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【福島牝馬S2025追い切り評価/全頭診断】好時計を叩き出した〝アノ馬〟に最高評価「S」

福島牝馬ステークス2025追い切り評価記事のアイキャッチ画像

福島牝馬ステークス2025追い切り評価/全頭診断になります。
当記事では福島牝馬ステークスの追い切り映像や調教タイムから評価、コメントしています。

4月16日の馬場状態

美浦
この日の美浦ウッドは良馬場でした。
ウッドは6F78~79秒台で走破する馬が多く、いつも通りの高速馬場です。

栗東
この日の栗東は坂路が良馬場、ウッドが稍重馬場でした。
坂路の1番時計はスマートクラージュの4F49秒9です。49~50秒台で走破した馬が少ないのでやや時計が出ているといったところでしょうか。
ウッドの1番時計はゴールドダイアーが記録した6F77秒8です。いつも通りの高速馬場でした。

目次(読みたい項目をタップ)

福島牝馬ステークス2025追い切り評価/全頭診断コメント

福島牝馬ステークス2025の出走馬全頭の追い切り評価や調教タイムをまとめましたで予想の参考にお役立てください。

評価は上からS→A→B→C→D→E(測定不能)の6段階になります。

(調教欄の〇数字はスタートからゴールまでのハロンを表しています。)

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アスコルティアーモ

アスコルティアーモ 4月16日(水) 評価S
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 67.052.236.710.7馬なり
前走最終栗東CW(良)⑦99.267.753.137.911.3馬なり

アスコルティアーモは美浦のウッドチップコースでウィンダミア(牡6、2勝クラス)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

初コンビを組む菊沢騎手が追い切りに騎乗し、馬場の3分どころから馬なりでウィンダミアを2馬身半追走し、5F67秒0-上がり1F10秒7の時計でウィンダミアに1馬身先着しています。

今回は約3か月ぶりの実践となりますが、中間追い切りは3月下旬から再開し、坂路で15本、ウッドで5本の時計を記録しています。

なお、映像はありませんが1週前も美浦ウッドで併せ馬を置いて追い切りを行い、菊沢騎手が騎乗して馬場の3分どころから馬なりで5F66秒2-上がり1F10秒8の好時計を記録しています。

最終追い切りは3頭併せの真ん中から立ち回りましたが、コーナーワークでは少し首を引き気味に追走し、そこまで目立ちません。

しかし、直線に入ってからは馬なりにも関わらず自ら脚を引き上げて最先着していました。

時計も2F12秒1から1F10秒8で一気に加速しています。

1週前追い切りにおいても馬なりで終いは2F12秒2-1F10秒7なので、休養を経て瞬発性に磨きがかかったように見えました。

馬体自体はそこまで目立つ感じはしませんが、要所の加速力は見栄えしましたし、直線の短い福島の舞台でも瞬間的な加速力が活かせるようでしたら面白い競馬ができるのではないでしょうか。

アドマイヤマツリ

アドマイヤマツリ 4月16日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)85.168.252.937.711.6馬なり
1週前美浦南W(良)84.768.053.338.311.7馬なり
前走最終美浦南W(不良)88.472.756.941.013.4馬なり

前走のスピカステークス(3勝クラス)を勝利したアドマイヤマツリは美浦のウッドチップコースで単走を行っています。

助手が騎乗して馬場の真ん中から馬なりで追い、6F85秒1-上がり1F11秒6の時計で軽くまとめています。

1週前の10日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはエンジェルマーク(牝3、1勝クラス)と2頭併せを行いました。

前走に引き続きコンビを組む田辺騎手が追い切りに騎乗し、馬場の3分どころから馬なりで僚馬を2馬身追走し、6F84秒7-上がり1F11秒7の時計を記録していますが僚馬に半馬身の遅れをとっています。
※僚馬(りょうば):同じ厩舎に所属する馬のこと

僚馬の内側から追い切りを行いましたが、馬なりということで軽い足取りでまとめています。

直線入りの手前替えもスムーズでしたが併せ馬と比較すると少し前向きさは感じられず、僚馬が追い出しを図った際も、追走することなく走破していました。

良く言えば自身のペースで動けていますが、悪く言えば差し切り態勢に入っていないように見えます。

評価が難しいところですが、最終追い切りの動きも確認したいです。

最終追い切りは美浦ウッドで単走でした。

ここでも馬なりの調教でしたが、軽い脚取りでコーナーでは時計以上に素早い動きができています。

ただ、直線に入ってからは少し前脚に固さが見られましたし、小柄な馬ですが少し尻も割れている点も気になるところです。

前走スピカステークスの中間追い切りが僚馬を置いて馬場の真ん中から馬なりで5F66秒4-上がり1F11秒5なので、その時と比較しても時計は出していませんでした。

近走安定しているのでここでも上位人気になる可能性は高いですが、個人的にはあまり目立つ内容ではなかったと感じています。

アマイ

アマイ 4月16日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 68.752.537.110.8強め
前走最終美浦坂路(稍重)  54.040.112.5馬なり

前走房総特別(2勝クラス)の勝利から飛び級で参戦するアマイは美浦のウッドチップコースでインビンシブルパパ(牡4、オープン)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の真ん中から僚馬より2馬身半先行する形で強めに追い、5F68秒7-上がり1F10秒8の時計で僚馬に半馬身先着しています。

中間追い切りは4月に入ってから再開しており、坂路が4本、ウッドが2本、いずれも軽めの稽古だったので本数は控えめです。

最終追い切りは併せ馬を置いて美浦ウッドで強く追い切りを行いましたが、少し頭が高くなりつつも馬具の効果で何とか抑えながら追い切りを行っています。

それでも、促されてからは徐々にペースを引き上げ、一度は内から立ち回ったインビンシブルパパに並びかけられたものの、そこからはグンと加速して終い2F12秒2から1F10秒8で瞬発力ある動きを見せています。

格上挑戦ということで相手は強いですが、小回り実績は豊富ですし、瞬発力ある競馬ができれば台風の目になれるかもしれません。

アリスヴェリテ

アリスヴェリテ 4月16日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  52.137.712.7一杯
前走最終栗東坂路(良)  52.537.812.5強め

昨年のマーメイドステークス(G3)を逃げ切ったアリスヴェリテは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して一杯に追い、全体時計52秒1-上がり1F12秒7の時計で負荷を掛けています。

前走から約3か月ぶりのレースですが、中間追い切りは4月に入ってから2本のみと、本数は控えめです。

なお、映像はありませんが1週前の10日にも栗東坂路で単走を行い、ここでは強めに追われて全体時計53秒2-上がり1F12秒2の時計で負荷を掛けていました。

最終追い切りは一杯の追い切りなので1週前よりも一段階負荷を掛けていますが、2週続けて強い追い切りということで踏み込みもしっかりしています。

ただ、舌を出しながらの追い切りなので集中しているかというと少し懐疑的な感じがしました。

また、終いも2F12秒0-1F12秒7で減速しているので、いい時期、例えば勝利したマーメイドステークスと比較すると少し見劣りします。

2週続けて負荷を掛けたためレースまでに一変の可能性もありますが、ここは少し様子を見たいです。

エミュー ※取消

エミュー 4月16日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 67.951.537.311.6一杯
前走最終美浦南W(重) 68.552.637.911.8一杯

一昨年のフラワーカップ(G3)の勝ち馬であるエミューは美浦のウッドチップコースでエウテルペ(牝3、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の外目からエウテルペを4馬身半追走し、5F67秒9-上がり1F11秒6の時計を記録しましたがエウテルペに1馬身遅れていました。

中間追い切りは3月末から再開し、坂路で軽めの追い切りを9本、ウッドで3本の時計が確認できました。

なお、映像はありませんが1週前の9日にも美浦ウッドでサルヴァトーレ(牡5、オープン)と併せ馬を行い、馬場の外目から僚馬より4馬身先行する形で強めに追い、5F68秒2-上がり1F11秒6の時計を記録しましたが僚馬に1馬身遅れていました。

最終追い切りは1週前よりもさらに強く追い切りを行いましたが、少し前脚の使い方は固いものの気合の乗った動きを見せています。

直線に入って手前を替えてからは外の併せ馬に自ら迫り、もう一回手前を替えて足を延ばしましたが。使える脚は短く、すぐに交わされて遅れを取りました。

やる気は感じられますが、直線では2度ほど手前を替えていましたし、使える脚もそこまで長くなかったです。

1週前と比較すると全体時計は良くなっていますが、それでもいい時期は5F65~66秒台の時計も出していたので、そのころと比べるとかつての良さは鳴りを潜めているようにも見えました。

2週続けて強く追っているので良化の可能性は秘めているものの、未勝利の馬に遅れをとっているのも気になりますし、最終追い切り終了の時点ではそこまで目立つ内容ではありませんでした。

ガジュノリ

ガジュノリ 4月16日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)80.665.651.937.611.4馬なり
前走最終小倉ダート(良) 70.655.340.812.2馬なり

飛び級で重賞に挑むガジュノリは美浦のウッドチップコースでロードプレイヤー(牡5、2勝クラス)と併せました。

今回初コンビを組む武藤騎手が追い切りに騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を3馬身半追走し、6F80秒6-上がり1F11秒4の自己ベストで僚馬に半馬身先着しています。

中間追い切りは4月に入ってから再開し、坂路で11本、ウッドで3本の時計を記録しています。

最終追い切りは僚馬を置いて馬なりの調整を行いましたが、僚馬の内目からバランスの良い走法で走破しています。

直線でもじりじり脚を伸ばして終い2F12秒3-1F11秒4の加速ラップでまとめることができました。同時に自己ベストを記録できたのも良いでしょう。

ただ、久々も影響しているのか少しシルエットは太い感じもします。

4歳牝馬なのでこれが成長である可能性もありますが、休み明けで少しふっくらしたかもしれません。

それでも、自己ベストを記録していることから調子は悪くありませんし、この馬なりの良化を見せていました。

グランスラムアスク

グランスラムアスク 4月16日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  51.737.812.7稍一杯
前走最終中間軽め

グランスラムアスクは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗し、稍一杯に追って4F51秒7-上がり1F12秒7の時計でまとめています。

今回は2か月半ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは4月に入ってから再開し、坂路が3本、ウッドは2本と本数は控えめです。

ただし、映像はありませんが1週前は栗東のウッドで単走を行い、馬場の真ん中から一杯に追って4F49秒6-上がり1F11秒8の自己ベストで負荷を掛けていますが、終いは2F11秒3-1F11秒8の減速でした。

最終追い切りは坂路で稍一杯に追われましたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が上がっておらず、馬体や動きの確認は取れませんでした。

そのため、限られた情報で判断します。

全体時計51秒7はこれまでの追い切りで2番目に速いものでした。

1週前もウッドで自己ベストを記録しているように、2週続けて時計を記録しているのは好感触です。

ただ、終いの伸びは2F12秒3が最速で、ラスト1Fは12秒7で減速していました。

終い3F目から12秒台で早めに仕掛けているので、その影響もあると思いますが、使える脚自体は長くなさそうです。

それでも、2週続けて時計を出しているのは好感が持てますし、強く追ったことでレースまでに上積みがあってもおかしくないでしょう。

時計だけ見たらこれまで以上の一変があるかもしれません。

確認できる方は当日のパドックや返し馬から状態をチェックしてみてください。

ジューンオレンジ

ジューンオレンジ 4月16日(水) 評価C
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  54.740.112.7馬なり
1週前栗東坂路(良)  52.639.112.7一杯
前走最終栗東坂路(不良)  53.438.712.4馬なり

ジューンオレンジは栗東坂路で単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで追い、全体時計54秒7-上がり1F12秒7の時計で軽めに仕上げています。

1週前の9日にも栗東坂路で追い切りを行い、このときはハリウッドパーク(牝4、1勝クラス)と併せました。

ここでも助手が騎乗し、僚馬よりも3馬身追走する形で一杯に追われ、全体時計52秒6-上がり1F12秒7の時計を記録しましたが、僚馬に半馬身遅れを取りました。

僚馬の真後ろで脚を溜めつつ、要所で交わして先着する内容でしたが、序盤は前脚が高めです。

最初に手前を替えてからはじっと我慢しつつ、ここ一番で横から仕掛けましたが、その時の伸びもそこまで目立ちません。

再度手前を替えて加速しようとしていましたが、スピードに乗り切れずに捉えることができませんでした。

併せたハリウッドパークが格下でなおかつ馬なりだったことを考えると、ここは差し馬らしくあっさり交わして先着してもらいたかったところですが、いまいち伸びが足りなかったのは減点したいです。

ただ、一杯に追ったことで最終追い切りまでに良化する可能性もあるでしょう。

最終追い切りは坂路で馬なりの調整でしたが、1週前同様淡々とした脚さばきでまとめています。

体幹も安定していますし、馬体もまとまっていますが、1週前と比較すると大きな上積みも感じられませんでした。

最終追い切りは可もなく不可もなくでしたが、1週前追い切りが思ったほど鋭くなかったことから、大きな上積みはなさそうですし、本調子かというと微妙なところです。

シンリョクカ

シンリョクカ 4月16日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 67.851.736.711.5馬なり
1週前美浦南W(良)80.664.750.836.611.5一杯
前走最終美浦南W(良) 67.051.637.312.0一杯

昨年の新潟記念(G3)を勝利したシンリョクカは美浦のウッドチップコースでサクセスバラード(牡5、1勝クラス)と併せました。

竹内調教師自ら追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を3馬身半追走し、5F67秒8-上がり1F11秒5の時計で僚馬に半馬身先着しています。

1週前の9日も美浦ウッドで追い切りを行い、このときは皐月賞(G1)に出走するフクノブルーレイク(牡3、オープン)と併せ馬を行っています。

ここでも竹内調教師が手綱を握って、馬場の真ん中から僚馬を6~7馬身追走する形で一杯に追い、6F80秒6-上がり1F11秒5の自己ベストを記録しましたが僚馬に1馬身半遅れを取っていました。

僚馬の内側から追い切りを行いましたが、行きっぷりはあるものの、前脚幅は広くて綺麗なフォームかというと少し難しいところです。

それでも自己ベストを記録しているのは流石ですが、馬なりのフクノブルーレイクにも後れを取っているので、もう少し善戦できれば良かったです。

強く追ったことで最終追い切りまでの良化に期待したいです。

最終追い切りも美浦ウッドで併せ馬を置いて調整し、ここは馬なりで軽めに行いましたが、1週前と比較すると引き続き推進力のある動きを見せています。

少し前脚の幅は大きいですが、それでも柔らかさは感じられますし、1週前と比較すると良化していたので、この馬なりに出し切れそうな状態に仕上がっていました。

セキトバイースト

セキトバイースト 4月16日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東CW(稍重)  53.036.811.0馬なり
前走最終栗東CW(不良)  50.636.311.2馬なり

昨年のチューリップ賞(G2)で2着入線したセキトバイーストは栗東のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して馬なりで4F53秒0-上がり1F11秒0の時計で終いが伸びています。

中間追い切りは3月下旬から再開し、坂路で11本、ウッドで3本の時計を記録しています。

なお、映像はありませんが1週前の9日には今回初めてレースで騎乗する吉田隼人騎手が騎乗し、馬なりで折り合いを確認していました。

最終追い切りはウッドで4F追いでしたが、いつものように少し頭を高くしつつ、首を引きながらの追い切りです。

それでも淡々とした走りを見せていますし、終いも四肢を大きく動かしながら終い2F11秒7-1F11秒0の加速ラップでまとめていました。

1か月ぶりのレースとなりますが、前走のレース感覚も健在ですし、最後までしっかりとした脚取りで走破できているのは良かったです。

初めての福島でどこまでやれるのか、注目したいです。

フィールシンパシー

フィールシンパシー 4月16日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)83.266.852.137.811.5馬なり
前走最終美浦南W(重)84.167.753.238.612.1馬なり

昨年の福島牝馬ステークス(G3)で惜しい2着だったフィールシンパシーは美浦のウッドチップコースでマルテアヴニール(牝3、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の外目から馬なりでマルテアヴニールを10馬身強追走し、6F83秒2-上がり1F11秒5の時計でマルテアヴニールに半馬身先着しています。

中間追い切りは3月20日ごろから再開し、坂路で13本、ウッドで3本の時計を記録しており、坂路ベースの調整が行われています。

なお、映像はありませんが、1週前の9日には主戦の横山琉人騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで折り合いを確認していました。

最終追い切りは美浦ウッドで併せ馬を置いて軽めに調整を行いましたが、シャドーロールの影響もあり、コーナーワークから集中力の高い動きを見せています。

直線に入ってからも活気ある動きで終い2F12秒6-1F11秒5の時計でまとめることができましたが、外から追ったマルテアヴニールともう1頭にはじりじり差を詰められ、最終的には3頭併入でした。

それでも昨年の福島牝馬ステークスの追い切りが外ラチ沿いからとはいえ馬なりで6F85秒8-上がり1F12秒1だったので出来は遜色ないと思いますし、コース適性があるので現状でも好走に期待できそうです。

フェアエールング

フェアエールング 4月16日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)81.865.350.636.711.8馬なり
前走最終小倉ダート(良) 68.853.739.612.2馬なり

小倉牝馬ステークス(G3)を勝利したフェアエールングは美浦のウッドチップコースで単走を行いました。

助手が騎乗して外ラチ沿いから馬なりで6F81秒8-上がり1F11秒8の自己ベストで走破しています。

前走小倉牝馬ステークスから約3か月ぶりのレースとなりますが、中間追い切りは3月末から再開し、坂路で軽めの追い切りを10本、ウッドで3本の時計を記録しています。

最終追い切りも引き続き馬なりで軽めの調教でしたが、頭を少し低くしながらも前向きな動きを見せていました。

馬具の効果もあるかもしれませんが、前方に集中しながら追えていますし、最後まで大きな歩様で走破しています。

終いも3F12秒9-2F12秒0-1F11秒8で段階的に加速していましたし、何よりも外ラチ沿いから単走、馬なりで自己ベストを記録できているのも好感触です。

久々のレースでしたが休み明けでもすぐに出し切れる状態に仕上がっていますし、重賞連勝にも期待できそうでした。いい仕上がりです。

ペイシャフラワー

ペイシャフラワー 4月16日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切栗東坂路(良)  55.139.112.1馬なり
前走最終栗東坂路(不良)  55.239.512.4馬なり

ペイシャフラワーは栗東坂路で単走を行いました。

前走に引き続きコンビを組む永島まなみ騎手が追い切りに騎乗し、馬なりで4F55秒1-上がり1F12秒1の時計で軽くまとめています。

中間追い切りは3月末から再開し、坂路で10本、ウッドで1本の追い切りを行っています。

なお、映像はありませんが1週前のウッド追いでも永島騎手が騎乗し、ジャストキングダム(牡3、未勝利)と併せて馬場の真ん中から僚馬を4馬身追走する形で一杯に追い、6F80秒3-上がり1F10秒9の時計で僚馬に1馬身先着しています。

1週前に強く追ったため、最終追い切りは馬なりで軽めの調整でしたが、少し頭が高くて首も傾きながらの追走です。

中盤以降は視線を前の方に向けて力のこもった動きを見せていますが、それまでの動きは少し掛かり気味でした。

それでも、抑えられないほどではなかったですし、中盤以降は集中力のある動きを見せているのは悪くありません。

1週前に一杯に追った影響もあるのか、馬なりでも力強さは見られましたし、ハマれば出し切れそうです。

ホーエリート

ホーエリート 4月16日(水) 評価A
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良)83.467.452.637.411.6馬なり
1週前美浦南W(良)83.666.851.336.711.4馬なり
前走最終美浦南W(重)83.967.152.138.112.0馬なり

重賞で2着が2回のホーエリートは美浦のウッドチップコースでアスクサヴァイバル(牡3、未勝利)ともう1頭の馬(名称不明)と3頭併せを行いました。

久々にコンビを組む原騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりでアスクサヴァイバルを4馬身半追走し、6F83秒4-上がり1F11秒6の時計でアスクサヴァイバルと同時併入しています。

1週前の9日にも美浦ウッドで追い切りを行い、このときはラファールドール(セ4、1勝クラス)と併せました。

ここでも原騎手が騎乗し、馬場の真ん中から馬なりで僚馬を2馬身追走し、6F83秒6-上がり1F11秒4の時計で1馬身先着しています。

僚馬の外目からの追い切りでしたが、コーナーワークでは上手に体を駆使しながら周回しています。

直線で手前を替える際は少し息を入れながらでしたが、僚馬と並びかけてからは追い出しに入ってあっさり交わして先着できているように、差し馬らしい動きでまとめることができました。

ラップも終い2F12秒0-から1F11秒4で加速できていますし、好状態といえるでしょう。

最終追い切りも2頭併せで僚馬の外目から立ち回っていますが、1週前同様スピード感ある動きで先行していた僚馬に迫っています。

直線に入ってからは1週前同様少し息を入れましたが、最後は大きな歩様で併入まで持ち込みました。

2週続けて好感のある動きができていますし、好走した前走中山牝馬ステークス(G3)とほとんど差のない仕上がりでした。

現状でも力を引き出せそうです。

ミスカッレーラ

ミスカッレーラ 4月16日(水) 評価E(測定不能)
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切船橋外(良)  48.736.011.7一杯
前走最終船橋外(良)  48.836.9 強め

地方船橋から参戦するミスカッレーラは船橋の外回りコースで調教を行いました。

馬場の3分どころから一杯に追い、4F48秒7-上がり1F11秒7の時計で強く追っています。

中間追い切り本数は確認できませんでしたが、2日と8日調教を行っており、このうち8日は外回りコースで馬場の真ん中から強めに追い、4F49秒8-上がり1F12秒2の時計で負荷を掛けました。

最終追い切りも強く追いましたが、地方競馬の平均追い切り時計に関しては現状何とも言えません。

また、追い切り映像が確認できなかったため、動きや馬体の仕上がり具合も分かりませんでした。

判断材料が乏しいため、今回はE評価(測定不能)とさせていただきます。

ライラック

ライラック 4月16日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 67.351.937.211.1馬なり
1週前美浦南W(良) 67.952.337.411.5馬なり
前走最終美浦南W(稍重)83.466.551.737.011.3馬なり

ライラックは美浦のウッドチップコースでアッティラ(牡5、2勝クラス)と2頭併せを行いました。

助手が騎乗して馬場の2分どころから馬なりで僚馬を1馬身追走し、5F67秒3-上がり1F11秒1の時計で同時併入しています。

1週前の10日にも美浦ウッドでアッティラと併せています。

このときは今回もレースで騎乗する石川騎手が追い切りに騎乗し、馬場の外目から馬なりで僚馬を1馬身追走し、5F67秒9-上がり1F11秒5の時計で1馬身先着しました。

3頭併せのもっとも内目から追走しましたが、少し視線は下方向に向けながらも集中した動きを見せ、直線でも強めに追われたアッティラをあっさり交わして先着しており、重賞馬らしい動きを見せています。

1週前追い切りの時点では大きな上積みはありませんが、要所の動きは悪くありませんし、無駄のない走りができていました。

最終追い切りも2頭併せで僚馬の内から立ち回りましたが、首を引き気味にしながらもリズムよくコーナーを周回しています。

直線に入ってからも一定のフォームで動けており、僚馬が迫ってからは自ら四肢の回転を引き上げ、最後は終い2F12秒2-1F11秒1で併入でした。

この最終追い切りではアッティラもいい脚を使って先に抜け出したライラックに迫りましたが、僚馬に追われてからの反応は素早く、最後まで粘り強い走りができている点は良かったです。

最終的には併入まで持ち込まれたため、最良の仕上がりというわけではなさそうですが、それでも1か月ぶりのレースでもレースセンスは健在でしたし、ハマれば自慢の追込競馬に期待できるのではないでしょうか。

ラズベリームース

ラズベリームース 4月16日(水) 評価B
時期場所6F5F4F3F1F脚色
最終追切美浦南W(良) 66.752.238.011.0馬なり
前走最終美浦南W(良)84.668.653.137.711.4一杯

繰り上げ出走となったラズベリームースは美浦のウッドチップコースでイラーナ(牝4、1勝クラス)と併せました。

助手が騎乗し、馬場の3分どころから馬なりで僚馬より1馬身先行し、5F66秒7-上がり1F11秒0の時計でまとめています。

中間追い切りは3月末に再開し、ウッドに特化した追い切りを21本行いました。

なお、映像はありませんが1週前の9日には美浦ウッドで今回同レースに出走するアスコルティアーモ(牝5、オープン)と併せており、馬場の2分どころから僚馬を2馬身追走する形で直線一杯に追われ、6F82秒8-上がり1F10秒6で伸びていましたが僚馬に半馬身遅れています。

1週前に一杯に追ったため、最終追い切りは馬なりの調整でしたが、JRAレーシングビュアーに追い切り映像が上がっていなかったので、動きや馬体の確認はできませんでした。

馬なりなので全体時計もそこまで目立つものではありませんが、終いに関しては2F12秒3から1F11秒0なので瞬発力ある動きができていたように感じます。

1週前追い切りでも一杯に追われて終い2F12秒1から1F10秒6の素晴らしい時計を刻んでいることから、末脚勝負になればワンチャンスあるかもしれません。

飛び級の挑戦で相手は強敵ですが、追い切り時計は悪いものではなかったので、初めての福島&芝1,800m戦でどこまでやれるか注目したいです。

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福島牝馬ステークス2025追い切り評価ランキング

評価馬名
アスコルティアーモ
アマイ
グランスラムアスク
セキトバイースト
フェアエールング
ホーエリート
ガジュノリ
シンリョクカ
フィールシンパシー
ペイシャフラワー
ライラック
ラズベリームース
アドマイヤマツリ
アリスヴェリテ
エミュー ※取消
ジューンオレンジ
 
E(測定不能)ミスカッレーラ
同評価内は50音順になります。

福島牝馬ステークス2025追い切り映像

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【調教動画】2025年 福島牝馬ステークス|JRA公式

福島牝馬ステークス2025の最終予想

福島牝馬ステークス2025の最終予想はこちらの記事で発表するので、合わせてお読みください。

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