【アンタレスステークス2023予想】斤量は重いほどチャンス!?有力馬3頭を紹介!
アンタレスステークス2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータと傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
アンタレスステークス2023の概要
アンタレスステークスは阪神競馬場で開催される古馬のダート中距離重賞です。
レース名の「アンタレス」とはさそり座のα座の意味で、星の名前をレース名に使う阪神競馬場らしい冠名です。
アンタレスステークスはG3競走ですが、中央競馬場にはダートの重賞が多くありません。
そのため、G1級の馬でもこのレースから始動して、その後の大舞台に向かう馬も多いです。
例えば、昨年のオメガパフュームはすでにG1タイトルを手にしていましたが、ここをステップに帝王賞の舞台に向かいました。
一昨年の勝ち馬テーオーケインズはこの時点では重賞タイトルを手にしていないオープン馬でしたが、ここを制したのちに挑んだチャンピオンズカップで劇的なパフォーマンスを見せて完勝しています。
アンタレスステークスはG1馬にとっても非重賞馬にとっても将来性のあるレースなのです。
今年はG1馬こそ不在ですが、重賞馬や条件戦からオープン入りしたての馬など、各路線から有力馬が多数参戦しています。
ここからダートの大舞台に向かう馬はどの馬でしょうか?
うましるでは2~3月に開催されていた2013年~2017年の期間も含めた過去10年のデータをまとめました。
アンタレスステークス2023の開催内容
開催日 | 4月16日(日曜) 15:30発走 |
格付け | G3 |
開催競馬場 | 阪神競馬場 阪神11R |
コース | ダート1,800m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | 別定 |
1着賞金 | 3800万円 |
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アンタレスステークス2023が開催される阪神のダート1,800mの特徴
スタート地点 | スタンド前坂の手前 |
コース | 右回り |
1周の距離 | 1,518m |
直線距離 | 352.7m |
高低差 | 1.6m |
フルゲート | 16頭 |
阪神のダート1,800mのスタート地点はスタンド前です。
スタート直後、いきなり阪神名物の急な上り坂を駆け上がりそこから1.2コーナーに向かいます。
スタート直後こそ急傾斜でしたがそこを過ぎてしまえば、しばらくは平たんな道のりです。各馬はペースを落としながらレースを進行します。
短い向こう正面を過ぎたら3.4コーナーに入ります。
3.4コーナーは1.2コーナーより大きな造りとなっていますが極端に大回りというわけではありません。
そのためスローでカーブしたいところですが、4コーナーに差し掛かる位置がラスト3ハロンなので各馬はペースを引き上げます。
最後の直線は約352mです。
直線入りこそ下り傾斜ですがラスト200mでスタート直後に駆け上がった急坂が再び待ち受けています。
結果的にはこの急こう配を2度駆け上がることになるのです。
坂を乗り越えたらゴールはすぐそこですよ。
阪神のダート1,800mはスタート直後の急勾配のため、時計がかかりやすい印象を受けますが、ダートコースゆえ内ラチ沿いを確保したほうが好走しやすいためポジション争いが発生し、全体時計を見るとハイペースになりやすいです。
しかし、コーナーさえ通過してしまえばペースダウンしてゆったりする展開になりやすいです。
上がり3ハロンを見ても極端にペースアップすることはありません。
なぜなら、最後の直線上に急坂があるからです。
同地方にある京都競馬場が高速決着になるのに対し、阪神は急勾配を2度も駆け上がるため、持久力が試されやすいです。
求められる要素はスタミナとパワーで、このふたつを兼ねそろえている馬に注目したいです。
阪神のダート1,800mはここをチェック!
- スタミナとパワーが求められる
- 外枠が有利
- まくりも決まりやすい
- 関西騎手が強い
アンタレスステークス2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | カフジオクタゴン | 牡4 | 58.0 | 吉田隼人 |
2 | メイショウカズサ | 牡6 | 58.0 | 池添謙一 |
3 | ゲンパチルシファー | 牡7 | 58.0 | 酒井学 |
4 | キタノリューオー | 牡5 | 57.0 | 松若風馬 |
5 | ダイメイコリーダ | 牡6 | 57.0 | 北村友一 |
6 | サンライズホープ | 牡6 | 58.0 | 幸英明 |
7 | ケイアイパープル | 牡7 | 58.0 | 藤岡康太 |
8 | フルデプスリーダー | 牡6 | 58.0 | 西村淳也 |
9 | ヴァンヤール | 牡5 | 57.0 | 荻野極 |
10 | ゴールドハイアー | 牡5 | 57.0 | 和田竜二 |
11 | キングズソード | 牡4 | 57.0 | 岩田康誠 |
12 | プロミストウォリア | 牡6 | 59.0 | 鮫島克駿 |
13 | ロードブレス | 牡7 | 58.0 | 川須栄彦 |
14 | オセアダイナスティ | 牡5 | 57.0 | 浜中俊 |
15 | パワーブローキング | 牡4 | 57.0 | 大野拓弥 |
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アンタレスステークスの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2022 | 1 | 8 | オメガパフューム | 2 | 東京大賞典(G1) | 1 |
良 | 2 | 13 | グロリアムンディ | 1 | 名古屋城S(OP) | 1 |
3 | 10 | ニューモニュメント | 13 | 名古屋城S(OP) | 3 | |
2021 | 1 | 4 | テーオーケインズ | 1 | 名古屋城S(OP) | 1 |
重 | 2 | 8 | ヒストリーメイカー | 2 | マーチステークス(G3) | 2 |
3 | 14 | ロードブレス | 6 | 名古屋大賞典(Jpn3) | 3 | |
2020 | 1 | 8 | ウェスタールンド | 3 | ダイオライト記念(Jpn2) | 2 |
稍重 | 2 | 11 | アナザートゥルース | 7 | マーチステークス(G3) | 1 |
3 | 4 | クリンチャー | 2 | マーチステークス(G3) | 2 | |
2019 | 1 | 9 | アナザートゥルース | 6 | 名古屋大賞典(Jpn3) | 3 |
稍重 | 2 | 4 | グリム | 2 | 名古屋大賞典(Jpn3) | 1 |
3 | 3 | ロンドンタウン | 3 | マーチステークス(G3) | 2 | |
2018 | 1 | 1 | グレイトパール | 1 | 平安ステークス(G3) | 1 |
不良 | 2 | 15 | ミツバ | 3 | 名古屋大賞典(Jpn3) | 2 |
3 | 13 | クインズサターン | 5 | マーチステークス(G3) | 2 | |
2017 | 1 | 10 | モルトベーネ | 3 | 名古屋大賞典(Jpn3) | 4 |
良 | 2 | 4 | ロンドンタウン | 6 | マーチステークス(G3) | 4 |
3 | 5 | ロワジャルダン | 8 | 東海ステークス(G2) | 14 | |
2016 | 1 | 9 | アウォーディー | 1 | 名古屋大賞典(Jpn3) | 1 |
良 | 2 | 16 | アスカノロマン | 3 | フェブラリーS(G1) | 3 |
3 | 2 | サージェントバッジ | 5 | 総武ステークス(OP) | 13 | |
2015 | 1 | 13 | クリノスターオー | 6 | チャンピオンズC(G1) | 8 |
良 | 2 | 3 | アジアエクスプレス | 1 | 名古屋大賞典(Jpn3) | 2 |
3 | 4 | ナムラビクター | 2 | 東海ステークス(G2) | 11 | |
2014 | 1 | 10 | ナムラビクター | 2 | 仁川ステークス(OP) | 1 |
良 | 2 | 1 | トウショウフリーク | 5 | ダイオライト記念(Jpn2) | 2 |
3 | 12 | ニホンピロアローズ | 1 | ダイオライト記念(Jpn2) | 1 | |
2013 | 1 | 10 | ホッコータルマエ | 1 | 名古屋大賞典(Jpn3) | 1 |
良 | 2 | 8 | ニホンピロアワーズ | 2 | ジャパンカップD(G1) | 1 |
3 | 4 | ハートビートソング | 3 | 東海ステークス(G2) | 7 |
【年齢】単勝率は5歳馬。連軸には4歳&6歳馬も有力
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 【2-1-4-30】 | 5.4% | 16.2% | 18.9% |
5歳 | 【5-1-2-20】 | 17.9% | 21.4% | 28.6% |
6歳 | 【1-3-6-35】 | 2.2% | 8.9% | 22.2% |
7歳 | 【1-2-1-27】 | 3.2% | 9.7% | 12.9% |
8歳 | 【1-0-0-13】 | 7.1% | 7.1% | 7.1% |
9歳以上 | 【0-0-0-5】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年のアンタレスステークスの好走馬を年齢別にまとめました。
勝ち馬がもっとも多いのは5歳馬でこれまで5勝しています。
5歳馬は単勝率のみならず連対率、複勝率でも全年齢でトップでした。
4歳&6歳馬は合計で3頭の勝ち馬がでていました。
単勝率は1桁ですが、複勝率になると4歳馬で19%、6歳馬も22%と悪くありません。
7.8歳馬からもそれぞれ1頭ずつ勝ち馬がでていますが、複勝率を見ると4~6歳馬に見劣ります。
また、馬券に絡んだ7歳以上の馬は5頭いますがいずれも1~5番人気以内に支持された馬でした。
アンタレスステークスは5歳馬を中心に4~6歳馬から予想するのがよさそうです。
7歳以上の馬を選択する場合は人気を集めている馬に限ったほうがよいでしょう。
今年の出走馬で7歳以上の馬は3頭いました。
【斤量】重いほどチャンスはある
斤量 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
56キロ | 【5-3-6-94】 | 4.6% | 7.4% | 13.0% |
57キロ | 【4-4-2-23】 | 12.1% | 24.2% | 30.3% |
58キロ | 【0-2-2-9】 | 0.0% | 15.4% | 30.8% |
59キロ | 【1-1-0-1】 | 33.3% | 66.7% | 66.7% |
過去10年のアンタレスステークスの好走馬を斤量別にまとめました。
アンタレスステークスは別定戦ですが前年以前に活躍した馬が多数参戦するため斤量が増加する馬も少なくありません。
斤量別に見てみると、実績を評価された重斤量馬の好走事例が目立ちました。
特に、斤量57キロ~59キロの馬は複勝率30%を超えていて、56キロ組と比較しても結果を残しています。
アンタレスステークスは斤量が増加している馬のほうが活躍傾向にありますよ。
なお、今年からすべての平均斤量がプラス1キロされています。
そのため、今年の出走馬で斤量56キロの馬はいません。
基本斤量は57キロとなっています。
今年の出走馬で斤量58キロ以上の馬をまとめました。
【阪神実績】阪神のレースで連対しておきたい
過去10年のアンタレスステークスで馬券に絡んだ18頭はこれまでに阪神のダートレースで1勝以上していました。
該当しなかった12頭のうちの4頭は阪神ダートで2着に入選し、残りの7頭はここが初めての阪神ダート戦でした。
過去に阪神ダートで3着以下に敗れた馬で馬券に絡んだのは2016年のロワジャルダン1頭のみだったのです。
アンタレスステークスでは過去の阪神ダートの戦績にも注目したいです。
今年の出走馬で阪神ダートにおいて連対実績のあった馬は以下の通りです。
また、阪神ダートに一度も出走したことがない馬は3頭いました。
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アンタレスステークスの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【4-2-1-3】 | 40.0% | 60.0% | 70.0% |
2番人気 | 【2-3-2-3】 | 20.0% | 50.0% | 70.0% |
3番人気 | 【2-2-2-4】 | 20.0% | 40.0% | 60.0% |
4番人気 | 【0-0-0-10】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
5番人気 | 【0-1-2-7】 | 0.0% | 10.0% | 30.0% |
6番人気 | 【2-1-1-6】 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
7番人気 | 【0-1-0-9】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
8番人気 | 【0-0-1-9】 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
9番人気以下 | 【0-0-1-79】 | 0.0% | 0.0% | 1.3% |
上位人気の信頼度が厚いレース
過去10年のアンタレスステークスで馬券に絡んだ20頭が1~3番人気に支持された馬でした。
アンタレスステークスは馬連平均配当2,075円が示しているように上位人気馬で決着づくことが多く、上位人気の信頼度が非常に高いレースなのです。
9番人気以下の馬は消しでもよい
過去10年のアンタレスステークスで9番人気以下の馬は80頭が出走しましたが、馬券に絡んだのは昨年13番人気で3着に入選したニューモニュメント1頭のみです。
それ以外の馬は着外に敗れていることからも、極端に人気を落とした馬は評価を落としてもよいでしょう。
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アンタレスステークスの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-1-1-17】 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
2枠 | 【1-3-4-12】 | 5.0% | 20.0% | 40.0% |
3枠 | 【0-0-1-19】 | 0.0% | 0.0% | 5.0% |
4枠 | 【2-2-0-16】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
5枠 | 【5-0-1-14】 | 25.0% | 25.0% | 30.0% |
6枠 | 【0-1-1-18】 | 0.0% | 5.0% | 10.0% |
7枠 | 【1-1-2-16】 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
8枠 | 【0-2-0-18】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
5枠が5勝!
過去10年のアンタレスステークスはすべてフルゲート(16頭)でレースが行われています。
その中でもっとも好走馬が出ていたのは5枠です。
5枠は過去10年で5頭の勝ち馬がでているラッキーナンバーと言えるでしょう。
そのほかの枠を見てみると、2枠が複勝率40%で好成績を残しています。
内枠有利に感じますが隣の3枠は複勝率5%しかありませんでした。 そのほかの枠には大きな差はなく、5枠だけが抜けて好成績を残しています。
アンタレスステークスの過去10年の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【1-2-0-5】 | 12.5% | 37.5% | 37.5% |
G2 | 【0-0-3-7】 | 0.0% | 0.0% | 30.0% |
G3 | 【1-2-3-52】 | 1.7% | 5.2% | 10.3% |
L | 【0-0-0-9】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
OP | 【2-1-2-22】 | 7.4% | 11.1% | 18.5% |
3勝 | 【0-0-0-11】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
地方交流重賞 | 【6-5-2-24】 | 16.2% | 29.7% | 35.1% |
地方交流重賞組が強い
過去10年のアンタレスステークスの好走馬を前走クラス別にまとめました。
もっとも好走しているのはなんと前走地方交流重賞組です。
特に前走が名古屋大賞典もしくはダイオライト記念だった馬は毎年1頭以上馬券に絡んでいました。
アンタレスステークスは前走中央重賞組よりも地方交流重賞を使われていた馬に注目したいですね。
今年の出走馬で前走が地方交流重賞だった馬は2頭います。
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アンタレスステークス2023の有力馬3頭
G3競走ながらもダート界の第一線を走る馬が多数参戦するアンタレスステークス。
今年はG1馬の参戦こそありませんでしたが重賞馬は多く参戦しています。
今年の出走登録馬で上位争いに期待できそうな馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
プロミストウォリア
今年の注目株はプロミストウォリアです。
前走の東海ステークスは短期免許で来日したムルザバエフ騎手とともに逃げ切りで勝利を収めました。
このときの2着馬であるハギノアレグリアスはのちに名古屋大賞典を、3着のハヤブサナンデクンはマーチステークスを制していることから強い相手に勝ち切れたのは高く評価したいです。
この馬自身デビューから若手騎手ばかり背中に乗せてオープン入りを果たしているので能力は相当なものを秘めています。
メンバーの中でもポテンシャルは最上位の馬です。
ただし、不安要素も少なくありません。
ひとつは、アンタレスステークスの逃げ馬の好走事例が【0-1-0-9】と低いこと。
ふたつめはテンの荻野極騎手が騎乗すること。
そして最後は斤量59キロで挑むことでしょう。
ポテンシャルの高い馬なので馬券には絡めたいですが、人気次第で評価を変えたいと思います。
カフジオクタゴン
カフジオクタゴンは3歳限定のレパードステークスの勝ち馬です。
レパードステークスの勝利を最後、なかなか勝利をつかむことはできていませんが、それでも佐賀記念や白山大賞典で3着と、古馬相手に健闘しています。
前走のマーチステークスは久々の中央重賞でしたが、不良馬場でも力のある走りで5着に入選しました。
勝利からは遠ざかっていますが、近走を見ても上位争いに加われているので馬券内もあり得そうです。
阪神ダートの成績も【3-1-0-0】と相性はかなりよいので激走にも期待できるでしょう。
サンライズホープ
はじめて手にした2021年のシリウスステークスはハイペースの展開ながらも先行競馬から押し切り勝利をつかみました。
しかし、そこを最後にしばらくは勝ち星どころか馬券内も届かない日々が続きます。
ところが昨年のみやこステークスは11番人気の低評価でしかも後ろからの競馬になりながらも上がり36秒5の末脚で勝利をつかんだのです。
これまでの不振を一新した走りで再び中距離ダート界で復権したのでした。
その後のチャンピオンズカップ6着や東京大賞典4着を見る限り、少しずつ安定した走りを見せている感じがします。
前走のマーチステークスは不良馬場で脚質に合わなかったと思うので度外視していいでしょう。
アンタレスステークスの舞台である阪神ダート1,800mは昨年のみやこステークスと同じ舞台です。
得意舞台で再び激走が見られるか、注目したいです。
アンタレスステークス2023の穴馬2頭
アンタレスステークスは順当で決まることが多いですが、年によっては人気落ちの馬も馬券に絡んで高配当を演出しています。
今年の出走登録馬で配当に期待できそうな2頭の馬を紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ロードブレス
ロードブレスが1年4か月ぶりにターフに返ってきます。
脚質的には完全なる差し馬で、2走前のみやこステークスではのちにG1馬になるメイショウハリオに追い込み競馬でタイム差なしの2着にまで詰め寄りました。
それ以外のレースを見てもG3で3着が3回と、このレベルであれば十分上位争いできています。
出し切れれば上位争いもできると思いますが、長期休み明けなので以前のようなパフォーマンスを発揮できるかが最大の焦点となります。
陣営にとっては叩きの一戦で使用する可能性もあるので、当日の状態を見極めながら馬券選択するのがよいでしょう。
ケイアイパープル
近走は地方を主戦場にしていたケイアイパープルが久々に中央競馬に帰ってきます。
最新の戦績を見てみると、馬券外に敗れた浦和記念と名古屋グランプリは後ろからの競馬となっています。
逆に、好走している前走名古屋大賞典や白山大賞典は前目につけて勝利していました。
1コーナーを通過する時点でどの位置にいるかがポイントです。
阪神ダート1,800mはスタートから最初のコーナーまでは短くありませんが、誰もが内ラチを狙うためポジション争いは激化します。
内枠を引いてコースロスなくインを確保するか、それとも外枠を引いて先頭に立つ勢いで前を狙うか、どの枠に入っても前へ行くチャンスはありそうですが、近くの枠に同型がいるかは確認したいですね。
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アンタレスステークス2023予想の最終買い目
アンタレスステークス(晴れ稍重馬場想定)
アンタレスステークスが開催される日曜日の阪神競馬場界隈は日中晴れで夕方から雨が降るようです。
前日の土曜日は一日中雨が降ったためダートは不良馬場で行われました。
日曜日は晴れる上、気温も20度近くまで上昇するようなのである程度馬場は回復するとは思いますが、どこまで回復するかは前日の時点では分かりません。
うましるでは稍重くらいの開催で、程よく水分を含んで締まった馬場(時計の出やすい馬場)を想定しながら予想をまとめました。
◎本命 12 プロミストウォリア
父 | マジェスティックウォリアー |
母 | プロミストスパーク |
母父 | フジキセキ |
主な勝ち鞍 | 東海S(G2) 2023年 |
前走 | 東海S(G2) 1着 |
本命はプロミストウォリアにします。
条件戦上がりの馬でデビューからしばらくは若手騎手の手綱のもと、賞金を加算しました。
技術面で未熟な若手騎手が乗り替わりで騎乗しながら結果を残せたのはプロミストウォリアの非凡な才能があったからです。
近2戦はドイツのムルザバエフ騎手の手綱でさらに強い競馬ができました。
特に前走の東海ステークスは2着のハギノアレグリアスや3着のハヤブサナンデクン、のちの重賞馬に2馬身以上つけて完勝しました。
権利を得たフェブラリーステークスをパスして中距離のアンタレスステークスを選択しているのでここは勝ち負けの可能性も十分あります。
稍重で高速ダートになる可能性はありますが、プロミストウォリアは稍重でも【2-0-0-0】なので問題ないでしょう。
総合力の高い馬でここは1番人気を背負うと思いますが、本命にしました。
〇対抗 11 キングズソード
父 | シニスターミニスター |
母 | キングスベリー |
母父 | キングヘイロー |
主な勝ち鞍 | 伊丹S(3勝クラス) 2023年 |
前走 | 伊丹S(3勝クラス) 1着 |
対抗はキングズソードにします。
近3戦が今回と同じ阪神ダート1,800mで【2-1-0-0】と結果を残していることからコース適性の高さを感じました。
特に、近2戦は稍重ダートで勝利を手にしているので明日もそこそこ水分を含んだダートで行われるのであればチャンスはあると思います。
差し馬なので極端に時計のかかる馬場は苦しいと思いますが、稍重~重馬場の高速馬場で開催されるようでしたら上位争いも十分可能でしょう。
▲単穴 1 カフジオクタゴン
父 | モーリス |
母 | メジロマリアン |
母父 | メジロベイリー |
主な勝ち鞍 | レパードS(G3) 2022年 |
前走 | マーチS(G3) 5着 |
単穴はカフジオクタゴンにしました。
舞台適性だけ見たら阪神は【2-2-0-0】で相性抜群です。
近走は好走と凡走を繰り返していますが、例えば前走のマーチステークスは敗れたとはいえ5着でハヤブサナンデクンとの差は0.3秒と、極端に大敗しているわけではありません。
佐賀記念や白山大賞典のように善戦しているときは上位争いに加われているので馬券内に来てもおかしくない馬です。
先行と差しを繰り返していますが、近走を見る限りは先行競馬で好走しているケースが多いので、ロスなく立ち回れる最内を引けたのも評価したいですね。
△連下 9 ヴァンヤール
父 | タートルボウル |
母 | ブライトエルフ |
母父 | ブライアンズタイム |
主な勝ち鞍 | 九州スポーツ杯(3勝クラス) 2022年 |
前走 | 名古屋城S(OP) 2着 |
ヴァンヤールは連下にします。
前々走の東海ステークスは落馬でカラ馬になりながら競馬を行い、先頭でゴールしました。
斤量0だったので先頭でゴールインは不思議なことではありませんが、騎手がいなくてもペース配分や仕掛けどころ、まくりに他馬を蓋して先着するなど、非常に頭のいい馬です。
実力も高く、落馬後の前走名古屋城ステークスは勝ち馬ルコルセールにタイム差なしの2着と惜しい競馬ができています。
ポテンシャルも高いですし阪神でも勝利経験があるのもよいでしょう。
脚質的にはかかる馬場状態のほうが粘りの競馬ができそうですが、前走を見る限りは稍重でも検討しているので明日の馬場にも対応すると思います。
単勝
12 プロミストウォリア
馬連流し
軸馬:12
相手:1、7、9、11、14
三連複フォーメーション
1頭目:12
2頭目:1、7、9、11、14
3頭目:1、7、9、11、14
以上になります。
アンタレスステークスの予想の参考にしてみてください!