【シルクロードステークス2023予想】1人気は苦戦…軸に買いたい3頭はこちら!
シルクロードステークス2023のおすすめの注目馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
コースの特徴や競走馬の血統、追い切りや過去10年のデータから予想していきます!
シルクロードステークス2023の概要
シルクロードステークスは1月下旬に開催される短距離重賞です。
学校で学んだ人も多いと思いますが、名前の由来である【シルクロード】は直訳すると【絹の道】です。
ユーラシア大陸を大横断する道で、ヨーロッパとアジアの交易路で、かつて中国で生産された絹がヨーロッパに輸入され、一大交易を成した道です。
1996年に設立されたシルクロードステークスは施行当初こそ4月に開催されていましたが、2000年に高松宮記念が3月下旬に開催時期をずらしたのを機に、シルクロードステークスも1月下旬の開催となりました。
高松宮記念のステップレースというわけではありませんが、年初頭から状態のいい短距離馬が多数参戦します。
ここを制した馬にはロードカナロアやシーキングザパール、ストレイトガールにダノンスマッシュ、ファインニードルといった、のちのG1馬が多数ここで結果を残しました。
将来の短距離G1を目指す馬にとってシルクロードステークスは有益な選択肢なのです。
今年のシルクロードステークスもナムラクレアやウインマーベル、トウシンマカオといった明け4歳馬が多数参戦しています。
5歳以上の馬を見ても、エイティーンガールやファストフォースといった短距離重賞の常連が集まり、G3レースとは思えないほど有力馬がそろいました。
今年のシルクロードステークスで結果を残し、高松宮記念に弾みをつけるのはどの馬でしょうか?!
なお、シルクロードステークスは例年京都競馬場で開催されますが、現在京都競馬場は改修工事でレースが行われないため、昨年、一昨年に引き続き中京競馬場で代替開催されます。
うましるでは、京都競馬場開催時のデータも含めた、2013年から2022年の過去10年分のデータをまとめました。
シルクロードステークス2023の開催内容
開催日 | 1月29日(日曜) 15:35発走 |
格付け | G3 |
開催競馬場 | 中京競馬場 中京11R |
コース | 芝1,200m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | ハンデ |
1着賞金 | 4100万円 |
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シルクロードステークス2023が開催される中京の芝1,200mの特徴
中京競馬場の芝1,200mのスタート地点は向こう正面の真ん中あたりです。
最初のコーナーまでは約350mと長いです。
しかし、短距離戦ということでスタートから各馬ハイペースで競馬を行います。
そのため、ハイペース傾向になることがほとんどです。
スタートしてから100mほどは緩やかな上り坂ですが、そこから下り坂に変わり、この下り坂はホームストレッチまで続いています。
3.4コーナーはスパイラルカーブが導入されているため、出口に近づくにつれて加速しやすくなっています。
また、3.4コーナーは大回りでコーナーワークの器用さは求められません。
4コーナーを過ぎると約412mある直線に入ります。
この直線の入りで長く続いた下り坂は終了し、今度は一転して上り傾斜になります。
また、上り傾斜に変わった段階で中山競馬場に次いで傾斜のきつい上り坂が待ち受けています。
この傾斜をのぼってからも200mほど緩やかな坂が続き、その先にゴール板が立っています。
中京の芝1,200mはスタートして100mほどは上り坂ですが、そこを過ぎるとスタンド前の直線入り口まで終始下り坂です。
そのため、序盤から中盤にかけてペースアップしやすいです。
しかしながら、ゴールから見て300mほどは上り傾斜にかわり、また上り始めの段階が急傾斜となっています。
そのため、距離以上にスタミナが求められるのです。
もちろん、坂を駆け上がるだけのパワーも必要ですよ。
また、スタンド前直線は400m以上あることから、差しや追い込みといった末脚勝負に定評のある馬が長く脚を使えるのもポイントです。
そのため、差しや追い込み馬も台頭しやすいのが特徴的なのです。
シルクロードステークス2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | シャインガーネット | 牝6 | 55.0 | 岩田望来 |
2 | ナムラクレア | 牝4 | 56.5 | 浜中俊 |
3 | グルーヴィット | 牡7 | 58.5 | 岩田康誠 |
4 | エイティーンガール | 牝7 | 56.0 | 横山典弘 |
5 | シゲルピンクルビー | 牝5 | 55.0 | 和田竜二 |
6 | レイハリア | 牝5 | 55.0 | 古川吉洋 |
7 | マリアズハート | 牝7 | 55.5 | 吉田隼人 |
8 | マッドクール | 牡4 | 56.0 | 藤岡康太 |
9 | ファストフォース | 牡7 | 57.5 | 団野大成 |
10 | ショウナンバニラ | 牝7 | 53.0 | 角田大河 |
11 | テイエムスパーダ | 牝4 | 55.0 | 今村聖奈 |
12 | カイザーメランジェ | 牡8 | 55.0 | 荻野極 |
13 | キルロード | セ8 | 58.0 | 福永祐一 |
14 | ウインマーベル | 牡4 | 59.0 | 松山弘平 |
15 | トウシンマカオ | 牡4 | 58.5 | 鮫島克駿 |
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過去10年のシルクロードステークスのデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2013 | 1 | 4 | ドリームバレンチノ | 2 | スプリンターズS(G1) | 3 |
良 | 2 | 16 | ダッシャーゴーゴー | 4 | スプリンターズS(G1) | 16 |
3 | 8 | メイショウデイム | 11 | 淀短距離S(OP) | 2 | |
2014 | 1 | 2 | ストレイトガール | 2 | 尾張ステークス(OP) | 1 |
良 | 2 | 1 | レディオブオペラ | 1 | 淀短距離S(OP) | 1 |
3 | 6 | リトルゲルダ | 13 | 尾張ステークス(OP) | 11 | |
2015 | 1 | 3 | アンバルブライベン | 2 | 淀短距離S(OP) | 2 |
良 | 2 | 2 | サドンストーム | 3 | 淀短距離S(OP) | 5 |
3 | 15 | セイコーライコウ | 12 | ラピスラズリS(OP) | 3 | |
2016 | 1 | 1 | ダンスディレクター | 2 | 阪神カップ(G2) | 2 |
稍重 | 2 | 8 | ローレルベローチェ | 5 | 淀短距離S(OP) | 1 |
3 | 7 | ワキノブレイブ | 11 | 淀短距離S(OP) | 8 | |
2017 | 1 | 7 | ダンスディレクター | 3 | 阪神カップ(G2) | 4 |
良 | 2 | 11 | セイウンコウセイ | 4 | 淀短距離S(OP) | 1 |
3 | 9 | セカンドテーブル | 7 | 淀短距離S(OP) | 2 | |
2018 | 1 | 1 | ファインニードル | 4 | スプリンターズS(G1) | 12 |
良 | 2 | 7 | セイウンコウセイ | 5 | 京阪杯(G3) | 7 |
3 | 4 | フミノムーン | 15 | スワンS(G2) | 17 | |
2019 | 1 | 2 | ダノンスマッシュ | 1 | 京阪杯(G3) | 1 |
良 | 2 | 8 | エスティタート | 11 | 京阪杯(G3) | 5 |
3 | 18 | ティーハーフ | 12 | 淀短距離S(L) | 3 | |
2020 | 1 | 8 | アウィルアウェイ | 3 | 京阪杯(G3) | 4 |
良 | 2 | 6 | エイティーンガール | 6 | ファイナルS(3勝) | 1 |
3 | 15 | ナランフレグ | 8 | 浜松S(3勝) | 1 | |
2021 | 1 | 13 | シヴァ―ジ | 4 | 京阪杯(G3) | 5 |
良 | 2 | 2 | ライトオンキュー | 3 | スプリンターズS(G1) | 9 |
3 | 12 | ラウダシオン | 2 | マイルCS(G1) | 15 | |
2022 | 1 | 3 | メイケイエール | 2 | スプリンターズS(G1) | 4 |
良 | 2 | 16 | シャインガーネット | 7 | オーロカップ(L) | 3 |
3 | 10 | ナランフレグ | 3 | タンザナイトS(OP) | 1 |
【ハンデ】重ハンデの馬が中心
ハンデ | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
54kg以下 | 【0-3-3-59】 | 0.0% | 4.6% | 9.2% |
55kg台 | 【4-2-2-22】 | 13.3% | 20.0% | 26.7% |
56kg台 | 【2-2-2-31】 | 5.4% | 10.8% | 16.2% |
57kg台 | 【3-1-3-19】 | 11.5% | 15.4% | 26.9% |
58kg以上 | 【1-1-0-14】 | 6.3% | 12.5% | 12.5% |
過去10年のシルクロードステークスの好走馬をハンデ別にまとめました。
ハンデ戦ということで軽斤量の恩恵を受けた馬の激走に期待できそうですが、斤量54キロ以下の馬は過去10年勝ち馬ゼロで、馬券に絡んだのも6頭です。
勝ち馬はいずれも55キロ以上を背負った馬から出ています。
軽斤量馬はアタマで狙いづらいレースです。
【脚質】先行と差し、追い込みも決まりやすい
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【0-3-0-7】 | 0.0% | 30.0% | 30.0% |
先行 | 【6-3-3-24】 | 16.7% | 25.0% | 33.3% |
中団 | 【3-3-2-63】 | 4.2% | 8.5% | 11.3% |
後方 | 【1-1-5-44】 | 2.0% | 3.9% | 13.7% |
過去10年のシルクロードステークスの好走馬を脚質別にまとめました。
逃げ馬はこれまで勝ち馬ゼロで、3頭が2着に入選しました。
しかし、中京で代替開催された近2年、逃げ馬は一頭も馬券に絡んでいません。
替わって結果を残しているのが先行や差し、追い込み馬です。
特にシヴァージやナランフレグのように、最終コーナーを9番手より後ろで通過した馬が2年連続馬券に絡んでいます。
そして、先行馬や差し馬の活躍も見られました。
今年のシルクロードステークスでは逃げ馬よりも先行や差し、追い込み馬に注目したいですね。
今年のシルクロードステークスで逃げ馬の候補は4頭いました。
【中京実績】中京好走馬に注目!
年度 | 着順 | 馬名 | これまでの中京実績 |
2021年 | 1着 | シヴァ―ジ | 高松宮記念5着 |
2着 | ライトオンキュー | 庄内川特別(500万)1着 | |
3着 | ラウダシオン | ファルコンステークス2着 | |
2022年 | 1着 | メイケイエール | 初出走 |
2着 | シャインガーネット | ファルコンステークス1着 | |
3着 | ナランフレグ | 浜松ステークス(3勝クラス)1着 |
中京で代替開催された近2年間で馬券に絡んだ6頭のうちの4頭がこれまでに中京競馬場の重賞レースで馬券に絡んでいる、もしくは条件戦で勝利実績がありました。
例外は2頭ですが、2022年の勝ち馬メイケイエールはここが初めての中京レース。
そして、2021年の勝ち馬シヴァージはG1レースの高松宮記念で5着に入選していました。
今年も中京で開催されますが、これまでの中京競馬場における実績に注目したいですね!
今年の出走馬でこれまでに中京で開催された重賞で馬券内に絡んだ馬、もしくは中京の条件戦で勝利経験のある馬は9頭います。
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過去10年のシルクロードステークスの人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【1-1-0-8】 | 10.0% | 20.0% | 20.0% |
2番人気 | 【5-0-1-4】 | 50.0% | 50.0% | 60.0% |
3番人気 | 【2-2-1-4】 | 20.0% | 40.0% | 50.0% |
4番人気 | 【2-2-0-6】 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
5番人気 | 【0-2-0-8】 | 0% | 20.0% | 20.0% |
6~9番人気 | 【0-2-2-36】 | 0% | 5.0% | 10.0% |
10番人気以下 | 【0-1-6-71】 | 0% | 1.3% | 9.0% |
勝ち馬は1~4番人気から出ている
過去10年のシルクロードステークスの勝ち馬はいずれも1~4番人気に支持された馬でした。
ハンデの短距離戦ということで、荒れるイメージがつきものですが、勝ち馬だけ見たら上位人気に支持された馬が期待に応えています。
シルクロードステークスで勝ち馬を探す際は上位人気に支持された馬から選択するのがいいでしょう。
1番人気の連対率はわずか20%
シルクロードステークスの勝ち馬は上位人気の馬が中心です。
しかし、1番人気の馬の成績は【1-1-0-8】。
過去10年で1頭しか勝ち馬がでていないどころか、連対したのも2頭のみでした。
シルクロードステークスは1番人気の信頼度が非常に低いレースなのです。
二けた人気の激走にも警戒したい
過去10年のシルクロードステークスで馬券に絡んだ7頭の馬が10番人気以下の馬でした。
また、過去10開催のうちの6開催で10番人気以下の馬が馬券に絡んでいます。
中京で代替開催された近2年は二けた人気の馬は馬券に絡んでいませんが、昨年は7番人気のシャインガーネットが2着に入選しました。
二けた人気の馬はいずれも2.3着に絡んでいることから、相手候補に人気落ちの馬を絡めるのも面白いかもしれません。
ちなみに、馬券に絡んだ7頭の二けた人気馬のうちの5頭はそれまでに短距離重賞で馬券に絡んでいた実績がありました。
人気落ちを狙う際は、過去の重賞で馬券に絡んでいたかどうか確認するのもよさそうです。
今年の出走馬でこれまでに短距離重賞(1,000~1,400m)で馬券に絡んだ馬は12頭いました。
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過去10年のシルクロードステークスの枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【4-3-0-12】 | 21.1% | 36.8% | 36.8% |
2枠 | 【3-0-1-15】 | 15.8% | 15.8% | 21.1% |
3枠 | 【0-1-1-17】 | 0.0% | 5.3% | 10.5% |
4枠 | 【1-3-2-14】 | 5.0% | 20.0% | 30.0% |
5枠 | 【1-0-1-18】 | 5.0% | 5.0% | 10.0% |
6枠 | 【0-0-2-18】 | 0.0% | 0.0% | 10.0% |
7枠 | 【1-1-1-22】 | 4.0% | 8.0% | 12.0% |
8枠 | 【0-2-2-22】 | 0.0% | 7.7% | 15.4% |
1.2枠が好走している
過去10年のシルクロードステークスの好走馬を枠順別に見てみると、1.2枠に入った馬が7勝して、勝率15%以上を叩き出しています。
とくに1枠を引いた馬は連対率、複勝率ともに36%近く達しており、すべての枠順で最も結果を残しています。
中京で代替開催された近2開催でも1.2枠に入ったライトオンキューやメイケイエールが馬券に絡みました。
1.2枠を引いた馬は評価を上げてもよさそうですね。
過去10年のシルクロードステークスの前走レース別成績
前走 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
京阪杯(G3) | 【3-2-0-12】 | 17.6% | 29.4% | 29.4% |
スプリンターズS(G1) | 【3-2-0-12】 | 17.6% | 29.4% | 29.4% |
阪神カップ(G2) | 【2-0-0-10】 | 16.7% | 16.7% | 16.7% |
淀短距離S(L) | 【1-4-4-34】 | 2.3% | 11.6% | 20.9% |
尾張S(OP) | 【1-0-1-1】 | 33.3% | 33.3% | 66.7% |
前走重賞組が強い
過去10年のシルクロードステークスの勝ち馬は上記の表にまとめた5つのレースに集約されています。
特に、前走京阪杯、スプリンターズステークス、阪神カップだった馬は8勝していました。
前走重賞組はこの舞台でも好走する傾向があります。
ちなみに今年の出走馬で前走阪神カップの馬はいませんでした。
前走淀短距離ステークスの馬は相手候補に
過去10年のシルクロードステークスで前走が淀短距離ステークスだった馬は9頭馬券に絡んでいます。
内訳を見てみると、【1-4-4-34】で、勝ち馬は2015年のアンバルブライベンのみですが、2.3着にはそれぞれ4頭ずつ馬券に絡んでいます。
このことから、前走淀短距離ステークスだった馬は相手候補に向いているでしょう。
前走6着以下の好走は乏しい
過去10年のシルクロードステークスで馬券に絡んだ30頭のうちの22頭が前走で掲示板入りしていました。
また、勝ち馬の9頭が前走掲示板入りしています。
唯一、6着以下で勝利したのが2018年のファインニードルで、のちにこの年の高松宮記念とスプリンターズステークスを制しています。
シルクロードステークスでは前走の着順にも目を向けたいですね。
今年の出走馬で前走掲示板入りしていた馬は9頭いました。
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シルクロードステークス2023の注目馬3頭
今年のシルクロードステークスはG3戦とは思えないほど、有力馬が多数そろっています。
とくに、明け4歳馬が粒ぞろいですね。
今年の出走馬で注目したい馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ナムラクレア
今年の注目馬はナムラクレアでしょう。
ミッキーアイルの初年度産駒としてデビューしたナムラクレアは、昨年の桜花賞において最内から逃げ粘りの競馬を見せて3着に入選しました。
このときの勝ち馬スターズオンアースにコンマ1秒差の競馬は負けて強しの内容でした。
この桜花賞を皮切りに、短距離を中心に使われ始め、函館スプリントステークスや北九州記念でも好走しています。
前走のスプリンターズステークスは相手関係も手ごわく、5着に敗れましたがそれでも勝ち馬ジャンダルムとのタイム差はコンマ2秒でした。
昨年は古馬相手にも善戦し、自身も古馬になりました。
ここはG3にしてはメンバー、特に同期の短距離有力馬が多数そろいましたが、初の中京で出し切れれば勝ち負けにも期待できるでしょう。
ウインマーベル
ウインマーベルも4歳勢で注目したい1頭です。
葵ステークスで初重賞タイトルを手にすると、続くキーンランドカップでも勝ち馬ヴェントヴォーチェ相手にタイム差0.1秒の2着。
そして、前走のスプリンターズステークスでは後ろからぐいぐいと馬群の中をかき分けて2着に絡みました。
このレースはあえて馬群に突っ込んで馬券内に入選しているように、負けん気の強さが発揮されていて、ウインマーベルのメンタルの強さが証明されていますね。
スプリンターズステークス以来の1戦ですが、これまでのレースぶりを見る限りここでも好走に期待できます。
中京は【2-1-0-1】と相性のいい舞台ですし、枠順次第で本命に推し上げたい馬です。
トウシンマカオ
明け4歳馬でもう一頭注目したいのがトウシンマカオです。
これまでたびたび重賞で人気を裏切る形となりましたが、前走の京阪杯で見事勝利を手中に収め、重賞馬になりました。
京阪杯は時計の出やすい条件下でしたが、好位から上がり33秒0の末脚で勝利をつかんだのが印象的です。
また、鞍上の鮫島騎手は短距離レースにおいて馬の力を引き出すのが得意なので、再び鮫島騎手とコンビを組むのもプラス評価したいです。
ウインマーベルやナムラクレアといった強敵もそろいましたが、出し切れれば2頭にも引けを取らない活躍を見せてくれるでしょう。
シルクロードステークス2023の穴馬2頭
シルクロードステークスはヒモ荒れしやすいレースです。
今年の出走馬で激走の可能性を秘めている2頭の馬をまとめました。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
キルロード
明け8歳となったキルロードのメイチは前走の京阪杯でしょう。
勝ち馬のトウシンマカオにこそ出し抜かれましたが、衰えを感じさせない先行競馬で2着に入選しました。
このとき3着のスマートクラージュ以下を1馬身以上突き放しているので、かなり手ごたえのある走りを見せています。
また、昨年の高松宮記念は17番人気の低評価ながら、勝ち馬ナランフレグとタイム差なしの3着に入選し、大波乱の立会者となっています。
中京実績もありますし8歳でも侮れない存在ですね。
グルーヴィット
グルーヴィットはかつて中京記念を制した重賞馬です。
中京記念を最後、なかなか重賞で結果を残し切れていませんが前走のタンザナイトステークスではハイペースの中、先行競馬で勝利をつかみました。
実に3年ぶりに勝利の美酒を手にしたのです。
前走のタンザナイトステークスが稍重の条件下で勝利していることから、現在の時計のかかりやすい中京の馬場でも出し切れるでしょう。
相手関係は強化されますが、重賞馬の威厳を若き4歳馬たちに証明してほしいですね。
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シルクロードステークス2023予想の最終買い目
シルクロードステークス(晴れ良馬場想定)
今年のシルクロードステークスが開催される中京競馬場の日曜日の天気は終日晴れの予報が出ています。
前日、土曜日の時点でも晴れの予報が出ていることから、良馬場での開催が見込まれます。
馬場状態に関しては、冬時期特有の時計のかかる条件下が予想できますが、先週開催された芝レースの時計を見ると、極端に時計がかかっている感じはしません。
そのため、うましるでは晴れの良馬場、ややタフな馬場条件を想定しながら予想をまとめました。
◎本命 2 ナムラクレア
父 | ミッキーアイル |
母 | サンクイーンII |
母父 | Storm Cat |
主な勝ち鞍 | 函館スプリントS(G3) 2022年 |
前走 | スプリンターズS(G1) 5着 |
本命はナムラクレアにします。
昨年は桜花賞3着を皮切りに短距離路線で才能を開花しました。
はじめての古馬戦となった函館スプリントSにおいても好位からから抜け出して勝利しています。
前走のスプリンターズSでも5着に入線して力を発揮しています。
明け4歳馬としての初戦ですが、シルクロードステークスと相性の良い内枠を引きました。
そして、前走スプリンターズS組もこの舞台で好走します。
同期の牡馬が強敵ですが、内の理を活かした競馬で勝利を掴んで欲しいです。
〇対抗 14 ウインマーベル
父 | アイルハヴアナザー |
母 | コスモマーベラス |
母父 | フジキセキ |
主な勝ち鞍 | 葵S(G3) 2022年 |
前走 | スプリンターズS(G1) 2着 |
対抗はウインマーベルにします。
これまでに中京は4戦使われ【2-1-0-1】と好成績を残しています。
古馬戦でも力を発揮していて、特に前走のスプリンターズSでは勝ち馬のジャンダルムにクビ差の2着と、大健闘しました。
昨年の成績から、今回は59キロの酷量を課せられたのはマイナスですが、陣営がスプリンターズSと同舞台のオーシャンステークスではなく、ハンデ戦のこちらを選択したことから、高松宮記念を見据えているのは明白ですね。
叩きの可能性もありますが、実力は申し分ないので対抗印をを打つことにしました。
▲単穴 15 トウシンマカオ
父 | ビッグアーサー |
母 | ユキノマーメイド |
母父 | スペシャルウィーク |
主な勝ち鞍 | 京阪杯(G3) 2022年 |
前走 | 京阪杯(G3) 1着 |
単穴にはトウシンマカオを選択します。
前走の京阪杯が非常に強く、5番手くらいの位置で競馬を行いながら、最後の直線では上がり最速33秒0の末脚で古馬達を置き去りにしました。
仕掛けてからの動き出しがいいですし、長く脚を使えることから中京の長い直線でも出し切れるでしょう。
ハンデ58.5キロはなかなかの酷量ですが、シルクロードステークスは重ハンデ馬の好走例が高いです。
また、鞍上の鮫島騎手も短距離で結果を残しているので人馬共に期待したいです。
△連下 13 キルロード
父 | ロードカナロア |
母 | キルシュワッサー |
母父 | サクラバクシンオー |
主な勝ち鞍 | パラダイスS(L) 2021年 |
前走 | 京阪杯(G3) 2着 |
連下はキルロードにしました。
前走の京阪杯は大混戦の中10番手評価でしたが、前で競馬を行いつつ、粘りの競馬で2着入線しました。
トウシンマカオにこそ出し抜かれましたが、3着以下を1馬身以上突き放していて、力のある競馬ができています。
明け8歳馬で58キロを背負う点はマイナスですが、シルクロードステークスは高齢馬の激走も度々みられます。
昨年の高松宮記念で3着入線していて舞台適性も高いですし、前走のような粘りの競馬を期待します。
△連下 8 マッドクール
父 | Dark Angel |
母 | Mad About You |
母父 | Indian Ridge |
主な勝ち鞍 | 知立S(3勝クラス) 2022年 |
前走 | 知立S(3勝クラス) 1着 |
前日の段階で1番人気のマッドクールは連下にしました。
これまでの戦績を見ると中京における実績はあります。
また、有力馬が軒並み酷量を課せられている中、牡馬にしては軽めの56キロで出走できるのは大きなアドバンテージですね。
それでも、連下にとどめたのは他に評価した馬がいずれも強い相手としのぎを削っていたからです。
マッドクールはナムラクレアやウインマーベル、トウシンマカオと比較すると相手関係は楽でした。
そのため、評価を落としています。
最も斤量や次走の高松宮記念のために賞金を加算したいのであればここはメイチ仕上げてくる可能性は高く、馬券内も十分あり得るのでお相手に残しました。
単勝
2 ナムラクレア
馬連流し
軸馬:2
相手:7、8、13、14、15
三連複フォーメーション
1頭目:2
2頭目:7、8、13、14、15
3頭目:7、8、13、14、15
以上になります。
シルクロードステークスの予想の参考にしてみてください!