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【京阪杯2023追い切り評価/全頭診断】上位人気の〝アノ馬〟にトップ評価「S」

京阪杯2023追い切り評価記事のサムネイル画像

京阪杯2023追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では京阪杯の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

11月22日の馬場状態

美浦
美浦のウッドチップは良馬場です。
ウッドチップは全体的に時計が出ていました。

栗東
この日の栗東坂路良馬場でした。
ただし、美浦と違って全体的に時計がかかっています。

目次(読みたい項目をタップ)

京阪杯2023追い切り評価/全頭診断コメント

京阪杯2023の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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ヴァトレニ

ヴァトレニ 11月22日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.140.112.2馬なり
前走最終栗東坂路(良)  54.438.811.9馬なり

最終追い切りは栗東の坂路コースにて、単走を行いました。

長谷川調教師自ら追い切りに騎乗し、馬場の真ん中やや外目から馬なりで4ハロン55秒1-上がり1ハロン12秒2で駆け上がりました。

映像はありませんが1週前にはレース当日騎乗する藤岡佑介騎手が騎乗し、栗東坂路で馬なりの単走を行い、4ハロン54秒7-上がり1ハロン11秒7で走破しています。

全体時計はそこまで目立ちませんが、終い時計12秒2が示しているように、後傾ラップを刻んだという点ではいい追い切り内容でした。

そこまで大きくない馬ですが、追い切りでは体重以上に大きな身体をしていて、力強い脚さばきを披露しています。

今回はセントウルステークス以来、2か月以上間隔が空きましたが休み明けを感じさせない動きはよく見えました。

相手関係は強力ですが、展開次第で出し切れると思います。

エイシンスポッター

エイシンスポッター 11月22日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.439.012.9馬なり
前走最終栗東坂路(良)  52.138.212.4一杯

最終追い切りは栗東の坂路コースにて、単走で行われました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追われ、4ハロン53秒4-上がり1ハロンは12秒9です。

映像はありませんが、1週前の15日には坂路で末強めに追われて4ハロン52秒4-上がり1ハロン12秒2で負荷をかけました。

最終追い切りは軽めの調整でしたがどこかふらふらしており、特に最後の最後は大きく斜行しています。

特別強く追っているわけではなく、あくまでも馬なりで追った中でこの動きは正直減点材料です。

馬体自体は良くて脚さばきもしっかりしていましたが不安定な走りは悪い意味でレースに影響を及ぼすかもしれません。

エクセトラ

エクセトラ 11月22日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.738.112.0馬なり
前走最終栗東坂路(良)  52.037.612.5馬なり

最終追い切りは栗東の坂路コースにて、単走で行われました。

レース当日も騎乗する岩田望来騎手を背に、馬場の真ん中内目から馬なりで追われて4ハロン52秒7-上がり1ハロンは12秒0でゴールしました。

15日と19日も坂路コースにおいて馬なりで軽めに調整されています。

最終追い切りまで何度も馬なりで軽めに調整されていましたが、これは管理する吉村厩舎の得意な調整パターンです。

エクセトラ自身も軽めながらも軽快かつしっかりと坂路を駆けあがっていて順調に仕上がっているように思います。

前走のスワンステークスは最後の直線で馬場の悪いところを走った影響もあり、11着に敗れてしまいましたが仕上がり具合は悪くありませんでした。

今回もスワンステークスと同じくらいの状態には整いつつあるように感じます。

キミワクイーン

キミワクイーン 11月22日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 67.752.437.711.7馬なり
前走最終美浦南W(良) 65.651.037.211.8馬なり

今年の函館スプリントステークスを制したキミワクイーンは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の内目から馬なりで追われ、5ハロン67秒7-上がり1ハロン11秒7でゴールしています。

映像はありませんが、1週前は美浦ウッドでショウナンラスボス(牡5、3勝クラス)と2頭併せを行いました。

このときは3~4馬身ほど追走する形で馬なりにて馬場の真ん中やや内目から追われて5ハロン65秒6-上がり1ハロン11秒8で同時併入していました。

最終追い切り映像を見た限りはこの馬らしいピッチの利いた走りは健在でしたしスピード感のある走りができています。

直線にかけての手前替えもスムーズでしたし、動きは問題ないです。

ただ、前走最終時よりも時計面で見劣りしていたのは気になるところで、個人的には前走最終時のほうが好仕上がりだったように感じました。

それでも、特別悪いところはありませんでしたし、久々の長距離輸送をクリアできれば上位争いも狙えると思います。

グルーヴィット

グルーヴィット 11月22日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  51.737.412.5一杯
前走最終栗東坂路(良)  52.738.212.2強め

4年前の中京記念以来の重賞制覇を狙いたいグルーヴィットは栗東坂路において、単走を行いました。

助手が騎乗して外ラチ沿いから一杯に追われ、全体時計51秒7-上がり1ハロン12秒5の時計で走破しています。

15日と19日にも坂路において、馬なりで軽く稽古をつけられていました。

最終追い切りは思いっきり負荷をかけて序盤からエンジン全開で坂路を駆けあがっています。

全体時計51秒7は今回京阪杯において22日に栗東坂路で調整された全馬のなかで最速でした。

近走も強めや一杯に追われた時はありましたが51秒台を出したことはなく、むしろズブい傾向が多々あったため、今回好タイムを叩き出せたのは評価したいです。

ただし、最後の1ハロン12秒5が示しているように、ラストはバテて前傾ラップとなっていました。

使える脚は長くなさそうなので、騎乗する幸騎手がどのような競馬で勝機をうかがうか注目したいです。

近走のグルーヴィットの追い切りの中では意欲ある走りを見せていたのでハマれば面白い存在になるかもしれません。

グレイトゲイナー

グレイトゲイナー 11月23日(木) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  50.736.512.3強め
前走最終栗東坂路(良)  50.836.912.2馬なり

直近2戦は人気落ちながら連勝を飾ったグレイトゲイナーは栗東の坂路コースで単走を行いました。

レース当日も騎乗する松本騎手を背に、馬場の真ん中から強めに追われて4ハロン50秒7-上がり1ハロン12秒3の時計で好走しています。

なお、19日には栗東坂路で強めに単走を行って52秒2-上がり1ハロン12秒8の時計を記録していました。

また、最終追い切りを行った前日の22日にはプール調教も行っています。

最終追い切り追い切り映像は7秒ほどしかなかったので評価が難しいですが、限られた時間帯でもこの馬らしいピッチの利いた動きを見せていました。

また、全体時計50秒7の時計も優秀です。

前走みちのくステークスのときが馬なりで4ハロン50秒8-上がり1ハロン12秒2で今回は強めなので、時計面だけ見たら前走時のほうがよかったのですが、引き続き好調は持続できている感じがしました。

近2走は人気を落としながら連勝しているので今回も不気味な存在となりそうです。

シュバルツカイザー

シュバルツカイザー 11月22日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 69.152.738.211.9馬なり
前走最終美浦南W(良)85.768.751.736.811.1馬なり

今年のしらかばステークスの勝ち馬シュバルツカイザーは美浦のウッドチップコースにて、単走で最終追い切りを行いました。

助手が騎乗して外ラチ沿いから馬なりで追われ、5ハロン69秒1-上がり1ハロン11秒9で走破しています。

16日と19日は坂路で軽めに追い切りを行っています。

最終追い切りは外ラチ沿いから力のある動きを見せていました

前走最終時と比較すると時計面は見劣っていますが、そのときは馬場の真ん中から追われての時計で今回は外ラチ沿いなので時計はいうほど悪くないと思います。

少し馬体は太くも見えましたが脚の回転は速かったですし直線の伸びも手前そのままにしてはしっかりと伸びていました。

近走大崩れがありませんし、今回も善戦に期待できそうです。

ジュビリーヘッド

ジュビリーヘッド 11月23日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.737.712.4強め
前走最終栗東坂路(良)  56.839.512.5馬なり

今年の函館スプリントステークスで2着のジュビリーヘッドは栗東の坂路コースで単走を行いました。

レース当日も騎乗する北村友一騎手を背に、馬場の外側から強めに追われて全体時計53秒7-上がり1ハロン12秒4でゴールしました。

映像はありませんが、1週間前の16日にも北村友一騎手を背に坂路で強めに追われて4ハロン52秒1-上がり1ハロン12秒7で駆け抜けています。

最終追い切り映像は10秒ほどしかありませんでしたが、わずかな映像の中でもこの馬らしい上のある動きを見せていたのは好感が持てます。

動きだけ見たら2着に好走した函館スプリントステークスの時よりもきびきびとした動きを見せていました。

レース当日騎乗する北村友一騎手が2週続けて追い切りに騎乗している点も好感が持てますし、面白い存在になるかもしれません。

ショウナンハクラク

ショウナンハクラク 11月22日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.237.412.7一杯
前走最終栗東坂路(良)  52.237.812.1一杯

最終追い切りは栗東の坂路コースにて単走で行われました。

助手が騎乗し、一杯に追われて全体時計52秒2-上がり1ハロン12秒7の時計で走破しています。

1週前の17日は重馬場の坂路で馬なりにて追われて55秒8-上がり1ハロン12秒3でした。

JRAレーシングビュアーに映像がなかったので判断がしづらいですが、時計自体は前走最終時とそこまで差はなさそうです。

ただ、前走最終時と比較するとラスト1ハロンの時計が劣っている点は気になりました。

また、一杯に追われた割には特別目立った時計も出していません。

しっかりと負荷をかけている点は悪くありませんが、この一追いで上位争いできるかといわれると、少し難しい感じもします。

シングザットソング

シングザットソング 11月22日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.239.212.2馬なり
前走最終栗東坂路(稍重)  54.439.412.3馬なり

今年のフィリーズレビューを制したシングザットソングは栗東の坂路コースにて単走を行いました。

助手が騎乗し馬場の外目から外ラチ沿いにかけて馬なりで追われて4ハロン54秒2-上がり1ハロン12秒2の時計でゴールしました。

映像はありませんが、15日と19日も坂路で軽めに追われています。

また、1日当たり2回追い切りを行っているように、しっかりと本数を重ねていました。

最終追い切りは馬なりなので時計こそ出していませんが、いつものこの馬らしく淡々とした走りでまっすぐ走れていました。

ただし、フィリーズレビューを制した時が1週前追い切りで一杯に追われたのち、最終追い切りにて坂路で4ハロン52秒2-上がり1ハロンは12秒1だったので、その時と比較するとどうしても上積みは見込みづらいでしょう。

もっとも、前走のオパールステークスも軽めの坂路を重ねることで負荷をかけつつ2着に好走しているので、シングザットソングにとっては現在の調教スタイルが合っているのかもしれません。

激変の可能性は少ないですが、状態は悪くなさそうでした。

スマートリアン

スマートリアン 11月22日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.138.812.6馬なり
前走最終栗東坂路(良)  52.538.212.4馬なり

最終追い切りは栗東の坂路コースにて、単走を行いました。

助手が騎乗して外ラチ沿いから馬なりで追われて4ハロン53秒1-上がり1ハロン12秒6の時計で走破しています。

映像はありませんが1週前の16日には栗東ウッドチップでゴール前に気合をつけられて6ハロン83秒2-上がり1ハロン11秒5でした。

全体的に馬体がふっくらしています。

寒い時期になりつつあるので脂肪分が増えているのかもしれません。

走りに関しては、大きな身体にも関わらず、回転の速い脚さばきができていたので動きは悪くありませんでした。

ただし、坂路で馬なりにおいて追い切りを行った前走最終時と比較すると時計面で少し見劣りしていました。

もしかしたら、馬体が大きくなったことで少し鈍くなっているかもしれません。

レース本番までに馬体重470キロ台に戻すことができればよいですが、前走よりも増加、もしくは前走と同じくらいの馬体だったらレースで力を発揮できないかもしれないです。

どれだけ絞れるかがポイントとなりそうです。

ディヴィナシオン

ディヴィナシオン 11月23日(木) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.538.312.5一杯
前走最終栗東坂路(良)  53.437.912.2一杯

最終追い切りは栗東の坂路コースにて、単走で行いました。

助手が騎乗して一杯に追われ、4ハロン53秒5-上がり1ハロン12秒5で走破しています。

JRAレーシングビュアーに映像がなかったので限られた情報から判断しますが、時計自体は前走のみちのくステークスの時よりは若干ですが劣っていました。

また、一杯に追われた割に目立った時計を出していません。

今回は間隔をつけてレースに挑みますが、前走の疲れも少なからず残っていそうです。

また、今年のCBC賞の時が今回と全く同じ坂路+一杯の追いで4ハロン52秒3-上がり1ハロン12秒4なので時計面でも明確に見劣っており、あまり好仕上がりとは言い難いです。

トウシンマカオ

トウシンマカオ 11月22日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)80.964.650.937.711.8馬なり
前走最終美浦南W(良)82.065.851.537.011.4馬なり

昨年の京阪杯の勝ち馬であるトウシンマカオは美浦のウッドチップコースにて、エトワールマタン(牝5、2勝クラス)と併せ馬を行いました。

レース当日も騎乗する菅原騎手を背に、馬場の真ん中からエトワールマタンを3馬身ほど追走しています。

馬なりで追われて6ハロン80秒9-上がりハロンは11秒8で1馬身ほど先着しました。

15日と19日は美浦の坂路で馬なりにて軽めに調教を行っています。

今回は前傾ラップを刻む格好となりましたが、シャープな馬体からしっかりとした脚取りを見せていたのはさすがの一言です。

手前替えは若干遅れてしまいましたが、それでも手前を切り替えてからの伸びはこれまで重賞レースで結果を残しているだけの実績がうかがえます。

全体時計も前走のスワンステークスの最終追い切り時以上に出していましたし、かなり好仕上がりといえるでしょう。

ちなみに昨年はポリトラックで最終追い切りを行いましたが、その時の時計が5ハロン65秒5-上がり1ハロンは11秒5でした。

ポリトラックは時計が出やすいコースですが、全体時計は今年のほうが出ていることから、昨年よりも成長性も感じられます。

今回は久々の1,200m戦ですが前走スワンステークスを見た限りは1,200mが一番合っていると思います。

追い切りは非常によかったですし、京阪杯の連覇も狙えるでしょう。

トゥラヴェスーラ

トゥラヴェスーラ 11月22日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.939.612.2馬なり
前走最終栗東坂路(重)  55.639.312.1馬なり

8歳馬で最年長ながらも今年の高松宮記念で3着入りしたトゥラヴェスーラは栗東の坂路コースで最終追い切りを単走で行いました。

助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて4ハロン55秒9-上がり1ハロン12秒2の時計で締めています。

映像はありませんが1週前の15日には坂路で一杯に追われて4ハロン52秒1-上がり1ハロン11秒9でした。

最終追い切り映像を見た感じは淡々とした走りでしたが道中ところどころ右往左往しています。

また、時々クビを大きく動かして手綱で引っ張られるのを嫌がる素振りを見せました。

今回は3か月ぶりのレースとなりますが、久々のレースを前に、気持ちは乗っていない感じがします。

3着に入線した今年の高松宮記念の時が坂路を馬なりで4ハロン53秒8-上がり1ハロン12秒0なので時計面でも見劣りしていました。

久々や年齢を考えると、これまで激走していたのが不思議なくらいで普通の馬なら衰えがあってもおかしくありません。

今回、最終追い切りを見た限りではさすがに高松宮記念の時ほど走るのは厳しいように感じました。

バンデルオーラ

バンデルオーラ 11月22日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  56.441.013.0馬なり
前走最終栗東坂路(良)  57.441.713.2馬なり

最終追い切りは栗東の坂路コースにて、単走で行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追われ、全体時計56秒4-上がり1ハロン13秒0の時計でフィニッシュしています。

脚さばき自体は悪くないですし、脚取りもしっかりしていました。

全体的に下を向きながらの走りで気持ちがこもっていない感じがしますが、もともとバンデルオーラは目立った追い切りを見せないタイプなので悲観することはありません。

ただ、その点を差し引いても全体時計56秒4は少し遅いです。

なぜなら、勝利した2走前のテレQ杯の時の最終追い切り時計は馬なり坂路で4ハロン53秒8-上がり1ハロン12秒7だったからです。

さすがに勝ち負けするのであれば馬なりでももう少し時計を出してほしかったのが本音です。

ビッグシーザー

ビッグシーザー 11月22日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.237.112.0馬なり
前走最終栗東坂路(稍重)  52.738.011.9強め

今年の葵ステークスで3着入線したビッグシーザーは栗東坂路コースにて、ウインバグース(牡4、2勝クラス)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追われ、4ハロン52秒2-上がり1ハロン12秒0の時計で僚馬に1馬身先着しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)

映像はありませんが、1週前の16日にはレース当日騎乗する坂井瑠星騎手を背に、一杯に追われて4ハロン50秒5-上がり1ハロン12秒4の好時計を記録しました。

1週前に思いっきり負荷をかけたため今回は軽めで終始淡々とした走りを行っていました。

特別目立つ内容ではありませんでしたが極端に悪い動きを見せているわけでもなく、軽めの最終調整は問題なく行うことができています。

ただ、時計面だけ見たら葵ステークスやセントウルステークスの時のほうが出ていました。

近2戦が大敗続きなのでスランプに陥っている可能性もありますが、最終追い切りを見た限りは特別良化しているわけではありません。

このあたりを初騎乗の坂井騎手がどのようにサポートできるか、注目したいです。

モズメイメイ

モズメイメイ 11月22日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.838.012.0馬なり
前走最終栗東坂路(良)  51.237.312.2馬なり

今年のチューリップ賞を制し、葵ステークスも勝利したことで本格的に短距離路線に進んでいるモズメイメイはダノンスウィッチ(牡2、1勝クラス)と2頭併せを行いました。

今回初騎乗となる永島まなみ騎手を背に、馬場のやや外目から馬なりで僚馬を4馬身追走する形で追われました。

走破時計は4ハロン52秒8-上がり1ハロン12秒0で、僚馬には半馬身ほど遅れています。

馬なりなのでサッとながす程度でしたが、前脚が若干固いような感じがしました。

また、序盤は少し右に寄れるところもありましたが、すぐに立て直していたのでその点はそこまで心配なさそうです。

馬体全体を活かしてフットワークのある走りを見せていたものの、モズメイメイ自身は馬なりでも調教で時計を出すタイプなので今回の52秒台後半の時計は少しマイナスです。

前走JBCスプリントから間隔が短いことも影響していると思いますが、良い時期と比較すると今回はベストな状態とは言い難かったです。

ルガル

ルガル 11月22日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.939.512.3馬なり
前走最終栗東坂路(良)  52.537.211.7馬なり

今年の葵ステークスで2着のルガルは栗東の坂路コースで単走を行いました。

レース当日も騎乗する西村淳也騎手を背に、馬場の真ん中から外目をめがけて馬なりで追われて4ハロン54秒9-上がり1ハロン12秒3の時計でゴールしています。

映像はありませんが1週前の15日にも西村騎手が騎乗して馬なりで坂路を4ハロン52秒6-上がり1ハロン11秒7の時計で駆け上がっています。

中間で時計を出していたため、最終追い切りは軽めでした。

淡々とした走りでしたがきれいなフォームで動けていましたし、大きなブレもなく、坂路を駆けあがった姿が印象的です。

若干よれる場面もありましたが、リズムよく走れているのは好感が持てますし、状態はよさそうです。

ただし、前走のスワンステークスの時と比べたら時計面で見劣っているのも事実なので、スワンステークス比較でみると少し物足りない感じもします。

あとは、現時点で得意の1,200mにおいてどこまでやれるか。

西村騎手が2週続けて追い切りに騎乗しているようにここに対する意欲は十分感じられます。

初重賞制覇を成し遂げられるかも注目したいです。

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京阪杯2023追い切り評価ランキング

評価馬名
トウシンマカオ
グレイトゲイナー
シュバルツカイザー
ジュビリーヘッド
ヴァトレニ
エクセトラ
キミワクイーン
グルーヴィット
シングザットソング
ビッグシーザー
ルガル
エイシンスポッター
ショウナンハクラク
スマートリアン
ディヴィナシオン
トゥラヴェスーラ
バンデルオーラ
モズメイメイ
 
同評価内は50音順になります。

京阪杯2023追い切り映像

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【調教動画】2023年 京阪杯|JRA公式

京阪杯2023の最終予想

京阪杯2023の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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