【エプソムC2025追い切り評価／全頭診断】上位人気の〝アノ馬〟に最高評価「Ｓ」

エプソムカップ2025追い切り評価／全頭診断になります。
当記事ではエプソムカップの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

エプソムカップ2025追い切り評価／全頭診断コメント

エプソムカップ2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からＳ→Ａ→Ｂ→Ｃ→Ｄ→Ｅ(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

エヒト

エヒト　5月7日(水)　評価Ｅ(測定不能)
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(重)			52.8	37.3	11.6	馬なり
前走最終	栗東坂路(良)			50.5	36.6	12.1	一杯

重賞馬のエヒトは栗東坂路でジャスパーソレイユ(牡3、1勝クラス)と2頭併せを行いました。

レースで騎乗する古川吉洋騎手が追い切りに騎乗し、僚馬を3馬身半追走する形で馬なり追いを行い、全体時計52秒8-上がり1F11秒6の時計で半馬身先着しました。
※僚馬(りょうば)：同じ厩舎に所属する馬のこと

中間追い切りは4月下旬から再開し、坂路に特化した追い切りを6本行っています。

最終追い切りは坂路で僚馬と併せて調整を行いましたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が公開されていなかったので馬体や動きの確認が取れませんでした。

追い切りも馬なりということで出していませんし、どれだけの内容だったのか判断しがたいです。

情報量が少ないため、ここはE評価(測定不能)とさせていただきます。

カラテ

カラテ　5月7日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(重)			53.6	38.9	12.4	馬なり
前走最終	栗東坂路(良)			54.6	39.0	12.4	馬なり

最年長のカラテは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒6-上がり1F12秒4の時計で軽くまとめています。

中間追い切りは前走大阪杯(G1)の翌週から再開しており、坂路で21本、ウッドでキャンターを4本行い、入念な調整がされています。

なお、映像はありませんが1週前の1日には栗東坂路でマリアナトレンチ(牡5、オープン)と追い切りを行いました。

このときは荻野極騎手が騎乗(レース当日は杉原騎手が騎乗)し、僚馬を2馬身半追走する形で一杯に追われ、全体時計52秒2-上がり1F12秒1の時計で僚馬に半馬身先着しました。

最終追い切りは馬場の真ん中からの追い切りでしたが、1週前に一杯に追った影響もあって、馬なりでも気持ちの乗った動きができています。

踏み込みにも力強さが感じられますし、キャリアが豊富なだけあっていい動きでした。

ただ、これまでの最終追い切りと違って掛かり気味でしたし、少し年齢的な影響もあるかもしれません。

年齢のわりに馬体も締まっていますし状態は良さそうですが、大きな上積みはなさそうでした。

キョウエイブリッサ

キョウエイブリッサ　5月7日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦坂路(重)			53.8	38.5	12.9	馬なり
前走最終	美浦坂路(稍重)			53.9	38.8	12.3	馬なり

前走の幕張ステークス(3勝クラス)を勝利したキョウエイブリッサは美浦坂路でシーズオブホープ(牡5、1勝クラス)と併せました。

前走に引き続きコンビを組む津村騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで僚馬を3馬身半追走し、全体時計53秒8-上がり1F12秒9の時計で僚馬に1馬身先着しました。

中間追い切りは3月末ごろから再開しており、坂路で31本の追い切りを行っていました。

最終追い切りは坂路で追い切りを行いましたが、馬なりでも力のこもった脚取りで動けており、状態は良いでしょう。

ただ、終いが2F12秒5-1F12秒9の減速ラップなので使える脚は長くありませんでした。

前走幕張ステークスの最終追い切りの終い時計が2F12秒7から1F12秒3で加速してまとめているので、差し馬らしく加速ラップでまとめてほしかったです。

相手関係を見ても悪くないですし、2週続けて津村騎手が騎乗していることからメイチで仕上げていると思いますが、もう少し突き抜けていたら良かったです。

クルゼイロドスル

クルゼイロドスル　5月7日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(重)			52.9	38.3	12.6	馬なり
前走最終	栗東坂路(良)			54.5	40.0	12.4	馬なり

昨年の関越ステークス(OP)を勝利したクルゼイロドスルは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計52秒9-上がり1F12秒6の時計で軽くまとめています。

前走の中山記念(G2)から約2か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは4月10日ごろから行っており、坂路で9本、ウッドでキャンターを7本行いました。

なお、映像はありませんが1週前の2日にも坂路で強めに追われ、全体時計50秒2-上がり1F12秒4の自己2番目に速い時計を記録しています。

最終追い切りは内側からの追い切りでしたが、道中頭が安定しておらず、もう少し集中力が欲しいところです。

手前を替えてからは終い2F-1F12秒6で長く脚を維持していますが、いい時期ほど時計は出していませんでした。

正直なところ、あまり目立ちませんでしたが、1週前に強く追って自己2番目に速い時計を記録しているので、追えば力は発揮できそうです。

最終追い切りはあまり目立ちませんでしたが、追えば動けそうなのでB評価とします。

コレペティトール

コレペティトール　5月7日(水)　評価Ｃ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(重)			52.1	38.4	13.1	一杯
前走最終	栗東坂路(良)			50.8	37.7	12.9	一杯

昨年の京都金杯(G3)を勝利したコレペティトールは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して一杯に追い、全体時計52秒1-上がり1F13秒1の自己ベストで強く負荷を掛けています。

中間追い切りは3月下旬ごろから再開し、坂路に特化した追い切りを27本行っていました。

最終追い切りは坂路で一杯に追い切りを行いましたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が公開されていなかったので、動きや馬体の確認は取れませんでした。

時計に関して見てみると、一杯に追って全体時計52秒1はこの馬からしたらまずまずです。

ただ、終いは2F12秒3から1F13秒1で減速しており、使える脚は長くなさそうです。

前走福島民報杯(L)の追い切り時と比較しても今回の方が時計は出ていないので本調子かというと少し微妙な感じがします。

コントラポスト

コントラポスト　5月7日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(重)	84.0	67.8	53.6	38.3	11.4	馬なり
1週前	美浦南W(良)	82.4	66.1	51.1	36.7	11.1	馬なり
前走最終	美浦南W(不良)		69.2	53.6	38.6	11.6	馬なり

前走のダービー卿チャレンジトロフィー(G3)で2着入線したコントラポストは美浦のウッドチップコースでギャラクシーナイト(牡6、オープン)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで僚馬より3馬身先行し、6F84秒0-上がり1F11秒4の時計で同時併入しています。

1週前の1日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはトーセンエスクード(牡5、3勝クラス)と2頭併せを行っています。

菊沢騎手が追い切りに騎乗(レース当日は田辺騎手が騎乗)し、馬場の外目から馬なりで僚馬を4馬身半追走し、6F82秒4-上がり1F11秒1の時計で同時併入しました。

僚馬の内側からの追い切りでしたが、全体を通してスピード感ある動きができていますし、脚さばきもスムーズです。

直線に入ってからは僚馬トーセンエクスードに並ばれて併入でしたが、バランスの良い動きができていました。

脚取りに力強さは感じられませんでしたが、それでもスピードに乗った動きができている点は好感が持てます。

最終追い切りも美浦ウッドで併せ馬を置いて調整を行いました。

ここは僚馬の外側から立ち回りましたが、少し首の動作が大きいものの、最後は馬なりでも終い2F12秒7-から1F11秒4の時計で鋭く伸びて、先に抜け出したギャラクシーナイトを捉えて併入できました。

1週前と比較するとやや無駄がありましたが、それでも終いの伸びは良かったです。

ここも脚取りは軽めでしたが、現在の超高速馬場傾向にある東京コースとはかみ合いそうでしたので、良馬場なら評価を上げたいです。

シュトラウス

シュトラウス　5月7日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(重)	82.6	66.2	51.9	37.6	11.7	馬なり
1週前	美浦南W(良)	82.0	65.3	50.5	36.6	11.4	馬なり
前走最終	美浦南W(良)	83.7	68.3	54.0	39.8	12.3	馬なり

両親ともにG1馬のシュトラウスは美浦のウッドチップコースでザロック(セ4、1勝クラス)と併せました。

主戦の北村宏司騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を11馬身追走し、6F82秒6-上がり1F11秒7の時計で半馬身先着しています。

1週前の30日も美浦ウッドで単走の追い切りを行っており、このときも馬場の真ん中から馬なりで追って6F82秒0-上がり1F11秒4の時計を記録しています。

前走から3カ月以上間隔が空きましたが、素質馬ということもあって道中は推進力のある動きを見せています。

直線に入って手前を替えてからは終い3F12秒8-2F12秒4-1F11秒4の時計で段階的に加速していますし、長く脚を伸ばすことができました。

久々でも太目感はありませんし、いい動きを見せています。

最終追い切りは美浦ウッドで併せ馬を置いて調整を行いましたが、1週前と比較すると頭が左を向いていて掛かり気味です。

しかしながら、直線では僚馬に馬体を合わせるように迫ってあっさり交わしているように、ポテンシャルの高い動きを見せていました。

気性難は相変わらずですが、1週前は落ち着いた走りを見せていることから少しずつキャリアを重ねて大人になっているように感じます。

2週続けて北村騎手が追い切りに騎乗していることからも、この馬に対する思いが感じられましたし、出し切れれば重賞初制覇にも期待できるでしょう。

ジューンテイク

ジューンテイク　5月7日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(重)			54.5	39.8	12.3	馬なり
前走最終	栗東坂路(良)			56.9	39.1	11.9	末強め

骨折明けで約8か月ぶりのレースとなるジューンテイクは栗東坂路でカフジテトラゴン(牝6、3勝クラス)と併せました。

主戦の藤岡佑介騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで僚馬を7馬身追走し、全体時計54秒5-上がり1F12秒3で同時併入しています。

中間追い切りは4月中旬ごろから再開し、坂路で10本、ウッドで8本の時計を残しています。

なお、映像はありませんが今月3日には栗東坂路でペプチドソレイユ(牡5、オープン)と併せており、僚馬を3馬身追走する形で一杯に追われて全体時計50秒6-上がり1F12秒6の自己ベストで同時併入していました。

最終追い切りは坂路で僚馬の後ろから追走しましたが、久々3日に強く追った影響もあるのか、久々でも気持ちのこもった動きで登坂していました。

ただ、頭の位置は安定しておらず、前走神戸新聞杯(G2)のときほど仕上がっているようには感じません。

それでも、1週前に一杯に追って自己ベストを記録しているので追えば動ける可能性はありそうです。

骨折明けにしては悪くない仕上がりですが、個人的には前走神戸新聞杯の時の方が気配は感じられました。

セイウンハーデス

セイウンハーデス　5月7日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(重)			53.7	38.8	12.0	強め
1週前	栗東CW(良)	78.3	64.2	50.2	35.8	11.4	一杯
前走最終	栗東坂路(良)			52.8	38.3	11.9	馬なり

2年前の七夕賞(G3)の勝ち馬であるセイウンハーデスは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して強めに追い、全体時計53秒7-上がり1F12秒0の時計で負荷を掛けています。

1週前の30日は栗東ウッドでNHKマイルカップ(G1)に出走するパンジャタワー(牡3、オープン)と2頭併せを行いました。

主戦の幸騎手が追い切りに騎乗し、外ラチ沿いから僚馬より3馬身半先行する形で一杯に追い、6F78秒3-上がり1F11秒4の時計を記録しましたが、僚馬に1馬身遅れを取りました。

3頭併せのもっとも外側から追い切りを行いましたが、一杯に追われたこともあって直線入りの段階から気合が乗っています。

馬体を大きく使ってストライドの利いた走りもできていますし、久々でも力強いパフォーマンスを見せました。

終いは2F11秒0から1F11秒4で減速していますし、併せたパンジャタワーの時計が目立った追い切りでしたが、セイウンハーデスも馬場の外目から立ち回って6F78秒3は数値以上に優秀です。

強く追ったことで最終追い切りまでの良化に期待したいです。

最終追い切りは坂路で強めに追い切りを行いましたが、右手前で一定のリズムを刻みながら登坂しました。

強く追われた割に全体時計53秒7は目立ちませんが、一定のリズムを刻みながらフォームを安定して追えている点は良いでしょう。

最終追い切りはそこまで抜けた動きではありませんでしたが、1週前追い切りが好時計＆好馬体でまとめているので状態は良いでしょうし、勝利実績のある東京コースでどれだけパフォーマンスを引き出せるのか、注目したいです。

ダノンエアズロック

ダノンエアズロック　5月7日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(重)			52.5	37.5	11.9	馬なり
1週前	美浦南W(良)		65.5	50.2	35.6	10.8	G前仕掛け
前走最終	美浦坂路(重)			54.9	39.6	12.5	馬なり

昨年のプリンシパルステークス(L)を勝利したダノンエアズロックは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追い、4F52秒5-上がり1F11秒9の時計でソフトな調整を行っています。

1週前の1日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはNHKマイルカップ(G1)に出走するサトノカルナバルともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。

佐々木騎手が追い切りに騎乗(レース当日はレーン騎手が騎乗)し、馬場の真ん中からサトノカルナバルを2馬身追走する形でゴール前にて仕掛けられ、5F65秒5-上がり1F10秒8の時計でサトノカルナバルと併入しています。

3頭併せの最内から追い切りを行いましたが、他馬と比較しても肩の発汗が目立っています。

ただ、動きそのものはきびきびとしていましたし、直線に入ってからはじりじり脚を引き上げ、最後はサトノカルナバルと併せて併入でした。

ゴール前に促されたとはいえ、久々でも終い2F11秒5-1F10秒8でキレのある末脚を見せているのは評価したいです。

併せたサトノカルナバルは馬なりだったので僚馬比較でみるとやや劣るかもしれませんが、それでも時計は優秀でしたし、しっかりと負荷を掛けることができたのではないでしょうか。

最終追い切りはウッドコースで軽めの単走を行いましたが、1週前ほど汗はかいておらず、道中器用にコーナーを周回し、直線に入ってからも跳ぶような走りで最後は2F112秒2-1F11秒9で加速しながらまとめています。

馬なりでしたがここ一番で追えていますし、気持ちも前向きです。

時計も動きも良かったので久々でもベストを発揮できるのではないでしょうか。

ディープモンスター

ディープモンスター　5月7日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(重)	80.0	64.7	50.9	36.2	10.8	一杯
前走最終	栗東坂路(稍重)			55.0	39.3	11.9	末一杯

ディープモンスターは栗東のウッドチップコースでディープインパクトのラストクロップであるオープンファイア(牡5、3勝クラス)と併せました。

道口騎手が追い切りに騎乗(レース当日はM.ディー騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から僚馬を5馬身半追走する形で一杯に追い、6F80秒0-上がり1F10秒8の時計で鋭く伸び、僚馬にアタマ差先着しました。

中間追い切りは4月下旬から再開しており、坂路で6本、ウッドで1本の時計を記録しています。

なお、映像はありませんが1週前の30日にウッド追い切りを行っており、このときはバハルダール(牡6、オープン)と併せました。

荻野極騎手が騎乗し、馬場の外目から僚馬を1馬身追走する形で強めに追われ、7F97秒5-6F80秒9-上がり1F11秒0の時計で僚馬に半馬身先着しています。

最終追い切りは僚馬の内側から追い切りを行いましたが、頭がやや高くて脚取りにも固さが見られます。

ただ、直線に入って追われてからは追い出しの態勢に入り、最後は終い2F11秒5から1F10秒8の好時計で鋭く伸び、迫るオープンファイアを退けて先着できました。

中盤まではそこまで目立つ動きではありませんが、終いの伸びはディープモンスターらしかったですし、年齢以上の追い切りができていたのは良かったです。

7歳馬ですがまだまだ出し切れそうでした。

デビットバローズ

デビットバローズ　5月7日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(重)	81.7	66.8	52.2	37.1	11.1	馬なり
1週前	栗東CW(良)	85.1	68.8	53.2	38.2	11.9	馬なり
前走最終	栗東CW(不良)	81.3	66.0	51.1	36.4	11.4	馬なり

前走の大阪城ステークス(L)を制したデビットバローズは栗東のウッドチップコースでリチャードバローズ(牡4、2勝クラス)と併せました。

前走でコンビを組んだ岩田望来騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を3馬身追走し、6F81秒7-上がり1F11秒1の時計を記録しましたが僚馬にアタマ差遅れました。

1週前の30日は栗東のウッドチップコースでNHKマイルカップ(G1)に出走するヤンキーバローズと2頭併せを行いました。

上村調教師自ら騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を2馬身追走し、7F96秒4-6F80秒1-上がり1F11秒3の時計で同時併入しています。

僚馬の内側から追い切りを行いましたが、久々でも馬体は整っていますし、無駄のない動きでまとめています。

最後はヤンキーバローズと併入されましたが、ヤンキーバローズは一杯に追われていたのに対し、こちらは馬なりだったので差はないでしょう。

僚馬比較でみてもしっかり動けていましたし、時計も出している点も好感触でした。

最終追い切りは栗東ウッドでリチャードバローズと2頭併せを行っています。

ここも僚馬の内側からの追い切りでしたが、1週前同様きびきびとした脚取りで動けていますし、馬体も充実していますね。

最後は僚馬に遅れを取りましたが、併せたリチャードバローズは強めに追われていたのに対し、デビットバローズは馬なりだったのでそこまで気にしなくても良いでしょう。

その中で、馬なりながらも終いは2F11秒7から1F11秒1でペースを引き上げていますし、スピードに乗った動きができていました。

2週続けていい動きでしたし、馬体も仕上がっているので好仕上がりでレースに挑めそうです。

ドゥラドーレス

ドゥラドーレス　5月7日(水)　評価Ｓ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦坂路(重)			53.0	39.2	12.5	G前仕掛け
1週前	美浦南W(良)	80.9	64.6	50.1	36.0	11.0	強め
前走最終	栗東坂路(良)			52.5	37.8	12.4	一杯

小倉日経賞(OP)を勝利したドゥラドーレスは美浦坂路でグロッシェン(牡4、3勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して僚馬を1馬身追走する形でゴール前にて仕掛けられ、全体時計53秒0-上がり1F12秒5の時計で同時併入しています。

1週前の1日に美浦ウッドでグロッシェンともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

杉原騎手が追い切りに騎乗(レース当日はルメール騎手が騎乗)し、馬場の真ん中からグロッシェンを3馬身半追走する形で強めに追い、6F80秒9-上がり1F11秒0の自己ベストを記録しましたが僚馬に半馬身遅れてしまいました。

3頭併せの最内からの追い切りでしたが、久々でも力強い脚さばきで動けています。

手前を替えてからもじりじり脚を伸ばし、終盤に杉原騎手が強く追ってからはそれに応えるように脚を伸ばして終い2F11秒8-1F11秒0の加速ラップでまとめることができました。

今回は3か月ぶりのレースでしたが、馬体も引き締まっていましたし、鞍上との折り合いもぴったりです。

時計も自己ベストでしたし、充実した内容でした。

最終追い切りは坂路でグロッシェンと併せています。

ここもゴール前に仕掛けられて強めの追い切りでしたが、道中集中力のある動きで力いっぱい動けていますし、馬場を掻き込むような動きで力強さも感じられます。

全体時計53秒0はそこまで目立ちませんが、それでも自己2番目に速いですし、最後まで加速ラップでまとめることができたのも好感触です。

2週続けてしっかり追えているので状態も万全でしょう。

いい仕上がりでした。

トップナイフ

トップナイフ　5月7日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(重)	82.9	67.2	52.5	37.2	11.0	一杯
前走最終	栗東CW(良)	83.7	68.8	53.5	38.1	11.7	馬なり

シルバーコレクターのトップナイフは栗東のウッドチップコースでアメージングハナビ(牝3、未勝利)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を半馬身追走する形で一杯に追い、6F82秒9-上がり1F11秒0の時計を記録し、僚馬に2馬身先着しました。

今回は約半年ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは先月頭ごろから再開し、坂路で16本、ウッドで15本の時計を記録しました。

なお、映像はありませんが1週前の30日には栗東ウッドでマテンロウアレス(セ7、3勝クラス)と併せ馬を行っています。

このときも助手が騎乗し、馬場の外目から僚馬を2馬身半追走する形で稍一杯に追われて、6F79秒7-上がり1F11秒7の自己ベストタイ記録で僚馬にはクビ差先着しました。

僚馬の外側から追い切りを行いましたが、半年ぶりでも馬体は仕上がっていますし、中間追い切りで入念に乗り込んだ影響もあるのか、道中も器用に立ち回ることができました。

馬なりでしたが直線に入ってからもピッチの利いた走りでぐいぐい加速し、終い2F11秒5-1F11秒0でまとめています。

全体時計82秒9はそこまで目立ちませんが、馬体や動きはとても良かったので久々でも好仕上がりでした。

実績のない東京コースですが、どこまで出し切れるのか注目したいです。

トーセンリョウ

トーセンリョウ　5月7日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦坂路(重)			54.0	39.3	13.2	馬なり
1週前	美浦坂路(良)			53.2	38.2	12.1	強め
前走最終	美浦坂路(重)			53.6	38.9	12.6	強め

前走の大阪城ステークス(L)で2着入線したトーセンリョウは美浦坂路でフクチャンヒメ(牝3、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬なりで僚馬を4馬身追走し、4F54秒0-上がり1F13秒2の時計で僚馬に半馬身先着しています。

1週前の30日は美浦坂路でフクチャントウメイ(牡4、2勝クラス)と併せています。

このときも助手が騎乗し、僚馬を2馬身半追走する形で強めに追い切りを行い、4F53秒2-上がり1F12秒1の時計で同時併入しています。

はじめは少し掛かり気味でしたが、本線に入ってからは前方に頭を向けながら追い切り態勢に入りました。

強めの追い切りということもあって僚馬と並走しながら少しでも前に行こうとしていましたし、最後は終い2F12秒8-1F12秒1の時計で伸びているのも良いでしょう。

気持ちも乗っていましたし、上積んでいるように見えました。

最終追い切りも坂路で併せ馬を置いて追い切りを行いました。

1週前に強く追ったためここは馬なりでしたが、道中の手前替えもスムーズでしたし、淡々とした動きで走破しています。

手前替えの際に何か馬具のようなものを落としていますが、その後はバランスの良い脚取りでまとめました。

終いは2F12秒9-1F13秒2で減速していますが、1週前に強く追って加速ラップでまとめているので、追えばいつでも動けるでしょう。

良化の気配が伺えるのでこの馬なりに力を引き出せそうです。

ビーアストニッシド

ビーアストニッシド　5月7日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦坂路(重)			56.5	41.7	13.1	馬なり
前走最終	美浦坂路(稍重)			55.4	39.8	12.3	馬なり

中1週でレースに挑むビーアストニッシドは美浦坂路で単走を行いました。

レースで騎乗する西村太一騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計56秒5-上がり1F13秒1の時計で軽くまとめています。

前走のマイラーズカップ(G2)から中1週ということで中間追い切りは坂路でキャンターが2本のみとなっています。

最終追い切りは外ラチ沿いからの追い切りでしたが、前走レースから間隔が短いこともあって後ろ脚の踏み込みに力強さが感じられます。

ただ、全体時計56秒5-終い1F13秒1は前走最終追い切りよりも遅いです。

動きやフォームは良いものの、時計面を見る限り、前走の方が仕上がりは良く見えました。

メイショウチタン

メイショウチタン　5月7日(水)　評価Ｃ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(重)			52.4	39.0	12.9	馬なり
前走最終	栗東坂路(良)			51.5	38.1	13.0	末強め

今年の東京新聞杯(G3)で台風の目となったメイショウチタンは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗し、馬なりで4F52秒4-上がり1F12秒9の時計で軽くまとめています。

今回は約1か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは坂路で2本のみで本数は控えめでした。

外ラチ沿いから淡々とした動きを見せていましたが、四肢は機敏に動いていますし力強さもありますが、ところどころ斜行する場面があり、馬なりでも安定感は欠けています。

時計面を見ても、そこまで目立ちませんし、終いも2F12秒7-1F12秒9で減速していました。

今年の東京新聞杯が目立たない内容でも3着だったので、追い切り以上のパフォーマンスを発揮する可能性はありますが、最終追い切りを見る限りそこまで目立った仕上がりではなさそうです。

ラケマーダ

ラケマーダ　5月7日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(重)			54.1	38.0	11.6	G前仕掛け
1週前	栗東CW(良)	86.5	70.3	54.2	38.6	12.0	末強め
前走最終	連闘のため中間軽め

連闘で挑んだ小倉大賞典(G3)で3着入線したラケマーダは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の外目からゴール前にて仕掛けられ、4F54秒1-上がり1F11秒6の時計で負荷を掛けています。

前走から約2か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは4月下旬から再開し、坂路で11本、ウッドで1本の時計を残しています。

なお、映像はありませんが1週前の30日も栗東ウッドで単走を行い、馬場の外目から末強めに追われて6F86秒5-上がり1F12秒0の時計で負荷を掛けています。

最終追い切りもウッドでゴール前の仕掛けを行い、強く追われましたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が上がっていなかったので、動きや馬体は確認が取れませんでした。

時計に関しては4Fおいで終いが2F12秒1-上がり1F11秒6なので指示通りの動きはできていますが、ものすごく時計を出しているわけではありませんでした。

ただ、決して時計を出していないわけでもないです。

判断が難しいところですが、時計を見る限りはまずまず仕上がっていると思われます。

エプソムカップ2025追い切り評価ランキング

評価	馬名
Ｓ	ドゥラドーレス
Ａ	コントラポスト シュトラウス セイウンハーデス ダノンエアズロック デビットバローズ トップナイフ
Ｂ	カラテ キョウエイブリッサ クルゼイロドスル ジューンテイク トーセンリョウ ディープモンスター ビーアストニッシド ラケマーダ
Ｃ	コレペティトール メイショウチタン
Ｄ
Ｅ(測定不能)	エヒト

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エプソムカップ2025の最終予想

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