
【阪神牝馬S2025追い切り評価/全頭診断】ボンドガールを上回るトップ評価「S」はこの馬!

阪神牝馬ステークス2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では阪神牝馬ステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
4月9日の馬場状態
美浦
この日の美浦坂路は良馬場でした。
美浦坂路の1番時計はサラサエンペラーの4F51秒9です。美浦坂路にしては出ています。
栗東
この日の栗東は坂路、ウッドともに良馬場でした。
栗東坂路の1番時計はレッドエヴァンスが記録した4F49秒6でいつも通りの高速馬場でした。
栗東ウッドの1番時計はオニマルが記録した6F76秒9です。80秒を切る馬が多数いることからいつも以上に高速馬場傾向です。
阪神牝馬ステークス2025追い切り評価/全頭診断コメント
阪神牝馬ステークス2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アルジーヌ
アルジーヌ 4月9日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.2 | 39.0 | 11.8 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.5 | 39.1 | 12.2 | 馬なり |
昨年のターコイズステークス(G3)を制したアルジーヌは栗東坂路で単走を行いました。
主戦の西村騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計54秒2-上がり1F11秒8の時計でまとめています。
前走ターコイズステークスから約4カ月間隔が空いていますが、中間追い切りは3月中旬から再開し、坂路で9本、ウッドも9本の時計を記録しています。
なお、映像はありませんが1週前の3日は栗東ウッドでポルカリズム(牝5、3勝クラス)と追い切りを行いました。
ここでも西村騎手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を5馬身追走し、6F80秒2-上がり1F10秒8の自己ベストで同時併入しています。
最終追い切りは坂路で軽めの調整でしたが、前走ターコイズステークスの時同様終始左手前で淡々と登坂しています。
中間追い切りで坂路とウッドを併用しながら本数を行った影響もあって、休み明けでも前向きな動きを見せていました。
ただ、中盤までは少し気合が乗りすぎているようにも見え、良くも悪くも行きっぷりのある姿を見せています。
それでも、1週前に馬なりで自己ベストを記録しているのは成長しているといえますし、馬体も前走ターコイズステークスの時同様の仕上がりなので、力は引き出せるでしょう。
2週続けて主戦の西村騎手が追い切りに騎乗していることから、このレースに対する意欲も感じられましたし、初めての阪神コースで出し切れるようでしたら好走にも期待できそうでした。
イフェイオン
イフェイオン 4月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.9 | 39.0 | 12.4 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(重) | 55.6 | 40.5 | 12.2 | 馬なり |
昨年のフェアリーステークス(G3)を制したイフェイオンは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、4F53秒9-上がり1F12秒4の時計で登坂しています。
前走の愛知杯(G3)から約2週間での参戦となりますが、中間追い切りは坂路で4本、ウッドで2本の時計を記録していました。いずれも軽めの追い切りです。
最終追い切りは末強めに行われましたが、間隔を詰めていることもあって動きには力強さが感じられますし、手前を替えてからも脚の回転を引き上げながら終い2F12秒7-1F12秒4の加速ラップでまとめることができました。
末強めにしては全体時計、終い時計ともに目立っていませんが、イフェイオンはもともと坂路で時計を出すタイプではないのでそこまで気にしなくても良いと思います。
ただ、前走愛知杯の1週前追い切りでは僚馬を置いていたとはいえ、末強めに追われて4F52秒6-上がり1F12秒0の自己ベストを記録していたので、その時よりも全体時計、終い時計は劣っていました。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと
仕上がりに関しては前走愛知杯の時のほうが良いかもしれません。
ウンブライル
ウンブライル 4月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 52.9 | 39.4 | 13.0 | 強め | ||
前走最終 | 美浦坂路(良) | 52.9 | 38.8 | 12.1 | 馬なり |
昨年の阪神牝馬ステークスで2着入線したウンブライルは美浦坂路で単走を行いました。
助手が騎乗し、強めに追われて全体時計52秒9上がり1F13秒0の時計でまとめています。
前走の白富士ステークス(L)から約2カ月の参戦となりますが、中間追い切りは3月12日から再開し、坂路時計が16本、ウッドで4本の時計を記録しました。
なお、映像はありませんが6日には美浦坂路でノクターン(牝3、1勝クラス)と併せており、僚馬を1馬身追走する形でゴール前にて仕掛けられ、4F54秒3-上がり1F12秒3の時計で併入、負荷を掛けました。
最終追い切りは美浦坂路で単走を行いましたが、中間追い切りで入念に調整していることから、集中力のある走りでまとめています。馬体もツヤが出ていますし、状態も良いでしょう。
舌を出しながらの登坂でしたが、馬具の効果もあったのか、集中力のある動きでほとんど持たれずに追えており、動きや馬体は好感触です。
時計面に関しても、全体時計52秒9-上がり1F13秒0は強めに追われた割には目立ちませんが、ウンブライルはもともと坂路で時計を出すタイプではありません。
ただ、前走白富士ステークスの最終追い切り時が坂路で馬なりながらも伸びていることから、前走の方がウンブライルらしい動きはできていたように思います。
まずまずといったところでしょうか。
なお、昨年の阪神牝馬ステークスは2週間前には栗東入りしていましたが、今回は直前輸送でレースに挑みます。
この選択がどう転ぶかも併せて注目したいです。
キミノナハマリア
キミノナハマリア 4月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.0 | 38.0 | 12.5 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(不良) | 54.3 | 39.0 | 12.6 | 強め |
キミノナハマリアは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒0-上がり1F12秒5の時計でまとめています。
中間追い切りは3月下旬から再開し、坂路で9本、ウッドで1本時計を残しています。
2日のウッド追いでは外ラチ沿いからゴール前で仕掛けられ、5F70秒6-上がり1F11秒2の加速ラップで終いが伸びていました。
最終追い切りは坂路で軽い調整でしたが、本線に入った直後は首を横に振る場面はあったものの、その後はほとんどフォームを崩さずに登坂できています。
道中も流れるような脚さばきでスムーズでしたし、綺麗なフォームで動くことができていました。
脚色に力強さは感じられませんでしたが、1週前に終いの伸びが確認できましたし、状態も良好でしょう。
前走の中山牝馬ステークス(G3)よりもいい仕上がりでした。
サフィラ
サフィラ 4月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.5 | 40.6 | 12.4 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.4 | 38.3 | 12.5 | 馬なり |
良血馬のサフィラは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計55秒5-上がり1F12秒4の時計でまとめています。
中間追い切りは3月20日ごろから再開し、坂路で9本、ウッドで4本の時計を記録しました。
なお、映像はありませんが1週前の2日は栗東ウッドで単走を行っており、主戦の松山騎手が騎乗して馬場の外目から一杯に追い、6F79秒1-上がり1F11秒2の自己2番目に速い時計で負荷を掛けています。
最終追い切りは坂路で軽く行いましたが、1週前に強く追ったことで後ろ脚の踏み込みに力強さが感じられます。
左手前で淡々とした動きでしたが、脚取りも軽快です。
ただ、少しぎこちなさも感じるのは休み明けも影響しているかもしれません。一回使ったほうが良化しそうです。
なお、今回の1週前にウッドで一杯⇒最終追い切りは坂路で馬なりの調整は1番人気に支持された一昨年の阪神JF(G1)と同じローテーションです。
阪神JFほどの時計は残していませんが、それでも1週前は自己2番目に速い時計を出し、調子を引き上げているようにも見えました。
最終追い切りは大きな上積みはなかったものの、なんとなくこの阪神牝馬ステークスに対する意欲も感じられたので、このレースで結果を残して大器晩成してほしいです。
ジューンオレンジ ※取消
ジューンオレンジ 4月9日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.9 | 39.1 | 12.7 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(不良) | 53.4 | 38.7 | 12.4 | 馬なり |
ジューンオレンジは栗東坂路でハリウッドパーク(牝4、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して僚馬を3馬身追走する形で一杯に追い、4F52秒6-上がり1F12秒7の時計を記録しましたが僚馬に半馬身遅れを取っています。
中間追い切りは3月下旬から再開し、坂路に特化した追い切りを7本行いました。
なお、映像はありませんが1週前の2日は栗東坂路で単走、末強めに追って4F51秒8-上がり1F12秒3の時計で負荷を掛けているものの、終いは2F12秒2-1F12秒3で若干の減速ラップとなっています。
今回は併せ馬を置いて一杯に追いましたが、追い切り映像がJRAレーシングビューア―に上がっておらず、馬体や動きの確認ができませんでした。
ただ、時計面で評価すると、一杯に追われながらも全体時計52秒6は末強めに追われた1週前より遅いです。
また、併せたハリウッドパークは先行していたとはいえ1勝クラスの馬で、しかも脚色も馬なりだったので、オープンクラスのジューンオレンジが一杯に追って届かなかったのも気になるところでした。
馬体や動きを見ていなので判断の難しいところですが、時計や併せ馬比較でみると物足りない内容でした。
スウィープフィート
スウィープフィート 4月9日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 50.1 | 36.7 | 12.0 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(重) | 51.8 | 38.0 | 12.1 | 末強め |
昨年のチューリップ賞(G2)を制したスウィープフィートは栗東坂路で単走を行いました。
今回初コンビを組む横山典弘騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計50秒1-上がり1F12秒0の自己ベストを記録しています。
前走の愛知杯(G3)から中2週の参戦となりますが、中間追い切りは坂路追いを2本消化し、現状維持に努めていました。
前走愛知杯から間髪おかずに参戦となりますが、馬なりにしては気合が入っており、終始右手前で最後まで長く脚を伸ばしています。
少し左前脚の動きが固いようにも見えましたが、強い踏み込みで登坂していますし、馬なりながらも全体時計50秒1の自己ベストを記録している点も良いです。
前走愛知杯は長期休み明けでしたがそれでも6着に善戦しており、能力の高さは健在です。
それでいて、今回は一回レースを使ったことで明らかな上積みが見られましたし、いい状態に仕上がってきています。
阪神牝馬ステークスは昨年勝利したチューリップ賞と同じ阪神マイルなのでコース適性もありますし、一回使ったことでどこまでパフォーマンスを引き出せられるか、注目したいです。
ソーダズリング
ソーダズリング 4月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.2 | 39.1 | 12.1 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 57.4 | 41.5 | 12.6 | 馬なり |
昨年の京都牝馬ステークス(G3)を制したソーダズリングは栗東坂路で単走を行いました。
今回初コンビを組む坂井騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F54秒2-上がり1F12秒1の時計でまとめています。
中間追い切りは3月20日ごろから再開し、坂路に特化した追い切りを11本行っています。
最終追い切りも軽めに調整が行われましたが、終始右手前の追い切りで淡々とした動きを見せています。
身体もほとんどもたれはありませんし、バランスの良い動きを見せていました。
時計や動きに派手さはありませんでしたが、折り合いを確認する意味では問題のない動きです。
大きな上積みはありませんが、馬体もまとまっていますし、この馬なりに好調といえるでしょう。
タガノエルピーダ
タガノエルピーダ 4月9日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 82.3 | 66.9 | 52.1 | 36.8 | 11.0 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(良) | 83.8 | 67.0 | 52.1 | 37.3 | 11.3 | 馬なり |
前走の斑鳩ステークス(3勝クラス)を制したタガノエルピーダは栗東のウッドチップコースで昨年のホープフルステークス(G1)を優勝し、今年の皐月賞において人気の一角になるであろうクロワデュノール(牡3、オープン)とヤマニンシュラ(牡3、1勝クラス)と3頭併せを行いました。
前走に引き続きコンビを組む団野騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目からクロワデュノールよりを5馬身半ほど先行する形で一杯に追い、6F82秒3-上がり1F11秒0の時計を刻みましたが、クロワデュノールに交わされ半馬身の遅れをとっています。
中間追い切りは3月20日ごろから再開し、坂路でキャンターを10本、ウッドで5本の時計を記録しました。
なお、映像はありませんが1週前の2日にも栗東ウッドで追い切りを行い、このときはドンパッショーネ(牡3、オープン)と併せています。
このときは助手が騎乗し、外ラチ沿いから僚馬より1馬身半先行する形で直線強めに追われ、6F84秒2-上がり1F11秒4の時計で半馬身先着しました。
最終追い切りは3頭併せの最内から立ち回りましたが、少し首を引きながらも集中力のある動きを見せています。
直線では手前を替えてからは少し加速に時間がかかりましたが、真ん中から追ったクロワデュノールが並ぶと、ペースを引き上げて終い2F11秒6-1F11秒0で加速しています。
もっとも、最後はクロワデュノールに交わされていました。
ペースアップに時間がかかったものの、終いは加速ラップでまとめることができているのは悪くありません。
3歳馬のクロワデュノールには遅れを取りましたが、クロワデュノールは今年の皐月賞における注目株なので気にしなくて良いでしょう。
映像はありませんが2週前の26日もウッドコースで6F84秒3から2F11秒5-1F11秒0の好時計を記録していることから、今回は中間、最終追い切りともに終いを意識した伸びが確認できました。
過去の時計を見てみると、終い1F11秒0でまとめたケースはないので、直線一気の競馬となれば力を引き出せるかもしれません。
オープン入り初戦の一戦となり、久々に強敵相手と戦うことになりますが、案外面白そうな1頭に感じます。
ドゥアイズ
ドゥアイズ 4月9日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 82.9 | 66.4 | 51.0 | 36.5 | 11.3 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(良) | 84.4 | 67.6 | 52.7 | 37.6 | 11.3 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(良) | 68.1 | 52.9 | 37.4 | 11.3 | 馬なり |
善戦マンのドゥアイズは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
加藤騎手が追い切りに騎乗(レース当日は鮫島克駿騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から馬なりで追って6F82秒9-上がり1F11秒3の時計でまとめています。
今年の京都金杯(G3)から3カ月近く間隔が空きましたが、中間追い切りは3月23日から再開し、ウッドに特化した追い切りを5本行っています。
このうち、1週前の2日にも加藤騎手騎乗の元、栗東ウッドで単走を行っており、このときは馬場の真ん中から一杯に追って6F84秒4-上がり1F11秒3の時計で負荷を掛けていました。
道中は首を少し引き気味に追われており、直線に入ってからもリズムよく走破しました。
ただ、一杯に追われた割に全体時計84秒4は遅く、久々の影響もあって俊敏さはありません。
強く負荷を掛けたので最終追い切りまでにどこまで良化しているかが焦点となるでしょう。
最終追い切りは栗東ウッドで軽めに調整を行いましたが、1週前に負荷を掛けたこともあって、脚さばきは軽快になり、身体の使い方も柔らかさが感じられます。
なによりも、1週前が一杯に追って6F84秒4でしたが今回は馬なりで6F82秒9に短縮していることから、1週前に強く追って良化しているのは間違いないでしょう。
好走した昨年のヴィクトリアマイル(G1)時よりも状態は良さそうなので、初重賞制覇にも期待してよいのではないでしょうか。
ドナベティ
ドナベティ 4月9日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.8 | 38.3 | 12.6 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(重) | 53.3 | 38.1 | 12.8 | 馬なり |
ドナベティは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗し、末強めに追われて4F53秒8-上がり1F12秒6の時計でまとめています。
前走の愛知杯(G3)から中2週の参戦となりますが、中間追い切りは坂路で2本の追い切りを行っています。
最終追い切りは末強めに追い切りを行いましたが、少し首の使い方が不安定で、前脚の使い方も脚幅が大きいです。
終いも2F12秒6-1F12秒6と持続力のある脚を見せていますが、それでも末強めにしては時計が目立ちません。
走法にやや硬さが見られ、内容としてはやや物足りなさが残る印象でした。
ビヨンドザヴァレー
ビヨンドザヴァレー 4月9日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.7 | 37.8 | 12.1 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東CW(不良) | 81.4 | 65.7 | 50.6 | 36.3 | 11.4 | 強め |
昨年のターコイズステークス(G3)で2着入線したビヨンドザヴァレーは栗東坂路で単走を行いました。
主戦の菱田騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F52秒7-上がり1F12秒1の時計でまとめています。
中間追い切りは3月中旬から再開し、坂路で18本、ウッドで1本の時計を記録しました。いずれも馬なりです。
最終追い切りは坂路で馬なりでしたが、左手前で淡々とした動きを見せていますし、リズムよく動けています。
手前替えもスムーズでしたし、手前替えしてからは脚の使い方も良くなっています。
時計はそこまで目立つものではありませんが、伸びのある動きは好感触でした。
好走した2走前のターコイズステークス(G3)の最終追い切りが馬なりで4F52秒9-1F12秒6なので、その時よりも時計が出ているのも良いでしょう。
いい仕上がりです。
ヒルノローザンヌ
ヒルノローザンヌ 4月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.4 | 38.7 | 12.3 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.9 | 40.6 | 12.9 | 一杯 |
今年の新春ステークス(3勝クラス)を勝利したヒルノローザンヌは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、4F53秒4-上がり1F12秒3の時計でまとめています。
中間追い切りは3月中旬から再開し、坂路で12本、ウッドでキャンターを8本行っていました。
なお、映像はありませんが1週前の2日は栗東坂路で一杯に追い、4F52秒2-上がり1F12秒2の自己ベストで負荷を掛けていました。
最終追い切りは坂路で末強めの追い切りを行いましたが、少し頭はやや右に向いているものの、淡々とした動きでまとめています。
そこまで良化しているかというと微妙なところで、終いもそこまで伸びていません。ただ、もともと坂路で時計を出すタイプではないのでそこまで気にしなくても問題ないと思います。
踏み込みもそこまで力強くありませんが、1週前に一杯に追って自己ベストを記録しているのは良いですし、現状でもこの馬なりに良化してそうでした。
ボンドガール
ボンドガール 4月9日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 56.4 | 40.6 | 12.6 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦坂路(良) | 55.3 | 40.4 | 12.6 | 馬なり |
有力候補のボンドガールは栗東坂路で単走を行いました。
藤懸騎手が追い切りに騎乗(レース当日は武豊騎手が騎乗)し、馬なりで4F56秒4-上がり1F12秒6の時計でまとめています。
中間追い切りは3月中旬ごろから再開し、坂路で8本、ウッドで4本の時計を記録しています。
なお、映像はありませんが1週前の2日には栗東ウッドで単走を行い、馬場の真ん中から末一杯に追って4F52秒1-上がり1F11秒2の時計で負荷を掛けています。
なお、ボンドガールは関東馬ですが、今回は関西のレースということで、早めに栗東入りして直前輸送のリスクを回避しています。
いつ栗東入りしたかは確認が取れませんでしたが、3月29日には栗東ウッドで時計が確認できているので、それまでに関西入りしていました。
最終追い切りは坂路で軽めの調整でしたが、道中頭を上げながらの追い切りで力みが見られます。
ただ、体幹は安定していますし、馬なりでも後ろ脚はキックバックが豊富で力強さが感じられました。
時計は出していませんが、1週前に一杯に追ったのでソフトな仕上げでも問題ないでしょう。
もう少し精神的な落ち着きがあればなお良かったものの、2着に入線した前走の東京新聞杯(G3)の追い切りも序盤に頭を上げていて気性はあまり良くない中で、レースでは素晴らしいパフォーマンスを披露していることから、現状でも力を引き出せそうです。
ラヴァンダ
ラヴァンダ 4月9日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.1 | 37.7 | 12.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 51.6 | 37.5 | 12.4 | 馬なり |
飛び級で挑むラヴァンダは栗東坂路でタガノマカシヤ(牡3、1勝クラス)と併せました。
田中健騎手が追い切りに騎乗(レース当日は岩田望来騎手が騎乗)し、僚馬を3馬身追走する形で馬なりの追い切りを行い、4F52秒1-上がり1F12秒3の時計で同時併入しています。
前走から中3週となりますが、中間追い切りは今月に入ってから再開し、坂路でキャンターを3本、ウッドで馬なりの追い切りを1本行いました。
最終追い切りも馬なりの調整でしたが、全体を通して頭はやや高いです。
少し折り合いは難しそうですし、ハミ受けもあまり良くなさそうでした。
※ハミ受け:競走馬がジョッキーの手綱からの支持を受け入れてくれる状態のこと
脚の回転は機敏ですし、力強さもありますが、少し走法も不安定でしたし、もう少し良化の余地がありそうです。
及第点までとします。
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阪神牝馬ステークス2025追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | ビヨンドザヴァレー |
A | アルジーヌ スウィープフィート タガノエルピーダ ドゥアイズ ボンドガール |
B | イフェイオン ウンブライル キミノナハマリア サフィラ ソーダズリング ヒルノローザンヌ ラヴァンダ |
C | ジューンオレンジ ※取消 ドナベティ |
D | |
E(測定不能) |
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阪神牝馬ステークス2025追い切り映像
阪神牝馬ステークス2025の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。
阪神牝馬ステークス2025の最終予想
阪神牝馬ステークス2025の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。
