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【金鯱賞2024追い切り評価/全頭診断】上位人気の〝2強〟に文句なしの「S評価」

金鯱賞2024追い切り評価記事のサムネイル画像

金鯱賞2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では金鯱賞の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

3月6日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに重馬場でした。
坂路は一番時計がロジアデレードの4F50秒7ですが、それ以外の馬は52秒台より遅い時計で坂路を駆けあがっており、時計はかかっています。
ウッドはシュトラウスの6F78秒4が最速ですが、他の馬の時計を見ると平均的よりもやや時計はかかっているように見えました。

栗東
この日の栗東は坂路とウッドは重馬場、ポリトラックは良馬場でした。
坂路の一番時計はウルトラソニックの4F50秒7ですが、それ以外は51秒台となっており、平均よりも時計はかかっています。
ウッドは80秒台を出している馬が多く、表記ほど時計はかかっていません。
ポリトラックはいつも通りの高速馬場でした。

目次(読みたい項目をタップ)

金鯱賞2024追い切り評価/全頭診断コメント

金鯱賞2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アラタ

アラタ 3月6日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重) 67.652.537.811.5強め
前走最終美浦南W(良)82.666.651.837.211.8一杯

アラタは美浦のウッドチップコースにて単走を行いました。

助手を背に、馬場の真ん中から強めに追われ、5F67秒6-上がり1F11秒5の時計で駆け抜けています。

その最終追い切りではタイムもそうですが、機敏な動きに好印象を受けました。

また、映像はありませんが、1週前追い切りでも美浦のウッドチップコースを単走で強めに追われ、6F79秒7-1F11秒7の時計を出しています。

昨年の金鯱賞(G3)では鞍上に横山典弘騎手を迎え、6番人気ながら3着と健闘しましたが、今回も横山典弘騎手とコンビが復活しますので、その点も非常に楽しみです。

エアサージュ

エアサージュ 3月6日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  53.939.112.7馬なり
1週前栗東CW(稍重)⑦96.565.552.037.711.7馬なり
前走最終栗東坂路(重)  54.538.612.1馬なり

エアサージュは栗東の坂路にて単走を行いました。

助手を背に馬場の真ん中から馬なりで追われ、全体時計53秒9-上がり1F12秒7の時計で駆け上がっています。

1週前追い切りでは、レース当日に騎乗する池添謙一騎手が騎乗し、栗東のウッドチップコースを馬なりで単走。

最後の1Fを11秒7と好タイムをマークし充実ぶりをみせました。

今回、重賞初挑戦となりますが、これまで中京の芝2,000mでは1戦1勝、全場での芝2,000mになると、6戦3勝2着2回3着1回と馬券圏内を外していません。

今までとは違って一気に相手強化となりますが、得意の芝2,000mの舞台となれば、好走が期待できそうです。

シーズンリッチ

シーズンリッチ 3月6日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)82.265.951.337.712.1馬なり
1週前美浦南W(良)84.067.852.937.811.2馬なり
前走最終栗東CW(良)85.268.453.938.612.3馬なり

昨年の毎日杯(G3)を制したシーズンリッチは美浦のウッドチップコースにてルドヴィクス(牡6、3勝クラス)と併せ馬を行いました。

助手を背に、外ラチ沿いから馬なりで追われ、6F82秒2-上がり1F12秒1の時計で併走馬と同時併入しています。

1週前追い切りでも美浦のウッドチップコースにて、オープンクラスのパクスオトマニカ(牡4)と併せ馬で強めに追われ、最後は同時併入しました。

最終追い切りを見る限り、一息入れて立て直した様子が窺えます。

昨年の毎日杯以降、日本ダービー(G1)・菊花賞(G1)と強豪馬相手に戦ってきましたので、古馬となってからの成長力に期待したいところです。

ドゥレッツァ

ドゥレッツァ 3月6日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)83.266.551.536.611.4馬なり
1週前美浦南W(良)83.066.951.836.911.2G前仕掛け
前走最終美浦南W(良)81.965.550.536.311.4馬なり

昨年の菊花賞馬ドゥレッツァは美浦のウッドチップコースにて単走を行いました。

助手を背に馬場の外側から馬なりで追われ、6F83秒2-上がり1F11秒4の時計で駆け抜けています。

1週前追い切りでは、美浦のウッドチップコースを単走で駆け上がり、迫力のある馬体を揺らしながら、力強い脚さばきはさすが菊花賞馬といったところでしょうか。

終い強めで1F11秒2の好タイムを叩き出しています。

菊花賞を制した後、当初は2月の京都記念(G2)を目指していましたが回復が遅れたため、今回の金鯱賞が年明け初戦となりましたが、大きな不安はなさそうです。

そして、ドゥレッツァの強みといえば、5戦連続で上がり3F最速をマークしていることです。これは、どんな条件でも確実に脚を使えることを意味しているといえるでしょう。

中京コースは今回が初となりますが、問題なく対応できるかと思いますのでS評価としました。

ノッキングポイント

ノッキングポイント 3月6日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(重)85.468.753.438.011.3G前気合付
1週前栗東CW(稍重)⑦95.365.150.736.611.4強め
前走最終美浦南W(良)84.568.353.538.511.5馬なり

昨年の新潟記念(G3)を勝ったノッキングポイントは栗東のウッドチップコースにてフランクエフェクト(牡3、未勝利)と併せ馬を行いました。

助手を背に、馬場の真ん中からゴール前を気合付けにて追われ、6F85秒4-上がり1F11秒3の時計で併走馬にアタマ差で先着しています。

1週前追い切りでは、栗東のウッドチップコースにて、レース当日に騎乗する戸崎圭太騎手が騎乗し、G1馬であるステルヴィオの全妹のステルナティーア(牝5、2勝クラス)と併せ馬を行い、最後は同時併入する動きもみせました。

時計的に最終追い切りと比べても大きな変わりもなく、2週前から栗東での追い切りを開始しているだけあってか、動きに機敏さがあります。

左回りでは昨年の日本ダービーでも僅差の5着、新潟記念を勝利するなど好走歴があるだけに侮れない1頭です。

ハヤヤッコ

ハヤヤッコ 3月6日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重) 66.851.837.511.9馬なり
前走最終美浦南W(稍重)  52.437.612.0馬なり

一昨年の函館記念(G3)を制したハヤヤッコは美浦のウッドチップコースにてオープンクラスのパラレルヴィジョン(牡5)と併せ馬を行いました。

助手を背に馬場の内側から馬なりで追われ、5F66秒8-上がり1F11秒9の時計で最後はパラレルヴィジョンを相手に同時併入しています。

また、映像はありませんが1週前追い切りでは美浦のウッドチップコースにて単走で一杯に追われ、最後の1Fを12秒1で駆け抜けました。

昨年のこのレースでは、上がり3Fは出走メンバー中2位となる34秒3を繰り出し、4着と見せ場を作っています。

また、前走の中日新聞杯(G3)では、大外からぐんぐん脚を延ばし勝ったヤマニンサルバムに3/4馬身差まで迫り、あわやの場面も見せました。

今年で8歳となりましたが衰えはみえませんし、今回は昨年よりも斤量減となりますので前走同様に“あわや”という場面がみられるかも知れません。

バラジ

バラジ 3月6日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)87.270.354.639.211.9馬なり
前走最終美浦南W(稍重)83.066.851.837.411.5G前仕掛け

バラジは美浦のウッドチップコースにて、コスモレオナルド(牡3、1勝クラス)と併せ馬を行いました。

レース当日も騎乗する菅原明良騎手を背に、外ラチ沿いから馬なりで追われ、6F87秒2-上がり1F11秒9の時計で最後は併走馬と同時併入しました。

映像はありませんが、1週前追い切りでは美浦のウッドチップコースにてモリノドリーム(牝5、オープン)と併せ馬を行い、6F84秒6-上がり1F11秒4の時計で最後は0.1秒の遅れをとっています。

ただ、最終追い切りにて、立て直しの良化を図れたのではないでしょうか。

今回のレースが去勢明け初戦となるバラジですが、問題なく力を発揮できそうな仕上がりになっているでしょう。

ブレイヴロッカー

ブレイヴロッカー 3月6日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(重)85.970.355.239.611.9馬なり
前走最終栗東CW(重)83.568.153.538.412.1末強め

ブレイヴロッカーは栗東のウッドチップコースにて単走を行いました。

レース当日も騎乗する丸山元気騎手を背に、外ラチ沿いから馬なりで追われ、6F85秒9-上がり1F11秒9の時計でゴールしました。

映像はありませんが、1週前追い切りでは泉谷風真騎手を背に栗東ウッドチップコースにて、単走で6F84秒2-上がり1F12秒0の数字を記録しています。

管理する本田優調教師は「動きはあんなもの。状態に変わりない。左回りは気にしていない。あとは集中すること」とコメントされているように気難しい面があるため、レース当日の精神面もカギになりそうです。

前走の京都記念(G2)では重賞初挑戦となりましたが、スタートで躓くも6着と健闘していますし、すんなり走れば侮れない1頭です。

プログノーシス

プログノーシス 3月6日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(重)⑦97.965.851.536.911.6稍一杯
1週前栗東CW(稍重)83.267.753.137.711.2強め
前走最終海外競馬出走

昨年の金鯱賞(G2)の覇者プログノーシスは栗東のウッドチップコースにて単走を行いました。

厩舎所属の西谷誠騎手(レース当日は川田将雅騎手)を背に、外ラチ沿いから稍一杯で追われ、7F97秒9-上がり1F11秒6の時計で軽快に走破しています。

また、1週前追い切りではレースでも騎乗する川田将雅騎手を背に自分のリズムでゆっくりと進め、ラスト150mほどでスピードとパワーのバランスが上手く噛み合い、この馬の良さが出ていました。

時計的にも最後の1Fが11秒2とゴール前での迫力はさすがといったところでしょうか。

これまでG2を2勝し、昨年の天皇賞秋(G1)では、3着とあと一歩のところでG1に手が届きそうなので、ここはしっかりと結果を出し春の古馬G1戦線の主役に躍り出てほしいです。

ヤマニンサルバム

ヤマニンサルバム 3月6日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重) 54.239.012.3馬なり
1週前栗東CW(稍重)82.766.251.437.111.4直強め
前走最終栗東坂路(良)  52.638.012.2一杯

昨年の中日新聞杯(G3)を制したヤマニンサルバムは栗東の坂路にてヤマニンアラクリア(牡3、1勝クラス)と併せ馬を行いました。

助手を背に馬場の外側から馬なりで追われ、全体時計54秒2-上がり1F12秒3で併走馬に0.3秒差を付けて先着しています。

また、1週前追い切りでは、栗東ウッドチップコースにてハヤテノフクノスケ(牡3、1勝クラス)とヤマニンアラクリアとの3頭併せを行い、ラスト1F11秒4と上々の仕上がりを披露しました。

なお、最終追い切りでは、久々ながらも相変わらずの力強い動きに好印象が持てましたね。

これまで全6勝のうち5勝を中京で挙げているだけに連勝中と充実期に入った今ならG1馬が相手でも十分にチャンスはあると思います。

ヨーホーレイク

ヨーホーレイク 3月6日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(重)81.766.651.836.111.5強め
1週前栗東CW(稍重)84.268.353.637.711.3稍一杯
前走最終栗東CW(良)⑦97.266.552.037.311.7強め

一昨年の日経新春杯(G2)の覇者ヨーホーレイクは栗東のウッドチップコースにて、昨年の有馬記念(G1)を制した日本ダービー馬ドゥデュース(牡5、オープン)と併せ馬を行いました。

レース当日も騎乗する藤岡康太騎手を背に強めで追われ、6F81秒7-上がり1F11秒5の時計でドウデュースと同時併入しました。

また、1週前追い切りでも藤岡康太騎手を背に栗東のウッドチップコースでジュンゴールド(牡3、オープン)と併せ馬を行い、最後は一杯に追われるとしっかり反応をみせて2馬身で先着しています。

その走りから、約2年というブランクを微塵も感じさせない走りだと感じました。

管理する友道康夫調教師は「屈腱炎明けですが、せかさずじっくりとやってきました。太め感はあるけど、動きはいいです」と一定の評価をしていますし、超久々でも地力ある馬ですので軽視はできない存在です。

レッドジェネシス

レッドジェネシス 3月6日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  54.539.712.3馬なり
前走最終栗東坂路(稍重)  54.438.712.6馬なり

レッドジェネシスは栗東の坂路にて単走を行いました。

最終追い切りの映像はありませんが、レース当日も騎乗する角田大和騎手を背に全体時計54秒5-上がり1F12秒3の時計で駆け上がっています。

数字を見てもそうですが、2021年の神戸新聞杯(G2)以来、勝利が遠ざかっているように近年の凡走は気になるところです。

しかし、同年の菊花賞(G1)では、1番人気に支持された素質馬でもあります。

当日の変わり身に期待したいですが、今回は相手も揃いましたので正直なところ厳しいかも知れません。

ワイドエンペラー

ワイドエンペラー 3月6日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(重) 71.154.538.311.4馬なり
前走最終栗東CW(良) 67.551.536.511.2一杯

ワイドエンペラーは栗東のウッドチップコースにて、エトヴプレ(牝3、オープン)と併せ馬を行いました。

ルーキーの高杉吏麒騎手(レース当日は未定)を背に馬場の外側から強めに追われ、5F71秒1-上がり1F11秒4の時計で併走馬に0.1秒遅れてゴールしています。

併走馬は、同日開催のフィリーズレビュー(G2)に出走する素質馬ですので、0.1秒遅れは気にする必要がなさそうです。

また、映像はありませんが、1週前追い切りでは、助手を背に栗東坂路を単走にて、全体時計51秒6-上がり1F12秒2で駆け上がりました。

最終追い切りや1週前追い切りのタイムは悪くないものの、今回の初重賞挑戦は、さすがに相手が揃いましたので、さすがに割引が必要だと思います。

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金鯱賞2024追い切り評価ランキング

評価馬名
ドゥレッツ
プログノーシス
ノッキングポイント
ヤマニンサルバム
アラタ
エアサージュ
ハヤヤッコ
ブレイヴロッカー
ヨーホーレイク
シーズンリッチ
バラジ
レッドジェネシス
ワイドエンペラー
 
同評価内は50音順になります。

金鯱賞2024追い切り映像

金鯱賞2024の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

【調教動画】2024年 金鯱賞|JRA公式
【注目馬 関係者インタビュー】2024年 金鯱賞|JRA公式

金鯱賞2024の最終予想

金鯱賞2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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