【香港カップ2024予想】本命におすすめしたい3頭+人気落ちで狙いたい穴馬2頭はこちら!
香港カップ2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
枠順確定後に香港カップ2024予想の最終買い目を発表します!
香港カップ2024の予想ポイント
- 日本馬の好走率がもっとも高く、イギリス&フランス馬は全滅
- 馬券の中心は4~5歳馬、3歳馬と7歳以上は苦戦
- 牝馬の方が活躍している
- 1番人気【6-2-1-1】の複勝率は90%
- 1~8番ゲートが有利
- 前走G1か香港ジョッキークラブCから挑む馬が好走
香港カップ2024予想の最終買い目
枠順確定後、レース前日までに香港カップ2024予想の最終買い目を発表します。
香港カップ2024の有力馬3頭
今年の香港カップも世界中から実績のある馬が集結しました。
今年の出走登録馬の中から人気の中心になりそうな注目馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ロマンチックウォリアー
- 香港カップ (G1) 2023年
- 香港カップ (G1) 2022年
- QE2世カップ (G1) 2024年
- QE2世カップ (G1) 2023年
- QE2世カップ (G1) 2022年
- 香港ゴールドカップ (G1) 2024年
- 安田記念 (G1) 2024年
- コックスプレート (G1) 2023年
- ジョッキークラブC (G2) 2024年
- ジョッキークラブC (G2) 2022年
香港最強クラスの中距離馬であるロマンチックウォリアーは2年連続香港カップを制している馬で、今年は史上初となる三連覇を狙います。
これまでに8つのG1を制している馬で、今年は日本の安田記念にも参戦し、力強いパフォーマンスで勝ち切っている馬で、日本の競馬ファンにもなじみ深い馬といえるでしょう。
そんなロマンチックウォリアーの過去の戦績を見てみると、沙田の芝2,000mは【9-1-0-1】と相性抜群です。
また、香港カップのみならず、同コースで行われるクイーンエリザベス2世カップも3連覇しているように、どんな大舞台でも安定して勝ち切り、且つ日本馬に立ちふさがる壁として今なお君臨しています。
昨年の香港カップは上位5頭もつれるように入線し、その着差は0.1秒差で意外と辛勝でしたが、前走香港ジョッキークラブはトップハンデ58キロを背負いながら2着馬に4馬身以上差を付けて楽勝していいます。
走破時計1分59秒7も優秀ですし、むしろスケールアップすら感じます。
一回使ってパワーアップしているようにも見えますし、今年も香港を代表する馬として、王者の力を見せつけることでしょう。
リバティアイランド
- オークス (G1) 2023年
- 秋華賞 (G1) 2023年
- 桜花賞 (G1) 2023年
- 阪神JF (G1) 2022年
昨年の三冠牝馬であるリバティアイランドも香港カップの出走を表明しました。
リバティアイランドは新馬戦で上がり3F最速31秒4という異次元の末脚を披露し、デビュー当初から注目されていましたが、そのポテンシャルは本物で、阪神JFや桜花賞は末脚を一気に伸ばして勝利し、オークスでも2着のハーパーに6馬身差の圧勝で、あっという間に世代のトップに躍り出ました。
昨年ジャパンカップは最強馬イクイノックスに完敗でしたが、それでも2着入りしているように古馬相手にも健闘しています。
ところが、今年の緒戦で挑んだドバイシーマクラシックは海外の馬場が影響したのか、日本で見せたようなキレのある動きができずに3着に敗れ、その後軽度な靱帯炎が判明します。幸いにも競走馬としての生命が危ぶまれることはありませんでしたが、その影響があったのか、復帰戦となった前走天皇賞(秋)では直線で動くことなく13着に敗れてしまいました。
騎乗した川田騎手の位置取りは完璧に近く、いつ出し切ってもおかしくない競馬でしたが、動けなかったのは休み明けや海外帰り緒戦、怪我明けなどが影響しているかもしれません。
今回は再び異国の地で競馬となりますが、今回取り上げた好走データに複数該当しているのでチャンスはあるでしょう。
ただ、前走天皇賞(秋)があまりにも動けなかったので、本番で出し切れるか分かりません。
評価の難しいところですが、舞台適性自体は合いそうなので三冠牝馬としての威光を取り戻してほしいです。
タスティエーラ
- 日本ダービー (G1) 2023年
- 弥生賞ディープ記念 (G2) 2023年
昨年のダービー馬タスティエーラも香港カップに参戦します。
タスティエーラは昨年のダービーを勝利し、皐月賞と菊花賞でも2着入りし、クラシックはすべて連対しました。
ただ、有馬記念は位置取りが悪すぎて出足が遅れたことで6着に敗れると、大阪杯は位置取りこそ良かったものの伸びきれずに11着、天皇賞(春)も7着と古馬相手に結果を残せていませんでした。
その影響もあって前走天皇賞(秋)は9番人気の低評価でしたが、蓋を開けてみればスローからの上がり勝負、ダービーのような展開がはまって2着入りしました。
展開がかみ合ったのも事実ですが、陣営の尽力も結果に現れ、競馬ファンからしてもダービー馬の復活は嬉しいものがこみ上げます。
今回はキャリア初の海外遠征となりますが、皐月賞でタフな馬場を経験し、菊花賞で2着と、パワーやスピードは豊富です。
香港の洋芝も日本ほど超高速馬場にはなりづらいので、意外とチャンスはあるかもしれません。
前走2着で人気する可能性はありますが、はまりそうな感じもするのでここで2つ目のG1タイトルを手にしてもおかしくないでしょう。
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香港カップ2024の穴馬2頭
香港カップは上位人気馬が優勢傾向にありますが、2021年~2022年は10番人気以下の馬が馬券に絡んでいるので小波乱には期待できるかもしれません。
今年の出走登録馬の中から配当に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
スピリットダンサー
- バーレーンインターナショナルT (G2) 2024年
- バーレーンインターナショナルT (G2) 2023年
- ネオムターフカップ (G2) 2024年
- ストレンソールステークス (G3) 2023年
イギリスから参戦するのはスピリットダンサーです。
G1タイトルこそ手にしていませんが、G2レースを3勝しており、今年のネオムターフでは差し脚を伸ばして日本のキラーアビリティに先着しています。
それ以外にも昨年の香港カップでロマンチックウォリアーと差のない2着に入線したルクセンブルクや今回フランスから参戦するカリフ相手にも勝ち切っており、7歳馬にしては結果を残していました。
今年のドバイシーマクラシックと前々走ダーレーステークスは凡走してしまいましたが、前走バーレーンインターナショナルトロフィーは早めに動いて勝ち切っており、まだまだ底を見せていません。
データと相性の悪いイギリス調教馬ですが、年齢以上の走りはできているのでかみ合えばチャンスはあるかもしれません。
カリフ
- ダルマイヤー大賞 (G1) 2024年
- エティンゲンレネン (G2) 2023年
- バーデンマイル (G3) 2023年
- ラクープ (G3) 2024年
フランスから参戦するカリフは今年のダルマイヤー大賞を制した馬です。
脚質的には先行競馬を得意としているようで、勝利したダルマイヤー大賞では先行しながら直線でもしぶとく脚を使って優勝しました。
このとき2着だった馬が今年のジャパンカップに出走したファンタスティックムーンで、道中接近しようとしていましたがその差を詰めることなく勝利し、力ある競馬を見せています。
ただ、今年のネオムターフや前走バーレーンインターナショナルトロフィーでは今回出走しているイギリスのスピリットダンサーに先着を許しているように、ポテンシャル面ではスピリットダンサーに見劣りするかもしれません。
評価の難しいところですが、勝利したダルマイヤー大賞の内容を見る限り、しぶとく脚を使う競馬が一番合ってそうなので、少しでも馬場が重くなってなおかつ先行しやすいゲートを引けたら侮れない存在になれるかもしれないです。
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ここからは香港カップの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!
香港カップ2024の概要
香港カップは香港の沙田(シャティン)競馬場で開催される芝2,000mの中距離G1競走です。
香港カップが開催される日は一日に4つのG1競走が開催される香港競馬の祭典です。
中距離が舞台の香港カップと香港ヴァーズ、スプリント王を決める香港スプリント、マイルチャンピオンを決める香港マイルなど、バラエティに富んでおり、どの馬にもG1をつかめるチャンスが設けられています。
また、日本と香港は地理的に近いことから、すでに日本でのレースを終えたスプリンターやマイラー、有馬記念の適性を疑問視する中距離馬などが香港に参戦し、日本馬にとってもチャンスがあるレースといえるでしょう。
事実、日本馬は4つのG1レースすべてで勝利実績があり、そのうち今回取り上げる香港カップは過去10年で5勝していました。
異国の地の競馬ですが、日本馬と相性が良いのでここでの激走にも期待できるのです。
今年は三冠牝馬のリバティアイランドと昨年のダービー馬であるタスティエーラが出馬を表明しました。
一度は世代の頂点に君臨した2頭の馬が、異国の地でどのようなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみですね!
なお、前述したとおり、香港カップが開催される日は他にも3つの重賞が開催されますが、うましるでは香港カップのみデータを扱います。
その他3つのG1競走についてはレース予想のみの公開とさせていただきます。
予めご了承ください。
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香港カップ2024の開催内容
開催日 | 日本時間 12月8日(日曜) |
発走時刻 | 日本時間 17時40分 |
格付け | G1 |
開催競馬場 | シャティン競馬場 8R (香港) |
コース | 芝2,000m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 22,400,000ドル香港ドル (約4億320万円) |
香港カップ2024の馬券の買い方は?
今年も香港カップの馬券を購入できます。
購入方法は大きく分けて2つ。
いずれの方法でも事前登録が必要です。
インターネット投票には即パットとA-PATが存在しますが、即日利用できる即パットがおすすめです。
即パットが使える環境でしたら12月8日(日)の午前7時からレース発走予定時刻の2分前(日本時間12月8日17時38分)まで購入可能です。
UMACA会員の方は競馬場や場外馬券売り場の専用券売機で購入可能です。
発売期間は各事業所の馬券発売開始時刻から発走予定時刻の2分前、もしくは営業終了時間となっています。
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香港カップ2024をリアルタイムで視聴する方法は?
香港カップの視聴方法は主に2つあります。
ひとつめはテレビで試聴する方法です。
有料放送のグリーンチャンネルがレース当日の16時30分から19時までの2時間半、「2024香港国際競走中継」という番組を無料で放送します。
BSグリーンチャンネルが映る環境であればだれでも香港カップを試聴できますよ。
なお、番組内では香港マイルも中継しますが、香港ヴァーズと香港スプリントはグリーンチャンネルの番組「中央競馬全レース中継」内で放送するようです。
ラジオの場合はラジオNIKKEI第1で試聴可能です。
放送時間帯は16時45分か18時の1時間15分で、「香港国際競走実況中継」という番組が放送されます。
ラジオアプリの「radiko」や「radikker」を利用すれば全国どこでも無料で中継を楽しめますよ。
なお、香港マイルも番組内で生中継しますが、香港ヴァーズと香港スプリントは「中央競馬実況中継」内で放送するようです。
香港カップ2024が開催されるシャティン競馬場の芝2,000mの特徴
香港カップの勝ちタイム | |
(過去10年) | 平均タイム2:01.02 |
レコードタイム | 1:59.70 (2022年 ロマンチックウォリアー) |
シャティン競馬場の芝2,000mはスタンド前やや左がスタート地点でコースを1周強走ります。
右回りでフルゲートは14頭立てとなっています。
スタート地点はスタンド前で、観客の歓声が響き渡る中、ゲートインします。
このとき、歓声が耳に入って神経をくすぶられる馬は入れ込みやすく、精神的な強さと脆さも反映されやすいです。
スタートから最初のコーナーまでは150mほどしかありません。
そのため、先行争いが激しくなりやすく、特に内枠の逃げ・先行馬はハナ争いに加わるべく必要以上にペースを上げがちです。
最初の1.2コーナーはやや鋭角なカーブで、向こう正面は700mほどあります。
そして、3.4コーナーも1.2コーナー同様鋭角ですが、外に向けて坂があるためそこまで減速しなくても立ち回れます。
最後の直線は約430mで、下り傾斜となっているためペースを引き上げやすいですよ。
シャティン競馬場の芝2,000mはスタートと最初のコーナーまでの位置取りが非常に重要です。
なぜなら、ゲートと最初のコーナーが150mしかないため、逃げや先行馬はどこで競馬するかが問われます。
そのため逃げや先行馬はできるだけ内ゲートを、包まれるリスクのある差しや追込馬は外ゲートを引いたほうが出し切りやすいです。
ゲートの並びがレース結果に左右しやすいのが沙田芝2,000mの特徴といえるでしょう。
なお、コース自体はスピードが出やすい造りとなっていてトップスピードで競馬できます。
ただし、シャティン競馬場では西洋芝という洋芝を導入していることから日本の超高速馬場になることはほぼなく、それなりにパワーも求められますよ。
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香港カップ2024の出走馬
馬名 | 性齢 | 斤量 | 想定騎手 | 調教国 |
ロマンチックウォリアー | セ6 | 57.0 | J.マクドナルド | 香港 |
スピリットダンサー | セ7 | 57.0 | O.オーア | イギリス |
ストレートアロン | セ6 | 57.0 | B.アヴドゥラ | 香港 |
タスティエーラ | 牡4 | 57.0 | D.レーン | 日本 |
カリフ | セ5 | 57.0 | A.デフリース | フランス |
ニンブルニンバス | セ7 | 57.0 | A.アッゼニ | 香港 |
ザフォクシーズ | 牡4 | 57.0 | O.マーフィー | イギリス |
エンカウンタード | セ5 | 57.0 | H.ボウマン | 香港 |
マッシヴソヴリン | セ4 | 57.0 | Z.パートン | 香港 |
リバティアイランド | 牝4 | 55.5 | 川田将雅 | 日本 |
コンテント | 牝3 | 54.0 | R.ムーア | アイルランド |
ウイングスパン | 牝3 | 54.0 | W.ローダン | アイルランド |
香港カップの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | ゲート | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2023 良 | 1 | 7 | ロマンチックウォリアー | 1 | コックスプレート(G1) | 1 |
2 | 10 | ルクセンブルク | 4 | 愛チャンピオンステークス(G1) | 2 | |
3 | 2 | ヒシイグアス | 6 | 天皇賞(秋)(G1) | 9 | |
2022 良 | 1 | 7 | ロマンチックウォリアー | 1 | ジョッキークラブカップ(G2) | 1 |
2 | 6 | ダノンザキッド | 6 | マイルチャンピオンシップ(G1) | 2 | |
3 | 4 | マネーキャッチャー | 10 | ジョッキークラブカップ(G2) | 5 | |
2021 良 | 1 | 4 | ラヴズオンリーユー | 1 | BCフィリー&メアターフ(G1) | 1 |
2 | 12 | ヒシイグアス | 3 | 天皇賞(秋)(G1) | 5 | |
3 | 10 | ロシアンエンペラー | 11 | ジョッキークラブカップ(G2) | 5 | |
2020 良 | 1 | 3 | ノームコア | 4 | エリザベス女王杯(G1) | 16 |
2 | 8 | ウインブライト | 3 | 天皇賞(秋)(G1) | 10 | |
3 | 1 | マジカル | 1 | BCターフ(G1) | 2 | |
2019 良 | 1 | 8 | ウインブライト | 1 | 天皇賞(秋)(G1) | 8 |
2 | 2 | マジックワンド | 3 | マッキノンステークス(G1) | 1 | |
3 | 3 | ライズハイ | 4 | ジョッキークラブカップ(G2) | 4 | |
2018 良 | 1 | 1 | グロリアスフォーエバー | 4 | ジョッキークラブカップ(G2) | 6 |
2 | 2 | ディアドラ | 1 | 府中牝馬ステークス(G2) | 1 | |
3 | 7 | タイムワープ | 3 | ジョッキークラブカップ(G2) | 9 | |
2017 良 | 1 | 5 | タイムワープ | 3 | ジョッキークラブカップ(G2) | 2 |
2 | 3 | ワーザー | 1 | ジョッキークラブカップ(G2) | 1 | |
3 | 1 | ネオリアリズム | 2 | 天皇賞(秋)(G1) | 13 | |
2016 良 | 1 | 8 | モーリス | 1 | 天皇賞(秋)(G1) | 1 |
2 | 3 | シークレットウエポン | 5 | ジョッキークラブカップ(G2) | 1 | |
3 | 7 | ステファノス | 3 | 天皇賞(秋)(G1) | 4 | |
2015 良 | 1 | 12 | エイシンヒカリ | 9 | 天皇賞(秋)(G1) | 9 |
2 | 3 | ヌーヴォレコルト | 6 | エリザベス女王杯(G1) | 2 | |
3 | 2 | ブレイジングスピード | 3 | ジョッキークラブカップ(G2) | 2 | |
2014 良 | 1 | 3 | デザインズオンローム | 1 | ジョッキークラブカップ(G2) | 5 |
2 | 8 | ミリタリーアタック | 2 | ジョッキークラブカップ(G2) | 2 | |
3 | 9 | クリテリオン | 10 | マッキノンステークス(G1) | 5 |
【調教国】もっとも活躍していたのは日本馬!
調教国 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
日本 | 【5-5-3-18】 | 16.1% | 32.3% | 41.9% |
香港 | 【5-3-5-40】 | 9.4% | 15.1% | 24.5% |
アイルランド | 【0-2-1-6】 | 0.0% | 22.2% | 33.3% |
フランス | 【0-0-0-7】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
イギリス | 【0-0-0-6】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の香港カップで好走した馬を調教別にまとめました。
過去10年の勝ち馬は日本馬と香港馬がそれぞれ5勝ずつあげており、それ以外の国の馬は勝利がありません。
2~3着に入線した馬も日本馬と香港馬がそれぞれ8頭ずつ、次いでアイルランドの馬が3頭入線していました。
全体的に日本馬と香港馬の好走数が目立ちますが、母数を見ると日本馬は香港馬より圧倒的に少なく、相対的に好走率は高いです。
勝率、連対率、複勝率の数値すべてにおいて日本馬はトップなので、日本馬の活躍に期待できるでしょう!
なお、それ以外の国の馬を見ると、香港場はまずまず、アイルランドの馬は勝ち馬こそいませんが、複勝率は33%で香港組に勝っています。
そして、イギリスとフランスの馬は出走馬全てが全滅していました。
馬券予想の際は調教国を見ながら予想しても良さそうです。
今年の出走登録馬を調教国別にまとめました。
【年齢】4~5歳馬が中心
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
3歳 | 【0-0-0-7】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
4歳 | 【5-5-2-15】 | 18.5% | 37.0% | 44.4% |
5歳 | 【5-1-5-28】 | 12.8% | 15.4% | 28.2% |
6歳 | 【0-4-2-18】 | 0.0% | 16.7% | 25.0% |
7歳以上 | 【0-0-1-11】 | 0.0% | 0.0% | 8.3% |
過去10年の香港カップの勝ち馬はいずれも4~5歳馬でした。
4~5歳馬は2~3着にも13頭が入線しており、馬券全体の大多数を占めています。
好走率を見ても、4歳馬は単勝率、連対率、複勝率すべての数値がもっとも高いです。
5歳馬は単勝率と複勝率は2番目に高いですが、連対率は6歳馬にわずかに劣りました。
6歳馬は勝ち馬こそいませんが、2~3着には6頭が入線しており、連対率と複勝率は5歳馬と差がありません。
対して、3歳馬は7頭全滅、7歳以上の馬も12頭が出走しましたが3着までとなっています。
香港カップは4歳馬がもっとも活躍しており、次いで5~6歳馬が健闘、3歳と7歳馬は苦戦傾向にありました。
今年の出走登録馬を年齢別にまとめました。
【性別】牝馬が強いレース
性別 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
牡・セン馬 | 【8-7-9-72】 | 8.3% | 15.6% | 25.0% |
牝馬 | 【2-3-1-7】 | 15.4% | 38.5% | 46.2% |
過去10年の香港カップで馬券に絡んだ24頭が牡・セン馬でした。
牝馬は6頭しか入線しておらず、好走数だけ見たら牡・セン馬に大きく劣ります。
しかし、牝馬はこれまで13頭しか出走していない中で6頭が入線していました。
そのため、勝率や連対率、複勝率の数値は牡・セン馬と比較しても倍以上高いです。
香港カップは牝馬と相性がいいレースといえるでしょう。
今年の出走登録馬の中で牝馬は3頭いました。
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香港カップの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【6-2-1-1】 | 60.0% | 80.0% | 90.0% |
2番人気 | 【0-1-1-8】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
3番人気 | 【1-3-3-3】 | 10.0% | 40.0% | 70.0% |
4番人気 | 【2-1-1-6】 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
5番人気 | 【0-1-0-9】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
6~9番人気 | 【1-1-2-34】 | 2.6% | 7.9% | 10.5% |
10番人気以下 | 【0-0-3-18】 | 0.0% | 0.0% | 14.3% |
信頼度の高い1番人気
過去10年の香港カップで1番人気は【6-2-1-1】でした。
これまで6頭の馬が勝利しており、着外も2015年のデザインズオンロームの4着なので掲示板入りしていました。
香港カップは1番人気が大活躍しているので、買い目にあってもなくても抑えたいです。
1番人気以外では3番人気が信頼できる
過去10年の香港カップの上位勢で1番人気以外に信頼できるのは3番人気です。
3番人気は【1-3-3-3】で勝ち馬こそ2017年のタイムワープしかいませんが、2~3着には6頭が入線しており、相手候補に有力です。
2番人気や5番人気が複勝率10~20%でいまいち信頼できないため、より一層3番人気は信頼できるでしょう。
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香港カップの過去10年のゲート番別成績
ゲート番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1.2 | 【1-2-4-13】 | 5.0% | 15.0% | 35.0% |
3.4 | 【3-3-2-12】 | 15.0% | 30.0% | 40.0% |
5.6 | 【1-1-0-18】 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
7.8 | 【4-2-2-12】 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
9.10 | 【0-1-2-12】 | 0.0% | 6.7% | 20.0% |
11.12 | 【1-1-0-11】 | 7.7% | 15.4% | 15.4% |
13 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
1~8ゲートの活躍が目立つ
過去10年の香港カップの勝ち馬9頭が1~8ゲートから出ていました。
複勝率を見ても1,2ゲートと3,4ゲート、7,8ゲートが35%以上あり、それ以外のゲートと比較しても高い水準です。
舞台となる沙田芝2,000mはスタートから最初の1コーナーまでの距離が約150mしかありません。
そのため、外ゲートの馬はどうしてもロスが生じてしまいます。
外ゲートが不利なので相対的に内~中ゲートが有利となっています。
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香港カップの過去10年の前走レース別成績
前走レース | 成績 |
香港ジョッキークラブカップ(G2) | 【4-3-4】 |
その他G2 | 【0-1-1】 |
G1全般 | 【6-6-5】 |
前走G1か香港ジョッキークラブカップから挑む馬が中心
過去10年の香港カップの勝ち馬は前走がG1もしくはG2の香港ジョッキークラブカップでした。
このうち好走数が高いのは前走G1の馬です。
対して、前走が香港ジョッキークラブカップ以外のG2だった馬は2頭しか入線していません。
そして、前走G3以下の馬は1頭も馬券に絡めていませんでした。
馬券予想の際は前走G1もしくは香港ジョッキークラブカップだった馬から選択するのがよさそうです。
今年の出走登録馬の中で前走がG1だった馬は4頭、前走香港ジョッキークラブカップだった馬は3頭いました。
香港カップ2024全頭考察
今年の香港カップは意外と玉石混合しており、実績豊富な馬もいれば、少し見劣りする馬も少なくありません。
ここからは冒頭で紹介しきれなかった残りの出走登録馬を紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
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ストレートアロン
- 香港ジョッキークラブC (G2) 2023年
- クイーンマザーメモリアルC (G3) 2023年
- カービンクラブステークス (G3) 2022年
昨年のジョッキークラブカップを勝利し、香港カップでも4着入りしたストレートアロンが今年の参戦を発表しました。
主なG1勝ち鞍はありませんが、昨年の香港ジョッキークラブカップでは後ろからの競馬になりましたが3~4コーナーで早めに動き、直線入りの時点で手応え良く抜け出して優勝しています。
強力な馬が不在だったとはいえ、早い位置から動いて脚色を落とすことなく突き抜けることができ、力強い走りを見せました。
そして、昨年の香港カップは4着でしたが5番手くらいの位置で脚を溜めつつ、3~4コーナーでも我慢しながら直線では馬群の中からじりじり脚を伸ばして4着でした。
4着とはいえ勝ち馬ロマンチックウォリアーとのタイム差は0.1秒で着順以上にやれています。
ただ、今年は現時点で7戦使われていますが、勝利どころか連対すらありません。
特に今年の香港ゴールドカップは香港カップと同じ沙田芝2,000mでしたが、勝ち馬ロマンチックウォリアーから0.6秒差の4着でした。
昨年と比較すると少し衰えがあるかもしれません。
状態が昨年の時くらい戻っていれば好走に期待できそうですが、好走できるかどうかは状態次第でしょうか。
ニンブルニンバス
- センテナリーヴァーズ (G3) 2024年
ニンブルニンバスは今年のセンテナリーヴァーズを制した馬で、前走香港ジョッキークラブカップでも3着入りしました。
香港ジョッキークラブカップは11頭立てで8番人気の低評価でしたが、中団で脚を溜めながら、馬場の内目よりじりじり脚を伸ばして3着入りしました。
最後までしぶとく脚を伸ばして勝ち切れましたが、勝ち馬ロマンチックウォリアーとのタイム差は0.7秒で、実績最上位勢の足元にも及びませんでした。
今回は昨年に引き続き香港カップに挑みますが昨年も7着でしたし、なかなか結果は伴っていません。
それ以外のレースを見てもG3競走レベルで苦戦していますし、ここはさすがに敷居が高いように感じます。
ザフォクシーズ
- ダンテステークス (G2) 2023年
- ロイヤルロッジS (G2) 2022年
イギリスから参戦するザフォクシーズは重賞レースを2勝しており、昨年のベルモントダービーでも2着入りしました。
大外11ゲートから発走、しかも出遅れて後方からの競馬となりましたが、馬場の内目で脚を溜め、直線でも内から仕掛けると、グングン加速して先行集団に接近し、2着入りしました。
ゲートがもう少し内で、なおかつスムーズに出てくれれば勝ち負けもあり得たかもしれません。
また、このときの勝ち馬であるファーブリッジが今年のソードダンサーステークスとジョーハーシュターフクラシック、2つのG1レースを制していることから、強い相手に迫ることができました。
ただその後は目立った活躍を残しておらず、前走チャーチルステークスは久々の勝利とはいえポリトラックコースのものであまり当てにしづらいです。
今回は久々のG1競走となりますが、初めてのここしばらく芝の勝利実績がない馬がいきなり芝G1でやれるとも思えませんし、ここでの勝ち負けは厳しいものがありそうです。
エンカウンタード
- ササレディースパース (G3) 2023年
エンカウンタードは昨年のササレディースパースを勝利した馬です
脚質的にはもともと先行競馬を得意としていましたが、近年は後ろからの競馬が増えています。
しかしながら、勝利したササレディースパース以降の9戦はすべて馬券外に沈んでいました。
香港カップが開催される芝2,000mの実績も【0-0-0-3】と乏しく、距離もミスマッチしているように思います。
G1どころかG2やG3で苦戦が続いている馬が上位争いできるほど香港カップは甘くないでしょう。
マッシヴソヴリン
- 香港ダービー (L) 2024年
今年の香港ダービーを制したマッシヴソヴリンも参戦します。
勝利した4走前の香港ダービーは少し分かりにくいですが恐らくゲートはあまり上手ではなく後ろからの競馬になっています。
内に潜り込んで3~4コーナーで徐々に進出、直線で好位置を確保するとスパートを仕掛けて、残り1Fで最高速度に達してぐいぐい加速し、逃げたカインジェネレーションを捕らえることに成功しました。
直線入りの時点でカインジェネレーションとの差はかなり開いていたものの、長く脚を使って残り1Fを過ぎたあたりの瞬発力は見事でした。
勝ち時計1分59秒85も優秀ですし力のある競馬が見られました。
ただ、近3戦はいずれも掲示板外に敗れています。
クイーンエリザベス2世カップやチャンピオンズ&チャターカップはG1で相手が強力だったことや距離、稍重を考慮するとある程度は仕方ないかもしれませんが、前走ササレディースパースはG3で1番人気に支持されながらも6着と物足りません。
今年はロマンチックウォリアーを除くと香港勢で目立つ馬がいないので、香港ダービーのような競馬ができれば意外とチャンスはありそうでしたが、近3戦、とくに前走が負けすぎているので香港ダービーの時と同じくらいのパフォーマンスを取り戻せているかが焦点となるでしょう。
コンテント
- ヨークシャーオークス (G1) 2024年
- スタッフォーズタウンスタッドS (G3) 2023年
アイルランドから参戦するコンテントは今年のアイルランドオークスで2着、そして、続くヨークシャーオークスを制したG1馬です。
もともと短距離からマイルを中心に使われていましたが、今年6月に行われたプリティポリーステークスで3着入りすると、中距離にシフトします。
アイルランドオークスは中団で脚を溜めつつ、直線では前が壁になりながらも空いた空間からじりじり脚を伸ばして2着入りしました。
勝ち馬には届きませんでしたが、厳しい展開でも脚を引き出しており、一定のパフォーマンスを引き出しています。
そして、ヨークシャーオークスは出遅れ、しかも序盤はかなりかかっていて折り合いも難しそうでしたが、道中5番手の位置でムーア騎手が何とかなだめつつ競馬を行い、直線では各馬の最内からじりじり脚を伸ばし、外から仕掛けるユーゴットトゥミーやエミリーアップジョンといった強敵相手に勝ち切りました。
ユーゴットミーは前走アイルランドオークスで敗れた馬で、エミリーアップジョンは昨年のコロネーションカップやイギリスチャンピオンズフィリーズ&メアズステークスを制した馬で、強敵相手に勝ち切ることができました。
ヨークシャーオークスの走りを見る限り、今後の活躍にも注目したいところでしたが直近3戦はいずれも掲示板外に沈んでおり、少し調子を落としてそうです。
ただ、オペラ賞とイギリスチャンピオンズフィリーズ&メアズステークスはどちらも重馬場で思うように出し切れなかった可能性があります。
前走ブリーダーズカップフィリー&メアターフも6着で掲示板外に沈んでいますが、勝ち馬モイラとは0.5秒差なので、オペラ賞やイギリスチャンピオンズフィリーズ&メアズステークスと比較するとやれています。
良馬場のほうが安定しているので、過去10年すべてで良馬場開催だった香港カップとは合うかもしれません。
初めてのアジア遠征で復活の兆しをつかむことができるか注目したいです。
ウイングスパン
- ハリーハリエットS (L) 2024年
アイルランドから参戦するウイングスパンも一つ上の見出しで紹介したコンテントと同じ3歳牝馬です。
主な勝ち鞍はリステッド競走のハリーハリエットステークスでこれまでグレード重賞の勝利はありません。
しかしながら、今年のイギリスチャンピオンズフィリーズ&メアズステークスでは逃げの競馬で最後まで粘り通して2着入線しました。
勝ち馬カルバナには2馬身差の完敗でしたが、3着以下に差はつけていますし、今回出走しているコンテントにも勝ち切っています。
そして前走のブリーダーズカップターフは日本馬シャフリヤールやローシャムパークも出走したレースで、牡馬混合レースに出走し、5着入線しました。
牡馬混合戦、非重賞馬ということで7番人気の低評価でしたが勝ち馬レベルスロマンスと0.6秒差の5着で、決して悪くないですし、3歳牝馬ということで伸び代にも期待できそうな一戦でした。
今回は香港の地に遠征して再度頂点を目指しますが、今年の出走登録馬で逃げそうな馬はウイングスパンを除けばザフォクシーズくらいしかいないので内~中ゲートを引くことができれば先頭に立ちやすく、自身の競馬は貫けそうです。
コース適性に関しては正直分かりませんが、近2戦は強い相手に善戦できているのでハマればベストは尽くせそうです。
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