
【みやこS2025追い切り評価/全頭診断】自己ベストを叩き出した〝アノ馬〟に最高評価「S」

みやこステークス2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではみやこステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
11月5日の馬場状態
美浦
この日の美浦ウッドは良馬場でした。
ウッドの1番時計はフォトンゲイザーが記録した6F79秒0で、高速馬場傾向にあります。
栗東
この日の栗東も坂路、ウッド、Eコース(ダートコース)ともに良馬場です。
坂路の1番時計はボナンザが記録した4F49秒8で時計は出ていました。
ウッドの1番時計はスネーフリンガが記録した6F78秒7で、いつも通りの高速馬場でした。
Eコースは統計が少ないですが、今回出走するラムジェットの時計を見ると時計は出ていました。
みやこステークス2025追い切り評価/全頭診断コメント
みやこステークス2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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アウトレンジ
| アウトレンジ 11月5日(水) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東CW(良) | 82.1 | 66.6 | 51.8 | 36.6 | 11.4 | 強め |
| 1週前 | 栗東CW(良) | ⑦97.0 | 65.9 | 51.4 | 36.7 | 11.5 | 一杯 |
| 前走最終 | 栗東CW(稍重) | 80.0 | 64.2 | 49.5 | 35.3 | 11.3 | 馬なり |
前走の帝王賞(Jpn1)で2着入線したアウトレンジは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から強めに追い、6F82秒1-上がり1F11秒4の時計でまとめています。
1週前の30日は栗東ウッドでエイシンワンド(牡3、オープン)と併せました。
小崎騎手が追い切りに騎乗(レース当日は松山騎手が騎乗)し、馬場の外目から僚馬より10馬身近く先行する形で一杯に追い、7F97秒0-6F80秒5-上がり1F11秒5の時計で同時併入していました。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと
僚馬より大きく先行する形で追い切りを行いましたが、コーナーワークは正直そこまで目立ちません。
直線に入って僚馬が先を行こうとしてから少しペースアップしましたが、そこまでキレがあるわけではなく、じりじりと脚を伸ばして併入でした。
過去のウッド追いを見たところ、アウトレンジはウッドでキレのある末脚を使うときもあったので、今回そこまで伸びが見られなかった点は気になるところです。
ダート馬らしく身体は立派でしたが、もう少し良化が欲しいです。
最終追い切りはウッドコースで強めでしたが、1週前に一杯に追われた影響もあるのか、幾分か身体は絞れています。
手前変えもスムーズですし、最後は終い2F-11秒5-1F11秒4で長く脚を伸ばしているのでこの馬らしい走りはできていました。
ただ、いい時期はもっと動けている上時計も出しているので、そのころに比べると目立ちません。
悪くありませんが、賞金的にも12月のG1を見据えている感じがしますし、ここは叩きで挑むような感じがします。
エアロロノア
| エアロロノア 11月5日(水) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.4 | 38.7 | 12.1 | 馬なり | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.4 | 38.5 | 11.9 | 末強め | ||
8歳にして初めてダートに挑むエアロロノアは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒4-上がり1F12秒1の時計で軽くまとめています。
今回は約1年ぶりの実戦となりますが、中間追い切りは先月に入ってから再開し、坂路で13本、ウッドで5本、2日にはポリトラックコースでも追い切りを行っています。
このうち映像はありませんが1週前の29日も栗東坂路で単走を行っており、一杯に追われて全体時計52秒1-上がり1F12秒1の時計を記録していました。
1週前に強く追っているので最終追い切りは坂路で軽めの追い切りです。
外ラチ沿いから追いましたが、道中頭の使い方が良くなく、気持ちが前向きかというと微妙です。
ただ、久々にしては脚取りが軽快ですし、前駆の筋肉量も豊富で年齢以上に若いです。
初めてのダートで出し切れるか難しいところですが、追い切り自体はまずまずでした。
サイモンザナドゥ
| サイモンザナドゥ 11月5日(水) 評価A | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東CW(良) | 82.7 | 67.6 | 52.5 | 37.6 | 11.6 | 一杯 |
| 前走最終 | 栗東CW(良) | ⑨99.8 | 68.6 | 53.9 | 38.4 | 11.7 | G前気合付 |
前走のシリウスステークス(G3)で2着入線したサイモンザナドゥは栗東のウッドチップコースでタイセイグローバル(牡2、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
障害騎手の難波騎手が追い切りに騎乗(レース当日は川田騎手が騎乗)し、馬場の外目からタイセイグローバルを10馬身追走する形で一杯に追い、6F82秒7-上がり1F11秒6の時計でタイセイグローバルに1馬身先着しています。
中間追い切りは先月下旬から再開し、坂路で10本、ウッドで1本の追い切りを行いました。
このうち、映像はありませんが1週前の30日は栗東ウッドで同日開催されるアルゼンチン共和国杯(G2)に出走するミステリーウェイ(セ7、オープン)と併せており、馬場の真ん中から僚馬より1馬身半先行する形で強めに追われ、6F83秒0-上がり1F11秒6の時計を記録しましたが僚馬に交わされ半馬身遅れています。
最終追い切りは一杯に追い切りで1週前よりも強く負荷を掛けています。
僚馬を遠い位置から追走する形で追いましたが、少しピッチ気味の走りを見せつつ、最後はスピードに乗って前を走る僚馬を楽に交わして先着しています。
キレがあるわけではありませんが、最後まで持久力のある脚を使って先着できたのは良いですし、早めにペースアップしやすい京都でも出し切れそうです。
一杯に追われた割に全体時計は目立ちませんが、サイモンザナドゥはもともとウッドで時計を出すタイプではないのでそこまで気にしなくても良いでしょう。
追い出しや持続力ある走りは好印象でしたし、好状態でレースに挑めそうです。
サンデーファンデー
| サンデーファンデー 11月5日(水) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 55.6 | 40.6 | 12.6 | 末強め | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 55.6 | 39.9 | 12.9 | 馬なり | ||
今年1月に開催されたプロキオンステークス(G2)を制したサンデーファンデーは栗東坂路で単走を行いました。
東田調教師自ら追い切りに騎乗し、末強めに追って全体時計55秒6-上がり1F12秒6の時計で負荷を掛けています。
中間追い切りは先月中旬ごろから再開し、坂路に特化した追い切りを16本行いました。
このうち、映像はありませんが1週前の29日は久々にレースで騎乗する浜中騎手が追い切りに騎乗し、坂路でアメリカンチーフ(牡4、1勝クラス)と併せて僚馬より1馬身先行する形で一杯に追い、4F52秒0-上がり1F12秒7の時計で僚馬に半馬身先着しています。
また、11月2日は坂路で強めの単走を行い、4F55秒7-上がり1F12秒6の時計を記録していました。
直近で強く追われていますが最終追い切りも末強めの追い切りでした。
馬場の真ん中稍内目からの追い切りでしたが、中間でしっかり追われた影響もあって脚取りはスムーズです。
道中集中力もありますし、手前を変えてからは前脚で地面を掻き込むように追っており、四肢の使い方も良いです。
ただ、最終追い切り時計55秒6は正直目立ちません。
また、1週前に僚馬追置いて一杯に追われた際も4F52秒0でした。
サンデーファンデーはいい時期は4F50~51秒台を何度も出していたので、いい時期と比較するとどこまでやれるか難しいです。
動きは悪くないですが、もう少し良化があっても良かったと感じます。
シゲルショウグン
| シゲルショウグン 11月5日(水) 評価E(測定不能) | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.7 | 39.0 | 12.4 | 馬なり | ||
| 前走最終 | 栗東CW(良) | 83.8 | 68.1 | 53.1 | 37.7 | 11.2 | 馬なり |
前走のカノープスステークス(OP)を制したシゲルショウグンは栗東坂路で単走を行いました。
幸騎手が追い切りに騎乗(レースでの鞍上は週明けの時点では未定)し、馬なりで全体時計54秒7-上がり1F12秒4の時計でまとめています。
今回は中1周の参戦ということで中間追い切りは坂路でキャンターが3本のみでした。
最終追い切りも馬なりの調教でしたが、JRAレーシングビュアーに映像が上がっておらず、動きや馬体の確認が取れませんでした。
時計に関しても馬なりで全体時計54秒7は目立ちませんし、時計だけで力量は確かめられません。
終い2F12秒1-1F12秒4で減速している点は気になりますが、判断材料が乏しいためここはE評価(測定不能)とします。
スナークラファエロ
追い切り映像確認後に更新します。
ダブルハートボンド
| ダブルハートボンド 11月5日(水) 評価A | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.6 | 38.3 | 12.0 | 末強め | ||
| 1週前 | 栗東坂路(良) | 52.4 | 37.7 | 12.1 | 強め | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 49.9 | 37.0 | 12.6 | 一杯 | ||
連対率100%の牝馬であるダブルハートボンドは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、全体時計52秒6-上がり1F12秒0の時計で負荷を掛けています。
1週前の30日は栗東坂路でダノンシーホーク(牡2、未勝利)と併せました。
ここも助手が騎乗し、僚馬を2馬身追走する形で強めに追い、全体時計52秒4-上がり1F12秒1の時計で僚馬に2馬身先着しました。
道中は僚馬とほとんど並走する形の追い切りでした。
多少頭が高い感じもしますが、強めの脚質通り序盤から気合の乗った走りで登坂しています。
ただ、少し右前脚が固い感じがしました。
ダブルハートボンドは前走が8月に開催されたブリーダーズゴールドカップ(Jpn3)なので約2か月ぶりとなりますが、久々なので多少固さはありそうです。
強く追ったので最終追い切りまでにもう少ししなやかさが身に付けばなお良くなるでしょう。
最終追い切りは坂路で単走、末強めに追われました。
単走ですが他の厩舎の馬が多数いる中での追い切りで少しごちゃごちゃしています。
それでも、1週前に比べたら前脚の使い方は良くなりましたし、道中他馬を交わしながら登坂しているのも面白いです。
中盤に少し右にシフトしていますが、前に別の馬がいたためかわそうとしていると推測でき、モタれではなさそうです。
1週前よりしなやかさがありますし、良化の気配も感じられましたので、これまで培ったポテンシャルの高さを見せてほしいです。
デルマソトガケ
| デルマソトガケ 11月5日(水) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東CW(良) | 84.7 | 68.6 | 53.8 | 38.6 | 11.8 | 馬なり |
| 前走最終 | 栗東坂路(良) | 51.9 | 38.1 | 12.7 | 馬なり | ||
近走目立たないデルマソトガケは栗東のウッドチップコースでテーオーダグラス(牡4、3勝クラス)と併せました。
今回初コンビを組む団野騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を1馬身半追走し、6F84秒7-上がり1F11秒8の時計で同時併入しました。
今回は前走のフェブラリーステークス(G1)から約9か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは9月下旬ごろから再開しており、ウッドに特化した追い切りを45本も行っています。
このうち、映像はありませんが1週前の30日はウッドで単走を行い、ここでも団野騎手が騎乗して馬場の真ん中から一杯に追い、5F67秒9-上がり1F11秒0の時計で負荷を掛けています。
1週前に強く追っているので最終追い切りはウッドで軽めに調整されました。
僚馬の内側から追い切りを行いましたが、首を適度に低くしながらリズムを取って立ち回っています。
馬なりなので目立つ動きではありませんが、久々でも身体は整っていますし、最後まで一定のリズムでまとめているのは良かったです。
1週前追い切りの時計を見ると、いい時期ほど全体時計は出ていませんが、強く追ったことで最終追い切りはスムーズな追い切りができていますし、久々でもベストは尽くせそうでした。
悪くない仕上がりです。
ドゥラエレーデ
| ドゥラエレーデ 11月5日(水) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.7 | 38.4 | 12.3 | 馬なり | ||
| 1週前 | 栗東CW(良) | 66.8 | 51.5 | 36.7 | 11.7 | 稍一杯 | |
| 前走最終 | 海外出走 | ||||||
芝ダート問わずG1で好走歴があるドゥラエレーデは栗東坂路で単走を行いました。
池添学調教師自ら手綱を握り、馬なりで全体時計53秒7-上がり1F12秒3の時計で軽く調整しています。
1週前の29日は栗東ウッドで単走を行い、ここも池添調教師が騎乗して外ラチ沿いから稍一杯に追い、5F66秒8-上がり1F11秒7の時計で負荷を掛けています。
ラチに近いところから稍一杯に追われましたが、道中は頭を上手に使いながら前方を意識しながら一定のリズムで追えています。
今回は韓国で開催されたコリアカップ(G3)以来のレースとなりますが、海外帰りの影響もなさそうで、黙々とまとめていました。
強く追った割に時計は目立ちませんし、終いも2F11秒3-1F11秒7で減速していますが、動きや馬体は悪くありませんでした。
最終追い切りまでのさらなる良化に期待したいです。
最終追い切りは坂路で軽めに調整しましたが、無駄のない脚さばきできびきびと追えています。
馬なりということで時計は目立ちませんが、軽やかな脚取りは良いですし、状態も良いでしょう。
大きな上積みはありませんが、大きな不安要素もなく、この馬なりに出し切れる態勢は整っていました。
ノースブリッジ
| ノースブリッジ 11月5日(水) 評価C | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 美浦南W(良) | 82.6 | 66.2 | 52.0 | 37.8 | 11.9 | 馬なり |
| 前走最終 | 美浦芝(良) | 54.9 | 39.6 | 11.9 | 馬なり | ||
深屈腱支持靱帯の炎症のため約1年ぶりにダートでターフに復帰するノースブリッジは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追い、6F82秒7-上がり1F11秒9の時計で軽く走破しています。
今回は昨年の天皇賞(秋)(G1)以来、実に1年ぶりのレースとなりますが、今年の7月ごろから坂路を中心に追い切りを再開しており、自身の走りができる段階まで入念に調整していました。
10月に入ってからはウッドでも調教を再開しており、映像はありませんが、1週前の29日は美浦ウッドでマイネルケレリウス(牡5、オープン)と併せています。
主戦の岩田康成騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を3馬身半追走する形で強めに追い、5F67秒5-上がり1F11秒2の時計で僚馬に2馬身先着していました。
最終追い切りはウッドコースで単走でしたが、坂路でしっかり本数を重ねていた影響もあってきびきびと追えていました。ただ、前脚を中心に少し身体は硬いです。
後ろ脚はリズムよく使えていますが踏み込みもそこまで強くないため、力が求められるダートが合うか微妙です。
もしかしたら復帰戦ということで馬場が軟らかいダートで一回レースを使ったうえで芝に戻そうとしている可能性もあります。
怪我明け+1年ぶりにしては動けていましたが、走法や身体の使い方を見る限りここでの好走では容易ではなさそうです。
ブライアンセンス
| ブライアンセンス 11月5日(水) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 美浦南W(良) | 84.6 | 67.6 | 52.7 | 38.3 | 11.7 | G前仕掛け |
| 前走最終 | 美浦南W(良) | 80.2 | 65.6 | 51.6 | 38.0 | 12.5 | 一杯 |
今年のマーチステークス(G3)を勝利したブライアンセンスは美浦のウッドチップコースでタマカヅラ(牝3、2勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬場の3分どころから僚馬を2馬身半追走する形でゴール前にて仕掛けられ、6F84秒6-上がり1F11秒7の時計で僚馬と併入しています。
中間追い切りは坂路でキャンターを7本、ウッドで1本の追い切りを行っています。
このうち、映像はありませんが1週前の30日は美浦ウッドでゴットランド(牡3、1勝クラス)と併せていました。
初コンビを組む高杉騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から僚馬を5馬身追走する形で強めに追い、6F82秒8-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。
1週前に強く追いましたが、最終追い切りもゴール前で仕掛けられ、2週続けて負荷を掛けています。
僚馬の内側から立ち回りましたが、身体が大きい割に脚取りは身軽でコーナーを器用に立ち回っていました。
ただ、直線に入って手前変えが遅れた影響もあるのか、僚馬にじりじり詰められて最後は併入でした。
映像を見る限りは先着を許すように併入だったので、もう少し手前変えがスムーズで終いの脚を伸ばせたら先着できたかもしれません。
まずまずの仕上がりです。
ペリエール
| ペリエール 11月5日(水) 評価S | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 美浦南W(良) | 79.4 | 65.0 | 51.6 | 37.5 | 12.0 | 馬なり |
| 1週前 | 美浦南W(良) | 81.2 | 65.2 | 50.6 | 36.6 | 11.4 | G前仕掛け |
| 前走最終 | 函館W(重) | 67.7 | 52.7 | 38.9 | 12.6 | 強め | |
前走エルムステークス(G3)の勝利でふたつめの重賞タイトルを手にしたペリエールは美浦のウッドチップコースでユーディキウム(牝3、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
主戦になりつつある佐々木騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からユーディキウムを4馬身追走する形で馬なり追いを行い、6F79秒4-上がり1F12秒0の自己ベストでユーディキウムと同時併入しました。
1週前の29日も美浦ウッドでガローファノ(牝2、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。
この時は助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりでガローファノを2馬身半追走する形でゴール前仕掛けを行い、6F81秒2-上がり1F11秒4の時計でガローファノと同時併入しています。
3頭併せの一番内側からの追い切りでしたが、頭を低くしながら風の抵抗を低くしつつ、集中力のある走りができています。
ゴール前で仕掛けられた割に派手な動きは見せていませんが、全体時計81秒2から終い2F12秒0-1F11秒4で加速できていました。
見た目の動き以上に終いは伸びており、久々でもペリエールらしい走りができているのは評価したいです。
最終追い切りも3頭併せの最内から立ち回りから1週前同様頭を低めに抵抗を抑えながら追っており、ペリエールらしい走りができていました。
最後は外から迫った僚馬と併入でしたが、馬なりで自己ベスト79秒4の時計を記録できたのも良く、ゴール前で仕掛けられた1週前より全体時計が良くなっているのも好感触です。
今回は実績のある東京ダート1,600mで開催される武蔵野ステークス(G3)ではなく、ツーターンのみやこステークスを選択しています。
前走のエルムステークスが強い競馬だったのでみやこステークスでも武蔵野ステークスでもどちらでも出し切れそうでしたが、長距離輸送を覚悟でこちらを選択しているということは、それだけここでの好走に期待しているということでしょう。
追い切りでも2週続けてペリエールらしい動きができていますし、最終追い切りに関しては自己ベストを更新ということで調子も挙げていることでしょう。
見た目以上に好内容の仕上がりでしたので、初めての京都でどこまで力を引き出せるか注目したいです。
ラムジェット
| ラムジェット 11月5日(水) 評価A | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東E(良) | ⑦96.2 | 65.9 | 51.8 | 37.7 | 11.1 | 稍一杯 |
| 1週前 | 栗東E(良) | ⑦97.0 | 66.8 | 52.1 | 38.1 | 11.5 | 末強め |
| 前走最終 | 海外出走 | ||||||
昨年の東京ダービー(Jpn1)の勝ち馬であるラムジェットは栗東のEコース(ダート)で単走を行いました。
障害騎手の小牧加矢太騎手が追い切りに騎乗(レース当日は三浦騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から稍一杯に追われて7F96秒2-6F80秒8-上がり1F11秒1の時計でまとめていました。
1週前の30日も栗東ダートコースで単走を行い、ここも小牧騎手が騎乗して馬場の真ん中から末強めに追い、7F97秒0-6F81秒6-上がり1F11秒5の時計で駆け抜けています。
今回は海外帰り初戦となりますが、慣れないEコースの調教ということでコーナーではそこまでスピード感はありません。
ただ、直線に入ってからは長い脚を大きく伸ばしながら歩様の大きな走りで追えています。
終いも1F11秒5は悪くないですし、ラムジェットらしい動きはできていました。
強く追ったことで最終追い切りまでにどこまでパフォーマンスを引き出せるか楽しみです。
最終追い切りもダートコースで調整し、ここは稍一杯に追って1週前以上に負荷を掛けています。
1週前と比較すると少し弾みのある走りを見せており、調子を引き上げている感じがします。
直線に入ってからは少しずつペースアップし、小牧騎手の手が動いてからは一気に脚の回転を引き上げているように、追われてからの反応も良かったです。
1週前と比較すると脚質は強かったとはいえ全体時計、終い時計ともに良くなっているのも好印象でした。
1週前より動きは良くなっていますし、時計面で見てもスピードトラックの京都ダートとは合いそうなので、帰国初戦でも力を発揮できそうです。
レイナデアルシーラ
| レイナデアルシーラ 11月5日(水) 評価B | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.6 | 37.7 | 12.6 | 強め | ||
| 前走最終 | 栗東坂路(重) | 52.3 | 37.0 | 12.4 | 一杯 | ||
前走のトルマリンステークス(3勝クラス)を制してオープン入りを果たしたレイナデアルシーラは栗東坂路で単走を行いました。
主戦の田口騎手が追い切りに騎乗し、強めに追って全体時計51秒6-上がり1F12秒6の時計でまとめています。
今回は中2週ということで中間追い切りは行っていませんでした。
最終追い切りのみの調整でしたが、全体時計51秒6はこれまでの坂路追いで2番目に速いです。
外ラチ沿いからの追い切りで直線に入ってからは少しもたつきがありましたが、そこからは強めに追ったこともあって機敏な動きで気持ちの乗った動きができています。
ただ、序盤に勢いをつけすぎたのか、終いは2F12秒1-1F12秒6で減速していました。
最後まで加速ラップを追えていたら面白そうでしたが、ここは及第点までとします。
3歳牝馬なので、今後の成長に期待したいです。
レヴォントゥレット
| レヴォントゥレット 11月5日(水) 評価A | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東CW(良) | 81.3 | 66.5 | 51.9 | 37.1 | 12.1 | 馬なり |
| 1週前 | 栗東CW(良) | 82.2 | 66.9 | 51.9 | 37.1 | 11.7 | 一杯 |
| 前走最終 | 栗東CW(良) | 54.1 | 37.5 | 11.8 | 馬なり | ||
前走の日本テレビ盃(Jpn2)においてフォーエバーヤングの2着に入線したレヴォントゥレットは栗東のウッドチップコースでリビアングラス(牡5、オープン)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりでリビアングラスより7馬身先行し、6F81秒3-上がり1F12秒1の時計を記録しましたが僚馬に2馬身半遅れを取りました。
1週前の29日も栗東ウッドで追い切りを行い、ここはホウオウアートマン(牡3、2勝クラス)と2頭併せを行っています。
助手が騎乗して馬場の外目から僚馬を2馬身追走する形で一杯に追い、6F82秒2-上がり1F11秒7の時計で僚馬に半馬身先着しています。
僚馬の内側から追い切りを行いましたが、序盤から前脚を小刻みに使いながらキレよくコーナーを立ち回っています。
直線に入ってからも終い2F-1Fともに11秒7の時計で長く脚を使い、最後は一気に伸びたホウオウアートマンの追走を交わして先着しています。
一杯に追ったこともありますが、全体を通して力強い走りができていますし、同時に持久性のある末脚を発揮できたのも良く、良い走りができていました。
最終追い切りは3頭併せの真ん中からの追い切りでしたが、ここもコーナーでは器用に周回し、立ち回りが上手です。
直線に入ってからも楽な手ごたえで追えていましたが、最後は内のリビアングラスに突き放されて遅れを取りました。
リビアングラス比較で見たら少し物足りない感じもしますが、今回はリビアングラスが一杯に追われていたのに対してレヴォントゥレットは馬なりだったので脚質を考えたらそこまで気にしなくてよいでしょう。
むしろ、1週前が一杯に追われていい動きだったので、追えばパフォーマンスを引き出せそうです。
馬体もまとまっていますし毛ヅヤも綺麗で状態も良く、いい状態でレースに向かえそうです。
ロードクロンヌ
| ロードクロンヌ 11月5日(水) 評価A | |||||||
| 時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
| 最終追切 | 栗東CW(良) | 68.1 | 53.3 | 37.5 | 11.6 | G前気合付 | |
| 1週前 | 栗東CW(良) | 66.7 | 51.4 | 36.4 | 11.3 | 一杯 | |
| 前走最終 | 札幌ダート(良)) | 69.5 | 53.1 | 39.6 | 12.4 | 馬なり | |
重賞で惜しい競馬が続いているロードクロンヌは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中からゴール前で気合付けられ5F68秒1-上がり1F11秒6の時計で負荷を掛けています。
1週前の29日も栗東ウッドで追い切りを行い、ここは重賞馬のセキトバイースト(牝4、オープン)と併せています。
初コンビを組む横山和生騎手が栗東まで駆けつけて追い切りに騎乗し、馬場の3分どころから僚馬を1馬身半追走する形で一杯に追い、5F66秒7-上がり1F11秒3の時計を記録しましたが僚馬にクビ差遅れました。
僚馬の内側からの追い切りでしたが、道中は前方に集中しながら四肢をしっかり使って追えています。
トモの張りも豊富ですし、しっかり踏み込んで追えているのも良いでしょう。
ただ、最後はセキトバイーストに交わされてしまいました。
セキトバイーストは重賞級の実力馬ですが、ロードクロンヌもたびたび重賞で好走しているので、ポテンシャルは重賞級です。
その中で、セキトバイーストは馬なり、対してロードクロンヌは一杯に追われて後着しているのは少し気になるところでした。
ただ、先着を許した点以外は特に問題ないですし、強く追ったことで更なる良化にも期待できるでしょう。
最終追い切りはウッドコースで単走でしたが、ゴール前にて気合付けられています。
1週前に一杯に追ったのも影響しているのか、脚取りは1週前より身軽でした。直線では少し手前変えのタイミングが遅れましたが、四肢を伸ばしながらはきはきと追えているのは好感触です。
時計は目立ちませんが、最後は余力を残しながらまとめ切っていますし、1週前に一杯に追ったことで気持ちの乗った走りができていました。
今回も好走に期待できるでしょう。
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みやこステークス2025追い切り評価ランキング
| 評価 | 馬名 |
| S | ペリエール |
| A | サイモンザナドゥ ダブルハートボンド ラムジェット レヴォントゥレット ロードクロンヌ |
| B | アウトレンジ エアロロノア サンデーファンデー デルマソトガケ ドゥラエレーデ ブライアンセンス レイナデアルシーラ |
| C | ノースブリッジ |
| D | |
| E(測定不能) | シゲルショウグン |
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