【紫苑ステークス2022予想】前走G1もしくは2勝クラス組が好走!
紫苑ステークス2022の注目馬3頭、穴馬2頭を公開しています。
コースの特徴や競走馬の血統、過去10年のデータから予想していきます!
紫苑ステークス2022の概要
紫苑ステークスは中山競馬場で開催される3歳牝馬競走です。
牝馬三冠の最後の一冠である秋華賞のトライアルレースの位置づけで行われるレースで、3着以上に入線した馬には秋華賞の優先出走権が与えられます。
もともとはオープン競走でしたが、秋華賞と同じ芝2,000mで開催されることから、もうひとつのトライアルレースであるローズステークスをあえて避けて紫苑ステークスに挑む馬も多かったです。
そのため、2016年からG3に昇格しました。
グレードが上がってからはメンバーレベルも一気に上がり、過去にはディアドラやノームコアといったのちのG1馬がここを勝ち切っています
今年は2歳女王であるサークルオブライフが参戦することが発表されました。
また、オークスで2着に入線したスタニングローズやそのスタニングローズにフラワーカップで僅差の2着に敗れたニシノラブウインクも参戦します。
例年以上に豪華メンバーが揃った今年の紫苑ステークス。
優先出走権を獲得できるのはどの馬でしょうか!?
紫苑ステークス2022の開催内容
開催日 | 9月10日(土曜) 15:45発走 |
格付け | G3 |
開催競馬場 | 中山競馬場 中山11R |
コース | 芝2,000m |
性齢 | 3歳牝馬 |
斤量 | 馬齢 |
1着賞金 | 3700万円 |
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紫苑ステークス2022が開催される中山の芝2,000mの特徴
中山の芝2,000mのスタート地点は4コーナーを曲がり切った直後のホームストレッチです。
スタート直後にいきなり上り坂が待ち受けています。
最初のコーナーまでは約405mありますが、その間も上り坂が続き、1コーナーを走り切るまで続きます。
最初の1コーナーまでが長い上、上り勾配の関係上ペースはスローになりやすいです。
1コーナーと2コーナーは緩いコーナーとなっています。
2コーナーに入ったあたりが上り坂のてっぺんで、そこを過ぎると今度は4m近い一気に下り坂を駆け下ります。
2コーナーの下り坂のために、コース全体としては中盤あたりでペースが上がる傾向が強いです。
下り傾斜の2コーナーを過ぎて、向こう正面に差し掛かるとしばらくは平らな道のりが続きます。
向こう正面の長さは約300mほどです。
3.4コーナーも1.2コーナー同様緩いコーナーなので器用さは求められません。
ただし、最後の直線が短いため差しや追い込み馬はコーナー時点で仕掛けに入ります。
最後の直線は約293mしかありありません。
4大馬場(中山・東京・京都・阪神)と比較してもダントツで短いです。
また、スタート直後に駆け上がった上り坂が再び待ち構えていて、その先にゴール板があります。
中山の芝2,000mの特徴を見ると、アップダウンが激しいです。
とくに、スタート直後から1.2コーナーは大きな山を上り下りしているような形となるのでペース配分が容易ではありません。
直線の坂を2度駆け上がることを踏まえても、パワーやスタミナが求められやすい舞台となっています。
脚質的には前半がスローになりやすいため逃げや先行馬の好走率が高いように感じますが、マクリも決まりやすいです。
マクリは騎手の仕掛けどころで決まるので、騎手の手腕も試されやすい舞台です。
紫苑ステークス2022の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | エバーハンティング | 牝3 | 54.0 | 横山琉人 |
2 | サークルオブライフ | 牝3 | 54.0 | M.デムーロ |
3 | ロジレット | 牝3 | 54.0 | 石川裕紀人 |
4 | ニシノラブウインク | 牝3 | 54.0 | 三浦皇成 |
5 | シーグラス | 牝3 | 54.0 | 丹内祐次 |
6 | エコルフリューゲル | 牝3 | 54.0 | 内田博幸 |
7 | カヨウネンカ | 牝3 | 54.0 | 田辺裕信 |
8 | ライラック | 牝3 | 54.0 | 戸崎圭太 |
9 | コルベイユ | 牝3 | 54.0 | 勝浦正樹 |
10 | サンカルパ | 牝3 | 54.0 | C.ルメール |
11 | サウンドビバーチェ | 牝3 | 54.0 | 横山武史 |
12 | スタニングローズ | 牝3 | 54.0 | 坂井瑠星 |
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過去10年の紫苑ステークスのデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2012 | 1 | 5 | パララサルー | 1 | 桜花賞(G1) | 9 |
良 | 2 | 1 | ブリッジクライム | 4 | 三面川特別(1000万) | 2 |
3 | 11 | フレイムコード | 8 | 500万 | 1 | |
2013 | 1 | 13 | セキショウ | 6 | 大倉山特別(1000万) | 9 |
良 | 2 | 5 | リボントリコロール | 2 | 出雲崎特別(500万) | 1 |
3 | 11 | モモトンボ | 7 | 浦佐特別(500万) | 5 | |
2014 | 1 | 4 | レーヴデトワール | 5 | 小豆島特別(1000万) | 4 |
不良 | 2 | 7 | ショウナンパンドラ | 1 | 糸魚川特別(500万) | 1 |
3 | 1 | マイネグレヴィル | 4 | オークス(G1) | 9 | |
2015 | 1 | 10 | クインズミラーグロ | 8 | 村上特別(500万) | 1 |
良 | 2 | 13 | ホワイトエレガンス | 5 | 藻岩山特別(1000万) | 1 |
3 | 6 | エバーシャルマン | 6 | カーネーションC(500万) | 4 | |
2016 | 1 | 18 | ビッシュ | 1 | オークス(G1) | 3 |
良 | 2 | 9 | ヴィブロス | 3 | 500万 | 1 |
3 | 2 | フロンテアクイーン | 5 | オークス(G1) | 6 | |
2017 | 1 | 16 | ディアドラ | 1 | HTB賞(1000万) | 1 |
良 | 2 | 11 | カリビアンゴールド | 6 | かもめ島特別(1000万) | 2 |
3 | 7 | ポールヴァンドル | 4 | かもめ島特別(1000万) | 1 | |
2018 | 1 | 14 | ノームコア | 2 | フローラS(G2) | 3 |
良 | 2 | 1 | マウレア | 1 | オークス(G1) | 5 |
3 | 8 | ランドネ | 7 | オークス(G1) | 11 | |
2019 | 1 | 15 | パッシングスルー | 2 | 1勝 | 1 |
良 | 2 | 6 | フェアリーポルカ | 6 | オークス(G1) | 16 |
3 | 14 | カレンブーケドール | 1 | オークス(G1) | 2 | |
2020 | 1 | 10 | マルターズディオサ | 5 | オークス(G1) | 10 |
稍重 | 2 | 18 | パラスアテナ | 10 | ラジオNIKKEI賞(G3) | 4 |
3 | 16 | シーズンズギフト | 3 | NZT(G2) | 2 | |
2021 | 1 | 11 | ファインルージュ | 2 | オークス(G1) | 11 |
良 | 2 | 1 | スルーセブンシーズ | 4 | オークス(G1) | 9 |
3 | 3 | ミスフィガロ | 12 | 1勝 | 1 |
【脚質】差しが決まりやすい舞台
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【1-0-1-9】 | 9.1% | 9.1% | 18.2% |
先行 | 【3-3-4-24】 | 8.8% | 17.6% | 29.4% |
差し | 【5-7-5-57】 | 6.8% | 16.2% | 23.0% |
追い込み | 【0-0-0-47】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10開催の紫苑ステークスでもっとも勝ち星を挙げていたのは差し馬で5頭が勝利をつかんでいます。
開幕週なのでスピードを活かしやすいことから、差し馬は健闘しやすいのでしょう。
ただし、先行馬も3頭が勝利しているうえ、連対率や複勝率はトップです。 差し有利ですが先行馬も決して成績は悪くなく、むしろ好走していますよ。
【キャリア】2~3戦の馬は消したい
キャリア | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
2戦 | 【0-0-0-4】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
3戦 | 【0-0-0-9】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
4戦 | 【3-1-2-17】 | 13.0% | 17.4% | 26.1% |
5戦 | 【2-3-1-21】 | 7.4% | 18.5% | 22.2% |
過去10年の紫苑ステークスに出走した馬をキャリア別にみると、キャリア2~3戦の馬は1頭も馬券に絡めていません。
20年と21年に1番人気に支持されたスカイグルーヴとエクランドールもキャリア2~3戦の馬で馬券外に敗れています。
最低でもキャリア4戦以上使われている馬から狙いたいですね。
今年の出走登録馬でキャリア3戦以下の馬はエバーハンティングです。
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過去10年の紫苑ステークスの人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【3-2-1-4】 | 30.0% | 50.0% | 60.0% |
2番人気 | 【3-1-0-6】 | 30.0% | 40.0% | 40.0% |
3番人気 | 【0-1-1-8】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
4~6番人気 | 【3-5-4-18】 | 10.0% | 26.7% | 40.0% |
7~9番人気 | 【1-0-3-26】 | 3.3% | 3.3% | 13.3% |
10番人気以下 | 【0-1-1-79】 | 0.0% | 1.2% | 2.5% |
上位人気が中心
過去10年の紫苑ステークスの好走馬を見ると、1,2番人気がともに3勝ずつ挙げていて、勝ち馬10頭のうちの9頭が6番人気以上に支持されていました。
逆に、7番人気以下の馬は6頭しか馬券に絡んでいないので上位人気を中心に馬券を考えていいでしょう。
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過去10年の紫苑ステークスの枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【0-3-2-13】 | 0.0% | 16.7% | 27.8% |
2枠 | 【1-0-1-18】 | 5.0% | 5.0% | 10.0% |
3枠 | 【1-1-1-17】 | 5.0% | 10.0% | 15.0% |
4枠 | 【0-2-2-16】 | 0.0% | 10.0% | 20.0% |
5枠 | 【2-1-0-17】 | 10.0% | 15.0% | 15.0% |
6枠 | 【1-1-2-16】 | 5.0% | 10.0% | 20.0% |
7枠 | 【2-1-0-23】 | 7.7% | 11.5% | 11.5% |
8枠 | 【3-1-2-21】 | 11.1% | 14.8% | 22.2% |
外枠が優勢!
過去10年の紫苑ステークスの好走馬を見ると、もっとも好走しているのが8枠で3頭の勝ち馬を輩出しています。
また、内枠と外枠で比較しても内(1~4枠)よりも外枠(5~8枠)の馬のほうが好走率が高いですね。
紫苑ステークスは開幕週のレースですが、外枠有利という点は頭に入れておきたいです。
過去10年の紫苑ステークスの前走別成績
前走 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
G1 | 【4-3-3-30】 | 10.0% | 17.5% | 25.0% |
G2 | 【1-0-1-8】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
G3 | 【0-2-0-7】 | 0.0% | 22.2% | 22.2% |
L | 【0-0-0-3】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
OP | 【0-0-0-4】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
3勝 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
2勝 | 【2-3-1-20】 | 7.7% | 19.2% | 23.1% |
1勝 | 【3-2-5-55】 | 4.6% | 7.7% | 15.4% |
未勝利 | 【0-0-0-7】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
前走G1もしくは2勝クラス組が好走
過去10年の紫苑ステークスの好走馬を前走クラス別にまとめました。
もっとも好走しているのが前走G1組です。
とくに前走がオークスだった馬は【3-3-3-26】と結果を残しています。
また、G3に昇格した16年以降の勝ち馬3頭がオークス出走馬でした。
次いで好走しているのは前走が2勝クラスだった馬です。
とくに17年の紫苑ステークスでは馬券に絡んだ3頭すべてが前走2勝クラスでした。
ただし、18年から21年の4開催では2勝クラスの馬は馬券に絡めていません。
このことから、
前走G1>前走2勝クラス>そのほか
で評価してもよさそうです。
ちなみに今年の出走馬で前走G1だった馬は6頭、前走2勝クラスの馬は1頭います。
〇前走G1
・サウンドビバーチェ(オークス・除外)
・サークルオブライフ(オークス・12着)
・シーグラス(オークス・14着)
・スタニングローズ(オークス・2着)
・ニシノラブウイング(オークス・8着)
・ライラック(オークス・11着)
〇前走2勝クラス
・サンカルパ(松島特別・2着)
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紫苑ステークス2022の注目馬3頭
秋の大舞台に向けて、最後の一冠をつかもうとする牝馬が多数集まりました。
今年の出走馬の中から人気を集めそうな馬を3頭紹介します。
サークルオブライフ
2歳女王が巻き返しを図ります。
新馬戦こそ敗れたものの、その後は3連勝であっという間に2歳女王に輝き、エピファネイア産駒初のG1馬になりました。
クラシック路線に入っても期待されましたが、桜花賞で4着に敗れると、続くオークスでも全く見せ場を残すことができませんでした。
サークルオブライフはナタのような切れる脚が魅力的で、桜花賞も外目外目に振り回されながらも一級品の脚を見せました。
紫苑ステークスが開催される中山は直線が短いですが、瞬間的な加速力があるので通用しそうです。
また、紫苑ステークスは差し馬との相性もいいので脚質に合うでしょう。
2歳女王の誇りにかけて、最後の一冠を手にするためにもまずは前哨戦を制したい。
スタニングローズ
前走のオークスでは10番人気の低評価を覆す競馬でいっきにクラシック路線に名乗りを上げました。
もともとはフラワーカップにおいて逃げ粘りの競馬で勝利したのですが、オークスは差し有利の展開で先行残しが決まったのは高く評価したいです。
血統的には父がキングカメハメハなので開幕週の馬場と合いそうですね。
ただし、中山の芝2,000mは坂を2度駆け上がるコース上、タフさが問われるのでスタミナやパワーが求められやすいのでそこを乗りこなせられるかが課題です。
秋華賞よりもタフなコースになるのでここの結果次第で秋華賞の評価を決めたいところです。
ライラック
オークスや桜花賞では見せ場がありませんでしたが、ライラックも切れ味のある差し競馬が得意です。
今年の1月に開催されたフェアリーステークスでは後ろからの差し競馬でのちに牝馬二冠を手にするスターズオンアースに先着しました。
このフェアリーステークスがマイルとはいえ中山のコースで結果を残しているので、初中山のサークルオブライフよりも舞台適性には信頼できます。
近2戦は結果を残せませんでしたが相手関係を見てら許容範囲です。
得意の中山で再び差し競馬ができるか注目です。
紫苑ステークス2022の穴馬2頭
紫苑ステークスは大荒れの傾向はあまり見られませんが、近2年は10番人気以下の馬が馬券に喰いこんでいます。
今年の出走馬の中で期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
サンカルパ
条件戦から挑んでくるのがサンカルバです。
これまで重賞とは無縁でしたが早い段階からクラシックを見送り条件戦に挑み続けました。
前走の松島特別は2着に敗れたものの、先輩牝馬相手に健闘しました。
賞金を考えたら秋華賞に向かう上ではここはなんとしても馬券に絡みたいです。
鞍上もテン乗りとはいえトップジョッキーのルメール騎手を確保できました。
おそらくメンバーの中で一番ここがメイチに仕上げてくるでしょう。
重賞初挑戦ですが、馬券に絡めたい1頭です。
サウンドビバーチェ
前走のオークスでは他の馬に蹴られて故障を発生したために無念すぎる競走除外となりました。
幸いにも軽症で秋に間に合ったのはよかったです。
この馬も先行競馬を得意としていて、3走前の菜の花勝において中山のコースで勝利経験があります。
チューリップ賞でもナミュールやサークルオブライフに先着を許したものの、4着に入線していて実力を感じさせました。
距離が課題ですが、出し切れれば上位入選できるだけの力を秘めています。
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紫苑ステークス2022予想の最終買い目
紫苑ステークス予想(晴れ良馬場想定)
今週から舞台を中山と中京に移します。
紫苑ステークスは中山競馬場の開幕週で開催するレースなので、馬場の痛みはほぼないでしょう。
9月の中山は全面野芝なので高速馬場傾向が強いです。
そして、金曜日の段階で中山の芝は晴れで、また、土曜日の天気予報を見ても晴れの予報が出ています。
紫苑ステークスが開催される当日は良馬場で時計の出やすい条件下でレースが行われると予想します。
◎本命 12 スタニングローズ
父 | キングカメハメハ |
母 | ローザブランカ |
母父 | クロフネ |
主な勝ち鞍 | フラワーC(G3) 2022年 |
前走 | 優駿牝馬(G1) 2着 |
本命はスタニングローズにします。
初重賞を手にしたフラワーカップでは先行競馬でレースを行い、完璧な立ち回りをしたニシノラブウイングを捉え切って勝利します。
その先行力は続くオークスでも開花。
差し・追い込み有利の舞台でただ1頭、先行しながら2着に入線し、着順以上の強い競馬を証明しました。
この紫苑ステークスは差し有利になりがちですが、先行勢の成績も悪くありません。
最終追い切りの内容を見ても栗東販路で自己ベストを更新していて動きは上々です。
馬体は前走よりも大幅に増えているようですが、調教の動きを見てもこの時期特有の成長分と考えてよさそうです。
〇対抗 4 ニシノラブウイング
父 | エピファネイア |
母 | ニシノシルエット |
母父 | アグネスタキオン |
主な勝ち鞍 | 2歳未勝利 2021年 |
前走 | オークス(G1) 8着 |
対抗はニシノラブウイングにします。
フラワーカップの内容が強く、スロー展開から二段階加速を引き出して激走。
今回出走するスタニングローズにこそ差されはしたものの、3着馬を2馬身突き放して勝利し、2頭が抜けた存在となりました。
また、最終追い切りの内容が良くて、美浦のWで馬なりながらもラスト1F12秒1の末脚で余力を持って追い切りました。
状態は万全でしょうし、秋華賞の切符を獲得しに行っている感じは強いです。
今回はそこそこメンバーが揃ったとはいえ、フラワーカップのような競馬ができればここでも勝ち負けできるだけの力はあります。
ただし、鞍上の三浦皇成騎手がいまいちレースメイクが上手ではないので強気には狙いづらいのも正直なところあります。
そのためここでは対抗にしておきました。
▲単穴 2 サークルオブライフ
父 | エピファネイア |
母 | シーブリーズライフ |
母父 | アドマイヤジャパン |
主な勝ち鞍 | 阪神ジュベナイルF(G1) 2021年 |
前走 | オークス(G1) 12着 |
単穴には人気の一角であるサークルオブライフにしました。
少し不安材料があるので単穴に評価を落としました。
ひとつめの不安が距離不安です。
サークルオブライフは末脚勝負に定評のある馬ですが、前走のオークスではほとんど脚を活かすことなく凡走しています。
2,400mは長かったのかもしれません。
紫苑ステークスはオークスほど距離は長くありませんが、それでも2,000mあるのでここでも出し切れるかが心配になりました。
もっとも、中山は小回り競馬場でそこまでペースは速くならないのでスタミナが持つ可能性も考えられます。
こればかりは走ってみないと分かりません。
そして、もうひとつの不安材料が追い切りです。
最終追い切りは美浦の南Wで行われましたが、いまいち動きがよくなくて、併せ馬を行かせてから動き出そうとしても反応が鈍かったです。
時計は悪くありませんが、全盛期と比較すると調子を落としているように感じました。
確かな実力馬なので馬券には絡めますが、この追い切りを見る限りはベストな状態ではないと思い、評価を下げました。
単勝
12 スタニングローズ
馬連流し
軸馬:12
相手:2、4、8、10、11
三連複フォーメーション
1頭目:12
2頭目:2、4、8、10、11
3頭目:2、4、8、10、11
以上になります。
紫苑ステークスの予想の参考にしてみてください!