【デイリー杯2歳S2023予想】本命で買いたい3頭+穴馬におすすめの2頭はこちら!
デイリー杯2歳ステークス2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!
デイリー杯2歳ステークス2023の予想ポイント
- キャリア2戦以下の馬がよい
- 逃げと先行馬が有利
- 1.2番人気の信頼度は高い、9番人気以下の好走事例は皆無
- 4枠に入った馬は全頭着外
- 1着2着は前走勝ち馬から予想
- 前走マイル組がもっとも好走している
デイリー杯2歳ステークス2023の概要
デイリー杯2歳ステークスは京都競馬場で開催される2歳限定の重賞です。
前週に行われた京王杯2歳ステークスと同じく、12月に行われる阪神JFや朝日杯FSのステップレースとしての位置づけがされているレースです。
師走の大舞台を目指そうとする若駒がこのレースから挑みます。
京王杯2歳ステークスが東京芝1,400mで行われているのに対し、今回まとめるデイリー杯2歳ステークスは京都芝1,600mが舞台なので、マイラーの素質が強い馬が多数参戦しています。
過去にこのレースを制したアドマイヤマーズはのちに朝日杯FSをはじめ、マイルG1を3勝しました。
それだけではなく、2021年度の勝ち馬セリフォスは翌年のマイルチャンピオンシップを制しているように、将来性も強いレースとなっています。
例年少頭数開催が顕著ですが、今年は12頭の馬が出走を表明しました。
ここを制して大舞台に羽ばたくのはどの馬か、注目したいです。
うましるでは阪神で代替開催された2020~2022年度の近3開催も含めた2013~2022年度のデイリー杯2歳ステークスから好走傾向をまとめました。
デイリー杯2歳ステークス2023の開催内容
開催日 | 11月11日(土曜) 15:45発走 |
格付け | G2 |
開催競馬場 | 京都競馬場 11R |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 2歳 |
斤量 | 馬齢 |
1着賞金 | 3800万円 |
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デイリー杯2歳ステークス2023が開催される京都の芝1,600m(外)の特徴
スタート地点 | 2コーナー奥に設けられたポケット |
コース | 右回りの外回りコース Bコース使用 |
1周の距離 | 1,913.6m |
直線距離 | 398.7m |
高低差 | 4.3m |
フルゲート | 18頭 |
京都の芝1,600mには内回りを走るコースと外回りコースが存在していますが、デイリー杯2歳ステークスでは外回りコースを使用します。
スタート地点は2コーナーの奥に敷かれたポケットで、最初の1コーナーまでの距離は約712mもあります。
スタートしてから2ハロン(400m)は平らで、そこから3コーナーまで上り傾斜になるため序盤のペースは落ち着きます。
向こう正面半ばから続く上り坂は3コーナーに入ったあたりまで続きます。
高低差は約4mもありますが、長く上り傾斜が続くためパワーはあまり問われません。
この坂のてっぺんは3コーナー入ってすぐです。
底を過ぎると今度は下り傾斜に切り替わるのですが、4コーナーに入るまでの間にこれまで駆け上がった約4m分を駆け降ります。
そのため、下り坂で一気にペースアップしやすいです。
また、坂を下った先にラスト3ハロンの標識があるため、各馬は下り坂の慣性を活かしてラストスパートを仕掛けます。
最後の直線は約404mとなっており、平らな道のりの先にゴールがありです。
京都の外回り芝1,600mは坂のため、スロー傾向になる可能性が高いです。
また、ラスト4ハロン目に上り坂の頂上があり、そこから下り坂になるコース上、後半のペースが上がりやすくなります。
最後の直線もほぼ平坦な造りとなっており、終いの末脚が活かしやすい舞台となっています。
そのため、スピード力が求められるコースとなっています。
2歳戦なので情報は少ないですが、持ちタイムや上がりタイムの速い馬が結果を残していますよ。
京都の芝1,600m(外)はここをチェック!
- スピードを活かしやすいコース
- 最後の直線上に上り坂がない
- 追い込み馬は凡走しがち
- 関西騎手が圧倒
- サンデーサイレンス系産駒が好走している
デイリー杯2歳ステークス2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | クリーンエア | 牡2 | 56.0 | 大野拓弥 |
2 | ジャンタルマンタル | 牡2 | 56.0 | 鮫島克駿 |
3 | ナムラフッカー | 牡2 | 56.0 | 松山弘平 |
4 | ダノンキラウェア | 牡2 | 56.0 | 川田将雅 |
5 | メイショウサチダケ | 牡2 | 56.0 | 和田竜二 |
6 | テイエムチュララン | 牝2 | 55.0 | 太宰啓介 |
7 | ジューンブレア | 牝2 | 55.0 | 岩田望来 |
8 | フルレゾン | 牝2 | 55.0 | R.ムーア |
9 | カンティアーモ | 牝2 | 55.0 | T.マーカンド |
10 | エンヤラヴフェイス | 牡2 | 56.0 | 幸英明 |
11 | ナムラエイハブ | 牡2 | 56.0 | 浜中俊 |
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デイリー杯2歳ステークスの過去10年のデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2022 良 | 1 | 10 | オールパルフェ | 3 | 未勝利 | 1 |
2 | 2 | ダノンタッチダウン | 1 | 新馬 | 1 | |
3 | 1 | ショーモン | 4 | 未勝利 | 1 | |
2021 良 | 1 | 6 | セリフォス | 1 | 新潟2歳ステークス(G3) | 1 |
2 | 1 | ソネットフレーズ | 2 | 新馬 | 1 | |
3 | 5 | カワキタレブリー | 7 | もみじステークス(OP) | 5 | |
2020 良 | 1 | 2 | レッドベルオーブ | 1 | 未勝利 | 1 |
2 | 1 | ホウオウアマゾン | 2 | 野路菊ステークス(OP) | 1 | |
3 | 3 | スーパーホープ | 4 | 未勝利 | 1 | |
2019 良 | 1 | 1 | レッドベルジュール | 3 | 新馬 | 1 |
2 | 10 | ウイングレイテスト | 7 | 未勝利 | 1 | |
3 | 3 | ペールエール | 1 | 新潟2歳ステークス(G3) | 2 | |
2018 良 | 1 | 3 | アドマイヤマーズ | 1 | 中京2歳ステークス(OP) | 1 |
2 | 7 | メイショウショウブ | 6 | 未勝利 | 1 | |
3 | 9 | ハッピーアワー | 5 | すずらん賞(OP) | 1 | |
2017 良 | 1 | 3 | ジャンダルム | 5 | 新馬 | 1 |
2 | 8 | カツジ | 4 | 新馬 | 1 | |
3 | 5 | ケイアイノーテック | 3 | 新馬 | 1 | |
2016 良 | 1 | 6 | ジューヌエコール | 2 | ききょうステークス(OP) | 1 |
2 | 3 | ボンセルヴィーソ | 8 | 未勝利 | 1 | |
3 | 8 | サングレーザー | 4 | 未勝利 | 1 | |
2015 稍重 | 1 | 13 | エアスピネル | 2 | 新馬 | 1 |
2 | 14 | シュウジ | 1 | 小倉2歳ステークス(G3) | 1 | |
3 | 10 | ノーブルマーズ | 7 | 萩ステークス(OP) | 4 | |
2014 良 | 1 | 8 | タガノエスプレッソ | 5 | 未勝利 | 1 |
2 | 9 | アッシュゴールド | 2 | 未勝利 | 1 | |
3 | 2 | ナヴィオン | 1 | ききょうステークス(OP) | 1 | |
2013 良 | 1 | 6 | ホウライアキコ | 2 | 小倉2歳ステークス(G3) | 1 |
2 | 7 | アトム | 1 | 新馬 | 1 | |
3 | 8 | ピークトラム | 4 | 新潟2歳ステークス(G3) | 3 |
【キャリア】キャリア2戦以下の馬がよい
キャリア | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1戦 | 【2-3-0-14】 | 10.5% | 26.3% | 26.3% |
2戦 | 【7-3-4-22】 | 19.4% | 27.8% | 38.9% |
3戦 | 【1-4-1-17】 | 4.3% | 21.7% | 26.1% |
4戦以上 | 【0-0-5-16】 | 0.0% | 0.0% | 23.8% |
過去10年のデイリー杯2歳ステークスをキャリア別に見てみると、もっとも勝利していたのはキャリア2戦で挑んだ馬でした。
キャリア2戦の馬は単勝率、連対率、複勝率いずれの数値もトップクラスです。
その次に好走していたのはキャリア1戦の馬と3戦の馬で複勝率はほぼ同率でした。
キャリア4戦以上の馬も複勝率は24%ほどでしたが勝ち馬と2着馬はいません。
デイリー杯2歳ステークスではキャリア2戦の馬がもっとも活躍しており、次いで1戦と3戦の馬が好走していました。
今年の出走馬をキャリア別にまとめました。
【脚質】逃げと先行馬が有利
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【1-3-0-6】 | 10.0% | 40.0% | 40.0% |
先行 | 【8-3-6-30】 | 17.0% | 23.4% | 36.2% |
差し | 【1-4-4-31】 | 2.5% | 12.5% | 22.5% |
追込 | 【0-0-0-1】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
過去10年のデイリー杯2歳ステークスの勝ち馬8頭が先行馬でした。
また、先行馬は過去10年で17頭馬券に絡んでいます。
出走頭数は少ないものの、逃げ馬も【1-3-0-6】で勝ち馬こそ昨年のオールパルフェのみですが2着には3頭が馬券に絡んでいて複勝率は40%もありました。
デイリー杯2歳ステークスは逃げや先行馬が活躍しています。
今年の出走馬の中で前走最終コーナーを5番手以内で通過していた馬は7頭いました。
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デイリー杯2歳ステークスの過去10年の人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【3-3-2-2】 | 30.0% | 60.0% | 80.0% |
2番人気 | 【3-3-0-4】 | 30.0% | 60.0% | 60.0% |
3番人気 | 【2-0-1-7】 | 20.0% | 20.0% | 30.0% |
4~6番人気 | 【2-2-5-21】 | 6.7% | 13.3% | 30.0% |
7~8番人気 | 【0-2-2-15】 | 0.0% | 10.5% | 21.1% |
9番人気以下 | 【0-0-0-20】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
1.2番人気の信頼度は高い
過去10年のデイリー杯2歳ステークスで1番人気は【3-3-2-2】です。
勝率30%、連対率60%、複勝率も80%ありました。
2番人気の馬も1番人気と同じく3頭の勝ち馬と6頭の連対馬が出ており、1.2番人気だけで馬券に絡んだ半数近くを占めていました。
デイリー杯2歳ステークスは1.2番人気の信頼度が高いレースといえます。
上位人気(1~3番人気)+中位人気馬(4~7番人気)の決着が多い
過去10年のデイリー杯2歳ステークスはすべて上位人気馬(1~3番人気)+中位人気馬(4~7番人気)で決着づいていました。
1~3番人気馬が独占する年や下位人気馬(8番人気以下)が馬券に絡んだ年は1度もありません。
馬券予想の際は上位人気と中位人気に支持された馬に注目したいです。
9番人気以下の好走事例は皆無
過去10年のデイリー杯2歳ステークスで9番人気以下の馬は20頭が出走したものの1頭も馬券に絡んでいません。
もっとも人気を落として台頭したのは2016年のボンセルヴィーソ(8番人気)までとなっています。
極端に人気を落とした馬は度外視してもよいでしょう。
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デイリー杯2歳ステークスの過去10年の枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-2-1-6】 | 10.0% | 30.0% | 40.0% |
2枠 | 【1-1-1-7】 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
3枠 | 【2-1-2-6】 | 18.2% | 27.3% | 45.5% |
4枠 | 【0-0-0-11】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
5枠 | 【1-0-2-9】 | 8.3% | 8.3% | 25.0% |
6枠 | 【2-1-2-8】 | 15.4% | 23.1% | 38.5% |
7枠 | 【0-1-1-13】 | 0.0% | 6.7% | 13.3% |
8枠 | 【3-4-1-9】 | 17.6% | 41.2% | 47.1% |
8枠と内側を引いた馬が活躍
過去10年のデイリー杯2歳の好走馬を枠順別にまとめました。
全体的に好走していたのは1~3枠で、【4-4-4-19】の成績です。
複勝率は30~45%近くありました。
しかし、もっとも好走率が高かったのは真逆の8枠です。
単勝率こそ17.6%でわずかに3枠に劣りましたが、連対率41%、複勝率47%は全枠順でもっとも高かったです。
デイリー杯2歳ステークスは8枠が大当たり枠で、次いで1~3の内枠が有利と考えてよいです。
4枠は死に枠
過去10年のデイリー杯2歳ステークスで4枠からは11頭が発走しましたが1頭も馬券に絡むことはありませんでした。
この中には2018年のドナウデルタ(3番人気)や2019年のサクセッション(2番人気)もいましたが馬券外に敗れています。
4枠は死に枠といってもいいでしょう。
デイリー杯2歳ステークスの過去10年の前走着順別成績
前走着順 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1着 | 【10-10-6-39】 | 15.4% | 30.8% | 40.0% |
2着 | 【0-0-1-1】 | 0.0% | 0.0% | 50.0% |
3着 | 【0-0-1-5】 | 0.0% | 0.0% | 16.7% |
4着 | 【0-0-1-4】 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
5着 | 【0-0-1-2】 | 0.0% | 0.0% | 33.3% |
6着以下 | 【0-0-0-18】 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
連対した20頭すべてが前走勝利していた
過去10年のデイリー杯2歳ステークスの勝ち馬10頭と2着馬10頭はすべて前走のレースを勝利しています。
3着馬を見ても、6頭が前走勝利していました。
デイリー杯2歳ステークスは前走の着順が色濃く反映されます。
予想に悩んだら前走の勝ち馬から取り組むのもよいでしょう。
今年の出走馬の中で前走のレースを勝利していた馬は7頭いました。
前走2着以下に敗れた馬は3着まで
過去10年のデイリー杯2歳ステークスで前走2着以下の馬は34頭いましたが、馬券に絡んだのは4頭のみです。
しかも、この4頭はいずれも3着まででした。
デイリー杯2歳ステークスは前走の着順が重要で、2着以下に敗れた馬を予想する際は3着付けで予想するのがよさそうです。
ちなみに、3着に入線した4頭は前走がオープンもしくは重賞レースを使っていました。
今年の出走馬の内、前走2着以下に敗れた馬は4頭おり、そのうち重賞もしくはオープン競走だった馬は3頭いました。
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デイリー杯2歳ステークスの過去10年の前走距離別成績
前走距離(芝) | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1,200m | 【1-1-1-8】 | 9.1% | 18.2% | 27.3% |
1,400m | 【1-2-3-19】 | 4.0% | 12.0% | 24.0% |
1,600m | 【6-6-3-21】 | 16.7% | 33.3% | 41.7% |
1,800m | 【2-1-2-13】 | 11.1% | 16.7% | 27.8% |
前走マイル組がもっとも好走している
過去10年のデイリー杯2歳ステークスの勝ち馬6頭、そして馬券に絡んだ15頭は前走芝の1,600mを走っていました。
前走がマイルだった馬が一番好成績を残していたのです。
芝1,600mを使われていた馬は評価を上げてもよさそうです。
今年の出走馬で前走がマイルだった馬は8頭いました。
ちなみに、芝1,600m組には劣るものの、前走芝1,800mや芝1,200m組も成績は悪くありませんでした。
デイリー杯2歳ステークス2023の有力馬3頭
12月の大舞台に向けて今年も若駒が参戦しました。
今年の出走登録馬の中で上位人気に支持されそうな馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
フルレゾン
・2歳未勝利 2023年
今年の注目馬はフルレゾンでしょう。
新馬戦ではのちにアルテミスステークスで3着に入線したスティールブルーに敗れてしまいましたが、続く未勝利戦は危なげなく勝利しました。
このとき、9月中旬の阪神芝1,600mでレースを行いましたが1分33秒3の時計で勝利しています。
今年の出走登録馬の中で芝1,600mを経験している馬は多数いますが、1分33秒3の持ちタイムは全馬の中で最多です。
しかも、直線上に急な上り坂のある阪神でこの時計なので数値以上に好時計を叩き出しています。
今回は、短期免許で来日するムーア騎手が騎乗する予定なので鞍上も大幅強化しています。
ただ、ムーア騎手は先週アメリカで行われたブリーダーズカップターフにおいて、規定を上回る鞭の使用が下されたため、もしかしたら騎乗できないかもしれません。
(余談ですが鞭1回超過につき罰金311万円が科されています。)
仮にムーア騎手が騎乗できなかった場合、主戦のデムーロ騎手は裏開催の武蔵野ステークスに出走予定のステラヴェローチェに騎乗するためおそらく誰かがテン乗りするでしょう。
そのため、騎手確保が課題となりそうです。
ダノンキラウェア
・2歳新馬 2023年
全兄にNHKマイルカップを制したダノンスコーピオンを持つダノンキラウェアも人気の一角です。
新馬戦は6頭立てのレースで中団の位置で競馬しました。
1,000m通過タイムが1分3秒8の超スローから上がり33秒2の末脚であっさりゴールしています。
単勝1.2倍の人気に応えて圧勝しました。
もっとも、勝ち時計1分37秒3は時計の出やすい新潟でなくても非常に遅いです。
この1戦が余力残しであればいいですが、もしもある程度力を出し切ったうえでの結果であればあまり能力は過信できません。
この1戦しか使われていないので実力も読みづらいですが、ここで1番人気に支持されるとなったら危険な人気馬と認識してもよいかもしれないです。
クリーンエア
・2歳新馬 2023年
近2戦はどちらも新潟マイルでした。
前走の2歳ステークスでは4番人気に支持され3着入線しています。
着順こそ目立つものではありませんでしたが、新馬戦から1分6秒も時計を縮めることができました。
近2戦がどちらもマイルレースで馬券に絡んでいるので脚質的にはマイルが合ってそうです。
また、新潟2歳ステークスでレース後に大野騎手が「新馬戦とは違ったペースで脚を使えた」といっているように、いくつかの展開で出し切れているのは好感が持てます。
今回は右回りの京都が舞台となりますが、前週東京で開催された京王杯2歳ステークスではなく長距離輸送を選択していることからも、マイルの舞台での活躍に期待できるでしょう。
騎乗する大野騎手は昨年オールパルフェで同レースを勝利していますし、騎手目線で見ても面白い馬だと思います。
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デイリー杯2歳ステークス2023の穴馬2頭
デイリー杯2歳ステークスは極端な穴馬の台頭はほぼ見られませんが、中穴は意外と活躍しています。
今年の出走登録馬の中で配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ナムラエイハブ
・2歳未勝利 2023年
ナムラエイハブはキャリア3戦目で初勝利をつかみました。
前走阪神で行われた未勝利戦は3か月ぶりということもあって馬体重+16キロも増加していましたが、先行から一気に押し上げて勝利をつかみました。
勝ち時計こそ目立ちませんが、上がり33秒6はまずまず優秀です。
これまで阪神マイルしか走っておらず、今回は初めての京都レースとなります。
京都は直線に上り坂がないため末脚を思う存分活かせるはずです。
今年の出走馬の中でもそこそこ脚を使えるタイプだと思うので、舞台がかみ合えば面白い穴馬になるのではないでしょうか。
メイショウサチダケ
・2歳新馬 2023年
デビューは今年の9月で阪神芝1,400mを使用しました。
新馬戦ではロケットスタートを決めて他馬の接近を寄せ付けながらも戦闘で競馬を行います。
スローペースに持ち込んだことが功を奏し、直線ではぐんぐんセーフティリードを広げて危なげなく完勝しました。
2着馬に3馬身差の完勝でしたし楽勝といってもいいでしょう。
今回は距離が1ハロン伸びるうえ、新馬戦よりも相手関係は強力です。
しかし、新馬戦の直線の走りを見た限り距離は伸びても問題なさそうに感じます。
また、今回はこれといった逃げ馬が不在なので再び逃げの競馬を打てる可能性もあります。
前走で騎乗した和田騎手も先ほど紹介したナムラエイハブではなくメイショウサチダケに騎乗するのも心強いです。
相手関係は強力になりますが、自分の競馬ができればチャンスはあるかもしれません。
デイリー杯2歳ステークス2023予想の最終買い目
デイリー杯2歳ステークスの予想(晴れの稍重~重馬場想定)
デイリー杯2歳ステークスが開催される土曜日の京都競馬場界隈の天気を見てみると曇りのち晴れの予報が出ていました。
しかし、前日金曜日は終日雨で、午前10時の時点で芝は重馬場でした。
土曜日は晴れるのである程度回復すると思いますが、前日の時点でどこまで良化するか分かりません。
現在の京都は雨で馬場が重たくなるとそこそこ時計がかかります。
どこまで回復するかは分かりませんが、うましるでは晴れの稍重~重馬場で標準~時計のかかる馬場を想定しながらレース予想をまとめました。
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◎本命 8 フルレゾン
父 | オルフェーヴル |
母 | カイカヨソウ |
母父 | ティンバーカントリー |
主な勝ち鞍 | 2歳未勝利 2023年 |
前走 | 2歳未勝利 1着 |
本命はフルレゾンにしました。
デビュー戦こそ敗れましたが続く未勝利戦は快勝しており、この時の勝ち時計は優秀です。
今回は前日までの雨の影響で時計のかかる馬場でレースが行われる可能性がありますが、血統的に父がパワータイプのオルフェーヴルなのでやってくれそうな感じもします。
相手関係もそこまで強力ではないですし、短期免許で来日しているムーア騎手が騎乗する点も心強いです。
ここは勝ち負けも十分狙えるでしょう。
〇対抗 7 ジューンブレア
父 | American Pharoah |
母 | Lap of Luxury |
母父 | Galileo |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2023年 |
前走 | 2歳新馬 1着 |
対抗はジューンブレアにしました。
金曜日の雨がレース当日まで残ってくれてタフな馬場になればチャンスはありそうです。
なぜなら、父はアメリカのダート三冠を成し遂げたアメリカンファラオだからです。
父の現役時代の活躍を見た限りはごりごりのパワー型だと思うので、時計のかかる舞台になれば力を発揮できるのではないでしょうか。
▲単穴 5 メイショウサチダケ
父 | アドミラブル |
母 | メイショウハバネラ |
母父 | アイルハヴアナザー |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2023年 |
前走 | 2歳新馬 1着 |
単穴はメイショウサチダケにしました。
前走の新馬戦は逃げの競馬を打ちながら、2着馬に0.5秒差をつけて圧勝しています。
過去のデイリー杯2歳ステークスのデータを見た限り、逃げ馬は【1-3-0-6】で連対率40%もありました。
今回はこれといった逃げ馬がメイショウサチダケしかいないので自分の競馬は行いやすいでしょう。
キャリア初のマイル戦ですが、距離がかみ合えばベストは尽くせるでしょう。
△連下 4 ダノンキラウェア
父 | ロードカナロア |
母 | レキシールー |
母父 | Sligo Bay |
主な勝ち鞍 | 2歳新馬 2023年 |
前走 | 2歳新馬 1着 |
連下はダノンキラウェアにしました。
前走を勝利している馬で、川田騎手が騎乗するということで人気を集めています。
しかしながら、前走の勝ち時計は極めて平凡でそこまで目立つものではありません。
また、データと相性の悪い4枠を引いてしまったのも欠点です。 ここは消しでもいいかと思いましたが、ほかに有力な馬もいないのでもしかしたら相手に恵まれて上位争いできるかもしれないので保険をかけておくことにします。
単勝
8 フルレゾン
馬連流し
軸馬:8
相手:4、5、7、9
三連複フォーメーション
1頭目:8
2頭目:4、5、7、9
3頭目:4、5、7、9
以上になります。
デイリー杯2歳ステークスの予想の参考にしてみてください!