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【京成杯2025追い切り評価/全頭診断】穴馬候補の〝アノ馬〟にトップ評価「S」

京成杯2025追い切り評価記事のサムネイル画像

京成杯2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では京成杯の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

1月15日の馬場状態

美浦
この日の美浦ウッドは良馬場でした。
ウッドの1番時計はレッドアトラーニとマスクオールウィン、ヒートオンビートが記録した6F81秒1です。そこまで時計は出ていませんでした。

栗東
この日の栗東は坂路、ウッドが良馬場、芝コースは稍重でした。
坂路の1番時計はジャスパーゴールドとタカサンフェイスが記録した4F50秒8です。全体的に標準蔵の時計です。
ウッドの1番時計はロードベイリーフが記録した6F77秒3です。美浦ウッドより時計は出ています。
芝コースは統計が少ないので判断しがたいですが、ホールネスの時計を見る限り稍重のわりに時計は出ているように見えました。

目次(読みたい項目をタップ)

京成杯2025追い切り評価/全頭診断コメント

京成杯2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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インターポーザー

インターポーザー 1月15日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.839.712.4馬なり
前走最終栗東坂路(重)  54.238.912.7末強め

インターポーザーは栗東坂路で単走を行いました。

今回初コンビを組む斎藤新騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F54秒8-上がり1F12秒4の時計で登坂しています。

前走から約1か月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは12月末から再開しており、坂路で12本、ウッドでキャンターを6本行っていました。

最終追い切りは前走同様坂路で調整されていますが、道中少し頭が高いうえ掛かっている点は気になります。

手前を替えてからの脚取りはそこまで悪くないですし、四肢の回転も速いですが、いまいち落ち着きがないのは気になりました。

時計面に関しては馬なりだったのであまり出ていなくても問題ないと思いますが、少し脚さばきが軽すぎる感じもします。

今年の中山は現時点でも時計が出ているのでそこまで支障がないと思いますが、あまり好仕上がりには見えませんでした。

ガルダイア

ガルダイア 1月15日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)83.967.252.538.011.8馬なり
1週前美浦南W(良)81.066.052.237.612.1馬なり
前走最終美浦南W(稍重)84.968.053.238.311.9馬なり

ベゴニア賞(1勝クラス)で3着だったガリダイアは美浦のウッドチップコースで日経新春杯(G2)に出走登録しているプラチナトレジャー(牡7、オープン)と併せました。

今回初コンビを組む杉原騎手が追い切りに騎乗し、馬場の3分どころから馬なりで僚馬を2馬身半追走し、6F83秒9-上がり1F11秒8の時計で半馬身先着しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

1週前の9日には美浦ウッドで単走を行い、馬場の3分どころから馬なりで追われて6F81秒0-上がり1F12秒1の自己ベストでまとめていました。

道中頭を少し低めにしながら立ち回っており、コーナーから直線に掛けては少しもたれる箇所もありましたが、直線に入ってから四肢を大きく動かして長い走法でまとめているのは良いでしょう。

終いは2F11秒8-1F12秒1で減速していますが、馬なりにしてはストライドの利いた走法でまとめていますし、久々でもいい動きを見せていました。

最終追い切りは裏で開催される日経新春杯に出走するプラチナトレジャーと併せましたが、集中力のある走りでコーナーを周回していますし、直線で促されてからはグンと加速して先に抜け出したプラチナトレジャーを交わして先着することができました。

時計自体はそこまで目立つものではありませんが、オープンクラスの先輩ホースをあっさり捉えて先着できたのは良いですし、道中促されてからの反応と加速力も良かったです。

2週続けてガルダイアらしい動きができていましたし、現在の馬場が軽い中山芝コースともかみ合いそうでした。

良い仕上がりです。

キングノジョー

キングノジョー 1月16日(木) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)81.966.451.537.211.9一杯
前走最終美浦南W(良)83.267.052.237.911.4馬なり

前走新馬戦を勝利したキングノジョーは16日に美浦のウッドチップコースでプリティディーヴァ(牝3、オープン)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の3分どころからプリティディーヴァを6馬身追走する形で一杯に追われて6F81秒9-上がり1F11秒9の時計を記録しましたが1馬身遅れています。

今回は3か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは12月下旬から再開しており、坂路で21本、ウッドで4本の時計を記録し、坂路をメインに調整しています。

最終追い切りは3頭併せの一番内側から追い切りを行いましたが、コーナーの段階では良くも悪くも積極的な動きを見せ、助手が手を引きながら周回していました。

しかし、直線で促されてからは思ったよりも反応は良くなく、先に抜け出した併せ馬を詰めることなく遅れてしまいました。

新馬戦で上がり33秒8の末脚で好走していた馬ですし、前走最終追い切りが馬なりで終い1F11秒4の時計でまとめているので要所の反応は良さそうですが、今回の最終追い切りではそこまでキレのある動きではありません。

ここでも有力候補の一角ですが、個人的には少し物足りない内容でした。

ゲルチュタール

ゲルチュタール 1月15日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.639.112.4馬なり
1週前栗東CW(良)82.967.652.036.711.3強め
前走最終栗東CW(重)  53.337.311.7馬なり

葉牡丹賞(1勝クラス)で2着入線したゲルチュタールは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F53秒6-上がり1F12秒4の自己ベストで登坂しています。

1週前の9日には栗東ウッドでクロドラバール(セ4、2勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っていました。

今回初コンビを組む三浦騎手が栗東まで駆けつけて追い切りに騎乗し、馬場の外目からクロドラバールを2馬身半追走する形で強めに追われて6F82秒9-上がり1F11秒3の自己ベストで同時併入しました。

3頭併せの真ん中から立ち回りましたがスピーディな動きでコーナーワークを立ち回っています。

ただし、直線に入ってからはところどころ頭を見せていました。

後半になって促されてからは併せ馬2頭の間から終い2F11秒5-1F11秒4の時計で加速し、格上の馬相手に併入できているように終いの伸びは悪くありません。

理想としては直線入りの時点でスムーズに動くことができればなお良かったです。

強く追ったので最終追い切りの良化に期待したいです。

最終追い切りは栗東坂路で単走、馬なりで行われました。

馬場の真ん中から立ち回っており、ここでも少し頭の高さが見られましたが四肢の動きは軽快でなおかつ無駄がありません。

シャドーロールの効果もあって集中力もあ高いですし、馬体も迫力がありました。

地味ですが坂路時計も自己記録をマークしていますし、全体を通して仕上がったように感じます。

レース本番でどのような競馬を見せてくれるか楽しみです。

コスモストーム

コスモストーム 1月16日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.538.112.5馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.738.612.2馬なり

引き続き芝レースに挑むコスモストームは16日に栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F53秒5-上がり1F12秒5の時計で軽くまとめています。

中間追い切りは前走朝日杯FS(G1)の翌週から再開しており、坂路で15本、ウッドで4本の時計を記録しました。

なお、映像はありませんが1週前の9日には栗東ウッドでヒルノドゴール(牡4、1勝クラス)と併せています。

主戦の秋山稔樹騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬より1馬身先行する形で直線強めに追われて7F97秒4-6F80秒6-上がり1F11秒5の自己ベストで僚馬に1馬身先着していました。

最終追い切りは坂路で軽めの調教でしたが若干左前脚の動きが高い感じはするものの、1週前に強く負荷を掛けたことで馬なりでも軽快な立ち回りを見せており、終始右手前ながらも最後まで一定のリズムで追うことができていました。

ただ、終いは2F12秒2から1F12秒5なので手前を替えつつ再加速できればなお良かったです。

芝コースがかみ合うかは現状なんともいえませんが、追い切り自体はまずまず仕上がっていました。

シマサンブラック

シマサンブラック 1月16日(木) 評価D
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)85.869.754.539.011.8一杯
1週前美浦南W(良)87.270.755.039.611.7馬なり
前走最終美浦南W(良)86.869.954.439.011.9馬なり

シマサンブラックは16日に美浦のウッドチップコースでダンツファイター(牡3、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

今回初コンビを組む佐々木騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目からダンツファイターを3馬身追走する形で一杯に追い、6F85秒8-上がり1F11秒8の時計を記録しましたが僚馬に1馬身半遅れを取ってしまいました。

1週前の9日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはインスタキング(牡5、3勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。

このときは助手が騎乗して馬場の外目から馬なりでインスタキングを4馬身追走する形で追い切りを行い、6F87秒2-上がり1F11秒7の時計で同時併入しました。

3頭併せの一番内側から追い切りを行いましたが、道中の脚さばきはゆったりとしており、頭も少し下方向を向いています。

直線に入ってからも跳びのある動きでしたが馬なりということもあってゆったりしたフットワークで最後は併せ馬2頭に並ばれています。

過去の追い切りを見る限りそこまで時計を出すタイプではなさそうですし、追い切り自体は今回初めて確認しましたが、馬なりということもあって9日の追い切りだけでは判断しがたいです。

最終追い切りは一杯に追っているのでそちらで評価を考えたいです。

最終追い切りも3頭併せで行われ、ここでは一杯に追われました。

1週前同様最内から追い切りを行いましたが強く追った割にコーナーでのフットワークはそこまで速くなく、どちらかというと1週前とそこまで変わらないです。

直線入りの時点では先頭にいましたが、追われてからも反応は良くなく、馬なりで追われたダンツファイターともう1頭の馬にあっさり交わされてしまいました。

反応はズブかったですし、あまり好仕上がりとは言い難いです。

センツブラッド

センツブラッド 1月16日(木) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)85.068.452.937.511.8G前仕掛け
前走最終栗東坂路(稍重)  57.341.112.6馬なり

センツブラッドは16日に栗東のウッドチップコースでタンテドヴィーヴル(牡3、新馬)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

助手が騎乗してタンテドヴィーヴルより1馬身先行する形で外ラチ沿いからゴール前で仕掛けられて6F85秒0-上がり1F11秒8の時計で半馬身先着しています。

前走から3カ月間隔が空きましたが中間追い切りは12月下旬から再開し、坂路で18本、ウッドで4本の時計を記録しています。

最終追い切りはウッドコースで3頭併せのもっとも外側から追い切りを行いましたが、コーナーワークでは器用な立ち回りを見せています。

直線に入ってからもじりじり脚を引き上げて加速していますが、若干腹回りは太いかもしれません。

終いも2F11秒7から1F11秒8なのでゴール前で仕掛けられた割に減速ラップだった点も気になります。

休み明け緒戦ということで少し本調子ではないかもしれませんでした。

タイセイリコルド

タイセイリコルド 1月15日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.539.212.4一杯
前走最終栗東坂路(良)  57.241.812.7馬なり

タイセイリコルドは栗東坂路でレイナサグラーダ(牝3、未勝利)と併せました。

助手が騎乗して僚馬を5馬身追走する形で一杯に追い、4F53秒5-上がり1F12秒4の自己ベストで僚馬に3馬身先着しています。

前走から約3か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは12月末から再開し、坂路で5本、ウッドで8本の時計を記録し、ウッドベースで調整されました。

なお、映像はありませんが1週前の9日には栗東ウッドでネイト(牝6、2勝クラス)と併せています。

助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を3馬身半追走する形でゴール前にて仕掛けられ、6F83秒1-上がり1F12秒0の時計で同時併入していました。

1週前に強く追いましたが最終追い切りも坂路で一杯に追われています。

僚馬より外目から追われましたが道中集中力のある動きで登坂していました。

直線に入ってからは脚の回転を引き上げて僚馬との差を広げつつまとめており、しっかり反応できたのも良かったです。

一杯に追われた割に時計は地味ですが、もともと坂路で時計を出すタイプではないので現状でも仕上がったといえるでしょう。

ドラゴンブースト

ドラゴンブースト 1月15日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  56.039.512.2馬なり
前走最終栗東坂路(良)  54.138.812.3馬なり

ドラゴンブーストは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計56秒0-上がり1F12秒2で軽くまとめています。

中間追い切りは12月下旬から再開し、坂路で6本、ウッドで4本の時計を記録しました。

なお、映像はありませんが1週前の9日には栗東ウッドでウォーターエルピス(牝3、1勝クラス)と併せています。

このときは助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を1馬身追走する形で一杯に追い、6F80秒0-上がり1F11秒7の自己ベストで僚馬に1馬身先着していました。

1週前に一杯に追ったため最終追い切りは坂路でサクッと調整されています。

軽めの調整でしたが1週前に一杯に追った影響もあって序盤から確かな脚取りで力強く登坂しているので精神的にレースに対する意欲が感じられました。

道中バランスの良い動きで登坂できていますし、左手前でリズムよくまとめているのも好感触です。

終いも2F12秒9から1F12秒2で脚を引き出すことができていますし、最後まで加速できたのも良いでしょう。

時計は全く目立ちませんが、1週前のウッド追いのように追えば時計は出せそうですし、最終追い切りは時計以上の高水準でした。

ニシノエージェント

ニシノエージェント 1月16日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 66.951.237.011.7馬なり
1週前美浦南W(良) 67.452.738.511.9G前仕掛け
前走最終美浦南W(良)85.568.753.638.411.5馬なり

キャリア4戦で初勝利を手にしたニシノエージェントは16日に美浦のウッドチップコースでセイウンマカロン(牝4、2勝クラス)と併せ馬を行いました。

前走に引き続きコンビを組む津村騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を2馬身半追走し、5F66秒9-上がり1F11秒7の時計で同時併入しています。

1週前の9日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはセイウンマカロンともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりでセイウンマカロンより2馬身先行する形でゴール前にて仕掛けられ、5F67秒4-上がり1F11秒9の時計を記録しましたがセイウンマカロンより半馬身遅れています。

3頭併せの真ん中から追い切りを行いましたが、道中は少し頭を低くしながら淡々とリズムを刻んでまとめることができています。

ただ、終いの伸びはゴール前で仕掛けられて2F12秒6-1F11秒9でした。

前走最終追い切り時が外ラチ沿いから単走、馬なりで終い2F12秒9から1F11秒5だったので前走最終追い切りと比較すると負荷のわりに時計は出ていませんでした。

強く追ったことで最終追い切りまでの良化に期待したいです。

その最終追い切りはセイウンマカロンと2頭併せで行われています。

僚馬を追走する形で追われましたが1週前と比較すると少し脚の回転は速くなったように思います。

手前替えの際に若干バランスを崩したものの、すぐに立て直して最後も加速してまとめています。

時計を見ても全体時計、終い時計ともに1週前より良くなっているので良化しているように感じました。

大きな上積みはないものの順調に仕上がっています。

パッションリッチ

パッションリッチ 1月16日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)83.267.352.738.112.3馬なり
1週前美浦南W(良)84.567.953.138.411.7強め
前走最終美浦南W(重)82.566.452.037.411.5強め

葉牡丹賞(1勝クラス)で4着のパッションリッチは16日に美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追われて6F83秒2-上がり1F12秒3の時計で軽くまとめています。

1週前の9日にも美浦ウッドで追い切りを行っており、このときはシーズンリッチ(牡5、オープン)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

新馬戦以来の騎乗となる菅原騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からシーズンリッチを2馬身追走する形で強めに追われて6F84秒5-上がり1F11秒7の時計で同時併入していました。

3頭併せの真ん中から追い切りを行いましたが、2頭に挟まれながらも集中力ある動きでコーナーを周回し、早めに手前を替えてからも終い2F12秒7-1F11秒7の加速ラップで走破しました。

外から併せたシーズンリッチと比較するとあちらのほうが手応えの良い立ち回りでしたが、シーズンリッチは近走結果を残していないとはいえ過去に毎日杯(G3)を制した重賞馬なので相手が強かった可能性は高いです。

派手な動きではないですし強めに追われた割に時計も目立ちませんが、負荷はかかったはずなので最終追い切りまでの良化に期待したいです。

その最終追い切りは美浦ウッドで単走、馬なりで軽く行われました。

1週前と比較するとスピード感ある動きでコーナーを周回し、直線で早めに手前を切り替えてからも大きな歩様で最後まで走破できています。

併せ馬を置いて行われた1週前と比較すると終いの時計は目立ちませんが、全体時計は良くなっているのでこの馬なりに良化してそうでした。

馬体も締まっていますし、この馬なりに仕上がっています。

パーティハーン

パーティハーン 1月15日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.139.612.2馬なり
1週前栗東CW(良)83.567.653.037.811.3一杯
前走最終栗東坂路(良)  54.539.412.5馬なり

パーティハーンは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F54秒1-上がり1F12秒2の自己ベストで登坂しています。

1週前の9日は栗東ウッドでジュントミー(牝3、新馬)と併せました。

助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を4馬身追走する形で一杯に追い、6F83秒5-上がり1F11秒3で伸びを見せましたが僚馬に半馬身遅れていました。

道中は無駄な動きがなくスムーズに動けていますが、直線で促されてからの反応はそこまで良くありません。

最後はじりじり加速して先に抜け出したジュントミーに少し詰め寄ったものの、差し切れませんでした。

終いの伸びは2F11秒7-1F11秒3で加速ラップを刻めていますが、要所の反応がいまひとつです。

ギアチェンジに時間がかかるタイプかもしれません。

加速してからの伸びは悪くなかったので最終追い切りでさらなる良化に期待したいです。

その最終追い切りは栗東坂路で単走を行いましたが、馬場の真ん中から淡々とリズムよく動けています

若干もたれる箇所はありましたが馬なりでもしっかりとした脚さばきで最後まで駆け抜けていることから1週前に負荷を替えて良化しているように見えました。

気になる箇所もいくつかありましたが全体を通して気持ちよさそうに動けているのは良かったですし、この馬なりに態勢は整ったのではないでしょうか。

マテンロウムーブ

マテンロウムーブ 1月16日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)⑦93.664.151.137.912.4一杯
前走最終栗東CW(良)⑦96.768.053.938.811.8強め

マテンロウムーブは16日に栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

主戦の横山典弘騎手が追い切りに騎乗し、馬場の3分どころから一杯に追われて7F93秒6-6F78秒1-上がり1F12秒4の自己ベストで走破しました。

中間追い切りは12月中旬から再開し、坂路で15本、ウッドで5本の時計を記録しています。

なお、映像はありませんが1週前の9日には栗東のウッドチップコースでドラゴン(牡3、未勝利)と併せていました。

このときも横山典弘騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を3馬身追走する形で強めに追われて7F99秒8-6F84秒0-上がり1F13秒0の時計を記録しましたが僚馬に3馬身遅れていました。

最終追い切りはウッドコースで単走、一杯に追われています。

少し頭を前に出しながらの追い切りでしたが一杯に追われたこともあって序盤から意気揚々とした動きを見せていました。

ただ、走法を見ていると少し若さが感じられますし、この時期の3歳馬らしく、成長途中といったところでしょうか。

全体時計93秒6-6F78秒1は優秀ですが、馬場の3分どころを一杯に追ったものなのでそこまで過大評価しなくても良いでしょう。

個人的にはまずまずといったところでした。

ミニトランザット

ミニトランザット 1月16日(木) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.639.712.9末強め
1週前栗東坂路(良)  54.539.712.9馬なり
前走最終栗東坂路(良)  54.840.413.1馬なり

前走の新馬戦を勝利したミニトランザットは16日に栗東坂路でナイトアクアリウム(牡5、3勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して僚馬より1馬身半先行する形で末強めに追い、4F54秒6-上がり1F12秒9の時計で同時併入しています。

1週前の9日も栗東坂路で調教が行われ、このときはリンドラゴ(牡6、3勝クラス)と併せていました。

このときも助手が騎乗し、馬なりで僚馬より1馬身半先行し、4F54秒5-上がり1F12秒9の時計で半馬身先着しています。

僚馬と比較すると常に前方を向きながら淡々としたリズムで販路を駆けあがっています。

後半になるにつれて少しずつ脚の回転も速くなり、最後は軽く流して先着しました。

中盤以降に少し斜行していますが全体を通してまっすぐ動けていますし、動きに無駄がありません。

時計は全く出ていませんが馬なりですし、バランスの良い走法は好印象でした。

最終追い切りも坂路で併せ馬を置いて行われ、このときは末強めに追われています。

ここでも僚馬より先行する形で追い切りが行われ、道中回転の速い脚さばきで登坂しました。

しかしながら、末強めに追われた割に終いは2F12秒7から1F12秒9と減速しており、終いの伸びは案外でした。

走法自体は悪くないものの、追われて案外だった点は気になるところです。

現在の中山は開催時期のわりに時計が出ている上、京成杯は終い勝負になりやすいので脚色的に分が悪いかもしれません。

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京成杯2025追い切り評価ランキング

評価馬名
ドラゴンブースト
ガルダイア
ゲルチュタール
タイセイリコルド
コスモストーム
ニシノエージェント
パッションリッチ
パーティハーン
マテンロウムーブ
インターポーザー
キングノジョー
センツブラッド
ミニトランザット
シマサンブラック
E(測定不能) 
同評価内は50音順になります。

京成杯2025追い切り映像

京成杯2025の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

【調教動画】2025年 京成杯|JRA公式
【注目馬 関係者インタビュー】2025年 京成杯|JRA公式

京成杯2025の最終予想

京成杯2025の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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