【サウジアラビアRC2024追い切り評価/全頭診断】上位人気の〝アノ馬〟に最高評価「S」
サウジアラビアロイヤルカップ2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではサウジアラビアロイヤルカップの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
10月2日の馬場状態
美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はユキマルの4F50秒5ですが、それ以外の馬は4F51秒台で、そこまで時計は出ていません。
ウッドの1番時計はフォワードアゲンが出した6F78秒3で、全体的に時計は出ていました。
栗東
この日の栗東は坂路、ポリトラックともに良馬場です。
坂路の1番時計はジャスパーディビネが記録した4F49秒0で、時計は出ています。
ポリトラックの1番時計は確認できませんでしたが、今回出走するシンフォーエバーが馬なりで6F81秒8の時計を記録しており、いつも通りの高速馬場となっています。
サウジアラビアロイヤルカップ2024追い切り評価/全頭診断コメント
サウジアラビアロイヤルカップ2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アルテヴェローチェ
アルテヴェローチェ 10月2日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.7 | 38.2 | 12.3 | 末強め | ||
前走最終 | 函館芝(重) | 53.7 | 39.2 | 11.8 | 馬なり |
札幌の新馬戦を制したアルテヴェローチェは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、全体時計51秒7-上がり1F12秒3の自己ベストで登坂しています。
前走の新馬戦から約2か月ぶりのレースですが、中間追い切りは9月上旬から再開しており、坂路で12本、ウッドで2本の時計を記録していました。
なお、映像はありませんが、1週前の25日には栗東ウッドでリューベック(牡5、オープン)と併せており、馬なりで6F84秒4-上がり1F11秒4の時計を、11日には栗東ウッドで6F78秒5-上がり 1F11秒6の好時計を記録していましたが位置取りや脚色までは確認できませんでした。
最終追い切りは末強めで終い重視でしたが、本選に入る際に跳ねる場面が見られました。
また、道中は舌をペロリと出しながらの追走でまだまだ若いです。
しかしながら、軽快な動きで登坂できたのは好感触ですし、幼さを見せながらも終い2F12秒5-1F12秒3で最後まで脚色衰えず登坂できていることから非凡な才能が感じられました。
走りは完成されていないものの、軽い脚取りで動けていることから開幕で芝の状態が良い東京コースともフィットしそうですし、なによりも素質の高さが感じられたので、現状でも好走に期待できそうです。
アルレッキーノ
アルレッキーノ 10月2日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 81.8 | 66.3 | 51.5 | 37.3 | 11.1 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(稍重) | 65.5 | 51.2 | 37.2 | 11.3 | 馬なり | |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 66.6 | 51.1 | 37.0 | 11.3 | 馬なり |
半姉にオークス馬のチェルヴィニア、半兄に重賞馬のノッキングポイントがいる良血馬アルレッキーノは美浦ウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の3分どころから馬なりで立ち回り、6F81秒8-上がり1F11秒1の時計で鋭く伸びていました。
1週前の26日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはフォーグッド(セ5、1勝クラス)とモルトマエストーソ(牡3、1勝クラス)と3頭併せを行っています。
助手が騎乗して馬なりでフォーグッドを5馬身追走し、5F65秒5-上がり1F11秒3の時計で1馬身先着しました。
3頭併せの最内から立ち回りましたが、直線で横並びになった際、手前を替えてからは少しずつペースを引き上げ、終いは2F12秒1-1F11秒3で鋭く加速しています。
2か月ぶりのレースでしたが相変わらずいい動きでしたし、馬体も2歳馬とは思えないほどしっかりしており、充実していました。
最終追い切りは単走で行いましたが、コーナーの段階から軽快に立ち回っていて気持ちよさそうな動きを見せています。
そして、直線に入ってスムーズに手前を替えると、自ら推進力ある脚さばきで追っており、終い2F12秒5から1F11秒1で鋭く伸びていました。
1週前の併せ馬を行った影響もあって実践に向けて気持ちが入っていましたし、馬なりでも自ら動けているのは好感触です。
もともとウッドで終いの時計を出すタイプでしたが、今回は11秒1という素晴らしい伸びを見せていることから調子も良いでしょう。
開幕の東京コースとも合いそうですし、最後の直線で追い切りの時のような走りができれば、勝ち負けにも期待できそうです。
シンフォーエバー
シンフォーエバー 10月2日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東PT(良) | 81.8 | 65.3 | 51.0 | 38.1 | 11.6 | 馬なり |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 50.2 | 37.1 | 13.4 | 馬なり |
新潟2歳ステークス(G3)からの巻き返しを図りたいシンフォーエバーは栗東のポリトラックコースでエコロスヴァル(牡2、新馬)と併せました。
今回初コンビを組む菅原騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで6F81秒8-上がり1F11秒6の時計で僚馬に1馬身先着しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
中間追い切りは9月20日から再開しており、坂路で7本の時計を記録しています。
なお、映像はありませんが25日に栗東坂路で単走、一杯に追って4F53秒1-上がり1F12秒6、29日も坂路で一杯に追って4F53秒2-上がり1F12秒6の時計を記録していましたが8月22日に記録した自己ベスト4F50秒2(馬なり)には届いていません。
最終追い切りは初めてポリトラックコースで調整を行いましたが、25日と29日に一杯に追ったこともあって集中力の高い走りを見せています。
直線に入ってしばらくしてからはじわりとペースを上げつつ、僚馬に先着できていましたし、四肢のバランスも良いです。
中間25日と29日は坂路で一杯に追われたわりに時計は目立ちませんでしたが、最終追い切りは一杯に負荷を掛けた影響もあって無駄のない動きができていましたし、状態は上がってきているように感じますし、前走の内容で人気を落とすようでしたら見直ししても良さそうです。
タイセイカレント
タイセイカレント 10月2日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.8 | 37.6 | 12.5 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東CW(良) | 82.3 | 67.0 | 52.8 | 38.0 | 12.2 | 稍一杯 |
中京の新馬戦を制したタイセイカレントは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F51秒8-上がり1F12秒5の自己ベストでまとめています。
中間追い切りは前走レースが終了した翌週から再開しており、坂路で11本、ウッドで5本の時計を記録していました。
なお、映像はありませんが1週前の25日には栗東ウッドでナヴォーナ(牡4、2勝クラス)と併せており、馬場の外目から僚馬を1馬身半追走する形で稍一杯に追い、6F82秒9-上がり1F11秒8の時計を記録しましたがクビ差遅れています。
最終追い切りは坂路で単走を行いましたが、外ラチ沿いから終始左手前で追っています。
バランスを崩すことなく追走できていましたし、左前脚の動きも機敏でなかなかいい動きを見せていました。
時計面で見ても従来の坂路における自己ベストが4F53秒7なので大きく更新しており、ラップを見ても終い3F12秒8-2F12秒3-1F12秒5と、スピードを長く活かす走りで持久性のある動きを見せています。
東京コースは最後の直線が長いため、持続性のある脚質が重要ですが、追い切りを見る限り東京コースを意識した動きができていたのは良かったです。
開幕週の東京コースがタイセイカレントの脚色に合うかはやってみないと分かりませんが、追い切り自体は好感触でいい仕上がりでした。
ニシノルアノーヴァ
ニシノルアノーヴァ 10月2日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 83.8 | 68.2 | 53.0 | 38.4 | 11.6 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 83.8 | 66.8 | 52.0 | 37.8 | 11.6 | 馬なり |
未勝利戦上がりのニシノルアノーヴァは美浦のウッドチップコースでソワドリヨン(牝4、2勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3併せを行いました。
主戦の永野騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりでソワドリヨンを1馬身半追走し、6F83秒8-上がり1F11秒6の時計で同時併入しています。
前走から中3週と間隔が短いですが、中間は坂路が4本(いずれもキャンター)、ウッドで2本の時計を記録し、現状維持に努めています。
最終追い切りは併せ馬を置いて調整されましたが、コーナーでは少し俯き加減ながらもフットワークの軽い脚取りで追うことができています。
直線に入ってからも外から合わせたソワドリヨンとほとんど並走する形で走破しており、格上相手にも引けを取らない走りが印象的でした。
時計はそこまで目立つものではありませんが、2頭の間にもまれながらも自身の走りを引き出していましたし、何よりも軽快な動きは開幕の時計が出やすい東京コースともフィットしそうです。
考えてみれば、前走未勝利戦も開幕の超高速馬場だった中山コースで勝ち切っていることから、速い馬場が合うこと間違いないでしょう。
格上の僚馬相手にも負けず劣らずの走りができていたのでいつでも力を発揮できそうです。
ヒシアマン ※取消
ヒシアマン 10月2日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 54.4 | 39.5 | 12.7 | 馬なり | ||
前走最終 | 札幌芝(重) | 63.7 | 49.4 | 35.3 | 11.7 | 馬なり |
札幌の未勝利戦を勝利したヒシアマンは美浦の坂路コースでエリカサファイア(牝3、3勝クラス)と併せました。
助手が騎乗し、馬なりで僚馬より2馬身先行し、全体時計54秒4-上がり1F12秒7の時計で1馬身先着しています。
中間追い切りは坂路で13本、ウッドで2本記録しています。
このうち、映像はありませんが1週前の25日には美浦ウッドで毎日王冠(G2)に出走予定のダノンエアズロックと併せています。
助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬より1馬身先行する形で追われて5F65秒1-上がり1F11秒2の時計で鋭く伸びていました。
最終追い切りは坂路で調整されましたが、左手前で一定のリズムをキープしつつ登坂できています。
肩の部分ほんの少しよれる場面もありましたし、前胸に発汗も確認できましたが、モーリス産駒らしい力あふれる追い切りができたのは良かったです。
開幕週の東京コースがかみ合うかは分かりませんが、一雨降って天気が崩れてくれるようでしたら出し切れるかもしれません。
フードマン
フードマン 10月2日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.1 | 39.0 | 12.3 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.0 | 39.0 | 12.5 | 馬なり |
中京の新馬戦を制したフードマンは栗東坂路でミッドナイトゲイル(牝2、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬なりで僚馬より3~4馬身先行し、全体時計54秒1-上がり1F12秒3の時計でアタマ差先着しています。
中間追い切りは前走レースの翌週から再開しており、坂路で10本、ウッドで8本と、坂路とウッドを併用しながら調整されました。
なお、映像はありませんが1週前の25日には栗東ウッドチップコースでヒフミバンダム(セ2、新馬)と併せています。
前走に引き続きコンビを組む松山騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を2~3馬身追走する形で強めに追って6F82秒1-上がり1F11秒7の時計で3馬身先着していました。
最終追い切りは坂路で馬なりの調整が行われましたが、ラチの近くから右手前で安定した動きを見せています。
前脚の歩幅も最小限で無駄なく動けていますし、綺麗なフォームで追うことができていました。
本線に入る際、少しもたれましたがその後は安定していましたし、状態も良さそうです。
時計は目立ちませんが、時計以上の仕上がりに見えました。
マイネルチケット
マイネルチケット 10月2日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.5 | 40.1 | 12.6 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 56.2 | 40.5 | 12.5 | 馬なり |
中京で行われた未勝利戦を制したマイネルチケットは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F54秒5-上がり1F12秒6の時計を記録しています。
前走レースから中3週ですが、中間追い切りは9月19日から再開しており、坂路で9本、ウッドで1本の時計を記録し、坂路ベースの調整が行われました。
なお、映像はありませんが29日には坂路で単走、強めに追って4F54秒1-上がり1F12秒3の時計で
最終追い切りも坂路で行いましたが、道中は折り合いを確認する程度で負荷はかかっていないものの、回転の速い脚さばきで登坂しており、気持ちは乗っています。
ただ、道中ところどころもたれる場面もあり、まだまだ走法は完成されていません。
馬なりだったことを考慮しても時計はそこまで目立っていませんが、マイネルチケットはあまり坂路で時計を出すタイプではなさそうなのでこの点は問題ないでしょう。
前向きな姿勢は確認できましたが、全体としてはまずまずの仕上がりといったところでしょうか。
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サウジアラビアロイヤルカップ2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。