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【愛知杯2025追い切り評価/全頭診断】穴馬候補の〝アノ馬〟にトップ評価「S」

愛知杯2025追い切り評価記事のサムネイル画像

愛知杯2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では愛知杯の追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

3月19日の馬場状態

美浦
この日の美浦は坂路、ウッドともに不良馬場でした。
坂路の1番時計はフルオールの4F52秒4で時計は出ていません。
ウッドの1番時計はプラウドヘリテージの6F79秒9ですが、80秒台はいないので、坂路同様いつもよりも時計は出ていないです。

栗東
この日の栗東は坂路、ウッドが重馬場、芝コースは稍重でした。
坂路の1番時計はブラックサンライズの4F49秒7でしたが、49秒台はこの1頭のみ、50秒台も6頭なのでいつもより時計は出ていません。
ウッドの1番時計はストップザタイムの6F78秒0でした。栗東ウッドは80秒台を切る馬が多数いることから高速馬場傾向にありました。
芝は統計が少ないですが、ワイドラトゥールの時計を見る限り、そこまで軽くはなさそうです。

目次(読みたい項目をタップ)

愛知杯2025追い切り評価/全頭診断コメント

愛知杯2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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イフェイオン

イフェイオン 3月19日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  55.640.512.2馬なり
1週前栗東坂路(良)  52.638.112.0末強め
前走最終栗東坂路(良)  54.339.812.3馬なり

昨年のフェアリーステークス(G3)を勝利したイフェイオンは栗東坂路で単走を行いました。

レースで騎乗する川又騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで全体時計55秒6-上がり1F12秒2の時計でまとめています。

1週前の13日にも栗東坂路で追い切りを行い、このときはモズレイラココナ(牝3、未勝利)と併せています。

このときも川又騎手が騎乗し、僚馬を1馬身半追走する形で末強めに追い、全体時計52秒6-上がり1F12秒0の自己ベストで7馬身先着しています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

道中少し頭は高く、ところどころ斜行する場面もありましたが、それでも前駆の筋肉量は豊富ですし、最後まで力のある動きでまとめています。

粗削りですが末強めの指示通り、終い2F12秒3-1F12秒0の加速ラップでまとめることができていますし、自己ベストを更新できたのも良いでしょう。

強く追ったことで最終追い切りまでにスムーズな立ち回りができることに期待したいです。

最終追い切りは坂路で軽めに調整を行いました。

吹雪で芦毛と同化していて中盤までの動きは確認が取りづらいですが、頭は高くて気性的な問題はありそうです。

道中斜行しており、1週前同様荒い部分はありましたが、力強い脚色は健在でした。

気になる箇所はあるものの、2週続けて力の乗った動きはできていますし、1週前に自己ベストを記録していることから、状態は良さそうです。

この馬なりに良化しているでしょう。

エトヴプレ

エトヴプレ 3月19日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  51.437.612.6一杯
1週前栗東坂路(稍重)  51.337.612.6一杯
前走最終栗東CW(良)81.966.452.638.412.0一杯

昨年のフィリーズレビュー(G2)で金星を手にしたエトヴプレは栗東坂路でメイショウヒューマ(牡7、3勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して僚馬を2馬身半追走する形で一杯に追い、4F51秒4-上がり1F12秒6の時計で僚馬に2馬身先着しています。

1週前の12日は坂路で単走を行い、このときは一杯に追って4F51秒3-上がり1F12秒6の時計でまとめました。

序盤から時計を出しており、終いは3F12秒7-2F12秒3-1F12秒6と長く脚を伸ばしました。

道中バランスの良い走りでまとめていますし、最後は減速していますが、終い3F目から時計を出しているのでその影響もありそうです。

エトヴプレは坂路で時計を出す対応の馬ですが、今回の追い切りでは身体の大きな助手が騎乗していたので、その割には時計を出し、同時に負荷も掛かっています。

強く追って最終追い切りの変わり身に期待したいです。

最終追い切りは併せ馬を置き、ここでも一杯に追いました。

吹雪の中の追い切りで見えづらいですが、首を上手に使ってリズムよく追えています。

早めに僚馬を交わしてそのまま先着しているように、勢いもありそうでした。

1週前と変わらない時計を残していますし、2週続けて強く追ったのでレース当日に一変もありそうです。

いい仕上がりです。

エポックヴィーナス

エポックヴィーナス 3月20日(木) 評価E(測定不能)
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(重)  51.435.811.1馬なり
前走最終栗東CW(良)  51.235.811.1馬なり

繰り上げ出走となったエポックヴィーナスは20日の木曜日に栗東のウッドチップコースでバーチャルアイドル(牝3、未勝利)と併せました。

前走に引き続きコンビを組むことが決まった和田竜二騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を5馬身半追走し、4F51秒4-上がり1F11秒1の時計で同時併入しました。

中間追い切りは3月に入ってから再開し、坂路で6本の時計を残しています。

最終追い切りは軽めの調整でしたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が上がっていませんでした。

道中の動きや馬体は確認できず、また、時計も4F追いの馬なりということで評価しづらいです。

そのため、今回はE評価(測定不能)とさせていただきます。

オードリーバローズ

オードリーバローズ 3月19日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  53.838.511.9馬なり
前走最終栗東CW(良)84.467.552.237.011.6馬なり

前走の節分ステークス(3勝クラス)を勝利したオードリーバローズは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで全体時計53秒8-上がり1F11秒9の時計で登坂しています。

中間追い切りは3月に入ってから再開し、坂路に特化した追い切りを8本行っていました。

なお、1週前には今回騎乗するシュタルケ騎手が追い切りに騎乗し、折り合いを確認しています。

最終追い切りは馬場のやや内目から追い切りを行いましたが、少し左前脚の使い方が固いように見えました。

前脚の踏み込みも浅い感じがしますし、頭も安定していません。

ただ終いは2F12秒6から1F11秒9の時計でまとめており、時計が出にくいこの日の坂路にしては悪くない末脚でした。

悪くはなさそうです。

カピリナ

カピリナ 3月19日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(不良)  52.637.712.4馬なり
1週前美浦坂路(稍重)  54.539.212.1G前仕掛け
前走最終美浦坂路(良)  56.440.312.8馬なり

前走のシルクロードステークス(G3)で4着だったカピリナは美浦坂路でタッカーバリアント(牡3、未勝利)と併せました。

前走に引き続きコンビを組む戸崎騎手が追い切りに騎乗して、馬なりで僚馬を2馬身半追走し、4F52秒6-上がり1F12秒4の自己ベストタイで1馬身先着しました。

1週前の12日は美浦坂路で単走を行い、このときも戸崎騎手が騎乗して、ゴール前で仕掛けられ、4F54秒5-終い1F12秒1で登坂しています。

序盤から力強い脚さばきで動けており、手前を替えてからはさらにペースを引き上げ、終い2F12秒8から1F12秒1と加速できました。

美浦坂路は栗東坂路と比較すると時計が出にくいですが、しっかりと負荷を掛けていますし、その中で最後まで気合の乗った動きができているのは好感が持てます。

最終追い切りは併せ馬を置いてソフトに調整しましたが、早めに手前を切り替えてからは自ら脚の回転を引き上げており、踏み込みにも力が感じられます。

終いは少し甘くなっていますが、それでも慣性を維持しながら登坂しているように、スピード感ある動きでまとめることができました。

使える脚は長くないかもしれませんが、全体的にいい動きだったので、初の芝1,400mでどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、注目したいです。

グランテスト

グランテスト 3月19日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  50.437.213.6馬なり
前走最終栗東坂路(良)  58.038.212.4末強め

前走のシルクロードステークス(G3)で2着入りしたグランテストは栗東坂路で単走を行いました。

前走に引き続きコンビを組む団野騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F50秒4-上がり1F13秒6の時計でまとめました。

今回は約1か月半ぶりのレースですが、中間追い切りは坂路が1本のみで本数は少なめです。

ただ、1週前の13日に行った坂路追いでは、団野騎手騎乗の元、単走で末強めに追って4F49秒1-上がり1F12秒6の自己ベストで登坂していました。

1F当たりの時計は4F12秒8-3F11秒8-2F11秒9-1F12秒6で序盤から飛ばしています。

最終追い切りは単走でしたが、外ラチ沿いから勢いのある走りを見せています。

馬なりにも関わらず積極的な走りを行い、自己2番目に速い4F50秒4の時計でまとめていました。

ただ、序盤にペースアップしていた影響もあって終いは2F12秒0-1F13秒6と大きく失速しています。

もっとも、今回の追い切りタイムを1Fごとに見てみると、4F13秒2-3F11秒6-2F12秒0-1F13秒6なので序盤にペースを引き上げた影響もあります。

評価の難しいところですが、2週続けて好時計を記録しているのは良いですし、最終追い切りは馬なりだったものの気持ちも前向きでした。

キャリア初の芝1,400m戦ということで距離不安は気になりますが、馬体も大きく見えましたし、折り合いと距離延長をクリアすることができれば、出し切れるのではないでしょうか。

クランフォード

クランフォード 3月19日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(重)  51.737.311.4馬なり
1週前栗東CW(稍重)81.165.850.936.311.3一杯
前走最終栗東坂路(良)  53.438.912.3馬なり

昨年のスワンステークス(G2)以来、5か月ぶりのレースとなるクランフォードは栗東のウッドチップコースでサンダーロード(牡3、1勝クラス)と併せました。

主戦の西村淳也騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を2馬身追走し、4F51秒7-上がり1F11秒4の時計で同時併入しています。

1週前の12日にも西村騎手騎乗の元、栗東ウッドでクロドラバール(セ4、2勝クラス)と2頭併せを行いました。

このときは馬場の外目から僚馬を3馬身追走する形で一杯に追い、6F81秒1-上がり1F11秒3の時計を記録しましたが僚馬に半馬身遅れを取っています。

僚馬の外目から追い切りを行いましたが、少し腹回りは太いかもしれません。

しかしながら、頭を低くしながらも最後まで追えていますし、全体時計81秒1、終いも2F11秒2-1F11秒3で長く脚を使うことができました。

併せ馬に遅れを取っているものの、久々にしては最後まで追えていたので、最終追い切りまでの良化に期待したいです。

その最終追い切りはウッドコースでサンダーロードと2頭併せでした。

このときは僚馬の内側から立ち回りましたが、直線では僚馬のほうに頭が向く場面はあったものの、最後は頭を低くして併入まで持ち込むことができました。

終いも2F11秒9-1F11秒4で加速できていますし、積極的に動けています。

もう少し絞ることができればなお良かったものの、現状でも力は引き出せそうでした。

コラソンビート

コラソンビート 3月19日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(不良) 72.956.139.911.8馬なり
1週前美浦南W(稍重) 65.250.737.011.8一杯
前走最終美浦南W(良)83.067.453.438.712.0馬なり

一昨年の阪神JF(G1)で3着入りしたコラソンビートは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追って5F72秒9-上がり1F11秒8の時計で軽くまとめています。

1週前の12日は美浦ウッドでペッパーミル(牡4、1勝クラス)と併せました。

このときはルーキーの上里騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から僚馬を2馬身追走する形で一杯に追い、5F65秒2-上がり1F11秒8の時計で僚馬に2馬身先着しました。

僚馬の内側から立ち回りましたが、序盤から中盤に掛けては少し首の動きが大きく、コラソンビートらしい動きができているかというと微妙なところです。

また、直線に入ってからも手前を替えることなくゴールしていました。

前走東京新聞杯(G3)からそこまで間隔が開いているわけではないものの、道中の動きはまだまだ良化の余地がありそうです。

5F65秒2の時計は美浦ウッドの追い切りの中では2番目に速いものの、気になる箇所もいくつか見られたのでその点が改善してくれればなお良くなりそうです。

最終追い切りは美浦ウッドで単走でした。

ここでも少し頭の動きが気になりますが、直線に入ってしばらくしてから手前を替え、そこからは少しペースも引きあがっているように、少しは良くなっています。

脚取りも軽いですし、状態も良さそうでした。

今回の最終追い切りは全く時計を出ていないものの、長距離輸送を考慮して意図的にペースダウンしているようなので、気にしなくて良いでしょう。

いい時期ほどの動きかというと難しいところですが、1週前に強く追った影響もあってある程度良化が見られました。まずまずの仕上がりです。

シングザットソング

シングザットソング 3月19日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  54.639.712.3馬なり
前走最終栗東坂路(良)  56.841.112.2馬なり

一昨年のフィリーズレビュー(G2)の勝ち馬であるシングザットソングは栗東坂路で単走を行いました。

主戦になりつつある斎藤新騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F54秒6-上がり1F12秒3の時計でまとめています。

今回は約3か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは2月下旬から再開し、坂路で19本、ウッドでキャンターを5本行っています。いずれも時計は出しておらず、軽い追い切りを複数回行っていました。

最終追い切りも坂路で引き続き馬なりの調整でした。

吹雪の中の追い切りで動きや馬体が確認しづらいですが、少し頭は高いような感じがしました。掛かりながらの登坂だったかもしれません。

ただ、終盤以降、視界が明るくなってからはきびきびと動けていますし、休み明けですが馬体も整っており、中間に入念な調整を行ったことでシャープに仕上がっています。

この馬なりに状態は良さそうです。

スウィープフィート

スウィープフィート 3月19日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  51.838.012.1末強め
1週前栗東坂路(稍重)  51.036.612.2一杯
前走最終栗東坂路(良)  51.937.612.1馬なり

昨年のチューリップ賞(G2)を勝利したスウィープフィートは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して末強めに追い、4F51秒8-上がり1F12秒1の時計でまとめています。

1週前の12日は栗東坂路でモンタルチーノ(牡3、1勝クラス)と併せました。

このときも助手が騎乗し、僚馬を1馬身追走する形で一杯に追われて4F51秒0-上がり1F12秒2の自己ベストを記録しましたが僚馬に1馬身遅れを取りました。

2頭併せで一杯に追われましたが、しっかり追ったこともあって力強い脚質で登坂しています。

終いは叩かれても伸びを欠いていましたが、終い3F12秒7-2F11秒7-1F12秒2で速い位置から動いていたのでその影響もあるでしょう。

その中でも自己ベストを記録していますし、強く追ったことで最終追い切りまでにさらなる良化に期待したいです。

最終追い切りは坂路で単走でしたが、少し左前脚が高く上がっているものの、1週前に強く追ったことで気合は乗っていますし、最後の最後に手前を替えてからは前脚を掻き込むような動きで締めていました。

今回は夏バテの影響もあって実に11か月ぶりのレースとなりますが、2週続けて時計を出していますし、力のある動きでまとめていました。

多少若さがも見られましたが、前向きな動きができていますし、状態は良いでしょう。

セントメモリーズ

セントメモリーズ 3月19日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(不良)83.466.752.438.511.9馬なり
1週前美浦南W(稍重)83.166.151.236.911.5馬なり
前走最終美浦南W(良)82.266.051.537.511.9馬なり

クラス戦を3連勝してオープン入りしたセントメモリーズは美浦のウッドチップコースでカヨウネンカ(牝6、3勝クラス)とラオラシオン(牡4、2勝クラス)と3頭併せを行いました。

主戦の石川騎手が追い切りに騎乗し、馬場の2分どころから馬なりでカヨウネンカを3馬身半追走し、6F83秒4-上がり1F11秒9の時計でカヨウネンカに半馬身先着しています。

1週前の12日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはノースザワールド(牡7、オープン)と併せています。

ここでも石川騎手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を1馬身半追走し、6F83秒1-上がり1F11秒5の時計で同時併入しています。

僚馬の内側から立ち回りましたが、道中推進力のある動きを見せており、脚取りも軽くて状態は良さそうです。

直線に入ってから手前を替えるまでに時間がかかったものの、手前を替えてからは一度交わされたノースザワールドを差し返そうとしており、最終的には併入まで持ち込みました。

もう少しスムーズに手前替えできていたら良いですが、全体を通してスピーディな動きができているのは良かったです。

最終追い切りは3頭併せの最内から追い切りを行いました。

吹雪いている中の追い切りも影響しているのか、コーナーから直線に掛けては少し歩幅を小さくピッチを利かすような走りでまとめています。

1週前同様手前替えにも時間がかかりましたが、手前を替えてからは歩様を大きくし、併せたカヨウネンカの追撃を退けて先着することができました。

雪の影響もあって1週前ほどスピード感ある動きではなかったものの、それでも直線では脚を伸ばして推進力ある動きを見せようとしていましたし、馬場さえよければ1週前同様スピードに乗った動きはできていたと思います。

現状でも状態は良いでしょう。

テイエムスパーダ

テイエムスパーダ 3月19日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  51.937.812.2末強め
前走最終栗東坂路(良)  52.638.412.1一杯

重賞2勝馬のテイエムスパーダは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して末強めに追い、全体時計51秒9-上がり1F12秒2の時計で登坂しています。

前走オーシャンステークス(G3)から中2週と間隔を詰めていますが、中間追い切りは坂路で5本の時計を記録しています。いずれも軽い調教でした。

最終追い切りは坂路で末強めに追いましたが、前脚を大きく伸ばしながら左手前で淡々とした動きを見せています。

少し斜行する場面はありましたし、しなやかではない動きでしたが、キックバックは豊富で力強い踏み込みを見せていました。

間隔を詰めて使っていることからレース感覚も維持できていますし、一杯に追われた前走最終追い切りよりも時計は出していたので使って良化しているでしょう。

この馬なりに良化を見せていました。

ドナベティ

ドナベティ 3月19日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  53.338.112.8馬なり
前走最終栗東坂路(良)  52.938.713.1馬なり

ドナベティは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗し、馬なりで4F53秒3-上がり1F12秒8の時計で登坂しています。

前走阪急杯(G3)から中3週となりますが、中間追い切りは坂路で3本の時計が確認できました。

なお、映像はありませんが1週前の12日には栗東坂路でテラステラ(牡5、2勝クラス)と併せています。

このときは助手が騎乗し、僚馬を6馬身追走する形で一杯に追い、4F51秒4-上がり1F12秒9の時計を記録しましたが僚馬にクビ差遅れました。

最終追い切りは坂路で軽い調整を行いましたが、1週前に一杯に追った影響もあって序盤から中盤に掛けて、四肢を機敏に動かしながら気持ちの乗った動きができていました。

ただ、終盤になると脚の回転が止まり、最後は一所懸命登坂しているものの終い2F12秒2-1F12秒8で減速しています。

1週前の坂路追いでも終いは減速ラップでしたが、使える脚はそこまで長くなさそうです。

気持ちは乗っていましたが、追い切りを見る限り、中京の芝1,400mは少し厳しいかもしれません。

ナナオ

ナナオ 3月19日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  52.438.112.4末強め
前走最終栗東坂路(良)  53.738.912.0一杯

昨年の葵ステークス(G3)で3着入りしたナナオは栗東坂路でタイセイリコルド(牡3、オープン)と併せました。

和田竜二騎手が追い切りに騎乗(レース当日は小沢大仁騎手騎乗)し、僚馬を3馬身追走する形で末強めに追い、全体時計52秒4-上がり1F12秒4の時計で同時併入しています。

中間追い切りは2月半ばごろから再開し、坂路で11本、ウッドで12本の追い切りを行っていました。

なお、映像はありませんが1週前の12日は坂路で末強めの追い切りを行っています。

ここでもタイセイリコルドと追い切りを行い、末強めに追われて4F53秒4-上がり1F12秒5の時計でクビ差先着していました。

最終追い切りも末強めに追い切りでしたが、道中ほとんどもたれもなく、確かな足取りで登坂しています。

中盤で手前を替えてからは末強めの指示通り、回転を引き上げて加速し、先行していたタイセイリコルドに先着することができました。

終いも2F12秒6-1F12秒4の加速ラップでまとめていますし、1週前と比較して全体時計、終い時計ともに出ている点も評価したいです。

動きも時計も良いですし、好仕上がりでした。

ベガリス

ベガリス 3月19日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(重)  56.239.912.2馬なり
前走最終栗東坂路(重)  54.839.612.3馬なり

前走飛騨ステークス(3勝クラス)を勝利したベガリスは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F56秒2-上がり1F12秒2の時計でまとめています。

今回は約4か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは3月に入ってから再開し、坂路で6本、ウッドで3本の時計を記録しました。

なお、映像はありませんが1週前の12日は栗東ウッドで単走を行っており、このときは主戦の藤懸騎手が追い切りに騎乗して、馬場の真ん中からゴール前で気合を付けられ7F95秒0-6F79秒3-上がり1F13秒1の時計で駆け抜けていました。

また、16日は栗東坂路で単走、助手騎乗の元末強めに追われて4F53秒2-上がり1F12秒0の時計でまとめています。

立て続けに強く追ったため、最終追い切りは軽めの調整でしたが。少し舌を出しながらの追い切りで一部モタれる箇所はありましたが、それ以外は一定のリズムでまとめています。

入念な調整を行った影響もあって四肢の踏み込みも力強いですし、馬体も筋肉量が豊富で大きく見えました。

順調に良化しているでしょう。

モリノドリーム

モリノドリーム 3月19日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦坂路(不良)  53.238.712.5強め
前走最終美浦坂路(良)  53.839.612.8末強め

モリノドリームは美浦坂路でエレクトリックブギ(牡4、3勝クラス)と併せました。

助手が騎乗して僚馬を3馬身半追走する形で強めに追い、4F53秒2-上がり1F12秒5の時計で同時併入しています。

前走から約2か月ぶりのレースとなる今回、中間追い切りは2月下旬から再開し、坂路で11本、ウッドで2本の時計を記録しています。

最終追い切りは坂路で併せ馬を置いて調整されましたが、右手前で馬場を掻き込むような動きを見せています。

終いで促されてからの反応はそこまで良くないものの、最後まで減速せずに登坂できており、久々でもモリノドリームらしい動きは健在でした。

この馬なりに仕上がっています。

リバーラ

リバーラ 3月20日(木) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(重)83.867.452.437.412.3馬なり
前走最終美浦南W(良) 68.753.538.511.8直強め

リバーラは20日の木曜日に美浦ウッドでサクセスパルス(牡5、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗し、馬なりで僚馬を6馬身追走し、6F83秒8-上がり1F12秒3の時計で1馬身先着しています。

中間追い切りは2月20日ごろから再開し、ウッドに特化した追い切りを15本行っていました。

最終追い切りは併せ馬を後方から追走する形で行われていますが、久々でも脚の回転を引き上げながらコーナーを周回しており、気持ちの乗った動きができています。

直線に入って手前を替えてからもリズムよくまとめていますし、最後まで強めに追われたサクセスパルスの追撃を退けて先着できたのも良いでしょう。

久々ですが中間にウッドで数を重ねた影響もあり、重心のブレがない動きでまとめることができました。

なかなかの好仕上がりです。

ワイドラトゥール

ワイドラトゥール 3月20日(木) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東芝(稍重) 73.756.140.712.6馬なり
前走最終栗東坂路(良)  55.139.212.0馬なり

ワイドラトゥールは栗東の芝コースで単走を行いました。

西塚騎手が追い切りに騎乗(レース当日は北村友一騎手が騎乗)し、馬場の2分どころから馬なりで追って5F73秒7-上がり1F12秒6の時計でまとめています。

中間追い切りは2月末から再開し、坂路で11本、ウッドで1本の追い切りを行っています。

なお、映像はありませんが2週前の6日は栗東ウッドで北村友一騎手騎乗の元、単走を行い、馬場の真ん中から馬なりで7F95秒9-6F79秒5-上がり1F11秒1の自己ベストでまとめています。

最終追い切りはで調整されましたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が上がっておらず、馬体や動きの確認ができませんでした。

馬なりだったとはいえ時計は出していませんが、稍重の芝コースで、なおかつ統計がないので判断しがたいです。

ただ、2週前のウッド追いでは馬なりにも関わらず自己ベストを記録し、なおかつ終い2F-1Fともに11秒1の時計で長く脚を伸ばしていることから、時計だけ見たら優れています。

断片的な情報しかありませんが、2週前追い切りの時計を評価して、ここはB評価とします。

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