【青葉賞2025追い切り評価／全頭診断】好時計を叩き出した〝アノ馬〟にトップ評価「Ｓ」

青葉賞2025追い切り評価／全頭診断になります。
当記事では青葉賞の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

青葉賞2025追い切り評価／全頭診断コメント

青葉賞2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からＳ→Ａ→Ｂ→Ｃ→Ｄ→Ｅ(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

アマヒキ

アマヒキ　4月23日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(稍重)	83.2	67.0	51.7	37.2	11.3	G前仕掛け
1週前	美浦南W(良)		65.4	50.6	36.6	11.8	強め
前走最終	美浦南W(重)		67.5	52.4	37.7	11.3	馬なり

良血馬のアマヒキは美浦のウッドチップコースでショウナンラピダス(牡4、3勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

前走に引き続きコンビを組む横山武史騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からショウナンラピダスより3馬身半先行する形でゴール前に仕掛けられ、6F83秒2-上がり1F11秒3の時計で同時併入しました。

1週前の16日は美浦ウッドでサトノエピック(牡4、オープン)と2頭併せを行っています。

このときは助手が騎乗して僚馬より3馬身先行する形で強めに追われ、5F65秒4-上がり1F11秒8の時計を記録しましたが僚馬に半馬身遅れを取りました。
※僚馬(りょうば)：同じ厩舎に所属する馬のこと

僚馬の内側から追い切りを行いましたが、道中の立ち回りは特に問題ありませんが、直線では外から仕掛けたサトノエピックにじりじり詰められて最後は先着を許しています。

サトノエピックはオープンクラスの馬なので格上ではありましたが、アマヒキが強めに対してサトノエピックは馬なりだったので、もう少し粘ることができても良かったでしょう。

強く追ったことで最終追い切りまでの良化に期待したいです。

最終追い切りは3頭併せの真ん中から追い切りを行いました。

大きく脚を動かしながら立ち回っており、直線に入って促されてからもペースを引き上げていますが、2頭の併せ馬も手応え良く抜け出しており、特別大きな上積みがあるかというとそこまででもなさそうです。

動き自体は悪くないのでまずまずといったところです。

エネルジコ

エネルジコ　4月23日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(稍重)	83.1	66.6	52.0	37.6	11.4	馬なり
1週前	美浦南W(良)	82.6	66.2	51.1	36.4	11.3	馬なり
前走最終	美浦南W(良)	84.5	67.7	52.1	37.1	11.6	馬なり

セントポーリア賞(1勝クラス)を勝利したエネルジコは美浦のウッドチップコースでリュクススティール(セ5、1勝クラス)と2頭併せを行いました。

伴騎手が追い切りに騎乗(レース当日はルメール騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を5馬身追走し、6F83秒1-上がり1F11秒4の時計で半馬身先着しています。

1週前の16日は美浦ウッドで単走を行い、このときはルメール騎手が騎乗して馬場の3分どころから馬なりで6F82秒6-上がり1F11秒3の時計で感触を確かめています。

道中は少し頭を低くしながらも、集中力のある動きを見せています。

直線でも頭は低めでしたが、それでも終いは自ら動いて終い2F12秒0-1F11秒3の加速ラップでまとめています。

前走のセントポーリア賞から約3か月ぶりのレースですし、1週前は馬なりの調整でしたがそれでも自ら加速ラップでまとめているのは良かったですし、終いの時計も優秀で、順調な仕上がりを見せています。

最終追い切りは美浦ウッドで2頭併せの調整を行いました。

ここは併せ馬を置いての並走だったこともあり、外の僚馬のほうに頭が向いていて、1週前ほどの集中力を見せていません。

脚取り自体はスムーズでしたが、手前替えもやや時間がかかっています。

それでも、最後は2F12秒6-1F11秒4の時計で強めに追われた僚馬より半馬身先着しているように、出し切れればポテンシャルの高い競馬を見せていました。

僚馬と競り合うと集中力に欠く印象があるため、例年と比べて少頭数の今回はかえってチャンスがありそうです。

できるだけ外に回しながら他馬と距離を置いて末脚を活かせる展開になればパフォーマンスを引き出せるかもしれません。

ガルダイア

ガルダイア　4月23日(水)　評価Ｃ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(稍重)	84.4	68.2	53.1	37.9	11.4	馬なり
前走最終	美浦南W(良)		66.8	50.9	36.5	11.2	馬なり

毎日杯(G3)で2着入線したガルダイアは美浦のウッドチップコースでミラビリスマジック(牝4、3勝クラス)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬を4馬身追走し、6F84秒4-上がり1F11秒4の時計で同時併入しています。

中間追い切りは4月中旬から再開し、坂路でキャンターを4本、ウッドが馬なりの調教を1本行いました。負荷は掛けていません。

最終追い切りも引き続き馬なりの調整でしたが、僚馬の内側から馬体をスムーズに動かして、問題なくコーナーワークを周回しています。

ただ、直線で手前を替える際は少し不器用な場面を見せていたので、器用な立ち回りかというと微妙なところでした。

時計に関しても前走毎日杯のときより目立ちませんし、前走のほうが良い仕上がりです。

ゲルチュタール

ゲルチュタール　4月23日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(稍重)			51.8	36.9	11.5	馬なり
1週前	栗東CW(稍重)	81.3	66.3	51.5	36.4	11.2	強め
前走最終	栗東CW(稍重)			51.8	36.6	11.1	稍一杯

ゆきやなぎ賞(1勝クラス)を勝利したゲルチュタールは栗東のウッドチップコースでリアライズルークス(牡3、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりでリアライズルークスを4馬身追走し、4F51秒8-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。

1週前の16日も栗東ウッドで追い切りを行い、このときはカリーニョ(牡4、1勝クラス)と2頭併せを行っています。

このときは今回初コンビを組むシュタルケ騎手が騎乗し、馬場の外目から僚馬を2馬身半追走する形で強めに追い、6F81秒3-上がり1F11秒2の時計で同時併入しました。

僚馬の内目から追い切りを行いましたが、全体を通して少し固い印象があります。

ただ、大きな歩様でリズムよく動けていますし、強めに追った影響もあって自己ベスト81秒2に迫る時計を記録できたのは良いでしょう。

終いも2F11秒5-1F11秒4で長く脚を使えていますし、この一追いで最終追い切りまでにどこまで良化するのか、注目したいです。

最終追い切りは3頭併せの最内から4F追いを行いましたが、1週前よりも頭の高さが感じられました。

馬体は2頭の僚馬と重なっているのでしっかりと確認できませんでしたが、少し掛かり気味になっていて走りに集中できているかというと微妙なところです。

最後は加速ラップでまとめているものの、目立って良化しているようには見えませんでした。

スワローシチー

スワローシチー　4月23日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(稍重)		65.9	50.9	37.6	11.7	強め
前走最終	美浦南W(稍重)	83.9	66.9	52.0	37.3	11.5	馬なり

前走スプリングステークス(G2)の5着から巻き返したいスワローシチーは美浦のウッドチップコースでクラウンハートと追い切りを行っています。

助手が騎乗して馬場の外目から僚馬より3馬身先行する形で強めに追われ、5F65秒9-上がり1F11秒7の時計で2馬身先着しました。

前走から約1か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは前走レースの翌週から再開しており、映像はありませんが1週前の16日も美浦ウッドでクラウンハートと併せ、坂路でキャンターを41本、ウッドでも6本追い切りを行い、びっしり調教を行っています。

最終追い切りも2頭併せで僚馬の外目から調整を行いましたが、全体を通して頭が高く、少しフォームは安定していません。

しかしながら、直線に入って手前を替えて促されてからの伸びは見事でした。

時計自体は2F12秒6-1F11秒7なのでそこまで目立つものではありませんが、時計以上に迫力のある伸びを見せているのは良かったです。

パッションリッチ

パッションリッチ　4月23日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦坂路(稍重)			55.6	40.0	12.3	馬なり
前走最終	美浦南W(稍重)	84.3	68.5	53.2	38.1	11.7	馬なり

パッションリッチは美浦の坂路でアリアルブラック(牡3、未勝利)と併せました。

助手が騎乗して馬なりで僚馬より1馬身先行し、5F55秒6-上がり1F12秒3の時計で同時併入しています。

中間追い切りは3月下旬から再開し、坂路で22本、ウッドで2本の時計を記録しています。

なお、映像はありませんが1週前の16日は美浦ウッドでバランスダンサー(牝4、1勝クラス)と併せており、馬場の外目から僚馬を3馬身追走する形で強めに追い、6F83秒0-上がり1F11秒3の時計を記録しましたが僚馬に1馬身遅れを取りました。

最終追い切りは坂路で併せ馬を置いて軽めの調整を行いましたが、1週前に強く追った影響もあってバランスの良い走りでまとめています。

僚馬と外ラチ沿いと狭い箇所からの追い切りでしたが、平静を維持しながら集中力の高い走りを見せていました。

時計自体は目立ちませんが、バランスが良くて無駄のない動きは時計以上に良かったですし、この馬なりに良化しています。

ファイアンクランツ

ファイアンクランツ　4月23日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦坂路(稍重)			54.8	39.6	12.5	一杯
1週前	美浦南W(良)	81.8	65.0	49.7	36.0	11.4	馬なり
前走最終	美浦南W(良)			52.1	37.6	11.6	馬なり

昨年の札幌2歳ステークス(G3)で3着入線したファイアンクランツは美浦坂路でヒストリアイ(セ4、2勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して僚馬よりも3馬身半先行する形で一杯に追い、4F54秒8-上がり1F12秒5の時計で僚馬に5馬身先着しています。

2週前の10日は映像がありませんでしたが、美浦のウッドチップコースでダービー馬のタスティエーラ(牡5、オープン)と併せており、モレイラ騎手が騎乗して馬場の3分どころから馬なりで6F81秒8-上がり1F11秒4の時計を記録しましたが僚馬に1馬身遅れています。

1週前の17日も美浦ウッドでモレイラ騎手が騎乗して、リアライズカミオン(牡3、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

馬場の真ん中から馬なりでリアライズカミオンより2馬身半先行し、6F82秒1-上がり1F11秒4の時計で併入しています。

3頭併せの真ん中から追い切りを行いましたが、首の動きは少し大きいものの、脚取りは軽くて淡々と動けています。

踏み込み自体はそこまで力強くないものの、終始一定の動きを見せていましたし、終いも2F11秒9-1F11秒4でペースアップしているので追えばさらに時計は出せそうでした。

折り合いを確認する意味でも良かったですし、いい動きを見せています。

最終追い切りは坂路で2頭併せを行い、一杯に追われました。

外ラチ沿いからの追い切りでここは一杯に追われましたが1週前同様首の動きは大きいものの、気合の乗った動きができています。

ただ、手前を替えてからは一応12秒5でまとめていますが、いっぱいに追われたわりにはそこまで目立った時計ではありませんでした。

1週前が良かったので現状でも出し切れる可能性はありそうですが、最終追い切りは思ったよりも良化している風には見えなかったです。

フィーリウス

フィーリウス　4月23日(水)　評価Ｃ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(稍重)	81.9	66.6	51.7	37.5	11.5	G前仕掛け
前走最終	美浦南W(不良)	85.1	69.1	53.6	38.5	11.7	強め

1勝クラスで善戦しているフィーリウスは美浦のウッドチップコースでツルマウカタチ(牡4、2勝クラス)と併せました。

嶋田騎手が追い切りに騎乗(レース当日は木幡巧也騎手が騎乗)し、馬場の外目から僚馬を9馬身追走する形でゴール前にて仕掛けられ、6F81秒9-上がり1F11秒5の自己ベストを記録したものの、僚馬には半馬身の遅れをとっています。

前走から中2週と間隔を詰めていますが、中間追い切りは坂路が7本、ウッドが1本で坂路ベースの調整が行われました。

最終追い切りはウッドコースで併せ馬を置いての調整でしたが、少し前傾気味ながらも気合の乗った動きでコーナーを立ち回っています。

ただ、直線では手前替えを何度も替えていることから集中力に掛けていますし、思い通りの動きはできていません。

併せたツルマウカタチも末強めでしたが、直線入りの段階では先行していたものの、最後は差し返されているように、課題が残る追い切りでした。

あまり良い仕上がりではありません。

ホウオウアートマン

ホウオウアートマン　4月23日(水)　評価Ｂ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(稍重)			52.9	38.8	12.6	強め
前走最終	栗東CW(良)	82.7	68.0	53.0	37.9	11.6	一杯

前走のすみれステークス(L)で5着だったホウオウアートマンは栗東坂路でヴォイスオブゼウス(牡3、未勝利)と併せました。

助手が騎乗して僚馬を2馬身半追走する形で強めに追い、4F52秒9-上がり1F12秒6の自己ベストで同時併入しています。

映像はありませんが、1週前の16日は栗東のウッドチップコースでルシュヴァルドール(牡4、3勝クラス)と併せました。

このときも助手が騎乗して馬場の外目から僚馬より2馬身先行する形で一杯に追い、6F80秒4-上がり1F11秒4の自己ベストを記録しましたが僚馬にクビ差遅れを取っています。

最終追い切りは坂路で併せ馬を置いて調整されましたが、全体的に大きくもたれることなく淡々とした動きを見せています。

ただ、中盤以降は少し首が横になりそうになったところ、助手が手綱で矯正しているので、まだ走りが安定していない可能性があります。

それでも、1週前は一杯に追われたとはいえ自己ベストを記録していますし、最終追い切りも強めでしたが坂路で自己ベストを記録していることから、少しずつ成長性は感じられました。

この馬なりに現在は好調かもしれません。

マテンロウバローズ

マテンロウバローズ　4月23日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(稍重)	84.1	67.3	52.0	36.9	11.3	馬なり
1週前	栗東CW(良)	83.8	68.1	53.0	37.5	11.7	馬なり
前走最終	栗東CW(稍重)	84.3	67.8	52.3	37.3	11.4	強め

前走のスプリングステークス(G2)で4着だったマテンロウバローズは栗東のウッドチップコースでウェイトゥゴー(牝4、2勝クラス)と併せました。

主戦の横山典弘騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を1馬身半追走し、6F84秒1-上がり1F11秒3の時計で同時併入しています。

1週前の17日にも栗東ウッドで追い切りを行い、このときはレディネス(牡3、1勝クラス)と併せました。

このときは助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬より半馬身先行し、7F95秒9-6F79秒2-上がり1F11秒3の自己ベストを記録していますが僚馬に4馬身遅れを取りました。

僚馬の内目から追い切りを行いましたが、コーナーワーク自体は器用に立ち回っているものの、直線に入ってからは首が開いて頭を振ろうとする場面がありました。

助手がなだめている中から僚馬にあっさり交わされて遅れてしまっています。

全体時計自体は自己ベストですし、終いも減速ラップとはいえ2F11秒1-1F11秒3と好内容ですが、直線入りではかかるような場面を見せており、あまりメンタル面で前向きではない感じがします。

最終追い切りまでに少しでも前向きな状態になってほしいところです。

最終追い切りも栗東ウッドで併せ馬を置き、僚馬の内側から立ちまわりました。

直線では外の僚馬を気にしていましたが、1週前ほど露骨に荒々しさはなく、決して悪くない動きを見せています。

フットワークも軽快でしたし、前走スプリングステークスの時と比較しても全体時計や終いの時計は良くなっていることから、まともに走ることができれば高いパフォーマンスを引き出せそうでした。

最終追い切りの仕上がりのまま、レースを使うことができれば力は発揮できるのではないでしょうか。

ヤマニンブークリエ

ヤマニンブークリエ　4月23日(水)　評価Ｃ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東坂路(稍重)			57.2	40.7	12.0	馬なり
前走最終	栗東CW(重)	82.6	66.9	52.5	37.5	11.5	馬なり

ヤマニンブークリエは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F57秒2-上がり1F12秒0の時計で軽く仕上げています。

前走からちょうど1か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは3月末ごろから再開し、坂路で17本、ウッドで2本の時計を記録しています。

最終追い切りは坂路で単走を行いましたが、時計自体は意図して出していないのであればそこまで気になりませんが、手前を替える際にもたれる場面があり、また、道中舌を出しながらの追走で少し集中力に欠けている印象を持ちました。

時計も目立たない割に道中もたれる場面がいくつか見られましたし、好仕上がりとは言い難いです。

レッドバンデ

レッドバンデ　4月23日(水)　評価Ｓ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	美浦南W(稍重)	81.8	66.5	51.2	36.5	11.1	馬なり
1週前	美浦南W(良)	80.3	65.2	50.5	35.8	11.1	一杯
前走最終	美浦南W(稍重)	83.0	66.6	51.3	36.6	11.6	馬なり

未勝利を勝ち切ったばかりのレッドバンデは美浦のウッドチップコースでララバニュルス(牡3、未勝利)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで僚馬より1馬身半追走する形で追われて6F81秒8-上がり1F11秒1の時計で同時併入しています。

1週前の17日は美浦ウッドでイリュストル(牡3、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

このときは今回初コンビを組む佐々木騎手が追い切りに騎乗し、馬場の2分どころから僚馬を1馬身追走する形で一杯に追い、6F80秒3-上がり1F11秒1の時計で僚馬に2馬身先着しています。

3頭併せの最内から立ち回りましたが、しっかり地面を踏み込んで追えていますし、手前を替えるのには少し時間がかかったものの、そこから佐々木騎手が手を動かすと、瞬時にペースを引き上げて、終い2F11秒6-1F11秒1の好時計でまとめることができました。

全体時計80秒3は馬場の内目を回って一杯に追われたものなのでそこまで過大評価しなくても良いですが、騎手との折り合いは非常に良く、瞬時に反応してなおかつ好時計でまとめることができたのは好感触です。

この一追いで最終追い切りまでにどこまで良化するのか、注目したいです。

最終追い切りは美浦ウッドで2頭併せを行いました。

馬場の内目から馬なりの追い切りでしたが、コーナーワークの立ち回りは器用に足を使っていますし、手前を替えてからは自ら脚色を引き上げて終い2F11秒9から1F11秒1で伸びています。

併せた未勝利馬のララバニュルスに最後は併入となりましたが、ララバニュルスが一杯に追われていたのに対し、レッドバンデは馬なりだったので脚色を考えたら健闘したといえるでしょう。

今年の青葉賞はそこまで抜けた仕上がりの馬はいませんが、レッドバンデは2週続けて終いが伸びているので他馬と比較しても好仕上がりですし、ダービーに対する意欲も感じられる内容でした。

今年の出走馬の中では一番いい仕上がりです。

ロードガレリア

ロードガレリア　4月23日(水)　評価Ａ
時期	場所	6F	5F	4F	3F	1F	脚色
最終追切	栗東CW(稍重)		68.7	53.0	37.0	11.1	一杯
前走最終	栗東CW(良)		66.7	52.3	37.8	11.5	一杯

アザレア賞(1勝クラス)で2着に入線したロードガレリアは栗東のウッドチップコースでモズロックンロール(牡5、3勝クラス)と併せました。

前走に引き続いてコンビを組む高杉騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を1馬身半追走する形で一杯に追い、5F68秒7-上がり1F11秒1の時計で同時併入しています。

前走から中2週と間隔を詰めていますが、中間追い切りは前走レースの翌週から再開し、坂路で9本の追い切りを行いました。

最終追い切りはウッドコースで行いましたが、一杯に追われた影響もあってきびきびとした立ち回りを見せています。

直線に入ってからは少し加速するのに時間がかかっていますが、その後は長く脚を伸ばして併入まで持ち込みました。

モズロックンロールは馬なりだったとはいえ3勝クラスなので、ロードガレリアからしたら格上相手ですが、強い馬相手にしぶとく追走できているのは悪くないでしょう。

時計も終い2F11秒6-1F11秒1で加速していますし、力強さが感じられたのでなかなか好仕上がりだといえます。

青葉賞2025追い切り評価ランキング

評価	馬名
Ｓ	レッドバンデ
Ａ	マテンロウバローズ ロードガレリア
Ｂ	アマヒキ エネルジコ ゲルチュタール スワローシチー パッションリッチ ファイアンクランツ ホウオウアートマン
Ｃ	ガルダイア フィーリウス ヤマニンブークリエ
Ｄ
Ｅ(測定不能)

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青葉賞2025追い切り映像

青葉賞2025の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

青葉賞2025の最終予想

青葉賞2025の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。