【新潟大賞典2023予想】1人気2人気は〝勝ち馬ゼロ〟有力馬3頭+穴馬2頭を紹介!
新潟大賞典2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータと傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
新潟大賞典2023の概要
新潟大賞典は新潟競馬場で開催されるハンデ中距離重賞です。
春季新潟開催における唯一の重賞である新潟大賞典はハンデ戦らしく、1,2番人気の勝ち馬は過去10年で1頭もいません。
人気薄の台頭が目立つレースですが、ハンデの恩恵を受けた軽ハンデ馬が勝つというわけでもなく、毎年伏兵が台頭することで有名です。
馬券を的中させるのは至難ですが、過去10年で馬連万馬券は3回、三連単10万円馬券は4回飛び出しているように配当妙味は非常に高いレースです。
穴党ならぜひとも高配当を的中させたいですね!
今年も例年通り骨のあるメンバーがたくさんそろいました。
例年大混戦になる新潟大賞典。
ここで賞金を稼いで、やがてG1の舞台の躍り出るのはどの馬でしょうか?
新潟大賞典2023の開催内容
開催日 | 5月7日(日曜) 15:20発走 |
格付け | G3 |
開催競馬場 | 新潟競馬場 新潟11R |
コース | 芝2,000m |
性齢 | 4歳以上 |
斤量 | ハンデ |
1着賞金 | 4300万円 |
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新潟大賞典2023が開催される新潟の芝2,000m(外)の特徴
スタート地点 | 2コーナーの奥ポケット |
コース | 左回りの外回りコース Bコース使用 |
1周の距離 | 2,248.1m |
直線距離 | 658.7m |
高低差 | 2.2m |
フルゲート | 16頭 |
新潟の芝2,000mは内回りコースと外回りコースが存在しますが、古馬混合戦になると外回りコースを使用します。そのため新潟大賞典も外回りで行われます。
新潟競馬場は全長1,623mと標準サイズですが、向こう正面とスタンド前直線がとにかく長く、外回り2,000mのコースはワンターンとなっています。
スタート地点は2コーナーの奥ポケットで内回りにおける芝1,400mと同じ地点から発走します。
スタートから最初の3コーナーまでは約948mにも及びます。
3.4コーナーはやや鋭角でスパイラルカーブを導入しています。
しかも、コーナーはやや下り傾斜となっているためスパイラルカーブも相まってペースは上がりがち。
最後の直線は約659mで日本の競馬場では最長です。
各馬は直線に入ると横一線に並んでゴールまで一斉に駆け抜けるのです。
新潟競馬場は向こう正面とスタンド前直線が全競馬場の中でももっとも長いです。
また、新潟は年間を通して全面野芝を使用している唯一の競馬場です。
日本の芝は野芝と洋芝をブレンドしたオーバーシードが主流です。
野芝はスピードが出やすい反面、洋芝は時計がかかりやすいのが特徴です。
全面野芝が敷かれている新潟は当然のことながら好タイムが出やすいです。
また、最後の直線が日本一長いことや、スパイラルカーブの存在も時計の出やすさに拍車をかけていますよ。
求められる要素はとにかくスピード。
上がりや瞬発性に長けた馬、さらには長く脚を走れる持久性も試される舞台となっています。
新潟の芝2,000m(外)はここをチェック!
- 芝2,000mでは国内唯一のワンターンコース
- 全面野芝
- 直線がとにかく長い
- 芝の主流血統が強い
- 福永騎手の好走率が高い
新潟大賞典2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | トーラスジェミニ | 牡7 | 58.0 | 木幡育也 |
2 | カラテ | 牡7 | 59.0 | 菅原明良 |
3 | レッドランメルト | 牡4 | 56.0 | 荻野極 |
4 | ショウナンマグマ | 牡4 | 57.0 | 石橋脩 |
5 | ブラヴァス | 牡7 | 57.0 | 今村聖奈 |
6 | セイウンハーデス | 牡4 | 56.0 | 津村明秀 |
7 | カレンルシェルブル | 牡5 | 57.0 | 斎藤新 |
8 | モズベッロ | 牡7 | 57.5 | 角田大和 |
9 | ロングラン | セ5 | 55.0 | 勝浦正樹 |
10 | キラーアビリティ | 牡4 | 59.0 | 北村友一 |
11 | イクスプロージョン | 牡5 | 57.0 | 和田竜二 |
12 | ヤマニンサルバム | 牡4 | 56.0 | 浜中俊 |
13 | ピースワンパラディ | 牡7 | 57.5 | 丹内祐次 |
14 | カイザーバローズ | 牡5 | 56.0 | 藤岡佑介 |
15 | スパイダーゴールド | 牡4 | 56.0 | 石川裕紀人 |
16 | ハヤヤッコ | 牡7 | 58.5 | 丸山元気 |
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新潟大賞典の過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2022 良 | 1 | 14 | レッドガラン | 7 | 大阪城ステークス(L) | 4 |
2 | 8 | カイザーバローズ | 3 | 但馬ステークス(3勝) | 1 | |
3 | 13 | ヤシャマル | 5 | 日経新春杯(G2) | 3 | |
2021 良 | 1 | 2 | サンレイポケット | 3 | 金鯱賞(G2) | 6 |
2 | 10 | ポタジェ | 1 | 金鯱賞(G2) | 3 | |
3 | 14 | サトノソルタス | 7 | 日経新春杯(G2) | 5 | |
2020 良 | 1 | 9 | トーセンスーリヤ | 10 | 美浦ステークス(3勝) | 1 |
2 | 12 | アトミックフォース | 7 | アメジストS(3勝) | 1 | |
3 | 14 | プレシャスブルー | 14 | 福島民報杯(L) | 8 | |
2019 良 | 1 | 15 | メールドグラース | 7 | 尼崎S(1,600万) | 1 |
2 | 1 | ミッキースワロー | 3 | 有馬記念(G1) | 11 | |
3 | 6 | ロシュフォール | 1 | アメジストS(1,600万) | 1 | |
2018 良 | 1 | 1 | スズカデヴィアス | 5 | 小倉大賞典(G3) | 3 |
2 | 14 | ステイインシアトル | 9 | 函館記念(G3) | 15 | |
3 | 2 | ナスノセイカン | 11 | 日経賞(G2) | 13 | |
2017 稍重 | 1 | 2 | サンデーウィザード | 3 | 福島民報杯(OP) | 3 |
2 | 6 | マイネルフロスト | 11 | AJCC(G2) | 11 | |
3 | 11 | メートルダール | 1 | アメジストS(1,600万) | 1 | |
2016 良 | 1 | 9 | パッションダンス | 10 | フェブラリーS(G1) | 17 |
2 | 3 | フルーキー | 1 | 中山記念(G2) | 4 | |
3 | 12 | シャイニープリンス | 8 | 福島民報杯(OP) | 1 | |
2015 良 | 1 | 6 | ダコール | 5 | 福島民報杯(OP) | 2 |
2 | 4 | ナカヤマナイト | 13 | 中山記念(G2) | 8 | |
3 | 5 | アルフレード | 6 | 東京新聞杯(G3) | 2 | |
2014 良 | 1 | 10 | ユールシンギング | 3 | 中日新聞杯(G3) | 4 |
2 | 5 | マジェスティハーツ | 2 | 大阪ハンブルクC(OP) | 2 | |
3 | 16 | レッドレイヴン | 1 | 福島民報杯(OP) | 1 | |
2013 良 | 1 | 11 | パッションダンス | 6 | 中日新聞杯(G3) | 4 |
2 | 7 | アドマイヤタイシ | 3 | 中日新聞杯(G3) | 2 | |
3 | 4 | ダコール | 4 | 小倉大賞典(G3) | 2 |
【斤量】53キロ以下&58キロに好走馬はなし
斤量 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
53キロ以下 | 【0-0-0-13】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
54キロ | 【2-1-2-21】 | 7.7% | 11.5% | 19.2% |
55キロ | 【3-2-4-29】 | 7.9% | 13.2% | 23.7% |
56キロ | 【1-2-2-29】 | 2.9% | 8.8% | 14.7% |
56.5キロ | 【1-0-2-1】 | 25.0% | 25.0% | 75.0% |
57キロ | 【2-3-0-25】 | 6.7% | 16.7% | 16.7% |
57.5キロ | 【1-2-0-5】 | 12.5% | 37.5% | 37.5% |
58キロ | 【0-0-0-4】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年の新潟大賞典の好走馬を斤量別に見てみると、斤量53キロ以下の馬と58キロを課せられた馬は一度も馬券に絡んでいません。
新潟大賞典はハンデ戦で54キロから57キロ台の馬は好走していますが、極端にハンデの軽い馬、もしくは重い馬は苦戦傾向にありますよ。
なお、今年からすべてのレースの斤量がこれまでよりプラス1キロ課せられているため、斤量54キロ以下と59キロの馬が危ないゾーンになります。
該当する馬をまとめました。
【脚質】差し馬が強い
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【0-1-0-9】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
先行 | 【3-2-2-27】 | 8.8% | 14.7% | 20.6% |
差し | 【6-6-4-53】 | 8.7% | 17.4% | 23.2% |
追込 | 【1-1-4-38】 | 2.3% | 4.5% | 13.6% |
過去10年の新潟大賞典の勝ち馬6頭、そして馬券に絡んだ16頭が差し馬でした。
もっとも好走馬が少ないのは逃げ馬で、過去には2020年のアトミックフォースしか馬券に絡んでいません。
新潟大賞典が開催される新潟競馬場は直線が全競馬場の中でももっとも長いです。
また、時計の出やすい野芝が全面敷かれているのに加え、開幕前週で馬場の痛みもないことからとにかくスピード勝負になりやすいです。
差しができる馬は評価を上げたいですね。
今年の出走馬で差しを行いそうな馬をまとめました。
【年齢】高齢馬も侮れない
年齢 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
4歳馬 | 【2-4-3-18】 | 7.4% | 22.2% | 33.3% |
5歳馬 | 【3-1-2-25】 | 9.7% | 12.9% | 19.4% |
6歳馬 | 【1-3-5-33】 | 2.4% | 9.5% | 21.4% |
7歳馬 | 【3-2-0-27】 | 9.4% | 15.6% | 15.6% |
8歳馬 | 【1-0-0-14】 | 6.7% | 6.7% | 6.7% |
過去10年の新潟大賞典の好走馬を年齢別に見てみると、意外と活躍しているのが7歳馬でした。
7歳馬はこれまで32頭が出走しましたが、そのうち3頭が勝利し5頭が連対しています。
好走率はいずれも4.5歳馬に見劣りしていますが、年齢を考えたら十分健闘しています。
今年は出走馬がいませんが、8歳馬も過去に勝利していることからも分かるように、新潟大賞典は年を重ねた馬が活躍しやすい傾向にありますよ。
今年の出走馬で7歳馬は6頭いました。
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新潟大賞典の過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【0-2-3-5】 | 0.0% | 20.0% | 50.0% |
2番人気 | 【0-1-0-9】 | 0.0% | 10.0% | 10.0% |
3番人気 | 【3-3-0-4】 | 30.0% | 60.0% | 60.0% |
4~6番人気 | 【3-0-3-24】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
7~9番人気 | 【2-2-2-24】 | 6.7% | 13.3% | 20.0% |
10番人気以下 | 【2-2-2-61】 | 3.0% | 6.0% | 9.0% |
1.2番人気は信頼できない
過去10年の新潟大賞典では1.2番人気馬は1頭も勝利していません。
複勝率で見ると、1番人気こそ5頭が馬券に絡みましたが、2番人気は2014年のマジェスティハーツしか馬券に絡んでいませんでした。
新潟大賞典は全重賞の中でもトップクラスに1.2番人気の信頼度が低いレースなのです。
人気落ちが台頭しやすい
過去10年の新潟大賞典で7番人気以下の馬は12頭が馬券内に入選しています。
また、近8開催はいずれも7番人気以下の馬が最低1頭以上馬券に絡んでいました。
新潟大賞典はローカル競馬場のハンデ競走ということもあり、上位人気馬が苦戦傾向にある半面、人気落ちの激走もたびたび見られますよ。
7番人気以下の馬は重賞実績と前走に着目!
過去10年の新潟大賞典で7番人気以下の馬は12頭が3着内に入選しています。
そのうちの4頭はそれまでになんらかの重賞で馬券に絡んでいました。
そして、残りの5頭は前走の非重賞レースを勝利しています。
穴馬を狙う際は過去の重賞実績もしくは前走の着順に着目するとよいでしょう。
今年の出走馬で該当する馬をまとめました。
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新潟大賞典の過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【2-1-1-14】 | 11.1% | 16.7% | 22.2% |
2枠 | 【1-2-1-15】 | 5.3% | 15.8% | 21.1% |
3枠 | 【1-2-2-15】 | 5.0% | 15.0% | 25.0% |
4枠 | 【0-1-0-19】 | 0.0% | 5.0% | 5.0% |
5枠 | 【3-1-0-16】 | 15.0% | 20.0% | 20.0% |
6枠 | 【1-2-2-15】 | 5.0% | 15.0% | 25.0% |
7枠 | 【0-1-2-17】 | 0.0% | 5.0% | 15.0% |
8枠 | 【2-0-2-16】 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
大きな差はない
過去10年の新潟大賞典の好走馬を枠順別にまとめました。
内枠も中枠も外枠も勝ち馬を輩出しているのが印象的ですね。
また、4枠と7枠をのぞいた枠で複勝率20%を超えています。
新潟大賞典はスタートから最初のコーナーまでの距離も長いことから、枠順における大きな差はありません。
新潟大賞典の過去10年の前走着順別成績
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【2-2-4-15】 | 8.7% | 17.4% | 34.8% |
2着 | 【1-2-2-6】 | 9.1% | 27.3% | 45.5% |
3着 | 【2-1-1-6】 | 20.0% | 30.0% | 40.0% |
4着 | 【3-1-0-10】 | 21.4% | 28.6% | 28.6% |
5着 | 【0-0-1-2】 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
6~9着 | 【1-1-1-44】 | 2.1% | 4.3% | 6.4% |
10着以下 | 【1-3-1-44】 | 2.0% | 8.2% | 10.2% |
前走1~4着馬に注目!
過去10年の新潟大賞典の好走馬を前走着順別に見てみると、馬券に絡んだ21頭が前走4着以内に入選しています。
クラス問わず、前走で上位入選している馬が好走傾向にありますよ。
今年の出走馬で前走4着内に入選した馬は5頭いました。
前走6着以下の馬はクラスに注目
過去10年の新潟大賞典で前走6着以下の馬は8頭が馬券に絡んでいます。
そのうちの7頭は前走が重賞レースでした。
前走が重賞だった馬は前走着順問わず激走する傾向がありますよ。
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新潟大賞典2023の有力馬3頭
新潟大賞典は例年大荒れすることで有名なレースです。
今年も骨のあるメンバーが揃いましたが、その中から人気を集めそうな3頭の馬を紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
キラーアビリティ
元2歳王者が巻き返しを図ります。
昨年の中日新聞杯は最後方からの競馬で2着のマテンロウレオをわずかに退け久々に勝利の美酒を手にしました。
もっとも、このレースは有力馬のプログノーシスの立ち回りが非常に悪かったので少しでもプログノーシスの位置取りがよければ勝利はつかめませんでした。
そのため、相手の展開にも恵まれた勝利といえるでしょう。
前々走の京都記念はドウデュースにこそ完敗していますが2着のマテンロウレオとの差は0.3秒で悪くありません。
前走の大阪杯は13着に敗れていますが相手のレベルを考えれば妥協できるでしょう。
ここでも有力株ですが、斤量59キロと火曜日の時点で鞍上が未定な点は気になりますね。
追込み馬なので新潟の舞台とは相性がよいと思います。
あとは鞍上確保とトップハンデを克服したいところです。
スパイダーゴールド
条件戦から挑む馬で注目したいのはスパイダーゴールドです。
近4戦は先行しながら連勝を重ね、あっという間にオープン入りを果たしました。
先行馬は新潟大賞典で好走しているので悪くありません。
また、条件戦上がりの馬もいきなり勝利する可能性もあるので十分チャンスはあるでしょう。
ハンデ56キロで挑めるのも評価したいです。
課題は主戦を務めているルメール騎手ではなく石川騎手が代打騎乗する点でしょうか。
ルメール騎手とのコンビでこれまで4連勝していたのでその点はマイナスです。
石川騎手がスパイダーゴールドの能力を最大限に引き出せられるか注目です。
カラテ
昨年の新潟記念勝ち馬であるカラテもローカル重賞に参戦します。
もともとマイル路線を中心に使われましたが、昨年の新潟記念は10番人気の低評価を覆す走りで勝利を手にし、金星を飾りました。
近2戦は敗れていますが天皇賞(秋)とジャパンカップといった有力馬が揃った舞台なのでそこは度外視してもよいでしょう。
近年は2,000mでも頭角を表していますし、能力上位なのは間違いありません。
トップハンデ59キロは大きなマイナスですが、ここで勝ち負けできれば今年も注目したいです。
新潟大賞典2023の穴馬2頭
新潟大賞典は伏兵が非常に台頭しやすいレースです。
今年の出走登録馬で激走に期待できそうな穴馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
セイウンハーデス
セイウンハーデスは昨年のプリンシパルステークスの勝ち馬です。
ダービーや菊花賞といったクラシックレースにも出走経験がある馬です。
そこでは二けた着順に敗れたものの、前走の競馬法100周年記念では先行しながら余力をもって勝利していてクラシック出走するだけの力は秘めていました。
主戦の幸騎手がNHKマイルカップに出走するため津村騎手が代打を務めますが、津村騎手は新潟での実績もあるのでそこまで悪くありません。
ダービーの内容を見る限り、距離は2,000~2,200mくらいが一番良いと思うので舞台適性はかみ合いそうです。
斤量にも恵まれていますし、人気を落とすようでしたら積極的に狙いたい馬です。
ヤマニンサルバム
条件戦では常に上位争いに加わってきたヤマニンサルバムも穴馬として面白そうです。
前々走の白富士ステークスは上がり33秒8の末脚で3着に入選しました。
道中各馬がペースアップする中でも自分の競馬に集中して出し切れたのが印象的でした。
勝ち馬サリエラは兄姉にサラキアやサリオスがいる良血馬ですし、2着のドーブネも血統背景から高額で落札された馬です。
強い馬相手に善戦できたのは着順以上の評価をしたいですね。
ここは前走に引き続き重賞レースに挑むことになります。
重賞の壁は分厚いですが、打破できるか注目したいです。
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新潟大賞典2023予想の最終買い目
新潟大賞典(雨不良馬場予想)
新潟大賞典が開催される日曜日の新潟県界隈は1日中雨予報が出ていました。
新潟は土曜日の時点でも一日雨で、特に日中は降水確率100%のようです。
降水量も1時間当たり1~4mmが継続的に降るようなので馬場悪化は避けられません。
新潟大賞典は開幕前週に行われるレースなので良馬場なら高速馬場の可能性が高いですが、さすがに馬場が悪化したら時計はかかるでしょう。
うましるでは雨の不良馬場、時計のかかる馬場条件を想定しながらレース予想をまとめました。
◎本命 8 モズベッロ
父 | ディープブリランテ |
母 | ハーランズルビー |
母父 | Harlan’s Holiday |
主な勝ち鞍 | 日経新春杯(G2) 2020年 |
前走 | 大阪杯(G1) 12着 |
本命はモズベッロにします。
雨でタフな馬場になることを想定して思いっきり評価を上げました。
モズベッロはタフ馬場巧者で、稍重以下の馬場であれば2020年の宝塚記念や2021年の大阪杯といったG1レースでも馬券に絡むほどの実力馬です。
近走はいずれも着外に敗れていますが出走したレースがG1やG2でなおかつすべて良馬場だったのでモズベッロの良さを活かせませんでした。
今回はレベルの落ちるG3戦ですし、モズベッロにとっては待ちに待った雨馬場開催です。
不良馬場の実績は【0-0-0-1】ですが、馬券外に敗れた1戦も2021年のAJCCで5着なので悲観するほどではありません。
恵みの雨を味方につけ、久々の勝利をつかんでほしいです。
〇対抗 16 ハヤヤッコ
父 | キングカメハメハ |
母 | マシュマロ |
母父 | クロフネ |
主な勝ち鞍 | 函館記念(G3) 2022年 |
前走 | 金鯱賞(G2) 4着 |
対抗はハヤヤッコにしました。
ハヤヤッコも重馬場実績を評価した1頭で、昨年の函館記念は洋芝+重馬場というタフにタフを重ねた条件下で勝利をつかみました。
その後は勝ち星をつかめていませんが前走の金鯱賞も良馬場とはいえかかりやすい馬場で4着入選していることから、力の要る馬場では相変わらず結果を残しています。
今年の新潟大賞典はハヤヤッコにとっては恵みの雨ですし、土曜日から雨が降るようなので不良馬場で開催される可能性も高くなりました。
力の要る馬場での激走に期待したいです。
▲単穴 1 トーラスジェミニ
父 | キングズベスト |
母 | エリモエトワール |
母父 | マンハッタンカフェ |
主な勝ち鞍 | 七夕賞(G3) 2021年 |
前走 | ダービー卿CT(G3) 16着 |
トーラスジェミニは単穴にします。
近走はあまりにも負けすぎで前日の時点で16番人気ですが、地味に稍重以下の馬場は【2-0-1-2】と悪くありません。
最内の逃げ馬なのでコースロスなくハナを切って後続の末脚が不発する中、馬券内に転んでくれたら非常に面白いでしょう。
全盛期からパフォーマンスは落としていると思いますが、配当的にも非常においしいですし、3年前のエプソムカップのような激走に期待したいです。
△連下 2 カラテ
父 | トゥザグローリー |
母 | レディーノパンチ |
母父 | フレンチデピュティ |
主な勝ち鞍 | 新潟記念(G3) 2022年 |
前走 | ジャパンC(G1) 8着 |
カラテは連下にしました。
前日の段階で1番人気に支持されていますがこれまでの実績を考えれば上位人気してもおかしくありません。
個人的な主観が入りますが昨年の新潟記念では本命候補に選択してお世話になったのでそういった面でも思い入れのある一頭です。
カラテは昨年の新潟記念のように消耗戦でも出し切れていますし、条件戦時代は不良馬場の勝利もあります。
しかしながら、近年は差しの競馬を得意としているので不良馬場ではさすがに末脚がそがれるように感じます。
くわえてトップハンデ59キロを背負う点も大きなマイナスです。
これまでの戦績から相手候補に抑えますができることなら良馬場でレースを行いたかったです。
消し 10 キラーアビリティ
父 | ディープインパクト |
母 | キラーグレイシス |
母父 | Congaree |
主な勝ち鞍 | ホープフルS(G1) 2021年 |
前走 | 大阪杯(G1) 13着 |
キラーアビリティは消します。
昨年の中日新聞杯で久々に勝利をつかみましたが、この中日新聞杯は本来であれば人気のプログノーシスが勝ち切ってもおかしくないレースでした。
プログノーシスの騎乗がよくなかったことで相対的に勝利をつかめたのです。
この中日新聞杯で馬券に絡んだマテンロウレオやアイコンテーラーがその後重賞路線で活躍しているのでそれらの馬に勝ち切れたのは評価してもよいです。
しかしながら、今回斤量59キロを課せられたのは大きなマイナスといえるでしょう。
脚質的にも末脚勝負を得意としているので不良馬場も苦しいです。
人気の一角ですがここは消そうと思います。
単勝
8 モズベッロ
馬連流し
軸馬:8
相手:1、2、9、15、16
三連複フォーメーション
1頭目:8
2頭目:1、2、9、15、16
3頭目:1、2、9、15、16
以上になります。
新潟大賞典の予想の参考にしてみてください!