【札幌記念2022予想】1人気はなんと勝ち馬ゼロ!おすすめはこの5頭!
札幌記念2022の注目馬3頭、穴馬2頭を公開しています。
コースの特徴や競走馬の血統、過去10年のデータから予想していきます!
札幌記念2022の概要
夏競馬で唯一のG2競走に指定されている札幌記念は毎年有力馬が集まります。
なぜなら、夏競馬でただひとつの定量戦に指定されているからで、実力勝負になりやすいからです。
基本的に春に活躍した馬の多くは夏は放牧に出されます。
暑い夏に無理して使わず、英気を養って秋のG1レースに向けて調整されるのです。
ところが、札幌記念が開催される北海道はいうまでもなく冷涼なので、あえてここを使って秋に備える動きもあります。
そのため、並みいるG1馬が多数参戦します。
今年もソダシやユーバーレーベンをはじめ、G1馬が5頭揃いました。
それ以外にも重賞馬が多数揃っていますし、洋芝巧者も参戦しています。
今年の札幌記念は例年以上にメンツが豪華でまさにスーパーG2にふさわしいレースになりそうです。
北の大地で戦いの火ぶたが切って落とされます。
余談ですが、札幌記念の勝ち馬にあたる賞金は7,000万円で、JRAのG2競走の中でもっとも賞金額が高いです。
札幌記念2022の開催内容
開催日 | 8月21日(日曜) 15:45発走 |
格付け | G2 |
開催競馬場 | 札幌競馬場 札幌11R |
コース | 芝2,000m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 定量 |
1着賞金 | 7000万円 |
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札幌記念2022が開催される札幌の芝2,000mの特徴
コースを1周強走る札幌の芝2,000mは4コーナーの奥ポケットからスタートです。
スタート直後にスタンド側の直線に入り、観客の歓声を浴びながら最初のコーナーに向かいます。
スタートから最初のコーナーまでの距離は約380mもあるので前半はそこまでペースが上がりません。
札幌はコース全体が円みを帯びているのが特徴です。
ローカル競馬場は小回りのイメージが強いですが、札幌は“円み”の影響でコーナーは大きく描かれています。
1コーナーから2コーナーは緩やかなカーブで、そこまでペースを落とさなくても走行できますが、ここでは後半に備えてペースを落とす傾向が強いです。
向こう正面は250mほどしかなく、すぐに3.4コーナーに差し掛かります。
3.4コーナーも1.2コーナー同様緩いカーブです。
ただし、札幌は最後の直線が266mしかないので、差しや追い込み馬は必然的にコーナーから進出を開始します。
コースの特徴は大きく2点あります。
ひとつは全面洋芝が敷かれていることです。
オール洋芝は函館と札幌で導入されています。
本州以南の野芝×洋芝のオーバーシードと比較すると、洋芝は時計がでにくく力が求められる特徴があります。
もうひとつは起伏がほとんどないことです。
同じオール洋芝の函館は高低差が3.5mもあるコースを走りますが、札幌の芝2,000mは0.7mしかありません。
余計な体力を消耗しないことから、距離延長組が好走することも多々ありますよ。
札幌記念2022の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | マカヒキ | 牡9 | 57.0 | 武豊 |
2 | アイスバブル | 牡7 | 57.0 | 水口優也 |
3 | パンサラッサ | 牡5 | 57.0 | 吉田豊 |
4 | ジャックドール | 牡4 | 57.0 | 藤岡佑介 |
5 | サトノクロニクル | 牡8 | 57.0 | 斎藤新 |
6 | グローリーヴェイズ | 牡7 | 57.0 | C.ルメール |
7 | ハヤヤッコ | 牡6 | 57.0 | 池添謙一 |
8 | フィオリキアリ | 牝5 | 55.0 | 鮫島克駿 |
9 | ウインマリリン | 牝5 | 55.0 | 松岡正海 |
10 | ソダシ | 牝4 | 55.0 | 吉田隼人 |
11 | ユニコーンライオン | 牡6 | 57.0 | 坂井瑠星 |
12 | アラタ | 牡5 | 57.0 | 横山武史 |
13 | レッドガラン | 牡7 | 57.0 | 岩田康誠 |
14 | ユーバーレーベン | 牝4 | 55.0 | M.デムーロ |
15 | ケイデンスコール | 牡6 | 57.0 | 古川吉洋 |
16 | アンティシペイト | 牡5 | 57.0 | 横山和生 |
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過去10年の札幌記念のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2012 | 1 | 5 | フミノイマージン | 4 | クイーンS(G3) | 8 |
良 | 2 | 4 | ダークシャドウ | 1 | ドバイDF(G1) | 9 |
3 | 3 | ヒルノダムール | 2 | 天皇賞(春)(G1) | 11 | |
2013 | 1 | 14 | トウケイヘイロー | 2 | 函館記念(G3) | 1 |
重 | 2 | 13 | アスカクリチャン | 8 | 函館記念(G3) | 3 |
3 | 8 | アンコイルド | 14 | 函館記念(G3) | 2 | |
2014 | 1 | 8 | ハープスター | 2 | オークス(G1) | 2 |
良 | 2 | 5 | ゴールドシップ | 1 | 宝塚記念(G1) | 1 |
3 | 10 | ホエールキャプチャ | 7 | 安田記念(G1) | 15 | |
2015 | 1 | 11 | ディサイファ | 5 | エプソムC(G3) | 3 |
良 | 2 | 5 | ヒットザターゲット | 8 | 目黒記念(G2) | 1 |
3 | 4 | ダービーフィズ | 4 | 函館記念(G3) | 1 | |
2016 | 1 | 13 | ネオリアリズム | 5 | 函館記念(G3) | 6 |
稍重 | 2 | 15 | モーリス | 1 | 安田記念(G1) | 2 |
3 | 2 | レインボーライン | 4 | 日本ダービー(G1) | 8 | |
2017 | 1 | 1 | サクラアンプルール | 6 | 函館記念(G3) | 9 |
良 | 2 | 2 | ナリタハリケーン | 12 | 函館記念(G3) | 7 |
3 | 3 | ヤマカツエース | 1 | 大阪杯(G1) | 3 | |
2018 | 1 | 2 | サングレーザー | 2 | 安田記念(G1) | 5 |
稍重 | 2 | 5 | マカヒキ | 1 | ジャパンカップ(G1) | 4 |
3 | 15 | モズカッチャン | 4 | ドバイシーマC(G1) | 6 | |
2019 | 1 | 1 | ブラストワンピース | 3 | 目黒記念(G2) | 8 |
良 | 2 | 10 | サングレーザー | 4 | 安田記念(G1) | 5 |
3 | 9 | フィエールマン | 1 | 天皇賞(春)(G1) | 1 | |
2020 | 1 | 1 | ノームコア | 2 | 安田記念(G1) | 4 |
良 | 2 | 2 | ペルシアンナイト | 6 | 宝塚記念(G1) | 15 |
3 | 6 | ラッキーライラック | 1 | 宝塚記念(G1) | 6 | |
2021 | 1 | 13 | ソダシ | 2 | オークス(G1) | 8 |
良 | 2 | 4 | ラヴズオンリーユー | 1 | QE2世C(G1) | 1 |
3 | 7 | ペルシアンナイト | 8 | 鳴尾記念(G3) | 4 |
【重賞馬】重賞馬が中心
過去10開催の札幌記念の勝ち馬を見ると、8頭が重賞馬でした。
札幌記念では重賞実績のある馬が勝利しやすいです。
なお、過去10開催で重賞実績があった8頭の馬はいずれも重賞タイトルを2つ以上手にしていました。
逆に、重賞馬ではなかった16年のネオリアリズムと17年のサクラアンプルールはともに前走が函館記念でした。
【洋芝×リピーター】洋芝巧者にご用心
札幌記念はオール洋芝で開催される舞台なので、オーバーシードが導入されている本州の競馬場よりもコース実績が大きく反映されます。
サングレーザーやペルシアンナイトのように、札幌記念ではリピーターの好走が目立っているので、前年以前の札幌記念の成績や、洋芝実績にも注目したいところです。
ちなみに今年の札幌記念のリピーターはソダシとマカヒキです。
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過去10年の札幌記念の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【0-5-3-2】 | 0.0% | 50.0% | 80.0% |
2番人気 | 【5-0-1-4】 | 50.0% | 50.0% | 60.0% |
3番人気 | 【1-0-0-9】 | 10.0% | 10.0% | 10.0% |
4~6番人気 | 【4-2-3-21】 | 13.3% | 6.7% | 30.0% |
7~9番人気 | 【0-2-2-26】 | 0.0% | 6.7% | 13.3% |
10番人気以下 | 【0-1-1-51】 | 0.0% | 1.9% | 3.8% |
1番人気の勝ち馬はいない
過去10開催の札幌記念を人気別にみると、1番人気の馬はなんと1頭も勝ち馬がでていません。
しかし、連対率は50%で複勝率は80%と高いアベレージですね。
単勝では買いづらいものの、相手候補としては最適です。
2番人気馬は一番アタマで狙える
過去10年の札幌記念では2番人気の馬が5勝しています。
1番人気はマークされやすいからか、勝ち星が出ていません。
それに対して2番人気の馬は1番人気の馬よりマークが手薄になるからか、好走傾向にありますね。
アタマでは2番人気の馬が最も狙いやすいです。
10番人気以下の馬に期待はできない
過去10年の札幌記念で10番人気以下だった馬は2頭しか馬券に絡めていませんでした。
二けた人気の馬は極端に好走率を落とす傾向があるので、人気である程度買い目を絞る買い方も悪くはありませんよ。
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過去10年の札幌記念の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【4-0-1-8】 | 30.8% | 30.8% | 38.5% |
2枠 | 【0-2-0-12】 | 0.0% | 14.3% | 14.3% |
3枠 | 【0-3-3-11】 | 0.0% | 17.6% | 35.3% |
4枠 | 【1-2-1-15】 | 5.3% | 15.8% | 21.1% |
5枠 | 【1-0-2-17】 | 5.0% | 5.0% | 15.0% |
6枠 | 【1-1-2-16】 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
7枠 | 【2-1-0-17】 | 10.0% | 15.0% | 15.0% |
8枠 | 【1-1-1-17】 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
内枠、とくに1枠が好調
過去10開催の札幌記念の好走馬を枠別にまとめました。
もっとも好調なのが1枠で、4頭の勝ち馬を輩出しています。
1枠の勝ち馬は17年から20年まで4年連続で出ていたので今年も1枠有利の傾向は続くでしょう。
1枠以外を見ると3枠も調子が良くて複勝率は35%です。
3枠からは6頭の好走馬を出しています。
内枠を評価しましたが、外枠も悪くはなく、そこそこの成績です。
枠全体を見ると内枠が有利な傾向があるものの、外枠も負けていません。
過去10年の札幌記念の前走別成績
前走 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【5-5-7-21】 | 13.2% | 26.3% | 44.7% |
G2 | 【1-1-0-8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
G3 | 【4-2-2-49】 | 7.0% | 10.5% | 14.0% |
OP&L | 【0-0-0-15】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
クラス戦 | 【0-0-0-9】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走G1組が中心
過去10年の札幌記念の好走馬のうち、17頭の馬が前走がG1でした。
強い相手と戦ってきた馬が札幌記念でも好走しやすいようですね。
ちなみに、前走安田記念組は5頭、宝塚記念組が3頭、オークス組は2頭好走していて、前走の距離はバラバラです。
G1の種類は特に問いません。
今年の出走馬で前走G1の馬は下記になります。
・ウインマリリン
・グローリーヴェイズ
・ジャックドール
・ソダシ
・パンサラッサ
・マカヒキ
・ユーバーレーベン
前走非重賞組は割引き
過去10開催の札幌記念で馬券に絡んだ30頭はいずれも前走が重賞でした。
言いかえれば前走がリステッドやオープン、クラス戦の馬は馬券に絡めていないのです。
今年はほとんどの馬が前走重賞馬なのでこのデータはアテになりませんが、今後札幌記念を予想される際は参考にしてもらいたいデータです。
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札幌記念2022の注目馬3頭
今年の札幌記念はG1馬が5頭も出馬を表明していて例年以上に豪華です。
スーパーG2の名にふさわしい今年の札幌記念から、人気を集めるであろう馬を3頭紹介します。
ソダシ
ソダシは昨年の札幌記念の勝ち馬です。
白毛のアイドルとして2歳のころから注目を集めていたソダシは可愛いだけではありません。
4歳牝馬にしてすでにG1タイトルを3つ手にしている一流スターホースです。
もっとも適した距離はマイルですが、札幌記念を勝利しているように2,000mの距離までなら持ちます。
血統的にも父がパワー型のクロフネなので洋芝が敷かれた札幌とは相性がいいです。
昨年とはまた違った強敵が参戦しましたが、ディフェンディングチャンピオンとして、連覇を狙ってほしいです。
グローリーヴェイズ
昨年の香港ヴァーズを制して自身初のG1タイトルを手にしたグローリーヴェイズ。
春の段階から札幌記念への出走を表明しているように、ここを目指して調教が行われていきました。
7歳にして初めて挑む札幌のコースですが、香港で結果を残しているのでそこまで洋芝に対する不安はありません。
血統を見ても母方の先祖がノーザンテーストなのでスタミナとパワーに定評がありそうです。
久々ではありますが、勝ち負けできるだけの力を持っていますよ。
パンサラッサ
ハイペースの大逃げで結果を残している令和のサイレンススズカともいえるパンサラッサも札幌記念に向かいます。
去年のいまごろはオープンクラスをようやく勝ったばかりでしたが、福島記念で大逃げのスタイルを確立すると、今年の中山記念も同様に勝利し、初海外となったドバイターフも逃げの競馬で勝利しました。
瞬く間にG1ホースになったパンサラッサはとにかくゲートが上手なので間違いなく先頭で競馬するでしょう。
札幌競馬は起伏こそないものの、福島や中山と同じく右回りの小回りで何か近いものがあります。
かみ合えば昨年の福島記念のようにハイペースの逃げを演じてくれるはずです。
札幌記念2022の穴馬2頭
札幌記念は比較的堅い決着になりがちですが、ときどき人気薄が馬券内に絡むこともあります。
人気薄の馬の中から面白そうな馬を2頭紹介しましょう。
ユーバーレーベン
ユーバーレーベンは昨年のオークス馬で、ソダシと同期の牝馬です。
オークスを最後、なかなか勝ち星を挙げることができず、今年の2戦も5着でした。
もっとも、今年挑んだ京都記念は稍重で時計がかかりやすい条件だったので末脚を活かすことができず、ドバイシーマクラシックは純粋に相手関係が手ごわかったです。
両方とも牡馬混合戦ということも影響しているはずです。
札幌は2歳のころに挑んだ札幌2歳ステークス以来ですが、そのときはソダシにクビ差の2着入選で適正はあります。
余談ですが、このときの札幌2歳ステークスは後の桜花賞馬とオークス馬がワンツーフィニッシュしているのですね。
オークス以来、勝ち星を手にしていませんが、久々の札幌でベストを尽くしたいですね。
ジャックドール
ジャックドールはエフフォーリア世代の遅咲きホースです。
クラシックには目もくれず、条件戦で勝利を重ねると、初重賞となった前走の金鯱賞でも逃げの競馬でレイパパレやアカイイトをねじ伏せました。
中2週で挑んだ大阪杯はエフフォーリアに次いで2番人気に支持されるほどです。
このときは5着に敗れはしたものの、前走の疲れが残っている状況下でしっかりと競馬できました。
今回はしっかり休養も挟んで挑みます。
札幌は初めてですが、かみ合えばこの馬にもチャンスはあるでしょう。
ただし、同型のパンサラッサも出走するのでハナを狙うのであればハイペースになるでしょう。
先頭にこだわるのか、番手で自身の競馬を貫くのか、試されます。
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札幌記念2022予想の最終買い目
札幌記念(晴れ稍重馬場想定)
G1馬5頭をはじめ、数多くの有力馬が参戦し、例年以上に豪華メンバーが揃った今年の札幌記念。
最初に馬場状態を見ると、例年以上に時計はかかっていてタフです。
加えて、この時期は北海道全域で曇天や雨天が続いていて、馬場状態はあまりよくありません。
土曜日の時点で芝は終日稍重で行われていました。
札幌記念が開催される日は一日晴れるみたいです。
札幌は暗渠設備も整っているので良馬場まで回復する可能性もありますが、かなり時計がかかっているので力のいる馬を積極的に狙います。
◎本命 14 ユーバーレーベン
父 | ゴールドシップ |
母 | マイネテレジア |
母父 | ロージズインメイ |
主な勝ち鞍 | オークス(G1) 2021年 |
前走 | ドバイSC(G1) 5着 |
本命はユーバーレーベンにします。
昨年のオークスの勝ち馬で、そのときは末脚をフルに活かして勝利しました。
それから勝ち星をつかめていないユーバーレーベンをなぜ本命視したかというと、タフな馬場でも力を発揮しているからです。
一昨年の話になりますが、札幌2歳ステークスに挑んだ際は、最終週の札幌で時計が非常にかかる中、向こう正面から大まくりを仕掛けて2着に入線。
このときの勝ち馬がのちの桜花賞馬兼今年の札幌記念で人気を背負っているソダシです。
また、3着は先週のジャックルマロワ賞に挑んだバスラットレオンでした。
レコード勝ちを収めたソダシ相手にクビ差まで詰め寄っていて、タフな馬場でも十分出し切りました。
この札幌2歳ステークスが流れる競馬で出し切っているのも注目したいところです。
今年はジャックドールとパンサラッサという逃げ馬がともに内枠を引き、よほど出遅れない限りはこの2頭がレースを引っ張ります。
いわゆる流れる競馬になれば後続有利になるので、末脚を思う存分活かすことができるでしょう。
血統的にもゴールドシップの仔なのでスタミナとパワーに定評はあります。
オークス以来の勝ち星をつかんでほしいです。
〇対抗 10 ソダシ
父 | クロフネ |
母 | ブチコ |
母父 | キングカメハメハ |
主な勝ち鞍 | ヴィクトリアマイル(G1) 2022年 |
前走 | ヴィクトリアマイル(G1) 1着 |
対抗は昨年の覇者であるソダシにします。
昨年の勝ち馬なので言うまでもありませんが、札幌は大得意としています。
かつて札幌2歳ステークスに挑んだ際は最終週の時計のかかる馬場でユーバーレーベンやバスラットレオンを抑えてレコード勝利しました。
舞台適性は全く問題ありません。
今年は昨年よりも時計がかかりがちな馬場で走ることになるでしょう。
血統的には父が力のあるクロフネなのでタフな馬場でも健闘できると判断しました。
調教もよい動きを見せていましたし、連覇へ向けての準備は順調に整っていることでしょう。
▲単穴 3 パンサラッサ
父 | ロードカナロア |
母 | ミスペンバリー |
母父 | モンジュー |
主な勝ち鞍 | ドバイターフ(G1) 2022年 |
前走 | 宝塚記念(G1) 8着 |
逃げ馬からパンサラッサを単穴に選択しました。
これまでのパフォーマンスを見てもハイペースの逃げというサイレンススズカを彷彿させるような競馬は魅力的です。
小回りの競馬場自体は才能を開花させた昨年の福島記念で経験済みなので、問題ないでしょう。
札幌は直線が短いわりにコーナーは大きいのでペースを落とさず走りたいパンサラッサの脚質と合っています。
現在の札幌の馬場に関してですが、本質的にはもう少し軽くてもいい気がします。
ただし、ドバイで走り切ったように洋芝自体は問題ないので、力のいる馬場でも自分の競馬を貫くことでしょう。
単勝
14 ユーバーレーベン
ワイド流し
軸馬:14
相手:3、4、7、10
馬連流し
軸馬:14
相手:3、4、7、10
三連複フォーメーション
1頭目:14
2頭目:3、4、7、10
3頭目:3、4、7、10
以上になります。
札幌記念の予想の参考にしてみてください!