【日経賞2024予想】本命におすすめの3頭+穴で狙いたい2頭はこちら!
日経賞2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
日経賞2024の予想ポイント
- 中山で2勝以上勝利している馬がこのレースで勝ち切りやすい
- 若い馬ほど強く、年を重ねるごとに好走率が下がる
- 勝ち馬は1~4番人気から予想、二桁人気の激走は稀
- 枠順による影響はあまりない
- 前走重賞組は評価を上げたい
日経賞2024予想の最終買い目
日経賞が開催される土曜日の中山競馬場界隈の天気を見てみると、曇りのち雨の予報が出ていました。
前日金曜日は一日晴れでしたが、土曜日は昼から1時間当たり1mmの雨が降るようなので、日経賞が開催される15時台は雨の影響を受けるはずです。
昨年ほどの馬場にはならないと思いますがうましるでは雨の稍重馬場、そこそこ時計のかかる条件を想定しながらレース予想をまとめました。
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◎本命 9 ボッケリーニ
父 | キングカメハメハ |
母 | ポップコーンジャズ |
母父 | ダンスインザダーク |
主な勝ち鞍 | 目黒記念(G2) 2022年 |
前走 | AJCC(G2) 2着 |
本命はボッケリーニにしました。
ここ数年はG1では凡走傾向にあるものの、G2やG3のレースではほぼ全てのレースで馬券に絡んでいる馬主孝行馬です。
昨年の日経賞も不良馬場で勝ち馬タイトルホルダーにこそ突き放されてしまいましたが、2着は確保しています。
土曜日の中山競馬場も昨年の日経賞ほど馬場が悪化することはないと思いますが、それでもそこそこ時計はかかるでしょう。
データと相性の悪い8歳馬ですが、時計のかかる舞台の安定感には提供がありますし、無難にこの馬を本命にします。
〇対抗 5 マイネルウィルトス
父 | スクリーンヒーロー |
母 | マイネボヌール |
母父 | ロージズインメイ |
主な勝ち鞍 | 福島民報杯(L) 2021年 |
前走 | AJCC(G2) 5着 |
対抗はマイネルウィルトスにしました。
骨折明けとなった昨年の函館記念からコンスタントに使われ続けている馬ですが、意外と大崩れしていません。
特に3走前のアルゼンチン共和国杯は大外から長く脚を伸ばして2着入りしました。
アルゼンチン共和国杯と今回の日経賞は距離が全く同じなので距離適性に期待できそうです。
また、2走前のステイヤーズステークスが今回と同じ中山でしたが3着入りしているように中山における適性も高いです。
前走のAJCCは5着に敗れたものの、これまで見せなかった逃げの競馬におけるものなのでそこまで気にしなくても良いです。
時計のかかる馬場における実績も豊富ですし、ここでの激走にも期待できそうです。
▲単穴 10 クロミナンス
父 | ロードカナロア |
母 | イリュミナンス |
母父 | マンハッタンカフェ |
主な勝ち鞍 | ノベンバーS(3勝クラス) 2023年 |
前走 | AJCC(G2) 3着 |
単穴はクロミナンスにします。
2走前のノベンバーステークスを制してオープン入りを果たした馬で、前走AJCCはキャリア初の重賞戦でしたが先行しながら粘りの競馬で3着入りしました。
はじめての重賞レースで馬券に絡めたことは評価したいですし、不良馬場で相当時計のかかる条件下で上位争いできたのも悪くありません。
土曜日の中山もAJCCほど不良馬場にはならないと思いますが、それでもそこそこタフな舞台になると思います。
距離不安こそありますが、前走AJCCの内容を見た限りは時計のかかる馬場でもやれているので今回も上位争いに期待できるでしょう。
△連下 3 ホウオウリアリティ
父 | モーリス |
母 | キョウエイトルース |
母父 | フジキセキ |
主な勝ち鞍 | 魚沼S(3勝クラス) 2023年 |
前走 | 中山記念(G2) 8着 |
ホウオウリアリティは連下にしました。
これまでなかなか勝ち星がありませんでしたが、4走前の魚沼ステークスが不良馬場の条件下で11番人気の低評価ながらも先行からの押し切りで勝利しています。
そこそこ流れる展開でしたが最後の最後に末脚を伸ばして好走しているように、タフな馬場で力を発揮できたのが印象深いです。
また、ホウオウリアリティは中山芝2,500mにおける実績も地味に豊富です。
重勝クラスの実力があるかというと少し疑問ですが、今年の日経賞は例年と比較するとメンバーレベルが楽なので、コースや馬場適性を活かすことができれば一発あるかもしれません。
単勝
9 ボッケリーニ
馬連流し
軸馬:9
相手:3、5、10
三連複フォーメーション
1頭目:9
2頭目:3、5、10
3頭目:3、5、10
日経賞2024の有力馬3頭
今年の日経賞は例年よりも小粒で重賞路線で善戦している馬と3勝クラスから挑む馬の2パターンに分かれました。
この中から、上位人気に支持されそうな馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ボッケリーニ
- 目黒記念 (G2) 2022年
- 鳴尾記念 (G3) 2023年
- 中日新聞杯 (G3) 2020年
これまで安定した走りを見せた8歳馬のボッケリーニが今年も日経賞に参戦します。
年齢的には衰えがあってもおかしくありませんが、昨年のAJCCは勝ち馬チャックネイトにハナ差の2着で、3着のクロミナンス以下は1馬身以上突き放しました。
その前のチャレンジカップもG3にしては好メンバーが揃った中で2着入りし、勝ち馬ベラジオオペラとの差はハナ差でした。
G1レースになると凡走していますが、G2やG3では常に上位争いしている安定感がこの馬の最大の魅力です。
昨年の日経賞でも不良馬場の中2着入りしており年齢上の活躍を見せていました。
前走のAJCCを見る限りはまだまだやれそうですし、今年は例年以上にメンバーが小粒なので、久々の重賞制覇も狙えるかもしれませんよ。
マイネルウィルトス
- 福島民報杯 (L) 2021年
昨年の夏から1か月スパンでレースに挑んでいるのがマイネルウィルトスです。
今年の有力馬であるボッケリーニ同様高齢馬になりましたが、屈腱炎明け+1年ぶりのレースだった昨年の函館記念で出遅れながらも上がり最速の末脚で4着入りし、そこからはコンスタントに使われ続けました。
3走前のアルゼンチン共和国杯では後方から差し切りの競馬で末脚を伸ばしましたが2着、2走前のステイヤーズステークスも3着で、前走AJCCは意表の逃げで勝機を狙いましたが5着と、惜しい競馬が続いています。
しかし、近走を見る限りは年齢以上に活躍しているのも事実でした。
芝2,500mの実績もありますし、スクリーンヒーロー産駒は過去10年で2勝していることからも血統相性も良いです。
今年の日経賞はG1馬不在で楽なので、そろそろ初重賞制覇を成し遂げたいです。
ヒートオンビート
- 目黒記念(G2) 2023年
昨年の目黒記念で悲願の重賞初制覇を成し遂げたヒートオンビートがふたつめの重賞タイトルを狙います。
血統的には父がキングカメハメハなのでそこまで長距離実績はなさそうですが、ヒートオンビートに限れば一昨年の日経賞で3着、続く天皇賞(春)でも4着なので長距離でも対応しています。
目黒記念やアルゼンチン共和国杯など芝2,500mでは【1-1-3-2】と距離実績が豊富なのもよいですね。
昨年の日経賞は6着に敗れていますが、さすがに馬場が悪すぎたので度外視しても良いでしょう。
近走の走りを見る限りは良馬場のほうが出し切れているので、出来れば時計の出る条件下でレースを迎えたいです。
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日経賞2024の穴馬2頭
日経賞は基本的に上位人気に支持された馬が好走するケースが目立ちます。
しかし、今年はG1馬不在ということでもしかしたら下位人気の台頭が見られるかもしれません。
今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
クロミナンス
- ノベンバーS (3勝クラス) 2023年
条件戦上がりで挑んだ前走のAJCCでは先行からの粘りで3着入りし、初重賞ながらも馬券に絡むことができました。
これまでのレースを振り返ると、中山は【2-1-0-1】と相性がよいです。
今年の有力馬は意外にも中山の勝利がない馬が多いため、その点はクロミナンスの強みといえるでしょう。
AJCCが消耗戦となっている中で3着入りしているように、スタミナとパワーもありそうです。
さすがに昨年の日経賞のような不良馬場となると話は別ですが、平常通りの馬場傾向でしたら距離も持つと思います。
ルメール騎手から戸崎騎手の乗り替わりは鞍上弱化と言わざるを得ませんが、その中でどのような走りを見せてくれるか注目したいです。
ホウオウリアリティ
- 魚沼S (3勝クラス) 2023年
ホウオウリアリティは昨年の魚沼ステークスで、11番人気の低評価ながらも先行から粘りきりを図って見事勝利し、単勝4,650円の波乱を演出しました。
それ以降はなかなか結果を残せておらず、2走前のAJCCでも結果を残すことができていません。
しかし、前走の中山記念はハイペースの中空いた最内から経済コースを回り、直線でも進出しています。
外から末脚を伸ばした各馬には差されましたが、しんがり人気を覆す走りで8着入りしました。
今回の日経賞は決め手勝負になりやすいため一見脚質とは合わなさそうですが、日経賞と同じコースで行われた昨年のサンシャインステークスで4着入りし、その前の年のグレイトフルステークスで3着入線、同年に行われた潮来特別を勝利しているようにコース適性は意外と悪くありません。
もしかしたら、魚沼ステークスのときのような高配当が見られるかもしれませんよ。
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ここからは日経賞の過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
日経賞2024の概要
日経賞は中山競馬場で開催される芝の長距離重賞です。
舞台が中山芝2,500mで、暮れに開催される有馬記念と全く同じ舞台となっています。
しかしながら、有馬記念と違ってG2競走に指定されているので当然ながら有馬記念ほど有力馬の参戦はありません。
それでも、本競走の勝ち馬には翌月行われる天皇賞(春)の優先出走権が与えられることから、天皇賞(春)を目標にする馬の参戦が目立っています。
なお、前週行われた阪神大賞典も天皇賞(春)に向けた前哨戦としての役割が強いですが、あちらが阪神を舞台にしていることからステイヤー色の強い関西馬のほとんどが阪神大賞典を選択します。
対して、日経賞は関東圏のレースなので関東馬の参戦が目立っているのが特徴といえるでしょう。
日経賞は例年有力馬の参戦が目立ちましたが、今年は有力関東馬の多くが大阪杯を選択したため、例年よりもはるかに小粒で頭数も少なめとなっています。
しかしながら、天皇賞(春)に向けた大事な一戦であることには変わりません。
少頭数ながらも骨のあるメンバーが多数そろった今年の日経賞。
ここを制して淀のステイヤーレースに駒を進めるのはどの馬でしょうか?
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日経賞2024の開催内容
開催日 | 3月23日(土曜) 15:45発走 |
格付け | G2 |
開催競馬場 | 中山競馬場 11R |
コース | 芝2,500m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | 別定 |
1着賞金 | 6700万円 |
日経賞2024が開催される中山の芝2,500mの特徴
スタート地点 | 外回りコースの3コーナー手前 |
コース | 内回りの右回り Aコース使用 |
1周の距離 | 1,667.1m |
直線距離 | 310m |
高低差 | 5.3m |
フルゲート | 16頭 |
(過去5年) | 平均タイム2.35.5 |
コースレコード | 2.29.5 (2004年 有馬記念【G1】ゼンノロブロイ) |
日経賞のタイム | |
(過去10年) | 平均タイム2.35.2 |
レコードタイム | 2.30.2 (2015年 アドマイヤデウス) |
日経賞が開催される中山芝2,500mは暮れの有馬記念でも使用されるコースで、スタート地点は外回りコースの3コーナー手前です。
スタートから最初の4コーナーまでは約190mと短く、コーナーを超えたら1度目のスタンド前を走ります。
直線上には中山名物の急坂がありますが、1周目でペースも落ち着いているのでそこまで影響はありません。
急坂をのぼった後も1コーナーから2コーナーの間までは上り傾斜なので各馬ゆったりとしたペースで向こう正面を目指します。
向こう正面に差し掛かったあたりが残り1,000mです。
騎手や馬にもよりますが、早仕掛けをする場合はこの1,000m付近から徐々に進出を開始、もしくはペースを引き上げる傾向があります。
ロングスパートに定評のあるゴールドシップはいつもこのあたりから動き出していました。
それに釣られて各馬もペースアップするため徐々にレースが白熱するのです。
中山は最後の直線が短いことから、2周目の3,4コーナーでは各馬は一気に動き出します。
最後の直線は310mです。
直線入りの段階では各馬トップスピードでゴールを目指しますが、ゴール手前200m付近で中山名物の急な上り坂が再び立ちはだかります。
最後の追い比べでこの坂があるため、馬にとっては非常にタイトなコースです。
坂を上りきった先にゴールが待っています。
中山芝2,500mは菊花賞好走組が結果を残していることからも分かるように、長距離色の強い馬が有利となっています。
脚質的には最後の直線が短いこと、さらにはコーナーを6回回るコース形態からも逃げや先行といった前で競馬する馬が活躍しています。
差しや追い込み馬は早仕掛けが得意な馬でないと上位入選は厳しいですよ。
求められる要素は第一にスタミナ、第二に急坂を駆け上がるパワーです。
血統的にもスタミナやパワーに定評のある馬から馬券予想を行いたいですね。
中山の芝2,500mはここをチェック!
- 有馬記念が開催される舞台
- トリッキーな舞台
- スタミナとパワーが重要
- ルメール騎手が絶好調
- 外枠が不利
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日経賞2024の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ヒートオンビート | 牡7 | 58.0 | 石川裕紀人 |
2 | マテンロウレオ | 牡5 | 57.0 | 横山典弘 |
3 | ホウオウリアリティ | 牡6 | 57.0 | 大野拓弥 |
4 | サザンナイツ | セ6 | 57.0 | 津村明秀 |
5 | マイネルウィルトス | 牡8 | 57.0 | 横山武史 |
6 | シュトルーヴェ | セ5 | 57.0 | 鮫島克駿 |
7 | ウインエアフォルク | 牡7 | 57.0 | 原優介 |
8 | アドマイヤハレー | 牡6 | 57.0 | 丹内祐次 |
9 | ボッケリーニ | 牡8 | 57.0 | 浜中俊 |
10 | クロミナンス | 牡7 | 57.0 | 戸崎圭太 |
日経賞の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 不良 | 1 | 2 | タイトルホルダー | 2 | 有馬記念(G1) | 9 |
2 | 6 | ボッケリーニ | 5 | 有馬記念(G1) | 11 | |
3 | 5 | ディアスティマ | 7 | ステイヤーズステークス(G2) | 9 | |
2022 稍重 | 1 | 11 | タイトルホルダー | 1 | 有馬記念(G1) | 5 |
2 | 6 | ボッケリーニ | 4 | AJCC(G2) | 3 | |
3 | 7 | ヒートオンビート | 2 | 中山金杯(G3) | 3 | |
2021 良 | 1 | 4 | ウインマリリン | 4 | AJCC(G2) | 6 |
2 | 7 | カレンブーケドール | 1 | 有馬記念(G1) | 5 | |
3 | 2 | ワールドプレミア | 2 | 有馬記念(G1) | 5 | |
2020 良 | 1 | 14 | ミッキースワロー | 1 | AJCC(G2) | 4 |
2 | 10 | モズベッロ | 2 | 日経新春杯(G2) | 1 | |
3 | 12 | スティッフェリオ | 9 | AJCC(G2) | 8 | |
2019 稍重 | 1 | 1 | メイショウテッコン | 3 | 日経新春杯(G2) | 9 |
2 | 7 | エタリオウ | 1 | 菊花賞(G1) | 2 | |
3 | 4 | サクラアンプルール | 4 | AJCC(G2) | 5 | |
2018 良 | 1 | 12 | ガンコ | 3 | 松籟ステークス(1,600万) | 1 |
2 | 3 | チェスナットコート | 7 | 早春ステークス(1,600万) | 1 | |
3 | 11 | サクラアンプルール | 6 | 中山記念(G2) | 4 | |
2017 良 | 1 | 13 | シャケトラ | 4 | 日経新春杯(G2) | 2 |
2 | 11 | ミライヘノツバサ | 7 | AJCC(G2) | 3 | |
3 | 10 | アドマイヤデウス | 6 | 有馬記念(G1) | 11 | |
2016 良 | 1 | 9 | ゴールドアクター | 2 | 有馬記念(G1) | 1 |
2 | 4 | サウンズオブアース | 1 | 有馬記念(G1) | 2 | |
3 | 2 | マリアライト | 4 | 有馬記念(G1) | 4 | |
2015 良 | 1 | 6 | アドマイヤデウス | 4 | 日経新春杯(G2) | 1 |
2 | 3 | ウインバリアシオン | 5 | 有馬記念(G1) | 12 | |
3 | 4 | ホッコーブレーヴ | 6 | ステイヤーズステークス(G2) | 5 | |
2014 良 | 1 | 10 | ウインバリアシオン | 1 | 有馬記念(G1) | 2 |
2 | 11 | ホッコーブレーヴ | 10 | ジャパンカップ(G1) | 12 | |
3 | 2 | ラストインパクト | 3 | 小倉大賞典(G3) | 1 |
【中山実績】中山コースの勝ち馬が4連勝中!
年度 | 勝ち馬 | 中山戦績 |
2023 | タイトルホルダー | 【3-1-0-4】 |
2022 | タイトルホルダー | 【2-1-0-3】 |
2021 | ウインマリリン | 【2-0-0-2】 |
2020 | ミッキースワロー | 【2-0-0-1】 |
2019 | メイショウテッコン | 【0-0-0-0】 |
2018 | ガンコ | 【0-0-0-0】 |
2017 | シャケトラ | 【0-0-0-0】 |
2016 | ゴールドアクター | 【2-1-0-1】 |
2015 | アドマイヤデウス | 【0-0-0-1】 |
2014 | ウインバリアシオン | 【0-2-0-1】 |
過去10年の日経賞の勝ち馬5頭がこれまでに中山のレースで2勝以上勝利を挙げています。
該当しなかった3頭が中山初出走だったことから一見中山適性は問われないように見えますが、直近4開催に絞ればすべて中山における勝利経験のある馬が勝ち切っていました。
近年の傾向を見る限りは中山適性のある馬は評価を上げてもよいかもしれません。
今年の出走馬の中でこれまでに中山のコースで2勝以上勝利を手にしていた馬は3頭いました。
【年齢】年を重ねるごとに好走率は下がっている
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳 | 【5-4-1-16】 | 19.2% | 34.6% | 38.5% |
5歳 | 【3-2-3-25】 | 9.1% | 15.2% | 24.2% |
6歳 | 【2-2-3-32】 | 5.1% | 10.3% | 17.9% |
7歳 | 【0-2-2-17】 | 0.0% | 9.5% | 19.0% |
8歳 | 【0-0-1-9】 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
過去10年の日経賞の好走馬を年齢別にまとめました。
もっとも活躍しているのは4歳馬ですが、今年の出走馬の中に4歳馬はいません。
次いで活躍しているのが5歳馬、そして6歳馬となっています。
対して、7歳以上になると勝ち馬ゼロで、8歳馬に至っては10頭中1頭しか馬券に絡んでいませんでした。
日経賞は若いほど活躍し、年を重ねるごとに好走率が低下しています。
なお、過去10年の日経賞の中で今年と同じく4歳馬の参戦がなかった年は2016年の1度だけあり、この時馬券に絡んだ3頭はいずれも5歳馬でした。
今年の出走馬を年齢別にまとめました。
【脚質】先行力に長けた馬が好走している
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【3-0-0-8】 | 27.3% | 27.3% | 27.3% |
先行 | 【3-5-5-20】 | 9.1% | 24.2% | 39.4% |
差し | 【3-4-5-44】 | 5.4% | 12.5% | 21.4% |
追込 | 【0-1-0-32】 | 0.0% | 3.0% | 3.0% |
まくり | 【1-0-0-1】 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
上がり3F | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1位 | 【4-2-4-3】 | 30.8% | 46.2% | 76.9% |
2位 | 【1-4-1-4】 | 10.0% | 50.0% | 60.0% |
3位 | 【3-1-1-5】 | 30.0% | 40.0% | 50.0% |
4~5位 | 【2-1-3-16】 | 9.1% | 13.6% | 27.3% |
6位以下 | 【0-2-1-77】 | 0.0% | 2.5% | 3.8% |
過去10年の日経賞の勝ち馬は逃げ、先行、差しからそれぞれ3頭ずつ出ています。
残りの1頭がまくりであることから、最後のコーナーを通過した段階で極端に後ろでなければ一見脚質の差はなさそうに見えます。
ただし、過去10年の勝ち馬はいずれも上がり1~5位の末脚を使って勝利していることから意外と決め手も問われていました。
日経賞は脚質よりも終いの末脚に長けている馬に注目したいです。
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日経賞の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【3-3-0-4】 | 30.0% | 60.0% | 60.0% |
2番人気 | 【2-1-2-5】 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
3番人気 | 【2-0-1-7】 | 20.0% | 20.0% | 30.0% |
4番人気 | 【3-1-2-4】 | 30.0% | 40.0% | 60.0% |
5番人気 | 【0-2-0-8】 | 0.0% | 20.0% | 20.0% |
6~9番人気 | 【0-2-5-33】 | 0.0% | 5.0% | 17.5% |
10番人気以下 | 【0-1-0-44】 | 0.0% | 2.2% | 2.2% |
勝ち馬は1~4番人気から
過去10年の勝ち馬はいずれも1~4番人気に支持された馬でした。
日経賞は天皇賞(春)の前哨戦でもあり、前年までに活躍した実績馬の始動戦として使用される傾向が強いレースです。
有力馬が参戦することから出走馬間に実力の差が出やすい上、トリッキーな中山を舞台にすることからマグレが少なく実力で決着づくことが多いです。
上位人気に支持された馬は評価を上げたいです。
二桁人気の激走は稀
過去10年の日経賞で10番人気以下の馬は45頭出走しましたが馬券に絡んだのは2014年のホッコーブレーヴが最後です。
日経賞は実力のある馬が好走しやすい反面、人気落ちは苦戦気味です。
その中でも二桁人気の馬は9年連続で着外に敗れていることから、極端に人気を落とした馬は評価を下げても良いでしょう。
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日経賞の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-0-0-10】 | 9.1% | 9.1% | 9.1% |
2枠 | 【1-1-3-10】 | 6.7% | 13.3% | 33.3% |
3枠 | 【1-1-0-14】 | 6.3% | 12.5% | 12.5% |
4枠 | 【0-3-3-10】 | 0.0% | 18.8% | 37.5% |
5枠 | 【1-1-2-15】 | 5.3% | 10.5% | 21.1% |
6枠 | 【2-4-1-12】 | 10.5% | 31.6% | 36.8% |
7枠 | 【2-0-1-16】 | 10.5% | 10.5% | 15.8% |
8枠 | 【2-0-0-18】 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
枠の影響は見られない
過去10年の日経賞を枠順別にまとめました。
勝ち馬の6頭は6~8枠からそれぞれ2頭ずつ出ています。
複勝率に関しては2枠と4枠、6枠が30%を超えていてどの枠からも好走馬が出ていました。
同コースで行われる暮れの有馬記念が内有利の外不利傾向であることから、日経賞にもそれが当てはまるように見えますが、日経賞は有馬記念と違って外枠の馬が3着以内に入線する傾向が多いです。
また、内枠や中枠も決して凡走しているわけではありません。
日経賞においては枠の優劣はそこまでありませんでした。
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日経賞の過去10年の前走クラス別成績
前走クラス | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【4-6-3-14】 | 14.8% | 37.0% | 48.1% |
G2 | 【5-3-5-49】 | 8.1% | 12.9% | 21.0% |
3勝クラス | 【1-1-0-9】 | 9.1% | 18.2% | 18.2% |
前走重賞組を評価したい
過去10年の日経賞の勝ち馬9頭、2~3着に入線した17頭が前走G1もしくはG2競走でした。
日経賞は前年までに活躍した有力馬が参戦し、好走するケースが目立ちます。そのため必然的に前走クラスの高い馬が上位争いする傾向がありました。
対して、前走3勝クラスだった馬は11頭が出走して2頭が連対しています。
有力馬が参戦するレースにしては健闘していますが、それでも前走重賞クラスだった馬と比較すると見劣りしています。
今年の出走馬は前走がG1、G2、3勝クラスの3パターンから挑む馬に分かれましたが、G1やG2だった馬は評価を上げても良いでしょう。
今年の出走馬の内、前走がG1だった馬は1頭、G2だった馬は3頭いました。
日経賞2024追い切り評価
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以上になります。
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