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【小倉大賞典2024追い切り評価/全頭診断】上位人気の〝アノ馬〟にトップ評価「S」

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小倉大賞典2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では小倉大賞典の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

2月14日の馬場状態

美浦
この日は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路は1番時計がロジアデレードの4F51秒1で、全体的に52秒台の馬が多く標準くらいの時計です。
ウッドは1番時計がピースソックスの6F77秒4で、70秒台後半やや80秒台で走破している馬も多々見られることから高速馬場です。

栗東
栗東も坂路、ウッドともに良馬場です。
坂路はドゥラエレーデの4F49秒1が最速で、50秒台や51秒台も多く、時計は出ています。
ウッドの1番時計はエピファニーの6F78秒4です。美浦同様速い時計を出す馬が多数いることから時計の出る馬場でした。

目次(読みたい項目をタップ)

小倉大賞典2024追い切り評価/全頭診断コメント

小倉大賞典2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アサマノイタズラ

アサマノイタズラ 2月11日(日) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(良)  55.140.212.5強め
前走最終美浦坂路(稍重)  53.239.012.1強め

久々の勝利を手にしたいアサマノイタズラは先週日曜日に美浦坂路で最終追い切りを行ったようです。

この日はレースで騎乗する嶋田騎手を背に、美浦坂路で4F55秒1-上がり1F12秒5でまとめています。

中間は坂路で10本、ウッドで2本の時計を残していました。

最終追い切りは映像が公開されていないので限られた情報から診断すると、今回は関東から小倉までの長距離輸送を考慮し、早めに仕上げたようです。

しかし、中間の坂路追いではキャンターがほとんどで時計は出していません。

7日のウッド追いも目立った時計ではないですし、最終追い切りも強めにしては時計が出ていません。

スランプが続きながら今年で6歳になりましたが、良化の気配は感じられませんでしたのでここでの激走は厳しいと思います。

アドマイヤビルゴ

アドマイヤビルゴ 2月14日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)85.970.354.438.711.8G前仕掛け
前走最終栗東坂路(良)  54.639.312.7馬なり

6億円ホースのアドマイヤビルゴは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中からゴール前で仕掛けられ、6F85某9-上がり1F11秒8の時計でゴールしています。

中間はウッドを中心に行われています。

映像はありませんが、1週前の8日にはロードフォアエース(牡3、未勝利)と併せ馬を行い、一杯に追われて5F70秒1-上がり1F11秒1の時計を出しました。

最終追い切りも直線で仕掛けられていましたが、終い時計11秒8は正直目立ちません。

一応加速ラップは刻めていましたが、促されてからも気持ちが乗っていませんでした。

走法自体は悪くありませんが、ここ数戦結果を残せていない馬なので特別な良化に期待したかったのですが、その気配もあまり感じられませんでした。

アルナシーム

アルナシーム 2月15日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  57.340.312.2馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.639.112.5馬なり

昨年のカシオペアステークス(L)を制したアルナシームは栗東坂路で最終追い切りを行いました。

レース当日も騎乗する鮫島克駿騎手を背に、馬なりで追って4F57秒3-上がり1F12秒2で軽く流しました。

中間は坂路で7本、ウッドも7本とどちらも併用しながら仕上げられました。

映像はありませんが、1週前はウッドチップで単走を行い、馬場の真ん中から叩き一杯で6F80秒9-上がり1F11秒8で負荷をかけています。

1週前に追ったため最終追い切りは軽く流す程度でした。

時計は全く出ていませんが、シャープに仕上がっていますし、脚さばきも軽快です。

ただ、首の動作が少し大きく、余分な動作がなければよりよい競馬ができそうです。

全体としてはまずまずの仕上がりだと思います。

イクスプロージョン

イクスプロージョン 2月14日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)82.868.253.138.311.6一杯
1週前栗東CW(重)⑦99.767.952.637.411.8一杯
前走最終栗東CW(良) 72.156.740.712.2馬なり

昨年の新潟大賞典(G3)で3着入りしたイクスプロージョンは栗東のウッドチップで並走を行いました。併せたのはエルトンバローズ(牡4、オープン)です。

助手が騎乗して僚馬より5~6馬身先行する形で馬場の外目から一杯に追われ、6F82秒8-上がり1F11秒6の時計を出しましたが僚馬に1馬身半遅れを取っています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)

中間は1月下旬ころから始動し、坂路で9本、ウッドで3本の時計を記録していました。

1週前の7日は亀田騎手(レース当日の騎乗騎手は木曜午前の時点で未定)が手綱を握り、エルトンバローズとガイアフォース(牡5、オープン)と3頭併せを行っています。

この時は馬場の外目からガイアフォースより3馬身先行し、一杯に追われました。

7F99秒7-上がり1F11秒8の時計でゴールしていますが、ガイアフォースに0.5秒遅れをとっています。

1週前追い切りは2頭の外側から追われて、ピッチの利いた走りで追いましたが、残り1Fで2頭に遅れをとってしまいました。

ただ、エルトンバローズにしろ、ガイアフォースにしろどちらも重賞勝ち馬なのでもともとの地力を考えたら致し方ない面もあるでしょう。

時計は出ていませんが、負荷をかける面では悪くない内容でした。

そして、最終追い切りも引き続き一杯に追われています。

コーナーでは軽めで、直線に入って残り2Fあたりから追い切り態勢に入りましたが、エルトンバローズにはあっさりかわされました。

先着を許したものの、相手が重賞馬だったことを考えるとそこまで悲観しなくても良いでしょう。

ただ、気合乗りという面では些か物足りなく、3着に入線した昨年の新潟大賞典のときのほうが気持ちは全面的に現れており、そのときと比較すると良化が見られない内容でした。

エピファニー

エピファニー 2月14日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)⑦94.764.751.737.712.5G前仕掛け
前走最終美浦南W(良) 65.750.336.411.5G前仕掛け

昨年のケフェウスステークス(OP)を制したエピファニーは栗東のウッドチップで単走を行いました。

今回初めてコンビを組む杉原騎手が手綱を握り、馬場の真ん中からゴール前で仕掛けられ、7F94秒7-上がり1F12秒5で走破しました。

前走中山金杯から中5週ですが、中間は美浦ウッドで1本のみとなっており、乗り込み量は物足りないです。

ただし、エピファニーは関東所属馬ですが今回小倉開催ということで少しでも直前輸送のリスクを避けています。

早い段階から少しでも西に移動し、14日の時点で栗東に滞在している辺り、このレースに対する意欲が感じられます。

肝心の最終追い切りですが、6F78秒4はこの日の栗東ウッドで最速です。

また、自己ベストも更新しました。

ただ、動きに関しては前脚に固さが見られました。

またゴール前で仕掛けられたにもかかわらず、終い2F11秒8-1F12秒5で減速ラップとなっています。

直線で促されてからも少しソラを使う場面も見られ、走りに集中できていません。

2週続けて杉原騎手が折り合いを確認したり、好時計を記録した面は評価できるものの、乗り込み量が少なかったり、動きはそこまで見栄えしなかったことから一長一短が見られた追い切りでした。

カテドラル

カテドラル 2月14日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.137.612.3馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.138.412.6馬なり

小倉1,800m巧者のカテドラルは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで追われて全体時計52秒1-上がり1F12秒3で軽めに調整しています。

中間追い切りは2月1日から再開し、坂路10本の時計を記録しています。

映像はありませんが7日には今回コンビを組む斎藤騎手を背に、重馬場坂路を一杯に追って全体時計53秒7-上がり1F11秒9で駆け抜けました。

最終追い切りは坂路で軽めでした。

前の馬に隠れて分かりづらいですが、脚の回転は速くて気落ちも乗っています。

1週前に負荷をかけた影響もあって年齢以上に動けていました。

時計は目立っていませんが、昨年2着に入線した小倉大賞典のときと同じくらいの動きを見せており、まずまずの仕上がりといえるでしょう。

近走調子を落としていますが、小倉芝1,800mでは無類の強さを見せているので穴馬として浮上するかもしれません。

クリノプレミアム

クリノプレミアム 2月14日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)83.366.452.738.612.0馬なり
前走最終美浦南W(良)82.366.952.037.411.7馬なり

2年前の中山牝馬ステークス(G3)を制したクリノプレミアムは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追われ、6F83秒3-上がり1F12秒0で駆け抜けています。

中間追い切りはウッドが2本のみ、どちらも馬なりで、乗り込み量は少なめです。

長距離輸送を控えているので無理はさせなかったのかもしれません。

最終追い切りも引き続き馬なりで軽く流しています。

映像が公開されていなかったため判断が難しいところではありますが、時計自体は馬なりとはいえ目立っていません。

しかし、管理する伊藤調教師は「調整は順調で動きも問題ない」とコメントされているように、現時点でも動きは問題ないようです。

時計は目立っていませんが勝った一昨年の中山牝馬ステークスでも平凡な時計ながら勝利しています。

近年のクリノプレミアムは追い切り映えするタイプではないので、調教師の言葉を鵜呑みにするならまずまず仕上がっていると信じたいです。

ゴールドエクリプス

ゴールドエクリプス 2月14日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.337.912.1馬なり
前走最終栗東CW(稍重)79.364.149.435.511.5直強め

昨年の小倉記念(G3)で3着入線したゴールドエクリプスは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで追い、全体時計53秒3-上がり1F12秒1の時計でまとめています。

中間は坂路で14本、ウッドで3本の時計を残しています。

映像はありませんが、1週前の7日には栗東ウッドで馬場の外目から馬なりで追い、自己4番目に速い6F81秒5-上がり1F11秒4の時計を残していました。

最終追い切りは坂路で軽めでした。

頭は右斜めを向いていたものの、脚取りはしっかりしています。

また、淡々としたリズムを刻んで走ることができており、動きは問題ないでしょう。

好走した小倉記念(G3)や前走エリザベス女王杯(G1)の最終追い切りがウッドに対し、今回は昨年のマーメイドステークス(G3)、大原ステークス(3勝クラス)、紫野特別(2勝クラス)のときと同じ坂路で最終調整を済ませました。

最終追い切りの環境を変えたことがこの馬にとって吉と出るか、それとも凶と出るかは分かりませんが、追い切り自体は悪くありませんでした。

シフルマン

シフルマン 2月14日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)84.067.752.537.011.3一杯
前走最終栗東CW(良)81.866.751.937.212.0強め

シフルマンは栗東のウッドチップで単走を行いました。

レース当日も騎乗する角田大和騎手を背に、馬場の真ん中から一杯に追って6F84秒0-上がり1F11秒3の時計で駆け抜けています。

中間追い切りは11月下旬から再開し、坂路で9本、ウッドで6本の時計を記録しました。

映像はありませんが、7日にも角田騎手が騎乗し、ウッドで馬場の外目から一杯に追い、7F98秒4-上がり1F12秒0で負荷をかけています。

最終調整も引き続き一杯に追われました。

コーナーでは楽な動きを見せていましたが、直線に入って手前を替えてからは気合を付けられ、ジワリと脚を伸ばしています。

終い2F11秒4-1F11秒3なので長く脚を使えていました。

瞬間的な加速力はありませんでしたが、長く脚を使えたという面では悪くない内容となっています。

ただ、全体的に柔軟性が欠けており、その辺は年齢的な影響もあるかもしれません。

この馬なりに良化傾向にありましたが、もう少し一変あればなおよかったです。

セルバーグ

セルバーグ 2月14日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.339.912.2強め
前走最終栗東坂路(良)  55.039.012.5強め

昨年の中京記念(G3)を制したセルバーグは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して強めに追い、4F54秒3-上がり1F12秒2で走破しています。

中間追い切りは1月半ばから再開し、坂路で20本、ウッドで2本の時計を記録しており乗り込み量は豊富です。

映像はありませんが1週前の7日にはウッドチップコースにおいて、レースで騎乗する今村騎手を背に乗せて、外ラチ沿いから一杯に追い、6F84秒3上がり1F11秒4で負荷をかけています。

時計面だけ見たら、良い時期は6F81秒台半ばを出しているのでそのときほどの良化は見られません。

ただ、負荷をかけるという意味では中身のある追い切りだったと思います。

1週前に負荷をかけましたが最終追い切りでも強めに追いました。

序盤は舌を出していましたがまっすぐの道に入ってからは引っ込めました。

しかし、フォームはそこまできれいではなく、強めの割には気迫が感じられません。

もともとフォームがきれいなタイプではなく、近走凡走が続いている馬なので良化に期待したいところですが、前走と比較するとさほど変化はありませんでした。

ダンディズム

ダンディズム 2月14日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.339.212.2馬なり
前走最終栗東坂路(良)  52.738.011.8一杯

前走小倉日経オープン(OP)を制したダンディズムは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで追い、4F54秒3-上がり1F12秒2で軽く仕上げています。

前走から中1週と間隔を詰めていますが、中間は一度栗東に戻って坂路でキャンターを3本入れており、間隔を考慮すれば乗り込んでいるといえるでしょう。

最終追い切りは単走でしたが、馬なりながらも一定のリズムで坂路を駆けあがっています。

地味ですが、終い2F12秒8-1F12秒2で加速ラップを刻むこともできました。

今年で8歳の高齢馬ですが、落ち着きのある走りを見せているのもよいでしょう。

前走の反動もなさそうですし、時計のかかる馬場でしたら印も考えたいです。

ディープモンスター

ディープモンスター 2月14日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.939.012.3馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.038.312.4馬なり

非重賞競走で安定した戦績を誇るディープモンスターは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで追い、4F53秒9-上がり1F12秒3の時計で坂路を駆けあがっています。

中間追い切りは1月中旬から再開し、坂路で8本、ウッドで4本の時計を記録しました。

映像はありませんが、7日にはウッドでサトノシャローム(牡7、2勝クラス)と併せています。

このときは水口騎手(レースでは浜中騎手が騎乗)が騎乗し、馬場の外目から僚馬を4馬身追走する形で一杯に追い、7F98秒3-上がり1F11秒2の時計で1馬身半先着していました。

1週前に一杯に追ったので最終追い切りは軽めです。

ちょっと頭が高く、首の使い方もよくありませんが、後半になるにつれてジワリとペースアップし、残り2F12秒9-1F12秒3で占めています。

終い時計は他の馬と比較すると目立っていませんが、もともディープモンスターは坂路で時計を出すタイプではありません。

1年ぶりの小倉レースですが、現状でも力は発揮できそうです。

フェーングロッテン

フェーングロッテン 2月14日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.238.112.0馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.638.812.3馬なり

2年前のラジオNIKKEI賞(G3)の勝ち馬フェーングロッテンは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで追い、4F53秒2-上がり1F12秒0でゴールしています。

中間追い切りは1月20日から再開し、坂路で17本、ウッドで1本時計を出しています。

そのウッド追いは1週前の8日に行いました。

このときはレースで騎乗する幸騎手が騎乗して、ヴェルテンベルク(牡4、1勝クラス)と併せていました。

馬場の外目から僚馬を2馬身追走する形で一杯に追い、6F84秒0-上がり1F11秒3の時計で1馬身先着しています。

映像がないので動きは分かりませんが、全体時計自体は平凡です。

ただ、直線に入ってからは終い2F11秒4-1F11秒3と長く脚を活かしており、負荷をかける意味でも悪くない追い切りだったと思います。

1週前に負荷をかけたため、最終追い切りは坂路で軽めでした。

単走でしたが前の馬の後ろを付けながらの追い切りで、終始淡々としたリズムで動けています。

少し頭は高く、首周りの筋肉も固そうですが最後の直線では前の馬をかわして詰めているように、レース間隔も悪くなさそうです。

今回は番手の競馬を覚えさせるような追い切りでしたが、もともと重賞で何度も馬券に絡んだ実力馬です。

この最終追い切りがレースで良い方向に向けばと思います。

ホウオウアマゾン

ホウオウアマゾン 2月14日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)88.172.356.840.612.1馬なり
1週前栗東CW(重)⑦98.666.251.837.712.5一杯
前走最終栗東CW(良)82.467.553.338.712.7馬なり

中距離路線にシフトしつつあるホウオウアマゾンは栗東のウッドチップコースでシンエンペラー(牡3、オープン)と併せ馬を行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から僚馬より3馬身先行する形で馬なり追いを行い、6F88秒1-上がり1F12秒1の時計で同時併入しています。

1週前は栗東のウッドチップでキングヴァージル(牡3、新馬)と併せました。

この時は僚馬を3~4馬身追走する形で馬場の真ん中から一杯に追い、7F98秒5-上がり1F12秒5の時計を出しましたが2馬身半遅れてしまいました。

コーナーでは器用に立ち回っていましたが、直線に入って鞭を数回入れられても伸びは欠き、外から立ち回った新馬に遅れてしまっています。

負荷はかかりましたが、一杯に割に時計は目立っていませんし格下の馬に遅れをとってしまったのもマイナスです。

最終追い切りは馬なりで併せ馬です。

ここでは馬場の外目から動いていますが、最終的には併入です。

終い重視のラップを刻んでいるものの、L6からL3にかけて1ハロンあたり15秒台~16秒前半からL213秒0-1F12秒1なのでそこまで目立たなかったです。

馬体は少し締まっていますがスピード感はそこまでないですし、いい時期と比較するとあまりよい内容とは言い難いです。

マイネルファンロン

マイネルファンロン 2月11日(日) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)80.565.251.337.412.1強め
前走最終美浦南W(良)83.166.952.437.711.4一杯

マイネルファンロンは先週の日曜日に最終追い切りを行っています。

嶋田騎手が騎乗(レース当日は丸山元気騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から強めに追って6F80秒5-上がり1F12秒1で走破しました。

中間は坂路で9本、ウッドで4本時計を残していました。

追い切り映像が公開されていなかったので動きは確認できませんでしたが、同厩のアサマノイタズラと同じく美浦から小倉まで長距離輸送を控えていることから、水木追いは自重し、日曜日の追いで締めたようです。

今回は強めに追いましたが、全体時計80秒5は過去のウッド追いの中で2番目に速く、9歳馬ながらも鋭い時計を出せたのは評価したいです。

終い時計も2F12秒2-1F12秒1で伸び切れていないもののスピードは持続できていました。

さすがに年齢的なものもあるのでいい時期と比較するとどうしても衰えは否めませんが、この馬なりに順調だと思います。

ロングラン

ロングラン 2月14日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切小倉芝(良) 66.751.937.711.4馬なり
前走最終美浦南W(稍重)84.567.852.237.111.2一杯

一足先に小倉に乗り込んだロングランは、小倉の芝コースでフロスティクォーツ(牡6、1勝クラス)と併せました。

レース当日も騎乗する丹内騎手を背に、馬場の真ん中から僚馬を3~4馬身追走する形で馬なり追いを行い、5F66秒7-上がり1F11秒4で同時併入しています。

JRAレーシングビュアーに映像がないので評価は正直難しいです。

時計自体は悪くありませんが、向こう正面から本線にかけて、小倉はコース形態上時計が出やすくなっているのでそのあたりはあまり気にしなくてもよさそうです。

ただ、終い3F37秒7から1F11秒4と終いの脚は悪くありませんでした。

田中助手も「今はキレる脚が使える」とコメントされているように、末脚を活かせる展開になればチャンスはあるかもしれません。

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小倉大賞典2024追い切り評価ランキング

評価馬名
ダンディズム
アルナシーム
エピファニー
カテドラル
クリノプレミアム
ゴールドエクリプス
シフルマン
ディープモンスター
フェーングロッテン
マイネルファンロン
ロングラン
アサマノイタズラ
アドマイヤビルゴ
イクスプロージョン
セルバーグ
ホウオウアマゾン
 
同評価内は50音順になります。

小倉大賞典2024追い切り映像

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【調教動画】2024年 小倉大賞典|JRA公式

小倉大賞典2024の最終予想

小倉大賞典2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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