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【阪神牝馬ステークス2024予想】本命馬3頭+穴党におすすめしたい2頭はこちら!

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阪神牝馬ステークス2024予想の最終買い目を更新しました!

阪神牝馬ステークス2024のおすすめの有力馬3頭、穴馬2頭を紹介しています。
過去10年のデータ分析と傾向、コースの特徴や競走馬の血統、追い切りから予想していきます!

阪神牝馬ステークス2024の予想ポイント

  • ロイヤルチャージャー系(サンデー、ロベルト)の馬が強い
  • ノーザンファーム生産馬は不振気味
  • 近年は穴馬の台頭が目立つ
  • 6枠【0-0-2-18】だけ好走率が低く、それ以外の枠に大きな差はない
  • 前走マイル組(芝1,600m)の好走率は低い
目次(読みたい項目をタップ)

阪神牝馬ステークス2024予想の最終買い目

阪神牝馬ステークスが開催される土曜日の阪神競馬場の天気を見てみると、一日晴れの予報が出ていました。

前日の金曜日は午前9時30分の時点で芝コースの含水率は約11.8%と、稍重にほぼ近い良馬場でした。

しかし、金曜日も日中は晴れるようですし、土曜日も晴れに加えて気温は20度を超えるようなのでどんどん乾くでしょう。

先週からBコースを使用しているように内ラチ沿いの痛みも一旦落ち着きましたし、先週日曜日のレースを見る限り、良馬場なら好タイムが出ていました。

うましるでは晴れの良馬場、高速馬場を想定しながら予想をまとめました。

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◎本命  1 マスクトディーヴァ

ルーラーシップ
マスクオフ
母父ディープインパクト
主な勝ち鞍ローズステークス(G2) 2023年
前走東京新聞杯(G3) 6着

本命はマスクトディーヴァにしました。

昨年のローズステークスでは当時3歳牝馬にもかかわらず、世界レコードを叩き出し、続く秋華賞でも絶望的な位置取りから一気に伸びてリバティアイランドに接近とこの2戦だけで高いパフォーマンスを発揮しました。

特にローズステークスは超高速馬場の条件下でやれています。

土曜日の阪神もおそらく時計勝負になりそうなので、馬場はフィットするでしょう。

前走の東京新聞杯は6着に敗れていますがスタートに大きく出遅れてしまったのが原因で、スムーズな競馬ができていれば結果は間違いなく変わっていました。

マイルは前走東京新聞杯でしか経験していないため、まだ何とも言い難いですが外回りの阪神自体はかみ合うはずです。

スタートさえ問題なくクリアできればここは実力最上位であることは間違いありません。

〇対抗 10 モズゴールドバレル

Optimizer
Sweeter Still
母父Rock of Gibraltar
主な勝ち鞍秋色ステークス(3勝クラス) 2023年
前走京都牝馬ステークス(G3) 8着

対抗はモズゴールドバレルにしました。

条件戦を上がったばかりの馬で、今回は相手関係が強化される形となります。

しかしながら、追い切りでは自己ベストを叩き出していましたし、一杯に追われながらも力強い動きができていました。

追い切りの内容を見る限りはここメイチに仕上げてきているように見えます。

過去のレースを見ても、マイルでは【2-3-1-4】と実績豊富です。

また、前走の京都牝馬ステークスは8着に敗れたとはいえ勝ち馬ソーダズリングとの差は0.4秒とそこまで離されませんでした。

今年の阪神牝馬ステークスはモズゴールドバレルより強い相手は多いものの、追い切りを通してこのレースに懸ける思いが見られましたので高評価にします。

▲単穴 11 ライラック

オルフェーヴル
ヴィーヴァブーケ
母父キングカメハメハ
主な勝ち鞍フェアリーS(G3) 2022年
前走有馬記念(G1) 10着

単穴はライラックにします。

一昨年のエリザベス女王杯や血統背景から、時計のかかる馬場のほうがパフォーマンスに優れているイメージがありますが、時計勝負となった昨年の府中牝馬ステークスでも好走していました。

この府中牝馬ステークスは超スローも味方しましたがこの馬にしては珍しく前目の競馬で粘り切っています。

今年の阪神牝馬ステークスは逃げ馬不在でなおかつこれといった先行馬もそこまでいないため、府中牝馬ステークスの時のように前で競馬を行いつつスローに落とすことができれば再現も可能かもしれません。

追い切りもよかったですし、展開次第では高速馬場でもやれているので馬券に絡めることにしました。

△連下  6 モリアーナ

エピファネイア
ガルデルスリール
母父ダイワメジャー
主な勝ち鞍紫苑ステークス(G2) 2023年
前走AJCC(G2) 4着

1頭目の連下はモリアーナにします。

昨年の紫苑ステークスは表記上稍重でしたが、実際に所は1分58秒0の時計で勝利しているように実際のところは時計の出やすい条件でした。

全体的にハイペースに流れた舞台で後方から差し切って勝利しています。このときの上がりが最速で34秒3で、2番目に速い上がりを出したシランケドが35秒0なので1頭だけ抜きでたパフォーマンスを発揮しています。

これ以外にも、昨年のクイーンカップも稍重表記にもかかわらず高速馬場でしたが勝ち馬ハーパーと差のない3着でした。

タフな馬場でもやれていますが、本質的には時計勝負のほうが脚色的に合うタイプなので、土曜日の阪神でも出し切れるでしょう。

ただ、データと相性の悪い6枠を引いたことや、追い切りが本命~単穴馬ほど映えなかったので相手候補にしています。

△連下  7 ドゥアイズ

ルーラーシップ
ローズマンブリッジ
母父ディープインパクト
主な勝ち鞍洛陽ステークス(L) 2024年
前走洛陽ステークス(L) 1着

ドゥアイズも抑えます。

しばらく勝ち星から遠ざかっていましたが、前走の洛陽ステークスで久々に勝利しました。

また、その前のリゲルステークスはスローからの上がり勝負となりましたが、5番手くらいの位置で競馬を行いつつ、上がり最速33秒1の末脚を使って2着入りしています。

この時の勝ち馬マテンロウスカイは今年の中山記念を勝利していることから強い相手に接戦できた点は評価できるでしょう。

ただ、モリアーナと同じくデータと相性の悪い6枠を引いてしまったこと、そして前走の洛陽ステークスは相手が楽でした。

今年の阪神牝馬ステークスは玉石混合ですが強い馬は強いので、枠とポテンシャルを考慮して相手までにしています。

単勝

1 マスクトディーヴァ

馬連流し

軸馬:1
相手:6、7、9、10、11

三連複フォーメーション

1頭目:1
2頭目:6、7、9、10、11
3頭目:6、7、9、10、11

阪神牝馬ステークス2024の有力馬3頭

今年の阪神牝馬ステークスも例年通り定員割れしていますが、重賞路線で活躍した馬が多数そろい、質の高いメンバーが揃っています。

ヴィクトリアマイルの切符を手にするのはどの馬でしょうか?

今年の出走登録馬の中から本命に挙げたい馬を3頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

マスクトディーヴァ

主な勝ち鞍
  • ローズステークス (G2) 2023年

昨年秋のローズステークスで世界レコードタイムを叩き出したマスクトディーヴァが今年の注目候補です。

ローズステークスは中団から差し切りの態勢に入り、1分43秒0という超高速時計で勝利しました。

この日の阪神は高速馬場でしたが、この時期の3歳牝馬がこれほどの時計を叩き出すのは驚異的です。

また、2着に下したブレイディヴェーグが続くエリザベス女王杯を勝利していることから強い相手に勝利したのも評価したいです。

続く秋華賞でも世代最強牝馬のリバティアイランドを絶望的な位置から捕えにかかり、リバティアイランドを単勝で購入していた人を冷や冷やさせました。

秋華賞を終えた段階で、当時の三歳牝馬はリバティアイランドの次に強い馬といっても過言ではありません。

ただ、古馬緒戦に選択した東京新聞杯では痛恨の出遅れのため、6着に敗れました。

マイルはこの1戦しか使っていないのでなんともいえませんが、阪神マイルは直線が長いため出し切りやすいです。

阪神自体も相性がいいですし、岩田望来騎手には申し訳ないですがモレイラ騎手への乗り替わりは歓迎材料といえるでしょう。

ここの結果次第でヴィクトリアマイルに向かうはずなので、進路が決まる意味でも重要な一戦となります。

★評価点
・ローズステークスで世界レコードを樹立
・秋華賞は非常に強い負け方
・末脚勝負が得意
・時計の出る馬場も得意

▼課題
・マイル適性があるかまだ分からない
・データと相性の悪い前走マイル組

ドゥアイズ

主な勝ち鞍
  • 洛陽ステークス (L) 2024年

1年以上主な勝ち鞍が「2歳新馬」でしたが、前走の洛陽ステークスを勝利したことで堂々とオープン馬の仲間入りを果たしました。

年齢的にはリバティアイランドやマスクトディーヴァと同い年で、ご存じの通りクラシックタイトルは全てリバティアイランドにかっさらわれましたが阪神JFや桜花賞で掲示板入りしていることからマイル実績には定評があります。

阪神マイルとも相性がよく、これまで【0-1-1-1】と勝利こそありませんが着外の1回が桜花賞の5着なので崩れていません。

また、今回見出しで取り上げませんでしたが阪神牝馬ステークスは前走1着馬が【6-4-3-16】、勝率21%、複勝率45%と安定しています。

今年の出走馬で前走1着馬はドゥアイズしかいません。

コース相性も良いですし、データ的にも面白い馬なのでここで初重賞制覇も狙えるかもしれません。

★評価点
・阪神マイルで安定している
・差しの競馬が得意
・データと相性のいい前走1着馬

▼課題
・データと相性の悪いノーザンファーム生産馬&前走マイル組

モリアーナ

主な勝ち鞍
  • 紫苑ステークス (G2) 2023年

モリアーナはもともと前週に行われた大阪杯に出走登録していましたが除外になったことで阪神牝馬ステークスを選択しました。

昨年春のようにマイル路線に歩むのでしょうか?

もともとクイーンカップやニュージーランドトロフィーでも掲示板入りしているように、マイルの適性は決して低くありません。

特に、昨年のクイーンカップは3着に敗れたものの、勝ち馬ハーパー、そして2着馬ドゥアイズとのタイム差はゼロです。

この2頭は現在もオープンクラスで活躍しており、強い相手に善戦しているだけでも評価できます。

マイルから中距離まで、幅広く好走していますが阪神マイルは一昨年の阪神JFで崩れています。

馬体重の大幅増加や休み明けも影響があったかもしれませんが、直線でも位置取りが厳しくてアタマが上がっていました。

このレースを見る限りは阪神が苦手というわけではなさそうですが、それでも気になるポイントです。

マスクトディーヴァと同じくここの結果次第で今後マイルで行くのか、それとも中距離に戻すのか決まるので重要な一戦となるでしょう。

★評価点
・マイルから中距離まで幅広くこなす
・差しの競馬が得意
・横山典弘騎手が引き続き騎乗

▼課題
・データと相性の悪いノーザンファーム生産馬&関東馬
・阪神マイルの適性が読みづらい

阪神牝馬ステークス2024の穴馬2頭

近年の阪神牝馬ステークスは穴馬の台頭も目立っており、高配当にも期待できそうです。

今年の出走登録馬の中から配当妙味に期待できそうな馬を2頭紹介します。

出走馬確定前の内容になります。
枠順確定後は最終買い目を参考にしてください。

サブライムアンセム

主な勝ち鞍
  • フィリーズレビュー (G2) 2022年

一昨年のフィリーズレビュー以来勝利から遠ざかっているサブライムアンセムは意外なことに昨年の阪神牝馬ステークスで2着入りしています。

この阪神牝馬ステークスは稍重開催も影響したのか、例年よりも遅いラップで推移していました。

前半1,000mまでの1Fが11秒台後半を通過しており、残り3F~2Fで11秒0~11秒2の時計を出しているので上がり3F勝負といっていいでしょう。

終い1Fこそ12秒0と失速していますが、スローで貯金を稼いだ影響もあって粘り切ることができました。

今年は差しや追込馬の割合のほうが多いため、スローからの上がり勝負になれば粘れるかもしれません。

ただ、今年はマスクトディーヴァやドゥアイズ、モリアーナにライラックといった差しの精鋭が多数そろいました。

昨年よりも相手は強いのでその中でどれだけやれるか注目したいです。

★評価点
・昨年の阪神牝馬ステークスで2着
・先行しやすいメンバー構成
・スローからの粘りができれば出し切れそう

▼課題
・キレ勝負になると苦しい
・近走勝てていない
・近走レースローテーションが迷走組
・データと相性の悪いノーザンファーム生産馬

モズゴールドバレル

主な勝ち鞍
  • 秋色S (3勝クラス) 2023年

モズゴールドバレルは2走前の秋色ステークスを勝利した馬です。

条件戦時代は先行競馬で好走していましたが、差しや逃げもできるように脚色は自在です。

今年はこれといった逃げ馬、そして先行馬もサブライムアンセムくらいしかいないので前の競馬は行ないやすいでしょう。

騎乗する藤岡佑介騎手も今期はフェブラリーステークスを勝利して少し調子を上げてきているのでその面でも期待したいです。

相手はそろっているので勝ち負けは容易ではないですが、阪神牝馬ステークスは条件上がりの馬も成績優秀なので、チャンスはあります。

枠順次第では馬券に抑えてみても面白そうです。

★評価点
・先行馬だが逃げや差しも可能
・条件戦上がりの馬は意外と阪神牝馬ステークスで好走している
・好調の藤岡佑介騎手が騎乗

▼課題
・相手関係の強化

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ここからは阪神牝馬ステークスの過去10年の傾向やデータ分析を見ていきましょう!

阪神牝馬ステークス2024の概要

阪神牝馬ステークスは阪神競馬場で開催される芝の牝馬限定マイルレースです。

このレースの勝ち馬には翌月開催されるG1のヴィクトリアマイルの優先出走権が与えられるため、ヴィクトリアマイルを目標にする馬が多数参戦します。

ところが、この時期になると阪神牝馬ステークス以外にもマイル重賞は複数開催されます。

そのため、近年は阪神牝馬ステークス以外の舞台からヴィクトリアマイルを目指す馬も少なくありません。

そのため、G2競走に指定されているものの有力馬の参戦は意外と少ないです。

むしろ、ここを制して権利獲得に意欲を燃やす馬のほうが多数参戦しており、近年は叩きというよりもメイチで挑む馬の台頭が目立ちました。

その影響もあってか昨年は6番人気のサウンドビバーチェが勝利し、その前の年は9番人気のメイショウミモザが勝ち切ったことで波乱の傾向となっています。

近年の阪神牝馬ステークスは穴党にもおすすめできるレースといえます。

うましるでは阪神芝1,400mで開催されていた2014年~2015年も含めた過去10開催からデータをまとめました。

2023年 阪神牝馬ステークス(GⅡ) | サウンドビバーチェ | JRA公式

阪神牝馬ステークス2024の開催内容

開催日4月6日(土曜) 15:35発走
格付けG2
開催競馬場阪神競馬場 11R
コース芝1,600m
性齢4歳以上牝馬
斤量別定
1着賞金5500万円

阪神牝馬ステークス2024が開催される阪神の芝1,600mの特徴

阪神競馬場 芝1600mのコースで特徴を解説
スタート地点向こう正面の真ん中やや左側
コース右回りの外回りコース
Bコース使用
1周の距離2,113.2m
直線距離476.3m
高低差2.4m
フルゲート18頭
平均タイム
(過去5年)
1.35.5
コースレコード1.31.1
(2021年 桜花賞【G1】ソダシ)
阪神牝馬ステークスのタイム
平均タイム
(過去8年)
1:34.1
レコードタイム1:32.0
(2021年 デゼル)

阪神牝馬ステークスが開催される阪神芝1,600mは桜花賞や阪神JFにも使用されるコースです。

阪神は内回りコースと外回りコースが存在しますが、芝1,600mでは外回りコースを使用します。

スタート地点は向こう正面の真ん中やや左で、最初のコーナーまで約444mを走ります。

3.4コーナーは外回りらしく非常に大きなカーブを描いていて極端にペースダウンしなくても回ることができます。

4コーナーの途中に残り600mの標識が立っており、そのあたりから直線に向けて少しずつ下り傾斜になるためスパートを駆けやすいです。

最後の直線は約474mです。

直線の長さは右回りの競馬場の中でも最長で、トップスピードを維持しやすいです。

直線に入ってからしばらくは下り傾斜ですが、ゴール板から200m手前に阪神名物の急な上り坂が立ちはだかります。

この坂は高低差こそ1.8mですが120mの間にあるため実際は数値以上に急です。

坂を駆け上がったらゴールはすぐそこです。

阪神の芝1,600mは大きなコーナーでペースを引き上げながら、最後の直線で長く脚を使える舞台です。

各騎手は上がり勝負に持ち込みたいので、前半はスローペースで余力を残しながら後半に備えることが多いです。

上がり勝負になりやすく、差しや追い込み馬の好走率も高いのが特徴といえるでしょう。

スローからの瞬発力勝負になりやすく、上がりの末脚に定評のある馬が活躍しやすい舞台となっています。

阪神の芝1,600mはここをチェック!

  • 数多くの重賞が行われている
  • ワンターンコース
  • 上がり勝負になりやすい
  • 8枠は若干好走率が低い
  • 関西騎手が強い

阪神牝馬ステークス2024の出走馬

【参考レース】2024年 阪神牝馬ステークス|JRA公式
馬番馬名性齢斤量騎手
1マスクトディーヴァ牝456.0J.モレイラ
2ゴールドエクリプス牝555.0岩田望来
3テンハッピーローズ牝655.0津村明秀
4サブライムアンセム牝555.0北村友一
5シングザットソング牝455.0鮫島克駿
6モリアーナ牝456.0横山典弘
7ドゥアイズ牝455.0B.ムルザバエフ
8スピーディキック牝555.0御神本訓史
9ウンブライル牝455.0川田将雅
10モズゴールドバレル牝555.0藤岡佑介
11ライラック牝555.0戸崎圭太

阪神牝馬ステークスの過去10年のデータと傾向


馬場
着順馬番馬名人気前走前走着順
2023
稍重
19サウンドビバーチェ6洛陽ステークス(L)11
21サブライムアンセム10京都牝馬ステークス(G3)15
32コスタボニータ9初音ステークス(3勝)1
2022
14メイショウミモザ9北九州短距離S(OP)13
22アンドヴァラナウト1愛知杯(G3)11
33デゼル2愛知杯(G3)3
2021
110デゼル1初音ステークス(3勝)1
24マジックキャッスル2愛知杯(G3)1
31ドナウデルタ8愛知杯(G3)13
2020
12サウンドキアラ2京都牝馬ステークス(G3)1
215スカーレットカラー6有馬記念(G1)15
310ディメンシオン11京都牝馬ステークス(G3)6
2019
18ミッキーチャーム4中山牝馬ステークス(G3)14
214アマルフィコースト12京都牝馬ステークス(G3)3
312ミエノサクシード9京都金杯(G3)3
2018
111ミスパンテール4京都牝馬ステークス(G3)1
210レッドアヴァンセ11ユートピアステークス(1,600万)1
33リスグラシュー1東京新聞杯(G3)1
2017
16ミッキークイーン1有馬記念(G1)5
216アドマイヤリード3飛鳥ステークス(1,600万)1
38ジュールポレール4うずしおステークス(1,600万)1
2016
17スマートレイアー2東京新聞杯(G3)1
26ミッキークイーン1ジャパンカップ(G1)8
39ウインプリメーラ5京都牝馬ステークス(G3)3
2015
稍重
14カフェブリリアント4節分ステークス(1,600万)1
27ベルルミエール7京都牝馬ステークス(G3)10
312ウリウリ3京都牝馬ステークス(G3)5
2014
14スマートレイアー1大阪城ステークス(OP)1
26ウリウリ3京都牝馬ステークス(G3)1
310ローブティサージュ9京都牝馬ステークス(G3)7

【所属】西高東低の舞台

所属成績単勝率連対率複勝率
栗東(関西)【9-9-10-93】7.4%14.9%23.1%
美浦(関東)【1-1-0-14】6.3%12.5%12.5%

過去10年の阪神牝馬ステークスの勝ち馬9頭が関西馬でした。

また、2~3着に入線した19頭も関西馬です。

関東馬はこれまで2頭しか馬券に絡んでいませんでした。

勝率と連対率は差がないものの、複勝率には開きがあることから阪神牝馬ステークスは関西馬優勢のレースといえるでしょう。

今年の出走馬の中で関西馬は7頭、関東馬は3頭いました。

関西馬
・ゴールドエクリプス
・サブライムアンセム
・シングザットソング
・テンハッピーローズ
・ドゥアイズ
・マスクトディーヴァ
・モズゴールドバレル

関東馬
・ウンブライル
・モリアーナ
・ライラック

地方所属
・スピーディキック

【血統】ロイヤルチャージャー系>ミスタープロスペクター系

血統成績単勝率連対率複勝率
ロイヤルチャージャー系【9-7-8-70】9.6%17.0%25.5%
ミスタープロスペクター系【1-3-2-21】3.7%14.8%22.2%

過去10年の阪神牝馬ステークスを血統ごとに見てみると、勝ち馬の9頭がロイヤルチャージャー系の馬でした。

ロイヤルチャージャー系といえばサンデーサイレンス系の祖でもあり、ディープインパクトやハーツクライ、ステイゴールドが該当しています。

対して、キングカメハメハ系統の祖であるミスタープロスペクター系はこれまで27頭が出走しましたが馬券に絡んだのは6頭でした。

勝率と連対率、複勝率といずれの数値もロイヤルチャージャー系に劣っています。

血統から予想するのであればロイヤルチャージャー系を優勢にとってもよさそうです。

今年の出走馬はロイヤルチャージャー系とミスタープロスペクター系の2系統しかいません。

血統ごとにまとめてみました。

ロイヤルチャージャー系
テンハッピーローズ(エピファネイア産駒)
モリアーナ(エピファネイア産駒)
ライラック(オルフェーヴル産駒)

ミスタープロスペクター系
ウンブライル(ロードカナロア産駒)
ゴールドエクリプス(ドゥラメンテ産駒)
サブライムアンセム(ロードカナロア産駒)
シングザットソング(ドゥラメンテ産駒)
スピーディキック(タイセイレジェンド産駒)
ドゥアイズ(ルーラーシップ産駒)
マスクトディーヴァ(ルーラーシップ産駒)
モズゴールドバレル(Optimizer産駒)

【生産者】ノーザンファームは1勝のみ

生産者成績勝率連対率複勝率
社台F【2-3-2-20】7.4%18.5%25.9%
ノーザンF【1-6-4-28】2.6%17.9%28.2%

過去10年の阪神牝馬ステークスでノーザンファーム生産馬は39頭出走し、11頭が馬券に絡んでいます。

ただし、この中で勝ち馬は2017年のミッキークイーンしかいませんでした。

ノーザンファーム生産馬といったら有力馬を多数管理していることでも有名ですが、阪神牝馬ステークスはなかなか勝ち切れていません。

複勝率は高いため、1着軸よりも相手候補に向いているでしょう。

今年の出走馬の中でノーザンファーム生産馬は4頭いました。

・ウンブライル
・サブライムアンセム
・ドゥアイズ
・モリアーナ

阪神牝馬ステークスの過去10年の人気別成績

人気成績単勝率連対率複勝率
1番人気【3-2-1-4】30.0%50.0%60.0%
2番人気【2-1-1-6】20.0%30.0%40.0%
3番人気【0-2-1-7】0.0%20.0%30.0%
4番人気【3-0-1-6】30.0%30.0%40.0%
5番人気【0-0-1-9】0.0%0.0%10.0%
6~9番人気【2-2-4-32】5.0%10.0%20.0%
10番人気以下【0-3-1-43】0.0%6.4%8.5%

上位人気馬の信頼度はまずまず

過去10年の阪神牝馬ステークスで1番人気は【3-2-1-4】です。

単勝率30%、複勝率は60%とまずまずです。

ところが、2番人気は【2-1-1-6】で6頭が着外に敗れ、3番人気は【0-2-1-7】と勝利がありません。

上位人気の信頼度は決して低くはないものの他の重賞と比較するとやや見劣りしました。

近年は下位人気の台頭が目立つ

年度着順馬名人気
20231サウンドビバーチェ6
2サブライムアンセム10
3コスタボニータ9
20221メイショウミモザ9
2アンドヴァラナウト1
3デゼル2

直近2開催の阪神牝馬ステークスを人気別にまとめました。

2022年度は1~2番人気の馬こそ2~3着に入線しましたが勝ち馬は9番人気のメイショウミモザでした。

昨年の阪神牝馬ステークスに至っては1~5番人気まですべて着外に敗れています。

もともと阪神牝馬ステークスは上位人気に支持された馬が勝ち切るケースが多かったのですが直近2開催を見る限りは穴馬の台頭が目立ちました。

波乱傾向が続くようでしたら今年も高配当に期待できるかもしれません。

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阪神牝馬ステークスの過去10年の枠番別成績

枠番成績単勝率連対率複勝率
1枠【1-1-1-10】7.7%15.4%23.1%
2枠【1-1-1-10】7.7%15.4%23.1%
3枠【1-0-2-11】7.1%7.1%21.4%
4枠【2-2-1-12】11.8%23.5%29.4%
5枠【2-2-1-14】10.5%21.1%26.3%
6枠【0-0-2-18】0.0%0.0%10.0%
7枠【3-1-2-14】15.0%20.0%30.0%
8枠【0-3-0-18】0.0%14.3%14.3%

大きな差はない

過去10年の阪神牝馬ステークスの好走馬を枠順別にまとめました。

単勝率が10%を超えていたのは4,5,7枠です。

この3つの枠は過去10年で2頭以上の勝ち馬がでており、これだけ見たら中から外枠優勢に見えます。

ところが、複勝率を見てみると1~4枠はすべて20%を超えていました。

内からも外からも馬券に絡む馬が出ているので、阪神牝馬ステークスはそこまで枠の影響がないレースといえるでしょう。

6枠だけ好走率が低い

過去10年の阪神牝馬ステークスを枠別に見ると極端な差はありませんでした。

ただし、6枠だけは【0-0-2-18】と好走率を落としています。

昨年は1番人気に支持されたルージュスティリアが6枠から発走しましたが6着に敗れています。

それ以外にも2021年のイベリス(4番人気)やリアアメリア(3番人気)、2019年のレッドオルガ(3番人気)など、人気を集めた馬も着外に敗れています。

どういうわけか6枠は苦戦気味なので評価を下げてもよいかもしれません。

今年の阪神牝馬ステークスで6枠を引いた馬はモリアーナドゥアイズです。

阪神牝馬ステークスの過去10年の前走別成績

前走から成績単勝率連対率複勝率
今回延長【3-2-2-24】9.7%16.1%22.6%
同距離【5-7-5-43】4.3%6.5%13.0%
今回短縮【2-1-3-40】8.3%20.0%28.3%

前走から距離延長組≧短縮組>同距離組

過去10年の阪神牝馬ステークスを距離延長組、同距離組、距離短縮組の3つに分けてまとめました。

勝率がもっとも高かったのが前走から距離延長で挑む馬ですが、連対率と複勝率がもっとも高かったのは距離短縮で挑む馬です。

ただ、距離延長組と短縮組に極端な差はありません。

対して、前走から同距離で挑む馬は勝利数こそ最多でしたが好走率はもっとも劣っていました。

前走マイル組は一見有利に見えますが、そうでもなさそうですね。

前走同距離だった馬は評価を下げてもよさそうです。

今年の出走馬の中で前走がマイルだった馬は4頭いました。

・ウンブライル
・スピーディキック※ダート
・ドゥアイズ
・マスクトディーヴァ

阪神牝馬ステークス2024追い切り評価

阪神牝馬ステークス2024追い切り評価はこちらの記事でご覧ください。

以上になります。
阪神牝馬ステークスの予想の参考にしてみてください!

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