【キーンランドカップ2022予想】牝馬が圧倒!前走洋芝の1,200m組が強い
キーンランドカップ2022の注目馬3頭、穴馬2頭を公開しています。
コースの特徴や競走馬の血統、過去10年のデータから予想していきます!
キーンランドカップ2022の概要
キーンランドカップは札幌で開催される芝1,200mの短距離競走です。
レース名の由来は、アメリカにあるキーンランド競馬場から来ていて、アメリカでも有数の馬産地として知られているキーンランドは、せり市も開催されています。
サマースプリントシリーズ第5戦に指定されてるキーンランドカップは秋の短距離G1スプリンターズステークスの優先出走権が得られる舞台としても有名です。
そのため、サマースプリントチャンピオンを目指す馬と、スプリンターズステークスを目指す馬がぶつかるレースとなっています。
洋芝巧者が集まりやすいだけではなく、短距離路線に活路を見出そうとする3歳馬も多数参戦し、世代を超えた戦いが見られますよ。
秋の大舞台に向けて、今年はどの馬が勝つか注目です。
キーンランドカップ2022の開催内容
開催日 | 8月28日(日曜) 15:35発走 |
格付け | G3 |
開催競馬場 | 札幌競馬場 札幌11R |
コース | 芝1,200m |
性齢 | 3歳以上 |
斤量 | 別定 |
1着賞金 | 4300万円 |
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キーンランドカップ2022が開催される札幌の芝1,200mの特徴
札幌芝1,200mのスタート地点は向こう正面、2コーナーの奥ポケットです。
スタートから最初のコーナーまでは約400mで緩やかな上り坂が続きます。
最初のコーナーに差し掛かる付近が坂の頂上となっていて、そこからはゴールまで緩やかな下り坂とフラットな道のりが続きます。
コーナーは角度が緩く、ペースはそこまで落ちません。
大きなコーナーを過ぎた先に、最後の直線が待ち構えています。
最後の直線は約266m。
すべての中央競馬場の中でもトップクラスに短い直線となっていて、そこを乗り越えた先にゴール板があります。
札幌はほとんどフラットに等しいコースとなっています。
極端なアップダウンがないため、余計なスタミナを消耗することがなく、実力が反映されやすい舞台となっています。
ただし、札幌は全面洋芝が敷かれています。
洋芝はパワーが求められやすいですが、キーンランドカップが開催される開催後期は馬場の痛みも出てくるのでよりその傾向が強くなります。
純粋なスプリンターではなく、札幌や函館といった洋芝実績のあるスプリンターのほうが好走しやすいですよ。
キーンランドカップ2022の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ヴァトレニ | セ4 | 56.0 | 横山武史 |
2 | ビリーバー | 牝7 | 55.0 | 杉原誠人 |
3 | サヴォワールエメ | 牝6 | 54.0 | 松田大作 |
4 | ジェネラーレウーノ | 牡7 | 56.0 | 丸山元気 |
5 | ウインマーベル | 牡3 | 54.0 | 松山弘平 |
6 | シゲルピンクルビー | 牝4 | 54.0 | 和田竜 |
7 | マウンテンムスメ | 牝4 | 54.0 | C.パコー |
8 | ヴェントヴォーチェ | 牡5 | 56.0 | C.ルメール |
9 | ジュビリーヘッド | 牡5 | 56.0 | 横山和生 |
10 | ロードマックス | 牡4 | 56.0 | T.バシュロ |
11 | オパールシャルム | 牝5 | 54.0 | 江田照男 |
12 | タイセイアベニール | 牡7 | 56.0 | C.ホー |
13 | メイショウミモザ | 牝5 | 55.0 | 丹内祐次 |
14 | エイティーンガール | 牝6 | 55.0 | 武豊 |
15 | レイハリア | 牝4 | 55.0 | 松岡正海 |
16 | トウシンマカオ | 牡3 | 53.0 | 川田将雅 |
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過去10年のキーンランドカップのデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2012 | 1 | 2 | パドトロワ | 3 | アイビスSD(G3) | 1 |
良 | 2 | 5 | ダッシャーゴーゴー | 1 | CBC賞(G3) | 3 |
3 | 11 | テイエムオオタカ | 4 | 札幌日刊スポーツ杯(1600万) | 1 | |
2013 | 1 | 1 | フォーエバーマーク | 4 | アイビスSD(G3) | 2 |
稍重 | 2 | 11 | ストレイトガール | 1 | UHB賞(OP) | 1 |
3 | 3 | シュプリームギフト | 6 | UHB賞(OP) | 9 | |
2014 | 1 | 7 | ローブティサージュ | 3 | 函館スプリントS(G3) | 2 |
良 | 2 | 15 | レッドオーヴァル | 1 | 札幌日刊スポーツ杯(1600万) | 1 |
3 | 14 | マジンプロスパー | 5 | 高松宮記念(G1) | 18 | |
2015 | 1 | 13 | ウキヨノカゼ | 8 | TVh杯(1600万) | 1 |
良 | 2 | 16 | トーホウアマポーラ | 9 | CBC賞(G3) | 7 |
3 | 10 | ティーハーフ | 1 | 函館スプリントS(G3) | 1 | |
2016 | 1 | 14 | ブランボヌール | 2 | NHKマイルC(G1) | 6 |
良 | 2 | 4 | シュウジ | 1 | 函館スプリントS(G3) | 2 |
3 | 12 | レッツゴードンキ | 3 | 函館スプリントS(G3) | 3 | |
2017 | 1 | 8 | エポワス | 12 | UHB賞(OP) | 7 |
良 | 2 | 11 | ソルヴェイグ | 2 | ヴィクトリアマイル(G1) | 5 |
3 | 6 | ナックビーナス | 5 | 高松宮記念(G1) | 8 | |
2018 | 1 | 11 | ナックビーナス | 1 | 函館スプリントS(G3) | 3 |
稍重 | 2 | 7 | ダノンスマッシュ | 4 | 函館日刊スポーツ杯(1600万) | 1 |
3 | 4 | ペイシャフェリシタ | 9 | アイビスSD(G3) | 11 | |
2019 | 1 | 13 | ダノンスマッシュ | 1 | 高松宮記念(G1) | 4 |
稍重 | 2 | 7 | タワーオブロンドン | 2 | 函館スプリントS(G3) | 3 |
3 | 16 | リナーテ | 3 | UHB賞(OP) | 1 | |
2020 | 1 | 14 | エイティーンガール | 5 | UHB賞(OP) | 7 |
重 | 2 | 12 | ライトオンキュー | 2 | UHB賞(OP) | 1 |
3 | 15 | ディメンシオン | 9 | 中京記念(G3) | 9 | |
2021 | 1 | 12 | レイハリア | 3 | 葵S(G) | 7 |
良 | 2 | 9 | エイティーンガール | 7 | UHB賞(OP) | 1 |
3 | 8 | セイウンコウセイ | 9 | 京王杯SC(G2) | 9 |
【性別】牝馬が圧倒!
性別 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
牡・セ | 【3-6-5-82】 | 3.1% | 9.4% | 14.6% |
牝 | 【7-4-5-41】 | 12.3% | 19.3% | 28.1% |
過去10開催のキーンランドカップの好走馬を性別ごとにまとめました。
勝ち馬を見ると牝馬は7回も勝利していますね。
3着以内でみても牡馬&セン馬が14頭に対し、牝馬は16頭が絡んでいて牝馬のほうが優勢です。
『夏は牝馬』の格言はよく耳にしますが、キーンランドカップではよりその傾向が強いですね。
今年のキーンランドカップ出走馬で牝馬は下記8頭になります。
・エイティーンガール
・オパールシャルム
・サヴォワールエメ
・シゲルピンクルビー
・ビリーバー
・マウンテンムスメ
・メイショウミモザ
・レイハリア
【洋芝適性】洋芝実績のある馬が上位入選しやすい
過去10年のキーンランドカップの勝ち馬8頭がこれまでに札幌&函館の洋芝で馬券に絡んでいました。
また、連対馬20頭中、15頭も洋芝で連対しています。(内3頭は洋芝未経験)
キーンランドカップは過去に札幌か函館で馬券に絡んだ馬が上位に来やすいレースです。
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過去10年のキーンランドカップの人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【2-4-1-3】 | 20.0% | 60.0% | 70.0% |
2番人気 | 【1-3-0-6】 | 10.0% | 40.0% | 40.0% |
3番人気 | 【3-0-2-5】 | 30.0% | 30.0% | 50.0% |
4番人気 | 【1-1-1-7】 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
5番人気 | 【1-0-2-7】 | 10.0% | 10.0% | 30.0% |
6~9番人気 | 【1-2-4-33】 | 2.5% | 7.5% | 17.5% |
10番人気以下 | 【1-0-0-61】 | 1.6% | 1.6% | 1.6% |
勝ち馬は人気上位が中心
過去10年のキーンランドカップの勝ち馬の8頭が5番人気以上に支持されていました。
夏の短距離重賞なのでどうしても荒れる傾向は否めませんが、アタマ候補の馬は上位人気に支持された馬から選択するとよいでしょう。
6番人気以下の馬は洋芝で
過去10年のキーンランドカップでは6番人気以下の馬が8頭馬券に絡んでいます。
人気落ちの馬も頻繁に馬券に飛び込む傾向が強いレースですね。
なお、8頭の不人気馬のうちの6頭はそれまでに札幌もしくは函館で勝利実績があります。
そして、残る2頭は札幌初出走でした。
不人気馬を探し出す際は、これまでの洋芝実績もしくは洋芝未経験の馬からチョイスしたいですね。
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過去10年のキーンランドカップの枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-0-0-17】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
2枠 | 【1-0-1-15】 | 5.9% | 5.9% | 11.8% |
3枠 | 【0-1-0-18】 | 0.0% | 5.3% | 5.3% |
4枠 | 【2-3-1-14】 | 10.0% | 25.0% | 30.0% |
5枠 | 【0-2-2-16】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
6枠 | 【3-1-1-15】 | 15.0% | 20.0% | 25.0% |
7枠 | 【3-1-3-13】 | 15.0% | 20.0% | 35.0% |
8枠 | 【1-2-2-15】 | 5.0% | 15.0% | 25.0% |
外枠から好走馬が出ている
過去10年のキーンランドカップの好走馬を枠順別にまとめました。
馬券に絡んだ17頭は6~8枠の外枠から出ていて、そのうち7頭の馬が勝利をつかんでいますね。
札幌の芝1,200mはそこまで枠の影響は大きくありませんが、開催後期になると内ラチ沿いの痛みが出始め、外目から追走できる馬のほうが好走率が高いのかもしれません。
キーンランドカップでは6枠よりも外が当たり枠です。
過去10年のキーンランドカップの前走別成績
前走距離 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1,000m | 【1-0-1-14】 | 6.3% | 6.3% | 12.5% |
1,200m | 【8-8-7-93】 | 6.9% | 13.8% | 19.8% |
1,400m | 【0-0-1-6】 | 0.0% | 0.0% | 14.3% |
1,600m | 【1-2-1-10】 | 7.1% | 21.4% | 28.6% |
前走舞台 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
札幌 | 【2-3-2-47】 | 3.7% | 9.3% | 13.0% |
函館 | 【5-3-3-29】 | 12.5% | 20.0% | 27.5% |
新潟 | 【1-0-1-14】 | 6.3% | 6.3% | 12.5% |
東京 | 【1-2-1-9】 | 7.7% | 23.1% | 30.8% |
前走洋芝の1,200m組が強い
過去のキーンランドカップで好走した馬の前走距離と舞台をまとめました。
馬券に絡んだ30頭のうち、前走が芝1,200mだった馬は23頭が馬券に絡んでいますね。
また、前走が札幌or函館だった馬は18頭います。
このことから、前走が札幌もしくは函館の洋芝を使われた馬でなおかつ芝1,200mだった馬がもっとも好走しています。
今年のキーンランドカップ出走馬で前走洋芝かつ芝1,200mだった馬は下記7頭になります。
・サヴォワールエメ(札幌)
・シゲルピンクルビー(函館)
・ジュビリーヘッド(函館)
・マイネルジェロディ(札幌)
・レイハリア(函館)
・ロードマックス(札幌)
・ヴァトレニ(函館)
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キーンランドカップ2022の注目馬3頭
ヒモ荒れすることもあるので一見荒れるイメージがつきものですが、キーンランドカップは夏の重賞にしては比較的順当に決着がつく傾向があります。
今年の出走馬の中で人気を集めそうな馬を3頭紹介します。
ウインマーベル
火曜日の段階で1番人気に支持されているのはウインマーベルです。
初勝利までに6戦使われていましたが、デビューからの4戦は札幌&函館を使われ続けて【0-0-3-1】と、悪くない成績です。
そして、初勝利をつかむとそこから一気に結果を残し、橘ステークスと葵ステークスを連勝しました。
その葵ステークスでは差し馬有利の展開の中、後ろから思う存分脚を使って勝利をつかんでいますね。
後ろからの競馬は一見札幌と相性が悪そうに思いますが、デビュー時は洋芝を積極的に使われていて結果を残しているのでそこまで気にしなくてもいいでしょう。
これまでのレース内容を見ると、時計自体はそこまで抜けたものはありませんが、斤量面では優遇されています。
初の古馬戦でどれだけ健闘できるか注目です。
トウシンマカオ
トウシンマカオは火曜日の時点で3番人気に支持されています。
これまでにドウデュースやダノンスコーピオンといった同期の一流ホースと戦ってきましたが、さすがにG1の舞台では太刀打ちできませんでした。
しかし、過去の戦績をみても朝日杯フューチュリティステークスやNHKマイルカップはこの馬にとって距離が長かったかもしれません。
血統的には父が生粋のスプリンターであるビッグアーサーなので、距離短縮は歓迎材料です。
重賞未勝利馬ということで斤量53キロで挑めるのもプラス評価したいですし、テン乗りとはいえ川田騎手が過去10年で【1-1-0-1】と安定した戦績なのもよいですね。
久々のレースになりますが、初の洋芝で出し切ることはできるでしょうか。
エイティーンガール
一昨年のキーンランドカップを制したエイティーンガールは典型的なタフ馬場巧者です。
昨年もキーンランドカップに出走しましたが、それまでの戦績の悪さから7番人気にまで支持を落としていました。
しかし、得意の洋芝で末脚を思う存分活かして2着に連対すると、その年の京阪杯において、力のいる馬場を苦にしない走りで勝利をつかみました。
得意不得意がはっきりしている馬ですが、開催後期の札幌はこの馬にとってもっとも出し切りやすい舞台です。
近走を見ても、前走の高松宮記念は8着に敗れているとはいえ重馬場で勝ち馬のナランフレグとコンマ3秒しか離されていないので全く悲観することはないでしょう。
枠にもよりますが、極力馬券に絡めたい1頭です。
キーンランドカップ2022の穴馬2頭
キーンランドカップでは小穴人気の馬もたびたび馬券に絡みます。
今年の出走馬で配当妙味のありそうな馬を2頭紹介しますね。
レイハリア
レイハリアは火曜日の段階で5番人気に支持されています。
昨年は3連勝で勢い真っただ中で挑んだキーンランドカップを勝利していますね。
昨年は斤量51.0で挑めたのに対し、今年は55.0キロを背負うのはやむを得ないとはいえ大きなマイナスポイントです。
昨年の京阪杯で見せた大敗も気になりますが、前走の函館スプリントステークスは積極的な先行競馬でスランプを振り払う競馬ができました。
前走からは松岡正海騎手が騎乗していますが、松岡騎手とのコンビで調子を挙げつつあるので今回も松岡騎手が継続騎乗するのはよいでしょう。
ディフェンディングチャンピオンとして、活躍してほしいです。
ヴェントヴォーチェ
前走のアイビスサマーダッシュこそ1番人気の期待に応えられませんでしたが、まだまだ見限るのは早計な馬です。
なんといっても3走前の春雷ステークスがものすごく強くて、今年のCBC賞や北九州記念で2着に入線したタイセイビジョン相手に3馬身差突き放して完勝したのはインパクトがありました。
近2戦はすこし調子を落としているようにも思いますが、過去には洋芝で勝利経験もありますし、人気を落としたからこそノーマークで競馬できる可能性もあります。
鞍上はルメール騎手です。
過去に不人気のエポワスを勝利に導いた騎手なので、馬の能力を最大限に引き出してくれるでしょう。
近2戦の汚名返上に期待がかかりますね。
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キーンランドカップ2022予想の最終買い目
キーンランドカップ予想(晴れ良馬場)
北海道は土曜日の時点で道東(北海道の東側)を中心に大雨が降るようです。
しかし、札幌界隈は幸いにも雨の影響は受けなさそうです。
土曜日の札幌は曇り予報ですが芝ダートともに良馬場で開催されています。
日曜日も雨がなければ良馬場で開催されるでしょう。
なお、札幌の芝は良馬場で開催されていますが、土曜日1レース・2レース目の芝レースの時計を見る限り、時計はかかっています。
開催後期ということもあり、2週間前くらいからタフな馬場に変わりつつあるので力のいる馬場で結果を残している馬を中心に馬券に絡めます。
◎本命 14 エイティーンガール
父 | ヨハネスブルグ |
母 | センターグランタス |
母父 | アグネスタキオン |
主な勝ち鞍 | 京阪杯(G3) 2021年 |
前走 | 高松宮記念(G1) 8着 |
本命はエイティーンガールにします。
近2年のキーンランドカップにて結果を残している馬で、典型的な洋芝巧者な時点で評価していました。
一昨年は重馬場を苦にしない力強い追い込みで勝利し、昨年も良馬場の舞台で2着の結果を残しています。
タフな馬場を得意としている馬で、昨年の時計のかかりがちな京阪杯でも追い込み競馬で勝利しました。
枠順的にも有利な外枠を引けていますし、土曜日の時点で5番人気なら配当妙味も大きいですね。
積極的に狙っていきたい1頭です。
〇対抗 15 レイハリア
父 | ロードカナロア |
母 | ライトリーチューン |
母父 | マンハッタンカフェ |
主な勝ち鞍 | キーンランドC(G3) 2021年 |
前走 | 函館スプリントS(G3) 4着 |
対抗は昨年のキーンランドカップを制したレイハリアにします。
正直昨年は上り調子であったことと斤量51キロが大きく味方したのも事実です。
今年は古馬ということもあって昨年よりも4キロも重い斤量55キロで挑むのは正直マイナス評価です。
また、レイハリアは昨年の京阪杯で凡走すると、続く高松宮記念も17着と調子を落としつつありました。
しかし、前走の函館SSではテンの松岡騎手とコンビを組んで、大外枠を引きながらも積極的に番手争いを演出し、4着に入線して復活の兆しを見せています。
今回も松岡騎手継続はプラスに働くと思いますし、キーンランドカップと相性の良い外枠を引けたのも良いでしょう。
斤量さえ克服すればここでも十分太刀打ちできるだけの力を秘めています。
▲単穴 1 ヴァレトニ
父 | グラスワンダー |
母 | チアフルスマイル |
母父 | サンデーサイレンス |
主な勝ち鞍 | 青函S(OP) 2022年 |
前走 | 青函S(OP) 1着 |
単穴は迷いましたが、最内のヴァレトニにします。
過去の戦績を見る限り、洋芝はめっぽう得意としていて、札幌&函館の戦績【4-0-0-0】はすばらしいの一言。
舞台適性は言うまでもありませんが、正直ここだけ見たら、洋芝初出走のウインマーベルやトウシンマカオを選択してもよかったです。
評価を押し上げた要因は調教内容でした。
早い段階から札幌に滞在し、1週間前追い切りも鋭く脚を使って動けていましたし、最終追い切りでは1F11.5秒の自己ベストを記録しました。
動きは文句ないですし万全の状態に仕上がっています。
はじめての重賞挑戦となりますが、母は第1回キーンランドカップを制したチアフルスマイルなので、適性はあってもおかしくありません。
土曜日正午の段階で1番人気に支持されていますが、馬券に絡めます。
単勝
14 エイティーンガール
馬連流し
軸馬:14
相手:1、5、7、9、15、16
三連複フォーメーション
1頭目:14
2頭目:1、15
3頭目:1、5、7、9、15、16
以上になります。
キーンランドカップの予想の参考にしてみてください!