【札幌記念2024追い切り評価/全頭診断】プログノーシスを上回るトップ評価「S」はこの2頭!
札幌記念2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では札幌記念の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
8月14日の馬場状態
札幌
この日の札幌芝コースは重馬場でした。
重馬場でしたが、表記ほどタフではなく、全体的に標準くらいの時計を出している馬は多かったです。
函館
この日の函館は芝・ウッドチップコースともに不良馬場でした。
どちらも不良馬場ということもあって時計はかかりがちです。
札幌記念2024追い切り評価/全頭診断コメント
札幌記念2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
札幌記念(G2)とCBC賞(G3)の当たる無料予想なら絶対にココ!!
アウスヴァール
アウスヴァール 8月14日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌芝(重) | 64.9 | 50.3 | 36.8 | 11.5 | 馬なり | |
前走最終 | 函館W(稍重) | 68.3 | 51.9 | 36.9 | 12.2 | 馬なり |
前走の函館記念(G3)で3着入りしたアウスヴァールは札幌の芝コースで単走を行いました。
主戦の古川吉洋騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて5F64秒9-上がり1F11秒5の時計でまとめています。
映像はありませんが、11日には札幌ダートコースにおいて、単走で馬場の外目から稍一杯に追われて6F83秒2-上がり1F11秒8の時計で走破していました。
最終追い切りは馬なりで軽い追い切りでしたが、11日に強めに追った影響もあって軽快な脚色を見せていました。
この日の札幌は重馬場にしてはそこそこ時計が出ていましたが、その中でも4F50秒3-1F11秒5の速い時計で走破できているのは好感が持てます。
手前を替えてからも推進力のある動きを見せていますし、前走函館記念の時よりも調子は上がっているように見え、好仕上がりでした。
もっとも、函館記念はハンデ54キロの恩恵もあったのに対し、今回は定量戦ということで58キロを背負う中で前走のような逃げ粘りができるかどうか、ポイントとなりそうです。
ジオグリフ
ジオグリフ 8月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館芝(不良) | 52.5 | 38.9 | 11.8 | G前仕掛け | ||
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 84.1 | 67.4 | 52.5 | 37.9 | 11.6 | 馬なり |
皐月賞馬のジオグリフは函館の芝コースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中からゴール前に仕掛けられ、4F52秒5-上がり1F11秒8で走破しています。
中間追い切りは7月中旬ごろから再開し、1週前の6日までは美浦で調教を行いました。
その後、11日には函館ウッドで時計が確認できているのでこの間に輸送を行っています。
なお、映像はありませんでしたが11日は函館ウッドで単走、馬場の外目から直線強めに追われて5F69秒2-上がり1F12秒0でまとめていました。
最終追い切りもゴール前で仕掛けられ、強く追われています。
少し靄がかかっていて分かりづらいものの、11日に負荷を掛けた影響もあって気持ちの乗った動きができています。
四肢の動きも悪くなさそうですし、輸送も問題なくクリアできていました。
ドレフォン産駒らしいパワーのある動きを見せているのも良いでしょう。
ただ、腹回りは少し太い感じがし、休み明けの影響はありそうです。
今回は函館調教ということで、最終的には札幌まで長距離輸送を行います。
輸送+最終追い切りで強めに追ったことで、レース当日までにシャープになるようでしたら良化にも期待したいですが、最終追い切りの段階では少し太い点が気になりました。
それ以外は特に問題ないでしょう。
シャフリヤール
シャフリヤール 8月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館W(不良) | 69.0 | 53.9 | 40.5 | 13.1 | 馬なり | |
1週前 | 函館芝(良) | 67.9 | 51.6 | 37.8 | 11.6 | 馬なり | |
前走最終 | 海外出走 |
ダービー馬のシャフリヤールは函館のウッドチップコースでハワイアンアイコン(牡3、未勝利)と併せ馬を行いました。
北村友一騎手が追い切りに騎乗(レース当日は武豊騎手が騎乗)し、馬場の外目から馬なりで僚馬を6馬身追走し、5F69秒0-上がり1F13秒1の時計で1馬身半先着しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
1週前の7日は函館芝コースでアスクシュタイン(牡2、オープン)と併せました。
このときはレース当日騎乗する武豊騎手を背に、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を1馬身追走し、5F67秒9-上がり1F11秒6の時計でクビ差先着しています。
久々のレースということもあって少し腹回りは太いようにも見えましたが、全体的には悪くない馬体で6歳馬でも衰えは見せていません。
道中軽い脚取りでしたが僚馬の内から楽な手ごたえで先着できていますし、休み明けでも追えば動けそうです。
最終追い切りは函館のウッドチップコースで併せ馬を行っていますが序盤から推進力のある動きができています。
直線に入って手前を替えてから、ワンクッション挟みつつも大きな歩様で内の僚馬をあっさり捉えて先着していることから、調子は悪くなさそうです。
時計に関しては終い3F40秒5-1F13秒1と目立ちませんが、この日の函館ウッドチップコースは全体的に時計がかかっていました。
また、ほとんど外ラチ沿いから追走していたことを考えたらそこまで気にしなくてもよいと思います。
昨年の札幌記念で11着に敗れているのでコース適性がかみ合うか分かりませんが、追い切りは悪くありませんでした。
ステラヴェローチェ
ステラヴェローチェ 8月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌芝(重) | 70.5 | 55.0 | 39.1 | 12.3 | 馬なり | |
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 53.7 | 38.5 | 12.3 | 馬なり |
今年の大阪杯(G1)で4着入線したステラヴェローチェは札幌芝コースで単走を行いました。
主戦の横山典弘騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて5F70秒5-上がり1F12秒3でゴールしています。
前走から約2カ月半ぶりのレースとなりますが、中間の坂路・ウッドの時計は確認できませんでした。
10日には札幌ダートで馬なりの時計を残していることから、この日以前に北海道に上陸していると思われます。
最終追い切りは完全に馬なりの調整でしたが、大型馬にしてはシャープな身体を維持できていますし、久々でも太目残りはありません。
動きに関しては、手前を替えるのにやや時間がかかったものの、それ以降はきびきびとした動きを見せており、久々でもこの馬らしい動きはできています。
ただ、全体時計は5F70秒5と目立ちませんし、特に突出した上積みは見られませんでした。
悪くはありませんが、全体としてはまずまずの仕上がりに感じます。
チャックネイト
チャックネイト 8月14日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館W(不良) | 68.0 | 53.1 | 38.1 | 12.3 | 馬なり | |
1週前 | 函館芝(良) | 64.5 | 49.1 | 35.9 | 11.7 | 一杯 | |
前走最終 | 函館W(良) | 73.2 | 56.8 | 41.3 | 13.5 | 馬なり |
今年のAJCC(G2)を制したチャックネイトは函館のウッドチップコースでソロモン(牡2、オープン)と併せました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追って5F68秒0-上がり1F12秒3の時計で2馬身先着しています。
1週前の7日には函館芝コースでルクソールカフェ(牡2、新馬)と併せています。
このときも助手が騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を1馬身追走する形で一杯に追われて5F64秒5-上がり1F11秒7の時計を出しましたが1馬身遅れていました。
1週前は芝コースで調整を行い、道中無駄のない動きで追えています。
前駆の筋肉量も豊富でしたし後ろ足の蹴り上げもよいですね。
ただ、最後の最後にゴール前で追走したルクソールカフェに差し返されていました。
デビュー前の馬に遅れをとった点をどう評価するかですが、ルクソールカフェはルクソールカフェで鋭く動けていましたし、チャックネイトの時計を見てみると、4F49秒1-上がり1F11秒7で悪くありません。
併せた相手が非凡な才能を見せていた可能性が高いため、遅れはそこまで気にしなくて良いと考えています。
1週前に強く追われたため最終追い切りは馬なりで軽めでしたがストライドの利いた走りで追えていますし、コーナーのターンも鋭さがあります。
直線でもじりじりと脚を伸ばして良血のソロモン相手にあっさり先着していることから、調子のよさが伺えました。
前走最終時よりも好時計を残していますし1戦使ったことで動きに磨きがかかったように思います。
前走函館記念(G3)はトップハンデ58.5キロ枠の影響もあって6着でしたが、最終追い切りを見る限り前走以上の仕上がりでした。
ドゥラエレーデ
ドゥラエレーデ 8月14日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌芝(重) | 41.3 | 13.0 | 馬なり | |||
前走最終 | 函館ダート(稍重) | 68.7 | 53.5 | 39.2 | 11.8 | G前仕掛け |
前走のエルムステークス(G3)から中1週の電撃参戦となったドゥラエレーデは札幌芝コースで単走を行っています。
今回初コンビを組む藤岡佑介騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで3F41秒3-上がり1F13秒0の時計で軽く調整していました。
中1週ということで中間の時計は確認できませんでした。
最終追い切りは軽い動きでしたが、エルムステークスの時と比較すると打って変わって後ろ向きな動きで、迫力に欠けています。
ただ、直線で手前を替えてからはにわかに脚を伸ばしていることから、表面には表れない前向きな気持ちが伺えました。
ドゥラエレーデは昨年のチャンピオンズカップや東京大賞典(どちらもG1)においても追い切り映えしない中でともに3着入りしています。
今回も追い切りは目立ちませんでしたが、直線の動きは悪くなかったですし、この馬なりに状態は維持できているかもしれません。
トップナイフ
トップナイフ 8月14日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌芝(重) | 64.2 | 49.7 | 35.6 | 11.9 | G前仕掛け | |
1週前 | 札幌ダート(良) | 85.0 | 68.8 | 53.3 | 38.7 | 12.1 | 馬なり |
前走最終 | 札幌芝(良) | 69.5 | 54.1 | 39.0 | 12.3 | 馬なり |
昨年の札幌記念で2着入線したトップナイフは札幌芝コースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目からゴール前で仕掛けられて5F64秒2-上がり1F11秒9の時計でまとめています。
1週前の7日には札幌ダートコースで単走を行いました。
このときも助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追って6F85秒0-上がり1F12秒1でゴールしています。
前走から中3週でしたが序盤からスピード感のある動きができています。
直線に入って手前を替えてからは脚の回転が速くなり、終い1Fはストライドを利かせつつも素早い脚さばきでゴールしました。
トップナイフはダートのレースは一度も経験していませんが、慣れないはずのダートコースでもスピーディな動きを見せており、馬なりながらも素晴らしい動きができていたのはとてもよかったです。
最終追い切りは芝コースにおいてゴール前仕掛けで追われています。
首元の発汗は目立ちましたが、序盤から綺麗なフォームで追われていますし、直線で手前を替えてつつ鞭が入ってからもストライドの大きな動きができていました。
発汗はありましたが、この日の札幌は湿度が本州並みに高かったですし、その中で4F49秒7-1F11秒9の時計でまとめられたのは良いでしょう。
昨年の札幌記念における最終追い切りが5F66秒6-上がり1F11秒5の馬なりなので、終い時計は昨年のほうがよいですが、昨年は併せ馬を置いたうえ、良馬場の札幌芝コース、しかも馬場の内を立ち回ったものでした。
今回は重馬場で単走、外目を回っているので終い時計の差はそこまで気にしなくて良いと思います。
その中で2週続けて素晴らしい動きを見せていたのは高く評価したいですし、初重賞制覇に対する意欲が感じられました。とても良い追い切りです。
ノースブリッジ
ノースブリッジ 8月15日(木) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌芝(重) | 42.2 | 12.8 | 馬なり | |||
1週前 | 美浦南W(良) | 66.1 | 51.2 | 37.0 | 11.2 | 直一杯 | |
前走最終 | 海外出走 |
昨年のAJCC(G2)を制したノースブリッジは15日に札幌の芝コースで単走を行いました。
主戦の岩田康成騎手が追い切りに騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追い、3F42秒2-上がり1F12秒8の時計で軽く調整しています。
1週前の7日には美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
このときも岩田騎手が騎乗して馬場の真ん中から直線一杯に追われて5F66秒1-上がり1F11秒2で鋭く伸びています。
序盤は手綱を抑えながら直線まで運び、直線で手が動くと瞬時に反応して力いっぱい追えています。
はるか前方で単走を行っていたほかの馬にも届く勢いで伸びていましたし、全体を通して推進力のある動きができているのも良かったです。
海外帰り+4か月ぶりのレースですがもしっかり伸びていましたし、休み明けの影響もなさそうでした。
最終追い切りは札幌競馬場入りし、芝コースで軽く調教を行っています。
1週前と打って変わって時計は全く出していませんが、折り合いを意識した追い切りができていますし、直線で手前を替えてからもリズムよく動くことができていました。
軽めの調教でしたがノースブリッジらしい動きができていましたし、1週前に追ったことで馬体も引き締まりました。
相手は強力ですが状態は良さそうですので、久々でも力は発揮できそうです。
プログノーシス
プログノーシス 8月14日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館芝(不良) | 43.7 | 11.8 | 馬なり | |||
1週前 | 栗東CW(良) | 83.8 | 68.1 | 53.1 | 37.3 | 11.0 | 直強め |
前走最終 | 海外出走 |
昨年の札幌記念を制したプログノーシスは函館芝コースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追い、4F43秒7-上がり1F11秒8でまとめています。
1週前の7日には栗東のウッドチップコースで単走を行っています。
西谷騎手が騎乗(レース当日は川田騎手が騎乗)し、外ラチ沿いから直線強めに追われて6F83秒8-上がり1F11秒0で終いが伸びていました。
序盤は軽めの動きを見せていましたが、手前を替えてからはじりじりとペースアップし、首を低くしながら差し脚を伸ばしています。
前走のクイーンエリザベス2世カップ(G1)から約4か月ぶりのレースとなりますが、終い重視の追い切りという面では好時計を記録していましたし、久々でも鋭い脚を活かせたのはさすがです。
ただ、序盤から中盤にかけて頭を振る動作を見せていて、走りに集中できていない場面も見られました。
プログノーシスはもともと気難しい馬といわれていますが、追い切りでも操縦性の難しさが見て取れました。
最終追い切りは函館芝コースで行っています。
1週前に強めに追ったため最終追い切りはほとんど軽めです。
コーナーワークでは軽い調整でしたが、直線に入って手前を替えてからは馬なりながらも自ら脚を引き上げてゴールしているのはよかったです。
また、1週前にみられた首を振る動作もなかったですし、レースに向けてスイッチが入ったかもしれません。
今回は2週続けて終い重視の動きを見せていましたが、どちらもプログノーシスらしい差し脚重視の動きを見せていたのはよかったです。
中間も7月中旬から再開して坂路で13本、ウッドで6本と乗り込み、終いを意識した時計を残していることから、昨年見せたような豪脚にも期待したいです。
ホウオウアマゾン
ホウオウアマゾン 8月14日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌芝(重) | 66.5 | 52.2 | 38.2 | 12.6 | 馬なり | |
前走最終 | 札幌ダート(稍重) | 82.1 | 66.5 | 51.2 | 37.4 | 11.8 | G前仕掛け |
ドゥラエレーデと同じく、前走エルムステークス(G3)から中1週参戦となるホウオウアマゾンは札幌芝コースで単走を行いました。
前走に引き続きコンビを組む菱田騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて5F66秒5-上がり1F12秒6でまとめました。
前走から中1週ということで軽い調整でしたが、道中淡々とした動きで前走の反動はなさそうでした。
手前を替えてからも一定のリズムで動けており、馬なりとしては悪くない動きです。
ただ、近走凡走が続いているので一変に期待して思いっきり負荷を掛けてみてもよかったかもしれません。
全体を通して悪くない動きでしたが、大きな上積みも感じられなく、現状のホウオウアマゾンが強敵だらけの札幌記念で太刀打ちできるかというと難しいのではないでしょうか。
ボッケリーニ
ボッケリーニ 8月15日(木) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 札幌芝(重) | 71.0 | 55.2 | 39.8 | 12.7 | 馬なり | |
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 53.0 | 38.3 | 12.3 | 末強め |
中距離路線でまだまだ活躍しているボッケリーニは15日に札幌の芝コースでサトノスフィア(牡3、未勝利)と併せました。
主戦の浜中騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を3馬身追走し、5F71秒0-上がり1F12秒7の時計で半馬身先着しています。
前走鳴尾記念(G3)から2カ月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは7月中旬から再開し、坂路で11本、ウッドで7本残していて乗り込み量は豊富でした。
なお、映像はありませんが1週前の7日には栗東坂路で併せ馬を置いて一杯に追い、4F52秒4-上がり1F12秒1の自己3番目に速い時計で登坂し、負荷を掛けています。
1週前に強く追ったため、最終追い切りは軽めの稽古でしたが僚馬を置いて実践向けに調整されています。
道中は僚馬の内から脚元を意識するような動きを見せています。
少し重い感じもしましたが、8歳馬にしてはきびきび動けていますし、手前を替えてからは自ら脚の回転を上げていました。
時計は全く出していませんが、軽めの調整の中でもボッケリーニらしい動きができています。
大きな上積みはありませんが、年齢以上に動けていますし状態は維持できているように見えました。
モズゴールドバレル
モズゴールドバレル 8月14日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 函館芝(不良) | 66.9 | 51.4 | 38.1 | 12.3 | 馬なり | |
前走最終 | 札幌芝(重) | 68.6 | 52.9 | 36.9 | 11.5 | 強め |
モズゴールドバレルは函館芝コースでテーオーヴァイナー(牡4、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬場の最内から馬なりで僚馬を4馬身追走し、5F66秒9-上がり1F12秒3の時計で同時併入しています。
前走のクイーンステークス(G3)を終えて、一度函館に戻って調整し、再び札幌競馬に向かうようですね。
コーナーワークで僚馬と並ぶと、そこからはほぼ身体を合わせて並走し、脚を伸ばしていました。
序盤からきびきびとした動きを見せていますが、特別大きな良化も見られませんでした。
時計もこの日の函館芝コースにしては悪くないものの、馬場の内沿いを回ったものなのでそこまで評価しなくて良いでしょう。
今回出走予定のホウオウアマゾン同様、追い切りの動き自体は悪くないものの大きな上積みも感じられなかったので、好メンバーがそろった今年の札幌記念で上位争いは容易ではないと思います。
札幌記念(G2)とCBC賞(G3)の当たる無料予想なら絶対にココ!
ライン登録すると札幌記念(G2)とCBC賞(G3)の無料予想をレース当日に受け取れます!
札幌記念2024追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | チャックネイト トップナイフ |
A | アウスヴァール ノースブリッジ プログノーシス |
B | ジオグリフ シャフリヤール ステラヴェローチェ ドゥラエレーデ ボッケリーニ |
C | ホウオウアマゾン モズゴールドバレル |
D | |
E(測定不能) |
毎週の重賞予想を無料でお届けしているので、ぜひLINE登録をお願いします!
札幌記念2024追い切り映像
札幌記念2024の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。
札幌記念2024の最終予想
札幌記念2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。