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【阪神ジュベナイルフィリーズ2025予想】騎手で買いたい〝トップ3〟はこちら!

阪神ジュベナイルフィリーズ2025騎手予想記事のアイキャッチ画像

当記事では阪神ジュベナイルフィリーズ2025の過去10年の騎手データをまとめています。

競馬の勝ち負けは【馬の力7割:騎手の力3割】と言われています。

馬の力だけではなく騎手の腕もレースの勝敗を左右しており、騎手は競馬において欠かせない存在なのです。

阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年のデータから、好走騎手と好走馬を導き出し、阪神ジュベナイルフィリーズ2025で買いたい騎手予想トップ3を公開しています。

目次(読みたい項目をタップ)

阪神ジュベナイルフィリーズ2025で買いたい騎手予想トップ3

1位 アランカール×北村友一騎手

今回コンビを組むアランカールとは2戦2連対で連対率は100%です。

北村友一騎手自身、阪神JFでは鬼門と言われる逃げの競馬をレシステンシアと成し遂げていました。

クロノジェネシスでも2着入りしているように、素質馬では高いパフォーマンスを残しているので、良血のアランカールとのコンビならここでの激走にも期待できそうです。

北村友一騎手のおすすめポイント
  • 過去10年の成績は【1-1-0-3】
  • アランカールとのコンビは連対率100%
  • 新馬戦は早めの仕掛けで押し切っている

2位 マーゴットラヴミー×武豊騎手

武豊騎手は過去10年の阪神JFで【0-0-1-4】でした。

複勝率は20%なので決して高い水準ではありません。

ただし、5着以内には4回も入線しており、掲示板入線率に関しては80%と高いレベルで安定しています。

かみ合えば馬券内に飛び込んでくるかもしれません。

武豊騎手のおすすめポイント
  • 複勝率20%だが掲示板入線率は80%
  • 人気馬で安定して掲示板入りしている
  • 今回テン乗り騎乗するマーゴットラヴミーも人気の一角になりそう

3位 ギャラボーグ×川田将雅騎手

川田騎手は過去10年の阪神JFで【1-1-0-2】、連対率50%は今回の出走想定騎手の中でもっとも高いです。

これまでギャラボーグに2戦騎乗して2連対しています。

新馬戦は稍重も響いて2着でしたが、前走良馬場で開催された未勝利戦はしっかり勝利しているのは好印象でした。

人馬の相性も良いですし、スローからの決め手で出し切れているので、終い勝負になるようでしたら力を引き出せそうです。

川田将雅騎手のおすすめポイント
  • 今年の出走騎手の中でもっとも連対率が高い
  • ギャラボーグとの相性も良い【1-1-0-0】
  • 後継ラップになれば末脚を引き出せそう

阪神ジュベナイルフィリーズ2025の出走馬と騎手

馬名性齢斤量想定騎手
アランカール牝255.0北村友一
アルバンヌ牝255.0坂井瑠星
アンヘリータス牝255.0未定
イヌボウノウタゴエ牝255.0酒井学
ウィングブルー牝255.0斎藤新
ギャラボーグ牝255.0川田将雅
コスモレッド牝255.0F.ジェルー
サンブライト牝255.0横山武史
ショウナンカリス牝255.0池添謙一
スウィートハピネス牝255.0高杉吏麒
スターアニス牝255.0松山弘平
スタニングレディ牝255.0和田竜二
タイセイフレッサ牝255.0未定
タイセイボーグ牝255.0西村淳也
ノアールビーナス牝255.0未定
バースデイフライト牝255.0古川吉洋
ヒズマスターピース牝255.0藤岡佑介
フロムレイブン牝255.0吉村誠之助
ホワイトオーキッド牝255.0西塚洸二
マーゴットラヴミー牝255.0武豊
マルガ牝255.0未定
ミツカネベネラ牝255.0津村明秀
メイプルハッピー牝255.0岩田康成
ラスティングスノー牝255.0菱田裕二
レディーゴール牝255.0松若風馬
ローズカリス牝255.0田口貫太

阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年の騎手データ

騎手成績単勝率連対率複勝率
川田将雅【1-1-0-2】25.0%50.0%50.0%
北村友一【1-1-0-3】20.0%40.0%40.0%
岩田康成【0-0-1-2】0.0%0.0%33.3%
横山武史【0-0-1-2】0.0%0.0%33.3%
武豊【0-0-1-4】0.0%0.0%20.0%
藤岡佑介【0-0-1-4】0.0%0.0%20.0%
松山弘平【0-0-0-7】0.0%0.0%0.0%
和田竜二【0-0-0-7】0.0%0.0%0.0%
池添謙一【0-0-0-5】0.0%0.0%0.0%
古川吉洋【0-0-0-4】0.0%0.0%0.0%
坂井瑠星【0-0-0-3】0.0%0.0%0.0%
松若風馬【0-0-0-3】0.0%0.0%0.0%
田口貫太【0-0-0-2】0.0%0.0%0.0%
西村淳也【0-0-0-2】0.0%0.0%0.0%
菱田裕二【0-0-0-2】0.0%0.0%0.0%
斎藤新【0-0-0-1】0.0%0.0%0.0%
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素質馬に騎乗すると強い川田将雅騎手

過去10年の川田将雅騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2022リバティアイランド11
2019リアアメリア16
2017リリーノーブル32
2015デンコウアンジュ27

過去10年の阪神JFで川田将雅騎手は4回騎乗し、2回連対しています。

好走したのは2022年のリバティアイランドと2017年のリリーノーブルのもので、リバティアイランドは言わずと知れたのちの牝馬三冠馬です。

リリーノーブルも翌年桜花賞とオークスで馬券に絡んだ実力馬ですが、オークスの後に剥離骨折が判明し、調整したものの最終的には引退しています。

残りの2頭も1~2番人気に支持されていましたが、リアアメリカは翌年ローズステークスこそ勝利していますが、G1の舞台では目立ちませんでした。

デンコウアンジュは古馬になってから2つの重賞を制し、ヴィクトリアマイルでも2着入りしていますがかみ合うタイミングが難しい馬でムラ駆けするタイプです。

安定した人気馬に騎乗した際、川田騎手の手腕は光っていました。

今年は抽選対象馬のギャラボーグに騎乗します。

過去10年で唯一逃げ切り勝利した北村友一騎手

過去10年の北村友一騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2024ジャルディニエ1310
2020インフィナイト414
2019レシステンシア41
2018クロノジェネシス22
2017ラテュロス96

過去10年の阪神JFで北村友一騎手は5回騎乗して【1-1-0-3】でした。

好走したのは2019年のレシステンシアと2018年のクロノジェネシスで、レシステンシアでは逃げ切りで勝利しています。

過去10年の阪神JFにおいて、逃げ馬の成績は【1-0-0-9】と低いですが、唯一逃げ切りで勝利したのは評価できるでしょう。

もう1頭の好走馬であるクロノジェネシスはのちにグランプリレースを3連勝している実力馬なので素質を考えたら驚きません。

それでも、データ面で不利と言われる逃げで勝ち切ったのは評価したいですし、今年の騎手の中では信頼できそうです。

今年は良血のアランカールに騎乗します。

3回騎乗して1回3着入線している岩田康成・横山武史騎手

過去10年の岩田康成騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2020ジェラルディーナ87
2019エレナアヴァンティ1415
2015ブランボヌール33
過去10年の横山武史騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2023コラソンビート23
2022ウンブライル315
2020ウインアグライア1313

過去10年の阪神JFで岩田康成騎手と横山武史騎手はともに【0-0-1-2】でした。

3回に1回好走しており、複勝率は33%と、相手候補としては悪くありません。

騎乗した馬を見てみると、好走した馬はどちらも2~3番人気に支持されていました。

人気馬に騎乗した際は好走に期待できるかもしれません。

今年は岩田康成騎手がメイプルハッピーに、横山武史騎手はサンブライトに騎乗しますが両方とも週明けの時点で抽選対象馬です。

なお、過去10年以前にさかのぼると岩田康成騎手の通算成績は【0-1-1-8】で、2003年には10番人気のヤマニンアルシオンで逃げ残りの2着に入線しています。

5回騎乗して1回3着入りしている藤岡佑介・武豊騎手

過去10年の藤岡佑介騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2024ジューンエオス1715
2020ポールネイロン918
2019クラヴァシュドール33
2018ローゼンクリーガー1312
2017ハイヒール1716
過去10年の武豊騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2024リリーフィールド1212
2021ウォーターナビレラ43
2020メイケイエール34
2019ヤマカツマーメイド75
2018シェーングランツ34

過去10年の阪神JFで藤岡佑介騎手と武豊騎手はどちらも【0-0-1-4】でした。

3着が1回のみで決して安定していません。

ただし、武豊騎手の着外を見てみると、4回のうちの3回が4~5着なので、掲示板入線率は80%と安定しています。

藤岡佑介騎手に関しても、好走したクラヴァシュドールは3番人気でしたが、着外の馬はいずれも9番人気以下だったので馬質も影響しているでしょう。

競走馬次第では巻き返しがあるかもしれません。

今年は藤岡佑介騎手が赤松賞を制したヒズマスターピースに、武豊騎手は白菊賞を制したマーゴットラヴミーに騎乗します。両機種ともテン乗りです。

ちなみに、過去10年以前をさかのぼると、藤岡佑介騎手の通算成績は【0-1-1-10】、武豊騎手は【1-2-4-18】でした。

7回すべて着外の松山弘平・和田竜二騎手

過去10年の松山弘平騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2024ランフォーヴァウ1011
2023サフィラ14
2022ムーンプローブ1417
2021ベルクレスタ56
2020サルビア148
2019オータムレッド1211
2015ウインミレーユ1315
過去10年の和田竜二騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2023スプリングノヴァ1114
2022キタウイング814
2021スタティスティクス98
2020ナムラメーテル1815
2019スウィートメリナ1614
2017コーディエライト613
2016ヴゼットジョリー65

過去10年の阪神JFで松山弘平騎手と和田竜二騎手は7回騎乗していましたが両騎手ともすべて着外に敗れていました。

両騎手ともそこまで人気馬に騎乗する頻度は多くありませんでしたが、松山騎手は2023年に1番人気に支持されたサフィラに騎乗しましたが4着です。

和田騎手は過去10年内の馬はいずれも人気がありませんでしたが、過去10年以前も含めると、2014年に1番人気に支持されたロカや2013年に2番人気に支持されたホウライアキコもいましたが着外に敗れています。

また、和田騎手は歴代で15回騎乗していましたがすべて着外に沈んでいるので相性は悪いといわざるを得ません。

今年は松山騎手が中京2歳ステークスで2着のスターアニスに、和田騎手はスタニングレディに騎乗しますが、騎手成績を考えると高く評価しづらいです。

4~5回騎乗で着外の池添謙一・古川吉洋騎手

過去10年の池添謙一騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2024ショウナンザナドゥ24
2019ルーチェデラヴィタ916
2018メイショウショウブ76
2016サトノアリシア77
2015メイショウスイヅキ1112
過去10年の古川吉洋騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2024ミーントゥビー187
2023テリオスルル1711
2018メイショウケイメイ1711
2015ペプチドサプル94

過去10年の阪神JFで池添謙一騎手は5回騎乗してすべて着外、古川吉洋騎手は4回騎乗したものの着外でした。

池添騎手は2024年度に2番人気のショウナンザナドゥに騎乗していましたが、4着に敗れているように、あまり成績は良くないです。

対して、古川騎手がこれまで騎乗した4頭はいずれも穴馬でしたが、2015年のペプチドサブルでは4着入りしていました。

3着のブランボヌールとはクビ差だったので展開次第で馬券内もあったかもしれません。

両騎手とも複勝率は0%ですが、穴馬を好走に導いた古川騎手の方が信頼しやすいです。

今年は池添騎手がショウナンカリスに、古川騎手は抽選対象馬のバースデイフライトに騎乗します。

ちなみに、過去10年以前まで遡ると、池添騎手は【1-1-0-11】で、古川騎手は【1-0-0-5】でした。

池添騎手は2007年のトーホルピーで、古川騎手は1998年のアインブライドで優勝しています。

3回騎乗で着外は2名

過去10年の坂井瑠星騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2024ミストレス68
2023ドナベティ138
2022ラヴェル411
過去10年の松若風馬騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2020エイシンヒテン711
2018ウインゼノビア1013
2016ショーウェイ1013

過去10年の阪神JFで坂井瑠星騎手と松若風馬騎手は3回騎乗しましたが、すべて着外に敗れていました。

両騎手ともそこまで実力のある馬に騎乗しているわけではありません。

坂井騎手のラヴェルは当時4番人気で11着に敗れていますが、その後のレースを振り返ると中距離の方が結果を残しているのでマイルは短かった可能性があります。

両騎手とも馬質次第で巻き返しもあるかもしれません。

今年は坂井騎手がサフラン賞を制したアルバンヌに、松若騎手はレディーゴールに騎乗します。両騎手ともテン乗りです。

2回未満騎乗で着外は4名

過去10年の田口貫太騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2024モズナナスター159
2023ニュージェネラル1617
過去10年の西村淳也騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2023ナナオ812
2020ルクシオン1610
過去10年の菱田裕二騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2022ハウピア1816
2015アドマイヤリード69
過去10年の斎藤新騎手騎乗馬の成績
年度馬名人気着順
2022ドゥーラ66

過去10年の阪神JFで1~2回騎乗して着外だった騎手は以下の4名です。(かっこは今回騎乗馬)

・田口貫太騎手(ロードカリス)
・西村淳也騎手(タイセイボーグ)
・菱田裕二騎手(ラスティングスノー)
・斎藤新騎手(ウィングブルー)

いずれの騎手も人気のない馬に騎乗していたので、競走馬質も着外に影響していると考えられます。

ドゥーラやアドマイヤリードのようにのちにG1で結果を残している馬もいますが、この当時はそこまで本格化していなかったと考えて良いでしょう。

馬質次第では巻き返しもありそうです。

なお、菱田騎手のラスティングスノーと斎藤騎手のウィングブルーは週明けの時点で競走除外候補です。

初騎乗は5名

過去10年の阪神JFで一度も騎乗がなかったのは以下の5名です。(かっこは今回の騎乗馬)

・F.ジェルー騎手(コスモレッド)
・高杉吏麒騎手(スウィートハピネス)
・吉村誠之助騎手(フロムレイブン)
・西塚洸二騎手(ホワイトオーキッド)
・津村明秀騎手(ミツカネベネラ)

このうち、津村騎手のみ2012年にサンブルエミューズに騎乗していました(結果は8着)。

それ以外の4名はここが人生初の阪神JFの参戦となります。

ただし4名とも騎乗馬はすべて抽選対象馬となっているので、出走できるかどうかは運否天賦です。

阪神ジュベナイルフィリーズ2025の出走人馬のコンビ成績と評価

馬名騎手成績単勝率連対率複勝率
アランカール北村友一【2-0-0-0】100.0%100.0%100.0%
アルバンヌ坂井瑠星【0-0-0-0】
アンヘリータス未定【0-0-0-0】
イヌボウノウタゴエ酒井学【0-0-0-0】
ウィングブルー斎藤新【1-1-0-0】50.0%100.0%100.0%
ギャラボーグ川田将雅【1-1-0-0】50.0%100.0%100.0%
コスモレッドF.ジェルー【0-0-0-0】
サンブライト横山武史【1-0-0-0】100.0%100.0%100.0%
ショウナンカリス池添謙一【0-2-0-0】0.0%100.0%100.0%
スウィートハピネス高杉吏麒【1-1-0-0】50.0%100.0%100.0%
スターアニス松山弘平【1-1-0-1】33.3%66.7%66.7%
スタニングレディ和田竜二【0-0-0-0】
タイセイフレッサ未定【0-0-0-0】
タイセイボーグ西村淳也【0-0-0-0】
ノアールビーナス未定【0-0-0-0】
バースデイフライト古川吉洋【0-0-0-0】
ヒズマスターピース藤岡佑介【0-0-0-0】
フロムレイブン吉村誠之助【0-0-0-0】
ホワイトオーキッド西塚洸二【1-0-0-0】100.0%100.0%100.0%
マーゴットラヴミー武豊【0-0-0-0】
マルガ未定【0-0-0-0】
ミツカネベネラ津村明秀【1-1-0-0】50.0%100.0%100.0%
メイプルハッピー岩田康成【0-0-0-0】
ラスティングスノー菱田裕二【0-0-0-0】
レディーゴール松若風馬【0-0-0-0】
ローズカリス田口貫太【2-1-0-2】40.0%60.0%60.0%

アランカール×北村友一騎手 評価S

デビュー戦からコンビを組んでどちらも勝利しています。

印象的なのが福島芝1,800mで開催された新馬戦で、スタートで出遅れて最後方からの競馬となりながらも2コーナーで早めに押し上げて3コーナー入り口の時点で3番手まで押し上げると、最後まで脚を伸ばして勝利しました。

相手が楽だったのも事実ですが、かなり早い位置からポジションを上げつつ、最後まで突き抜けられたのは北村騎手の判断があったからでしょう。

新馬戦は好印象の競馬でしたし、再びこのコンビでレースを見られるのが楽しみです。

ウィングブルー×斎藤新騎手 評価B

これまで2回騎乗してどちらも連対しています。

前走の未勝利戦は福島ダート1,700mでしたが中枠から好発を切って先頭に立つと、3~4コーナーで他馬が迫りつつも、直線で再び引きはがして独走でした。

レースメイクや立ち回りも無駄がなかったですし、最小限の走りで好走しているのが印象的です。

ただ、下した相手はそこまで手ごわい馬がいなかったので、相手に恵まれた可能性もあります。

現状、まずまずといったところでしょうか。

ギャラボーグ×川田将雅騎手 評価A

デビューから2戦すべてで騎乗し、通算成績は【1-1-0-0】です。

どちらもスローからの上がり勝負の中で、前走の未勝利戦では上がり33秒0の末脚で勝利しています。

どちらもスローからの上がり勝負だったので展開が恵まれたのは事実ですが、しっかり結果を残して仕事しているのは良いでしょう。

初のマイルで忙しくなると思いますが、その中でうまくギャラボーグの良さを引き出してほしいです。

サンブライト×横山武史騎手 評価B

前走中山芝1,600mで開催された新馬戦を勝利していますが、ここは出負けしたものの、内枠発走が功を奏して上手く先行し、経済コースを回りながら勝利しています。

恐らく外枠を引いていたら中段以降の競馬になったと思いますし、最後の伸びを見てもキレはなさそうだったので、馬券外に敗れていた可能性は高いです。

前走の勝利は枠に恵まれたといえるでしょう。

ショウナンカリス×池添謙一騎手 評価A

前々走のすずらん賞からコンビを組んでいます。

前走のファンタジーステークスは時々ふらつきもありましたが、中団外目から早めに動きつつ、大外に回して2着入りしました。

勝ち馬フェスティバルヒルとクビ差なので、もう少しシャープに立ち回れたら勝ち負けもあったと思いますが、気性面で難しそうな馬を上手く操縦して惜しい競馬迄導けたのは良かったです。

収得賞金の加算にも貢献していますし、現状好相性の騎手といえるでしょう。

スウィートハピネス×高杉吏麒騎手 評価A

デビューからの2戦で騎乗し、どちらも連対しています。

出走した2戦はどちらも京都芝1,600mのもので、キレのある末脚は持っていませんが、持久力のある走りで好走しており、京都巧者の高杉騎手の手腕でつかんだ結果といえるでしょう。

スウィートハピネスにとって今回は初めての阪神ですが、スウィートハピネスの良さを上手く引き出していることから、コンビ相性は良好です。

スターアニス×松山弘平騎手 評価A

新馬戦こそ5着でしたが、近2戦はどちらも後続を突き放して圧倒しています。

特に中京2歳ステークスはキャンディードに敗れたものの、勝ち馬と同タイムの1分19秒4で走破し、その前の未勝利戦も強敵相手に7馬身以上差を付けて勝利しています。

近2戦はどちらも強い競馬ですし、未勝利戦は出遅れながらもすぐにリカバーして押し切っているのは松山騎手の選択がはまったといえます。

現状、良いコンビです。

ホワイトオーキッド×西塚洸二騎手 評価B

阪神芝1,600mで開催された新馬戦では、馬群の外目から脚を伸ばし、残り200mの地点で加速して勝利しました。

今回と同じコースでしっかり脚を使って勝っているのは良いでしょう。

ただ、下した相手はそこまで強くなかったですし、若手の西塚騎手が騎乗していたため、他馬よりも斤量の恩恵がありました。

現状、実力の判断はし難いです。

ミツカネベネラ×津村明秀騎手 評価A

デビューから2戦すべてで騎乗し、通算成績は【1-1-0-0】です。

どちらも終い1Fで鋭い伸びを見せて勝利していますが、前走アルテミスステークスはタフな馬場でもしっかり脚を伸ばして結果を残しています。

馬の力が大きい感じもしますが、加速しやすい外目に持ち出してミツカネベネラをサポートできたのは津村騎手の良さといえるでしょう。

良いコンビです。

ローズカリス×田口貫太騎手 評価B

デビューからすべてのレースで騎乗して通算成績は【2-1-0-2】です。

逃げの競馬を得意としており、連対した3戦はいずれもレースを引っ張って好走しています。

ただ、前走の兵庫ジュニアグランプリは他馬に先を行かせて2番手となりましたが、直線で失速してしまいました。

ラップタイムがないので判断しがたいですが、上がりタイムが41秒3に加えて上位勢を差し馬が占めていることから、脚質的に厳しいものがありました。

コンビ相性自体はまずまずです。

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阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年の乗り替わりデータ

前走から成績単勝率連対率複勝率
継続騎乗【8-6-6-65】9.4%16.5%23.5%
乗り替わり【2-4-4-83】2.2%6.5%10.8%
乗り替わりで馬券に絡んだ馬と騎手
年度着順馬名騎乗騎手
20241アルマヴェローチェ岩田望来
3テリオスララM.デムーロ
20232ステレンボッシュC.ルメール
20222シンリョクカ木幡初也
20203ユーバーレーベンM.デムーロ
20192マルターズディオサ田辺裕信
20181ダノンファンタジーC.デムーロ
3ビーチサンバ福永祐一
20162リスグラシュー戸崎圭太
3レーヌミノル蛯名正義
今回の乗り替わり騎手と馬
馬名今回騎乗騎手前回騎乗騎手
アルバンヌ坂井瑠星C.ルメール
イヌボウノウタゴエ酒井学横山武史
コスモレッドF.ジェルー高杉吏麒
スタニングレディ和田竜二津村明秀
タイセイボーグ西村淳也佐々木大輔
バースデイフライト古川吉洋和田竜二
ヒズマスターピース藤岡佑介荻野極
フロムレイブン吉村誠之助松山弘平
マーゴットラヴミー武豊菱田裕二
メイプルハッピー岩田康成亀田温心
ラスティングスノー菱田裕二西村淳也
ディーゴール松若風馬団野大成

継続組の方が好走率は高い

過去10年の阪神JFで馬券に絡んだ20頭が前走からの継続騎乗でした。

継続組は好走数だけではなく好走率でもおり替わり組よりも高い水準にあります。

馬券予想の際は前走からの継続組に注目したいです。

阪神ジュベナイルフィリーズの過去10年のテン乗りデータ

成績単勝率連対率複勝率
【2-3-4-70】2.5%6.3%11.4%
※テン乗り=初めて騎乗すること
テン乗りで馬券に絡んだ馬と騎手
年度着順馬名騎乗騎手
20241アルマヴェローチェ岩田望来
3テリオスララM.デムーロ
20232ステレンボッシュC.ルメール
20222シンリョクカ木幡初也
20203ユーバーレーベンM.デムーロ
20181ダノンファンタジーC.デムーロ
3ビーチサンバ福永祐一
20162リスグラシュー戸崎圭太
3レーヌミノル蛯名正義
今回のテン乗り騎手と馬
馬名今回騎乗騎手前回騎乗騎手
アルバンヌ坂井瑠星C.ルメール
イヌボウノウタゴエ酒井学横山武史
コスモレッドF.ジェルー高杉吏麒
スタニングレディ和田竜二津村明秀
タイセイボーグ西村淳也佐々木大輔
バースデイフライト古川吉洋和田竜二
ヒズマスターピース藤岡佑介荻野極
フロムレイブン吉村誠之助松山弘平
マーゴットラヴミー武豊菱田裕二
メイプルハッピー岩田康成亀田温心
ラスティングスノー菱田裕二西村淳也
ディーゴール松若風馬団野大成

乗り替わり騎手のほとんどがテン乗り騎手

過去10年の阪神JFで馬券に絡んだ10頭が前走からの乗り替わりでしたが、このうち、2019年のマルターズディオサを除いた9頭がテン乗り騎乗でした。

この時期は短期外国人騎手の来日や、キャリアがそもそも少ないことから乗り替わりがテン乗りになるケースが多いですが、テン乗り騎手の好走事例も多々見られます。

乗り替わり組はテン乗りでも評価を下げる必要はありません。

なお、今年は週明けの時点で乗り替わり騎手が12名いますが、すべてテン乗り騎乗となります。

阪神ジュベナイルフィリーズ2025追い切り評価

金曜日に更新予定になります。

阪神ジュベナイルフィリーズ2025の最終予想

阪神ジュベナイルフィリーズ2025の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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