問われるようであれば厳しいかもしれません。
台風の影響で馬場が重たくなれば話は変わりますが、パンパンの良馬場でレースが行われるようであれば消しも考えたいです。
キミノナハマリア
キミノナハマリア 9月6日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 88.8 | 72.8 | 57.3 | 41.2 | 12.4 | 馬なり |
前走最終 | 函館W(良) | 56.2 | 40.3 | 12.5 | 馬なり |
最終追い切りは栗東のウッドチップコースにて、単走で行われました。
助手が騎乗し、馬場の真ん中やや外目から馬なりで追われ、6ハロン88秒8-上がり1ハロンは12秒4でゴールしています。
完全にサッとながす程度で終わらしています。
それ自体は問題ないのですが、近走どこかで負荷をかけたというわけでもありません。
8月30日の栗東坂路における追い切りが4ハロン55秒2-上がり1ハロン13秒2で、直近9月3日の坂路時計は4ハロン58秒9-上がり1ハロン13秒2でした。
最終追い切り自体はリラックスした走りを見せていましたが、これまで負荷をかけていなかったのでもしかしたら何らかの作戦があるのか、それとも何かアクシデントがあったのかもしれません。
いずれにしても前走最終時ほどの走りは見られませんでしたし、軽めの追い切りを続けているのもかえって何かあったのかと疑いたくなります。
レース本番はリーディング上位騎手のルメール騎手が手綱を握りますが、追い切りを見た感じ強く狙いたくないと感じました。
グランベルナデット
グランベルナデット 9月6日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 84.3 | 67.5 | 51.0 | 36.2 | 11.3 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(良) | 82.7 | 67.8 | 52.3 | 37.3 | 11.2 | 強め |
前走最終 | 美浦南W(良) | 68.3 | 51.4 | 36.1 | 11.1 | 馬なり |
忘れな草賞勝ち馬のグランベルナデットは美浦のウッドチップコースにて、単走で最終追い切りを行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追われ、6ハロン84秒3-上がり1ハロン11秒3でゴールしました。
1週間前も美浦ウッドチップコースでダノンティアラ(4歳1勝クラス)と併せ馬を行っています。
5か月ぶりのレースでしたが、序盤から力のある走りで追走しつつ、最後は0.1秒先着しました。
1週前に強めに追われたため最終追い切りは馬なりでしたが、最初から積極的に動けていました。
走りは相変わらず力強いですし、2週続けて気持ちの乗った走りはグランベルナデット自身がもうまもなくレースを迎えることを認知しているようにも見えました。
ラスト1ハロン時計11秒3も優秀ですし、忘れな草賞のときと同じくらいには仕上がっているでしょう。
久々でも十分上位争いは可能です。
シランケド
シランケド 9月6日(水) 評価D | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 57.2 | 42.1 | 13.5 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(重) | 55.6 | 41.1 | 12.9 | 馬なり |
最終追い切りは栗東の坂路コースにて、単走で行われました。
助手が騎乗して馬場の内側から馬なりで追われ、全体時計57秒2-上がり1ハロン13秒5でゴールしています。
1週前と直前追い切りも坂路で調教を行っています。
8月31日は坂路で4ハロン59秒4-上がり1ハロン14秒3で、9月3日は4ハロン60秒4-1ハロン13秒8でした。
最終追い切りも全体が57秒2で、時計は全く出ていません。
前走1勝クラスの時が馬なりで4ハロン55秒6-上がり1ハロン12秒9なので、そのときよりも時計が出ていないのは非常に問題です。
前走よりも見劣りする追い切りでしたし、勝ち負けは厳しいでしょう。
ソレイユヴィータ
ソレイユヴィータ 9月6日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.4 | 40.0 | 12.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 55.2 | 40.9 | 13.4 | 馬なり |
最終追い切りは栗東の坂路コースにて、単走で行われました。
助手が騎乗し、馬場の中から内にかけて馬なりで追われ、4ハロン55秒4-上がり1ハロンが12秒3でした。
映像はありませんが、1週前の8月30日には栗東のウッドチップコースにて、2戦2勝のフルングニル(3歳2勝クラス)と併せ馬を行われています。
このときはレース当日も騎乗する西村淳也騎手が手綱を握ってフルングニルを内から追走し、一杯に追われて0.3秒先着したようです。
この時の時計が6ハロン68秒0-3ハロン37秒6-1ハロン10秒8で追い込みに特化した走りを見せました。
1週前に思いっきり負荷をかけたため、最終追い切りは軽めに調整されていますが、正直なところ目立ったところはありませんでした。
それどころか、走行中は右に斜行していましたし、後ろ脚にも力が感じられなかったのでむしろ評価を下げたいです。
1週前に上がり1ハロン10秒8のパフォーマンスを本当に見せたのか疑いたくなるような内容でした。
ダルエスサラーム
ダルエスサラーム 9月6日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.8 | 38.7 | 12.0 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 56.7 | 41.0 | 12.4 | 馬なり |
最終追い切りは栗東の坂路コースにて、単走で行われています。
レース当日も騎乗する坂井瑠星騎手が手綱を握って馬なりで追い、全体時計53秒8-上がり1ハロン12秒0でゴールしています。
頭が少し高くて首の上げ下げの動作も大きく、少し無駄が多いです。
しかしながら、時計自体は悪くないですし、1週前や9月3日に調整された時よりかは良化されています。
もっとも、特別目立つ時計で走破したわけではありません。
あくまでもこの馬なりに良化しているだけで勝ち負けまでとなるとまだまだ厳しいでしょう。
前走最終時よりかはよい内良いでした。
ニシノコウフク
ニシノコウフク 9月6日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 83.3 | 66.9 | 51.4 | 37.0 | 11.4 | 馬なり |
前走最終 | 函館W(重) | 68.9 | 53.5 | 39.5 | 12.6 | 強め |
最終追い切りは美浦のウッドチップコースにて、今回紫苑ステークスに出走するアマイ(3歳2勝クラス)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗して僚馬の内側から馬なりで追い、6ハロン83秒3-上がり1ハロン11秒4でゴールしました。
アマイと比較すると走りに力がありましたし、直線に入ってから上がり1ハロン11秒4でアマイに先着したのも評価したいです。
終い重点で追われましたがしっかり反応できていたのもよく、アマイよりいい動きができていました。
人気を落とすようでしたら面白い1頭になりそうです。
ヒップホップソウル
ヒップホップソウル 9月6日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 66.7 | 51.6 | 37.1 | 11.3 | 馬なり | |
1週前 | 美浦南W(良) | 83.4 | 67.5 | 51.8 | 37.7 | 11.1 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 85.1 | 68.6 | 53.3 | 38.5 | 11.3 | 馬なり |
オークス6着のヒップホップソウルは美浦のウッドチップコースにて、3頭併せを行いました。
併せたのは内ゴールデンシロップ(5歳オープン)、外はジャングルキング(5歳2勝クラス)です。
レース当日も騎乗する横山武史騎手を背に、僚馬の真ん中に挟まれながら馬なりで先行し、5ハロン66秒7-上がり1ハロン11秒3で先着しました。
1週前もレガトゥス(5歳3勝クラス)と併せ馬を行い同時併入しています。
直線に入ってからグンと加速し、上がり1ハロン11秒1の好タイムを記録しました。
9月3日は美浦ウッドチップコースで、単走し、6ハロン84秒8-上がり1ハロン11秒0で、このときも終い時計は優秀です。
最終追い切りでも上がり1ハロン11秒3を出していて、馬なりながらも常に好タイムを残していました。
今回出走する紫苑ステークスのメンバーの中で一番ポテンシャルは高いと思いますし、オークスの時と同じくらいの状態面には仕上がっています。
ただし、1週前追い切りや最終追い切り映像を見たらわかるように、他馬と並走するとかかる癖がありそうです。
実際に2週続けて僚馬にちょっかいをかける動作を見せており、最終追い切りに騎乗していた横山武史騎手は手綱を引いて抑えようとしていました。
実力は確かなのですが、気性面は課題です。
もっとも、並走したゴールデンシロップやレガトゥスはどちらも牡馬だったので異性に対して気性の荒さが出てしまったのかもしれません。
牝馬限定の紫苑ステークスであればもしかしたら問題ないかもしれないです。
フィールザオーラ
フィールザオーラ 9月6日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 65.6 | 50.8 | 36.9 | 12.1 | 強め | |
1週前 | 美浦南W(良) | 69.3 | 53.2 | 38.5 | 11.8 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 68.2 | 53.5 | 39.7 | 13.2 | 馬なり |
最終追い切りは美浦のウッドチップコースにて、単走で行われました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から強めに追われ、5ハロン65秒6-上がり1ハロン12秒1でゴールしました。
1週前はレース当日騎乗する三浦騎手が追い切りに騎乗しています。
このときは馬なりで5ハロン69秒3-上がり1ハロン11秒8でした。
1週前よりかは負荷をかけていましたが、時計自体は4ハロン50秒8なので優秀です。
ただし、頭が高くて序~中盤はかかっているようにも見えました。
直線に入って追い込みを決める際は頭を低くして綺麗なフォームで時計を出していますが、序~中盤の走りを見てみるとまだまだ青さが見られます。
前走最終時よりは仕上げてきていますが、ほかの馬と比較するとそこまでインパクトのある追い切りではありませんでした。
フルール
フルール 9月6日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 85.2 | 69.0 | 54.6 | 39.7 | 12.7 | 一杯 |
前走最終 | 美浦南W(良) | 67.8 | 53.2 | 38.5 | 11.8 | 一杯 |
最終追い切りは美浦のウッドチップコースにて、単走で行われました。
レース当日も騎乗する石橋脩騎手が一杯に追い、6ハロン85秒2-上がり1ハロン12秒7で走破しています。
全体的に身体が太いです。
しかも、動きも鈍くて石橋騎手が促しても反応はいまいちでした。
最後の最後の伸びは悪くありませんが、全体的に十分しぼれていません。
一杯に追われた割には時計も出ていませんし、総合的に見ても前走最終時のほうがよい仕上がりでした。
マーゴットミニモ
マーゴットミニモ 9月6日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦芝(良) | 64.1 | 49.4 | 36.1 | 11.7 | 馬なり | |
前走最終 | 函館W(重) | 69.4 | 53.7 | 39.5 | 12.8 | 馬なり |
最終追い切りは美浦の芝コースにて、トロピカルタウン(3歳1勝クラス)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗して僚馬の外目から馬なりで追われ、5ハロン64秒1-上がり1ハロンは11秒7で走破しています。
身体の造りは若干華奢な感じもしましたが、直線に入ってからの鋭さは父サトノダイヤモンド譲りといえるでしょう。
ダートを主として使ってきましたが、新馬戦は芝のレースで3着入りしているように芝でも結果を残しています。
今回はデビュー戦以来の芝レースということで、意図して芝コースで追い切りを行ったと思いますが、走りに鋭さがありましたし、案外悪くありません。
血統的には母の父がパワー型のゴールドアリュールなので、雨で天気が崩れたほうが激走するかもしれません。
ダート馬ですが意外と悪くない追い切りでした。
ミシシッピテソーロ
ミシシッピテソーロ 9月6日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 68.5 | 53.2 | 38.6 | 11.8 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(良) | 66.8 | 51.9 | 38.0 | 11.7 | 一杯 |
最終追い切りは美浦のウッドチップコースにてヒットザシーン(5歳2勝クラス)と2頭併せを行いました。
レース当日も騎乗する石川騎手が手綱を握り、僚馬の内から馬なりで追われて5ハロン68秒5-上がり1ハロン11秒8で走破しています。
映像はありませんが1週前には京成杯オータムハンデキャップに出走するウイングレイテスト(6歳オープン)と併せ馬を行いました。
このときは1.2秒先行しつつ、6ハロン82秒4-上がり1ハロン11秒3の好タイムを刻み、0.2秒先着しています。
序盤から差はあったとはいえ重賞で結果を残している馬相手に先着したのは評価したいですし、上がり1ハロン11秒3でしっかり負荷をかけたのも好感が持てます。
最終追い切り映像を見てみると、春の時期よりも前傾姿勢の走りを見せていました。
1週前に時計を出していたので馬なりでしたが、直線でヒットザシーンが先に抜け出したタイミングで動けませんでした。
結果的にはヒットザシーンのほうが手ごたえよく、ミシシッピテソーロは0.2秒遅れをとってしまったのです。
1週前に終い重視の追い切りを行っていたため今回もラストは動けるのが理想でしたが、反応できなかったのはマイナスです。
もっとも、出し切れれば好タイムを残せるだけの脚があるため、全体的な評価としてはB評価にしておきます。
ミタマ
ミタマ 9月6日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 56.3 | 40.3 | 12.6 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東CW(重) | 84.1 | 69.4 | 54.6 | 38.4 | 11.6 | 馬なり |
最終追い切りは栗東の坂路コースにて、ジーティースピカ(2歳新馬)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗して僚馬の右側から馬なりで追われ、全体時計56秒3-上がり1ハロン12秒6でゴールしています。
映像はありませんが、1週前は栗東のウッドチップコースにて、モンシュマン(2歳未勝利)と併せ馬を行いました。
このときは直線強めに追われて6ハロン84秒1-上がり1ハロン11秒4でクビ差先着しています。
1週前に負荷をかけたため、最終追い切りは軽めでしたが全体的に落ち着きがなくて走りも安定していません。
負荷をかけた状態でこの動きなら百歩譲って妥協できますが、馬のおもむくまま走らせても軸がブレているのは気になります。
併せた新馬のモンシュマンのほうがはるかに落ち着いています。
1週前の反動があるのかもしれませんが、あまりよい追い切りではありませんでした。
モリアーナ
モリアーナ 9月6日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 83.5 | 67.1 | 52.1 | 37.8 | 11.6 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(良) | ⑦96.9 | 65.5 | 51.3 | 37.1 | 11.5 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 82.3 | 66.4 | 51.7 | 37.5 | 11.4 | 馬なり |
春はマイル路線を中心に使われたモリアーナは美浦のウッドチップコースにて、単走で最終追い切りを行いました。
武藤騎手(レース当日は横山典弘騎手が騎乗)が手綱を握り、馬場の真ん中から馬なりで追われて6ハロン83秒5-上がり1ハロン11秒6で走破しています。
1週前も美浦のウッドチップコースにて追い切りを行いました。
このときはアトラクティーボ(4歳障害オープン)と併せ馬を行い追走して併入しています。
直線で促されてからの反応がよく、しっかりと伸びのある走りを見せていました。
7ハロン追いを行っているように、紫苑ステークスに向けて距離課題を克服しようとしている点も好感が持てます。
最終追い切りは軽めでしたが、それでも6ハロン83秒5-上がり時計11秒6で走れており、安定したラップを刻んでいました。
走りを見ても推進力がありましたし、良い動きができています。
馬体を見る限りはマイラーの体型をしているので、キャリア初の芝2,000mの舞台でどこまでやれるかがポイントになりますが、データをまとめた際も血統的には父が中距離色の強いエピファネイアなので、もしかしたら持つかもしれません。
距離不安こそありますが、追い切り自体はよかったです。
ルーチェロッサ
ルーチェロッサ 9月6日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 66.8 | 52.2 | 38.4 | 12.3 | 馬なり | |
前走最終 | 札幌ダート(良) | 71.3 | 55.6 | 41.6 | 13.2 | 一杯 |
最終追い切りは美浦のウッドチップコースにて、アッティラ(3歳1勝クラス)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の内側から馬なりで追われ、5ハロン66秒8-上がり1ハロン12秒3の時計を出しました。僚馬には0.1秒遅れています。
中2週でレースを使われますが、少し太い感じがします。
しかしながら、四肢の回転は速くて力のある走りも見られました。
フォームも綺麗でしたし、追われてからは伸びのある走りを見せていて反応できたのもよかったです。
未勝利馬なので相手関係が強化され、間違いなく人気しないと思いますが、意外とよい動きができていました。
ワイズゴールド
ワイズゴールド 9月5日(火) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 大井外(不良) | 66.1 | 51.5 | 37.0 | 11.2 | 馬なり | |
前走最終 | 大井外(良) | 68.9 | 53.2 | 37.8 | 馬なり |
大井から参戦するワイズゴールドは大井の外回りコースで追い切りを行いました。
厩舎スタッフを背に水が浮くほどの不良馬場を馬なりで走りました。
時計は5ハロン66秒1-上がり1ハロン11秒2の時計です。
大井で追い切りを行ったためJRAレーシングビュアーにワイズゴールドの調教映像はありませんでした。
また、比較する追い切りデータもなくて評価が難しいです。
ただ、確実にいえることは水田のような不良馬場で上がり1ハロン11秒2の時計を馬なりで叩き出したのはかなり衝撃的でした。
良馬場のコースでも上がり11秒前半時計を出すのは容易ではないですが、ダートの不良でこれだけのタイムを出したのは非凡な力を感じずにはいられません。(しかも馬なり!)
血統的には父が不良馬場の天皇賞(秋)で3着入りしたレインボーラインで父父がパワーに定評のあるステイゴールドなので、血統背景から走れた可能性はありますが、それでも終い時計は非常に優秀です。
これまでダートしか走っていませんが、血統背景を見る限りは芝でも対応できるでしょう。
追い切り時計は数値以上にインパクトがありましたし、かなり面白い存在になりそうです。
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紫苑ステークス2023追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | グランベルナデット ヒップホップソウル |
A | アップトゥミー ニシノコウフク モリアーナ ワイズゴールド |
B | アグラシアド ※取消 アマイ ダルエスサラーム フィールザオーラ マーゴットミニモ ミシシッピテソーロ ルーチェロッサ |
C | エミュー キミノナハマリア ソレイユヴィータ フルール ミタマ |
D | シランケド |
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紫苑ステークス2023追い切り映像
紫苑ステークス2023の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。
紫苑ステークス2023の最終予想
紫苑ステークス2023の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。