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【セントライト記念2023予想】本命におすすめの3頭+激走に期待できる穴馬2頭はこちら!

セントライト記念2023予想記事のサムネイル画像

セントライト記念2023予想の最終買い目を更新しました!

セントライト記念2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

セントライト記念2023の予想ポイント

  • 過去10年で関東騎手が9勝
  • 馬体重460キロ未満の馬は大苦戦
  • 単勝オッズ1倍台に支持された1人気は連対率100%
  • 2枠~4枠有利、1枠は過去46年勝ち馬なし、8枠も苦戦気味
  • 前走重賞組が活躍
目次(読みたい項目をタップ)

セントライト記念2023の概要

セントライト記念は中山競馬場で開催される3歳限定競走です。

レース名のセントライトとは戦前に誕生した馬で日本競馬史上初となる三冠馬に輝いた名馬です。

セントライト記念は菊花賞トライアルに指定されているレースで、3着内に入線した馬には菊花賞の優先出走権が与えられます。

春のトライアルレースと違い、夏の上がり馬が参戦するのが最大の特徴です。

夏の上がり馬とは、春の時期は目立った活躍を見せなかったものの、夏の時期にクラス戦で賞金を加算し、秋に間に合わせた馬を指します。

昨年の勝ち馬ガイアフォースやその前の年の2着馬ソーヴァリアントはまさに夏の上がり馬でした。

今年のセントライト記念も春のクラシック組と夏の上がり馬が出走予定しています。

最後の一冠を目指して、どの馬が上位争いするかいまから待ち遠しいですね!

うましるでは新潟で代替開催された2014年度も含めた2013~2022年度の過去10開催のセントライト記念をもとにデータをまとめました。

2022年 セントライト記念(GⅡ) | ガイアフォース | JRA公式

セントライト記念2023の開催内容

開催日9月18日(月曜・祝) 15:45発走
格付けG2
開催競馬場中山競馬場 11R
コース芝2,200m
性齢3歳
斤量馬齢
1着賞金5400万円

セントライト記念2023が開催される中山の芝2,200mの特徴

中山競馬場 芝2200mのコースで特徴を解説
スタート地点4コーナー出口付近
コース右回りの外回りコース
Bコース使用
1周の距離1,858.5m
直線距離310m
高低差5.3m
フルゲート18頭

中山競馬場には内回りと外回りコースが存在しますが、芝2,200mでは外回りコースを使用します。

スタート地点は4コーナーの出口付近で最初の1コーナーまでの距離は約432mです。

最初のコーナーまでの距離が長いことや、スタートしてしばらくすると長い上り傾斜に入るため、スロー傾向になることがほとんどです。

1コーナーと2コーナーの境目が坂の頂上となっており、2コーナーから向こう正面に差し掛かるあたりで今度は急激な下り坂に切り替わります。

この下り傾斜は向こう正面の大部分を占めており、3コーナーの中間くらいまで続きます。

3~4コーナーは鋭角なカーブとなっているのでハイペースで通過すると大外ブン回しになってしまいます。

最後の直線は約310mと短く、直線上には中山名物の急坂も立ちはだかります。

中山の芝2,200mは序盤が上り傾斜で向こう正面は長い下り坂を走ります。

そのため、中盤以降は慣性を活かしたロングスパートを仕掛けやすいです。

ただし、3~4コーナーが鋭角なのでコーナーワークが苦手な馬は立ち回りに苦労することもしばしばあります。

また、最後の直線上には急坂があるため、あまりにも早めに仕掛けてしまうと坂で脚が止まってしまうのです。

スローからの上がり勝負になりやすいですが、最後のカーブや坂道の関係上、仕掛けどころが重要となり、騎手の力量や競走馬の適性が試されやすいコースとなっています。

中山の芝2,200mはここをチェック!

  • 右回りの外回りコースを走る
  • スタミナとパワーが重要
  • 基本オーバーシードだが9月開催のみ全面野芝で時計が出る
  • 関東騎手が強い
  • 1枠が優秀
  • エクリプス系の馬が強い

セントライト記念2023の出走馬

【参考レース】2023年 セントライト記念|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1キングズレイン牡356.0C.ルメール
2セブンマジシャン牡356.0西村淳也
3コレオグラフィー牡356.0菅原明良
4レーベンスティール牡356.0J.モレイラ
5ドゥラエレーデ牡356.0坂井瑠星
6シャザーン牡356.0岩田望来
7シルトホルン牡356.0大野拓弥
8ウイニングライブ牡356.0丸山元気
9アームブランシュ牡356.0吉田豊
10ウィズユアドリーム牡356.0松山弘平
11シルバープリペット牡356.0嶋田純次
12コスモサガルマータ牡356.0松岡正海
13ウインオーディン牡356.0三浦皇成
14ソールオリエンス牡356.0横山武史
15グリューネグリーン牡356.0田辺裕信

セントライト記念の過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2022
稍重
19ガイアフォース3国東特別(1勝)1
27アスクビクターモア1日本ダービー(G1)3
31ローシャムパーク2山藤賞(1勝)1
2021
12アサマノイタズラ9ラジオNIKKEI賞(G3)12
212ソーヴァリアント2藻岩山特別(2勝)1
310オーソクレース5ホープフルステークス(G1)2
2020
16バビット4ラジオNIKKEI賞(G3)1
29サトノフラッグ1日本ダービー(G1)11
37ガロアクリーク2日本ダービー(G1)6
2019
18リオンリオン1日本ダービー(G1)15
22サトノルークス8日本ダービー(G1)17
31ザダル3プリンシパルステークス(L)1
2018
14ジェネラーレウーノ4日本ダービー(G1)16
215レイエンダ1松前特別(1000万)1
32グレイル6日本ダービー(G1)14
2017
15ミッキースワロー2いわき特別(1000万)3
27アルアイン1日本ダービー(G1)5
32サトノクロニクル3ラジオNIKKEI賞(G3)6
2016
14ディーマジェスティ1日本ダービー(G1)3
210ゼーヴィント2ラジオNIKKEI賞(G3)1
39プロティガルサン3日本ダービー(G1)10
2015
113キタサンブラック6日本ダービー(G1)14
24ミュゼエイリアン9日本ダービー(G1)10
32ジュンツバサ10500万1
2014
15イスラボニータ1日本ダービー(G1)2
216トゥザワールド2日本ダービー(G1)5
314タガノグランバ10日本ダービー(G1)4
2013
13ユールシンギング3500万1
28ダービーフィズ5信濃川特別(1000万)4
39アドマイヤスピカ6青葉賞(G2)7
※2014年は新潟開催

【重賞実績】重賞馬が連対する確率は50%

年度着順馬名主な重賞実績着順
20221ガイアフォース初出走
2アスクビクターモア弥生賞ディープ記念【G2】1着
20211アサマノイタズラスプリングステークス【G2】2着
2ソーヴァリアント弥生賞ディープ記念【G2】4着
20201バビットラジオNIKKEI賞【G3】1着
2サトノフラッグ弥生賞ディープ記念【G2】1着
20191リオンリオン青葉賞【G2】1着
2サトノフラッグなし
20181ジェネラーレウーノ京成杯【G3】1着
2レイエンダ初出走
20171ミッキースワロー京都新聞杯【G2】5着
2アルアイン皐月賞【G1】1着
20161ディーマジェスティ皐月賞【G1】1着
2ゼーヴィントラジオNIKKEI賞【G3】1着
20151キタサンブラックスプリングS【G2】1着
2ミュゼエイリアン毎日杯【G3】1着
20141イスラボニータ皐月賞【G1】1着
2トゥザワールド弥生賞【G2】1着
20131ユールシンギング初出走
2ダービーフィズなし

過去10年のセントライト記念の勝ち馬6頭と2着馬6頭はこれまでに重賞タイトルを手にしている馬でした。

セントライト記念は斤量が馬齢なので実績問わず出走馬全頭が同じ斤量を背負います。

そのため、実力が反映されやすい舞台となっているので重賞実績のある馬が活躍していました。

今年の出走馬で重賞馬は3頭いました。

グリューネグリーン
(京都2歳ステークス【G3】)

ソールオリエンス
(皐月賞【G1】)

ドゥラエレーデ
(ホープフルステークス【G1】)

【騎手】関西所属騎手は勝ち切れない

騎手成績単勝率連対率複勝率
田辺裕信【2-1-1-6】20.0%30.0%40.0%
横山典弘【2-1-0-4】28.6%42.9%42.9%
内田博幸【1-0-0-4】20.0%20.0%20.0%
北村宏司【2-0-0-3】40.0%40.0%40.0%
松山弘平【1-0-0-2】33.3%33.3%33.3%
戸崎圭太【0-3-1-4】0.0%37.5%50.0%
川田将雅【0-2-1-2】0.0%40.0%60.0%
C.ルメール【0-2-2-3】0.0%28.6%57.1%

過去10年のセントライト記念の勝利騎手を見てみると、関東騎手は勝ち馬9頭に騎乗していました。

昨年こそ関西の松山騎手がガイアフォースとともに勝利していますが、それ以前は9開催連続で関東騎手が勝利をつかんでいたのです。

関西の川田騎手やルメール騎手は複勝率こそ5割以上で関東騎手よりも優れていますが、単勝率だけ見たら0%で本当に勝てていません。

勝ち馬を探す際は関東騎手に着目するのがよいでしょう。

今年の出走馬で関西騎手騎乗の馬は5頭いました。

ウィズユアドリーム(松山騎手)
キングズレイン(C.ルメール騎手)
シャザーン(岩田望来騎手)
セブンマジシャン(西村淳也騎手)
ドゥラエレーデ(坂井瑠星騎手)

【馬体重】体重460キロ未満の馬は苦戦気味

馬体重成績単勝率連対率複勝率
520キロ以上【2-1-0-4】28.6%42.9%42.9%
500~519キロ【1-2-1-15】5.3%15.8%21.1%
480~499キロ【4-3-7-36】8.0%14.0%28.0%
460~479キロ【3-3-2-39】6.4%12.8%17.0%
459キロ以下【0-1-0-23】0.0%4.2%4.2%

過去10年のセントライト記念の勝ち馬を馬体重別にみると、馬券に絡んだ29頭が馬体重460キロ以上の馬でした。

対して、馬体重が459キロ以下だった馬はこれまで24頭がいましたが、馬券に絡んだのは2013年のダービーフィズ(450キロ)のみです。

セントライト記念を予想する際は当日の馬体にも目を配りたいです。

今年の出走馬で前走馬体重が459キロ以下だった馬は4頭いました。

アームブランシュ(458キロ)
ウイニングライブ(428キロ)
シルトホルン(458キロ)
シルバープリペット(452キロ)

なお、上記で上げた「重賞馬」「関東騎手が騎乗の馬」「前走の馬体重460キロ以上の馬」の3つ全てに該当する馬は2頭いました。

・グリューネグリーン
・ソールオリエンス

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セントライト記念の過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【3-4-0-3】30.0%70.0%70.0%
2番人気【1-3-2-4】10.0%40.0%60.0%
3番人気【2-0-3-5】20.0%20.0%50.0%
4~6番人気【3-1-3-23】10.0%13.3%23.3%
7~9番人気【1-2-0-27】3.3%10.0%10.0%
10番人気以下【0-0-2-55】0.0%0.0%3.5%

上位人気馬が強い

過去10年のセントライト記念で1番人気は3勝2着4回で勝率こそ30%ですが連対率は70%ありました。

2番人気馬も【1-3-2-4】で複勝率は60%、3番人気も50%ありました。

1~3番人気馬だけで馬券に入線した30頭のうちの18頭を占めているように、セントライト記念時は上位人気馬が強いレースといえるでしょう。

単勝オッズ1倍台に支持された1番人気は連対率100%!

年度1番人気馬着順単勝オッズ
2022アスクビクターモア2着2.6倍
2021タイトルホルダー13着2.9倍
2020サトノフラッグ2着3.7倍
2019リオンリオン1着5.3倍
2018レイエンダ2着1.9倍
2017アルアイン2着1.7倍
2016ディーマジェスティ1着1.4倍
2015サトノラーゼン7着2.9倍
2014イスラボニータ1着1.4倍
2013ヒラボクディープ13着3.3倍

過去10年のセントライト記念で1番人気馬は7連対していますが、そのうち単勝オッズ1倍台に支持された4頭は【2-2-0-0】で連対率が100%でした。

また、レイエンダを除いたイスラボニータとディーマジェスティ、アルアインの3頭は皐月賞馬です。

今年はソールオリエンスが皐月賞馬としてこのレースに挑みますが、レース当日も1倍台に支持されるようでしたら大いに期待できるでしょう。

穴馬は馬番2番から

年度馬名人気着順馬番
2021アサマノイタズラ91着2番
2019サトノルークス82着2番
2015ミュゼエイリアン92着4番
2015ジュンツバサ103着2番
2014タガノグランパ103着14番

過去10年のセントライト記念で7番人気以下の馬は5頭馬券に絡んでいます。

このうちの3頭が馬番2番から発走していました。

セントライト記念は下位人気の台頭はそこまで多くありません。

しかしながら、もしも2番に人気を落とした馬が入るようでしたら抑えておいてもいいかもしれません。

セントライト記念の過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【0-1-2-9】0.0%8.3%25.0%
2枠【2-0-3-11】12.5%12.5%31.3%
3枠【3-1-0-13】17.6%23.5%23.5%
4枠【2-1-0-15】11.1%16.7%16.7%
5枠【1-2-1-16】5.0%15.0%20.0%
6枠【1-0-2-17】5.0%5.0%15.0%
7枠【1-3-2-16】4.5%18.2%27.3%
8枠【0-2-0-20】0.0%9.1%9.1%

内枠有利も1枠だけは例外

過去10年のセントライト記念の好走馬を枠順別にまとめました。

勝ち馬の7頭が2~4枠からでています。

また、2019年のサトノルークス(8番人気)や2015年のミュゼエイリアン(9番人気)、ジュンツバサ(10番人気)のように、人気を落としながら激走した馬の多くは内枠から発走しています。

この時期の中山は開催2週目ということもあって内馬場の痛みがほとんどありません。

そのため、コースロスなく立ち回れる内枠が有利です。

ただし、1枠のみ例外でこれまで12頭が出走しましたが【0-1-2-9】でした。

複勝率こそ25%あるものの勝ち馬は過去10年どころかそれ以上に出ておらず、最後の勝利は1975年のイシノアラシまで50年近くさかのぼります。

セントライト記念は内枠有利ですが1枠だけは1着軸よりも相手候補で購入したほうがよいでしょう。

今年のセントライト記念で1枠を引いた馬はキングズレインです。

8枠も苦戦気味

過去10年のセントライト記念では8枠も結果を残していません。

これまで22頭が出走し、馬券に絡んだのは2014年のトゥザワールド(2番人気)と2018年のレイエンダ(1番人気)のみでした。

ケイアイチョウサン(2番人気)やグラティアス(3番人気)といった有力馬が8枠から発走して敗れています。

セントライト記念は8枠に入った馬も評価を下げたほうがよいでしょう。

今年のセントライト記念で8枠を引いた馬はソールオリエンスグリューネグリーンです。

セントライト記念の過去10年の前走レース別成績

前走レース成績単勝率連対率複勝率
重賞【7-7-7-43】10.9%21.9%32.8%
ダービー(G1)【5-6-4-22】13.5%29.7%40.5%
ラジオNIKKEI賞(G3)【2-1-1-11】13.3%20.0%26.7%
2勝クラス【1-3-0-23】3.7%14.8%14.8%
1勝クラス【2-0-2-42】4.3%4.3%8.7%

前走ダービー組が強い

過去10年の好走馬を前走レース別に見てみると、もっとも結果を残していたのが前走ダービー組です。

馬券に絡んだ30頭の内、実に15頭が3着内に入線していました。

セントライト記念は負担重量が馬齢で全頭同じ斤量でレースするため、実力がものをいいやすいです。

過去に大舞台を経験している馬がセントライト記念でも活躍していました。

今年の出走馬で前走ダービー組は3頭いました。

ソールオリエンス(2着)
シャザーン(9着)
グリューネグリーン(15着)

前走ダービー以外の重賞組もいい

過去10年のセントライト記念は前走重賞レースを使われた馬が好走しています。

その大半は前走がダービーでしたがそれ以外で活躍しているのは前走がラジオNIKKEI賞だった馬で【2-1-1-11】の成績を残していました。

前走がラジオNIKKEI賞だった馬も侮れません。

そのほか、前走が青葉賞やホープフルステークスだった馬も馬券に絡んでいますが、今年の出走はありませんでした。

なお、出走馬のドゥラエレーデは前走が宝塚記念でしたが、前走が宝塚記念だった馬は過去10年1頭もいません。

しかしながら、ドゥラエレーデは2走前がダービーです。

また、データ的には前走が重賞馬という点には変わりありません。

今年の出走馬で前走がダービー以外の重賞だった馬は3頭いました。

シルトホルン
(前走ラジオNIKKEI賞【G3】/2着)

レーベンスティール
(前走ラジオNIKKEI賞【G3】/3着)

ドゥラエレーデ
(前走宝塚記念【G1】/10着)

セントライト記念2023の有力馬3頭

今年のセントライト記念は皐月賞馬ソールオリエンスを筆頭に、数多くの有力馬が参戦しています。

菊花賞の権利を得るためにも、これだけメンバーが揃えばG2にふさわしいレースが見られることでしょう。

今年の出走登録馬で人気を集めそうな3頭を紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ソールオリエンス

主な勝ち鞍

・皐月賞 (G1) 2023年
・京成杯 (G3) 2023年

今年のセントライト記念でもっとも注目を浴びているのは皐月賞馬ソールオリエンスでしょう。

ベストバウトはなんといっても皐月賞で、重馬場で時計のかかる条件下の中1頭だけ最後方から上がり最速35秒5の末脚で勝利をつかんだのでした。

上がりタイム自体は特別速いものではありませんが、このレースの上がり2位のタイムが36秒4だったことを考えると1頭だけ別次元の末脚を使ったのが分かります。

続くダービーでは1番人気に支持され、中団から勝機をうかがいましたがレーン騎手騎乗のタスティエーラが先に手ごたえよく抜け出して、惜しくもハナ差届かずの2着でした。

言うまでもなくパフォーマンスは世代の中でもトップクラスですし、皐月賞の内容を見てもスタミナ量は豊富です。

父キタサンブラックもこの舞台を制したのち、菊花賞のタイトルを手にしましたがソールオリエンスも過去の競馬を見る限り長距離型だと思うので菊花賞の舞台と相性は合うはずです。

ここは始動戦なので叩きの可能性もありますが、出し切れれば問題なく勝ち切れる相手ですし、少なくとも対抗以上の評価を打ちたいです。

★評価点
・皐月賞馬
・パワーとスタミナを兼ねそろえている
・中山は2戦2勝
・データと相性のいい前走ダービー組

▼課題
・菊花賞の叩き台として挑む可能性もある

レーベンスティール

主な勝ち鞍

・3歳1勝クラス 2023年

ラジオNIKKEI賞で3着に入線したレーベンスティールも侮れません。

母の父が二冠馬トウカイテイオーで、その父がシンボリルドルフという、今となっては希少なヘロド系の馬で一部の古参ファンやウマ娘ファンに支持されている馬です。

人気があるだけではなく実力も豊富で、新馬戦では上がり最速33秒2の末脚でのちの皐月賞馬ソールオリエンスにクビ差の2着入りし、3着以下は5馬身以上突き放しています。

これだけでも人気の一角になりますが、その後も条件戦で高いパフォーマンスを発揮し2勝を挙げました。

前走のラジオNIKKEI賞は賞金加算するうえでは重要な一戦となりましたが、あまりにも後ろからの競馬になりすぎて、最後に猛追を仕掛けるも3着に敗れてしまいます。

レーベンスティールは頑張っていたのですが騎乗した戸崎騎手の騎乗が正直よろしくない一戦で、菊花賞の距離が遠くなりました。

ところが、今年のセントライト記念は幸いにもゲート割れしたため出走が叶いました。

実力はありながらもG1の舞台が程遠かったレーベンスティール。

今度こそ権利を獲得して最後の一冠を目指します。

★評価点
・新馬戦でソールオリエンスと肉薄した
・条件戦の内容がいい
・前走は負けて強しの競馬
・前でも後ろからでも競馬できる
・データと相性のいい前走ラジオNIKKEI賞組

▼課題
・騎乗するモレイラ騎手が数年前と比較すると調子を落としている

ドゥラエレーデ

主な勝ち鞍

・ホープフルS (G1) 2022年

昨年のホープフルステークスでは14番人気の低評価でしたが、下馬評を覆す走りを見せ勝利をつかみました。

父ドゥラメンテの種牡馬価値も同時に高めたのです。

その後はダートのUAEダービーに出走して2着入りしたことで一時はケンタッキーダービーの出走も検討されましたが結果的には断念し、日本ダービーに向かいました。

日本ダービーではスタート直後の落馬のため、競走場外となります。

仕切り直しとなった宝塚記念は斤量53キロの恩恵があったものの、イクイノックスをはじめ、実績馬が多数参戦したことでなすすべもなく10着に敗れてしまいました。

ホープフルステークス以来目立った活躍を見せていませんが、今年敗れた2戦がダービーと宝塚記念で相手関係を考えたらそこまで悲観することはありません。

ホープフルステークスではのちに札幌記念で2着入りするトップナイフに先着していますし、ダートとはいえUAEダービーでも世代最強ダート馬であるデルマソトガケにタイム差なしの2着入りしました。

今回もソールオリエンスを筆頭に強豪がそろいますが、ドゥラエレーデもパフォーマンスは負けていないと思いますし、ここで上位争いしてもおかしくないでしょう。

★評価点
・中山のホープフルステークス勝ち馬
・今年は異色のローテで強い相手と戦った
・データと相性のいい前走重賞組

▼課題
・レベルが高かったとはいえ今年はまだ勝ち切れていない
・データと相性の悪い関西騎手(坂井騎手)が騎乗

セントライト記念2023の穴馬2頭

セントライト記念は基本的に上位人気馬が強いレースですが、ジュンツバサやミュゼエイリアンの例のように、稀に下位人気馬が台頭することもあります。

今年の出走登録馬で配当に期待できそうな馬を2頭まとめました。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

グリューネグリーン

主な勝ち鞍

・京都2歳S (G3) 2022年

昨年の京都2歳ステークスを制したグリューネグリーンが復権を駆けます。

3歳となった今年は3戦使われていますがいずれも馬券外に敗れてしまいました。

そのうちの2戦は世代のトップホースが集った皐月賞とダービーなので、そこまで悲観しなくてもよいですが、それでも京都2歳ステークスで見せた粘りの競馬が通用しなくなっています。

しかしながら、今回手綱を握る田辺騎手は過去10年のセントライト記念にすべてに騎乗し、【2-1-1-6】の好成績を残しています。

グリューネグリーン自身は近走なかなか結果を残していませんが、田辺騎手とセントライト記念の相性は非常に良いです。

この舞台と相性のいい騎手がグリューネグリーンの潜在能力を引き出すかもしれませんよ。

★評価点
・田辺騎手がセントライト記念と相性がいい
・データと相性のいい前走ダービー組

▼課題
・今年は一度も馬券に絡んでいない
・中山は【0-0-0-3】

シャザーン

主な勝ち鞍

・すみれS (L) 2023年

すみれステークスの勝ち馬であるシャザーンも面白そうな馬です。

重賞タイトルはつかんでいませんが、皐月賞とダービーに出走し、世代の頂点としのぎを削りました。特に皐月賞は6着に入線しています。

勝ち馬ソールオリエンスには離されていますが、2着のタスティエーラとの差はコンマ2秒で着順以上に強い競馬を行いました。

ダービーは展開が向かずに敗れていますが、出し切れなかったので参考外でいいでしょう。

父がスピード型のロードカナロアで母が非根幹距離(400mで割れない距離)巧者のクイーンズリングです。

セントライト記念の舞台も芝2,200mの非根幹距離なので、その適性があればここでも一発あるかもしれません。

★評価点
・良血馬
・皐月賞は着順ほど悪くない内容
・データと相性のいい前走ダービー組

▼課題
・データと相性の悪い関西騎手(岩田望来騎手)が騎乗
・直線の短い中山で出し切れるか

セントライト記念2023追い切り評価

セントライト記念2023追い切り評価はこちらの記事でご確認ください。

セントライト記念2023予想の最終買い目

セントライト記念の予想(晴れの良馬場想定)

セントライト記念が開催される月曜日の中山競馬場界隈は晴れの予報が出ています。

3日間開催の最終日に行われるレースですが、土日も晴れでした。

芝の傾向を見てみると、土曜日の芝レースはすべて良馬場で行われていますが全体的に時計は落ち着いていました。上がりも極端に速くありません。

日曜日のレースを見ても勝ち馬の時計は極端に抜けていません。

また、上がり時計も12レースのピンクセイラーが出した33秒9が最速で、それより早い時計はありませんでした。

このことから、極端な高速馬場ではありません。

うましるでは晴れの良馬場、標準~やや高速馬場を想定しながらレース予想をまとめました。

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◎本命  4 レーベンスティール

リアルスティール
トウカイライフ
母父トウカイテイオー
主な勝ち鞍3歳1勝クラス 2023年
前走ラジオNIKKEI賞(G3) 3着

本命はレーベンスティールにしました。

新馬戦でソールオリエンスとクビ差の2着入りしているだけでも評価したい馬で、12月の未勝利戦や2走前の1勝クラス戦では2着以下を突き放して圧勝しました。

前走のラジオNIKKEI賞は不利な展開の中で上がり最速34秒4の末脚を使って3着まで上がってきました。

連対したエルトンバローズやシルトホルンと比較すると展開面やハンデ面で苦労しましたが、そのなかで追い上げたのはレーベンスティールの非凡な才能があったからでした。

現在レーベンスティールは収得賞金が900万円なので、菊花賞の出走を確実にするにはここで絶対に馬券に絡みたいです。

追い切りも15日に異例の最終追い切りを行いましたが、馬なりでも好タイムを出していたので状態面は非常に良いです。

これまで芝1,800mしか使われていないので2,200mの距離が持つか分かりませんが、血統的に有馬記念を制したシンボリルドルフやトウカイテイオーの血があるので持つと思います。

ソールオリエンスと比較してもここはメイチで挑んでくるでしょう。

データと相性のいい内枠を引けたのも本命に推し上げた要因です。

〇対抗 14 ソールオリエンス

キタサンブラック
スキア
母父Motivator
主な勝ち鞍皐月賞(G1) 2023年
前走日本ダービー(G1) 2着

対抗は皐月賞馬ソールオリエンスにしました。

ソールオリエンスのベストバウトは言うまでもなく制した皐月賞で、重馬場を苦にしない追い込み一気で勝利したインパクトは大きかったです。

また、今年初戦に挑んだ京成杯も外へ膨れながら2着馬に2馬身半差つけて勝ち切りました。

中山は【2-0-0-0】と相性のいい舞台ですしここで激走があっても全く驚きません。

本命にしたレーベンスティール比較でみるとソールオリエンスの場合は収得賞金が足りているのでここで勝ち切らなくても菊花賞には出走できます。

そのため、叩きで挑む可能性もあります。

もっとも、追い切りでは素晴らしい動きを見せていたので初戦を制して勢いのまま菊花賞に駒を進める可能性もあるでしょう。

▲単穴  5 ドゥラエレーデ

ドゥラメンテ
マルケッサ
母父オルフェーヴル
主な勝ち鞍ホープフルS(G1) 2022年
前走宝塚記念(G1) 10着

単穴はホープフルステークス勝ち馬のドゥラエレーデにします。

昨年のホープフルステークスでは超がつくほどの大荒れで幕を閉じました。

しかしながら、相手関係を振り返ってみると札幌記念で2着のトップナイフをはじめ、皐月賞で3着のファントムシーフやダービー3着のハーツコンチェルト、今回セントライト記念に出走しているキングズレインやセブンマジシャン、グリューネグリーンなどがおり、メンバーレベルは高かったです。

これらの面子相手に勝ち切れたという点では一手の評価ができるのです。

今年は3戦使ってダートで行われたUAEダービーのみ馬券に絡みました。

敗れた2戦は発走直後に落馬してしまった日本ダービーと年長者だらけの宝塚記念です。

今年はまだ底を見せていません。

ホープフルステークスを制した中山なら自身の力を発揮できると思いますし、これまで戦ってきた相手関係を考慮すればここでの馬券内も十分あり得るでしょう。

△連下  2 セブンマジシャン

ジャスタウェイ
ハピネスダンサー
母父メイショウサムソン
主な勝ち鞍黄菊賞(1勝クラス) 2022年
前走西部日刊スポーツ杯(2勝クラス) 2着

1頭目の連下はセブンマジシャンにしました。

もともと京成杯で3着入りしたり、ホープフルステークスでドゥラエレーデの0.4秒差で入線したりと、一流馬相手にも善戦していました。

前走の西部日刊スポーツ杯は5か月ぶりのレースでキャリア初の古馬戦でしたが、ウィズユアドリームに3/4馬身差の2着入りしています。

このときの追い切りタイムは目立つものではありませんでしたがそれでも2着に入線しているのはこの馬の力があったからです。

今回の最終追い切りも時計自体は目立っていませんが、西部日刊スポーツ杯の内容を見た限り時計は出さないタイプだと思いますし、そのなかでもしっかりと動けていたのは評価したいです。

また、このレースと相性のいい馬番2番を引けたのもよいです。

レーベンスティールと同じく、菊花賞の出走を確実にするにはここで権利を得たい立場なので、メイチで仕上げてくることも見込んで馬券に絡めました。

△連下 10 ウィズユアドリーム

サトノダイヤモンド
フラワーバレイ
母父Discreet Cat
主な勝ち鞍西部日刊スポーツ杯(2勝クラス) 2023年
前走西部日刊スポーツ杯(2勝クラス) 1着

2頭目の連下はウィズユアドリームです。

条件戦で瞬く間に3連勝を果たし、前走の西部日刊スポーツ杯でもセブンマジシャン相手に勝ち切っており、充実期を迎えています。

今回は同型がドゥラエレーデくらいしかいないので近3戦同様逃げの競馬を行いやすいです。

追い切りも問題なくこなしていましたし、状態面もよさそうです。

初の中山でどこまで出し切れるかは分かりませんが、騎乗する松山騎手が昨年のセントライト記念を制しているのでペース配分は信頼しやすいです。

収得賞金的にはここで凡走しても菊花賞に行けると思いますが、好走もあり得る1頭です。

△連下  6 シャザーン

ロードカナロア
クイーンズリング
母父マンハッタンカフェ
主な勝ち鞍すみれS(L) 2023年
前走日本ダービー(G1) 9着

3頭目の連下はすみれステークスの勝ち馬シャザーンにしました。

すみれステークスでは最後方から上がり33秒1の末脚でショウナンバシットに勝利しています。

ショウナンバシットがのちに皐月賞で5着入りしたことを考えれば強い内容だったと思います。

皐月賞でも6着入りしており、目立たないですが世代でも上位に実力を持っています。

前走のダービーは9着に敗れてしまいましたが、管理する友道調教師曰く距離が長かった可能性があったようです。

今回のセントライト記念の舞台はすみれステークスと同じ芝2,200mです。

友道調教師も芝2,200mくらいがギリギリのラインと述べていました。

シャザーンの場合はここで結果を残したとしても菊花賞はパスする可能性がありますが、逆にいうとここをメイチで仕上げてくる可能性もあります。

今回の追い切り内容もシャザーンが得意とするウッドチップで負荷をかけつつ坂路で流す調教を行っており、着々と仕上がっています。

実績はありますし、ここで激走してもおかしくありません。

単勝

4 レーベンスティール

馬連流し

軸馬:4
相手:2、5、6、10、12、14

三連複フォーメーション

1頭目:4
2頭目:2、5、6、10、12、14
3頭目:2、5、6、10、12、14

以上になります。
セントライト記念の予想の参考にしてみてください!

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