【ニュージーランドトロフィー2023予想】近年の勝ち馬は“逃げ”!軸におすすめはこの3頭!
ニュージーランドトロフィー2023のおすすめの注目馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
コースの特徴や競走馬の血統、追い切りや過去10年のデータから予想していきます!
ニュージーランドトロフィー2023の概要
ニュージーランドトロフィーは中山競馬場で開催される芝1,600mの競走です。
名前の由来は、1971年にニュージーランドのホースレーシングクラブからカップの寄贈を受けたことが起因とされています。
ニュージーランドトロフィーで3着以内に入選した馬には5月に開催される3歳マイル王決定戦「NHKマイルカップ」の優先出走権が与えられます。
そのため数多くのマイラー候補が参戦しがちに思いますが、この時期は同じく3歳馬のみが出走できる皐月賞も開催されます。
同じG1レースでもNHKマイルカップより皐月賞のほうが格式は高いため、有力馬を所有している陣営の多くはたとえマイラー素質があったとしてもNHKマイルカップではなく皐月賞を選択することが多いです。
そして、皐月賞の結果次第でNHKマイルに向かう馬も多いのです。
そのため、ニュージーランドトロフィーはNHKマイルカップの優先出走権が得られるG2レースにも関わらず、そこまで有力馬が参戦しません。
近年は特にその傾向が顕著で、G2レースを維持するのに必要な格付け基準よりも下回ることが多く、なんとかG2の態勢を維持しているのが現状です。
レース格に対してそこまで有力馬が揃わないニュージーランドトロフィーですが、その分どの馬にも上位争いできるチャンスはあります。
今年はどの馬がマイル決定戦への切符を手にするのか、注目したいです。
ニュージーランドトロフィー2023の開催内容
開催日 | 4月8日(土曜) 15:45発走 |
格付け | G2 |
開催競馬場 | 中山競馬場 中山11R |
コース | 芝1,600m |
性齢 | 3歳 |
斤量 | 馬齢 |
1着賞金 | 5400万円 |
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ニュージーランドトロフィー2023が開催される中山の芝1,600mの特徴
スタート地点 | 1コーナー横のポケット |
コース | 外回りの右回りコース |
1周の距離 | Aコース=1,840m Bコース=1,859m Cコース=1,877m |
直線距離 | 310m |
高低差 | 5,3m |
フルゲート | 16頭 |
中山芝1,600mのスタート地点は1コーナー横のポケット地点です。
スタートが坂のてっぺんとなっていて、そこから一気に駆け下りる形で最初の2コーナーに向かいます。
スタートから最初のコーナーまではわずか240mしかないため、外枠を引いた馬は外々を回される可能性が高く、内枠のほうが有利です。
向こう正面の半ば付近まで来たら名スタートから続いた下り坂は一旦終わり、しばらくは平たんな道を駆け抜けます。
3.4コーナーは円みを帯びたコーナーとなっていてやや鋭角です。
ペースダウンしながら駆け巡りたいところですが、中山は最後の直線が310mしかないため、各馬はコーナーワークでペースアップしながら最後の直線へ入ります。
最後の直線は約310mです。
これは、4大馬場(中山・東京・京都・阪神)のなかでも特に短く、直線に入ってからの追い込みは至難です。
また、ゴール前200mから中山の名物である急な上り坂も存在しています。
この上り坂は高低差が約2.2mもあって中央競馬場の急坂でももっとも傾斜がきついです。
坂を駆け上がった先にゴールがあります。
中山マイルはスタートからしばらく下り傾斜を駆け下りるためハイペースになりやすいです。
もちろん、騎手もそのことは重々把握しているため、意図的にペースを殺しながら競馬します。
中山はコーナーが鋭角なので脚質的には逃げや先行馬がそのまま押し切ることが多いです。
しかし、差しや追い込み馬も勝つためには最後の位置取りが重要であることは分かっているため、向こう正面や3.4コーナーからのまくりを仕掛けます。
そのため、脚質問わず最後の直線入りにおける位置取りが重要視されます。
求められる能力としては、急坂を駆け上がるだけのパワーや馬群をかき分けて前へ行けるだけのメンタルが重要な舞台です。
中山の芝1,600mはここをチェック!
- 枠順の影響が激しい
- 多頭数になるほど外枠が不利
- ハイペースになりやすい
- ペース配分が重要
ニュージーランドトロフィー2023の出走馬
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 |
1 | ミスヨコハマ | 牝3 | 54.0 | 石橋脩 |
2 | ルミノメテオール | 牝3 | 54.0 | 横山武史 |
3 | ロードディフィート | 牡3 | 56.0 | 田辺裕信 |
4 | サンライズジーク | 牡3 | 56.0 | 坂井瑠星 |
5 | エエヤン | 牡3 | 56.0 | M.デムーロ |
6 | シャンパンカラー | 牡3 | 56.0 | 内田博幸 |
7 | エイシンエイト | 牝3 | 54.0 | 津村明秀 |
8 | ドルチェモア | 牡3 | 56.0 | 横山和生 |
9 | オマツリオトコ | 牡3 | 56.0 | 永野武蔵 |
10 | バグラダス | 牡3 | 56.0 | 三浦皇成 |
11 | ミシシッピテソーロ | 牝3 | 54.0 | 柴田大知 |
12 | ジョウショーホープ | 牡3 | 56.0 | 荻野極 |
13 | メイクアスナッチ | 牝3 | 54.0 | 戸崎圭太 |
14 | モリアーナ | 牝3 | 54.0 | 武藤雅 |
15 | ウンブライル | 牝3 | 54.0 | C.ルメール |
16 | シーウィザード | 牡3 | 56.0 | 武豊 |
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過去10年のニュージーランドトロフィーのデータと傾向
馬場 | 年着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走着順 |
2013 | 1 | 12 | エーシントップ | 2 | シンザン記念(G3) | 1 |
良 | 2 | 4 | レッドアリオン | 3 | フローラルウォーク賞(500万) | 1 |
3 | 3 | ストーミングスター | 12 | 500万 | 1 | |
2014 | 1 | 12 | ショウナンアチーヴ | 1 | ファルコンステークス(G3) | 6 |
良 | 2 | 9 | ショウナンワダチ | 4 | 共同通信杯(G3) | 8 |
3 | 15 | ベルルミエール | 8 | ファルコンステークス(G3) | 4 | |
2015 | 1 | 8 | ヤマカツエース | 7 | ファルコンステークス(G3) | 3 |
稍重 | 2 | 9 | グランシルク | 1 | 500万 | 1 |
3 | 12 | アルマワイオリ | 2 | アーリントンカップ(G3) | 2 | |
2016 | 1 | 5 | ダンツプリウス | 2 | アーリントンカップ(G3) | 2 |
良 | 2 | 8 | ストーミーシー | 14 | 500万 | 2 |
3 | 4 | エクラミレネール | 12 | アネモネステークス(OP) | 4 | |
2017 | 1 | 6 | ジョーストリクトリ | 12 | ファルコンステークス(G3) | 6 |
稍重 | 2 | 4 | メイソンジュニア | 8 | ファルコンステークス(G3) | 3 |
3 | 16 | ボンセルヴィーソ | 5 | ファルコンステークス(G3) | 2 | |
2018 | 1 | 5 | カツジ | 2 | きさらぎ賞(G3) | 5 |
良 | 2 | 14 | ケイアイノーテック | 1 | 500万 | 1 |
3 | 2 | デルタバローズ | 9 | 京成杯(G3) | 13 | |
2019 | 1 | 1 | ワイドファラオ | 4 | 未勝利 | 1 |
良 | 2 | 3 | メイショウショウブ | 3 | チューリップ賞(G2) | 9 |
3 | 4 | ヴィッテルスバッハ | 2 | 500万 | 1 | |
2020 | 1 | 11 | ルフトシュトローム | 2 | 1勝 | 1 |
良 | 2 | 14 | シーズンズギフト | 5 | フラワーカップ(G3) | 3 |
3 | 16 | ウイングレイテスト | 7 | ファルコンステークス(G3) | 6 | |
2021 | 1 | 6 | バスラットレオン | 2 | 1勝 | 1 |
良 | 2 | 15 | タイムトゥヘヴン | 3 | 弥生賞(G2) | 6 |
3 | 2 | シティレインボー | 11 | フローラルウォーク賞(1勝) | 5 | |
2022 | 1 | 6 | ジャングロ | 3 | マーガレットステークス(L) | 1 |
良 | 2 | 1 | マテンロウオリオン | 1 | シンザン記念(G3) | 1 |
3 | 7 | リューベック | 6 | 弥生賞(G2) | 6 |
【性別】牝馬の勝ち馬はいない
性別 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
牡馬 | 【10-8-8-101】 | 7.9% | 14.2% | 20.5% |
牝馬 | 【0-2-2-20】 | 0.0% | 8.3% | 16.7% |
過去10年のニュージーランドトロフィーで牝馬の勝ち馬はいません。
いずれも牡馬が勝利を手中に収めていました。
基本的には牡馬有利の舞台と考えてよいでしょう。
ただし、出走数に対して2.3着に入選している割合は高い点は見過ごせません。
また、今年のニュージーランドトロフィーに出走する牝馬は少し特殊です。
例年は賞金が足りずに桜花賞に出走できなかった馬がこちらを選択する傾向が多いのですが、今年は桜花賞の賞金ボーダーが高いことから、実力のある牝馬でもこちらに流れています。
ウンブライルやモリアーナあたりはこのレースで人気するでしょう。
牝馬はアタマよりも2.3着候補で予想するのがよさそうですが、今年に限れば軸で予想してもよいかもしれません。
今年の出走登録馬で牝馬は8頭いました。
【脚質】近年のトレンドは逃げ
脚質 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
逃げ | 【3-1-0-6】 | 30.0% | 40.0% | 40.0% |
先行 | 【3-2-5-30】 | 7.5% | 12.5% | 25.0% |
差し | 【4-5-4-50】 | 6.3% | 14.3% | 20.6% |
追い込み | 【0-2-1-33】 | 0.0% | 5.6% | 8.3% |
過去10年のニュージーランドトロフィーで最も好走しているのは逃げ馬です。
特に、近年は2019年度のワイドファラオや2021年バスラットレオン、2022年のジャングロなど、先頭で競馬していた馬の勝利が著しいです。
逃げ馬は勝率・連対率・複勝率いずれもトップクラスの数値なので、前に行きそうな馬がいれば高く評価したいところです。
今年の出走登録馬でハナに立ちそうな馬は以下の通りです。
【所属】関西馬が台頭している
所属 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
関東馬(美浦) | 【2-5-5-81】 | 2.2% | 7.5% | 12.9% |
関西馬(栗東) | 【8-5-5-40】 | 13.8% | 22.4% | 31.0% |
過去10年のニュージーランドトロフィーの好走馬を所属別にまとめました。
関東馬はこれまで2勝、12頭が馬券に絡んでいるのに対し、関西馬は8勝、18頭が馬券に絡みました。
ニュージーランドトロフィーは関東にある中山競馬場が舞台ですが、実際に好走しているのは関西馬です。
ニュージーランドトロフィーでは関西馬を高く評価したいですね。
今年の出走登録馬で関西馬は3頭いました。
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過去10年のニュージーランドトロフィーの人気別成績
人気 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1番人気 | 【1-3-0-6】 | 10.0% | 40.0% | 40.0% |
2番人気 | 【5-0-2-3】 | 50.0% | 50.0% | 70.0% |
3番人気 | 【1-3-0-6】 | 10.0% | 40.0% | 40.0% |
4~6番人気 | 【1-2-2-25】 | 3.3% | 10.0% | 16.7% |
7~9番人気 | 【1-1-3-25】 | 3.3% | 6.7% | 16.7% |
10番人気以下 | 【1-1-3-56】 | 1.6% | 3.3% | 8.2% |
1番人気よりも2番人気
過去10年のニュージーランドトロフィーの好走馬を人気別にまとめました。
1番人気は過去10年で1勝のみ。
3着内も4頭止まりで複勝率は40%でした。
対して、2番人気は過去10年で5勝しており、7頭が3着以内に入選しています。
ニュージーランドトロフィーは1番人気よりも2番人気のほうが活躍しています。
人気落ちの馬は中山実績に注目したい
過去10年のニュージーランドトロフィーで馬券に絡んだ5頭が10番人気以下の馬でした。
そして、人気落ち5頭のうちの3頭がそれまでに芝・ダート問わず中山で勝利実績があり、残りの2頭はここが初めての中山でした。
人気落ちの馬でも中山競馬場で勝利実績のある馬は激走する可能性がありますよ。
今年の出走登録馬でこれまでに中山で1勝以上あげている馬は4頭いました。
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過去10年のニュージーランドトロフィーの枠番別成績
枠番 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
1枠 | 【1-1-1-13】 | 6.3% | 12.5% | 18.8% |
2枠 | 【0-3-3-13】 | 0.0% | 15.8% | 31.6% |
3枠 | 【4-0-1-14】 | 21.1% | 21.1% | 26.3% |
4枠 | 【1-1-0-17】 | 5.3% | 10.5% | 10.5% |
5枠 | 【0-2-0-16】 | 0.0% | 11.1% | 11.1% |
6枠 | 【3-0-2-15】 | 15.0% | 15.0% | 25.0% |
7枠 | 【1-1-0-18】 | 5.0% | 10.0% | 10.0% |
8枠 | 【0-2-3-15】 | 0.0% | 10.0% | 25.0% |
極端な差はない
過去10年のニュージーランドトロフィーの好走馬を枠順別にまとめました。
もっとも勝率が高いのは3枠で、複勝率が高いのは2枠です。
これだけ見たら内枠有利に感じます。
ところが、6枠も3頭の勝ち馬をはじめ、5頭が馬券に絡んでいて複勝率は25%です。
8枠も勝ち馬こそいませんが5頭が3着内に入選していて複勝率25%でした。
ニュージーランドトロフィーの舞台である中山芝1,600mは最初のコーナーまで短いため内枠有利ですが、ニュージーランドトロフィーに限れば極端な有利不利は見られませんでした。
過去10年のニュージーランドトロフィーの前走競馬場別成績
前走競馬場 | 成績 | 単勝率 | 連対率 | 複勝率 |
中京 | 【4-3-4-34】 | 8.9% | 15.6% | 24.4% |
阪神 | 【3-2-1-23】 | 10.3% | 17.2% | 20.7% |
中山 | 【1-4-4-41】 | 2.0% | 10.0% | 18.0% |
東京 | 【0-1-1-17】 | 0.0% | 5.3% | 10.5% |
前走東京組が苦戦
過去10年のニュージーランドトロフィーの好走馬を前走の競馬場ごとにまとめました。
好走しているのは前走が中京だった馬で、4頭の勝ち馬をはじめ、11頭が馬券に絡んでいます。
前走が阪神だった馬も3勝をあげていますね。
ニュージーランドトロフィーと同じ舞台で開催される前走中山組は勝ち馬こそ1頭ですが、2.3着に合計8頭が絡んでいました。
もっとも不振なのが前走東京組で、これまで19頭が出走したものの勝ち馬は不在、3着以内も2頭止まりでした。
どういうわけか、ニュージーランドトロフィーは前走東京競馬場組が苦戦傾向にあるようです。
そして、前走が東京競馬場だった馬は5頭いました。
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ニュージーランドトロフィー2023の注目馬3頭
今年のニュージーランドトロフィーはドルチェモアを筆頭に、有力牝馬も多数参戦し、G2にふさわしいメンバーが揃ったように思います。
その中から中目を集めている馬を3頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
ドルチェモア
ドルチェモアは昨年の朝日杯FSの勝ち馬です。
G1馬がニュージーランドトロフィーに参戦するのは2011年のグランプリボス以来となります。
力のある先行競馬を得意としていて、2走前のサウジアラビアロイヤルは2番手で先行しながら上がり最速33秒4の末脚でゴールしました。
前走の朝日杯FSもハイペースから押し切る形で競馬を行い、ダノンタッチダウンやレイベリングの追撃を退けてG1タイトルを手にしています。
陣営が早い段階から皐月賞ではなくマイル路線を選択していることからも分かるように、マイルの素質はかなりのものです。
近年ニュージーランドトロフィーは有力株の参戦がなかったので、ドルチェモアの参戦はいささかびっくりしていますが、相手関係を見てもここは楽です。
あえていうならトリッキーな中山が初めてなので、どのように立ち回れるかがポイントとなるでしょう。
これまでの戦績を見ても能力上位は間違いないですし、よっぽどのことがない限りは本命候補です。
エエヤン
近2戦はいずれも中山のマイルで勝利を収めているエエヤンがNHKマイルカップの権利を取りに来ました。
近2戦は同じ中山が舞台でしたが展開はまるで別。
2走前は流れる舞台で先行しながら押し切っています。
そして前走はスロー展開で早めから先頭に立ってそのまま後続を置き去りにして勝利をつかみました。
どちらも真逆の展開でしたが勝ち切れているので、どんな展開でもベストを尽くせる強さがあります。
騎乗するデムーロ騎手は前走で手綱を握っていますし乗り方も分かるはずです。
ここは3着内にさえ入ってしまえばNHKマイルカップに向かうことができるので、是非とも馬券内に期待したいです。
ウンブライル
新馬戦は先行競馬から上がり最速34秒2の末脚で押し切り、続くもみじステークスでは上がり最速33秒5の末脚で連勝をつかみました。
デビュー戦と2戦目だけ見たら後続を3馬身以上突き放していて強い競馬ができています。
ただし、近2戦はどちらも馬券外に敗れてしまいました。
敗因を予想するにあたって、ウンブライルの適性距離は1,400mでマイルは長い可能性があります。
なぜなら、快勝した新馬戦ともみじステークスは芝1,400mで、大敗した近2戦は芝1,600mだったからです。
そのため、距離課題を解決しなければここでの好走も厳しいでしょう。
人気の一角になりそうですが、距離問題が解決していない現状、ここは危険な人気馬と思いたいです。
ニュージーランドトロフィー2023の穴馬2頭
ニュージーランドトロフィーは穴馬も馬券に絡むことが多いレースです。
今年の出走馬で配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。
出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。
バグラダス
バグラダスは昨年の朝日杯FSで5着に入選した馬です。
前走のファルコンステークスは後方から競馬を行いましたが、重馬場で思うように脚を活かせませんでした。
データ的には逃げる可能性のある馬で前走中京組と、好走条件はいくつかあります。
騎乗する三浦皇成騎手は近年相パッとしないですが、関東競馬場であればまだまだ立ち回れるはずです。
テン乗りで脚質的にも難しい馬ですが、かみ合えば一発あることを祈りたいです。
ルミノメテオール
前走のチューリップ賞は非常に惜しい競馬でした。
3番手で競馬を行い最後の直線でも粘りを行いましたが、ペリファーニアやコナコーストに捉えられて4着入選。
勝ち馬のモズメイメイとのタイム差は0.1秒で大接戦の末、惜しくも桜花賞の権利を逃してしまいました。
一応週の初めの段階では桜花賞にも登録していますが、想定騎手を見たらニュージーランドトロフィーのほうに横山武史騎手の名前が掲載されていたので、おそらくはこちらに出走するでしょう。
チューリップ賞は初めてのマイル戦でしたが上位勢と肉薄しているように高いマイル適性を感じました。
初の中山ですが、ここで上位入選したらNHKマイルカップに向かうことができます。
桜花賞に出走できなかった無念をここで果たしてほしいです。
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ニュージーランドトロフィー2023予想の最終買い目
ニュージーランドトロフィー予想(晴れの良馬場想定)
ニュージーランドトロフィーが開催される土曜日の中山競馬場は終始晴れの予報が出ていました。
中山は阪神と違って金曜日の10時の時点でも良馬場の発表がされています。
土曜日も晴れの予報なので間違いなく良馬場でレースが行われるでしょう。
気になる馬場状態ですが、先週の芝レースの内容を見る限り、時計は出ていました。
そのため、うましるでは晴れの良馬場、時計の出やすい馬場を想定しながら予想を行います。
◎本命 4 サンライズジーク
父 | エピファネイア |
母 | プロヴィナージュ |
母父 | フレンチデピュティ |
主な勝ち鞍 | 3歳1勝クラス 2023年 |
前走 | 3歳1勝クラス 1着 |
本命はサンライズジークにします。
前日の段階で12番人気ですが、近走がいずれもダートだったので人気が落ちるのは否めません。
しかしながら、前走のダートや3走前のダートレースは稍重~重馬場で好走していました。
ダートの稍重、重馬場は雨で馬場が締まりやすく、スピード素質が求められます。
スピード型の舞台で好走していることから、芝での活躍もあり得ると判断しました。
新馬戦以来の芝戦ですが、枠もいいですしデータと相性のいい逃げ馬、血統的にも父がエピファネイアなので芝における激走に期待したいです。
〇対抗 8 ドルチェモア
父 | ルーラーシップ |
母 | アユサン |
母父 | ディープインパクト |
主な勝ち鞍 | 朝日FS(G1) 2022年 |
前走 | 朝日FS(G1) 1着 |
対抗はドルチェモアにしました。
昨年の朝日杯FSの勝ち馬でここでも断然1番人気ですね。
G1馬ということで人気を集めていますし、ほかの馬と比較してもドルチェモアが一枚以上抜けたている感じがします。
しかしながら、朝日杯FSのレースを振り返ると2着のダノンタッチダウンはもとより、3着のレイベリングや4着のキョウエイブリッサが3歳以降苦労していることから、実は朝日杯FSはそこまでレベルが高くない可能性も浮上しました。
賞金的には余裕でNHKマイルカップに向かえますし、ここは叩きでも問題ありません。
速い段階から皐月賞ではなくマイル路線を選択しているのでここは勝ち負けしてほしいところですが、人気と朝日杯の相手関係を考慮し、対抗に置くことにしました。
▲単穴 5 エエヤン
父 | シルバーステート |
母 | シルクヴィーナス |
母父 | ティンバーカントリー |
主な勝ち鞍 | 3歳1勝クラス 2023年 |
前走 | 3歳1勝クラス 1着 |
単穴はエエヤンにします。
近2戦はいずれも中山マイルのもので連勝しており、メンバーの中でも中山適性の高さが感じられます。
特に前走の1勝クラスは今回と全く同じコースで逃げ切りし、2着のマイネルフォルツァに3馬身半差突き放しての完勝でした。
舞台適性に関しては今回人気しているドルチェモアよりも高いものがありますし、激走の可能性も十分あり得るでしょう。
△連下 2 ルミノメテオール
父 | エピファネイア |
母 | クイーンナイサー |
母父 | フォーティナイナー |
主な勝ち鞍 | つわぶき賞(1勝クラス) 2022年 |
前走 | チューリップ賞(G2) 4着 |
牝馬のルミノメテオールは連下にします。
前走のチューリップ賞は桜花賞の権利を掛けた一戦でしたが4着に敗れてしまいます。
しかしながら、勝ち馬モズメイメイとの着差はコンマ1秒で、展開次第では3着以内も十分あり得ました。
桜花賞を諦めてこちらを選択しましたが、ここで馬券内に入選すればNHKマイルカップの優先出走権も手に入ります。
桜花賞へ挑めなかった無念をここで果たしてほしいですね。
単勝
4 サンライズジーク
馬連流し
軸馬:4
相手:2、5、8、13
三連複ボックス
2、4、5、8、13
以上になります。
ニュージーランドトロフィーの予想の参考にしてみてください!