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【中山記念2025追い切り評価/全頭診断】好時計を叩き出した〝アノ馬〟に最高評価「S」

中山記念2025追い切り評価記事のサムネイル画像

中山記念2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では中山記念の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

2月26日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッド、ポリトラックともに良馬場でした。
坂路の1番時計はライジンマルの4F50秒6でしたが、全体としては平均くらいです。
ウッドの1番時計はハビレの6F77秒7です。ウッドはいつも通りの高速馬場でした。
ポリトラックは統計数が少ないので現状馬場傾向が掴みづらいですが、タイムトゥヘヴンが記録した時計は馬場の外目から併せ馬を置いて、馬なりで5F67秒2-上がり1F11秒9なのでタイムトゥヘヴンの時計だけ見たらそこまで高速馬場という感じはしません。

栗東
この日の栗東は坂路、ウッドともに良馬場でした。
坂路の1番時計は中山記念(G2)に出走するリフレーミングが記録した4F50秒2です。全体としてはいつものような高速馬場ではなく、平均くらいでした。
ウッドの1番時計はジーティーダーリンの6F79秒0です。ウッドは時計が出ていましたが、美浦ウッドほどは出ていないように感じます。

目次(読みたい項目をタップ)

中山記念2025追い切り評価/全頭診断コメント

中山記念2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アルナシーム

アルナシーム 2月27日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)87.070.154.638.811.5直強め
1週前栗東CW(良)82.667.252.838.011.5強め
前走最終栗東CW(良)84.568.753.638.511.7G前仕掛け

今年の中山金杯(G3)を制したアルナシームは27日の木曜日に栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

前走に引き続きコンビを組む藤岡佑介騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から直線強めに追われて6F87秒0-上がり1F11秒5の時計でまとめていました。

1週前の19日にも栗東ウッドで単走を行っています。

このときも藤岡佑介騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から強めに追って6F82秒6-上がり1F11秒5の時計で負荷を掛けました。

道中は首を使ってリズムよく追うことができています。

後ろ脚の踏み込みは少し浅いようにも見えましたが、全体を通して一定のフォームで追うことができており、終いも2F12秒1-1F11秒5で加速していることから、状態は良好といえるでしょう。

最終追い切りは直線強めに追い切りを行いました。

1週前同様首を下方向に向けながらの追い切りでしたが、脚取りはしっかりしています。

手前替えは遅れましたが、手前を替えてからは脚の回転を引き上げてきびきび動けているように、反応も良かったです。

全体時計87秒0は目立ちませんが、終いは加速ラップを踏めているように、直線強めの指示にも応えることができました。

2週続けて藤岡佑介騎手が追い切りに騎乗していることから、このレースに対する意欲も感じられますし、引き続き力は引き出せそうです。

エコロヴァルツ

エコロヴァルツ 2月26日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.039.212.6馬なり
1週前栗東CW(良)82.567.052.737.911.7馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.037.812.2馬なり

エコロヴァルツは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F54秒0-上がり1F12秒7の時計で登坂しています。

1週前の19日は栗東ウッドでベルギューン(牝3、1勝クラス)と併せました。

このときは新馬戦以来のコンビとなるM.デムーロ騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を16馬身追走し、6F82秒5-上がり1F11秒7の時計で同時併入しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

僚馬をはるか後方から追走する形の追い切りでしたが、少し頭は前傾姿勢で、前のめりです。

カメラワークが少しぶれているので分かりづらいですが、一定のリズムで動けているものの、ところどころカクンとしており、久々の影響があるかもしれません。

前方にいた僚馬を最後まで長く脚を使って捉えている点は良いですが、この馬らしい走りができているかというと微妙なところでした。

最終追い切りまでの良化に期待したいです。

その最終追い切りは坂路で軽く行いましたが、ここでも跳びのある動きで軽く追い切りを行っています。

首を大きく使いながらもたれることなく登坂し、1週前と比較すると無駄な動きはありませんでした。

最良の出来ではないと思いますが、まずまず仕上がったように見えます。

カラテ

カラテ 2月26日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  51.137.612.6馬なり
前走最終栗東坂路(良)  51.137.112.3馬なり

9歳馬のカラテは栗東坂路でレッドフランカー(セ7、2勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬なりで僚馬を1馬身半追走し、4F51秒1-上がり1F12秒6の時計で同時併入しました。

中間追い切りは前走レース終了翌週から再開し、坂路に特化した追い切りを20本行っています。

最終追い切りは併せ馬を置いて馬なりで行いましたが、前走から程よい感覚で使われていること、そして中間追い切りで坂路追いを複数回行った影響もあり、馬なりでも機敏な動きを見せています。

ただ、頭は高めでしたし、頭の位置も安定していません。

終いも2F12秒2-1F12秒6でした。

前走アメリカジョッキークラブカップ(G2)の最終追い切りが坂路で併せ馬を置いて馬なりで4F51秒1-上がり1F12秒3、終いは2F12秒0-1F12秒3だったので、その時よりも時計は目立ちません。

追い切りの動きに関しても、前走アメリカジョッキークラブカップの時のほうが良く見えました。

年齢以上に動けていますが、前走ほどの仕上がりではなさそうです。

グラティアス

グラティアス 2月26日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.439.812.6馬なり
前走最終栗東CW(良)84.568.753.638.511.7G前仕掛け

繰り上げ出走となったグラティアスは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F54秒4-上がり1F12秒6の時計でまとめています。

前走から約2週間と間隔を詰めており、中間追い切りは坂路で4本の追い切りを行っていました。

最終追い切りも坂路で軽めの調教でしたが、馬場の真ん中から淡々とした動きを見せています。

序盤は少しもたれる場面がありましたが、そこからは立て直して終始右手前で無駄なくまとめています。

時計は目立たず、そして大きな上積みもありませんでしたが、悪い箇所もそこまでない追い切りでした。

可もなく不可もなくといったところです。

グランディア

グランディア 2月26日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(良)  52.536.911.2馬なり
1週前栗東CW(良)82.366.852.437.011.3一杯
前走最終栗東CW(稍重)83.567.852.737.111.1稍一杯

昨年の函館記念(G3)で2着入線したグランディアは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

馬場の真ん中から馬なりで4F52秒5-上がり1F11秒2の時計でまとめています。

1週前の20日にも栗東ウッドで単走を行っており、このときは馬場の外目からいっぱいに追われて6F82秒3-上がり1F11秒3の時計でまとめていました。

道中少し頭は高いものの、助手も高い位置から抑えつつ、直線に入りました。

終盤になって促されてからも頭は高いですが、筋肉量は豊富でしたし、しっかり脚を伸ばして走破しています。

前走馬体重が480キロでしたが、追い切りを見る限り大きく見えました。少し太い感じもしますが、5か月ぶりのレースということで馬体重が増加しているかもしれません。

時計は一杯にしては目立ちませんが、負荷はかかったので最終追い切りまでにどこまで良化しているか楽しみです。

最終追い切りはウッドコースで軽い調整を行いました。

1週前同様少し頭は高い感じはしたものの、四肢を巧みに動かして最後まで攻めの動きができたのは良く、気持ちも前向きです。

腹回りは相変わらず太い感じはしましたが、馬なりでも差し馬らしい追い切りができているのは悪くありません。

最良の出来ではなさそうですが、気持ちも入って順調に良化しています。

クルゼイロドスル

クルゼイロドスル 2月26日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.540.012.4馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.638.412.7馬なり

クルゼイロドスは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なり4F54秒5-上がり1F12秒4の時計でまとめています。

前走から約3か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは2月に入ってから再開し、坂路で11本、ウッドでキャンターを4本行っていました。

なお、映像はありませんが1週前の20日には坂路で単走、馬なりを行って4F49秒8-上がり1F12秒7の自己ベストを記録しています。

最終追い切りも引き続き坂路で馬なりでしたが、序盤から終盤最後の方まですぐ前に別の馬がいて、ちょうどその馬と重なっていたのでよく分かりませんでした。

最後の最後で横のシルエットがようやく見えましたが、馬体はそこまで太目感はなく、この馬なりにまとまっているように感じます。

また、映像はありませんでしたが1週前には馬なりながらも4F13秒3-3F12秒0-2F11秒8-1F12秒7で早めに促しながら素晴らしい時計を記録しているので状態も良いと思います。

評価の難しいところですが、最後のシルエットと1週前の時計は良かったのでここはB評価にしました。

サイルーン

サイルーン 2月26日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 65.250.335.211.1強め
1週前栗東坂路(良) 66.851.737.411.7G前仕掛け
前走最終美浦坂路(良)  55.840.512.2馬なり

約9か月ぶりのレースとなるサイルーンは美浦のウッドチップコースでエリカサファイア(牝4、3勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬よりも1馬身半先行する形で強めに追い、5F65秒2-上がり1F11秒1の時計で僚馬に1馬身先着しました。

1週前の19日は美浦ウッドでエピメテウス(牡5、1勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行っています。

今回コンビを組むR.キング騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中からエピメテウスを2馬身半追走する形でゴール前にて仕掛けられ、5F66秒8-上がり1F11秒7の時計で同時併入しました。

3頭併せの最内から追い切りを行いましたが、コーナーワークから力のある脚取りで動けています。

直線では前脚が少し固いようにも見えましたが、それでも手前を替えてからはゴール前仕掛けの指示通りに2F12秒0-1F11秒7の加速ラップでまとめることができました。

いい時期はもう少し終いが伸びているものの、9か月ぶりのレース前追い切りとしては悪くない動きでした。

最終追い切りも美浦ウッドで追い切りを行い、エリカサファイアと併せました。

このときは強めに追われましたが、僚馬の外目から推進力のある動きで追えていますし、脚取りもスムーズです。

映像が途切れる直前まで左手前でしたが、それでも終い3F12秒7から2F11秒4-1F11秒1の時計で段階的に加速して走破できたのは好感触でした。

欲を言えば手前替えがスムーズならとても良かったのですが、左手前でも1週前以上の時計を出しているのは良いでしょう。

9カ月ぶりですが、休み明けを感じさせない好仕上がりでした。

シックスペンス

シックスペンス 2月26日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 65.550.736.411.2馬なり
1週前美浦坂路(良)  52.338.211.9強め
前走最終美浦南W(良) 64.350.336.411.6馬なり

昨年の毎日王冠(G2)を制したシックスペンスは美浦のウッドチップコースでサトノトルネード(牡5、2勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の2分どころから馬なりで5F65秒5-上がり1F11秒2の時計で1馬身先着しています。

1週前の19日は美浦坂路でサルーポルティ(牝3、未勝利)と併せました。

このときも助手が騎乗し、僚馬を1馬身半追走する形で強めに追い、4F52秒3-上がり1F11秒9の時計で1馬身先着しています。

僚馬の左から追い切りを行いましたが、久々ということもあって少し安定感は欠けるものの、未勝利馬相手に楽な手ごたえで先着しており、重賞馬らしい貫禄のある動きができています。

そこまで時計がでない美浦坂路で終い2F12秒8から1F11秒9で瞬発力ある動きができているのもよく、新馬戦や勝利したスプリングステークス(G2)で見せた終いのキレを発揮することができました。

シックスペンスらしい脚色でしたし、負荷も掛かったので最終追い切りまでの良化に期待したいです。

その最終追い切りは美浦坂路でサトノトルネードと2頭併せでした。

僚馬の内から少し頭を低くしながら立ち回りましたが、シャドーロールの影響もあって集中力のある動きができていましたし、直線でしばらくしてからはグイグイ加速して終い2F11秒7-1F11秒2の好時計でまとめることができました。

馬なりでも終いの伸びは見事ですし、好仕上がりといえるでしょう。

今回は久々ですが、2週続けてシックスペンスらしい動きができているので休み明けの影響はなさそうです。

得意の中山で始動するのもこのレースに対する意欲が感じられますし、追い切りも良かったので好走にも期待したいです。

ソウルラッシュ

ソウルラッシュ 2月26日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.338.012.0馬なり
1週前栗東CW(良)80.665.851.136.010.7一杯
前走最終海外出走

昨年のマイルチャンピオンシップ(G1)を勝利したソウルラッシュは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F53秒3-上がり1F12秒0の時計でまとめています。

1週前追い切りは栗東ウッドで行っており、このときはスヴァルナ(セ10、障害オープン)と併せていました。

水口騎手が追い切りに騎乗(レース当日は団野騎手が騎乗)し、馬場の真ん中から僚馬を3馬身半追走する形で一杯に追われ、6F80秒6-上がり1F10秒7で見事な末脚を見せています。

僚馬の内側から追い切りを行いましたが、海外帰り緒戦でもリズムよく追えています。

馬体も勝利したマイルチャンピオンシップのときと遜色ないですし、何よりも直線に入ってじりじりと脚の回転を引き上げ、直線では終い2F11秒5-1F10秒7の素晴らしい時計で走破しています。

久々でも気合十分ですし、7歳馬とは思えないほどキレのある動きを見せていたのは大変好感触でした。

最終追い切りは栗東坂路で単走を行いました。

馬場の真ん中から少し首を大きく使いながらも回転の速い脚さばき、且つ力強い脚色で登坂しています。

時計は目立つものではありませんが、1週前に素晴らしい追い切りを行っていたので問題ないですし、馬なりでも動きは立派です。

首の使い方に関しても、勝利した昨年マイルチャンピオンシップと似たような動きだったので気にしなくてよさそうです。

今回は久々のレースとなりますが、1週前追い切りがとにかく秀逸です。

最終追い切りも時計は出ていないもののポテンシャルの高さを感じさせる動きができていました。

今回は久々のマイル以外のレースとなります。

距離は気になるところですが、叩き台とは思えないほど充実していました。

距離課題さえクリアできれば、昨年のマイルチャンピオンシップのようなパフォーマンスに期待して良いでしょう。

タイムトゥヘヴン

タイムトゥヘヴン 2月26日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦PT(良) 67.251.737.511.9馬なり
1週前美浦南W(良)83.767.952.938.011.5馬なり
前走最終美浦南W(良)79.465.151.437.512.0馬なり

タイムトゥヘヴンは美浦のポリトラックコースでカルマンフィルター(牡4、未勝利)と併せました。

今回初コンビを組む田辺騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を3馬身追走し、5F67秒2-上がり1F11秒9の時計で僚馬に2馬身先着しました。

1週前の20日は美浦ウッドでカルマンフィルターと併せています。

このときも田辺騎手が騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を3馬身半追走し、6F83秒7-上がり1F11秒5の時計で僚馬に2馬身先着しました。

僚馬の内目から立ち回りましたが、馬なりということもあってコーナーワークは余裕ある立ち回りを見せています。

直線に入ってからは追込馬らしい動きで少しペースを引き上げて先着することができました。

併せたカルマンフィルターが未勝利馬なので先着はそこまで高く評価しなくても良いですが、楽な手ごたえながらもタイムトゥヘヴンらしい動きができているのは悪くないです。

最終追い切りはポリトラックでカルマンフィルターと併せました。

このときも僚馬の内目から立ち回りましたが、脚取りも確かでしたし、馬体も無駄がありません。

直線に入ってからもスムーズに動くことができており、久々でも問題なく仕上がっています。

今回は約4か月ぶりのレースとなりますが、2週続けて馬なりということで派手さはありません。

しかしながら、タイムトゥヘヴンらしい動きができているのは好感が持てますし、馬体も仕上がっていました。

地味ですが、いい仕上がりです。

パラレルヴィジョン

パラレルヴィジョン 2月26日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)81.966.151.237.111.5馬なり
1週前美浦南W(良)84.468.052.938.412.1馬なり
前走最終美浦南W(良) 66.750.736.212.0馬なり

昨年のダービー卿チャレンジトロフィー(G3)を制したパラレルヴィジョンは美浦のウッドチップコースでロジリッキー(牡3、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して馬場の2分どころから馬なりで僚馬を半馬身追走し、6F81秒9-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。

1週前の19日は美浦ウッドでサトノトルネード(牡5、2勝クラス)と併せていました。

このときも助手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬より7馬身先行し、6F84秒4-上がり1F12秒1の時計で同時併入しています。

1週前は僚馬の外目から追い切りを行いましたが、前傾姿勢で長い脚を器用に使いながら追えています。

直線で手前を替えてからも楽な手ごたえで追えていますし、終いも2F12秒5-1F12秒1で加速ラップを使っていました。

時計は出していませんが、動き自体は悪くありません。

ただ、最後はサトノトルネードと併入という形で終わりました。

サトノトルネードはパラレルヴィジョンよりインを走っていたので距離の差はあるかもしれませんが、それでも2勝クラスで馬なりだったことを考えればもう少しやれていても良かったと思います。

最終追い切りは美浦ウッドでロジリッキーと併せました。

ここでは僚馬の内目から立ち回りましたが、少し首を引きながらの追い切りです。

舌を出していることから集中力には疑問が残り、直線に入ってからも後ろから追走したロジリッキーに差されてしまいました。

ロジリッキーは1勝クラスの馬で、しかも馬なりだったこと、さらにはパラレルヴィジョンよりも外を立ち回りながら最後は併入だったことを考えると、格下相手に併入はマイナスです。

集中力もあまり感じられませんでしたし、本調子ではなさそうでした。

ボッケリーニ

ボッケリーニ 2月26日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.739.412.2馬なり
前走最終栗東坂路(稍重)  53.038.312.3末強め

中距離重賞の常連であるボッケリーニは栗東坂路でウェルカムニュース(牡6、オープン)と併せました。

主戦の浜中騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで僚馬を1馬身追走し、4F53秒7-上がり1F12秒2の時計で僚馬に半馬身先着しています。

前走札幌記念(G2)のハ行で除外になってから約7か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは1月末から再開し、坂路で16本、ウッドで1本の時計を記録しています。
※跛行:はこう(馬の歩様に異常をきたしている状態)

なお、映像はありませんが1週前の20日は栗東ウッドでウェルカムニュースと併せています。

このときも浜中騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を2馬身追走する形で一杯に追われ、6F82秒6-上がり1F11秒4の時計で僚馬に3馬身半先着していました。

最終追い切りは坂路で2頭併せを行いましたが、久々、そしてハ行明けということもあるのか、少し頭をかしげながらの追い切りです。

終始左手前の追い切りでそこまで目立つものではありませんが、昨年好走した鳴尾記念(G3)の最終追い切りを見ても分かるように、ボッケリーニはそこまで坂路映えする馬ではありません。

それでも、体幹は安定していましたし、数多くの重賞レースで結果を残しているだけの動きを見せていました。

あまり見栄えしないものの、最後は脚を伸ばして一杯に追われた僚馬に3馬身半の先着ですし、見た目以上に仕上がっています。

ボーンディスウェイ

ボーンディスウェイ 2月26日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)82.066.151.036.611.3不明
前走最終美浦南W(良)84.068.052.937.911.7馬なり

今年の中山金杯(G3)で3着入線したボーンディスウェイは美浦ウッドで単走を行い、6F82秒0-上がり1F11秒3でまとめています。

中間追い切りは2月に入ってから再開し、坂路で13本、ウッドで1本の時計を記録しました。

なお、映像はありませんが1週前の19日は美浦坂路で追い切りを行い、このときは木幡巧也騎手が騎乗し、単走で強めに追われて4F51秒0-上がり1F11秒4の自己ベストで登坂しています。

最終追い切りはウッドで調整を行いましたが、脚色や位置取りは水曜日の時点で確認が取れませんでした。

ただ、道中は活気ある動きでまとめており、早めに手前を替えてからも淡々とリズムを刻みながら最後まで軽快に動けています。

時計を見ても終いが2F11秒9-1F11秒3と加速ラップも優秀でした。

動き自体は特別目立つものではありませんでしたが、1週前に坂路で自己ベストを更新しているように、状態は良好でしょう。

中山巧者でもあるので、現状の仕上がりでも力は引き出せそうでした。

マテンロウスカイ

マテンロウスカイ 2月26日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.737.412.4末強め
前走最終栗東坂路(良)  53.038.212.3馬なり

昨年の中山記念を勝利したマテンロウスカイは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して末強めに追い切りを行い、全体時計52秒7-上がり1F12秒4の時計でまとめています。

前走の東京新聞杯(G3)から中2週と間隔を詰めていますが、中間追い切りは2月中旬から再開しており、坂路で6本の時計を記録しています。

最終追い切りも引き続き坂路で追い切りを行いました。

外ラチ沿いから追い切りを行いましたが、序盤は斜行する場面があったものの、序盤から回転の速い脚さばきで前向きな動きができています。

ただ、終いは少し脚の回転が遅くなっており、終いラップも2F11秒8から1F12秒4で減速していました。

序盤に素早い動きを行っていたので、終盤に息切れしてしまったのかもしれません。

脚色として末強めだったので、序盤に脚を溜めながら終いで加速してほしかったところですが、真逆の内容となってしまいました。

思い通りの動きができなかったという面では折り合いがかみ合わなかったといわざるを得ません。

やる気は感じられましたが、上手くパフォーマンスを引き出せるか難しそうです。

ここはC評価とします。

もっとも、今回は昨年に引き続き、横山典弘騎手が騎乗するので、横山騎手が騎乗したら操縦性が良くなる可能性はあるでしょう。

メイショウチタン

メイショウチタン 2月26日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  53.239.412.6馬なり
前走最終栗東坂路(良)  51.838.312.9一杯

前走の東京新聞杯(G3)でしんがり人気ながらも3着に入線したメイショウチタンは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒2-上がり1F12秒6の時計で軽くまとめています。

前走の東京新聞杯から中2週となりますが、中間追い切りは確認が取れず、最終追い切りの1本のみで仕上げています。

今回は間隔を詰めていることもあって、最終追い切りは馬なりで軽めに行いましたが、外ラチ沿いから少し頭を低くしながらの追い切りで、そこまで覇気は感じられません。

操縦性も少し難しそうでしたが、中盤以降は少しペースを引き上げて終い2F12秒9から1F12秒6で加速しながら走破しました。

そこまで目立つものではありませんが、前走東京新聞杯においても追い切りでは減速ラップを刻みながら、レース当日は見事な逃げで3着入りしているように、時計以上のパフォーマンスがあってもおかしくありません。

今回も迫力はありませんでしたが、中盤以降は少しペースを引き上げているように決してやる気がないわけではなさそうでした。

まずまずとします。

リフレーミング

リフレーミング 2月26日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  50.236.712.3馬なり
1週前栗東坂路(良)  51.137.312.2馬なり
前走最終栗東坂路(良)  53.238.412.3馬なり

希少なキングヘイロー産駒であるリフレーミングは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F50秒2-上がり1F12秒3でまとめています。

1週前の19日も栗東坂路で単走を行い、このときも馬なりで追って4F51秒1-上がり1F12秒2の時計でまとめました。

中盤以降の時計しかありませんでしたが、ところどころ斜行する場面はあったものの、前脚を大きく伸ばしながら動けています。

出走予定だった昨年の天皇賞(秋)が脚部不安のため回避しているので、昨年の小倉記念(G3)以来、実に7か月ぶりのレースとなりますが、追い切りを見る限り脚もとの不安はなさそうです。

少し粗削りですがうごきもしっかりしていましたし、時計もいつも通り出しているので状態は良好そうでした。

最終追い切りも坂路で馬なりを行いましたが、内側から四肢の回転を引き上げて積極的な動きができています。

終いは3F12秒7-2F11秒7-1F12秒3で減速していますが、それでも全体時計50秒2は自己3番目に速い時計です。

最後まで脚色を落とすことなくまとめることができていたらなお良かったのですが、脚部不安の長期休養明けを考慮すれば上々の内容でした。

久々でもいつも通り坂路で時計を出しているのも良いですし、好仕上がりといえるでしょう。

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中山記念2025追い切り評価ランキング

評価馬名
ソウルラッシュ
サイルーン
シックスペンス
タイムトゥヘヴン
リフレーミング
アルナシーム
エコロヴァルツ
カラテ
グラティアス
グランディア
クルゼイロドスル
ボッケリーニ
ボーンエィスウェイ
メイショウチタン
パラレルヴィジョン
マテンロウスカイ
 
E(測定不能) 
同評価内は50音順になります。

中山記念2025追い切り映像

中山記念2025の追い切り映像はJRA公式ホームページのこちらで無料公開されています。

【調教動画】2025年 中山記念|JRA公式
【注目馬 関係者インタビュー】2025年 中山記念|JRA公式

中山記念2025の最終予想

中山記念2025の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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