【目黒記念2024追い切り評価/全頭診断】実力上位の〝この3頭〟にトップ評価「S」
目黒記念2024追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では目黒記念の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。
5月22日の馬場状態
美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに良馬場です。坂路の1番時計はアバンチュリエの4F51秒2ですが、51秒台で走破した馬は4頭のみとなっており、標準くらいの馬場です。
ウッドは1番時計がフィールザオーラの6F78秒3でした。こちらは全体的に時計が出ています。
栗東
この日の栗東も坂路、ウッドともに良馬場です。
坂路の1番時計はエマヌエーレの4F50秒5です。他の馬も時計を出していて時計は出ています。
ウッドは1番時計がステラヴェローチェの6F77秒2です。その他にも時計を出している馬は多く、いつも以上に時計は出ていました。
目黒記念2024追い切り評価/全頭診断コメント
目黒記念2024の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。
評価は上からS→A→B→C→Dの5段階になります。
(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)
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クロミナンス
クロミナンス 5月22日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 82.4 | 65.8 | 50.6 | 36.2 | 11.1 | 強め |
1週前 | 美浦南W(良) | 84.4 | 68.8 | 53.5 | 39.3 | 12.0 | 馬なり |
前走最終 | 美浦南W(良) | 65.9 | 50.8 | 36.4 | 11.5 | 馬なり |
前走の日経賞(G2)で2着入線したクロミナンスは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から強めに追い、6F82秒4-上がり1F11秒1の時計で鋭く伸びています。
1週前の15日にも美浦のウッドチップコースでレッドアウレア(セ6、1勝クラス)と併せています。
この時はレースで騎乗するルメール騎手を背に乗せて、馬なりで馬場の真ん中から2馬身追走し、6F84秒4-上がり1F12秒0の時計で半馬身先着しています。
1週前追い切りでは僚馬の外目から追走を行いましたが、少し下向きながらも動きは軽快です。
※僚馬:りょうば(同じ厩舎に所属する馬のこと)
直線で手前を替えてからはペースを引き出して楽な手ごたえでかわして先着しているように、7歳馬らしからぬフレッシュな立ち回りを見せました。
1週前追い切りは馬なりで軽めでしたが最終追い切りは強めに負荷をかけて現在の状態を確認しています。
1週前と比較すると前方を意識しながら活気のある走りを見せていました。
体幹もしっかりしていますし、終い1Fの伸びはこれまでのウッド追いで最速です。
今年に入って重賞を2戦連続で使われていますが、使うごとに良化している感じがしますし、近2戦と比較してもよい動きです。
重賞初制覇にも期待できそうです。
ケイアイサンデラ
ケイアイサンデラ 5月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | ⑦97.0 | 66.1 | 51.7 | 36.8 | 11.3 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(稍重) | 87.8 | 71.4 | 55.5 | 39.7 | 12.2 | 馬なり |
ケイアイサンドラは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
レースで騎乗する藤懸騎手が騎乗し、馬場の真ん中から一杯に追って7F97秒0-上がり1F11秒3の時計を叩き出し、自己ベストを更新しました。
前走烏丸ステークス(3勝クラス)から中2週ということで、中間は坂路が6本、いずれもキャンターで負荷はかけていません。
中間は軽めでしたが最終追い切りは一杯に追って現状を確かめています。
全体的に少し頭が前に出ていましたが、騎乗した藤懸騎手は中盤まで同じ姿勢をキープしています。
直線に入って右手前に替え、残り2Fあたりから気合を付けるとそれに応えるようにペースアップ、もう一度左手前に切り返して終い1F11秒3の時計でゴールしています。
2回ほど手前替えがありましたが、終い2F11秒6-1F11秒3で段階的にペースを引き上げることができましたし、全体時計97秒0の自己ベストを出したのも良いでしょう。
初の重賞戦ということでケイアイサンドラからしたら相手は強力ですが、追い切りを見た限りはこの時期の4歳馬らしく成長性も感じられました。
初の東京コースですが、かみ合えばベストは尽くせそうです。
サトノグランツ
サトノグランツ 5月22日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.8 | 39.4 | 12.0 | 馬なり | ||
1週前 | 栗東CW(良) | 82.7 | 67.2 | 51.9 | 36.8 | 10.9 | 強め |
前走最終 | 海外出走 |
昨年の京都&神戸新聞杯(どちらもG2)を制し、前走サウジアラビアで開催されたアミールトロフィー(G3)で3着入りしたサトノグランツは栗東坂路でシャスティフォル(牡4、1勝クラス)と併せました。
助手が騎乗して馬なりで僚馬を2馬身追走し、4F54秒8-上がり1F12秒0の時計で3馬身先着しています。
1週前の15日は栗東ウッドチップコースでダノンモンテローザ(牡3、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。
主戦を務める川田騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を1馬身半追走する形で強めに追い、6F82秒7-上がり1F10秒9で2馬身先着しました。
今回の追い切りは5月上旬から再開していますが、8日にはウッドで6F81秒1-終い1F11秒0の時計を出しており、帰国してからいきなりウッドで時計を出しています。
そして、15日は栗東ウッドチップコースで2頭の内目から追い切りを行いました。
コーナーでは軽めの追走で直線に入ってもしばらくは馬なりでしたが残り2Fあたりで一気にペースアップし、終い2F11秒6から1F10秒9で鋭く伸びています。
3歳時に見せたキレッキレの末脚は健在でしたし、調子は良いでしょう。
1週前に強めに追ったため最終追い切りは僚馬を置いて馬なりで軽く調整しています。
馬なりということで時計は出していませんが、若干右によれながらも力強い脚さばきで動けています。
ウッドの蹴り上げを見ても四肢の踏み込みに力強さが見られますし、終い1Fでは一杯に追われた僚馬を軽く突き放して先着しており、馬なりながらもサトノグランツらしい走りができました。
海外帰り緒戦はサラブレッドにとって体調の変化が大きく、力を発揮できないといわれがちですが、サトノグランツの追い切りを2週続けて見た限りは問題なく自慢の末脚を活かせているので体調は良いでしょう。
1週前はウッドで鋭く脚を引き出していましたし、坂路でも軽めながら差し脚を活かし切れていました。
奇しくも東京コースは昨年の日本ダービー(G1)以来となります。
1年ぶりのダービーウィークで勝ち星を掴めるか、見物です。
シュヴァリエローズ
シュヴァリエローズ 5月22日(水) 評価C | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 54.1 | 39.2 | 12.5 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 55.8 | 41.2 | 13.2 | 馬なり |
前走のメトロポリタンステークスで3着入線したシュヴァリエローズは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで4F54秒1-上がり1F12秒5の時計を記録しています。
前走から中2週ですが、1週前の18日には栗東ウッドチップコースでサクラヴィグール(牡3、未勝利)と併せて強めに追いました。
馬場の真ん中から追って6F85秒5-上がり1F11秒4の時計で負荷をかけています。
負荷は掛かりましたが全体時計85秒5はシュヴァリエローズからしたら遅い時計でいい時期のパフォーマンスと比較すると物足りなく感じました。
1週前に負荷をかけたこともあり、最終追い切りは馬なりでソフトな調整を行いました。
軽めですが、頭を大きく動かして前向きさが見られる追い切りです。
ただ、少し動作に無駄があるような感じがしました。また、前脚の動きも若干固さが見られます。
馬なりなので時計が出ていない点は目をつぶりたいところですが、1週前のウッド追いは強めに追って時計が出ておらず、その点は引っ掛かります。
動きもあまり見栄えしませんでした。
6歳馬なので衰えが来ているかもしれません。
シュトルーヴェ
シュトルーヴェ 5月22日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦南W(良) | 82.1 | 66.1 | 50.5 | 35.9 | 11.4 | G前仕掛け |
1週前 | 美浦南W(重) | 81.6 | 65.2 | 50.1 | 35.9 | 11.3 | 強め |
前走最終 | 美浦南W(良) | 51.8 | 36.8 | 11.5 | 強め |
前走の日経賞(G2)を制したシュトルーヴェは美浦のウッドチップコースで同日行われる日本ダービー(G1)に出走するゴンバデカーブース(牡3、オープン)とジェイパームス(牡4、3勝クラス)と3頭併せを行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中からゴンバデカーブースを2~3馬身追走する形で強めに追い、6F82秒1-上がり1F11秒4の時計で同時併入まで持ち込んでいます。
1週前の16日にも美浦ウッドでシアージスト(牡5、オープン)と併せました。
この時も助手が騎乗し、馬場の外目から僚馬を3~4馬身追走する形で強めに追い、6F81秒6-上がり1F11秒3の時計を出しましたが半馬身遅れました。
1週前は僚馬の内から追走しましたが、コーナーの段階からスピード感ある動きができています。
ところが直線に入って強めに追ったものの、外から併せたシアージストのほうが手ごたえよく動けており、半馬身遅れています。
シアージストも短距離ダートで実績を残している馬なのでポテンシャルの高い馬ですが、シュトルーヴェが強めに追ったのに対し、シアージストは馬なりだったので脚色を考えたら遅れてしまったのは少し気になるところです。
ただ、シュトルーヴェも6F81秒6-4F50秒1-2F11秒7-1F11秒3なので時計は悪くありません。
負荷をかける意味でも価値のある追い切りだったので最終追い切りにおける更なる良化に注目したいです。
最終追い切りは美浦ウッドでゴンバデカーブースとジェイパームスと併せました。
2頭の真ん中から強めに追いましたが、道中少し頭が高い場面を見せながらも力のある動きができています。
最後の直線ではゴンバデカーブースと2頭並ぶようにして同時併入まで持ち込みました。
ダービー出走馬を追走する形で併入まで持ち込めたのは良いですし、時計に関しても前走最終時より出しています。
日経賞の勝利で弾みをつけたのか、前走よりも好仕上がりでした。
東京コースと相性がいい馬なので、調子を上げているシュトルーヴェがどのような走りを見せてくれるか、注目です。
ジューンアヲニヨシ
ジューンアヲニヨシ 5月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.6 | 38.3 | 11.9 | 末強め | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 54.3 | 39.0 | 12.3 | 末強め |
前走烏丸ステークス(3勝クラス)を勝利したジューンアヲニヨシは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して末強めに追い、4F53秒6-上がり1F11秒9の時計で登坂しています。
前走から中2週ですが、前走烏丸ステークスが終了した翌週から調教を再開し、坂路時計が11本と、軽めながらも数を行って調整しています。
中間は馬なりで軽めの調整ばかりでしたが、最終追い切りでは末強めに追って終いの動きを確かめています。
少しクビの上げ下げが大きくて多少気性が荒らそうにも見えますが、後ろ脚の蹴り上げは豊富で力強く追えています。
全体時計はそこまで目立つものではありませんが、体格の大きな助手が騎乗しているのも影響しているかもしれません。
その中で終い2F12秒6-1F11秒9で加速ラップを刻めたのは良かったです。
中間において入念な調整がされた結果がよい方向に向いていると思います。
前走最終時よりも時計が出ていることから、今回のほうがよい状態に見えます。
少し粗削りな部分はありますが、いい状態でしょう。
シークレットラン
シークレットラン 5月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 84.6 | 69.1 | 53.6 | 38.1 | 11.6 | 一杯 |
前走最終 | 栗東CW(良) | 84.4 | 69.8 | 54.9 | 39.3 | 12.4 | 一杯 |
8歳馬のシークレットランは栗東のウッドチップコースでキルケロッソ(牝3、未勝利)と併せました。
泉谷騎手が騎乗(レース当日は内田博幸騎手が騎乗)し、馬場の外目から僚馬を3~4馬身追走する形で一杯に追い、6F84秒6-上がり1F11秒6の時計で同時併入しました。
前走大阪-ハンブルクカップ(OP)から中6週となりますが、中間は坂路で4本のみと本数は控えめとなっています。
中間の坂路追いはすべてキャンターによる調整でしたが、最終追い切りは一転して一杯に追っています。
8歳馬ということで少し固い感じもしますが、毛ヅヤはきれいで体調はよさそうです。
最後の直線では加速するのに時間がかかってしまいましたが、残り2Fを過ぎたあたりから追い出し態勢に入って併入まで持ち込んでいます。
終い2F12秒0-1F11秒6で加速できており、8歳馬という年齢を考えたら健闘したと思います。
さすがにいい時期と比較すると衰えは出ていますが、今回は最低斤量52キロで挑むことができるので、ハンデの恩恵を味方に付けたいところです。
ダンディズム
ダンディズム 5月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 53.7 | 39.0 | 11.8 | 一杯 | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 52.2 | 37.4 | 12.4 | 一杯 |
今年の小倉日経オープン(OP)を制したダンディズムは栗東坂路でジェネラーレ(牡3、1勝クラス)と併せました。
レースで騎乗する岩田望来騎手が騎乗し、僚馬を3~4馬身追走する形で一杯に追い、4F53秒7-上がり1F11秒8の時計でアタマ差先着しています。
前走新潟大賞典(G3)から中2週ということで、中間は坂路で9本、キャンターを行っており状態維持を行っていました。
最終追い切りは中間追い切りと打って変わって僚馬を置いて一杯に追っています。
少し足幅は広いものの、脚の回転は速いですし力強いストライド走法で登坂できています。
僚馬と比較しても調子はよさそうですし、坂路で数をクリアしただけあって引き続き活気のある動きができていました。
一杯に追った割に全体時計53秒7は目立ちませんが、終い1F11秒8で差し馬らしい動きはできています。
一つ上で紹介したシークレットラン同様、ダンディズムも8歳馬なので衰えは出ていますが、年齢以上にパワーのある動きができているので時計のかかる条件下なら面白いかもしれません。
ナイトインロンドン
ナイトインロンドン 5月22日(水) 評価D | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 美浦坂路(良) | 55.4 | 40.5 | 12.6 | 馬なり | ||
前走最終 | 美浦南W(稍重) | 83.5 | 67.9 | 52.2 | 37.2 | 11.4 | 馬なり |
4歳馬のナイトインロンドンは美浦坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで追い、4F55秒4-上がり1F12秒6の時計で駆け抜けています。
前走六社ステークス(3勝クラス)から中1週ですが、中間は坂路で4本、いずれもキャンターですが時計を記録していました。
最終追い切りも引き続き馬なりで軽い調整を行っていますが、最終追い切り映像がJRAレーシングビュアーに上がっていないので正直評価は難しいです。
一杯に追っていたら時計から考察したいところでしたが、今回は間隔を詰めていることもあって馬なりで時計を出していないのでなんともいえないです。
そのため、今回はD評価(測定不能)とさせていただきます。
なお、管理する大竹調教師によると「(前走から間隔を詰めているが)疲れはない」とのことです。
斤量も52キロと軽いですし、長距離の舞台でどれだけやれるか注目です。
バラジ
バラジ 5月23日(木) 評価D | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 連闘軽め | ||||||
前走最終 | 美浦南W(良) | 81.4 | 66.1 | 51.6 | 37.1 | 11.2 | 馬なり |
前走のメイステークス(OP)から挑むバラジは連闘のため軽めの調整を行っています。
軽めの調整で留めているため追い切りは行っておらず、JRAレーシングビュアーにも追い切り映像はありません。
評価の仕様がないため、D評価(測定不能)にします。
なお、軽めの調教を行った際、管理する鹿戸調教師は「前走見られた硬さはほぐれて今は問題なさそう。条件も良いので出し切れれば」とコメントされていました。
ヒートオンビート
ヒートオンビート 5月22日(水) 評価S | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 85.8 | 69.5 | 54.4 | 38.3 | 11.3 | 馬なり |
1週前 | 栗東CW(稍重) | ⑦97.6 | 65.7 | 51.2 | 36.3 | 11.3 | 一杯 |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 54.1 | 39.1 | 12.5 | 馬なり |
昨年の目黒記念を制したヒートオンビートは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の外目から馬なりで追い、6F85秒8-上がり1F11秒3の時計で駆け抜けています。
1週前の16日には栗東ウッドチップコースでヴィゴラスダンサー(牝5、2勝クラス)と併せています。
レース当日も騎乗する坂井騎手が手綱を握り、馬場の外目から僚馬を1馬身半追走する形で一杯に追い、7F97秒6-上がり1F11秒3の時計で半馬身先着しました。
僚馬の内から追い切りを行いましたが、馬体重以上に馬体は大きく見えます。
少し前脚が固いようにも見えますが、ストライドの大きな走りで立ち回っており、直線に入って手前を替えてからは前脚の使い方も良くなりました。
また、残り2Fあたりからはぐんぐん加速して終い2F11秒2-1F11秒3の好時計で走破しています。
ヒートオンビートは今年7歳になりましたが、年齢を感じさせない動きができています。
1週前に一杯に負荷をかけたため、最終追い切りは馬なりでソフトな仕上げです。
軽めの調整でしたが、道中の脚取りは軽くてリズムよく終えています。
1週前よりもピッチの利いた走りでしたが、残り2Fあたりから追い込みの姿勢に入って2F12秒0-1F11秒3で鋭さを見せています。
2週続けて自慢の末脚を見せており、年齢上の走りができています。
昨年の目黒記念における1週前のウッド追いの時計が一杯に追われた中で終い2F時計が2F11秒2-1F11秒6の減速ラップなので、今回のほうが好内容です。
トップハンデ59キロはかなりのネックですが、仕上がりに関しては昨年以上によさそうでした。
マイネルウィルトス
マイネルウィルトス 5月22日(水) 評価A | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東CW(良) | 78.5 | 63.8 | 49.8 | 35.7 | 11.6 | 強め |
前走最終 | 栗東坂路(良) | 52.1 | 38.2 | 12.5 | 末強め |
重賞で惜しい競馬が続いているマイネルウィルトスは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。
助手が騎乗して馬場の真ん中から強めに追い、6F78秒5-上がり1F11秒6の好時計で走破しています。
前走から約2か月ぶりのレースとなり、中間は坂路で7本、ウッドで6本の時計を残しており、坂路とウッドを併用しながら調整されています。
最終追い切りは強めに追って現在の動きを確かめていますが、コーナーワークの時点からきびきびとした動きを見せており気持ちがこもった走りができています。
直線に入ってからも一定のリズムで動くことができており、見栄えのある動きができていました。
今回の全体時計78秒5はこれまでの時計の中で自己2番目に速い時計です。
終いは2F11秒2-1F11秒6で減速しましたが8歳馬であることを考えたら十分すぎるほどでした。
休み明けでも前向きな走りができていましたし、過去には目黒記念で馬券にも絡んでいるので今回もチャンスはありそうです。
メイショウブレゲ
メイショウブレゲ 5月22日(水) 評価B | |||||||
時期 | 場所 | 6F | 5F | 4F | 3F | 1F | 脚色 |
最終追切 | 栗東坂路(良) | 56.0 | 39.7 | 12.2 | 馬なり | ||
前走最終 | 栗東坂路(稍重) | 53.9 | 39.1 | 12.7 | 馬なり |
今年の万葉ステークス(OP)を制したメイショウブレゲは栗東坂路で単走を行いました。
助手が騎乗して馬なりで追い、4F56秒0-上がり1F12秒2の時計でまとめています。
前走から中3週ということで、中間は坂路が3本、ウッドが1本で控えめな調整を行っています。
最終追い切りも引き続き馬なりで軽く追い切りを行いました。
助手がやや立ち気味に乗って感触を確かめていますが、本線に入るまでは後ろ向きでしたが本線に入ってからはスイッチが入ったのか、脚さばきが速くてきびきびとした動きを見せています。
馬なりでも回転の速い脚さばきを見せたのは良いですね。
ただ、少し頭の使い方が激しくて馬なりにしては落ち着きに欠いていました。
終いは2F12秒4から12秒2で持続ある末脚を見せていますが、全体的にはまずまずの仕上がりといったところです。
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目黒記念2024追い切り評価ランキング
評価 | 馬名 |
S | クロミナンス サトノグランツ ヒートオンビート |
A | シュトルーヴェ マイネルウィルトス |
B | ケイアイサンデラ ジューンアヲニヨシ シークレットラン ダンディズム メイショウブレゲ |
C | シュヴァリエローズ |
D | ナイトインロンドン バラジ |
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目黒記念2024の最終予想
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