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【クイーンステークス2023予想】本命で買いたい3頭+穴馬におすすめの2頭はこちら!

クイーンステークス2023予想記事のサムネイル画像

クイーンステークス2023予想の最終買い目を更新しました!

クイーンステークス2023のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

クイーンステークス2023の予想ポイント

  • 3歳馬は苦戦
  • 1番人気は複勝率80%
  • 1枠2枠が圧倒的に有利
  • 前走G1組が強い
  • 前走非重賞馬は評価を下げたい
目次(読みたい項目をタップ)

クイーンステークス2023の概要

クイーンステークスは札幌競馬場で開催される牝馬の重賞競走です。

これまでは開幕週に行われ、札幌に競馬の幕開けを告げるレースとして位置づけられましたが、今年からは開催2週目に行われるようになりました。

夏競馬+牝馬限定競走ということで荒れるイメージがあるかもしれませんが、札幌の芝1,800mは出走可能頭数が14頭と少なく、また、ハンデ戦ではなく別定戦なので大きく荒れることはありません。

裏開催のアイビスサマーダッシュと並んで、夏競馬にしては波乱の傾向がすくない重賞競走なのです。

なお、この時期のレースは3歳馬も出走可能です。

ここをステップに最後の牝馬一冠である秋華賞を目指す馬も少なくありません。

また、古馬にとっては秋のエリザベス女王杯や強豪が集まる天皇賞(秋)のステップとしてこのクイーンステークスを選択する馬もいるのです。

ここで結果を残して、秋の大舞台に上り詰めたいです。

うましるでは2013年と2021年の函館開催時を含めた過去10年のデータを基にレース予想をまとめました。

2022年 クイーンステークス(GⅢ) | テルツェット | JRA公式

クイーンステークス2023の開催内容

開催日7月30日(日曜) 15:35発走
格付けG3
開催競馬場札幌競馬場 札幌11R
コース芝1,800m
性齢3歳以上牝馬
斤量別定
1着賞金3800万円

クイーンステークス2023が開催される札幌の芝1,800mの特徴

札幌競馬場 芝1800mのコースで特徴を解説
スタート地点ホームストレッチ真ん中
コース右回り
Aコース使用
1周の距離1,640.9m
直線距離266.1m
高低差0.7m
フルゲート14頭

スタート地点はスタンド前の真ん中あたりです。

スタートから最初のコーナーまでは約185mと短いため、コースロスなくインを確保できる内枠が有利です。

1.2コーナーは平坦ですが意外と大回りとなっています。

向こう正面も300mしかありません。

3.4コーナーも1.2コーナー同様平坦で、最後の直線は約266mとなっています

札幌は全長が1,650mほど、ローカル競馬場(札幌・函館・新潟・福島・小倉)のなかでは全長は大きいです。

しかし、スタンド前直線や向こう正面は短いのです。

なぜ、これほどまでに全長が長いというと、コーナーが鈍角で非常に大きな造りをしているからです。

コースの大部分が緩やかなカーブで占めていることから、札幌競馬場は円みを帯びた競馬場といわれているのです。

直線が短いため、基本的には逃げや先行馬が有利で、差しや追い込み馬が好走するには直線から動いても届きません。

できることなら、向こう正面から3.4コーナーにかけてまくりを決めたいところです。

また、札幌は函館と同じく全面洋芝が敷かれています。

洋芝は馬場が柔らかくて時計がかかりやすい特徴があるので、パワー型の馬が結果を残しやすい舞台となっています。

ちなみに、起伏はほとんど存在しません。

札幌の芝1,800mはここをチェック!

  • 1コーナーまでが短い
  • 逃げ先行馬が有利
  • 内枠優勢
  • 洋芝適性が問われる
  • ステイゴールド系、ハービンジャー産駒が好調

クイーンステークス2023の出走馬

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【参考レース】2023年 クイーンステークス|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1コスタボニータ牝455.0松山弘平
2ウインピクシス牝455.0横山武史
3ライトクオンタム牝352.0武豊
4ルビーカサブランカ牝655.0C.ルメール
5サトノセシル牝755.0佐々木大輔
6ローゼライト牝555.0鮫島克駿
7ドゥーラ牝351.0斎藤新
8キタウイング牝352.0江田照男
9グランスラムアスク牝455.0古川菜穂
10イズジョーノキセキ牝657.0岩田康誠
11ジネストラ牝555.0三浦皇成
12ミスニューヨーク牝656.0M.デムーロ
13ビジン牝455.0藤岡佑介
14トーセンローリエ牝351.0吉田隼人

クイーンステークスの過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2022
11テルツェット2ヴィクトリアマイル(G1)13
24サトノセシル8江の島ステークス(3勝)4
32ローザノワール3ヴィクトリアマイル(G1)4
2021
19テルツェット3ヴィクトリアマイル(G1)14
26マジックキャッスル1ヴィクトリアマイル(G1)3
310サトノセシル8洞爺湖特別(2勝)1
2020
11レッドアネモス11マーメイドS(G3)8
29ビーチサンバ4ヴィクトリアマイル(G1)9
32スカーレットカラー1ヴィクトリアマイル(G1)15
2019
113ミッキーチャーム1ヴィクトリアマイル(G1)8
26スカーレットカラー5マーメイドS(G3)3
314カリビアンゴールド9五稜郭ステークス(3勝)2
2018
19ディアドラ1ドバイターフ(G1)3
25フロンテアクイーン4中山牝馬ステークス(G3)2
32ソウルスターリング2ヴィクトリアマイル(G1)7
2017
12アエロリット2NHKマイルカップ(G1)1
21トーセンビクトリー6マーメイドS(G3)9
34クインズミラーグロ8マーメイドS(G3)2
2016
12マコトブリジャール9福島牝馬ステークス(G3)1
211シャルール1ヴィクトリアマイル(G1)18
31ダンツキャンサー11安土城ステークス(OP)2
2015
110メイショウスザンナ7マーメイドS(G3)10
22レッドリヴェール1ヴィクトリアマイル(G1)4
36イリュミナンス4マーメイドS(G3)6
2014
12キャトルフィーユ2ヴィクトリアマイル(G1)5
28アロマティコ6巴賞(OP)1
36スマートレイアー1ヴィクトリアマイル(G1)8
2013
15アイムユアーズ1ヴィクトリアマイル(G1)8
26スピードリッパー8夏至ステークス(1,600万)13
31オールザットジャズ3ヴィクトリアマイル(G1)13
※2013年と2021年は函館で代替開催しています。

【重賞実績】重賞で上位争いしているほど評価が高い

年度勝ち馬重賞実績主な重賞実績着順
2022テルツェット【2-0-0-4】クイーンS(G3)1着
2021テルツェット【1-0-0-1】ダービー卿CT(G3)1着
2020レッドアネモス【0-0-0-7】なし
2019ミッキーチャーム【1-1-0-2】阪神牝馬S(G2)1着
2018ディアドラ【2-0-2-4】秋華賞(G1)1着
2017アエロリット【1-2-0-1】NHKマイルC(G1)1着
2016マコトブリジャール【1-0-0-9】福島牝馬S(G3)1着
2015メイショウスザンナ【0-1-1-6】フラワーC(G3)2着
2014キャトルフォーユ【0-3-0-5】中山牝馬S(G3)2着
2013アイムユアーズ【3-2-1-5】Fレビュー(G2)1着

過去10年のクイーンステークスの勝ち馬7頭はこれまでに重賞レースを勝利していました。

また、残りの3頭のうちの2頭は重賞で連対実績があります。

さらに、テルツェットを除いた8頭の勝ち馬は3歳時に牝馬三冠レース(桜花賞・オークス・秋華賞)のいずれかに出走していました。

ちなみにクイーンステークスで2着に入線した10頭全馬もこれまでに何らかの重賞レースで3着内に入線しています。

クイーンステークスはこれまで重賞レースで結果を残していた馬や3歳時の出走歴にも注目したいです。

今年の出走馬で重賞馬は6頭いました。

イズジョーノキセキ
(府中牝馬ステークス【G2】)

キタウイング
(フェアリーステークス【G3】)

ドゥーラ
(札幌2歳ステークス【G3】)

ミスニューヨーク
(ターコイズステークス【G3】)

ライトクオンタム
(シンザン記念【G3】)

ルビーカサブランカ
(愛知杯【G3】)

また、過去に牝馬三冠レースに出走経験がある馬は6頭いました。(かっこ内は出走レースと最高着順)

キタウイング
(桜花賞/12着)

ジネストラ
(桜花賞/11着)

トーセンローリエ
(桜花賞/18着)

ドゥーラ
(オークス/3着)

ミスニューヨーク
(秋華賞/5着)

ライトクオンタム
(桜花賞/8着)

【年齢】若さよりも実績が大事

年齢成績単勝率連対率複勝率
3歳【1-0-0-10】9.1%9.1%9.1%
4歳【5-5-2-26】13.2%26.3%31.6%
5歳【2-4-7-38】3.9%11.8%25.5%
6歳【2-1-1-18】9.1%13.6%18.2%

過去10年のクイーンステークスの好走馬を年齢別に見てみましょう。

もっとも結果を残していたのは4歳馬の【5-5-2-26】で、単勝率13%、連対率26%の高い数値を残しています。

その次に好走しているのは5歳馬で、勝ち馬こそ2頭しかいませんが、3着内は13頭で複勝率は25.5%です。

一方で、意外と苦戦しているのが3歳馬です。

3歳馬は【1-0-0-10】で馬券に絡んだのは2017年の勝ち馬アエロリットのみでした。

これまでもウォーターナビレラやリバティハイツ、ロッテンマイヤーといった3歳馬が人気を集めたものの、着外に敗れていました。

クイーンステークスは若さよりも実績が問われやすいレースです。

今年の出走馬で3歳馬は4頭いました。

キタウイング
トーセンローリエ
ドゥーラ
ライトクオンタム

【脚質】早仕掛けが好走のポイント

脚質成績単勝率連対率複勝率
逃げ【1-0-1-8】10.0%10.0%20.0%
先行【4-4-3-26】10.8%21.6%29.7%
差し【3-2-4-30】7.7%12.8%23.1%
追込【2-4-2-29】5.4%16.2%21.6%

過去10年のクイーンステークスの好走馬を脚質別に見てみると、単勝率が10%を超えているのは逃げと先行馬です。

中でも先行馬は10頭が馬券に絡んでいて、連対率22%、複勝率30%の高水準でした。

なお、差しや追い込み馬も意外と結果を残していて、どちらも複勝率は20%を超えています。

差しや追い込み馬の多くは向こう正面から3.4コーナーにかけて、一気にまくりを決めながら好走していました。

クイーンステークスは逃げや先行馬の成績が優秀ですが、まくることができる差しや追い込み馬も侮れないですよ。

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クイーンステークスの過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【3-3-2-2】30.0%60.0%80.0%
2番人気【3-0-1-6】30.0%30.0%40.0%
3番人気【1-0-2-7】10.0%10.0%30.0%
4~6番人気【0-5-1-24】0.0%16.7%20.0%
7~9番人気【2-2-3-22】6.9%13.8%24.1%
10番人気以下【1-0-1-32】2.9%2.9%5.9%

1番人気の信頼度が高い

過去10年のクイーンステークスで1番人気は3勝、3着内率は80%でした。

勝率は特別高いわけではありませんが、10頭中8頭が馬券に入線しているので信頼できるデータです。

ちなみに、1番人気で馬券外に敗れたのは2017年のアドマイヤリードと2022年のウォーターナビレラでした。

前者はこの舞台と相性の悪い直線一気を得意とする追い込み馬で、後者はデータと相性の悪い3歳馬です。

3歳馬or直線一気型の馬以外が1番人気に支持されるようでしたら、ぜひ馬券に絡めたいです。

人気+穴馬の組み合わせがトレンド

過去10年のクイーンステークスで、1~5番人気の馬が馬券内を独占した年は2018年の1度しかありませんでした。

それ以外の年は必ず6番人気以下の馬が1頭以上入線しています。

クイーンステークスは夏競馬にしては比較的荒れないレースですが、順当決着づくことはほとんどありません。

予想の際は人気落ちの馬にも注目したいですね。

クイーンステークスの過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【2-1-2-5】20.0%30.0%50.0%
2枠【3-1-3-3】30.0%40.0%70.0%
3枠【0-1-0-13】0.0%7.1%7.1%
4枠【0-1-2-13】0.0%6.3%18.8%
5枠【1-3-0-13】5.9%23.5%23.5%
6枠【0-2-1-15】0.0%11.1%16.7%
7枠【2-1-1-15】10.5%15.8%21.1%
8枠【2-0-1-16】10.5%10.5%15.8%

1,2枠が有利

過去10年のクイーンステークスの勝ち馬5頭が1.2枠の馬でした。

1枠は複勝率が50%で2頭に1頭が馬券に絡み、2枠に至っては複勝率70%で非常に安定しています。

クイーンステークスの舞台である札幌芝1,800mはスタートから最初のコーナーまでが短いため、内が有利です。

1,2枠を引いた馬は激走に期待できるでしょう。

今年のクイーンステークスで1,2枠を引いた馬は1枠コスタボニータと2枠ウインピクシスです。

クイーンステークスの過去10年の前走クラス別成績

前走クラス成績単勝率連対率複勝率
G1【7-4-5-19】20.0%31.4%45.7%
G3【3-3-2-35】7.0%14.0%18.6%
OP(L)【0-0-1-10】0.0%0.0%9.1%
3勝【0-2-1-14】0.0%11.8%17.6%
2勝【0-0-1-13】0.0%0.0%7.1%

前走G1組が強い

過去10年のクイーンステークスの勝ち馬7頭が前走G1レースを使っていました。

また、前走G3組も3頭の勝ち馬をはじめ、8頭が3着内に入線しており、前走重賞組だけで24頭が馬券に絡んでいました。

クイーンステークスは前走重賞、特にG1レースを走っていた馬に注目したいです。

今年の出走馬で前走がG1だった馬は5頭いました。

イズジョーノキセキ
(前走ヴィクトリアマイル/15着)

キタウイング
(前走オークス/15着)

トーセンローリエ
(前走桜花賞/18着)

ドゥーラ
(前走オークス/3着)

ライトクオンタム
(前走オークス/17着)

前走非重賞馬は評価を下げたい

過去10年のクイーンステークスで前走がオープンやクラス戦など、非重賞レースから挑んだ馬は42頭いましたが馬券に絡んだのは6頭のみでした。

前走重賞組と比較すると好走率は低いので前走非重賞組は評価を下げてよいでしょう。

今年の出走馬で前走非重賞の馬は2頭いました。

グランスラムアスク
(前走弥彦ステークス【3勝】/1着)

コスタボニータ
(前走メイステークス【OP】/6着)

クイーンステークス2023の有力馬3頭

クイーンステークスは夏競馬にしては固く決まりやすいレースなので、実力が結果に反映されやすいレースです。

今年の出走登録馬で人気の中心になりそうな馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

ドゥーラ

主な勝ち鞍

・札幌2歳S (G3) 2022年

注目株は今年のオークスで3着入りしたドゥーラです。

オークスでは最後方一気の競馬が見事にはまって、3着入りを果たしました。

勝ち馬リバティアイランドには完敗でしたが、2着のハーパーにはクビ差まで詰め寄り、一気に世代の上位に立ったのです。

今回はオークス以来のレースとなりますが、札幌の芝1,800mは昨年の札幌2歳ステークスで勝利している舞台なのでコース適性は問題ありません。

斤量51キロもよいですし、オークスや札幌2歳ステークスで手綱を握った斎藤新騎手が騎乗するのも心強いです。

ただし、データ的には3歳馬はクイーンステークスで苦戦気味なのも事実です。

また、近走は追い込み一辺倒の競馬になっているのも気になります。

データの不利を跳ね返すような騎乗に期待したいです。

★評価点
・オークスで3着
・勝利した札幌2歳ステークスと同じ舞台
・斤量が軽い
・斎藤新騎手が騎乗

▼課題
・データと相性の悪い3歳馬
・近走は追い込みを得意としている

ルビーカサブランカ

主な勝ち鞍

・愛知杯 (G3) 2022年

重賞路線で安定した走りを見せているルビーカサブランカ。

前走の函館記念は牡馬混合の一戦でしたが、吉田隼人騎手渾身の騎乗が見事決まって2着入選を果たしました。

昨年のチャレンジカップも2着入線しているように、はまれば牡馬相手のレースでも上位争いできるだけの力を秘めています。

ただし、ゲートがそこまで上手くない上、脚質的には完全な追い込み馬なので、道中のまくりが課題となるでしょう。

テン乗りとはいえルメール騎手が手綱を握るのでここは勝負気配を感じますが、函館記念から中1週で挑むため、状態面にも気を配りたいです。

★評価点
・出し切れれば牡馬相手にも台頭できる
・ルメール騎手が騎乗

▼課題
・追い込み馬なので立ち回りが鍵
・中1週の強硬ローテ

ライトクオンタム

主な勝ち鞍

・シンザン記念 (G3) 2023年

ライトクオンタムはディープインパクトのラストクロップです。

この世代のディープインパクト産駒は国内で6頭しかいないので注目度は非常に高く、ライトクオンタムは周りの評価に応えて今年のシンザン記念を制しました。

シンザン記念を制した牝馬はジェンティルドンナやアーモンドアイのように、競馬界の中心に立つ馬が多いです。

しかし、ライトクオンタムは桜花賞やオークスで結果を残せませんでした。

今回は仕切り直しの一戦となりますが、やはりポイントは初めて挑む洋芝でどれだけ結果を残せるかでしょう。

ライトクオンタムは父ディープインパクトと同じく馬体が430kgの小柄な馬です。

どうしても洋芝はパワーが問われるので、スピードよりも筋肉量が重要です。

小さなライトクオンタムがどこまでやれるか、難しいところですがここを制することができれば秋華賞への道のりも明るくなるので、ベストを尽くしてほしいです。

★評価点
・シンザン記念の勝ち馬

▼課題
・桜花賞とオークスでは見せ場がなかった
・初の洋芝
・パワーが問われる舞台でどこまでやれるか

クイーンステークス2023の穴馬2頭

クイーンステークスは6番人気以下の穴馬もたびたび馬券に絡んでいるので三連系馬券を的中させるのであれば穴馬にも目を配りたいです。

今年の出走登録馬で配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

コスタボニータ

主な勝ち鞍

・初音S (3勝クラス) 2023年

イスラボニータ産駒のコスタボニータはこれまでマイルを中心にレースを使いました。

父と同じくマイルを得意としていて、キャリア初重賞となった前々走の阪神牝馬ステークスでも3着に入線しています。

今回は久々の重賞チャレンジとなり、舞台も芝の1,800m+洋芝コースになるので全く未知の世界に脚を踏み入れることになりました。

しかしながら、コスタボニータの過去の戦績を見てみると稍重の舞台で3勝しているように、馬場が柔らかいほうが好走事例は多いです。

札幌の洋芝も力が求められやすいので、稍重での実績が活きるかもしれませんよ。

★評価点
・力のいる馬場で結果を残している

▼課題
・距離が少し長いかもしれない

サトノセシル

主な勝ち鞍

・洞爺湖特別 (2勝クラス) 2021年

昨年2着のサトノセシルも侮れません。

昨年のクイーンステークスは8番人気の低評価でしたが、コーナーでまくりを決めて進出すると、直線でも末脚を伸ばして2着入りを果たしました。

勝ち馬テルツェットの着差はハナ差で惜しい競馬だったのです。

クイーンステークス以降は4戦ほど使われていますが、いずれも掲示板入りしていて安定感のある走りを見せています。

年齢における衰えも感じませんし、激走にも期待できるでしょう。

★評価点
・昨年2着
・近走安定している

▼課題
・月曜日の時点で騎手が決まっていない

クイーンステークス2023追い切り評価

クイーンステークス2023追い切り評価はこちらの記事でご確認ください。

クイーンステークス2023予想の最終買い目

クイーンステークス2023の予想(曇りの良馬場想定)

クイーンステークスが開催される日曜日の札幌競馬場の天気を見てみると、午前10時から12時の間に1mmの雨が降るようですが、それ以外は曇りでした。

どれくらい雨が降るかは分かりませんが、明日の気温は30度近くまで上昇するので多少の雨であればすぐに乾くでしょう。

気になる馬場傾向ですが、土曜日のメインレースであるSTV賞(芝2,000m3勝クラス)の勝ち馬サンストックトンの時計が1分59秒2で、平均よりややタイムが出ています。

しかし、このレースの上がり最速は34秒3なので極端に高速馬場というわけでもありません。

明日は若干の雨も降るようなので極端な高速馬場にはならないでしょう。しかしながら、時計がかかるわけでもないのでうましるでは曇りの良馬場、標準くらいの馬場をイメージしながら予想をまとめました。

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◎本命 12 ミスニューヨーク

キングズベスト
マンハッタンミート
母父マンハッタンカフェ
主な勝ち鞍ターコイズS(G3) 2022年
前走福島牝馬S(G3) 11着

本命はミスニューヨークにしました。

典型的な追い込み馬なので直線が短い札幌に合うか気になりましたが、かつて連覇したターコイズステークスも最後の直線が短い中山の舞台で勝ち切っています。

どちらも直線入りの時点では後方にいましたが鋭く脚を伸ばして勝利しているので、瞬間的な加速が魅力的です。

札幌は中山よりもさらに直線が短いのでまくりは必須だと思いますが、幸いにもコーナーは大きな造りなのでまくりは決めやすいと思います。

近3戦は目立っていませんし、キャリア初の洋芝がフィットするかは分かりませんが、追い切りの動きも大変良かったのでここは本命に挙げました。

〇対抗  2 ウインピクシス

ゴールドシップ
コスモアクセス
母父ロージズインメイ
主な勝ち鞍壇之浦S(3勝クラス) 2023年
前走福島牝馬S(G3) 13着

対抗はウインピクシスにします。

追い切りも悪くありませんでしたが、逃げるこの馬にとって内枠2番を引けたのはかなりの好材料です。

舞台となる札幌芝1,800mはゲートから最初のコーナーまでの距離が短いので、ポジション争いが激しくなりやすいです。

今回は待望の内枠を引けましたし、ハナを主張しやすくなりました。

洋芝は初めてですが、ゴールドシップの仔は札幌と相性がいいイメージがあるので血統的に乗りこなせると信じたいです。

▲単穴 11 ジネストラ

ロードカナロア
ハッピーパス
母父サンデーサイレンス
主な勝ち鞍幕張S(3勝クラス) 2023年
前走福島牝馬S(G3) 4着

単穴はジネストラにします。

これまで安定した走りを見せているのもよいですし、前走の福島牝馬ステークスは4着に敗れたとはいえ直線から一気に動いて勝ち馬ステラリアにコンマ2秒差まで詰め寄りました。

大敗しておらず、展開次第では馬券内もあったのです。

昨年の札幌道新スポーツ賞を勝利していて札幌の実績があるのもよいですね。

そして、追い切りでも三浦皇成騎手が騎乗し、すばらしい動きを見せていたのでここで一発あってもおかしくないでしょう。

△連下  7 ドゥーラ

ドゥラメンテ
イシス
母父キングヘイロー
主な勝ち鞍札幌2歳S(G3) 2022年
前走オークス(G1) 3着

人気のドゥーラは連下にしました。

これまで手にした2勝はいずれも札幌芝1,800mのもので、コース適性に関してはメンバーの中でもっとも実績をあげています。

また、前走のオークスでは後方一気の競馬で2着のハーパーにクビ差まで詰め寄ったのも印象的です。

斤量も51キロで挑めるので好材料が目白押しですが、このレースは3歳馬の実績が乏しい点は気になりました。

今年のクイーンステークスはかなり面白いメンバーが集まったので、ドゥーラも魅力的でしたが年齢におけるデータを考慮して相手にします。

△連下  1 コスタボニータ

イスラボニータ
レディイン
母父Kendor
主な勝ち鞍初音S(3勝クラス) 2023年
前走メイS(OP) 6着

コスタボニータも抑えます。

前々走の阪神牝馬ステークスはキャリア初の重賞でしたが、中団から長く脚を伸ばして3着入りしているように、いきなりの重賞でも結果を残しています。

先行競馬が得意なので最内1番を引けたのもよいですし、初の札幌でも出し切れるのではないでしょうか。

追い切りでは、馬体こそ細く見えましたが時計は出していましたし、状態面さえ整っていたら激走にも期待できるでしょう。

△連下  5 サトノセシル

Frankel
Dupe
母父Observatory
主な勝ち鞍洞爺湖特別(2勝クラス) 2021年
前走中山牝馬S(G3) 3着

サトノセシルも抑えます。

一昨年は3着、昨年は2着でドゥーラに匹敵するほどコース適性の高い馬です。

近走を見ても府中牝馬ステークスで4着、牡馬混合の福島記念で2着、前走中山牝馬ステークスも3着で大崩れしていません。

そして、最終追い切りでもいい動きができていたので状態面は問題なさそうです。

近2開催の実績を評価し、馬券に絡めることにしました。

単勝

12 ミスニューヨーク

馬連流し

軸馬:12
相手:1、2、5、7、11

三連複フォーメーション

1頭目:12
2頭目:1、2、5、7、11
3頭目:1、2、5、7、11

以上になります。
クイーンステークスの予想の参考にしてみてください!

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