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【京都金杯2025追い切り評価/全頭診断】自己ベストを叩き出した〝アノ馬〟にトップ評価「S」

京都金杯2025追い切り評価記事のサムネイル画像

京都金杯2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では京都金杯の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

12月31日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はライジンマルの4F51秒3ですが51秒台を出したのは1頭のみで時計は出ていません。
ウッドの1番時計はナイトインロンドンが記録した6F78秒4です。坂路と違って全体的に時計は出ていました。

栗東
この日の栗東も坂路、ウッドともに良馬場です。
坂路の1番時計はオーウェンズバレーが記録した4F49秒7です。ただ、そこまで時計を出す馬は多くなく、美浦より時計は出ているものの高速馬場ではありませんでした。
ウッドの1番時計はサミダレナイツが記録した6F79秒4です。美浦同様時計は出ています。

目次(読みたい項目をタップ)

京都金杯2025追い切り評価/全頭診断コメント

京都金杯2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アスクコンナモンダ

アスクコンナモンダ 12月31日(火) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  60.043.814.4馬なり
1週前栗東CW(良)⑦98.866.652.137.011.2稍一杯
前走最終栗東CW(良)81.265.551.036.111.7直強め

昨年のポートアイランドステークス(L)を制したアスクコンナモンダは31日に栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F60秒0-上がり1F14秒4で軽めの調整を行っています。

1週前の25日は栗東のウッドチップコースで単走を行っており、外ラチ沿いから稍一杯に追われて7F98秒8-6F81秒8-上がり1F11秒2で負荷を掛けています。

1週前のウッド追いでは少し太い感じもしましたが跳びのある動きで力強さは感じられます。

ただ、直線に入って少し頭は引き気味でしたし、気持ちが乗っているかというと難しいところでした。

一杯に追ったので最終追い切りまでの良化に期待したいです。

その最終追い切りは31日に栗東坂路で軽く行われました。

時計を見ても分かるようにほとんど軽めの調整でしたが道中大きく頭を振りながらの追い切りでかなりかかっています。

脚取りは悪くありませんが、集中力はほとんどないですし、馬なりとはいえ終いも2F14秒1-1F14秒4と減速し、差し馬らしさが見られませんでした。

実力のある馬ですが、今回の追い切りを見る限りあまり本調子とは言い難いです。

ウォーターリヒト

ウォーターリヒト 1月2日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.440.012.0馬なり
前走最終栗東坂路(良)  56.541.112.1末強め

昨年のキャピタルステークス(L)を勝利したウォーターリヒトは2日に栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F55秒4-上がり1F12秒0の時計で軽く調整を行っています。

前走から約1か月ぶりのレースとなる今回は11月末ごろから中間追い切りを再開しており、坂路で22本、ウッドで4本の時計を記録しており坂路ベースの調整が行われています。

なお、映像はありませんでしたが28日には栗東坂路でメイショウトムと併せており、末強めに追われて4F53秒2-上がり1F12秒7の時計でまとめていました。

最終追い切りは馬なりで軽く調整されていましたがJRAレーシングビュアーに追い切り映像は上がっていませんでした。

しかしながら、末強めに行われた前走キャピタルステークスの時と比較すると今回は馬なりでしたが全体時計・終い時計ともに前走最終時よりも出ています。

前走キャピタルステークスが追い切り時計が目立たない中、レースを制していることから力は出し切れるのではないでしょうか。

ただ、1週前の28日に追い切りは末強めに追われたものの終い2F12秒4-上がり1F12秒7の減速ラップだったので最良の出来かといわれると判断が難しいです。

映像がないので評価が難しいところですが、時計を見る限りはまずまずの出来だと考えられます。

オーキッドロマンス

オーキッドロマンス 12月31日(火) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 68.553.238.912.2一杯
1週前美浦南W(良)84.468.652.737.911.6馬なり
前走最終美浦坂路(稍重)  54.539.612.4一杯

昨年のパラダイスステークス(L)の勝ち馬であるオーキッドロマンスは31日に美浦のウッドチップコースでピュルテ(牝3、新馬)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から僚馬より2馬身先行する形で一杯に追われて5F68秒5-上がり1F12秒2の時計で同時併入しました。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

1週前の25日には美浦ウッドでホープフルステークス(G1)において11着だったマスカレードボール(牡3、オープン)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。

このときは今回初コンビを組む丸田騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりでマスカレードボールを1馬身半追走し、6F84秒4-上がり1F11秒6の時計で同時併入しました。

1週前は3頭併せの最内から立ち回りましたが、道中きびきびした動きを見せており、僚馬マスカレードボールと比較しても安定した走りができています。

直線でもじりじりとペースを引き上げて併入しているように久々でもしっかり動くことができていました。

時計は出ていませんが悪くない動きです。

最終追い切りは1週前と打って変わって一杯に追い切りを行いましたが、躍動感ある動きでコースを周回しています。

直線で促されてからもじりじりとペースを引き上げて併入しているように、悪くない動きでした。

ただ、併せたピュリテがデビュー前の馬だったのでもう少し突き抜けることができればなお良かったです。

オーキッドロマンスはもともと時計を出すタイプではないので現状でも悪くありませんが、いい時期と比較するともう少し良化があっても良かったかもしれません。

コナコースト

コナコースト 12月31日(火) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  51.637.312.4馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.538.611.9馬なり

復活の兆しをつかみたいコナコーストは31日に栗東坂路で単走を行いました。

吉村騎手が追い切りに騎乗(レース当日は北村友一騎手が騎乗)し、馬なりで全体時計51秒6-上がり1F12秒4の時計で軽くまとめています。

前走ターコイズステークス(G3)から中2週となりますが、12月20日から28日の間に坂路を8本、ウッドで2本(いずれもキャンター)の時計が確認でき軽い調教を行っていました。

最終追い切りも引き続き馬なりで軽めに行われていますが、シャドーロールの影響もあるのか淡々と四阿動きでまとめています。

馬なりでしたが、全体時計51秒6もコナコーストの中では速いです。

ただ、道中はそこまで前向きな動きは感じられず、フォームも最良という感じはありません。

良くも悪くも大きな上積みはなさそうでした。

前走ターコイズステークスと同じくらいの仕上がりに感じます。

コレペティトール

コレペティトール 1月2日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.838.712.4一杯
前走最終栗東坂路(良)  55.541.814.3馬なり

昨年の京都金杯を制したコレペティトールは2日に栗東坂路で単走を行いました。

レースでも騎乗する柴田裕一郎騎手が追い切りに騎乗し、一杯に追われて4F52秒8-上がり1F12秒4の時計で強く負荷を掛けています。

前走アンドロメダステークス(L)から1か月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは12月下旬から再開し、坂路で6本の時計を記録しました。

なお、映像はありませんが、1週前の25日は坂路で単走、末強めに追われて4F53秒4-上がり1F13秒0の時計でまとめています。

最終追い切りは一杯に負荷を掛けていますが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像は公開されていませんでした。

一杯に追われた割に全体時計、終い時計ともに目立っていません。

ただし、勝利した昨年の京都金杯における最終追い切り時計は坂路で単走、一杯に追われて4F52秒9-上がり1F12秒9だったので今回の最終追い切りよりも時計は目立っていません。

昨年は1週前追い切りでも坂路で一杯に追われていましたがこのときも時計は4F54秒2-上がり1F13秒1で時計は平凡でしたが、それでもレースを勝ち切っていることからコレペティトールにとって時計はそこまで必要ではないかもしれません。

今回も2週続けて負荷を掛けていますし、レース当日までに一変があるかもしれませんよ。

ゴールデンシロップ

ゴールデンシロップ 1月2日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)84.267.353.038.011.9馬なり
前走最終美浦南W(稍重)85.168.153.538.812.0馬なり

昨年のオーロカップ(L)の勝ち馬ゴールデンシロップは2日に美浦のウッドチップコースでヒタムキ(牝3、未勝利)と併せ馬を行いました。

前走に引き続きコンビを組む原騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を7馬身追走し、6F84秒2-上がり1F11秒9の時計で半馬身先着しています。

中間追い切りは12月に入ってから再開しており坂路で15本、ウッドで5本の時計を記録していました。

なお、映像はありませんが1週前の25日も美浦ウッドで原騎手騎乗の元、ゴールドバランサー(牡5、オープン)と併せ馬を行っており、馬場の3分どころから直線強めに追われて5F67秒6-上がり1F12秒0の時計で同時併入しています。

最終追い切りも美浦ウッドで併せ馬を置いて行われていますがJRAレーシングビュアーに追い切り映像が上がっていませんでした。

馬なりということで時計もそこまで目立つものではありませんが、前走オーロカップにおける最終追い切り時と比較すると時計は今回のほうが出ています。

動きが確認できなかったので判断が難しいところですが、前走最終時よりも時計が出ているので前走同等か前走よりも上積み傾向といっていいのではないでしょうか。

サクラトゥジュール

サクラトゥジュール 12月31日(火) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 66.051.736.711.4馬なり
前走最終美浦坂路(良)  56.541.613.2馬なり

昨年の東京新聞杯(G3)を勝利したサクラトゥジュールは31日に美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の2分どころから馬なりで5F66秒0-上がり1F11秒4の時計で軽くまとめています。

前走から5か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは11月末から再開しており、12月28日までの間に坂路で15本(すべてキャンター)、ウッドが6本の時計が確認できました。

なお、映像はありませんが1週前の25日は美浦ウッドで単走を行っており、馬場の真ん中から一杯に追われて6F79秒5-上がり1F12秒0の自己ベストを記録しています。

最終追い切りは軽めの調整でしたが1週前に負荷を掛けた影響もあってスピーディな動きで動けています。

少し頭は高い感じもしましたが、脚の使い方にも無駄がないですし、終いも脚を伸ばしながらまとめており、なかなか良い動きを見せていました。

サクラトゥジュールは今年で8歳馬ですが、年齢以上に身体は若いですし、休み明けでも問題なく動けていたのも良いでしょう。

1週前に自己ベストを記録しているのも評価したいですし、いい仕上がりでした。

昨年は中山金杯(G3)に出場しましたが、今年はマイルの京都金杯を選択しました。

長距離輸送を行うことになりますが、マイルに対する自信は感じられるので重賞2勝目もあり得るかもしれません。

シャドウフューリー

シャドウフューリー 12月31日(火) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  59.944.214.4馬なり
1週前栗東CW(良)79.464.750.436.111.3馬なり
前走最終栗東坂路(良)  54.139.412.4馬なり

昨年のリゲルステークス(L)を制したシャドウフューリーは31日に栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗し、馬なりで4F59秒9-上がり1F14秒4の時計で軽くまとめていました。

1週前の25日は栗東ウッドで単走を行っており、このときは松若騎手が騎乗(レース当日は川田騎手が騎乗)し、馬場の外目から馬なりで6F79秒4-上がり1F11秒3の自己ベストでまとめています。

道中は少し頭を低くしながらの追い切りでしたが、馬なりにしてはきびきび動けていますし、前駆も筋肉量が豊富でマイラーらしい身体です。

終始大跳びの動きでまとめており、馬なりながらも自己ベストを記録していることから状態も良さそうでした。

なかなかいい動きを見せています。

31日の追い切りは坂路で単走、軽めでした。

1週前に自己ベストを記録しているのでキャンター程度の調整でしたが1週前同様頭を低くしながら丁寧な動きができています。

手前替えで若干モタつく場面がありましたが、それ以外は淡々と動けているので状態も良いでしょう。

キャリア初の重賞戦でも力を引き出せそうな仕上がりでした。

シュバルツカイザー

シュバルツカイザー 12月31日(火) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(良)  53.237.712.0末強め
前走最終美浦南W(稍重)83.366.551.437.111.5馬なり

久々のマイル挑戦となるシュバルツカイザーは31日に美浦の坂路コースで単走を行いました。

助手が騎乗して末強めに追われて4F53秒2-上がり1F12秒0の時計でまとめています。

中間追い切りは12月に入ってから再開しており、28日までの間に坂路で6本、ウッドで3本の時計が確認できました。

最終追い切りは坂路で末強めに追われましたが、序盤から勢いよく本線に乗り出し、気持ちはとても乗っています。

脚取りもしっかりしていますし、最後まで力強さが感じられました。

ただ、末強めに追われた割に終いはそこまで目立つものではありませんし、馬なりで追われた1週前の坂路追い4F52秒9-上がり1F11秒8のほうが時計は優秀でした。

また、道中気持ちは乗っていたものの走法自体はやや安定に欠けているのも気になります。

気合の乗った動きは評価できますが、時計は意外と目立ちませんでしたしフォームも綺麗ではなかったのでここは及第点までとします。

セオ

セオ 12月31日(火) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)83.067.751.937.211.6直強め
前走最終栗東CW(良)85.469.753.737.411.4馬なり

昨年の都大路ステークス(L)を制したセオは31日に栗東のウッドチップコースでジーティーアダマン(牡3、新馬)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。

助手が騎乗し、外ラチ沿いからジーティーアマダンより4馬身先行する形で直線強めに追われ、6F83秒0-上がり1F11秒6の時計でジーティーアマダンに1馬身半先着しました。

前走カシオペアステークス(L)から2か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは11月末から再開し、12月28日までの間で坂路時計が23本、ウッドで13本と入念な調整が行われています。

なお、映像はありませんが1週前の25日も栗東ウッドでジーティーアマダンと併せており、このときは馬場の真ん中から僚馬より2馬身先行する形で一杯に追われて7F99秒1-6F82秒1-上がり1F11秒4の時計で負荷を掛けましたが僚馬に半馬身遅れています。

最終追い切りは3頭併せの一番外から追い切りを行いましたが、立ち回りは器用でしたし1週前に負荷を掛けた影響もあって軽快なステップで動けています。

直線に入ってからもじりじりと脚を伸ばし、陣営の指示通りの動きはできています。

直線強めに追われた割に時計自体はそこまで目立つものではありませんが外ラチを立ち回った影響もあるでしょう。

特別大きな上積みはありませんでしたが現状でも力を引き出せそうです。

セルバーグ

セルバーグ 12月31日(火) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.838.812.5一杯
前走最終栗東坂路(良)  53.038.212.6末強め

2年前の中京記念(G3)を制したセルバーグは31日に栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して一杯に追い、4F52秒8-上がり1F12秒5の時計でまとめています。

中間追い切りは12月7日から再開しており、28日までの間で坂路時計が14本(すべてキャンター)、ウッドで2本の時計が確認できました。

なお、映像はありませんが1週前の25日は栗東ウッドでリオンプライム(牝3、新馬)と併せています。

このときも助手が騎乗し、馬場の外目から僚馬を3馬身半追走する形で強めに追われて6F81秒6-上がり1F11秒8の時計を記録しましたが僚馬に1馬身遅れを取りました。

最終追い切りも坂路で一杯に追われ、2週続けて強く追っています。

馬場の内目から追い切りを行いましたが、頭は左前を向いており集中しているかというと難しいところです。

終盤は前を向いて力強い動きが確認できましたが、序盤から中盤に掛けての意欲が欠いているのは気になるところです。

気持ちが乗ってからの動きは悪くありませんが、それまでの折り合いでレースに対して前向きな姿勢を見せてくれるか課題です。

なお、一杯に追われた割に時計も目立つものではありませんがセルバーグはもともと坂路で時計を出すタイプではないのでこの点は気にしなくて良いでしょう。

まずまずの仕上がりでした。

ドゥアイズ

ドゥアイズ 12月31日(火) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良) 68.152.937.411.3馬なり
1週前栗東CW(良)  57.641.513.0馬なり
前走最終栗東CW(良) 68.152.837.711.5馬なり

初重賞制覇に期待がかかるドゥアイズは31日に栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

加藤騎手が騎乗(レース当日は武豊騎手が騎乗)し、馬場の外目から馬なりで5F68秒1-上がり1F11秒3の時計でまとめています。

1週前の25日も栗東ウッドで単走を行い、このときは馬場の真ん中から馬なりで4F57秒6-上がり1F13秒0でキャンターを行っています。

道中少しかかる動作を見せている上、少し前脚の動きも固さがあります。

騎乗した加藤騎手は抑えながらの追い切りでしたが、少し折り合いは苦労してそうでした。

中2週にしては腹回りも少し太いような感じがしましたし、最終追い切りまでに良くなっていることに期待したいです。

最終追い切りもウッドコースで馬なりの調整が行われましたが、25日の追い切りと比較するとある程度馬体は締まっているように見え、掛かりもありません。

道中追い出してからも脚を伸ばして動けていますし、1週前で気になった課題もクリアできています。

前走ターコイズステークスの時とのときと遜色ない仕上がりでしたし、引き続き力を発揮できることでしょう。

フィールシンパシー

フィールシンパシー 12月31日(火) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(良)  53.639.112.5強め
1週前美浦坂路(良)  56.642.013.4馬なり
前走最終美浦南W(良)83.367.352.438.312.2馬なり

昨年の福島牝馬ステークス(G3)で2着入りしたフィールシンパシーは31日に美浦坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して強めに追い、4F53秒6-上がり1F12秒5の時計で登坂しています。

1週前の25日にも美浦坂路で単走を行っており、このときは馬なりで4F56秒6-上がり1F13秒4の時計で軽めの調整を行っていました。

道中は首でリズムを取りながら淡々とした動きでまとめています。

中2週と間隔を詰めていることもあって身体は整っていましたし、追ってどれだけの脚色を出せるか楽しみです。現状悪くありません。

最終追い切りは坂路で強めに追われました。

ここは外ラチ沿いから追われましたが1週前と比較すると脚色に力強さが感じられるものの頭は高くて少し掛かっているように見えます。

ただ、大きなモタれはありませんし、終盤はバランスの良い走りでまとめていました。

レースに対する前向きさも感じられましたし、この馬なりに良化しているのは間違いなさそうです。

初めての中京でどこまでやれるか注目したいです。

マテンロウオリオン

マテンロウオリオン 12月31日(火) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  51.238.112.3一杯
前走最終栗東CW(良)⑦99.066.050.636.611.1強め

マテンロウオリオンは31日に栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗し、一杯に追われて4F51秒2-上がり1F12秒3の時計でまとめています。

前走阪神カップ(G2)から中1週と間隔を詰めていることもあり、中間追い切りは坂路、ウッドともに1本ずつの時計が確認できました。

最終追い切りは坂路で一杯に負荷を掛けて現状のポテンシャルを確認しています。

攻めた内容でしたが道中は少し頭が安定しておらず、やる気があるかというと難しいところです。

ただ、中盤以降は我に返ったかのように脚の回転を早くし、終盤は力強い歩様でまとめることができました。

全体時計51秒2も自己2番目に速い時計ですし、やる気さえ出せば力は発揮できそうです。

レース当日までに気持ちが乗っているかが焦点となりそうなのでパドックや返し馬も見ながら印を検討するのが良いでしょう。

最終追い切り終了時点の評価はBにします。

メイショウチタン

メイショウチタン 1月2日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.638.612.3馬なり
前走最終栗東坂路(良)  51.538.612.9強め

メイショウチタンは2日に栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで追われて4F52秒6-上がり1F12秒3の時計でまとめています。

前走から中5週となりますが中間追い切りは坂路が1本のみで本数は少ないです。

ただ、唯一の追い切りだった1週前の25日は映像こそありませんでしたが今回コンビを組む横山典弘騎手が追い切りに騎乗し、栗東坂路で単走を行い一杯に追われて4F49秒9-上がり1F13秒2の自己ベストを記録しています。

1週前に一杯に追ったので最終追い切りは坂路で軽めの追い切りでしたがJRAレーシングビュアーに追い切り映像が公開されておらず、内容は分かりません。

ただ、1週前の坂路追いは一杯に追われたとはいえ8歳馬にして自己ベストを記録したのは好感が持てます。

近年坂路で時計を出すようになりましたがそれでもさらなる好時計を記録できたのは良いでしょう。

動きまで確認出来たらなお良かったのですが年齢以上の走りに期待しても良いかもしれません。

ロジリオン

ロジリオン 12月31日(火) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)83.466.751.937.811.8馬なり
前走最終美浦南W(稍重)85.068.052.837.611.5馬なり

昨年のNHKマイルカップ(G1)で3着入線したロジリオンは31日に美浦のウッドチップコースでカフェアローロ(牝4、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

古賀調教師自ら追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりでカフェアローロを3馬身半追走し、6F83秒4-上がり1F11秒8の時計で同時併入しています。

中間追い切りは12月に入ってから再開しており坂路で16本、ウッドで6本の時計を記録していました。

最終追い切りは3頭併せの最内から追い切りを行いましたが、道中淡々としたステップを刻みながらスムーズにコーナーを周回しており、直線に入ってからも一定のペースで落ち着きのある動きができています。

前走最終追い切りと比較しても全体時計は出していましたし、好調はキープできているのではないでしょうか。

馬なりということもあって大きな上積みはありませんでしたが現状維持はできているように見えました。

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京都金杯2025追い切り評価ランキング

評価馬名
サクラトゥジュール
シャドウフューリー
ウォーターリヒト
オーキッドロマンス
コナコースト
コレペティトール
ゴールデンシロップ
シュバルツカイザー
セオ
セルバーグ
ドゥアイズ
フィールシンパシー
マテンロウオリオン
メイショウチタン
ロジリオン
アスクコンナモンダ
 
E(測定不能) 
同評価内は50音順になります。

京都金杯2025追い切り映像

京都金杯2025の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

【調教動画】2025年 京都金杯|JRA公式

京都金杯2025の最終予想

京都金杯2025の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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