
【しらさぎS2025追い切り評価/全頭診断】自己ベストを叩き出した〝アノ馬〟に最高評価「S」

しらさぎステークス2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事ではしらさぎステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
6月18日の馬場状態
美浦
この日の美浦ウッドは良馬場でした。
ウッドの1番時計はコスタノヴァが記録した6F79秒0でした。全体的に時計は出ています。
栗東
この日の栗東は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計はマリブパインの4F49秒6でした。高速馬場です。
ウッドの1番時計はバトゥカーダが記録した6F77秒7です。美浦ウッド以上に時計は出ています。
しらさぎステークス2025追い切り評価/全頭診断コメント
しらさぎステークス2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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キープカルム
キープカルム 6月18日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 51.8 | 37.3 | 11.9 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(良) | 53.0 | 38.7 | 12.1 | 一杯 |
前走のダービー卿チャレンジトロフィー(G3)で3着入線したキープカルムは栗東坂路で単走を行いました。
初コンビを組む坂井騎手が追い切りに騎乗し、末強めに追われて全体時計51秒8-上がり1F11秒9の時計で力強く駆けあがりました。
今回は約2か月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは6月に入ってから再開し、坂路に特化した追い切りを9本行っています。
最終追い切りは末強めに追われましたが、途中で右手前に切り替えてからは大きなもたれもなく、バランスのある動きで力強く脚色を披露しました。
ウッドの蹴り上げを見ても後ろ脚に力強さは感じられましたし、久々でも気持ちは乗っています。
何よりも、一杯に追われた前走最終追い切り時よりも全体時計、終い時計ともに良くなっている点は好感触でした。
キープカルムは前走のダービー卿チャレンジトロフィーはC評価を打ちながらも3着に飛び込んでいたので、追い切り映えしなくてもレースで力を発揮できるタイプの馬です。
それでも、一杯に追われた前走最終時よりも時計を出しているのは成長の兆しが感じられますし、派手さはないものの力強く登坂していることから、前向きさが伝わりました。
この馬なりにいい仕上がりです。
グランスラムアスク
追い切り映像確認後に更新します。
コレペティトール
コレペティトール 6月18日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.2 | 37.8 | 12.2 | 強め | ||
1週前 | 栗東坂路(重) | 53.1 | 38.8 | 12.6 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(重) | 52.1 | 38.4 | 13.1 | 一杯 |
昨年の京都金杯(G3)を勝利したコレペティトールは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して強めに追われ、全体時計52秒2-上がり1F12秒2の時計で負荷を掛けています。
1週前の12日も栗東坂路で末強めに追われ、このときは全体時計53秒1-上がり1F12秒6の時計で登坂しました。
道中は舌を出しながらの追走で、少し頭の使い方は大きく四肢の使い方もそこまでよくはないです。
終始左手前ということもあって終盤も加速ラップは刻んでいるものの、終い1F12秒6は目立ちませんでした。
コレペティトールはもともと坂路で終い時計を出すタイプではありませんが、末強めに追われていたのでもう少し終いの時計を出してほしかったです。
強く追ったことで最終追い切りまでの良化に期待したい内容でした。
最終追い切りは坂路で強めに追われましたが、ここは1週前と違って頭を少し下げながら登坂しました。
序盤から地面を掻き込むように追走していますが、終盤になると前駆と後躯のバランスがあまり良くなく、綺麗な走法とは言い難かったです。
1週前に強く追ったので気持ちは乗っているように見えましたが、あまり見栄えする内容ではありませんでした。
シヴァース
シヴァース 6月18日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 52.3 | 37.9 | 12.3 | 一杯 | ||
1週前 | 栗東CW(重) | 87.8 | 71.0 | 54.9 | 39.6 | 12.1 | 馬なり |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.2 | 39.7 | 12.0 | 馬なり |
良血馬のシヴァースは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗し、一杯に追われて全体時計52秒3-上がり1F12秒3の自己ベストでまとめています。
1週前の12日は栗東ウッドで単走を行いました。
このときは主戦のデムーロ騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで追われて6F87秒8-上がり1F12秒1の時計で終い重視の追い切りを行っています。
全体時計87秒8が示しているように、序盤から中盤にかけてはほとんど軽い調教でしたが、モーリス産駒らしい大きな前駆が印象的で、状態は良さそうです。
少し太いようにも見えましたが、四肢の使い方はスムーズでしたし、折り合いも付いていたので状態確認という意味では悪くない動きを見せていました。
最終追い切りは坂路で一杯に追い、気合付がされました。
中盤で手前を替えてからは踏み込みに力が入り、迫力のある動きができていましたが、意外と使える脚は短く、再度手前替えしてからは力強さはなくなり、流すようにまとめていました。
一回目の手前替えは迫力がありましたが、使える脚がそこまで長くなさそうな印象です。
自己ベストを記録している点は良いものの、道中斜行しながらの登坂でしたし少し粗削りな感じがしました。
まずまずといったところです。
ダイシンヤマト
ダイシンヤマト 6月18日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 81.9 | 65.9 | 51.6 | 37.3 | 11.2 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 86.0 | 69.4 | 54.1 | 39.4 | 11.5 | 馬なり |
前走のあけぼのステークス(3勝クラス)を制したダイシンヤマトは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗し馬場の外目から馬なりで追い、6F81秒9-上がり1F11秒2の時計で走破しています。
中間追い切りは5月中旬から再開し、坂路でキャンターを24本、ウッドで4本の追い切りを行いました。
なお、映像はありませんが1週前の11日は美浦ウッドで障害馬のダイシンクローバー(セ9、オープン)と併せています。
ここでも助手が騎乗し、馬場の外目から僚馬を8~9馬身追走する形でゴール前にて仕掛けられ、6F81秒7-上がり1F11秒6の時計で負荷を掛けました。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと
最終追い切りは坂路で軽めの調整でした。
顎が上がっていてバグを付けている割に集中力はなさそうでしたが、右前脚を大きく動かしながらウッドを掻き込むような動きを見せており、力強く動けています。
フォームはあまり安定していませんでしたが、馬体を見ても筋肉量は豊富ですし、力強い脚色を披露できたのは良かったでしょう。
久々の重賞挑戦となりますが、この馬なりに気迫もこもっていたのでいい仕上がりでレースに挑めそうです。
タシット
タシット 6月18日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 83.3 | 66.4 | 51.5 | 37.1 | 11.5 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(不良) | 67.4 | 52.0 | 37.7 | 11.8 | 馬なり |
今年1月に開催された若潮ステークス(3勝クラス)を勝利したタシットは美浦ウッドでアセンブリールーム(牡3、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬場の外目から僚馬より7~8馬身先行する形で馬なり追いを行い、6F83秒3-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。
中間追い切りは5月下旬から再開し、坂路でキャンターを12本、ウッドで6本の追い切りを行いました。
なお、映像はありませんが1週前の11日は美浦ウッドでサザンエルフ(牝6、3勝クラス)と併せており、馬場の外目から僚馬を8~9馬身追走する形で強めに追われ、6F81秒4-上がり1F11秒7の時計で同時併入しました。
1週前に負荷を掛けたので最終追い切りは僚馬の外側から軽めの追い切りを行いましたが、馬体もまとまっていますし、道中もきびきびとした脚取りで追うことができています。
直線入りの時点では僚馬の方が先にいましたが、最後はじりじり脚を伸ばして併入できているように、手応えよくまとめることができたのも良いでしょう。
身体も軽くて軽快でしたし、コンディションは良好です。
ダディーズビビッド
ダディーズビビッド 6月18日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 71.1 | 54.4 | 38.9 | 12.1 | 馬なり | |
前走最終 | 栗東CW(稍重) | 83.4 | 68.0 | 52.9 | 37.8 | 11.5 | 強め |
前々走の六甲ステークス(L)を勝利したダディーズビビッドは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
藤懸騎手が追い切りに騎乗(レース当日は池添騎手が騎乗予定でしたが、落馬負傷のため水曜日の時点では未定)し、馬場の真ん中から馬なりで5F71秒1-上がり1F12秒1の時計で軽くまとめています。
前走の安田記念(G1)から中1週と間隔を詰めているため、中間追い切りは坂路でキャンターを4本のみと控えめでした。
最終追い切りもウッドコースで軽めの調整でした。
前走からの間隔が短いこともあって体調が気になるところでしたが、道中は前足をリズムよく動かしながら楽な手ごたえで動けています。
直線に入ってからも一定のリズムでまとめており、いい動きができていました。
バランスの良い動きで連戦の疲れもなさそうですし、間隔を詰めていても状態面は良さそうです。
大きな上積みはないものの、現状維持はできていました。
ダンツエラン
ダンツエラン 6月18日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 79.4 | 64.8 | 49.6 | 35.2 | 11.3 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(良) | 83.1 | 67.3 | 52.8 | 37.7 | 11.3 | 馬なり |
昨年のファンタジーステークス(G3)を勝利したダンツエランは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
松若騎手が追い切りに騎乗(レース当日の騎乗騎手は水曜日の段階で未定)し、馬場の真ん中から馬なりで追われて6F79秒4-上がり1F11秒3の自己ベストでまとめました。
前走の葵ステークス(G3)から中2週と間隔を詰めており、中間追い切りは坂路でキャンターを4本、ウッドでも4本の時計を記録しています。
なお、映像はありませんが1週前の11日も栗東ウッドで単走を行い、馬場の真ん中から強めに追って6F81秒9-上がり11秒6の時計で負荷を掛けています。
1週前に強く追ったので最終追い切りは馬なりで軽めでしたが、少し頭は前に出ているものの、全体を通して推進力のある動きでまとめているのが印象深いです。
この時期の3歳馬ということで多少四肢の使い方が安定していないようにも見えましたが、それでも長い脚をスムーズに使いながらまとめることができているのは好感触でした。
前走から間隔を詰めているので疲れがあってもおかしくありませんが、馬体や動きを見ても蓄積疲労はなさそうですし、むしろ一回使って良化しているようにも感じます。
馬なりで自己ベストを記録できたのも良かったですし、好仕上がりでした。
チェルヴィニア
チェルヴィニア 6月18日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 81.9 | 65.9 | 51.2 | 37.0 | 11.2 | 馬なり |
1週前 | 美浦南W(重) | ⑦95.2 | 65.4 | 50.8 | 36.7 | 11.7 | 馬なり |
前走最終 | 海外出走 |
牝馬二冠馬のチェルヴィニアは美浦のウッドチップコースでレッドヴェロシティ(牡7、3勝クラス)とブルーベリーフィズ(牝3、1勝クラス)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の3分どころからレッドヴェロシティを1馬身半追走する形で馬なり追いを行い、6F81秒9-上がり1F11秒2の時計で同時併入しました。
映像はありませんが、15日は坂路でレッドヴェロシティと併せて一杯に追って全体時計54秒4-上がり1F12秒1の時計を記録しました。
そのまえの11日は美浦ウッドでレッドヴェロシティと2頭併せを行いました。
このときは馬場の真ん中から馬なりで僚馬を1馬身追走し、7F95秒2-6F80秒4-上がり1F11秒7の時計で併入しています。
海外帰り初戦になりますが、道中は僚馬の内側から立ち回っています。
舌を出しながらの追走で少し頭の使い方も大きいですが、これまで通りストライドの大きな走りでまとめており、この馬らしい走りはできていました。
ただ、海外帰り+久々ということで少し前脚の動きも固さが見られたので、最終追い切りまでにどこまで良化しているか注目したいです。
最終追い切りは3頭併せの真ん中からの追い切りでしたが、頭を引き気味にしながら集中した走りを見せています。
ただ、直線では外から追われたレッドヴェロシティと馬体が重なっていたのでほとんど分かりません。
評価の難しいところですが、時計はチェルヴィニアのウッド追いの中では出ているものの、馬場の内に近い箇所から併せていたものなので時計が出やすい条件下でした。
そのため、あまり参考にしないほうが良いです。
直線の動きが分からなかったので判断が難しいところですが、1週前よりは良くなっていたと思います。
いい時期ほどではありませんが、まずまず仕上がっているのではないでしょうか。
デビットバローズ
デビットバローズ 6月18日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 83.3 | 68.1 | 53.4 | 38.0 | 11.1 | 馬なり |
前走最終 | 栗東CW(重) | 81.7 | 66.8 | 52.2 | 37.1 | 11.1 | 馬なり |
今年の大阪城ステークス(L)を勝利したデビットバローズは栗東のウッドチップコースでドゥラリアル(牡5、3勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して外ラチ沿いからドゥラリアルより6馬身先行する形で馬なり追いを行い、6F83秒3-上がり1F11秒1の時計でドゥラリアルに半馬身先着しています。
中間追い切りは今月に入ってから再開し、坂路で11本、ウッドで5本の追い切りを行いました。
このうち、映像はありませんが1週前の11日は栗東ウッドでローズスター(牡5、オープン)と併せていました。
久々にコンビを組む松山騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を4馬身追走する形で直線強めに追われ、6F83秒8上がり1F11秒4の時計で僚馬に1馬身先着しています。
1週前に強く追われたため、最終追い切りは馬なりでの調整でしたが、大柄な馬体は健在で、少し頭は高いものの淡々とした動きを見せています。
直線入りの段階で内の僚馬に先を譲りましたが、しばらくしてからは自ら脚の回転を引き上げて追走態勢に入り、最後は終い2F12秒0-1F11秒1の加速ラップで差し切りました。
馬なりでも鋭く加速して差し切れたのは好感触でしたし、瞬時に加速していることから、この馬らしい動きに期待できそうでした。
いい仕上がりです。
ニホンピロキーフ
ニホンピロキーフ 6月18日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | ⑦96.4 | 65.0 | 50.4 | 35.6 | 11.4 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(稍重) | 85.2 | 69.5 | 54.0 | 38.4 | 11.2 | 馬なり |
ニホンピロキーフは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から一杯に追い、7F96秒4-6F79秒7-上がり1F11秒4の時計で負荷を掛けています。
中間追い切りは5月31日から再開しており、坂路で11本、ウッドで2本の追い切りを行っています。
なお、映像はありませんが1週前の11日にも栗東ウッドで単走を行いました。
今回初コンビを組む幸騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目からゴール前で仕掛けられて6F85秒3-上がり1F11秒4の時計で長く脚を伸ばして走破しています。
1週前に強く追いましたが、最終追い切りは一杯に追ってさらに負荷を掛けています。
それに応えるように序盤から一貫してある動きで追走することができました。
終いは2F10秒8から1F11秒4の減速ラップですが、終い2F10秒台で早めに時計を出しているので気にしなくても良いでしょう。
最後までしぶとく脚を使っていましたし、全体時計96秒4も一杯に追われていたとはいえ自己2番目に速い時計でした。
馬体を見ても無駄のない馬体でまとまっていましたし、2週続けてしっかり追ったのでレースまでにさらなる良化に期待できそうです。
ボルザコフスキー
ボルザコフスキー 6月18日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | ⑦98.0 | 66.3 | 51.8 | 37.0 | 11.2 | 強め |
前走最終 | 栗東CW(良) | 83.4 | 67.2 | 51.7 | 36.1 | 11.6 | 強め |
昨年の六甲ステークス(L)を勝利したボルザコフスキーは栗東のウッドチップコースでダイヤノエース(牡3、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。
吉村騎手が追い切りに騎乗(レース当日の騎乗騎手は水曜日の段階で未定)し、馬場の真ん中からダイヤノエースを10馬身追走し、7F98秒0-6F81秒3-上がり1F11秒2の時計でダイヤノエースと併入しました。
今回は約9か月ぶりの実践となりますが、中間追い切りは今月に入ってから再開しており、坂路でキャンターを3本、ウッドで5本と間隔のわりに本数は控えめでした。
最終追い切りはウッドコースで3頭併せの最内から立ち回りました。
本線に入ってしばらくは僚馬に馬体が重なっていたので判断しがたいですが、強めに追われたこともあってじりじりペースを引き上げ、最後は終い2F11秒7から1F11秒2の加速ラップで併入しました。
要所のキレも確認できましたし、休み明けで中間追い切りも本数は多くなかったものの、しっかりとこの馬らしい動きができたのは評価したいです。
この馬なりに状態は良さそうでした。
マテンロウオリオン
マテンロウオリオン 6月18日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 82.9 | 67.3 | 52.6 | 36.9 | 10.8 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(良) | 82.7 | 67.5 | 52.6 | 37.2 | 11.2 | 馬なり |
マテンロウオリオンは栗東のウッドチップコースでレガッタ(牡4、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬を3馬身追走する形で一杯に追い、6F82秒9-上がり1F10秒8で鋭く脚を伸ばして僚馬に半馬身先着しています。
中間追い切りは5月下旬から再開し、坂路で16本、ウッドで3本の追い切りを行いました。
なお、映像はありませんが1週前の11日も栗東ウッドでレガッタと併せており、このときは馬場の真ん中から一杯に追って7F96秒3-6F79秒6-上がり1F11秒7の時計で負荷を掛けています。
最終追い切りも1週前に引き続き一杯に追っているので2週続けて負荷を掛けていましたが、序盤からきびきびとした脚取りで立ち回っていました。
直線に入ってからも手応え良く脚色を伸ばして最後は終い2F11秒4-1F10秒8でまとめており、時計は優秀ですね。
ただ、マテンロウオリオンは調教で動くタイプでですし、前走新潟大賞典(G3)の1週前追い切りでも好時計を記録しながらも、レースでは14着に大敗していました。
追い切り内容とレース結果が結びつかないのが気になるところです。
今回も動きや時計は良いものの、現状の仕上がりがレースでも反映されるかというと難しいところなので、今回はB評価とします。
ラケマーダ
ラケマーダ 6月18日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 83.4 | 67.2 | 51.7 | 37.2 | 12.0 | 稍一杯 |
1週前 | 栗東CW(重) | 54.7 | 38.7 | 11.6 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東CW(良) | 86.7 | 69.7 | 53.5 | 38.0 | 11.6 | 直強め |
前走の安土城ステークス(L)を勝利したラケマーダは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から稍一杯に追い、6F83秒4-上がり1F12秒0の時計で負荷を掛けています。
1週前の11日も栗東ウッドで追い切りを行い、このときは馬場の真ん中から馬なりで追って4F54秒7-上がり1F11秒6で軽くまとめました。
道中はどこか頭の使い方が安定しておらず、少し掛かり気味な印象があります。
前駆に薄い発汗も確認できましたし、本調子というと難しいところです。
終いのフォームは良いものの、もう少し落ち着きがあれば良かったです。
最終追い切りは稍一杯に追われたため、序盤はスピードに乗った動きができていました。
直線に入ってからは一息入れながらもストライド走法でまとめており、この馬らしい動きはできています。
ただ、時計はいい時期ほど目立ちませんし、道中少し落ち着きのなさも見られたので、折り合い面でうまくいけるかがポイントとなりそうでした。
ここは及第点までとします。
レーベンスティール
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しらさぎステークス2025追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | ダンツエラン |
A | デビットバローズ ニホンピロキーフ |
B | キープカルム シヴァース ダイシンヤマト タシット ダディーズビビッド チェルヴィニア ボルザコフスキー マテンロウオリオン ラケマーダ |
C | コレペティトール |
D | |
E(測定不能) |
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しらさぎステークス2025追い切り映像
しらさぎステークス2025の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。
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しらさぎステークス2025の最終予想
しらさぎステークス2025の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。
