【大阪杯2024/騎手予想】騎手で買いたい〝トップ3〟はこちら!
当記事では大阪杯2024の過去10年の騎手データをまとめています。
競馬の勝ち負けは【馬の力7割:騎手の力3割】と言われています。
馬の力だけではなく騎手の腕もレースの勝敗を左右しており、騎手は競馬において欠かせない存在なのです。
大阪杯の過去10年のデータから、好走騎手と好走馬を導き出し、騎手買いしたいトップ3を公開しています。
大阪杯2024の出走馬と騎手
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ミッキーゴージャス | 牝4 | 56.0 | M.デムーロ |
2 | ローシャムパーク | 牡5 | 58.0 | 戸崎圭太 |
3 | タスティエーラ | 牡4 | 58.0 | 松山弘平 |
4 | ハヤヤッコ | 牡8 | 58.0 | 幸英明 |
5 | スタニングローズ | 牝5 | 56.0 | 西村淳也 |
6 | ジオグリフ | 牡5 | 58.0 | 北村宏司 |
7 | ハーパー | 牝4 | 56.0 | 岩田望来 |
8 | プラダリア | 牡5 | 58.0 | 池添謙一 |
9 | ステラヴェローチェ | 牡6 | 58.0 | 酒井学 |
10 | ソールオリエンス | 牡4 | 58.0 | 横山武史 |
11 | ベラジオオペラ | 牡4 | 58.0 | 横山和生 |
12 | キラーアビリティ | 牡5 | 58.0 | 北村友一 |
13 | ルージュエヴァイユ | 牝5 | 56.0 | 菅原明良 |
14 | エピファニー | 牡5 | 58.0 | 杉原誠人 |
15 | リカンカブール | 牡5 | 58.0 | 津村明秀 |
16 | カテドラル | 牡8 | 58v | 藤岡康太 |
大阪杯の過去10年の騎手データ
騎手 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
M.デムーロ | 【2-0-1-4】 | 28.6% | 28.6% | 42.9% |
北村友一 | 【1-1-0-2】 | 25.0% | 50.0% | 50.0% |
池添謙一 | 【0-1-2-5】 | 0.0% | 12.5% | 37.5% |
横山和生 | 【0-0-1-0】 | 0.0% | 0.0% | 100.0% |
松山弘平 | 【0-0-0-4】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
幸英明 | 【0-0-0-4】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
戸崎圭太 | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
岩田望来 | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
藤岡康太 | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
酒井学 | 【0-0-0-2】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
北村宏司 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
西村淳也 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
横山武史 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
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今回出走騎手で2勝をあげているM.デムーロ騎手
過去10年のM.デムーロ騎手騎乗馬の成績 | |||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2022 | ヒュミドール | 14 | 15 |
2020 | ラッキーライラック | 2 | 1 |
2019 | ペルシアンナイト | 3 | 11 |
2018 | スワーヴリチャード | 1 | 1 |
2017 | サトノクラウン | 3 | 6 |
2016 | ラブリーデイ | 1 | 4 |
2015 | エアソミュール | 6 | 3 |
過去10年の大阪杯でM.デムーロ騎手は7回騎乗し、【2-0-1-4】でした。
ふたつの勝利はG1昇格後の大阪杯のもので、スワーヴリチャードとラッキーライラックに騎乗して勝利しています。
この2頭はどちらも有力馬でしたが、2015年には6番人気のエアソミュールに騎乗して3着入りしています。
ただし、ラブリーデイやサトノクラウン、ペルシアンナイトといった人気馬に騎乗して着外になった年もありました。
このことから、デムーロ騎手はまずまず信頼できる騎手といえるでしょう。
今年は初コンビとなるミッキーゴージャスとのコンビで挑みます。
G1馬を好走に導いた北村友一騎手
過去10年の北村友一騎手騎乗馬の成績 | |||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2023 | ノースザワールド | 14 | 15 |
2020 | クロノジェネシス | 4 | 2 |
2019 | アルアイン | 9 | 1 |
2018 | マサハヤドリーム | 16 | 14 |
過去10年の大阪杯で北村友一騎手は4回騎乗し、2回馬券に絡みました。
馬券に絡んだ2頭は皐月賞馬アルアインと秋華賞場クロノジェネシスのものです。
どちらも、3歳G1を手にしている有力馬でした。
残りの2頭はともに人気落ちだったことを考えると、過去に大舞台で活躍した馬を好走させている傾向があります。
今年はキラーアビリティとのコンビで挑みます。
キラーアビリティも2歳時にホープフルステークスを制している馬なのでもしかしたらチャンスはあるかもしれません。
相手候補に信頼できる池添謙一騎手
過去10年の池添謙一騎手騎乗馬の成績 | |||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2023 | ヒンドゥタイムズ | 13 | 16 |
2022 | ヒシイグアス | 5 | 4 |
2021 | モズベッロ | 6 | 2 |
2019 | ブラストワンピース | 1 | 6 |
2018 | ヤマカツエース | 10 | 4 |
2017 | ヤマカツエース | 4 | 3 |
2016 | ショウナンパンドラ | 4 | 3 |
2014 | カレンミロティック | 5 | 4 |
過去10年の大阪杯で池添謙一騎手は8回騎乗し、【0-1-2-5】でした。
勝利こそありませんでしたが、3回馬券に絡んでいて複勝率は37.5%もあります。
また、着外5回の内の3回は4着に入線していることから惜しいレースもいくつかありました。
複勝率の数値以上に上位争いしていることから、池添騎手は相手候補に有力です。
今年は主戦のプラダリアとともに挑みます。
穴馬を持ってきた横山和生騎手
過去10年の横山和生騎手騎乗馬の成績 | |||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2023 | ダノンザキッド | 10 | 3 |
過去10年の大阪杯で横山和生騎手は1回だけ騎乗していますが、3着入りしていました。
このとき騎乗したダノンザキッドは10番人気の低評価でしたが、見事馬券内に持ってきています。
二桁人気の3着内入線は産経大阪杯時代における1996年のアラタマワンダー以来、実に27年ぶりの快挙でした。
1回のみの騎乗とは言え下位人気の馬を入線させていることから、横山和生騎手は警戒したいです。
今年は有力馬のベラジオオペラに騎乗します。
3回以上騎乗ですべて着外の5騎手
過去10年の松山弘平騎手騎乗馬の成績 | |||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2023 | ヒシイグアス | 4 | 7 |
2021 | サリオス | 3 | 5 |
2018 | メートルダール | 14 | 10 |
2015 | カレンブラックヒル | 5 | 8 |
過去10年の幸英明騎手騎乗馬の成績 | |||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2022 | アカイイト | 4 | 10 |
2021 | ペルシアンナイト | 9 | 10 |
2018 | サトノノブレス | 13 | 15 |
2015 | ダノンヨーヨー | 12 | 7 |
過去10年の戸崎圭太騎手騎乗馬の成績 | |||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2023 | ラーグルフ | 9 | 11 |
2019 | エポカドーロ | 8 | 10 |
2018 | サトノダイヤモンド | 3 | 7 |
過去10年の岩田望来騎手騎乗馬の成績 | |||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2023 | ジェラルディーナ | 5 | 6 |
2022 | マカヒキ | 13 | 14 |
2021 | アドマイヤビルゴ | 7 | 9 |
過去10年の藤岡康太騎手騎乗馬の成績 | |||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2022 | レッドジェネシス | 12 | 13 |
2020 | サトノソルタス | 10 | 10 |
2019 | ステイフーリッシュ | 12 | 13 |
過去10年の大阪杯で3回以上騎乗し、すべて着外に敗れたのは以下の5名です。(かっこ内は今年の騎乗馬)
・松山弘平騎手(タスティエーラ)
・幸英明騎手(ハヤヤッコ)
・戸崎圭太騎手(ローシャムパーク)
・岩田望来騎手(ハーパー)
・藤岡康太騎手(カテドラル)
このうち、藤岡康太騎手を除いた4騎手は1回以上5番人気以内の馬に騎乗していましたが、松山騎手が騎乗したサリオスの5着が最高着順でした。
また、この4騎手はG1馬とのコンビで挑んだものの馬券外に敗れています。
このことから、これらの騎手が騎乗する馬は評価を下げてもよいかもしれません。
1~2回騎乗ですべて着外の4騎手
過去10年の酒井学騎手騎乗馬の成績 | |||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2020 | レッドジェニアル | 12 | 8 |
2018 | ヤマカツライデン | 15 | 11 |
過去10年の北村宏司騎手騎乗馬の成績 | |||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2015 | スピルバーグ | 2 | 4 |
過去10年の西村淳也騎手騎乗馬の成績 | |||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2023 | モズベッロ | 16 | 12 |
過去10年の横山武史騎手騎乗馬の成績 | |||
年度 | 馬名 | 人気 | 着順 |
2022 | エフフォーリア | 1 | 9 |
過去10年の大阪杯で1~2回騎乗してすべて着外に敗れた騎手は以下4名です。(かっこ内は今年の騎乗馬)
・酒井学騎手(ステラヴェローチェ)
・北村宏司騎手(ジオグリフ)
・西村淳也騎手(ロードデルレイ)
・横山武史騎手(ソールオリエンス)
北村宏司騎手と横山武史騎手が騎乗したスピルバーグとエフフォーリアは上位人気に支持されていましたがどちらも着外に敗れていました。
ただ、スピルバーグもエフフォーリアもこのレースから一気に調子を落としてその後は勝利どころか馬券すら絡めていないため、馬にも問題はあったかもしれません。
そして、残りの酒井騎手と西村騎手は純粋に馬質に恵まれなかった可能性が高いです。
今年は4騎手いずれも素質馬に騎乗するため、もしかしたら巻き返しもあるかもしれません。
大阪杯初騎乗は4名
以下の騎手は今回が初めての大阪杯騎乗となります。
・杉原誠人騎手(エピファニー)
・武藤雅騎手(モリアーナ)
・津村明秀騎手(リカンカブール)
・菅原明良騎手(ルージュエヴァイユ)
いずれの馬も重賞クラスで好走した経験のある馬ですね。
ただし、この4騎手はすべて関東騎手なので、阪神の経験自体はそこまで多くないでしょう。
そのなかでどのような競馬を見せてくれるか注目したいです。
有力騎手の多くはドバイワールドカップデーに出走している
もともと大阪杯で好成績を残していた武豊騎手や川田将雅騎手、C.ルメール騎手は今年不在です。
なぜなら、今年は大阪杯が開催される週にドバイワールドカップデーが行われるからです。
ここ数年は高松宮記念の週にドバイのレースが行われていましたが、カレンダーの関係上、今年は大阪杯と被ってしまいました。
上記3騎手はいずれもドバイ遠征しているため、今年は不在となっています。
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大阪杯の出走人馬のコンビ成績と評価
馬名 | 騎手 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
エピファニー | 杉原誠人 | 【1-0-0-0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
カテドラル | 藤岡康太 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
キラーアビリティ | 北村友一 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
ジオグリフ | 北村宏司 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
スタニングローズ | 未定 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
ステラヴェローチェ | 酒井学 | 【1-0-0-0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
ソールオリエンス | 横山武史 | 【2-2-1-0】 | 40.0% | 80.0% | 100.0% |
タスティエーラ | 松山弘平 | 【1-1-0-0】 | 50.0% | 100.0% | 100.0% |
バビット | 未定 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
ハヤヤッコ | 幸英明 | 【0-1-0-2】 | 0.0% | 33.3% | 33.3% |
ハーパー | 岩田望来 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
ファルコンビーク | 未定 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
プラダリア | 池添謙一 | 【4-2-1-5】 | 33.3% | 50.0% | 58.3% |
ベラジオオペラ | 横山和生 | 【1-1-0-1】 | 33.3% | 66.7% | 66.7% |
ミッキーゴージャス | M.デムーロ | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
モリアーナ | 武藤雅 | 【2-0-1-2】 | 40.0% | 40.0% | 60.0% |
リカンカブール | 津村明秀 | 【1-0-0-0】 | 100.0% | 100.0% | 100.0% |
ルージュエヴァイユ | 菅原明良 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
ローシャムパーク | 戸崎圭太 | 【1-0-0-1】 | 50.0% | 50.0% | 50.0% |
ロードデルレイ | 西村淳也 | 【0-0-0-0】 | – | – | – |
エピファニー×杉原誠人騎手 評価A
前走の小倉大賞典で初騎乗し、直線では馬場の良い外目から進出して勝利しました。
位置取りもよかったですし逃げたセルバーグを抜きにしてもハイペースの展開でしっかり力を引き出せました。
ポジショニングがかみ合えばここでも能力は引き出せそうです。
キラーアビリティ×北村友一騎手 評価C
4走前の新潟大賞典に騎乗し、5着入りしています。
この新潟大賞典は開幕2週目でしたが雨の不良馬場で全体的に消耗戦となっています。
また、ハンデ戦ということもあってトップハンデ59キロを課せられたのもきつく、馬場や斤量が大きな負荷になったのは間違いありません。
もっとも、馬場や斤量を理解した上での最後方一気は物理的に苦しいものがあり、お世辞にも好騎乗とはいいがたいです。
ステラヴェローチェ×酒井学騎手 評価A
前走の大阪城ステークスで初コンビを組みましたが、先行策から最後まで粘りある競馬を見せて勝利しました。
位置取りも良かったですしトップハンデ58.5キロを課せられながらパフォーマンスを引き出したのも悪くありません。
ただし、相手関係を見たら楽だったのも事実なので、大阪杯の舞台でどこまで実力が通用するかがポイントとなりそうです。
ソールオリエンス×横山武史騎手 評価B
昨年の皐月賞では豪脚を見せたのが印象深いですし、京成杯でも1頭だけ別格の末脚を見せました。
ただ、セントライト記念は叩きの舞台とはいえレーベンスティールに完敗、そして菊花賞もドゥレッツァはまだしもタスティエーラにも1馬身半差でなんとか食らいついた形になりました。
騎乗自体は悪くないものの、昨年秋~中山記念までの内容を見る限り、ソールオリエンスのパフォーマンス低下が気になるところです。
タスティエーラ×松山弘平騎手 評価S
弥生賞ディープインパクト記念で初騎乗し、この時はスロー展開でしたが馬群の外目から先行し、いつでも進出できるポジションを確保しつつ、直線で突き抜けて勝利しました。
また、皐月賞もタフな馬場でハイペースラップの中先行し、直線では早めに動いて勝機をうかがっています。
ソールオリエンスの豪脚に敗れましたが総合力の高さを活かした競馬ができていました。
松山騎手は今年乗れていませんが、タスティエーラの強みを引き出したのは事実で、コンビ相性は良いです。
ハヤヤッコ×幸英明騎手 評価B
昨年の金鯱賞で初騎乗し、中日新聞杯、そして今年の金鯱賞と3戦騎乗しました。
成績自体は【0-1-0-2】ですが着外の2回はどちらも4着と健闘しています。
ただ、いずれも後方一気の競馬なので騎手の力量というよりもハヤヤッコの中京適性がかみ合った感じもします。
ハーパー×岩田望来騎手 評価B
これまで1戦騎乗して9着に敗れていますがこの1戦は昨年の有馬記念のものです。
敗れはしましたが、テン乗りのグランプリレース、ハーパーにとっても初めての中山ということで課題は山積みだったことを考慮するとまだまだ軽視できません。
今回はホームの阪神が舞台なのでここで力量が問われるでしょう。
プラダリア×池添騎手 評価A
一時は別の騎手に乗り替わりましたが、これまで手にした3つの重賞タイトルはすべて池添騎手とのコンビでつかんだものです。
また、時計のかかる舞台でもしっかりパフォーマンスを引き出せていることから人馬の相性はとてもよいです。
この馬に関しては他の有力騎手が騎乗するよりも池添騎手継続のほうがよいと思います。
ベラジオオペラ×横山和生騎手 評価S
これまで3回騎乗して【1-1-0-1】で、敗れた1戦はダービーの4着でした。
ダービーは最内から経済コースを回って勝ち馬タスティエーラとタイム差なしの4着、チャレンジカップも序盤に他馬が前を狙う中我慢、3~4コーナーで他馬が進出した中でも我慢しつつ、直線で空いた箇所から一気に動いて勝利しています。
他馬の動きに惑わされずに自分の競馬に集中させながらも勝利に導いているのは横山和生騎手のファインプレーでした。
引き続きこのコンビの競馬が見られるのが楽しみです。
モリアーナ×武藤雅騎手 評価A
デビュー戦からコンビを組み、クイーンカップでは3着にも導きました。
クラシックでは横山典弘騎手に乗り替わりましたが、再びコンビを組めるのは吉兆です。
もともと先行競馬を得意としていましたがクイーンカップでは後方一気の競馬で好走しているように、脚質の自在性が高いですね。
先行でも差しでも上位に持ってきていることから相性はよいでしょう。
リカンカブール×津村明秀騎手 評価A
前走中山金杯で初コンビを組んでいますが、内枠発走の利を活かして内ラチ沿い、経済コースで先行しながら脚を溜めます。
最後の4コーナーではやや外目が空いたことでそこにスムーズに持っていて脚を伸ばして勝利しました。
操縦性も見事でしたし、綺麗にハマった勝利といえるでしょう。
津村騎手の騎乗も勝利に影響したと思いますし、仁川の地でそれが成し遂げられるか注目したいです。
ローシャムパーク×戸崎圭太騎手 評価B
昨年の2勝クラスを勝利していますが、続くスピカステークスは重馬場のハイペースで終い時計は遅いです。
中盤辺りでまくりを開始しましたが最後の最後は一杯になっているので仕掛けが速すぎた可能性もあるでしょう。
騎乗もやや荒っぽかったですし好騎乗とは言い難いです。
もっとも、現在のローシャムパークはこのときよりも本格化しているのは間違いないので一発にも期待できそうです。
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大阪杯の過去10年の乗り替わりデータ
前走から | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
継続騎乗 | 7-7-6-49/69 | 10.1% | 20.3% | 29.0% |
乗り替わり | 3-3-4-55/65 | 4.6% | 9.2% | 15.4% |
今回の乗り替わり騎手と馬 | |||
馬名 | 今回騎乗騎手 | 前回騎乗騎手 | |
カテドラル | 藤岡康太 | 斎藤新 | |
キラーアビリティ | 北村友一 | C.デムーロ | |
ジオグリフ | 北村宏司 | 戸崎圭太 | |
ソールオリエンス | 横山武史 | 田辺裕信 | |
タスティエーラ | 松山弘平 | R.ムーア | |
ミッキーゴージャス | M.デムーロ | 川田将雅 | |
モリアーナ | 武藤雅 | 横山典弘 | |
ルージュエヴァイユ | 菅原明良 | 松山弘平 | |
ローシャムパーク | 戸崎圭太 | D.レーン | |
ロードデルレイ | 西村淳也 | 川田将雅 |
乗り替わりで馬券に絡んだ馬と騎手 | |||
年度 | 着順 | 馬名 | 騎乗騎手 |
2023 | 3 | ダノンザキッド | 横山和生 |
2022 | 3 | アリーヴォ | 武豊 |
2021 | 2 | モズベッロ | 池添謙一 |
2019 | 1 | アルアイン | 北村友一 |
3 | ワグネリアン | 福永祐一 | |
2018 | 2 | ペルシアンナイト | 福永祐一 |
2016 | 1 | アンビシャス | 横山典弘 |
2 | キタサンブラック | 武豊 | |
2015 | 1 | ラキシス | C.ルメール |
3 | エアソミュール | M.デムーロ |
継続騎手が優勢
過去10年の大阪杯で馬券に絡んだ20頭が前走と同騎手でした。
対して、乗り替わり組は10頭が3着内に入線しています。
そして、好走率に関しては前走同騎手のほうが乗り替わり組よりも倍近く高いです。
大阪杯は継続騎手のほうが優勢でした。
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大阪杯の過去10年のテン乗りデータ
成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
【2-2-3-32】 | 5.1% | 10.3% | 17.9% |
テン乗りで馬券に絡んだ馬と騎手 | |||
年度 | 着順 | 馬名 | 騎乗騎手 |
2023 | 3 | ダノンザキッド | 横山和生 |
2022 | 3 | アリーヴォ | 武豊 |
2018 | 2 | ペルシアンナイト | 福永祐一 |
2016 | 1 | アンビシャス | 横山典弘 |
2 | キタサンブラック | 武豊 | |
2015 | 1 | ラキシス | C.ルメール |
3 | エアソミュール | M.デムーロ |
今回のテン乗り騎手と馬 | |||
馬名 | 今回騎乗騎手 | 前回騎乗騎手 | |
カテドラル | 藤岡康太 | 斎藤新 | |
ジオグリフ | 北村宏司 | 戸崎圭太 | |
ミッキーゴージャス | M.デムーロ | 川田将雅 | |
ルージュエヴァイユ | 菅原明良 | 松山弘平 | |
ロードデルレイ | 西村淳也 | 川田将雅 |
テン乗り騎手の好走率は高め
過去10年の大阪杯で乗り替わり騎手騎乗馬は10頭3着内に入線していますが、そのうちの7頭がテン乗り騎手でした。
また、乗り替わり騎手よりもテン乗り騎手のほうが好走率は高いです。
大阪杯で初騎乗を担う騎手も侮れないです。
大阪杯で買いたい騎手トップ3
1位 ベラジオオペラ×横山和生騎手
これまで1回しか騎乗していませんが、10番人気のダノンザキッドを上位に持ってきており、人気落ちを上位に持ってきた腕前は評価したいです。
横山和生騎手は関東騎手ですが、代替開催となった天皇賞(春)や宝塚記念でタイトルホルダーを勝利に導いていることから意外と阪神適性も高い騎手だと思います。
2走前のチャレンジカップが今回と同じコースで勝利しているように、人馬ともにコース適性も高いと思うのでここでも好騎乗に期待したいです。
2位 キラーアビリティ×北村友一騎手
これまでクロノジェネシスとアルアインの2頭を連対圏に持ってきました。
アルアインは9番人気の穴馬でしたが見事勝利に導いていますし、レース相性の良い騎手です。
また、どちらもG1馬を連対圏に持ってきていることから、今回騎乗するG1馬のキラーアビリティのポテンシャルを引き出せるかもしれません。
ただし、2021年5月の落馬以来、これまでとは打って変わって調子を落としているのが気になるところです。
3位 プラダリア×池添謙一騎手
池添騎手はこれまで【0-1-2-5】ですが、5回の着外のうちの3回は4着入りしているように、数値以上に健闘しています。
また、産経大阪杯時代にオルフェーヴルやドリームジャーニーで勝利していることから、複数の勝利経験があるのも強みでしょう。
もっとも、近年は勝ち切れていないのでどちらかというと相手候補に有力といえます。
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大阪杯2024追い切り評価
大阪杯2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。
大阪杯の最終予想
大阪杯2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。