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【フローラS2024追い切り評価/全頭診断】アドマイヤベルに並ぶトップ評価「S」はアノ馬!

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フローラステークス2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではフローラステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

4月17日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はアオイゴールドワンの4F49秒9ですが、2番目に速い時計が4F51秒6なので標準よりややかかっています。
ウッドは1番時計がユキワリザクラの6F76秒0です。それ以外の馬も時計を出しており、高速馬場でした。

栗東
栗東は坂路、ウッドともに良馬場です。
坂路は4F50秒代後半の時計を出した馬が7頭でいつも通り時計は出ています。
ウッドは1番時計がパワーホールの6F79秒0です。それ以外にも時計を出しているので高速馬場傾向でした。

目次(読みたい項目をタップ)

フローラステークス2024追い切り評価/全頭診断コメント

フローラステークス2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アドマイヤベル

アドマイヤベル 4月17日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 69.654.440.012.6馬なり
1週前美浦南W(稍重) 66.251.136.611.4一杯
前走最終美浦南W(良)83.267.753.038.111.6馬なり

フリージア賞(1勝クラス)で2着入線したアドマイヤベルは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追い、5F69秒6-上がり1F12秒6で軽めの調整を行っています。

1週前はレースで騎乗する横山武史騎手を背に、美浦のウッドチップコースで馬場の外目から一杯に追って5F66秒2-上がり1F11秒4の自己ベストを記録しています。

表記上は単走でしたが、前に2尾を置きながらの追い切りで実質的には3頭併せといってもよいかもしれません。

前2頭を追走する形で序盤からきびきびと動くことができています。

やや頭は高くてかかっている素振りもみせていますが、スタートからゴールまで加速ラップで走破しているように、素質の高さがうかがえました。

1週前に一杯に追ったため、最終追い切りは軽めです。

軽めなので1週前ほど力強さは見られませんが、シャープな馬体ながらもトモの筋肉は発達していて追えばいつでも追走できるような仕上がり具合です。

時計に関しては前走最終追い切りよりも出ていませんが、軽めで折り合い重視なので問題ないでしょう。

馬体を見る限り、ここに対する意気込みも見られるほど良化しているのでここでの好走にも期待できそうです。

エルフストラック

エルフストラック 4月17日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  51.937.712.3馬なり
1週前栗東CW(良)84.968.353.337.611.2稍一杯
前走最終栗東坂路(不良)  54.738.812.5馬なり

フラワーカップ(G3)で5着のエルフストラックは栗東坂路でスマートハンター(牡4、1勝クラス)と併せ馬を行ました。

中村騎手が騎乗(レース当日の騎乗騎手は水曜日の時点で未定)が騎乗し、僚馬を3馬身追走する形で馬なり追いを行い、4F51秒9-上がり1F12秒3の時計でクビ差先着しています。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)

1週前の11日には栗東のウッドチップコースで中村騎手が騎乗し、同レースに出走登録しているラヴァンダ(牝3、1勝クラス)と併せています。

この時は僚馬より2馬身ほど先行する形でやや一杯に追い、6F84秒9-上がり1F11秒2の時計を出しましたが1馬身半ほど遅れてしまいました。

1週前は僚馬よりも内側から追走しましたが、首の使い方がやや後ろ向きです。

一杯に追われて終い1F11秒2の時計を出したものの、馬なりで追われたラヴァンダにあっさりかわされてしまったのは減点材料でした。

しかし、負荷をかける意味では悪くありません。

最終追い切りは軽めの調整を行っています。

ここでは年上の馬と併せましたが、1週前に負荷をかけた影響もあって前向きな姿勢を見せています。

終いの伸びも瞬間的な加速力はありませんが、終い2F12秒3-1F12秒3で末脚を持続していました。

特別大きな上積みは見られませんが、この馬らしい動きは見せており、初の東京コースがかみ合うようでしたら力を発揮できるでしょう。

カニキュル

カニキュル 4月17日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)81.965.450.736.711.5馬なり
前走最終美浦南W(重) 67.452.237.411.3馬なり

フラワーカップ(G3)で6着だったカニキュルは美浦のウッドチップコースでアイヴォリードレス(牝5、3勝クラス)と併せました。

今回初コンビを組む北村宏司騎手を背に、馬場の外目から僚馬を6~7馬身追走する形で馬なり追いを行い、6F81秒9-上がり1F11秒5の時計で併入しています。

前走から中4週で、中間はプール調教などを行いながら調整されていました。

最終追い切りは馬なりで軽めの追い切りでしたが、馬体はしっかりとしていましたしコーナーの立ち回りも良いでしょう。

直線で手前を替えてからは僚馬を気にする素振りも見せましたが、脚色は衰えることなく併入まで持ち込んでいます。

並走とはいえこれまでで2番目に速い時計を出すことができたのもよいでしょう。

また、一番時計が前走フラワーカップの2週前に出していることから、好調をキープしています。

前走フラワーカップは6着に敗れてしまいましたが、今回のフローラステークスは未勝利戦を勝利した東京芝2,000mです。

未勝利戦のころよりも上積みしているので、得意の舞台でどれだけやれるか注目したいです。

クリスマスパレード

クリスマスパレード 4月17日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)84.668.353.638.612.2G前仕掛け
1週前美浦南W(稍重) 69.352.537.311.6G前仕掛け
前走最終美浦坂路(重)  54.538.712.0馬なり

2戦2勝、無敗で挑むクリスマスパレードは美浦のウッドチップコースでユニヴェールアン(牝3、未勝利)と併せ馬を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を5~6馬身追走する形でゴール前仕掛けを行い、6F84秒6-上がり1F12秒2の時計で2馬身先着しました。

1週前も美浦ウッドで追い切りを行っています。

このときはマジックタッチ(牡4、1勝クラス)と2つ併せを行い、僚馬を2馬身追走する形でゴール前仕掛けを行い、5F69秒3-上がり1F11秒6の時計で併入しました。

1週前はコーナーで僚馬が内に斜行したことで少しバランスを欠きましたがすぐに持ち直しました。

しかし、斜行の影響のためか直線ではやや気性が荒々しい場面もあり、まだまだ若いです。

それでも、直線では1F11秒6と、この馬にしては速いラップを刻むことができています。負荷をかける意味でも良化に期待できそうな内容でした。

最終追い切りもウッドで併せ馬を置いてゴール前仕掛けを行っています。

前駆が少し高い感じもしますが、しっかりと最後まで脚色を落とすことなく走破することができています。

この時期の3歳馬ということもあってまだまだ完成はされていませんが、気持ちの面では前向きさが見られました。

ただし、最終追い切りはゴール前で仕掛けられた割に終い1F12秒2でそこまで伸びていない点は気になるところです。

気持ちは前向きなので、レースでもベストは尽くせそうですが、まだまだ良化にも期待できそうでした。

コスモディナー

コスモディナー 4月17日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)82.266.251.937.411.2馬なり
前走最終美浦南W(重) 67.952.237.711.4G前仕掛け

昨年のクローバー賞(OP)の勝ち馬であるコスモディナーは美浦のウッドチップコースでペイシャアゲイン(牝3、未勝利)と併せています。

主戦の松岡騎手が手綱を握って馬場の真ん中から僚馬を2~3馬身追走する形で馬なり追いを行い、6F82秒2-上がり1F11秒2の自己ベストで半馬身先着できました。

中間は今月上旬から再開し、坂路が11本、ウッドで1本の時計を記録しており、坂路ベースで調整されています。

最終追い切りはウッドで併せ馬を行いました。

坂路で入念に調整された影響もあってコーナーの段階から推進力のある走りを見せています。

直線に入ってからも、先に抜け出したペイシャアゲインを追いかける形となり、なかなか並びかけることはできませんでしたが、最終的には届いてそのまま先着できました。

馬なりながらも全体時計、終い1F時計ともに自己ベストを記録し、近走の中でもかなり良い状態でしょう。

キャリア初の芝2,000m戦で課題も少なくありませんが、状態面はとてもよかったので舞台がかみ合えば面白い存在になるかもしれません。

コンテソレーラ

コンテソレーラ 4月17日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)83.967.852.337.811.7馬なり
前走最終美浦南W(稍重)82.266.652.737.711.2直強め

未勝利戦上がりのコンテソレーラは美浦のウッドチップコースでマウリノ(牡3、未勝利)ともう一頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

今回初コンビを組む吉田豊騎手を背に、馬場の真ん中からマウリノを2~3馬身追走する形で馬なり追いを行い、6F83秒9-上がり1F11秒7の時計で同時併入しています。

中2週ですが、中間は坂路で7本、ウッドで2本の時計を残しており状態面を維持しています。

最終追い切りは軽めの調整でしたがややシルエットは太いでしょうか。前脚の使い方も綺麗とは言い難いです。

それでも、終いまで脚を伸ばすことができていますし、気持ちは前向きでした。

課題も少なくありませんが、現状維持は努めており、現在の状態でどこまでやれるか注目したいです。

サンセットビュー

サンセットビュー 4月17日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.538.912.3末強め
前走最終栗東坂路(重)  53.138.112.2馬なり

クイーンカップ(G3)で6着のサンセットビューは栗東坂路でユウスペシャル(牝3、未勝利)と併せ馬を行いました。

レース当日も騎乗する三浦騎手を背にして僚馬を2~3馬身追走する形で末強めに追い、4F54秒5-上がり1F12秒3で併入しました。

映像はありませんが、1週前の10日には栗東のポリトラックコースでサラトガチップス(牡3、未勝利)と併せて5F71秒1-終い1F11秒3の時計を残しています。

最終追い切りは三浦騎手が栗東まで駆け付けて追い切りに騎乗しました。

僚馬を左において追い切りを行っていますが、動き自体は良くも悪くも目立ちません。

淡々とした追い切りを行うことができていますが、ただ、登坂中に何度も手前を替えていることから走りに集中できていませんでした。

末強めに追った割には終い1F12秒3と目立ちません。

サンセットビューはもともと坂路で時計を出すタイプではないものの、その点を差し引いても目立ちませんでした。

あまりいい仕上がりとは言い難いです。

トロピカルティー

トロピカルティー 4月17日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)86.369.353.337.911.3強め
前走最終美浦南W(良) 69.352.537.411.6強め

前走若竹賞(1勝クラス)で3着入りしたトロピカルティーは美浦のウッドチップコースで良血馬のランポレッキオ(牝3、未勝利)と併せました。

津村騎手が追い切りに騎乗(レース当日は戸崎騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から僚馬を3馬身追走する形で強めに追って、6F86秒3-上がり1F11秒3の時計で半馬身先着しています。

今回は3か月ぶりのレースとなりますが、中間は8本、ウッドが3本時計を残しています。

最終追い切りは併せ馬で強めに追って負荷をかけました。

前駆がやや高い感じもしましたが、直線に入ってから低い姿勢で追うことができています。

強めに追った影響もありますが、終い1F11秒3で末脚を伸ばすことができたのも良いでしょう。

大きな上積みはなさそうですが、前走最終時と同じくらいの状態には仕上がっています。

ニシノコイゴコロ

ニシノコイゴコロ 4月17日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)83.867.152.338.011.9馬なり
前走最終美浦PT(良) 68.752.137.311.3馬なり

ニシノコイゴコロは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追い、6F83秒8-上がり1F11秒9の時計でゴールしています。

今回は3か月半ぶりのレースでしたが、中間はウッドが3本のみとなっており、乗り込み量は少なめでした。

負荷はかけていませんが、最終追い切りは意外と活気のある動きを見せています。

時計も一般的には目立たないものの、過去3番目に速い内容でしたし、手前を替えてからも小柄な馬体を大きく動かして追うことができていました。

発汗は気になるものの、思った以上に悪くなさそうです。

1勝クラスでなかなか芽が出ていないことから今回は芝2,000mに距離延長しますが、どこまでやれるか注目したいです。

バロネッサ

バロネッサ 4月18日(木) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)82.265.450.837.011.1馬なり
1週前美浦南W(良)80.064.650.135.911.2馬なり
前走最終美浦南W(良)81.465.550.837.311.6馬なり

未勝利上がりのバロネッサは美浦のウッドチップコースでアイベラ(牝4、1勝クラス)と併せ馬を行いました。

今回初コンビを組む津村騎手が追い切りに騎乗し、馬場の3分どころから僚馬を4~5馬身追走する形で馬なり追いを行い、6F82秒2-上がり1F11秒1の時計で半馬身先着しました。

1週前も津村騎手騎乗の元、美浦ウッドで追い切りを行っています。

このときはミッキーファイト(牡3、オープン)ともう一頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

馬場の真ん中からミッキーファイトを3~4馬身追走する形で馬なり追いを行い、6F80秒0-上がり1F11秒2の自己ベストを記録しました。

2頭の併せ馬の真ん中から追いましたが、馬体の張りがよくてシルエットも素晴らしいです。

コーナーから直線にかけて、2頭との間隔が狭くなっても臆することなく自分の競馬に集中して最先着しました。

馬場の真ん中を走ったとはいえ、馬なりで6F80秒0-終い1F11秒2、従来の自己ベストを1.4秒も更新したのもよいですし、加速ラップを踏みながらウッドを駆け抜けているように、レースセンスの高さが感じられました。

最終追い切りは木曜日に行われています。

馬場の3分どころを回ったうえで全体時計82秒2はそこまで速くありません。

しかしながら、直線に入ってからは追込態勢に入り、じりじりと加速してアイベラに先着することができました。

秀逸なのが終い時計で、2F12秒5から1F11秒1の時計を出しているように瞬間的な加速力も優れていました。

馬なりでこれだけ動けているのでレースに対する前向きさもうかがえます。

今回は2か月半ぶりのレースとなりますが、追い切り時計を見た限りは休んで成長性が見られます。

好時計を叩き出していることからこのレースに対するメイチであることが伝わりますし、展開次第で上位争いにも期待できそうです。

今回の出走馬の中でも特にいい仕上がりだったので枠次第で重い印も検討したいです。

マルコタージュ

マルコタージュ 4月17日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)83.467.452.738.411.8馬なり
前走最終美浦南W(重)82.566.051.637.512.0馬なり

フラワーカップ(G3)で8着に敗れたマルコタージュは美浦のウッドチップコースでクインズデネブ(牝3、1勝クラス)と併せ馬を行いました。

今回初コンビを組む菅原騎手を背に乗せて、馬場の真ん中から僚馬を1馬身半追走する形で馬なり追いを行い、6F83秒4-上がり1F11秒8の時計で同時併入しています。

中3週と間隔を詰めていますが、中間は坂路で11本、ウッドで3本時計を残しています。

ちなみに、10日と13日のウッド追いでも僚馬を置いて並走を行いました。

最終追い切りも引き続きウッドで併せ馬を行っています。

シャドーロールを装着して追った影響もあって、視界を前方に移して集中しています。

追い切りでも軽快な動きを見せていますし、手間を替えてからもじりじりと脚を伸ばすことができました。

トモの筋肉量も多くて相変わらず馬体も充実していました。

馬なりとは言え時計自体は平凡ですが、馬体はしっかりしていましたし、この馬なりに好状態は維持しているように見えます。

メアヴィア

メアヴィア 4月17日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)  51.736.611.2強め
前走最終美浦南W(良) 66.752.037.711.8馬なり

未勝利上がりのメアヴィアは美浦のウッドチップコースでタリエシン(牡4、2勝クラス)と併せ馬を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を2馬身追走する形で強めに追って、4F51秒7-上がり1F11秒2の時計で併入しています。

今回は中3週ですが、中間は坂路で11本、ウッドで1本時計を残して状態維持に努めています。

最終追い切りはウッドで併せ馬を行いました。

4F追いでしたが中間に坂路で本数を重ねた影響もあって、生き生きとした動きを見せています。

終いも2F11秒8から11秒2でこの馬の今までの追い切りと比較したら末脚の伸びもよいです。

4F追いだったので余力たっぷりに終えたのも事実ですが、差し馬らしい追い切りができたのは好感が持てました。

キャリア初の重賞レースですが、気持ちも前向きでしたし状態面は良好です。

ユキワリザクラ

ユキワリザクラ 4月17日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)76.061.549.136.911.9馬なり
前走最終美浦坂路(良)  54.239.612.5馬なり

ユキワリザクラは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

田中調教師自ら手綱を握って、馬場の内側から馬なりで追って6F76秒0-上がり1F11秒9の自己ベストを記録しています。

中間は坂路が1本、ウッドが2本で中6週を考えたら少なめでした。

最終追い切りの持ち時計6F76秒0はこの馬の自己ベストのみならず、この日の美浦ウッドにおける最速タイムです。

しかしながら、内ラチ沿いを回っての時計なのでそのあたりをどう評価するかでしょう。

今回の時計を1F当たりで見てみると、6F14秒5-5F12秒4-4F12秒2-3F12秒6-2F12秒4-1F11秒9なのでレース本番並みのラップを刻んでいます。本番を想定したラップという意味では悪くありませんでした。

動きに関しては少し頭の使い方が甘い場面があるものの、直線では馬なりで1F11秒9の時計を出しています。

良い時期はもっと速い時計を刻めるものの、今回は早い段階からハイペースで飛ばして、終い1F11秒9なので最後まで足を伸ばし切れたのは好感が持てます。

動きも悪くなさそうでしたし、ロングスパート競馬になるようでしたらこの時の追い切り経験が活きるかもしれません。

ラヴァンダ

ラヴァンダ 4月17日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  50.836.912.1馬なり
1週前栗東CW(良)84.267.852.937.311.0馬なり
前走最終栗東坂路(良)  50.536.712.3馬なり

チューリップ賞(G2)で7着に敗れたラヴァンダは栗東坂路でカーロアヴァンティ(牡3、未勝利)と併せ馬を行いました。

田中健騎手が騎乗(レースでは岩田望来騎手が騎乗)し、僚馬を3馬身追走する形で馬なり追いを行い。4F50秒8-上がり1F12秒1の時計で半馬身先着しています。

1週前の11日には栗東のウッドチップコースで同レースに出走するエルフストラックと併せました。

このときはレースで騎乗する岩田望来騎手が騎乗し、外ラチ沿いから僚馬を2馬身追走する形で馬なり追いを行い、6F84秒2-上がり1F11秒0の時計で1馬身半先着しています。

1週前は馬なりで折り合い重視の追い切りでしたが、引き締まった馬体が目を引きます。

コーナーでは馬なりで気分よく走っていましたが、直線に入ってからは先に前に出たエルフストラックに照準を合わせてじりじりと加速しています。

残り1Fあたりで並びかけてからは完全に抜け出して終い1F11秒0の好時計で先着しました。

エルフストラックが稍一杯に追われていたのに対して、ラヴァンダは馬なりで楽に先着しているように、この追い切りだけでも地力の高さがうかがえます。

最終追い切りも僚馬を置いて坂路で馬なりでしたが、四肢の回転は速くて力いっぱい追うことができています。

道中時折舌を出す場面や、やや右往左往しながら登坂している辺り、若い部分も見られましたが、馬なりで全体時計50秒8はこの馬の2番目に速い時計ですし、最後の最後は末一杯に追われたカーロアヴァンティを差し切ることができました。

まだまだ未成熟な部分はあるものの、前向きな動きでやる気が感じられましたし、時計もよかったので本番でもベストを尽くせそうです。

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フローラステークス2024追い切り評価ランキング

評価馬名
アドマイヤベル
コスモディナー
バロネッサ
カニキュル
メアディア
ラヴァンダ
エルフストラック
クリスマスパレード
コンテソレーラ
トロピカルティー
ニシノコイゴコロ
マルコタージュ
ユキワリザクラ
サンセットビュー
 
同評価内は50音順になります。

フローラステークス2024追い切り映像

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【調教動画】2024年 フローラステークス|JRA公式
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フローラステークス2024の最終予想

フローラステークス2024の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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