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【日本テレビ盃2024予想】本命におすすめの3頭+激走に期待できる地方馬2頭はこちら!

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日本テレビ盃2024予想の最終買い目を更新しました!

日本テレビ盃2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

日本テレビ盃2024の予想ポイント

  • 年々配当は上がっている
  • 中央所属馬が圧倒的に強く中央出身の南関馬の激走にも期待できる
  • 斤量が重たい馬ほど活躍、特に58キロの馬の複勝率は80%以上
  • 1~3番人気馬が安定している
  • 勝ち馬は4~8枠有利、複勝率は3枠【0-0-1-10】以外に大きな差はない
  • 前走G1&Jpn1組が活躍している
目次(読みたい項目をタップ)

日本テレビ盃2024予想の最終買い目

日本テレビ盃が開催される水曜日の船橋競馬場界隈の天気は曇りでした。

気温は最高が27度で少し暑さは和らぐでしょう。

前日火曜日の馬場は良馬場で時計は標準くらいでした。

雨の影響はないのでうましるでは引き続き、曇りの良馬場、標準くらいの馬場を想定しながらレース予想をまとめました。

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◎本命  4 ウシュバテソーロ

オルフェーヴル
ミルフィアタッチ
母父キングカメハメハ
主な勝ち鞍ドバイワールドカップ(G1) 2023年
前走ドバイワールドカップ(G1) 2着

本命はウシュバテソーロにしました。

昨年のドバイワールドカップを勝利した日本ダート界の総大将といえる存在です。

今年7歳になりましたが、サウジカップとドバイワールドカップはどちらも2着に入線しており、年齢以上の走りを見せています。

船橋の日本テレビ盃も昨年楽勝している舞台ですし、コース適性も全く問題ありません。

今年の大目標は昨年敗れたブリーダーズカップクラシックなので、ここは明らかに叩きの一戦となります。

また、今年の日本テレビ盃は昨年よりもメンバーレベルが高いですが、それでもサウジカップとドバイワールドカップで2着の戦績は本物ですし、年齢以上にやれているのでここで強い競馬を見せてほしいです。

〇対抗  7 デルマソトガケ

マインドユアビスケッツ
アムールポエジー
母父ネオユニヴァース
主な勝ち鞍全日本2歳優駿(Jpn1) 2022年
前走ドバイワールドカップ(G1) 6着

対抗はデルマソトガケにしました。

2歳のころに全日本2歳優駿を勝利した馬で、ダート界の中心になる可能性もありましたが、それ以降は専ら海外を拠点にしていました。

海外では敗れるケースもありましたが、昨年のブリーダーズカップクラシックでは最後の直線で1頭だけ末脚を引き上げて勝ち馬ホワイトアバリオに詰め寄っているように、底力を発揮しています。

ダートの本場アメリカでもやれているのは評価したいところですが、ただ、近2戦はどちらもウシュバテソーロに先着を許していることから、ここは2番手評価にしました。

▲単穴  2 ウィリアムバローズ

ミッキーアイル
ダイアナバローズ
母父シンボリクリスエス
主な勝ち鞍東海ステークス(G2) 2024年
前走かしわ記念(Jpn1) 6着

ウィリアムバローズは単穴にしました。

脚質的には逃げも先行も差しも可能ですが、前の位置で競馬したほうが勝ち星を手にしていました。

今回は当初出走登録していた逃げ馬のライトウォーリアが回避したため主導権が握りやすくなりました。

データとあまり相性の良くない内枠ですが、ロスのない立ち回りができるという意味では悪くないでしょう。

騎乗する坂井騎手も前の競馬が上手ですし、2強に割って入れるかもしれません。

△連下 13 メイショウハリオ

パイロ
メイショウオウヒ
母父マンハッタンカフェ
主な勝ち鞍帝王賞(Jpn1) 2023年
前走帝王賞(Jpn1) 9着

メイショウハリオも抑えます。

これまでJpn1競走を3勝している実力馬で、帝王賞の連覇も達成しました。

脚質的には差しの競馬を得意としており、じりじりと長く脚を活かすことができればG1レベルでも結果を残しています。

ただ、昨年からにわかに調子を落としており、年齢における衰えも出てきたかもしれません。

実績だけなら今年のメンバーの中でも上位ですが、近年のパフォーマンスを考慮して相手までにしました。

単勝

4 ウシュバテソーロ

馬連流し

軸馬:4
相手:2、7、13

三連複フォーメーション

1頭目:4
2頭目:2、7、13
3頭目:2、7、13

日本テレビ盃2024の有力馬3頭

日本テレビ盃はJBC競走の前哨戦である【Roed to JBC】に指定されているレースですが、今年は例年以上に好メンバーがそろい、G1級のレースに期待できそうです。

今年の出走馬の中から実績上位の有力馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ウシュバテソーロ

主な勝ち鞍
  • ドバイワールドカップ (G1) 2023年
  • 東京大賞典      (G1) 2024年
  • 東京大賞典      (G1) 2023年
  • 川崎記念      (Jpn1) 2023年
  • 日本テレビ盃    (Jpn2) 2023年

昨年のドバイワールドカップを制したウシュバテソーロが今年も参戦します。

一昨年の今頃は一介のオープン馬でしたが、初めて挑んだG1東京大賞典を制すると、そこから一気に大舞台で台頭し、6歳にして本格化しました。

ドバイワールドカップはアルジリースやカントリーグラマーといった世界の強豪相手に差し切りの競馬で勝利しました。

過去にドバイワールドカップを制した日本馬にヴィクトワールピサがいますが、このときはオールウェザー(人工馬場)でダートではありません。

ウシュバテソーロはダートにおけるドバイワールドカップを初めて制した日本馬となったのです。

その後も結果を残し、今年もサウジカップとドバイワールドカップで2着入りしているように、年齢以上にやれているのも良いでしょう。

今年も昨年に引き続き日本テレビ盃から始動しますが、昨年は叩きの舞台とは言え、これまで以上に相手は楽で楽勝でした。

今年はデルマソトガケやメイショウハリオ、ライトウォーリアなどG1馬が多数参戦し、昨年より相手関係ははるかに手ごわいです。

世界最強馬に君臨したウシュバテソーロが強敵相手にどのようなパフォーマンスを見せるか注目したいです。

★評価点
・ダートの総大将
・大舞台で結果を残している
・今年も安定したパフォーマンス
・川田騎手が引き続き騎乗
・データと相性のいい58キロの馬&前走G1組

▼課題
・叩きの一戦
・昨年の日本テレビ盃よりも相手が強化された

デルマソトガケ

主な勝ち鞍
  • 全日本2歳優駿 (Jpn1) 2022年
  • UAEダービー  (G2) 2023年

メンバー最年少のデルマソトガケも有力候補でしょう。

2歳の時に全日本2歳優駿を制し、ダートの主役になろうとしていましたが、3歳になってからは海外競馬に照準を定めました。

昨年はサウジダービーで3着、UAEダービーを勝利と、世界で結果を残しています。

また、ウシュバテソーロが注目された昨年のブリーダーズカップクラシックは7番人気の低評価を覆す走りで2着入りしました。

有力候補のホワイトアバリオに1馬身差と、惜しい競馬でした。

海外で培った経験を思う存分活かしています。

今年はサウジカップとドバイワールドカップに出場しましたがどちらも5着、6着と、同レースに出走したウシュバテソーロより目立ちません。

しかし、ブリーダーズカップクラシックの内容を見る限りまだまだやれてもいい馬なので、久々の日本のダートでどれだけの競馬ができるか楽しみです。

★評価点
・海外で武者修行した4歳馬
・ルメール騎手が騎乗
・ウシュバテソーロやメイショウハリオよりも軽い斤量
・データと相性のいい前走G1組

▼課題
・久々の国内戦
・G1級のメンバーが多数そろった

メイショウハリオ

主な勝ち鞍
  • 帝王賞     (Jpn1) 2023年
  • 帝王賞     (Jpn1) 2022年
  • かしわ記念   (Jpn1) 2023年
  • マーチステークス (G3) 2022年
  • みやこステークス (G3) 2021年

帝王賞を連覇したメイショウハリオも面白いでしょう。

ウシュバテソーロと同期の馬で、一昨年の帝王賞では最有力候補の挙がったテーオーケインズを下して優勝しました。

その後、東京大賞典やフェブラリーステークスでも馬券に絡みましたし、昨年はかしわ記念を勝利、帝王賞は連覇しており、完全にダート界の中心に立ったのです。

しかし、昨年の秋ごろから調子を落としており、3連覇のかかった前走帝王賞も9着に沈んでいました。

年齢的に7歳馬なのでさすがに衰えが出ているかもしれません。

今回はJpn2競走ということでレースレベルは下がるはずでしたが、ウシュバテソーロやデルマソトガケ、ライトウォーリアが参戦したことでG1級のメンバー構成となっています。

強力な相手に現在のメイショウハリオがどこまでやれるかが最大の焦点となるでしょう。

★評価点
・帝王賞を連破した馬
・船橋でも勝利実績がある
・差しの競馬が得意
・浜中騎手が引き続き騎乗
・データと相性のいい前走Jpn1組

▼課題
・近走パフォーマンスを落としつつある

日本テレビ盃2024の穴馬2頭

日本テレビ盃は有力馬が多数参戦しますが近年は地方馬も結果を残しており、かつてほど順当には決まらなくなりました。

今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ライトウォーリア ※取消

主な勝ち鞍
  • 川崎記念 (Jpn1) 2024年

ライトウォーリアはもともと中央所属の馬でしたが、一昨年に地方に移籍しました。

移籍後は地方重賞を勝ち切っていましたが、中央競馬界にその名を轟かせるには至っていません。

しかし、今年の川崎記念は7番人気の低評価を覆す逃げ粘りを見せ、グランブリッジやアイコンテーラーといった強敵相手に先着、金星を手にしたことで中央競馬ファンにも認知されるようになったのです。

前走の帝王賞でも逃げましたが、3~4コーナーで苦しくなっていることから直線の長い大井は不向きだったかもしれません。

今回はキャリア初の船橋ですが、大井ほど直線は長くありません。

そのため、帝王賞よりはやれそうです。

川崎記念のように主導権を握って粘りの競馬ができればベストも尽くせることでしょう。

★評価点
・川崎記念で金星を手にした馬
・逃げの競馬が得意
・小回りのほうが合ってそう
・データと相性のいい斤量58キロ&前走Jpn1&中央出身の南関馬

▼課題
・相手が強力
・川崎記念のような展開に持っていけるか

ナニハサテオキ

主な勝ち鞍
  • フリオーソレジェンドC (G) 2024年

浦和競馬所属のナニハサテオキはもともと中央でデビューした馬でしたが、昨年1月に地方に転厩しています。

地方移籍後は、元中央馬のポテンシャルをフルに活かしてこれまで11戦すべてにおいて馬券に絡んでいました。

近2戦で初めて船橋ダートを経験していますが、【1-1-0-0】と崩れていないのも強みです。

また、前走フリオーソレジェンドカップは今回と同じ船橋ダート1,800mでしたが、その前の京成盃グランドマイラーズで完敗したギガキングに3馬身差で圧勝しました。

コース適性に関しては、中央の有力候補よりも高いものを秘めています。

さすがに相手は強力ですが、適性を活かした走りでベストを尽くしてもらいたいです。

★評価点
・船橋実績豊富【1-1-0-0】
・先行も差しも可能
・データと相性のいい中央出身の南関所属馬

▼課題
・相手が強力

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ここからは日本テレビ盃の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!

日本テレビ盃2024の概要

日本テレビ盃は船橋競馬場で開催される中距離ダート重賞です。

前身である南関東重賞・NTV盃が創設されたのは1954年なので、今年で70回目の開催となる、歴史の深いレースです。

もともとダート2,000mで行われていましたが、1998年にダート1,800mに距離短縮され、現在に至ります。

日本テレビ盃を制した馬にはJBCクラシックの優先出走権が与えられます。

また、アメリカ競馬の祭典であるブリーダーズカップや、JBCデーを飛んで、12月のチャンピオンズカップや東京大賞典などの始動戦としてちょうどいい時期に行われます。

そのため、中央競馬におけるオールカマーや毎日王冠同様、好メンバーがそろいやすいです。

今年は昨年のドバイワールドカップを制したウシュバテソーロを筆頭に、帝王賞を連覇したメイショウハリオやブリーダーズカップクラシックで2着入りしたデルマソトガケが出馬を表明しました。

地方勢からは今年の川崎記念で金星を挙げたライトウォーリアも参戦し、スーパーJpn2にふさわしい好メンバーがそろいました。

ほとんどの有力馬にとってここは叩きの一戦となりそうですが、前哨戦でどのようなパフォーマンスを見せてくれるか、注目したいです!

2023年 日本テレビ盃JpnII|第70回|NAR公式

日本テレビ盃2024の開催内容

開催日9月25日(水曜) 20:05発走
格付けJpn2
開催競馬場船橋競馬場 11R
コースダート1,800m
性齢3歳以上
斤量別定
1着賞金4000万円

日本テレビ盃2024が開催される船橋のダート1,800mの特徴

船橋競馬場 ダート1800mのコースで特徴を解説
日本テレビ盃のタイム
平均タイム
(過去10年)
1:55.4
レコードタイム1:47.8
(2008年 ボンネビルレコード)

船橋のダート1,800mは全長1,400mのコースを1周強回ります。

スタートは4コーナーの奥ポケットです。

最初の1コーナーまでは約454mもあるため枠の影響はそこまで見られません。

船橋競馬場は1.2コーナーと3.4コーナーそれぞれでスパイラルカーブが導入されています。

スパイラルカーブとはコーナーの入りが大きく、出口が鋭くなることで、コーナーの後半のほうがペースは上がります。

ほとんどの競馬場はどちらか片方しかスパイラルカーブがありませんが、船橋は1周のコースの間に2か所もスパイラルカーブが導入されているのが特徴的です。

向こう正面は約400mでほとんど単調な道で、3.4コーナーはスパイラルカーブ。

再びゴールに入ると、およそ300m走ってゴール板を通過します。

船橋は1周の距離こそ1,400mと小回りですが、コース全体がフラットで、しかもスパイラルカーブが2つあるからか、時計は出やすいです。

ほかの1,800mの舞台と比較しても好タイムが出やすいのが特徴で、スピードに乗りやすい馬が結果を残しています。

ただし、船橋の1,800mは年間を通してもほとんど開催されていません。

ほとんどの馬がはじめて挑む舞台になると思うので、過去の戦績を見る際は走破時計を確認しましょう。

日本テレビ盃2024の出走馬

馬番馬名性齢斤量騎手
1ソルトゴールド牡556.0大畑慧悟
2ウィリアムバローズ牡657.0坂井瑠星
3ホウオウトゥルースセ856.0岡村健司
4ウシュバテソーロ牡758.0川田将雅
5キャッスルトップ牡657.0仲野光馬
6コラルノクターン牡756.0木間塚龍馬
7デルマソトガケ牡456.0C.ルメール
8ゴールドハイアー牡656.0石崎駿
9ナニハサテオキ牡556.0森泰斗
10マイネルヘリテージ牡556.0松戸政也
11ギガキング牡656.0吉原寛人
12シンコーマーチャン牡1056.0加藤聡一
13メイショウハリオ牡757.0浜中俊

日本テレビ盃の過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2023
14ウシュバテソーロ1ドバイワールドカップ(G1)1
21テンカハル5スレイプニルステークス(OP)6
37スワーヴアラミス6フリオーソレジェンドC(G)3
2022
19フィールドセンス7スパーキングサマーカップ(G)1
26クラウンプライド3ケンタッキーダービー(G1)13
37サルサディオーネ2ビューチフルドリーマーC(G)1
2021
110サルサディオーネ2スパーキングサマーカップ(G)1
21ダノンファラオ3帝王賞(Jpn1)9
39メイショウダジン5西日本スポーツ杯(3勝)1
2020
稍重
15ロードブレス5BSN賞(L)1
212デルマルーヴル3マーキュリーカップ(Jpn3)2
32ストライクイーグル7東京記念(重賞)11
2019
稍重
111クリソベリル1ジャパンダートダービー(Jpn1)1
210ロンドンタウン4平安ステークス(G3)12
35ノンコノユメ2サンタアニタT(重賞)1
2018
稍重
16ケイティブレイブ1帝王賞(Jpn1)2
24アポロケンタッキー2帝王賞(Jpn1)11
39サウンドトゥルー3帝王賞(Jpn1)3
2017
稍重
111アポロケンタッキー4帝王賞(Jpn1)5
22サウンドトゥルー3帝王賞(Jpn1)4
310ケイティブレイブ1帝王賞(Jpn1)1
2016
111クリソベリル1ジャパンダートダービー(Jpn1)1
210ロンドンタウン4平安ステークス(G3)12
35ノンコノユメ2サンタアニタT(重賞)1
2015
17サウンドトゥルー3ジュライステークス(OP)1
26クリソライト2帝王賞(Jpn1)2
33コパノリッキー1フェブラリーステークス(G1)1
2014
18クリソライト1マーキュリーカップ(Jpn3)2
210ダノンカモン3プロキオンステークス(G3)11
32グラッツィア4阿蘇ステークス(OP)5

【配当】年々配当は上がっている

年度単勝馬連三連複三連単
2023160円1,730円3,980円10,300円
20222,870円9,790円8,040円128,040円
2021540円1,530円2,910円12,580円
2020930円1,640円18,770円108,720円
2019110円370円640円1,440円
2018190円290円260円930円
2017440円780円330円2,680円
2016180円280円170円760円
2015950円600円150円3,110円
2014140円370円550円1,400円
平均配当651円1,738円3,580円26,996円

過去10年の日本テレビ盃の配当をまとめました。

日本テレビ盃は2014年~2019年と2020年以降で大きく配当傾向が異なっています。

2019年までは固い決着が目立っており、三連単の最高配当は2015年の3,110円でした。

ところが、2020年~2022年は1番人気馬が馬券外に沈んだことや、軽視されやすい地方馬の台頭が重なっています。

2020年と2022年は地方交流重賞では珍しい三連単10万円馬券が飛び出しています。

昨年2023年は1番人気に支持されたウシュバテソーロが優勝しましたが、2着と3着には5~6番人気のテンカハルとスワーヴアラミスが入線しています。

このように、近年は人気落ちの馬が入線したことで配当妙味も高くなりました。

今年も好メンバーがそろいましたが、地方馬も有力候補はいるので、それなりの波乱に期待しても良いかもしれませんよ。

【所属】中央馬&中央出身の南関馬が強い

所属成績単勝率連対率複勝率
中央【8-10-6-15】20.5%46.2%61.5%
南関東【2-0-4-34】5.0%5.0%15.0%
その他地方【0-0-0-36】0.0%0.0%0.0%

過去10年の日本テレビ盃の勝ち馬8頭、2~3着馬16頭が中央所属の馬でした。

好走率を見ても、地方馬より中央馬のほうが成績を残していることから、他の交流重賞同様、中央所属の馬優勢です。

ただし、2019年以降は毎年地方所属馬が馬券に絡んでいました。

この6頭を見てみると、いずれも南関東所属の元中央馬でした。

南関東に移籍した中央馬は激走の可能性を秘めているうえ、近5開催すべて馬券に絡んでいるので抑えてもよいかもしれませんよ。

今年の出走馬の中で中央所属馬は4頭、元中央馬の南関所属馬も4頭いました。

中央所属馬
・ウィリアムバローズ
・ウシュバテソーロ
・デルマソトガケ
・メイショウハリオ

中央出身の南関所属馬
・ゴールドハイアー
・ナニハサテオキ
・コラルノクターン
・ホウオウトゥルース

【斤量】重たい馬ほど結果を残している

斤量成績単勝率連対率複勝率
56キロ【4-3-4-56】6.0%10.4%16.4%
57キロ【1-4-1-9】6.7%33.3%40.0%
58キロ【3-2-4-2】27.3%45.5%81.8%

過去10年の日本テレビ盃の好走馬を斤量別にまとめました。

好成績を残していたのは馬体重58キロで挑んだ馬で、【3-2-4-2】の成績でした。

勝率27%、連対率45.5%、複勝率はなんと82%と高確率で馬券に絡んでいます。

次いで好走していたのは斤量57キロだった馬は勝ち馬こそ2014年のクリソライト1頭のみでしたが、連対率と複勝率は56キロ組に勝っていました。

日本テレビ盃は重い斤量を背負った実績馬が好走傾向にありました。

今年の出走馬の中で斤量58キロの馬は1頭、57キロの馬は3頭いました。

斤量58キロ
・ウシュバテソーロ

斤量57キロ
・ウィリアムバローズ
・キャッスルトップ
・メイショウハリオ

日本テレビ盃の過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【5-0-2-3】50.0%50.0%70.0%
2番人気【1-2-3-4】10.0%30.0%60.0%
3番人気【1-6-1-2】10.0%70.0%80.0%
4番人気【1-1-1-7】10.0%20.0%30.0%
5番人気【1-1-1-7】10.0%20.0%30.0%
6番人気以下【1-0-2-62】1.5%1.5%4.6%

1番人気の信頼度はまずまず

過去10年の日本テレビ盃で1番人気は【5-0-2-3】でした。

勝率50%、複勝率70%と安定しています。

ただし、2020年~2022年は3年連続1番人気の馬は着外に沈んでいました。

昨年は1番人気に支持されたウシュバテソーロが勝利したので1番人気も調子を取り戻していますが、近4開催内に絞れば【1-0-0-3】なのであまり過信しないほうが良いかもしれません。

1~3番人気馬が安定している

過去10年の日本テレビ盃で馬券に絡んだ21頭が1~3番人気の馬でした。

4番人気以下と比較しても高確率で馬券に絡んでいることが分かります。

2020年と2023年を除いた8開催で1~3番人気の馬は2頭以上馬券に絡んでいることからも分かるように、人気を集めた馬が複数馬券に絡んでいました。

人気を見ながら予想印を検討しても良いかもしれません。

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日本テレビ盃の過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【0-2-0-6】0.0%25.0%25.0%
2枠【0-1-2-6】0.0%11.1%33.3%
3枠【0-0-1-10】0.0%0.0%9.1%
4枠【2-3-0-7】16.7%41.7%41.7%
5枠【1-1-2-11】6.7%13.3%26.7%
6枠【2-0-2-15】10.5%10.5%21.1%
7枠【2-1-2-15】10.0%15.0%25.0%
8枠【3-2-1-14】15.0%25.0%30.0%

勝ち馬はすべて4枠よりも外の馬

過去10年の日本テレビ盃の勝ち馬はいずれも4~8枠の馬でした。

中枠から外枠が有利なようです。

舞台となる船橋ダート1,800mはスパイラルカーブが設けられている関係上、スピードを落とさず立ち回れる中~外枠が有利です。

日本テレビ盃もその傾向が強いため、勝ち馬を探す際は中~外枠の馬を中心に評価したいです。

複勝率は内も中も外も差はない

過去10年の日本テレビ盃の勝ち馬はすべて4~8枠から出ていましたが、複勝率に関しては1枠25%、2枠は33%ありました。

4~8枠を見てみると、4枠こそ42%と抜けていますが、そのほかの枠は21~30%で1~2枠と差がありません。

相手候補を探す際は1~2枠も選択肢に入りそうです。

3枠のみ苦戦

過去10年の日本テレビ盃で3枠は【0-0-1-10】でした。

馬券に絡んだのは2015年のコパノリッキー1頭のみです。

過去10年の3枠の馬を見てみると、人気のある馬はそこまで多くありませんでしたが、それでも2014年のグレープブランデーは2番人気でしたが5着、2022年のノットゥルノは4番人気でしたが7着に沈んでいます。

3枠は苦戦傾向にあるので評価を下げても良いかもしれません。

今年の日本テレビ盃で3枠に入った馬はホウオウトゥルースです。

日本テレビ盃の過去10年の前走クラス別成績

前走クラス成績
G1&Jpn1【4-6-4】
G3&Jpn3【2-3-0】
L【1-0-0】
オープン【1-1-1】
地方重賞【2-0-4】
3勝クラス【0-0-1】

前走G1&Jpn1組の好走が目立つ

過去10年の日本テレビ盃の勝ち馬4頭、2~3着馬10頭が前走G1もしくはJpn1競走を使っていました。

日本テレビ盃は大舞台の始動戦ということで多数の有力馬が参戦しやすいですが、過去に大舞台に出走していた馬が好走傾向にあるようです。

今年の出走馬の中で前走がG1もしくはJpn1だった馬は4頭いました。

ウィリアムバローズ
(前走かしわ記念【Jpn1】/6着)

ウシュバテソーロ
(前走ドバイワールドカップ【G1】/2着)

デルマソトガケ
(前走ドバイワールドカップ【G1】/6着)

メイショウハリオ
(前走帝王賞【Jpn1】/9着)

以上になります。
日本テレビ盃の予想の参考にしてみてください!

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