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【阪急杯2024追い切り評価/全頭診断】実力上位の〝アノ馬〟にトップ評価「S」

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阪急杯2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では阪急杯の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

2月21日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに重馬場です。
坂路は51秒台が3頭のみで全体的に時計がかかっています。
ウッドは1番時計がラエールの6F76秒8、そのほか、80秒台や81秒台も少なくありません。
馬場表記以上に時計は出ていました。

栗東
この日の栗東は坂路もウッドも稍重でした。
坂路は1番時計がビキニボーイの49秒5で、49秒台はこの1頭のみです。
しかし、50秒台や51秒台の馬もちらほらいるのでまずまず時計は出ています。
ウッドチップは1番時計がシュガークンの6F78秒1で、その他70秒台後半の馬もいるので時計は出ています。

目次(読みたい項目をタップ)

阪急杯2024追い切り評価/全頭診断コメント

阪急杯2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アサカラキング

アサカラキング 2月21日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)83.066.150.335.911.0馬なり
前走最終美浦南W(良)80.665.551.037.311.5馬なり

条件戦を3連勝してオープン入りしたアサカラキングは美浦のウッドチップコースでホウオウノーサイド(牡5、オープン)と併せ馬を行いました。

助手が騎乗して馬場の2分どころから僚馬を2馬身追走する形で馬なりにて追い、6F83秒0-上がり1F11秒0の時計で同時併入しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)

中2週と間隔を詰めていましたが、前走レース終了後も引き続き調教を行い、調子を維持する姿勢を見せています。

最終追い切りは全体的に頭が高く、ときどきかかる場面もありました。

後ろ脚の使い方もあまり見栄えしないです。

ただ、前向きな状態は維持できていますし、ラスト2F11秒7から1F11秒0の伸びは馬なり追いを考慮したら秀逸です。

近走逃げて勝利していますが、これだけ上がりを使えたら初重要でも面白い存在となるでしょう。

課題も少なくありませんが、良化の場面もうかがえました。

ウインマーベル

ウインマーベル 2月21日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)83.567.152.437.411.4馬なり
1週前美浦南W(良)80.264.550.236.911.7一杯
前走最終美浦南W(良) 66.350.736.711.8馬なり

昨年の阪神カップ(G2)を制したウインマーベルは美浦のウッドチップコースでマンマミーア(牡3、未勝利)と併せ馬を行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を6馬身追走する形で馬なりにて追われ、6F83秒5-上がり1F11秒4の時計で同時併入しています。

1週前の14日もウッドチップで追い、このときはブロンディール(牝4、1勝クラス)と併せています。

馬場の外目から僚馬を5~6馬身追走する形で一杯に追い、6F80秒2-上がり1F11秒7の自己ベストで同時併入しています。

コーナーの時点から力強い歩様を見せており、直線に入ってからも追って負荷をかけました。

トモの筋肉量も相変わらず豊富ですし、いつでもレースできる身体です。

自己ベストを叩き出したのも良いですし、負荷をかける意味でも中身のある追い切りでした。

最終追い切りは軽く済ましています。

馬なりで1週前に負荷をかけた影響もあって馬体は絞れていますし気持ちの乗った動きができています。

直線でマンマミーアと併せてからもペースアップして同時併入しているように、レースに対する前向きさも感じられました。

今年緒戦の大事な一戦。

ベストを尽くせるでしょう。

エンペザー

エンペザー 2月21日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  54.539.312.5馬なり
前走最終栗東CW(重)83.968.353.138.711.6強め

オープン昇格後、勝利から遠ざかっているエンペザーは栗東坂路でトーラスシャイン(牡3、未勝利)と2頭併せを行いました。

菱田騎手が追い切りに騎乗(レースでは高倉騎手が騎乗)し、僚馬より2馬身先行し、馬なりで追い、全体時計54秒5-上がり1F12秒5で同時併入しました。

中1週と間隔を詰めているので中間は坂路で軽く流しています。

最終追い切りは2頭併せで実践追いを行っています。

序盤から淡々とした動きで現状維持はできているでしょう。

ただ、近走凡走が続いている中で大きな上積みは見られません。

2走前のすばるステークス(L)や4走前の都大路ステークス(L)のときが坂路で最終追い切りを行っていましたが、時計もそのときとさほど変化はありませんでした。

現在のエンペザーはなかなか勝ち切れていないので本音を言うと大きな一変に期待したかっただけに、現状維持の状態での勝ち負けは容易ではないと思います。

カリボール

カリボール 2月21日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  54.139.612.3馬なり
前走最終栗東CW(重)⑦99.068.153.638.411.8馬なり

カリボールは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで追い、4F54秒1-上がり1F12秒3で軽く済ませています。

中間はウッドで4本時計を残していました。

最終追い切りは坂路で行っていますが、中1週ということもあって時計は出していません。

動きに関してもほとんどキャンターで済ませています。

特別悪い内容ではありませんが、大きな上積みはなく、現状維持といったところです。

カルロヴェローチェ

カルロヴェローチェ 2月21日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  50.136.613.1馬なり
前走最終栗東CW(重)83.367.451.736.411.1強め

昨年のファルコンステークス(G3)で2着のカルロヴェローチェは栗東坂路で単走を行いました。

レース当日も騎乗する酒井騎手を背に、馬なりで追われて4F50秒1-上がり1F13秒1の時計で走破しています。

中1週と間隔が短く、中間はウッドで2本、どちらも4F追いで軽めに済ませています。

最終追い切りも引き続き馬なりでサッと流す程度でしたが全体時計50秒1はこの馬からして2番目に速い時計です。

馬なりでしたが序盤から活気にある動きを見せており、4F13秒5-3F11秒7-2F11秒8-1F13秒1と中間2Fの時計が速いです。

ただ、ラスト1Fは13秒1が示しているように、序盤でスタミナが尽きたのか、最後はラップが沈んでいるのは気になるところです。

カルロ―ヴェローチェは近走後ろからの競馬を行うことが多かったので終いで沈んでしまったのはマイナスです。

もっとも、3歳のデビュー戦からファルコンステークス(G3)のころは逃げや先行で上位争いしていたので、今回は前の競馬を意識するかもしれません。

今回はB評価にしますが、いい時期と比べるともう一声ほしい内容でした。

サトノアイ

サトノアイ 2月21日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  54.339.212.1馬なり
前走最終栗東坂路(重)  54.438.912.1馬なり

サトノアイは栗東坂路で最終調整を行っています。

今回初コンビを組む田口騎手を背に、馬なりで単走を行い、4F54秒3-上がり1F12秒1の時計で駆け上がりました。

中1週なので中間は坂路で3本、ウッドが1本、いずれもキャンターです。

最終追い切りは田口騎手が騎乗して折り合い重視の調整となっています。

時計はでていませんし、頭も下を向きながらの追い切りであまりコンディションは良くなさそうです。

しかし、四肢の動きは意外と悪くないですし踏み込みもまずまず、と見た目以上に力強い走りはできているように思います。

加速ラップも刻むことができているのもよいでしょう。

レース本番になってメンタル的な状態がよくなっていれば力を発揮できるかもしれません。

サトノレーヴ

サトノレーヴ 2月21日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)81.665.050.035.911.2馬なり
前走最終美浦南W(重)  51.036.411.4馬なり

条件戦を3連勝してオープン入りを果たしたサトノレーヴは美浦のウッドチップコースでグランプレジール(セ5、1勝クラス)と併せ馬を行いました。

R.キング騎手が騎乗(レースでは小崎騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から僚馬を1馬身半追走する形で馬なり追いを行い、6F81秒6-上がり1F11秒2の時計で2馬身先着しました。

映像はありませんが、1週前も美浦ウッドで馬場の真ん中から一杯に追って6F81秒9-上がり1F11秒2の時計でまとめています。

1週前に一杯に負荷をかけたため、最終追い切りは馬なりで軽く調整しています。

1週前に負荷をかけた影響もあってか、回転の速い脚さばきを見せています。

直線で少し頭が左に向く場面も見せましたが、手前を替えてからはじりじり脚を伸ばして僚馬を置き去りにする走りができました。

1週前が一杯で1F11秒2に対し、今回は馬なりで1F11秒2を出していることから、良化しているのは間違いありません。

月曜日の時点で騎手が未確定(R.キング騎手は中山記念のヒシイグアスへの騎乗が確定)な点は気になるところですが、追い切り自体は好内容で初重賞でも力は発揮できそうです。

サンライズロナウド

サンライズロナウド 2月21日(水) 評価D
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東プール      
前走最終栗東プール      

シルクロードステークス(G3)で4着のサンライズロナウドはいつものようにプールで調整しています。

調教映像がないので評価しようがありませんが、サンライズロナウドは直近5戦すべてプールで調整しました。

そのなかで、新春ステークス(3勝クラス)を勝利し、前走シルクロードステークス(G3)は初重賞ながらも4着に入線しています。

この馬にとってプール調教がもっとも出し切れる調整内容なのです。

追い切り評価対象外ということでD評価にしていますが、表記以上に激走してもおかしくありません。

スマートクラージュ

スマートクラージュ 2月21日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  54.938.611.5馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.238.511.6馬なり

直近3戦すべて3着のスマートクラージュは栗東坂路で単走を行いました。

水口騎手が騎乗(レースでは池添騎手が騎乗)し、馬なりで全体時計54秒9-上がり1F11秒5の時計で走破しています。

半年近く間隔が空いてしまいましたが、中間は坂路に特化した追い切りを行っており、数をこなして調整しています。

最終追い切りは頭が少し傾いた動きで覇気が感じられません。

終い1Fで手前を替えてからは加速していますが、少し苦しそうな動きを見せていることから、休み明けの反動は残っていそうです。

ただ、かなり前の話になりますが2年前の京阪杯(G3)が9か月半ぶりの休み明けで、最終追い切りも今回のように目立たない動きでありながらも3着入りしているので、意外と現在の状態でも出し切れるかもしれません。

追い切り映えしていませんが、この馬なりに実践に向けて良化している可能性はありそうです。

ダノンティンパニー

ダノンティンパニー 2月21日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  54.739.112.4一杯
前走最終栗東坂路(良)  53.338.712.1一杯

前走ニューイヤーステークス(L)から巻き返したいダノンティンパニーは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して一杯に追われて4F54秒7-上がり1F12秒4でまとめています。

追い切り映像はありませんが、1週前の15日は栗東のウッドチップコースで今回騎乗するルメートル騎手を背に、馬なりで折り合い重視の調整がされています。

最終追い切りは単走で一杯です。

道中横を向いて追われているように走りに集中力が感じられず、また、一杯に追った割には時計も出ていません。

もともと追い切りでは時計を出すタイプではありませんが、その点を考慮しても目立つ内容ではなく、そこまで好内容とは言い難い追い切りでした。

タマモブラックタイ

タマモブラックタイ 2月21日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  51.137.212.3一杯
前走最終栗東坂路(重)  52.237.712.0馬なり

昨年のファルコンステークス(G3)を制したタマモブラックタイは栗東坂路でストライクオン(牡3、未勝利)と併せ馬を行いました。

レース当日も騎乗する角田大和騎手を背に、僚馬を3馬身追走する形で一杯に追い、4F51秒1-上がり1F12秒3の自己ベストで3馬身先着しています。

中1週ということで中間は軽めで、15日にはプールも挟んでいます。

最終追い切りは実践に向けた追い切りを行っており、序盤は併せ馬の背後で脚を溜めつつ、早めに抜け出す練習を行いました。

ブリンカーを装着して前に集中した動きを見せており、早めに抜け出してからは素早く併せ馬をかわして早めに先頭に立って抜け出しています。

このときストライクオンも一杯に追われていましたが楽に抜け出している辺り、重賞馬としての力が垣間見られます。

全体時計51秒1の自己ベストを記録したのも良いでしょう。

ただ、1Fラップで見てみると2F11秒7に対して1F12秒3と減速ラップになっていました。このことから、使える脚はそこまでなさそうですね。

阪急杯の舞台である阪神芝1,400mはコーナーから直線にかけて惰性で早くペースがあがりがちです。

しかも、ラスト1Fには急坂があるのでタマモブラックタイの脚質に合うかというと、少し厳しいかもしれません。

追い切り自体は悪くありませんでしたが、コース適性を考えると印は打ちづらい印象を持ちました。

デュガ

デュガ 2月22日(木) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  51.437.413.7一杯
前走最終栗東坂路(重)  51.236.413.0馬なり

デュガは22日に栗東坂路で単走を行っています。

助手が騎乗して一杯に追い、4F51秒7-上がり1F13秒7の時計を出しました。

中1週で今回レースに挑みますが、中間はウッドでキャンターを2本、そして18日と21日はプール調教も行っており、軽めの調整でならしています。

最終追い切りは一杯でがっつり追いました。

序盤から気持ちの乗った動きを見せていますが少しシルエットは太めです。

また、全体時計こそ51秒4でそこそこ時計を出しましたが終い1Fが13秒7で大きく落ちてしまいました。

デュガは差しや追込を得意としているので最後の最後まで加速できなかったのはマイナスです。

映像を見た限りは序盤に飛ばしている感じがしたのでおそらく折り合いができずに消耗してしまったと思いますが、本番でもかかるようでしたら上位争いは厳しいでしょう。

中間の内容を見る限りは慎重に調整されたと思いますが、良い時期と比較しても見劣りする内容でしたしここでの上位争いは厳しいかもしれません。

ボルザコフスキー

ボルザコフスキー 2月21日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(稍重)84.668.052.536.911.3一杯
前走最終栗東CW(重)⑦95.165.051.737.712.4一杯

ボルザコフスキーは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

見習い騎手が騎乗し、外ラチ沿いから一杯に追って6F84秒6-上がり1F11秒3の時計でゴールしています。

中1週ということで中間は坂路で軽めの調整しか入れていません。

最終追い切りは一転、一杯に追っています。

感覚は詰めているものの、間隔を詰めてレースを行っている影響もあって前向きな動きができています。

直線に入ってからは終い1F11秒3で鋭く時計を出しているように、前走の反動もなさそうでした。

ただし、全体時計84秒6は外ラチ沿いを回ったことを考慮しても少し物足りない内容です。

なぜなら、2走前のファイナルステークス(3勝クラス)における最終追い切りが今回と同じ栗東ウッドで一杯に追い、併せ馬だったとはいえ馬場の8分どころから追って6F82秒4でまとめていたからです。

終い時計は伸びていたので悪くない追い切りでしたが、全体時計を縮めていたらより好走にも期待できそうでした。

ホープフルサイン

ホープフルサイン 2月21日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(重)  53.338.411.9強め
1週前美浦坂路(良)  53.339.112.6馬なり
前走最終美浦坂路(稍重)  54.939.412.4馬なり

1年ぶりの勝利をつかみたいホープフルサインは美浦の坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して強めに追い、全体時計53秒3-上がり1F11秒9の時計でゴールしています。

1週前の14日も坂路で調整され、このときは馬なりで4F3秒3-上がり1F12秒6の時計を出しています。

スローに感じるようなゆったりした動きで終盤には舌を出す場面も見られました。

気持ちも前向きさがなく、しなやかさの感じられない追い切りでいまいち映えのない動きです。

最終追い切りは強めに負荷をかけています。

映像が終い1Fくらいしかありませんでしたが、1週前よりは動きに素早さが見られました。

ただ、特別良化しているかといわれると難しいところです。

前走最終時よりはよくなっていますが、今年8歳になった馬なので年齢的な衰えは出ている感じもします。

メイショウチタン

メイショウチタン 2月21日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  51.738.012.6一杯
前走最終栗東坂路(良)  52.938.812.7一杯

3年近く勝ち星を手にしていないメイショウチタンは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して一杯に追い、全体時計51秒7-上がり1F12秒6の時計で坂路を駆け抜けました。

中9週となりますが、中間は坂路が4本、ウッドが1本と少なめです。

映像はありませんが1週前にウッドで一杯に追い、6F82秒6-上がり1F11秒3の時計を出しました。

ちなみにメイショウチタンにとってウッド追いはキャリア初です。

1週前にウッドで一杯に追いましたが、最終追い切りも坂路で引き続き一杯に負荷をかけました。

すこしバランスの悪い歩様で、2週続けて負荷をかけている影響もあってか、その反動も少なからずみられる追い切りです。

全体時計51秒7も一杯に追った割には目立っておらず、終い1Fで失速しているのも気になるところです。

おそらく一変を図ったのだと思いますが、追い切りを見る限りは良化の気配は見られませんでした。

メイショウホシアイ

メイショウホシアイ 2月21日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  53.238.212.1馬なり
1週前栗東CW(良)81.865.449.835.111.0馬なり
前走最終栗東CW(良)85.368.652.836.911.5強め

牝馬のメイショウホシアイは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒2-上がり1F12秒1の時計でまとめています。

中間は坂路とウッドを併用して行い、8日はウッドチップで馬場の3分どころから追って6F80秒6(馬なり)、15日もウッドで3分どころから6F81秒8(馬なり)の時計を出しました。

15日の追い切りは若干柔軟さにかけているものの、姿勢を低くしながら動けていましたし、直線では1F11秒0の好時計で走破できており、終い時計が優秀です。

しかも、馬なりでこれだけ鋭く動けているのでかなり状態面はよさそうです。

最終追い切りは坂路で軽く流しています。

時計はそこまで目立っていませんが淡々とした動きを見せています。

ただ、相変わらず身体は固そうでフォームも見栄えするものではありませんでした。

坂路追いはそこまで目立たなかったものの、1週前のウッドが非常に良かったのでA評価にします。

ルプリュフォール

ルプリュフォール 2月21日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(稍重)79.164.851.437.412.2一杯
前走最終栗東CW(良)80.966.552.838.312.5強め

ルプリュフォールは栗東のウッドチップで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から一杯に追い、6F79秒1-上がり1F12秒2の時計で走破しています。

中間は坂路で入念に、そして映像はありませんが14日には栗東ウッドで一杯に追って負荷をかけています。

この時の時計は7F97秒6-6F81秒2-2F24秒4でした。

最終追い切りも引き続き一杯に追われています。

少し頭が高いもののきびきびと動けており、直線に入ってからもピッチの利いた走りで淡々と駆け抜けることができました。

毛並みも綺麗ですし体調もよさそうです。

ただ、特別良化した動きかというと大きな変化はありません。

6F79秒1は一般的な馬と比較すると速いですが、ルプリュフォールはもともとウッドで今回以上の好時計を出しています。

そのため、数値以上に好気配ではないです。

ただ、決して悪い内容でもなく、仕上がり具合はまずまずといったところでした。

ワールドウインズ

ワールドウインズ 2月21日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(稍重)  54.639.812.4馬なり
前走最終栗東坂路(重)  53.639.112.4馬なり

ワールドウインズは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで追い、4F54秒6-上がり1F12秒4で軽く流しています。

中1週なので中間の本数は多くありませんが、ウッドベースで調整されていました。

間隔を詰めていることから最終追い切りは坂路で軽めです。

序盤から終盤にかけて淡々とした動きを続けており、手前を替えてからもバランスの取れた歩様で坂路を駆け抜けています。

ただ、前走最終時と比較すると全体時計は1秒遅れているので上積みはありません。

近走凡走が続いているので大きな変化に期待したいところでしたが、あまりその傾向は感じられませんでした。

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阪急杯2024追い切り評価ランキング

評価馬名
ウインマーベル
サトノレーヴ
メイショウホシアイ
アサカラキング
カリボール
カルロヴェローチェ
サトノアイ
スマートクラージュ
タマモブラックタイ
ボルザコフスキー
ルプリュフォール
エンペザー
ダノンティンパニー
デュガ
ホープフルサイン
メイショウチタン
ワールドウインズ
サンライズロナウド
同評価内は50音順になります。

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