【みやこステークス2024追い切り評価/全頭診断】中穴人気の〝この2頭〟にトップ評価「S」
みやこステークス2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではみやこステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
10月30日の馬場状態
美浦
この日の美浦ウッドは重馬場でした。
1番時計はアヴニールドブリエの6F80秒6で、いつもより時計はかかってそうです。
栗東
この日の栗東は坂路・ウッドともに不良馬場、ポリトラックは良馬場でした。
坂路の1番時計はカンバーランドの4F49秒2ですが、不良馬場ということもあっていつもより時計は出ていませんが極端にかかっているわけでもありませんでした。
ウッドは1番時計がクァンタムウェーヴの6F78秒4です。6F78~79秒台で走破した馬が10頭もおり、高速馬場でした。
ポリトラックは統計が少ないので何とも言い難いですが、ポリはいつも通り時計が出てそうです。
みやこステークス2024追い切り評価/全頭診断コメント
みやこステークス2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アウトレンジ
アウトレンジ 10月30日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(不良) | 84.8 | 68.6 | 53.0 | 37.5 | 11.8 | G前気合付 |
1週前 | 栗東CW(良) | 82.5 | 66.4 | 51.7 | 36.5 | 11.3 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(良) | 81.3 | 66.4 | 52.2 | 37.3 | 11.7 | 一杯 |
前走のラジオ日本賞(OP)を制したアウトレンジは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中からゴール前で気合を付けられ、6F84秒8-上がり1F11秒8の時計でまとめています。
映像はありませんが、18日には栗東坂路でエコロディノス(牡2、新馬)と併せて一杯に追い、4F54秒0-上がり1F12秒1の時計を記録しました。
また、1週前の23日にも栗東ウッドで調整され、このときは半兄で同レースに出走するハピ(牡5、オープン)と2頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の外目からハピより2馬身先行する形で一杯に追い、6F82秒5-上がり1F11秒3の時計を記録しましたが、ハピにアタマ差遅れています。
ハピより先行する形で追われていましたが、1週前に坂路で一杯に追われたこともあって序盤から頭をやや低めにしつつ、ロスのない立ち回りを見せています。
前駆も発達しておりいかにもダート馬という感じの名体も良いでしょう。
内から立ち回ったハピには先着を許しましたが、1週前に一杯に追われたことで良化の気配も感じられましたし、終いも2F-1Fともに11秒3でまとめており、持続力の高さを垣間見ることができました。
最終追い切りはウッドで単走、ここでもゴール前で促される形で追い切りを行いましたが、コーナーでは軽快な立ち回りで動けており、直線でも頭を低めに、終い2F11秒6-1F11秒8でまとめています。
減速ラップになっていますが、1週前に終いの持続力が確認できたので、現状でも調子はキープできているでしょう。
なかなかの好仕上がりに見えました。
オメガギネス
オメガギネス 10月30日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 83.0 | 67.8 | 53.9 | 39.1 | 11.5 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 84.6 | 67.9 | 52.9 | 38.1 | 11.2 | 馬なり |
初重賞タイトルまであと一歩のオメガギネスは美浦のウッドチップコースでグラニット(牡4、3勝クラス)と併せ馬を行いました。
杉原騎手が追い切りに騎乗(レース当日は藤岡佑介騎手が騎乗)し、馬場の3分どころから馬なりで僚馬を6馬身追走し、6F83秒0-上がり1F11秒5の時計で1馬身先着しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと
前走シリウスステークス(G3)からちょうど1か月ぶりのレースとなりますが、中間は坂路で6本、ウッドで1本の時計を記録していました。いずれも時計は出していません。
最終追い切りも馬なりで軽く調整されていますが、1カ月前のシリウスステークス同様馬体は絞れています。
また、馬なりながらも直線に入ってからは自ら大きな歩様で飛ぶような走りで追走し、終い2F12秒6-1F11秒5の時計でまとめることができました。
軽めの調整ながらも迫力のある動きができていますし、前走に引き続き気持ちが乗っています。
ただ、前走シリウスステークスやその前のフェブラリーステークス(G1)、東海ステークス(G2)の時と比較すると、時計は少し物足りません。
直線の動きは素晴らしかったのですが、近3戦の重賞の時のほうが今回よりも外目を立ち回りながら好時計を記録していたので、時計面では少し気になりました。
時計を除けば好内容の追い切りなのでここはA評価としますが、時計面ではS評価を打ったフェブラリーステークスや東海ステークスのほうが好仕上がりに見えました。
ゲンパチルシファー
ゲンパチルシファー 10月30日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(不良) | 53.9 | 39.5 | 13.0 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.7 | 38.6 | 12.3 | 一杯 |
前走BSN賞(L)で2着入りしたゲンパチルシファーは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して一杯に追い、全体時計53秒9-上がり1F13秒0で強く負荷を掛けています。
前走から2カ月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りはいつものように坂路に特化し、20本の時計を記録しています。
なお、映像はありませんが、23日には坂路で一杯に追われて全体時計53秒6-上がり1F12秒8、27日は末強めに追われて全体時計58秒2-上がり1F13秒9で立て続けに負荷を掛けています。
最終追い切りも一杯に追われていますが、坂路で入念な調整を行った影響もあって馬体は締まっていますし、軸足もブレることなく坂路を駆けあがることができました。
一杯に追われた割に時計は平凡ですが、坂路の自己ベスト4F53秒0が示すように、ゲンパチルシファーは坂路駆けするタイプではありません。
前走BSN賞の時の最終追い切りと比べると、全体時計、終い時計ともに劣っているので前走のほうが好仕上がりの可能性はありますが、走法自体は悪くなかったので現状でもこの馬なりに力は発揮できそうでした。
サンライズジパング
サンライズジパング 10月30日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(不良) | 55.0 | 39.5 | 12.1 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東坂路(良) | 53.2 | 38.8 | 12.5 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.5 | 38.7 | 12.1 | 馬なり |
芝ダート問わず一流の舞台を経験したサンライズジパングは栗東坂路でJBCクラシック(Jpn1)に出走するノットゥルノ(牡5、オープン)と併せました。
今回初コンビを組む鮫島克駿騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで僚馬を1馬身追走し、全体時計55秒0-上がり1F12秒1の時計で同時併入しています。
1週前の23日は栗東坂路で単走、末強めに追われて全体時計53秒2-上がり1F12秒5を記録しました。
終い2F弱の映像しか公開されていませんが、外ラチ沿いから力強く末脚を伸ばしています。
ただ、末強めに追われた割に気相乗りは少し物足りない感じがしました。
時計面に関しても全体時計53秒2はこれまでの時計と比較すると決して速くありませんが、体格のいい助手が騎乗していたのも影響しているかもしれませんし、時計面はあまり気にしていません。
末強めに追って負荷を掛けたので最終追い切りの良化に期待したいです。
その最終追い切りはG1馬のノットゥルノと併せていますが、少し首の動作が大きいものの、一杯に追われたノットゥルノ相手に最後まで並んで併入できたのは良いでしょう。
ただ、時計自体はいい時期ほど目立つものではありませんでした。
この下半期はすでに3戦レースを使われていますが、良い動きを見せていた日本ダービー(G1)のときほど軽快な動きでもありませんでした。
まずまずの仕上がりです。
ダンテバローズ
ダンテバローズ 10月30日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(不良) | 86.2 | 70.8 | 55.0 | 38.8 | 11.5 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(稍重) | 86.9 | 70.5 | 54.9 | 39.0 | 11.7 | 一杯 |
前走アカイトリノムスメカップ(3勝クラス)の勝ち馬ダンテバローズは栗東のウッドチップコースでトリポリタニア(牡2、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して外ラチ沿いから馬なりで僚馬より1馬身半先行し、6F86秒2-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。
前走から中2週と間隔を詰めていますが、中間は坂路で9本、ウッドで3本(すべてキャンター)の時計を記録し、間隔のわりに本数は多めです。
なお、映像はありませんが1週前の24日には栗東坂路でモンシュマン(牡3、2勝クラス)と併せ、末強めに追われて4F54秒8-上がり1F13秒0で負荷を掛けています。
最終追い切りはウッドで併せ馬を置いて馬なり調整を行いましたが、コーナーワークの時点ではキャンターで立ち回りながらも、直線では脚の回転を引き上げ、じりじりと僚馬に迫って併入しています。
派手な動きというわけではないですし、瞬発力のある走りでもありませんが、過去のウッド追いにおける1Fの最速が11秒4なので、今回馬なりながらも1F11秒5でまとめることができたのは悪くなさそうです。
陣営の指示通りの動きができたと思いますし、派手さはないもののこの馬なりに調子は良さそうでした。
デリカダ
デリカダ 10月30日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(不良) | 53.7 | 39.0 | 12.7 | 強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.7 | 38.9 | 12.1 | 馬なり |
紅一点のデリカダは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して強めに追い、4F53秒7-上がり1F12秒7の時計でまとめています。
前走から中2週と間隔を詰めていますが、中間追い切りは坂路で8本、ウッドで2本(どちらもキャンター)の時を記録し、現状維持に努めています。
なお、19日は栗東プールで調教も行われていました。
最終追い切りは強めに追っていますが、馬場の真ん中やや内目から淡々とした動きで登坂しています。
前走から間隔が短いことも影響しているのか、レース勘は維持されていましたし、気持ちも乗っていることでしょう。
ただ、時計面でみたら全体時計こそ前走大阪スポーツ杯(OP)の時と同じですが、終い時計は前走時のほうが出ています。
また、今回は強めに追われていましたが、前走大阪スポーツ杯の最終追い切りは馬なりでした。
脚色を考慮すると、前走ほどの仕上がりではないかもしれません。
近2戦の内容を見る限り、2~3歳時のパフォーマンスを取り戻しつつあるようにも感じられましたが、今回の最終追い切りは前走時ほどの良化は見られませんでした。
トウセツ
トウセツ 10月30日(水) 評価E(測定不能) | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(不良) | 54.0 | 39.6 | 13.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 56.0 | 40.8 | 13.2 | 一杯 |
トウセツは栗東坂路で単走を行いました。
鷲頭騎手が追い切りに騎乗(レース当日は角田大和騎手が騎乗)し、馬なりで4F54秒0-上がり1F13秒2で登坂しています。
前走から中2週と間隔を詰めていますが、中間は坂路で3本、ウッドで2本の時計を記録していますがすべて軽い調教でした。
最終追い切りも引き続き馬なりでしたが、トウセツの追い切り映像はJRAレーシングビュアーに公開されていませんでした。
中間・最終追い切りともに馬なりで時計を出していないため、時計面でも評価がしづらいです。
検証材料が乏しいため、今回はE評価(測定不能)にしました。
ドゥラエレーデ
ドゥラエレーデ 10月30日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(不良) | 56.0 | 39.8 | 12.1 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 78.6 | 64.4 | 50.5 | 36.7 | 11.9 | 馬なり |
前走最終 | 札幌芝(重) | 41.3 | 13.0 | 馬なり |
芝・ダート問わず使われているドゥラエレーデは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F56秒0-上がり1F12棒1の時計で登坂しています。
1週前の23日には栗東ウッドチップコースで単走を行いました。
新馬戦以来のコンビとなる北村友一騎手が追い切りに騎乗し、外ラチ沿いから馬なりで6F78秒6-上がり1F11秒9の自己ベストで走破しています。
ウッドで追われた1週前の追い切りを見てみると、序盤から推進力のある動きができています。
近走の追い切りと比較すると、気持ちも乗っていますし、直線でも最後まで一定のリズムで走破することができました。
終いの時計は2F11秒5から1F11秒9で減速しているものの、外ラチ沿いから馬なりで単走ながらも自己ベストを記録できたのは大変良かったです。
最終追い切りは坂路で単走を行いましたが、少し首を揺さぶりながらの追い切り、見栄えは今一つです。
しかしながら、ドゥラエレーデは昨年のチャンピオンズカップや東京大賞典(どちらもG1)においても目立たない坂路追いでしたが3着入りしています。
追い切り映えしなくても好走しているという意味では、現状でも問題ないでしょう。
今回は最終追い切りよりも1週前のウッド追いのほうが見栄えする内容でしたが、最終追い切りも脚取りは確かだったので決して悪くありません。
ここ数戦のドゥラエレーデの追い切りの中ではもっとも良い内容でした。
ハピ
ハピ 10月30日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(不良) | 53.6 | 38.9 | 12.6 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 82.1 | 66.0 | 51.4 | 36.2 | 11.2 | 直一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.8 | 38.8 | 12.5 | 馬なり |
重賞タイトルまでもう一歩のハピは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F53秒6-上がり1F12秒6で軽い調整を行っています。
1週前の23日には栗東ウッドにおいて、半弟で同レースに出走するアウトレンジ(牡4、オープン)と2頭併せを行いました。
今回初コンビを組む幸騎手が騎乗し、馬場の外目から半弟を2馬身追走する形で直線一杯に追われて6F82秒1-上がり1F11秒2の時計でアタマ差先着しています。
1週前は兄弟で併せ馬を行いましたが、序盤から軽快な動きで追うことができています。
直線に入ってからは頭をやや前に伸ばしながら陣営の指示通り、終い2F11秒2-1F11秒2の素晴らしい時計で差し脚を伸ばしていました。
一杯に追われていたとはいえ、終い時計2F22秒4はハピの自己ベストですし、内容の濃い追い切りでした。
最終追い切りは坂路で軽い調整でしたが、ほとんどぶれることなく一定のリズムでは登坂しており、相変わらず調子は良さそうです。
時計自体は出していませんが、1週前に好内容の動きを見せていたので問題ないですし、その中でも着実に良化しているのが伝わりました。
1週前追い切り、最終追い切りともに順調に仕上がりつつあり、初重賞制覇にも期待できそうな内容の追い切りでした。良いでしょう。
プロミストウォリア
プロミストウォリア 10月30日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(不良) | 68.8 | 52.7 | 37.3 | 11.4 | G前気合付 | |
前走最終 | 函館W(稍重) | 53.6 | 39.6 | 12.9 | 馬なり |
昨年2つのダート重賞を獲得したプロミストウォリアは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
前走に引き続きコンビを組む西村騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からゴール前で気合を付けて5F68秒8-上がり1F11秒4の時計でまとめました。
前走から約3か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは10月に入ってから再開し、坂路で20本、ウッドで3本の時計を記録しています。
最終追い切りはウッドで単走を行いましたが、序盤は軽い脚取りで周回しつつ、直線で促されてからはジワリと脚を引き上げ、陣営の指示通り差し脚を活かした走りを行っています。
中盤まではフワリとした動きでしたが、直線に入ってからはこの馬なりにペースを引き上げてまとめています。
力強さはそこまでなかったものの、長い馬体を活かしたストライド走法で反応に応えることができました。
プロミストウォリアは逃げ~先行競馬を得意としているので終い重視の追い切りはあまり見ることがありませんでしたが、今回は意図して終いの時計を引き上げています。
プロミストウォリアにとってはこれまでと異なる追い切りだったので少し走りづらいところはあったかもしれませんが、それでも終い2F11秒8-1F11秒4で加速しながら走破できていました。
仕上がり自体はまずまずといったところですが、これまでとは異なる追い切りを行ったことで、もしかしたら一変があるかもしれませんよ。
ミッキーヌチバナ
ミッキーヌチバナ 10月30日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東PT(良) | 83.7 | 65.9 | 51.1 | 37.6 | 11.4 | 馬なり |
前走最終 | 栗東PT(良) | 54.0 | 38.8 | 11.1 | 馬なり |
今年のアンタレスステークス(G3)を制したミッキーヌチバナは栗東のポリトラックコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで6F83秒7-上がり1F11秒4の時計でまとめています。
中間追い切りはウッドで10本の時計が確認できました。
なお、1週前の24日にも栗東のポリトラックコースで単走を行っており、馬場の外目から末強めに追って6F83秒6-上がり1F11秒4で負荷を掛けています。
最終追い切りはいつものようにポリトラックコースで調整されましたが、序盤から軽い脚取りで動けていますし、立ち回りも器用です。
直線に入ってからも自ら脚を引き上げてまとめていました。
今回は半年弱ぶりのレースとなりますが、中間ウッドコースで本数を重ねたこともあってレースに対する意欲も感じられます。
久々でもいい動きを見せていたので、スピードトラックの京都ダートコースがかみ合うようでしたらベストを尽くせそうです。
ミトノオー
ミトノオー 10月30日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(重) | 83.3 | 66.7 | 51.9 | 37.6 | 11.9 | G前仕掛け |
前走最終 | 札幌ダート(稍重) | 85.2 | 69.2 | 54.4 | 38.6 | 12.4 | 馬なり |
今年の平安ステークスを制したミトノオーは美浦のウッドチップコースでマスクオールウィン(牝3、オープン)ともう1頭の馬と3頭併せを行いました。
木幡巧也騎手が騎乗(レース当日は松山騎手が騎乗)し、馬場の外目からマスクオールウィンを2馬身半追走する形でゴール前にて仕掛けられ、6F83秒3-上がり1F11秒9の時計を記録しましたがマスクオールウィンより半馬身遅れています。
前走エルムステークス(G3)から約3か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは坂路で11本の時計を記録しています。
なお、映像はありませんが27日には美浦坂路でピースヒロフェイス(牝3、1勝クラス)と併せて強めに追われ、4F53秒6-上がり1F12秒7の時計を記録し、負荷を掛けていました。
最終追い切りはウッドで3頭併せ、ゴール前で促されていましたが、1週前に坂路で強く追った影響もあってか、序盤から推進力のある動きで立ち回れています。
ただ、2頭の僚馬の内から立ち回りつつ、直線では一度先頭に立ったものの、そこからはあまり伸びきれずにマスクオールウィンに遅れてしまいました。
一応、終い2F12秒3-1F11秒9で加速できていたのですが、マスクオールウィンの脚色が馬なりだったことやゴール前で促されたにも関わらず伸びきれなかったのは少し気になるところです。
ミトノオーは逃げ馬なので、終いの伸びはそこまで定評はありませんが、それでもいい時期、例えば今年の3月13日に行ったマーチステークス(G3)の1週前追い切りでは馬場の真ん中から併せ馬を置き、馬なりで6F78秒5-3F12秒3-2F11秒6-1F11秒5と、持続性のある動きを見せていました。
このときと比較すると今回は終い強めに追われたにもかかわらず時計を出せていなかったのは気になるところです。
今回は平安ステークスを勝利した時と同じく京都が舞台なので適性がかみ合えば激走もあり得ますが、追い切りだけ見たらそこまで良い内容には見えませんでした。
リプレーザ
リプレーザ 10月30日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(不良) | 51.8 | 37.1 | 12.2 | 強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.3 | 37.5 | 12.5 | 馬なり |
リプレーザは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して強めに追われて全体時計51秒8-上がり1F12秒2でまとめています。
前走から中1週で間隔はありませんが、中間追い切りはウッドで4本(すべてキャンター)時計を残していました。負荷は掛けていません。
最終追い切りは坂路で強めに追っています。
強く追ったこともあって全体時計51秒8は悪くありませんが、序盤に右に大きく斜行しているように安定感は欠けています。
ただし、一度斜めにもたれて立て直してからの動きは良く、特に足の回転の速さは今回の出走馬の中でも上位でした。
もっとも、終いは2F11秒7から1F12秒2と減速しているように、使える脚はそこまで長くなさそうです。
最後まで脚色を落とすことなく登坂できていたらもう少し評価したかったのですが、京都のダートコースで最後の直線が長いため、リプレーザの脚色には合わないかもしれません。
ロードアヴニール
ロードアヴニール 10月30日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(不良) | ⑦99.5 | 67.3 | 51.8 | 36.3 | 11.5 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(稍重) | 83.7 | 67.6 | 52.0 | 37.0 | 11.1 | 馬なり |
オープン入りしてからも堅実な走りを見せているロードアヴニールは栗東のウッドチップコースでダンディズム(セ8、オープン)と併せ馬を行いました。
久々にコンビを組む岩田望来騎手が追い切り位に騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬より4馬身先行し、7F99秒5-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。
前走から中2週と間隔を詰めていますが、中間追い切りは坂路で8本(いずれも軽め)、ウッドで3本(すべてキャンター)の時計を残しており、軽い調整で現状維持に努めていました。
最終追い切りも引き続き馬なりでソフトな仕上げとなっていますが、間隔を詰めて使われていることもあって、コーナーの段階からきびきびとした動きを見せています。
まるで強めに追われたかのような動きでしたし、四肢の使い方も良いでしょう。
筋肉量も豊富ですし、近走使って身体も引き締まっているのも好感触で、時計以上に仕上がっていました。
京都ダートは【1-0-1-0】と相性が良い舞台なので、引き続き善戦にも期待してよさそうです。
ロコポルティ
ロコポルティ 10月30日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(不良) | 52.2 | 37.4 | 12.4 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.6 | 38.2 | 12.2 | 強め |
前々走の平城京ステークス(OP)を制したロコポルティは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して一杯に追い、4F52秒2-上がり1F12秒4の自己2番目に速い時計でまとめています。
前走からちょうど1か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは坂路が20本、ウッドが6本(すべてキャンター)でまとめており、坂路コースで入念な調整がされました。
なお、映像はありませんが1週前の24日には栗東坂路でマーブルロック(牡4、3勝クラス)と併せており、一杯に追われて4F53秒1-上がり1F12秒6の時計を記録しています。
最終追い切りも坂路で一杯に追われていましたが、ほかの馬の影に隠れて見えづらいものの、1週前に負荷を掛けた影響もあって集中力のある走りを見せていました。
終いの伸びは2F12秒0-1F12秒4と減速しているように、使える脚はそこまで長くなさそうですが、全体時計52秒2という自己2番目に速い時計を出した結果が減速につながったかもしれません。
一杯に追われていたとはいえ、全体時計が良くなったのはロコポルティにとってプラスです。
短距離ダート産駒の多いヘニーヒューズ産駒にしては中距離でもやれていますし、京都ダート実績も【1-0-0-0】と実績があるので、8番人気で勝利した平常ステークスの時のように、かみ合えば伏兵として浮上できるかもしれませんよ。
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みやこステークス2024追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | ドゥラエレーデ ハピ |
A | アウトレンジ オメガギネス ミッキーヌチバナ ロードアヴニール |
B | ゲンパチルシファー サンライズジパング ダンテバローズ プロミストウォリア ロコポルティ |
C | デリカダ ミトノオー リプレーザ |
D | |
E(測定不能) | トウセツ |
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みやこステークス2024追い切り映像
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みやこステークス2024の最終予想
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