【アルゼンチン共和国杯2023追い切り評価/全頭診断】重賞初挑戦の〝アノ馬〟に最高評価「S」
アルゼンチン共和国杯2023追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではアルゼンチン共和国杯の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
11月1日の馬場状態
美浦
ウッドチップ、坂路ともに良馬場でした。
ウッドチップは相変わらず時計が出ています。
坂路はリニューアルオープンしてから1か月が経ちますが、オープン当初と比べると全体的に時計は出るようになりました。
栗東
美浦同様ウッドチップ、坂路ともに良馬場です。
ウッドチップコースは時計の出やすいコンディションでした。
坂路は標準くらいの時計が出ています。
アルゼンチン共和国杯2023追い切り評価/全頭診断コメント
アルゼンチン共和国杯2023の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アサマノイタズラ
アサマノイタズラ 11月1日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 84.5 | 68.1 | 54.0 | 38.7 | 12.1 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 69.0 | 54.3 | 39.2 | 11.7 | 馬なり |
2年前のセントライト記念を制したアサマノイタズラは美浦のウッドチップコースにて、ワーケア(6歳オープン)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中からワーケアを1.8秒追走しています。
馬なりで追われて6ハロン84秒5-上がり1ハロン12秒1の時計でワーケアに半馬身先着しました。
追い切り映像がないので評価が難しいところですが、もともとアサマノイタズラは天皇賞(秋)に出走予定だったものの、アルゼンチン共和国杯に変更しています。
公開されていた10月25日の追い切り映像では美浦の坂路コースで一杯に追われています。
少し苦しそうな感じもありましたが、しっかりと負荷をかけたのは好感が持てました。
最終追い切りは馬なりですが、前走最終追い切りと比較すると3~5ハロン時計は今回のほうが出ています。
終い時計だけは0.4秒遅かったのですが、それでも僚馬を捕え切っているのは好感が持てました。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
映像が分からないので動きに関しては何とも言い難いですが、時計だけ見たらまずまずといったところでしょう。
ただし2年前のセントライト記念の時と比較すると動きや時計は良化していないので全盛期のころと比較するとパフォーマンスは落としつつあるように感じました。
アフリカンゴールド
アフリカンゴールド 11月1日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 82.1 | 66.9 | 53.0 | 38.2 | 12.1 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(稍重) | 83.7 | 67.3 | 53.0 | 38.0 | 11.8 | 一杯 |
京都記念の勝ち馬で前走も惜しい競馬だったアフリカンゴールドは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗し、馬場の外目から一杯に追われて6ハロン82秒1-上がり1ハロンは12秒1でゴールしています。
馬場の外目から一杯に負荷をかけましたが、前走で叩いたのが利いているのかしっかりとした足取りで走っており、フォームもきれいでした。
しかも、一杯に追われた前走最終時よりも全体時計は1秒以上更新しています。
1戦使ったことで良化しているのは間違いありません。
うましるでは前走最終追い切り時は自信をもってC評価にしましたが、フタを開けてみれば5着とはいえ勝ち馬プラダリアに0.2秒差で大健闘していました。
前走最終時よりもいい動きを見せていたのは大きく評価できます。
コース適性がかみ合うかは分かりませんが、いまから4年前のアルゼンチン共和国杯では3着に入線しています。
高速馬場がかみ合うかは分かりませんが、追い切り自体は良く見えました。
アリストテレス
アリストテレス 11月1日(水) 評価D | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 86.6 | 71.2 | 55.6 | 39.0 | 11.6 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(良) | ⑦99.6 | 68.0 | 53.5 | 37.9 | 11.2 | 強め |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 51.3 | 37.7 | 12.8 | 一杯 |
かつて菊花賞で無敗の三冠馬コントレイルをぎりぎりまで追い詰めたアリストテレスは栗東のウッドチップコースにおいて、セオ(3歳2総クラス)と2頭併せを行いました。
管理する上村調教師が追い切りにまたがり、馬場の外目から馬なりで僚馬を追走し、6ハロン86秒6-上がり1ハロン11秒6で同時併入しています。
1週前はウッドチップコースで3頭併せを行い、7ハロン99秒6-上がり1ハロン11秒2でした。
最終追い切りは軽めに流す程度でしたが、道中かかり気味で騎乗した上村調教師も手綱を抑える形で追い切りを行っていました。
たまたま状態がよくなかったのかもしれませんが、露骨に掛かっていたのはマイナスで、併せたセオがよかっただけに、より状態面が気になりました。
追い切り時計を見ても、ピーク時よりは明らかに下降曲線です。
菊花賞で2着の実力馬ですが、エピファネイア産駒の早熟性がモロにでておりここでの活躍にも期待できなさそうです。
アーティット
アーティット 11月1日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.0 | 40.1 | 12.9 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.1 | 40.4 | 12.7 | 馬なり |
最終追い切りは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追われて全体時計55秒0-上がり1ハロン12秒9の時計で軽めにフィニッシュしています。
1週前は岩田望来騎手(レース当日は菅原昭騎手が騎乗)が騎乗し、同レースに出走するユーキャンスマイル(8歳オープン)とヒートオンビート(6歳オープン)と3頭併せを行っています。
このときは馬場の真ん中からユーキャンスマイルを3馬身ほど追走する形で一杯に追われ、7ハロン98秒5-上がり1ハロン11秒4の時計でユーキャンスマイルに2~3馬身、ヒートオンビートに4馬身弱先着しました。
重賞馬相手に鮮やかに先着できたのは高く評価できるでしょう。
1週前追い切りは直線に入ってからもしばらく手前は変わらず、前脚の動きも固い感じがしましたが、手前を替えてからは一気にペースアップしてユーキャンスマイルを突き放しました。
時計自体は特別目立つものではないですし、手前替えがスムーズでなかった点も気になりますが、スピード感のある走りはできていました。
最終追い切りは坂路で軽めでした。
時計は出ていませんが走りが安定していましたしきびきびと軽快に動けています。
1週前に負荷をかけたことで一気に身体の固さがほぐれたように感じました。
いい状態でレースに望めるでしょう。
インプレス ※除外
インプレス 11月1日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 83.9 | 68.3 | 53.0 | 37.7 | 11.7 | 一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.7 | 37.7 | 12.2 | 一杯 |
新潟記念で3着のインプレスは栗東のウッドチップコースでダートのキリンジ(3歳オープン)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗し、馬場の真ん中外目から一杯に追われて6ハロン83秒9-上がり1ハロン11秒7の時計でキリンジに2馬身ほど先着しています。
1週前の26日の栗東ウッドチップコースで一杯に追われ、この時は6ハロン80秒1-4ハロン51秒2-上がり1ハロン11秒6という好タイムを記録しました。
2週続けて一杯に追われていますが、最終追い切りは1週前の反動もあるのか少しよれる場面もありました。
時計を見ても3着に入線した新潟記念の最終追い切りは栗東ウッドで強めに追われて6ハロン83秒8-4ハロン52秒8-上がり1ハロン11秒7なのでその時と比べると少し見劣りします。
しかしながら、1週前は好時計を記録していますし、しっかりと負荷をかけられていたのは好感が持てました。新潟記念の時ほどではないにしても出し切れる可能性はあります。
ただし、現時点では除外候補に上がっているので出走が叶わない可能性もある点は留意しておきたいです。
グランオフィシエ
グランオフィシエ 11月1日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 83.4 | 37.5 | 52.9 | 38.2 | 11.7 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 86.3 | 69.4 | 53.7 | 38.4 | 11.7 | 馬なり |
最終追い切りは美浦のウッドコースにおいて、障害馬のロスコフ(5歳オープン)と2頭併せを行いました。
レース当日も騎乗する北村宏司騎手が手綱を握り、馬場の外目から僚馬を6馬身ほど馬なりで追走し、6ハロン83秒4-上がり1ハロン11秒7で同時併入しています。
映像はありませんが、1週前は久保田調教師を背にウッドチップコースで馬なり6ハロン82秒9-上がり1ハロン11秒5でした。
最終追い切り映像は少し靄がかかっていて見づらいですが、長い脚を使って飛びのある走りを見せています。
直線ではロスコフと終始合わせる格好となりましたが楽な手ごたえで並走を続けています。
表情や動きからは読み取りづらいですが、内なる闘争心は意外とありそうでした。
今回は中間に負荷をかけておらずほぼすべての調教で馬なりだった点は気になるところですが、勝利したメトロポリタンステークスのときが中間馬なり調教を重ねて勝利しているように、負荷をかけない追い切りはグランオフィシエに合っているのかもしれません。
映像を見てもいい動きを見せていましたし、ベストは尽くせそうです。
ジャンカズマ
ジャンカズマ 11月1日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 81.9 | 66.6 | 51.9 | 37.0 | 11.4 | 一杯 |
前走最終 | 札幌ダート(良) | 84.7 | 68.7 | 53.1 | 38.6 | 12.2 | 強め |
最終追い切りは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
レース当日騎乗する小沢騎手が手綱を握り、馬場の真ん中あたりから一杯に追われて6ハロン81秒9-上がり1ハロン11秒4で駆け抜けています。
映像はありませんが1週前もウッドチップで小沢騎手を背に一杯に追いました。
このときは7ハロン98秒0-4ハロン52秒0-上がり1ハロン12秒0でゴールしています。
最終追い切り映像を見た限り、直線で少し頭が高くなって若干かかっている感じはしました。
しかしながら、回転の速い脚さばきは健在で迫力あるストライド走法ができていたのはよかったです。
過去の戦績や馬体を見た限りは時計のかかる馬場のほうが合ってそうなので、スタミナが問われやすい東京芝2,500mは意外と悪くなさそうです。
ただし、東京芝2,500mはスローからの上がり勝負になる場合もあるのでキレ負けする可能性もあるかもしれないです。
展開に左右される馬ですが、動きは迫力ありましたしいい仕上がりでした。
ゼッフィーロ
ゼッフィーロ 11月1日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.6 | 38.5 | 12.3 | 強め | ||
前走最終 | 栗東CW(良) | 81.9 | 66.5 | 51.5 | 36.6 | 11.4 | 一杯 |
前走のオールカマーで3着入りしたゼッフィーロは栗東の坂路コースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から強めに追われて全体時計52秒6-上がり1ハロン12秒3で駆け抜けました。
映像はありませんが1週前の26日は栗東ウッドチップコースで強めに追われ、ソウルラッシュと併せ、6ハロン82秒0-上がり1ハロン11秒2の時計で半馬身遅れでした。
終い時計が優秀で、鋭い脚を使ったようなのでいい追い切りができたようです。
最終追い切りは坂路追いでしたが頭をやや下げた走りは前走オールカマーの最終追い切りでも見られた動きです。
時計はでていませんが馬なりなのでそこまで気にしなくてよいです。
軽めに流す程度でしたが、ゼッフィーロらしい動きを見せており、レース本番でも好走に期待できるでしょう。
出走が叶えば…。
実は、ゼッフィーロは今回上位人気の一角ですがなんと除外対象馬です。
水曜日の時点で除外対象なので出走できる確率は限りなく低いです。
万が一出走するようでしたら重賞初制覇にも期待できそうな動きを見せていましたので馬券に絡めたいです。
セファーラジエル
セファーラジエル 11月1日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.1 | 39.2 | 12.2 | 強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.6 | 41.2 | 12.6 | 馬なり |
最終追い切りは栗東の坂路コースにて、単走で行われました。
助手が騎乗し、馬場の内側から強めに追って4ハロン54秒1-上がり1ハロン12秒2でゴールしています。
馬体を見た感じ、脚が長い馬なので長距離はかみ合うでしょう。
ただし、最終追い切りでは頭が高くて走っているときも若干ですが斜行している場面が見られました。
脚取りを見てもしなやかな感じはせず、少し身体が固いように感じます。
強めに追った割に時計は出ていませんし、最良の状態とは言い難かったです。
チャックネイト
チャックネイト 11月1日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 66.3 | 51.2 | 36.2 | 11.4 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 82.2 | 66.4 | 51.5 | 36.7 | 11.2 | 強め |
六社ステークスの勝ち馬チャックネイトは美浦のウッドチップコースで中サトノオラシオン(2歳1勝クラス)、外コリエンテス(4歳1勝クラス)と3頭併せを行いました。
レース当日も騎乗するモレイラ騎手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて5ハロン66秒3-上がり1ハロン11秒4の時計で同時併入しています。
映像はありませんが、1週前もウッドチップコースで強めに追われました。
このときは5ハロン66秒5-上がり1ハロン11秒3の好時計で負荷をかけています。
最終追い切り映像を見た限りは併せた2頭からは少し遅れているように見えましたが最後の最後は併入していたようなのでしっかりと脚を活かせています。
きびきびとした走りも健在ですし、馬なりにしては時計も優秀でした。
1週前も好タイムを記録していて上向いています。
ここはキャリア初の重賞戦ですが追い切りを見た限りはかなり良い状態でした。
東京適性も高いですし重賞初制覇も狙えると思います。
ディアスティマ
ディアスティマ 11月1日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.0 | 39.8 | 12.5 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 55.2 | 40.2 | 12.3 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東案路(良) | 56.6 | 39.7 | 12.2 | 馬なり |
今年の目黒記念で2着のディアスティマは栗東坂路で最終調整を行いました。
レース当日も騎乗する北村友一騎手が手綱を握り、馬場の外目から馬なりで追われて4ハロン55追う0-上がり11ハロン12秒5でした。
1週前も北村友一騎手が坂路に騎乗しています。
このときは一杯に追われて4ハロン55秒2-上がり1ハロン12秒3でした。
半年ぶりのレースということで、25日、29日、そして最終追い切りでも2本ずつ追い切りを行っているように、重点的に仕上げています。
しかしながら、1週前や最終追い切りの映像を見た限りは気持ちが乗っていません。
アタマを下げながらの走法はこの馬の癖なのであまり気にしなくてもよいですが、動き自体は前走目黒記念の最終追い切り時のほうがはるかに動けていました。
追い切り時計を見ても、これといって目立つタイムではありません。
今回は休み明け初戦となりますが、久々の影響はかなり大きく出ているでしょう。
次走以降に期待したいです。
テーオーロイヤル
テーオーロイヤル 11月1日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 81.6 | 66.9 | 52.5 | 37.7 | 11.2 | 強め |
1週前 | 栗東CW(良) | 84.0 | 68.4 | 52.4 | 37.0 | 11.5 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(良) | ⑦97.6 | 67.0 | 52.6 | 38.5 | 12.1 | 馬なり |
昨年のダイヤモンドステークスを制したテーオーロイヤルは栗東のウッドチップコースにて単走を行いました。
レース当日も騎乗する浜中騎手を背に、馬場の真ん中から強めに追われて6ハロン81秒6-上がり1ハロン11秒2の時計でゴールしました。
1週前の25日も栗東のウッドチップで追い切りを行っており、このときはダートG1馬のメイショウハリオと併せました。
浜中騎手はメイショウハリオの主戦騎手でもありますが、このときはテーオーロイヤルに騎乗し、末一杯に追って6ハロン84秒-上がり1ハロン11秒5で同時併入しています。
骨折明けで1年ぶりのレースということもあり、1週前追い切りは一杯に追われた割に時計は出ていません。
しかしながら、併せたメイショウハリオが一杯に追われた中、同時併入できたのは意外と悪くありませんでした。
最終追い切りは1週前に負荷をかけた影響もあって強めの仕掛けに応える形で時計を出しています。
特に終い1ハロン11秒2を出しているのは立派です。
骨折明けで1年以上休養していたのですが、怪我を感じさせない動きを見せていたのは高く評価したいです。
昨年は逃げたキングオブドラゴンのアクシデントに巻き込まれる形で6着に敗れてしまいました。
今年はリベンジを果たせる条件が整ったように感じます。
ハーツイストワール
ハーツイストワール 11月1日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 53.5 | 39.1 | 12.5 | 馬なり | ||
1週前 | 美浦坂路(良) | 52.5 | 38.2 | 12.4 | 一杯 | ||
前走最終 | 美浦坂路(重) | 53.3 | 38.7 | 12.9 | 一杯 |
昨年のアルゼンチン共和国杯で2着のハーツイストワールは美浦坂路でマイモーメント(3歳1勝クラス)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗し、僚馬を0.3秒追走する形で追い切りを行い、4ハロン53秒5-上がり1ハロン12秒5の時計で走破しています。
1週前は美浦坂路で3頭併せを行いました。
このときは3頭併せで4ハロン52秒5-1ハロン12秒4の時計で僚馬と同時併入しています。
先ほど紹介したテーオーロイヤルと同じく約1年ぶりのレースとなりますが、テーオーロイヤルと違ってハーツイストワールは骨折ではなく脚部不安のため休養していました。
1年ぶりのレースとなりますが、追い切りを見た限りはこの馬らしい重心を低くした走りは健在です。
ハーツイストワールは1年前の時点から追い切りで時計を出すタイプではありませんが、その中でも自分の走りができていました。
ちなみに、昨年のアルゼンチン共和国杯の最終追い切り時計が美浦坂路で一杯に追われて4ハロン52秒6-上がり1ハロン13秒0です。
時計だけ見たら今回の1週前追い切りのほうが出ていました。
休み明けでも力は発揮できそうです。
ヒートオンビート
ヒートオンビート 11月1日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.8 | 40.2 | 12.6 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 83.3 | 68.4 | 53.7 | 38.0 | 12.1 | 一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.5 | 40.0 | 12.7 | 馬なり |
前走の目黒記念で悲願の重賞タイトルを手にしたヒートオンビートは栗東の坂路コースにて単走で追い切りを行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追われ、4ハロン55秒8-上がり1ハロン12秒6で軽めに流しました。
1週前はウッドチップで一杯に追われています。
このときは3頭併せで行われ、今回出走予定のアーティット(4歳オープン)とユーキャンスマイル(8歳オープン)と3頭併せを行いました。
2頭から3馬身ほど先行して一杯に追われましたが6ハロン83秒3-上がり1ハロン12秒1でアーティットに3馬身半、ユーキャンスマイルに1馬身ほど遅れてしまったのです。
ヒートオンビートは前走京都大賞典やその前の目黒記念では1週前に栗東ウッドチップで一杯に追って、最終追い切りは坂路で軽めに調整するローテーションで結果を残してきました。
今回も同じローテーションで仕上げてきましたが、1週前は時計が目立ちませんし、2頭の僚馬がオープン馬だったとはいえ大きく後れを取ってしまったのは大きなマイナスです。
最終坂路調整はいつものように軽めなので、ヒートオンビートにとって1週前のウッドチップ調教が実質的な本調教なのです。
しかし、今回はヒートオンビートらしい走りが見られなかったのは大きなマイナスでした。
人気の1頭ですが追い切り見た限り危険な人気馬と捉えてもよいような気がします。
ヒュミドール
ヒュミドール 11月1日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 55.5 | 39.8 | 12.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦坂路(重) | 54.0 | 39.2 | 12.4 | 馬なり |
今年のダイヤモンドステークスで2着入りしたヒュミドールは美浦の坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追われ、全体時計55秒5-上がり1ハロン12秒3でまとめています。
映像はありませんが1週前の25日にはレース当日手綱を握る津村騎手を背に、デビッドテソーロ(2歳未勝利)と併せました。
この時は僚馬を3馬身ほど追走する形で一杯に追われて4ハロン53秒2-3ハロン38秒1-1ハロン12秒4で同時併入しています。
半年ぶりのレースなので鈍りをとるために1週前は一杯で追われています。
時計だけ見たらまずまずといったところですが負荷をかけることができたのは良かったでしょう。
1週間前に一杯に追った影響か、最終追い切り映像は馬なりながらも力強い脚さばきで坂路を駆けあがっていました。
軽めだったので時計は全く出ていませんが、半年ぶりにしてはいい動きができており、ある程度の上積みは感じられました。
プリュムドール
プリュムドール 11月1日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 86.2 | 69.8 | 53.7 | 37.6 | 11.5 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(重) | 71.4 | 55.6 | 39.5 | 11.8 | 馬なり |
昨年のステイヤーズステークスで2着入線したプリュムドールは栗東のウッドチップコースで3頭併せを行いました。
併せたのはエレアイム(4歳1勝クラス)ともう一頭は分かりません。
レース当日も手綱を握る岩田康誠騎手を背に、馬場の外目からエレアイムを1.9秒追走し、馬なりで6ハロン86秒2-上がり1ハロン11秒5で3頭同時併入しています。
映像はありませんが、1週前もウッドチップで追い切りを行いました。
この時も岩田康誠騎手が騎乗し、強めに追って5ハロン68秒3-上がり1ハロン11秒6でゴールしています。
最後にレースを使ったのが12月なので今回は11か月ぶりの実践となります。
1週前に強めの追い切りを挟んだ影響もあってか、最終追い切りは前走最終時よりも時計を出しています。
しかし、前走最終時は重馬場で外ラチ一杯を走ってのものでした。
今回も外目から追い切りを行っていますが、前走最終時ほどラチ沿いではないです。
そのため、前走との比較はあまりしなくてもよさそうです。
動き自体は併せた影響もあってレース勘を取り戻しつつありますし、軽い追い切りでしたが前へ行こうとする姿勢が感じられました。
まずまずの仕上がりだと思います。
マイネルウィルトス
マイネルウィルトス 11月1日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.5 | 38.8 | 12.0 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 52.1 | 37.8 | 12.5 | 強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.9 | 38.3 | 12.3 | 強め |
何としても重賞タイトルを手にしたマイネルウィルトスは栗東の坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の内から馬なりで追われて4ハロン53秒5-上がり1ハロンは12秒0で駆け抜けています。
1週前も栗東坂路で強めに追って4ハロン52秒1-上がり1ハロンは12秒5の前傾ラップでゴールしています。
今年の函館記念で1年ぶりにターフに復帰してからは毎月のように重賞を使われてつづけています。
前走京都大賞典の時はさすがに使い込みが影響してか、いい追い切りに見えませんでした。
今回の最終追い切りは馬なりで仕上げていますが、前走最終時よりは落ち着きを取り戻しつつありました。
また、1週前は強めに追われていますが力強い脚さばきで坂路を駆けあがっています。
ラストは失速していましたが、負荷をかけたという点では評価できます。
間隔を詰めて走り続けているのでローテーションの段階で負荷はかかっていますが、今回の最終追い切りは京都大賞典の時と比較するはるかによかったです。
2年前のアルゼンチン共和国杯で2着入りしていてコース適性も証明されていますし、ここで初重賞を手にしてもおかしくないでしょう。
ユーキャンスマイル
ユーキャンスマイル 11月1日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.3 | 38.7 | 12.7 | 一杯 | ||
1週前 | 栗東CW(良) | ⑦99.6 | 68.0 | 53.2 | 37.7 | 12.0 | 一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.9 | 40.3 | 12.2 | 一杯 |
8歳のユーキャンスマイルは栗東坂路でレッドジェネシス(5歳オープン)と併せました。
助手が騎乗し、馬場の外側から馬なりで僚馬を3馬身追走する形で一杯に追われ、全体時計53秒3-上がり1ハロン12秒7で同時併入しています。
1週前は栗東のウッドチップで今回レースに出走するアーティットとヒートオンビートの3頭併せを行いました。
このときは先行しながら一杯に追われていますが、直線でのキレはそこまで目立たず、アーティットに0.5秒遅れをとっています。
近走は常に一杯で走っています。
前走の新潟記念最終追い切りは栗東坂路で一杯に追われましたが時計は全く出ていませんでした。
しかしながら2着に入線しているのはコース適性がかみ合ったからでしょう。
今回の最終追い切りは前走同様坂路で一杯に追われました。
前走よりも時計は出ていますが特別抜けたタイムではありません。
また、坂路を駆けあがっている最中、外ラチ沿いで走っていたレッドジェネシスによれて接触する場面も見られました。
走りが安定していなかったのです。
新潟記念のような激走も考えられますが、1週前、最終追い切りともにいい内容とは言い難かったです。
レッドバリエンテ
レッドバリエンテ 11月1日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 82.4 | 66.4 | 51.6 | 36.7 | 11.5 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(良) | 86.5 | 70.0 | 54.2 | 38.3 | 11.9 | 馬なり |
最終追い切りは栗東のウッドチップコースでダノンジャッカル(4歳2勝クラス)と併せ馬を行いました。
西谷騎手(レース当日は永野騎手が騎乗)が追い切りにまたがり、僚馬を2馬身ほど追走する形で馬場の外目から一杯に追われます。
6ハロン82秒4-上がり1ハロン11秒5の時計で僚馬に1馬身ほど先着しました。
数値以上に大きく見える馬体が魅力的で、綺麗なストライド走法で追い切りが行えています。
ラスト2ハロンでは僚馬に負けまいとペースアップして長く脚を使えていたのもよいです。フォームがきれいなのも好感が持てました。
時計自体は一杯に追われた割にそこまで目立つものではないですが、動きそのものははつらつとしています。
初重賞で上位争いに加われるかは分かりませんが、いい動きができていたので力は発揮できるでしょう。
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アルゼンチン共和国杯2023追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | チャックネイト |
A | アフリカンゴールド アーティット ゼッフィーロ テーオーロイヤル マイネルウィルトス |
B | アサマノイタズラ インプレス グランオフィシエ ジャンカズマ ハーツイストワール ヒュミドール プリュムドール レッドバリエンテ |
C | セファーラジエル ディアスティマ ヒートオンビート ユーキャンスマイル |
D | アリストテレス |
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アルゼンチン共和国杯2023追い切り映像
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アルゼンチン共和国杯2023の最終予想
アルゼンチン共和国杯2023の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。